JP6153691B1 - 内視鏡用コネクタ - Google Patents

内視鏡用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6153691B1
JP6153691B1 JP2017513010A JP2017513010A JP6153691B1 JP 6153691 B1 JP6153691 B1 JP 6153691B1 JP 2017513010 A JP2017513010 A JP 2017513010A JP 2017513010 A JP2017513010 A JP 2017513010A JP 6153691 B1 JP6153691 B1 JP 6153691B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
endoscope
metal member
ultrasonic
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017513010A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017038150A1 (ja
Inventor
和也 雑賀
和也 雑賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6153691B1 publication Critical patent/JP6153691B1/ja
Publication of JPWO2017038150A1 publication Critical patent/JPWO2017038150A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00112Connection or coupling means
    • A61B1/00121Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
    • A61B1/00124Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle electrical, e.g. electrical plug-and-socket connection
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • A61B8/445Details of catheter construction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/56Details of data transmission or power supply
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

内視鏡用コネクタは、外装筐体と、外装筐体の取付用孔に取り付けられる電気コネクタと、外装筐体内部に配置される第1金属部材と、電気コネクタに取り付けられる第2金属部材と、第1,第2金属部材間に挟持されるとともに、第1,第2金属部材間を電気的に絶縁する絶縁部材本体661と、絶縁部材本体661に固定されるコンデンサ67と、絶縁部材本体661に固定され、コンデンサ67の一方の足671に導通するとともに、第1金属部材に当接して第1金属部材に導通する第1導通部材68と、絶縁部材本体661に固定され、コンデンサ67の他方の足に導通するとともに、第2金属部材に当接して第2金属部材に導通する第2導通部材とを備える。

Description

本発明は、内視鏡用コネクタに関する。
従来、被検体内に挿入される挿入部を有する超音波内視鏡と、挿入部の先端に設けられた超音波振動子からの信号を処理する超音波観測装置、及び挿入部の先端に設けられた撮像素子からの信号を処理する内視鏡観察装置とを内視鏡用コネクタを介して接続した内視鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の内視鏡用コネクタ(コネクタ部)は、取付用孔を有する外装筐体と、当該取付用孔に取り付けられる超音波コネクタとを備える。また、外装筐体内部には、内視鏡観察装置側の患者GNDに接続される金属である第1金属部材(コネクタ部本体)と、超音波コネクタに取り付けられ、超音波観測装置側の接地GND金属である第2金属部材(金属部材)とが配設される。そして、第1,第2金属部材は、超音波観測装置にて生成される超音波画像をノイズの少ない良好な画像とし、かつ、電気的な安全性を確保するために、互いに電気的に分離されているとともに、コンデンサを介して高周波的に電気接続されている。
特開2007−185392号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内視鏡用コネクタでは、コンデンサを介して第1,第2金属部材間を高周波的に電気接続する際、コンデンサと第1金属部材間、及びコンデンサと第2金属部材間をそれぞれリード線で接続している。このため、内視鏡用コネクタを組み立てるにあたって、リード線の接続作業を行う必要があるため、組立性を向上させることが難しい、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組立性を向上させることができる内視鏡用コネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る内視鏡用コネクタは、内外を連通する取付用孔を有する外装筐体と、前記取付用孔に取り付けられる電気コネクタと、前記外装筐体内部に配置される第1金属部材と、前記電気コネクタに取り付けられる第2金属部材と、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材及び前記第2金属部材の間に挟持されるとともに、前記第1金属部材及び前記第2金属部材間を電気的に絶縁する絶縁部材と、前記絶縁部材に固定されるコンデンサと、前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの一方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材に当接して前記第1金属部材に導通する第1導通部材と、前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの他方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通する第2導通部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡用コネクタは、上記発明において、前記第1導通部材は、フィンガーで構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡用コネクタは、上記発明において、前記第2導通部材は、フィンガーで構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡用コネクタは、上記発明において、前記絶縁部材は、少なくとも前記コンデンサの一方の足、または他方の足を覆う被覆部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡用コネクタは、上記発明において、前記被覆部の肉厚は、0.4mm以上であることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡用コネクタは、上記発明において、前記絶縁部材は、内部に前記電気コネクタの一部が収納される容器状に形成され、前記第2導通部材は、前記電気コネクタの一部が前記絶縁部材内部に収納された状態で、前記電気コネクタに固定された前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通することを特徴とする。
本発明に係る内視鏡用コネクタでは、第1,第2金属部材間に絶縁部材を介在させることにより、第1,第2金属部材間を電気的に絶縁する。また、絶縁部材にコンデンサ及び第1,第2導通部材を固定することにより、電気コネクタを取付用孔に取り付けた際に、コンデンサを介して第1,第2金属部材を高周波的に電気接続する。
したがって、本発明に係る内視鏡用コネクタによれば、電気コネクタを取付用孔に取り付けるだけで、コンデンサを介して第1,第2金属部材間を高周波的に電気接続することができ、組立性を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡システムを模式的に示す図である。 図2は、図1に示した操作部内部における撮像ケーブルの配線状態を示す図である。 図3は、図1に示した内視鏡用コネクタを前側でかつ左上側から見た斜視図である。 図4は、図3に示した内視鏡用コネクタから超音波コネクタを取り外した状態を示す斜視図である。 図5は、図3及び図4に示した外装筐体内部におけるUSケーブルの配線状態を示す図である。 図6は、図3及び図4に示した外装筐体内部におけるUSケーブルの配線状態を示す図である。 図7は、図3に示した内視鏡用コネクタから超音波コネクタを取り外し、当該超音波コネクタを外装筐体内部側から見た斜視図である。 図8は、図7に示した超音波コネクタに第2金属部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図9は、図8に示した超音波コネクタに絶縁部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図10は、図9に示した絶縁部材本体を外装筐体内部側から見た斜視図である。 図11は、図9に示した絶縁部材本体を超音波コネクタ側から見た斜視図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
〔内視鏡システムの概略構成〕
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡システム1を模式的に示す図である。
内視鏡システム1は、超音波内視鏡を用いて人等の被検体内の超音波診断を行うシステムである。この内視鏡システム1は、図1に示すように、内視鏡2と、超音波観測装置3と、内視鏡観察装置4と、表示装置5とを備える。
内視鏡2は、一部を被検体内に挿入可能とし、被検体内の体壁に向けて超音波パルスを送信するとともに被検体にて反射された超音波エコーを受信してエコー信号を出力する機能、及び被検体内を撮像して画像信号を出力する機能を有する超音波内視鏡である。
なお、内視鏡2の詳細な構成については、後述する。
超音波観測装置3は、超音波ケーブル31(図1)を介して内視鏡2に電気的に接続し、超音波ケーブル31を介して内視鏡2にパルス信号を出力するとともに内視鏡2からエコー信号を入力する。そして、超音波観測装置3は、当該エコー信号に所定の処理を施して超音波画像を生成する。
内視鏡観察装置4には、内視鏡2の後述する内視鏡用コネクタ6(図3参照)が着脱自在に接続される。この内視鏡観察装置4は、図1に示すように、ビデオプロセッサ41と、光源装置42とを備える。
ビデオプロセッサ41は、内視鏡用コネクタ6を介して内視鏡2に制御信号を出力するとともに、内視鏡用コネクタ6を介して内視鏡2からの画像信号を入力する。そして、ビデオプロセッサ41は、当該画像信号に所定の処理を施して内視鏡画像を生成する。
光源装置42は、内視鏡用コネクタ6を介して被検体内を照明する照明光を内視鏡2に供給する。
表示装置5は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成され、超音波観測装置3にて生成された超音波画像や、内視鏡観察装置4にて生成された内視鏡画像等を表示する。
〔内視鏡の構成〕
内視鏡2は、図1に示すように、挿入部21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23と、内視鏡用コネクタ6とを備える。
ここで、内視鏡2内部(挿入部21、操作部22、ユニバーサルケーブル23、及び内視鏡用コネクタ6内部)には、具体的な図示は省略したが、光源装置42から供給された照明光を伝送するライトガイド、超音波観測用(パルス信号やエコー信号の伝送用)のUSケーブル、及び内視鏡観察用(制御信号や画像信号等の伝送用)の撮像ケーブルC1(図2参照)等が引き回されている。
挿入部21は、被検体内に挿入される部分である。この挿入部21は、図1に示すように、先端に設けられる超音波探触子211と、超音波探触子211の基端側(操作部22側)に連結される硬性部材212と、硬性部材212の基端側に連結され湾曲可能とする湾曲部213と、湾曲部213の基端側に連結され可撓性を有する可撓管部214とを備える。
ここで、挿入部21内部(硬性部材212、湾曲部213、及び可撓管部214)には、具体的な図示は省略したが、上述したライトガイド、USケーブル、及び撮像ケーブルC1(図2参照)の他、各種処置具(例えば、穿刺針等)が挿通される処置具チューブ等が引き回されている。
超音波探触子211は、図1に示す例では、コンベックス型の超音波探触子であり、複数の超音波振動子(図示略)が凸型の円弧を形成するように規則的に配列された構成を有する。
ここで、超音波振動子は、音響レンズ、圧電素子、及び整合層を有し、被検体内の体壁よりも内部の超音波断層画像に寄与する超音波エコーを取得する。
そして、超音波探触子211は、上述したUSケーブル、及び超音波ケーブル31を介して、超音波観測装置3から入力したパルス信号を超音波パルスに変換して被検体内に送信する。また、超音波探触子211は、被検体内で反射された超音波エコーを電気的なエコー信号に変換し、上記USケーブル、及び超音波ケーブル31を介して超音波観測装置3に出力する。
硬性部材212は、樹脂材料から構成された硬質部材であり、略円柱形状を有する。
ここで、硬性部材212には、具体的な図示は省略したが、観察窓、照明窓、及び処置具通路等が形成されている。
これら観察窓、照明窓、及び処置具通路は、硬性部材212の基端(操作部22側の端部)から先端に向けて貫通した孔であり、具体的には以下の機能を有する。
観察窓は、被検体内の光学像を取得するための孔である。そして、観察窓内部には、上述した撮像ケーブルC1(図2参照)に接続され、被検体内の光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子(図示略)と、対物レンズ(図示略)が結合した状態で挿通されている。当該撮像素子から出力された画像信号は、上述した撮像ケーブルC1(図2参照)を介して内視鏡観察装置4(ビデオプロセッサ41)に伝送される。
照明窓は、被検体内に照明光を照射するための孔である。そして、照明窓内部には、上述したライトガイドの出射端側が挿通されている。
処置具通路は、各種処置具を外部に突出させるための孔である。そして、処置具通路には、上述した処置具チューブが接続される。
操作部22は、挿入部21の基端側に連結され、医師等からの各種操作を受け付ける部分である。この操作部22は、図1に示すように、湾曲部213を湾曲操作するための湾曲ノブ221と、各種操作を行うための複数の操作部材222とを備える。
また、操作部22には、上述した処置具チューブに連通し、当該処置具チューブに各種処置具を挿通するための処置具挿入口223が形成されている。
図2は、操作部22内部における撮像ケーブルC1の配線状態を示す図である。
ここで、操作部22内部において、撮像ケーブルC1(図2)は、以下のように配線されている。
撮像ケーブルC1は、図2に示すように、第1撮像ケーブルC11と、第2撮像ケーブルC12とを備える。
第1撮像ケーブルC11は、一端が上述した撮像素子に電気的に接続され、複数回、蛇行を繰り返しながら、他端が操作部22内部に配設される中継基板Rbに電気的に接続される。そして、第1撮像ケーブルC11は、上述した撮像素子と中継基板Rbとの間で画像信号や制御信号の伝送を行う。なお、図2では、中継基板Rbを一点鎖線で図示したが、当該中継基板Rbは、箱形状を有し、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続されたシールド部材Sh1内部に配設されている。
第2撮像ケーブルC12は、一端が中継基板Rbに電気的に接続され、他端が内視鏡用コネクタ6内部に配設された後述する第1回路基板Cb1(図5参照)に電気的に接続される。そして、第2撮像ケーブルC12は、中継基板Rbと第1回路基板Cb1との間で画像信号や制御信号の伝送を行う。
上述した第1,第2撮像ケーブルC11,C12の各シールド(例えば、編組シールド等)には、図2に示すように、ジャンパ線J1,J2の各一端がそれぞれ電気的に接続されている。そして、ジャンパ線J1,J2の各他端は、ラグ端子R1,R2を介して、シールド部材Sh1に対して、ネジScにより共締めされている。
すなわち、第1,第2撮像ケーブルC11,C12の各シールドは、同電位性が確保されているとともに、患者GNDと同電位に接続されている。
ユニバーサルケーブル23は、一端が操作部22に接続し、上述したライトガイド、USケーブル、及び撮像ケーブル(第2撮像ケーブルC12)の他、操作部22への各種操作(例えば、内視鏡画像のフリーズ、レリーズ、及びエッジ強調を指示する操作や、光源装置42の調光を指示する操作等)に応じた操作信号を伝送するリモートスイッチケーブルが内設されたケーブルである。
内視鏡用コネクタ6は、ユニバーサルケーブル23の他端に設けられ、超音波観測装置3に接続された超音波ケーブル31、及び内視鏡観察装置4(ビデオプロセッサ41及び光源装置42)と接続するためのコネクタである。
〔内視鏡用コネクタの構成〕
次に、内視鏡用コネクタ6の構成について説明する。
以下では、内視鏡用コネクタ6を内視鏡観察装置4に接続した際の姿勢を基準に、当該姿勢での上側を「上」、当該姿勢での下側を「下」、内視鏡観察装置4に近接する側を「前」、内視鏡観察装置4から離間する側を「後」、当該姿勢で前側から見た際の左側を「左」、当該姿勢で前側から見た際の右側を「右」とする。
図3は、内視鏡用コネクタ6を前側でかつ左上側から見た斜視図である。図4は、図3に示した内視鏡用コネクタ6から超音波コネクタ63を取り外した状態を示す斜視図である。
また、図3及び図4では、内視鏡用コネクタ6の上述した「上下」、「前後」、及び「左右」を識別するために、XYZ直交座標を図示している。ここで、+Z軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「上方向」である。+X軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「左方向」である。+Y軸方向は、内視鏡用コネクタ6の「前方向」である。
内視鏡用コネクタ6は、図3または図4に示すように、外装筐体61と、プラグ部62と、超音波コネクタ63(図3)と、第1金属部材64(図4)と、第2金属部材65(図8参照)と、絶縁部材66(図9〜図11参照)とを備える。
外装筐体61は、図3または図4に示すように、前後方向(Y軸方向)に延びる略円筒形状を有する。そして、外装筐体61は、後側の開口部分を介して、ユニバーサルケーブル23(上述したライトガイド、USケーブル、撮像ケーブル(第2撮像ケーブルC12)、及びリモートスイッチケーブル等)が内部に挿通される。また、外装筐体61の後側には、図3または図4に示すように、折れ止め部材611が設けられている。
以上説明した外装筐体61の側面には、図3または図4に示すように、+X軸方向に膨出する膨出部612が形成されている。
この膨出部612は、外装筐体61内部に連通し、中空形状を有する。そして、この膨出部612には、図3または図4に示すように、開口面がYZ平面内に位置し、外装筐体61内外を連通する取付用孔612Aが形成されている。この取付用孔612Aは、超音波コネクタ63が取り付けられる孔である。
図5及び図6は、外装筐体61内部におけるUSケーブルC2の配線状態を示す図である。具体的に、図5は、当該配線状態を図3または図4で示した右側から見た図である。図6は、当該配線状態を図3または図4で示した上側から見た図である。
ここで、外装筐体61内部には、図5または図6に示すように、第1回路基板Cb1(図5)と、第2回路基板Cb2(図5)と、シールドケースSh2(図5)等が配設されている。
第1,第2回路基板Cb1,Cb2は、外装筐体61内部において、XY平面に略平行な姿勢で、Z軸方向に互いに対向した姿勢で、第1金属部材64に支持されている。なお、図5及び図6では、説明の便宜上、第1金属部材64の一部のみを図示し、その他の部分については図示を省略している。
第1回路基板Cb1は、図5に示すように、プラグ部62の各第1,第2電気接点621A,622Aに対して信号ケーブルC3を介して電気的に接続するとともに、第2撮像ケーブルC12の他端が接続される。なお、図5では、第1回路基板Cb1を一点鎖線で図示したが、当該第1回路基板Cb1は、箱形状を有し、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続されたシールド部材Sh3内部に配設されている。
第2回路基板Cb2は、図5に示すように、外装筐体61内部において、第1回路基板Cb1に平行となる姿勢で配設される。また、第2回路基板Cb2は、具体的な図示は省略したが、信号ケーブルを介して第1回路基板Cb1との間で信号の伝送を可能に電気的に接続するとともに、操作部22からユニバーサルケーブル23を介して外装筐体61内部まで引き回された上述したリモートスイッチケーブルが接続される。具体的に、リモートスイッチケーブルは、フレキシブル基板Fp(図5,図6)に接続される。そして、フレキシブル基板Fpは、第2回路基板Cb2の後側から、当該第2回路基板Cb2に実装されたFPC(Flexible Printed Circuits)コネクタ(図示略)に接続される。なお、図5及び図6では、第2回路基板Cb2を一点鎖線で図示したが、当該第2回路基板Cb2は、箱形状を有し、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続されたシールド部材Sh4内部に配設されている。
そして、USケーブルC2は、図5または図6に示すように、外装筐体61内部において、第1回路基板Cb1から離れた位置、すなわち、第2回路基板Cb2の上面に配され、複数回、蛇行を繰り返しながら、超音波コネクタ63側に引き回される。
すなわち、第1,第2回路基板Cb1,Cb2を比較した場合に内視鏡観察装置4に対して最も近い位置で電気的に接続される第1回路基板Cb1からノイズが発生しやすいところ、当該第1回路基板Cb1から離間した位置でUSケーブルC2を引き回している。このため、USケーブルC2へのノイズの影響を抑制することができ、超音波画像をノイズの少ない良好な画像とすることができる。
USケーブルC2において、上述した蛇行した部分、すなわち、少なくとも90°以下の角度で屈曲した部分には、当該部分の傷付きを防止するために、熱収縮チューブが未収縮の状態で被せられている。なお、USケーブルC2において、外装筐体61内部の他、例えば、操作部22内部からユニバーサルケーブル23内部に引き回される部分等、少なくとも90°以下の角度で屈曲した部分がある場合には、同様に、当該部分に熱収縮チューブを未収縮の状態で被せても構わない。
ここで、第1金属部材64において、第2回路基板Cb2の後側に位置する部分には、図5または図6に示すように、固定ピンPiが取り付けられている。そして、固定ピンPiは、フレキシブル基板FpとUSケーブルC2との間に位置付けられる。
すなわち、固定ピンPiにより、フレキシブル基板FpとUSケーブルC2との機械的な干渉を防止することができ、フレキシブル基板Fpが第2回路基板Cb2に実装されたFPCコネクタから外れてしまうことを防止することができる。
シールドケースSh2は、外装筐体61内面に倣う略円筒形状を有するシールド部材である。そして、シールドケースSh2は、図5に示すように、フィンガーFgを介してシールド部材Sh3に導通している。
すなわち、シールドケースSh2は、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続され、第1,第2回路基板Cb1,Cb2から発生する放射ノイズを低減する。
プラグ部62は、内視鏡観察装置4に挿し込まれ、ビデオプロセッサ41及び光源装置42に接続する部分であり、図3または図4に示すように、外装筐体61における前側の開口部分に取り付けられる。このプラグ部62は、図3または図4に示すように、第1,第2電気コネクタ部621,622と、ライトガイド口金623とを備える。
第1電気コネクタ部621は、図3または図4に示すように、プラグ部62の最も後側に位置し、前後方向に延びる円柱形状を有する。
この第1電気コネクタ部621において、外周面の一部には、周方向に沿って複数の第1電気接点621Aが設けられている。
第2電気コネクタ部622は、図3または図4に示すように、第1電気コネクタ部621の前側に一体形成され、第1電気コネクタ部621の外径寸法よりも小さい外径寸法を有する円柱形状を有する。
この第2電気コネクタ部622において、外周面の一部には、周方向に沿って複数の第2電気接点622Aが設けられている。
以上説明した複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、上述したように、信号ケーブルC3及び第1,第2回路基板Cb1,Cb2を介して、撮像ケーブルC1や上述したリモートスイッチケーブルに電気的に接続する。また、複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、プラグ部62が内視鏡観察装置4に挿し込まれた状態で、ビデオプロセッサ41に電気的に接続する。すなわち、複数の第1,第2電気接点621A,622Aは、撮像ケーブルC1や上述したリモートスイッチケーブルとビデオプロセッサ41とを電気的に接続する部分である。
ライトガイド口金623は、第2電気コネクタ部622における前側の端面に取り付けられ、当該前側の端面から+Y軸方向に突出する。
そして、ライトガイド口金623には、上述したライトガイドの入射端側が挿通される。また、ライトガイド口金623は、プラグ部62が内視鏡観察装置4に挿し込まれた状態で、光源装置42に接続する。すなわち、ライトガイド口金623は、上述したライトガイドと光源装置42とを光学的に接続する部分である。
図7は、内視鏡用コネクタ6から超音波コネクタ63を取り外し、当該超音波コネクタ63を外装筐体61内部側から見た斜視図である。
超音波コネクタ63は、USケーブルC2と超音波ケーブル31とを電気的に接続するための電気コネクタである。この超音波コネクタ63は、図3または図7に示すように、超音波基板631(図7)と、枠部材632と、電気接続部材633(図7)と、スペーサ634(図7)とを備える。
超音波基板631は、略円板形状を有し、表面(外装筐体61内部側の面)に、複数(本実施の形態では、12個)のFPCコネクタ6311(図7)及び複数のピン状端子6312(図3,図7)が実装された基板である。
外装筐体61内部において、図6に示したように超音波コネクタ63側に引き回されたUSケーブルC2の一端は、複数のフレキシブル基板(図示略)に接続される。そして、複数のFPCコネクタ6311には、当該複数のフレキシブル基板(USケーブルC2)が接続される。
複数のピン状端子6312は、超音波基板631の略中央部分において、マトリクス状に配列されている。そして、複数のピン状端子6312は、FPCコネクタ6311及び上述した複数のフレキシブル基板を介してUSケーブルC2に電気的に接続するとともに、超音波ケーブル31が超音波コネクタ63に接続された際に、当該超音波ケーブル31に電気的に接続する。
枠部材632は、図3または図7に示すように、円筒状の金属部材で構成され、超音波ケーブル31側のコネクタに機械的に接続する部分である。そして、枠部材632は、一端側(外装筐体61内部側)の開口部分にて超音波基板631を支持する。
電気接続部材633は、図7に示すように、断面L字形状の金属部材で構成され、断面L字の一端側の部分6331が超音波基板631の表面(外装筐体61内部側の面)に対向する姿勢で、断面L字の他端側の部分6332が枠部材632に接続される。なお、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331と超音波基板631の表面(複数のピン状端子6312)との間には、絶縁シート6333が配設されている。
そして、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331には、USケーブルC2の一端側が固定される。
スペーサ634は、図7に示すように、超音波基板631の外縁部分の一部を覆う略円筒状の金属部材(シールド部材)であり、枠部材632の一端側(外装筐体61内部側)に固定される。
第1金属部材64は、図4または図5に一部を図示したように、外装筐体61内部において、前後方向(Y軸方向)に延びる補強用の金属フレームであり、上述したように、第1,第2回路基板Cb1,Cb2等を支持する。そして、第1金属部材64は、内視鏡観察装置4側の患者GNDと同電位に接続される。
図8は、図7に示した超音波コネクタ63に第2金属部材65を取り付けた状態を示す斜視図である。
第2金属部材65は、図8に示すように、容器状に形成され、超音波基板631の外縁部分の一部(スペーサ634にて覆われていない外縁部分)、及び超音波基板631の表面を覆うように枠部材632にネジ等により固定される。すなわち、超音波基板631は、枠部材632、電気接続部材633、スペーサ634、及び第2金属部材65にて周囲を覆われていることによりほぼ完全にシールドされ、外来ノイズに強い構造になっている。
そして、上述した枠部材632、電気接続部材633、スペーサ634、及び第2金属部材65は、超音波ケーブル31を介して超音波観測装置3側の接地GNDと同電位に接続される。
この第2金属部材65の側面部分において、枠部材632に固定された際に、電気接続部材633に対向する側面部分には、図8に示すように、USケーブルC2の一端側を第2金属部材65内部に挿通するための切欠部651が形成されている。
図9は、図8に示した超音波コネクタ63に絶縁部材66を取り付けた状態を示す斜視図である。
絶縁部材66は、絶縁性材料から構成され、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁する部材である。そして、絶縁部材66は、図9に示すように、絶縁部材本体661と、保護部材662とを備える。
図10は、絶縁部材本体661を外装筐体61内部側から見た斜視図である。図11は、絶縁部材本体661を超音波コネクタ63側から見た斜視図である。
絶縁部材本体661は、図9ないし図11に示すように、有底円筒形状を有し、内部に超音波コネクタ63の一部が収納された状態で、スペーサ634または第2金属部材65を介して枠部材632にネジ等により固定される。超音波コネクタ63の一部が絶縁部材本体661の内部に収納された状態では、絶縁部材本体661は、第2金属部材65全体を覆う。そして、絶縁部材本体661は、超音波コネクタ63が取付用孔612Aに取り付けられた状態で、第1,第2金属部材64,65間に介装され(挟持され)、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁する。
この絶縁部材本体661において、底面部分には、図10または図11に示すように、収納部6611(図10)と、第1凹部6612(図10)と、第2凹部6613(図11)と、切欠部6614とが形成されている。
収納部6611は、絶縁部材本体661における底面部分の外側面(外装筐体61内部側の面)に形成されている。この収納部6611は、図10に示すように、当該外側面から突出して互いに平行に延びる第1,第2壁部6611A,6611Bと、当該外側面から突出し第1,第2壁部6611A,6611B間を接続する第3壁部6611Cと、当該外側面に平行に延び第1〜第3壁部6611A〜6611C間に架設される閉塞部6611Dとで構成されている。すなわち、収納部6611は、第3壁部6611Cから離間した側に開口部6611Eを有し、開口部6611Eを介して所定の部材を収納可能に構成されている。
そして、収納部6611内部には、図10に示すように、開口部6611Eを介して、コンデンサ67が配設されている。
なお、第1,第2壁部6611A,6611Bは、絶縁部材本体661が枠部材632に固定された状態で、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331と同方向に延びるように形成されている。
第1凹部6612は、図10に示すように、絶縁部材本体661における底面部分の外側面に形成された凹部であり、開口部6611Eに隣接した位置に形成されている。
そして、第1凹部6612には、図10に示すように、本発明に係る第1導通部材として機能する第1フィンガー68が固定されている。また、収納部6611内部に配設されたコンデンサ67の一方の足671は、開口部6611Eを介して収納部6611外部に引き出され、第1凹部6612に固定された第1フィンガー68に対して半田等により固定されている。
第2凹部6613は、図11に示すように、絶縁部材本体661における底面部分の内側面(超音波コネクタ63側の面)に形成された凹部であり、第3壁部6611Cに近接した位置に形成されている。また、第2凹部6613には、収納部6611内部に連通する連通孔6613Aが形成されている。
そして、第2凹部6613には、図11に示すように、本発明に係る第2導通部材として機能する第2フィンガー69が固定されている。また、収納部6611内部に配設されたコンデンサ67の他方の足672は、連通孔6613Aを介して第2凹部6613内部に引き出され、第2凹部6613に固定された第2フィンガー69に対して半田等により固定されている。
そして、第2フィンガー69は、絶縁部材本体661が枠部材632に固定された状態で、第2金属部材65に当接して第2金属部材65に導通する。また、第1フィンガー68は、超音波コネクタ63が取付用孔612Aに取り付けられた状態で、第1金属部材64に当接して第1金属部材64に導通する。すなわち、第1,第2金属部材64,65は、コンデンサ67を介して高周波的に電気接続されることとなる。
以上説明した絶縁部材本体661は、超音波コネクタ63側から見て、コンデンサ67の一方の足671及び第1フィンガー68を覆う(図11)。また、絶縁部材本体661は、外装筐体61内部側から見て、コンデンサ67の他方の足672及び第2フィンガー69を覆う(図10)。すなわち、絶縁部材本体661は、本発明に係る被覆部としての機能を有する。
そして、絶縁部材本体661の略全体は、その肉厚が0.4mm以上となるように形成されている。
切欠部6614は、図10または図11に示すように、絶縁部材本体661の側面部分の一部が切り欠かれた部分であり、絶縁部材本体661が枠部材632に固定された状態で、第2金属部材65の切欠部651に対向する位置に形成されている。そして、USケーブルC2の一端側は、切欠部6614(651)を介して絶縁部材本体661(第2金属部材65)内部に挿通され、電気接続部材633における断面L字の一端側の部分6331に固定される。
保護部材662は、切欠部6614,651を介して絶縁部材本体661及び第2金属部材65内部に挿通されるUSケーブルC2の一端側を保護する部材である。この保護部材662は、図9に示すように、断面L字形状を有し、電気接続部材633に固定されたUSケーブルC2を、断面L字の一端側の部分6621にて図9中、上側(外装筐体61内部側)に折り曲げ、断面L字の他端側の部分6622にて閉塞部6611Dの外面に沿うようにさらに折り曲げた状態で、枠部材632にネジ等により固定される。すなわち、電気接続部材633に固定されたUSケーブルC2の一端側は、保護部材662により、略U字形状を有する姿勢で固定された状態(図9では破線で図示)となり、略U字部分の曲げR規制、及び規制した曲げRを保持した状態でUSケーブルC2の保護が可能である。
以上説明した本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6では、第1,第2金属部材64,65間に絶縁部材66を介在させることにより、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁する。また、絶縁部材66にコンデンサ67及び第1,第2フィンガー68,69を固定することにより、超音波コネクタ63を取付用孔612Aに取り付けた際に、コンデンサ67を介して第1,第2金属部材64,65を高周波的に電気接続する。
したがって、本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6によれば、超音波コネクタ63を取付用孔612Aに取り付けるだけで、コンデンサ67を介して第1,第2金属部材64,65間を高周波的に電気接続することができ、組立性を向上させることができる、という効果を奏する。
また、本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6では、本発明に係る第1,第2導通部材として、第1,第2フィンガー68,69を採用している。このため、簡素な構成により、コンデンサ67の足671,672と第1,第2金属部材64,65とを確実に導通させることができる。
また、本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6では、本発明に係る被覆部として機能する絶縁部材本体661は、略全体の肉厚が0.4mm以上に設定されている。このため、第1,第2金属部材64,65間を確実に電気的に絶縁することができる。
また、本実施の形態に係る内視鏡用コネクタ6では、絶縁部材本体661は、内部に超音波コネクタ63の一部が収納される容器状に形成されている。このため、絶縁部材本体661を枠部材632に固定するだけで、コンデンサ67の他方の足672(第2フィンガー69)と第2金属部材65とを導通させることができる。したがって、内視鏡用コネクタ6の組立性をさらに向上させることができる。
(その他の実施形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態では、内視鏡システム1は、超音波画像を生成するための機能、及び内視鏡画像を生成するための機能の双方を有していたが、これに限られず、いずれか一方の機能のみを有する構成としても構わない。
上述した実施の形態では、絶縁部材本体661は、容器状に形成されていたが、これに限られず、第1,第2金属部材64,65間を電気的に絶縁することができれば、例えば、絶縁部材本体661の側面部分を省略し、底面部分のみの構成としても構わない。また、収納部6611は、絶縁部材本体661における底面部分の外側面に形成されていたが、これに限られず、絶縁部材本体661における底面部分の内側面に形成した構成としても構わない。
上述した実施の形態では、コンデンサ67は、1つのみ設けられていたが、これに限られず、並列に接続されていれば、2つ以上、設けた構成としても構わない。
上述した実施の形態において、内視鏡システム1は、医療分野に限られず、工業分野において用いられ、機械構造物等の被検体内部を観察する内視鏡システムとしても構わない。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3 超音波観測装置
4 内視鏡観察装置
5 表示装置
6 内視鏡用コネクタ
21 挿入部
22 操作部
23 ユニバーサルケーブル
31 超音波ケーブル
41 ビデオプロセッサ
42 光源装置
61 外装筐体
62 プラグ部
63 超音波コネクタ
64 第1金属部材
65 第2金属部材
66 絶縁部材
67 コンデンサ
68,69 第1,第2フィンガー
211 超音波探触子
212 硬性部材
213 湾曲部
214 可撓管部
221 湾曲ノブ
222 操作部材
223 処置具挿入口
611 折れ止め部材
612 膨出部
612A 取付用孔
621,622 第1,第2電気コネクタ部
621A,622A 第1,第2電気接点
623 ライトガイド口金
631 超音波基板
632 枠部材
633 電気接続部材
651 切欠部
661 絶縁部材本体
662 保護部材
671,672 コンデンサの足
6311 FPCコネクタ
6312 端子
6331,6332 部分
6333 絶縁シート
6611 収納部
6611A〜6611C 第1〜第3壁部
6611D 閉塞部
6611E 開口部
6612,6613 第1,第2凹部
6614 切欠部
6621,6622 部分
C1 撮像ケーブル
C2 USケーブル
C3 信号ケーブル
C11 第1撮像ケーブル
C12 第2撮像ケーブル
Cb1 第1回路基板
Cb2 第2回路基板
Fp フレキシブル基板
Fg フィンガー
J1,J2 ジャンパ線
Pi 固定ピン
R1,R2 ラグ端子
Rb 中継基板
Sc ネジ
Sh1,Sh3,Sh4 シールド部材
Sh2 シールドケース

Claims (7)

  1. 内外を連通する取付用孔を有する外装筐体と、
    前記取付用孔に取り付けられる電気コネクタと、
    前記外装筐体内部に配置される第1金属部材と、
    前記電気コネクタに取り付けられる第2金属部材と、
    前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材及び前記第2金属部材の間に挟持されるとともに、前記第1金属部材及び前記第2金属部材間を電気的に絶縁する絶縁部材と、
    前記絶縁部材に固定されるコンデンサと、
    前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの一方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第1金属部材に当接して前記第1金属部材に導通する第1導通部材と、
    前記絶縁部材に固定され、前記コンデンサの他方の足に導通するとともに、前記電気コネクタが前記取付用孔に取り付けられた状態で、前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通する第2導通部材とを備える
    ことを特徴とする内視鏡用コネクタ。
  2. 前記第1導通部材は、
    フィンガーで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  3. 前記第2導通部材は、
    フィンガーで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  4. 前記絶縁部材は、
    少なくとも前記コンデンサの一方の足、または他方の足を覆う被覆部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  5. 前記被覆部の肉厚は、
    0.4mm以上である
    ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ。
  6. 前記絶縁部材は、
    内部に前記電気コネクタの一部が収納される容器状に形成され、
    前記第2導通部材は、
    前記電気コネクタの一部が前記絶縁部材内部に収納された状態で、前記電気コネクタに固定された前記第2金属部材に当接して前記第2金属部材に導通する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  7. 前記第1金属部材は、
    内視鏡観察装置の患者GNDと同電位に接続されており、
    前記第2金属部材は、
    超音波観測装置の接地GNDと同電位に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
JP2017513010A 2015-08-31 2016-04-12 内視鏡用コネクタ Active JP6153691B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015170676 2015-08-31
JP2015170676 2015-08-31
PCT/JP2016/061806 WO2017038150A1 (ja) 2015-08-31 2016-04-12 内視鏡用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6153691B1 true JP6153691B1 (ja) 2017-06-28
JPWO2017038150A1 JPWO2017038150A1 (ja) 2017-10-05

Family

ID=58188071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017513010A Active JP6153691B1 (ja) 2015-08-31 2016-04-12 内視鏡用コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20180042463A1 (ja)
EP (1) EP3345550A4 (ja)
JP (1) JP6153691B1 (ja)
CN (1) CN107530056B (ja)
WO (1) WO2017038150A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019030489A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 オリンパス株式会社 超音波内視鏡
JP7099891B2 (ja) * 2018-07-06 2022-07-12 オリンパス株式会社 内視鏡用コネクタ及び内視鏡
CN112698504A (zh) * 2020-12-25 2021-04-23 湖南瑞邦医疗科技发展有限公司 一种内窥镜通用连接头
CN112674697A (zh) * 2020-12-25 2021-04-20 湖南瑞邦医疗科技发展有限公司 一种内窥镜系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582211A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujitsu Ltd コネクタの構造
US20050124898A1 (en) * 2002-01-16 2005-06-09 Ep Medsystems, Inc. Method and apparatus for isolating a catheter interface
JP2006067455A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Audio Technica Corp マイクロホンコネクタ
JP2007185392A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Olympus Medical Systems Corp 超音波内視鏡及びこれを用いる超音波内視鏡システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5830124A (en) * 1995-05-18 1998-11-03 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Guide structure for electronic endoscope systems
TW395069B (en) * 1995-08-23 2000-06-21 Connector Systems Tech Nv Connector
US5975958A (en) * 1997-10-14 1999-11-02 The Whitaker Corporation Capactive coupling adapter for an electrical connector
CN202172157U (zh) * 2011-07-08 2012-03-21 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
CN202589652U (zh) * 2012-04-19 2012-12-12 申屠丙花 前列腺疾病诊疗系统

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582211A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujitsu Ltd コネクタの構造
US20050124898A1 (en) * 2002-01-16 2005-06-09 Ep Medsystems, Inc. Method and apparatus for isolating a catheter interface
JP2006067455A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Audio Technica Corp マイクロホンコネクタ
JP2007185392A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Olympus Medical Systems Corp 超音波内視鏡及びこれを用いる超音波内視鏡システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN107530056A (zh) 2018-01-02
US20180042463A1 (en) 2018-02-15
EP3345550A1 (en) 2018-07-11
JPWO2017038150A1 (ja) 2017-10-05
WO2017038150A1 (ja) 2017-03-09
CN107530056B (zh) 2020-05-15
EP3345550A4 (en) 2019-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106886089B (zh) 内窥镜
JP6153691B1 (ja) 内視鏡用コネクタ
JP5973761B2 (ja) ケーブル接続構造
JP6547067B2 (ja) 超音波内視鏡
KR20090121243A (ko) 전자 내시경 장치
US20160028926A1 (en) Endoscope apparatus
CN109414250B (zh) 超声波内窥镜
JP5525780B2 (ja) 電子内視鏡装置
US10517465B2 (en) Cable connection structure and endoscope apparatus
CN106794002B (zh) 超声波探头
JP2016214660A (ja) 医療用カメラヘッド及び医療用カメラ装置
JP6557162B2 (ja) 内視鏡
JP6321917B2 (ja) 撮像装置および電子内視鏡
JP6833636B2 (ja) 超音波内視鏡
JP6132963B2 (ja) ケーブル接続構造、超音波探触子および超音波内視鏡システム
JP3607873B2 (ja) 電子内視鏡装置
WO2018155066A1 (ja) 内視鏡
JP6412840B2 (ja) 内視鏡
JP6081347B2 (ja) 撮像ユニットおよび内視鏡
JP7160865B2 (ja) 医療用カメラヘッド及び医療用カメラ装置
CN215821151U (zh) 电子内窥镜以及手术机器人
JP6033521B1 (ja) 超音波プローブ
JP2019030489A (ja) 超音波内視鏡
JP6952533B2 (ja) 超音波内視鏡
CN113081283A (zh) 电子内窥镜以及手术机器人

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170530

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6153691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250