JP6152814B2 - 電池監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池のそれぞれの状態を監視し制御する技術に関する。
近年では、電動フォークリフト、ハイブリッド車、又は電気自動車などの車両へ実装されるバッテリとして、負荷へ大きな電力を安定して供給するために、複数の電池が並列接続された電池パックが使用される。
また、それら各電池のそれぞれの状態を監視する電池監視装置として、各電池を監視する各監視部の監視結果により、各電池の充放電を許可し又は禁止する上位の制御部を備えた電池パックが使用される。
このような電池監視装置を備えた電池パックにおいて、電池パックを分解し、別の電池を電池パックに組み込むなどの改造等が行われると、電池パック内の電池に不適切な電池が組み合わされることで、不所望の過充電や過放電等が発生し、不具合を生じるおそれがある。そこで、このような改造電池パックの製造や流通を抑止する技術が要望され、種々の技術が提案されている。
例えば、下記の特許文献1には、改造電池パックの製造を防止することができる電池パック等について記載されている。特許文献1に記載の電池パックは、各電池に予め識別標識を与え、各電池を第1電池群と残りの電池の第2電池群とに分類し、検査回路により、第1電池群の電池の識別標識から所定の演算規則に基づいて第2電池群の電池に関する第1データ列を作成し、第2電池群の電池の識別標識を調べて第2データ列を得た後、第1データ列と第2データ列を比較し、不一致の場合、電池パックの機能を停止させる。
特開2012−64426号公報
前述のような電池監視装置を備えた電池パックにおいて、電池パックを分解し、別の電池を電池パックに組み込むなどの改造等により、電池パック内の電池の数が変化すると、不所望の過充電や過放電等が発生し、不具合を生じるおそれがある。そこで、本発明は、このような電池パックの電池の数の変化に対して、不所望の過充電や過放電等が発生することを防ぎ、不具合を生じる可能性を低減させることを目的とする。
本実施形態の電池監視装置は、
電池の状態を監視する複数の監視部と、前記複数の監視部と通信を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記電池の使用開始前に設定された前記監視部の数を保持し、前記電池の使用開始後に、前記制御部と前記複数の監視部との間で伝達信号を転送させて前記監視部の数を認識し、前記使用開始前に保持した前記監視部の数と前記認識した監視部の数とが一致するか否かを判定し、それらの数が異なるとき、前記監視部の数が変化したことを検知することを特徴とする。
これにより、予め設定された電池モジュール数に対応する監視部の正規の数と、電池使用開始時に認識された監視部の数とが異なる場合、電池パックの電池の数の変化に対して、不所望の過充電や過放電等が発生することを防ぐことができる。
本発明によれば、電池パックの改造等による電池パックの電池の数の変化に対して、不所望の過充電や過放電等が発生することを防ぎ、不具合を生じる可能性を低減させることができる。
本実施形態の電池監視装置の構成例を示す図である。 制御部における監視部の数の認識を含む動作例のフローチャートである。 監視部における監視部の数の認識を含む動作例のフローチャートである。 デューティ比と伝達信号との対応の一例を示す図である。 デューティ比と識別情報との対応の一例を示す図である。 デューティ比と監視部の数との対応の一例を示す図である。 デューティ比と通信異常の発生箇所との対応の一例を示す図である。
図1は、本実施形態の電池監視装置の構成例を示す。図1に示す構成例において、電池監視装置1は、5つの電池モジュール2(2−1〜2−5)と、1つの制御部(電池ECU(Electronic Control Unit))3と、メインリレー4とを備える。電池監視装置1は、例えば、電動フォークリフト、ハイブリッド車、又は電気自動車などの車両に搭載され、それらの車両は、電池モジュール2(2−1〜2−5)の電池5によって駆動される。なお、電池モジュール2の数は5つに限定されず、要求される給電量に応じて適宜任意の数の電池モジュール2が備えられる。
各電池モジュール2(2−1〜2−5)は、それぞれ、電池5と、リレー6と、電圧検出部7と、電流検出部8と、温度検出部9と、監視部(監視ECU)10(10−1〜10−5)とを備える。各電池モジュール2(2−1〜2−5)は、互いに並列接続され、車両内の負荷11に電力を供給する。
各電池5は、充電可能な電池であり、例えば、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池などを用いることができる。なお、各電池5は、直列接続された複数の電池の組み合わせにより構成されたものでもよい。
各リレー6は、各電池5の各給電路に設けられ、各リレー6がオンとなり、かつ、各電池5の各給電路が並列に接続された1本の給電路に設けられたメインリレー4がオンとなったとき、各電池5から負荷11への電力供給が可能となる。
各電圧検出部7は、各電池5の電圧を検出するセンサを備え、各電流検出部8は、各電池5へ流れる充電電流や各電池5から流れる放電電流を検出するセンサを備える。各温度検出部9は、各電池5の周辺温度を検出するセンサを備える。
各監視部10(10−1〜10−5)は、それぞれ、リレー制御部12と、記憶部13と、識別情報設定部14と、通信部15とを備える。リレー制御部12、識別情報設定部14、及び通信部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device))等により構成され、記憶部13に記憶されているプログラムを読み出して該プログラムの手順を実行する。
各リレー制御部12は、各リレー6のオン、オフを制御する。各記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、各種情報や各種プログラムを記憶する。
なお、識別情報設定部14を備えるようにし、識別情報設定部14は、自身の識別情報を設定し、その識別情報を記憶部13に記憶させるようにしてもよい。例えば、監視部10−1〜10−5に対して、「101」〜「105」の5つの識別情報を設定する場合、先頭の監視部10−1の識別情報設定部14は、「101」を自身の識別情報として設定し記憶部13に記憶させるようにしてもよい。
2番目の監視部10−2の識別情報設定部14は、「102」を自身の識別情報として設定し記憶部13に記憶させるようにしてもよい。3番目の監視部10−3の識別情報設定部14は、「103」を自身の識別情報として設定し記憶部13に記憶させるようにしてもよい。4番目の監視部10−4の識別情報設定部14は、「104」を自身の識別情報として設定し記憶部13に記憶させるようにしてもよい。最後尾の監視部10−5の識別情報設定部14は、「105」を自身の識別情報として設定し記憶部13に記憶させるようにしてもよい。
各監視部10−1〜10−5の通信部15は、他の監視部10−1〜10−5の通信部15及び制御部3の通信部19と、通信線を介して環状に直列(デイジーチェーン)接続される。各通信部15は、前段の監視部10又は制御部3から送信される伝達信号を受信し、後段の監視部10又は制御部3へ該伝達信号を転送する。
制御部3は、メインリレー4のオン、オフを制御するリレー制御部16と、記憶部17と、監視部10−1〜10−5と通信を行う通信部19とを備える。制御部3は、さらに通信異常箇所特定部18を備えるようにしてもよい。
記憶部17は、不揮発性メモリ(例えば、ROM、フラッシュメモリ、磁気記憶媒体(ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスクなど)、光ディスクなど)やRAMを用いて構成され、各種情報や各種プログラムを記憶する。
リレー制御部16、通信異常箇所特定部18、及び通信部19は、例えば、CPU、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイスなどにより構成され、記憶部17に記憶されたプログラムを読み出して該プログラムの手順を実行する。
制御部3は、監視部10−1〜10−5からそれぞれ送信される識別情報を通信部19により受信し、それら識別情報を記憶部17に記憶させるようにしてもよい。また、制御部3は、記憶部17に記憶させた識別情報を用いて、監視部10−1〜10−5からそれぞれ送信される電池5の状態(例えば、電池5の電圧、電流、及び温度など)を示す情報を通信部19により受信する。
また、制御部3は、受信した情報を基に電池5の状態が予め決められた状態に変移した(例えば、電池5の電圧、電流又は温度等が閾値を超えた)と判定すると、電池5の状態が異常であると判断し、待避走行モード(例えば、車両を徐々に減速させてから停止させる動作モード)に移行させる指示を、車両の走行を制御する上位制御部に送るとともに、一定時間経過後にリレー制御部16によりメインリレー4をオフさせる処理などを実行するようにしてもよい。また、制御部3は、通信異常が発生したと判断した場合でも、待避走行モードに移行させるようにしてもよい。
図1の構成により、複数の監視部10−1〜10−5と一つの制御部3とを備えた電池監視装置1において、複数の監視部10−1〜10−5と一つの制御部3とが直列に環状に接続され、隣接する各監視部10−1〜10−5と制御部3との各間が各通信線で接続され、隣接する各監視部10−1〜10−5と制御部3との各間で、数量を表す伝達信号を各監視部で順次変化させて後段に転送することにより、制御部3は、最後尾の監視部10−5から受信される伝達信号を基に、監視部10の数を認識する。また、該伝達信号により、各監視部10−1〜10−5にそれぞれの識別情報を割り当てて設定させることもでき、或いは、該伝達信号により、各監視部10−1〜10−5の間の通信異常箇所を特定させることもできる。
図2に制御部3における監視部10の数の認識を含む動作例のフローを示す。まず、サービスマンによるディップスイッチやサービスツールの操作等により、制御部3に電池モジュール2の数でもある監視部10−1〜10−5の数を設定する(S201)。
ステップS201で設定された監視部10の数は、記憶部17に記憶され、又は該設定に用いられたディップスイッチ等にそのまま保持される。或いは記憶部17へのソフトウェアの書き込み時に、監視部10−1〜10−5の数を定数として記憶部17に設定され保持されるようにしてもよい。
その後、監視部10が実装された電池モジュール2がユーザによって追加され、電池モジュール2の数が例えば5から6に増やされ、監視部10の数が6の電池パックの使用が開始されたとする。
制御部3は、電池パックの使用開始に伴って、例えば電池パックのメカニカルスイッチ(図示省略)がオンになったことを検知するなどして、電池パックの使用開始を検知すると(S202)、各監視部10−1〜10−5の電源をオン状態にし、先頭の監視部10−1へ監視部の数を認識するための伝達信号S1を送信する(S203)。
なお、監視部の数を認識するための伝達信号S1を送信するのは、電池パックの使用開始を検知するときに限らず、定期的でも良く、また、サービスツール等からの指示があったときでも良い。即ち、電池パックの使用開始後であれば良い。
次に、制御部3は、最後尾の監視部10−5から送信される伝達信号S1を受信すると(S204:YES)、受信した伝達信号S1に対応する監視部10の数を認識して記憶部17に記憶させる(S205)。
そして、ステップS201で予め設定された監視部10の数と、ステップS205で認識された監視部10の数とが一致するか否かを判定し(S206)、一致しない場合(S206:NO)、制御部3は、メインスイッチ4又は各モジュール2内のリレー6をオフ状態にするなどして、各電池5からの電力供給を制限させる(S208)。
なお、電力供給を制限する(S208)ことに代えて、制御部3は、監視部10の数が変化したことを検知しても良い。この場合、さらに、図示しない表示部に監視部10の数が変化したことを通知することで、サービスマンなどが電池の使用を止めることができる。また、制御部3は、監視部10の数が変化したことを検知し、さらに、メインスイッチ4又は各モジュール2内のリレー6をオフ状態にするなどして、各電池5からの電力供給を制限させても良い。
なお、各モジュール2内のリレー6を全てオフ状態にして電力供給を制限するようにした場合、負荷11への電力供給の制限のみならず、各モジュール2間に流れる環流電流をも制限することができる。
ステップS201で予め設定された監視部10の数と、ステップS205で認識された監視部10の数とが一致した場合(S206:YES)、各電池5からの電力供給を制限することなく、各電池5からの電力供給を可能にする。このとき、各監視部10−1〜10−5から送信される各識別情報を記憶部17に記憶させるようにしてもよい(S207)。
また、制御部3は、最後尾の監視部10−5から送信される、通信異常が発生したことを示す伝達信号S2(異常通知用の伝達信号)を受信すると(S204:NO、S209:YES)、その受信した伝達信号S2に応じて通信異常の発生箇所を特定するようにしてもよい(S210)。
また、制御部3は、先頭の監視部10−1へ伝達信号S1を送信してから所定時間が経過しても最後尾の監視部10から伝達信号S1又は伝達信号S2を受信しない場合(S204:NO、S209:NO、S211:YES)、最後尾の監視部10−5と制御部3の間で通信異常が発生していると判断するようにしてもよい(S211)。
図3は、各監視部10における監視部の数の認識を含む動作例のフローを示す。各監視部10−1〜10−5は、前段の監視部10又は制御部3から送信される伝達信号S1を受信すると(S301:YES)、その受信した伝達信号S1を変化させて後段の監視部10又は制御部3へ転送する(S302)。その際に、その受信した伝達信号S1に対応する識別情報を自身の識別情報として割り当て(S303)、自身の識別情報を制御部3へ送信するようにしてもよい(S304)。
また、各監視部10−1〜10−5は、前段の監視部10から送信される伝達信号S2を受信すると(S301:NO、S305:YES)、その受信した伝達信号S2を変化させて後段の監視部10又は制御部3へ送信するようにしてもよい(S306)。
また、各監視部10は、監視部の数の認識処理の開始により、自身の電源がオン状態になってから所定時間が経過しても、前段の監視部10若しくは制御部3から伝達信号S1又は伝達信号S2を受信しない場合(S301:NO、S305:NO、S307:YES)、通信異常が発生したことを示す予め決められた伝達信号S2を送信するようにしてもよい(S308)。
一例として、図4に示すデューティ比と伝達信号S1との対応情報が各監視部10−1〜10−5の各記憶部13にそれぞれ記憶されているものとする。また、図5に示すデューティ比と識別情報との対応情報が、各監視部10−1〜10−5の各記憶部13にそれぞれ記憶されるようにしてもよい。
また、図4に示すデューティ比と伝達信号との対応情報、及び図6に示すデューティ比と監視部の数との対応情報が制御部3の記憶部17に記憶されているものとする。図7に示すデューティ比と通信異常の発生箇所との対応情報が制御部3の記憶部17に記憶されるようにしてもよい。
また、各監視部10−1〜10−5は、伝達信号S1に相当する矩形波を受信すると、その矩形波のデューティ比を+4%変化させて、後段の監視部10又は制御部3へ転送するものとする。また、各監視部10−1〜10−5は、伝達信号S2に相当する矩形波を受信すると、その矩形波のデューティ比を+4%変化させて、後段の監視部10又は制御部3へ転送するようにしてもよい。
このような場合において、監視部の数の認識処理が開始されると、制御部3は、各監視部10−1〜10−5の電源をオン状態にした後、予め決められた伝達信号S1としてデューティ比4%の矩形波を先頭の監視部10−1へ送信する。
次に、監視部10−1は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比4%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比8%の矩形波を後段の監視部10−2へ送信する。そのとき、監視部10−1は、図5に示す情報を参照して、デューティ比4%に対応する「101」を自身の識別情報に割り当てて設定するようにしてもよい。
次に、監視部10−2は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比8%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比12%の矩形波を後段の監視部10−3へ送信する。そのとき、監視部10−2は、図5に示す情報を参照して、デューティ比8%に対応する「102」を自身の識別情報に割り当てて設定するようにしてもよい。
次に、監視部10−3は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比12%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比16%の矩形波を後段の監視部10−4へ送信する。そのとき、監視部10−3は、図5に示す情報を参照して、デューティ比12%に対応する「103」を自身の識別情報に割り当てて設定するようにしてもよい。
次に、監視部10−4は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比16%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比20%の矩形波を後段の監視部10−5へ送信する。そのとき、監視部10−4は、図5に示す情報を参照して、デューティ比16%に対応する「104」を自身の識別情報に割り当てて設定するようにしてもよい。
次に、監視部10−5は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比20%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比24%の矩形波を制御部3へ送信する。そのとき、監視部10−5は、図5に示す情報を参照して、デューティ比20%に対応する「105」を自身の識別情報に割り当てて設定するようにしてもよい。
そして、制御部3は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比24%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、図6に示すデューティ比と監視部の数との対応情報を参照して、デューティ比24%に対応する「5」を監視部10の数として認識し、監視部10の数「5」を記憶部17に記憶させる。その後、制御部3は、監視部10−1〜10−5から送信される識別情報「101」〜「105」を記憶部17に記憶させるようにしてもよい。
次に、監視部10−2と監視部10−3との間の通信線が断線している場合の制御部3及び各監視部10−1〜10−5の動作例について説明する。まず、監視部の数の認識処理が開始されると、制御部3は、監視部10−1〜10−5のそれぞれの電源をオン状態にした後、予め決められた伝達信号S1としてデューティ比4%の矩形波を先頭の監視部10−1へ送信する。
次に、監視部10−1は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比4%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、図5に示す情報を参照して、デューティ比4%に対応する「101」を自身の識別情報として確定するとともに、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比8%の矩形波を後段の監視部10−2へ転送する。
次に、監視部10−2は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比8%の矩形波が伝達信号S1に相当すると判断し、図5に示す情報を参照して、デューティ比8%に対応する「102」を自身の識別情報として設定するとともに、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比12%の矩形波を後段の監視部10−3へ転送する。
次に、監視部10−3は、自身の電源がオン状態になってから所定時間経過するまでの間、伝達信号S1又は伝達信号S2に相当する矩形波を受信しない場合(監視部10−2と監視部10−3の間の通信線の電圧レベルがローレベル又はハイレベルのままである場合)、予め決められた伝達信号S2に相当するデューティ比54%の矩形波を後段の監視部10−4へ送信する。
次に、監視部10−4は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比54%の矩形波が伝達信号S2に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比58%の矩形波を後段の監視部10−5へ転送する。
次に、監視部10−5は、図4に示す情報を参照して、受信したデューティ比58%の矩形波が伝達信号S2に相当すると判断し、受信した矩形波のデューティ比を+4%変化させてデューティ比62%の矩形波を制御部3へ転送する。
そして、制御部3は、図4に示す情報を参照して、最後尾の監視部10−5から転送されるデューティ比62%の矩形波が伝達信号S2に相当すると判断し、図7に示す情報を参照して、受信した矩形波のデューティ比62%に対応する通信異常の発生箇所が「監視部10−2と監視部10−3の間」であると判断する。
なお、監視部10−1〜10−5が変化させる矩形波のデューティ比の変化量は4%に限定されるものではなく、デューティ比の変化が識別される任意の変化量であればよい。また、デューティ比に限らず、矩形波を含む発振信号の周波数、単位時間当たりのパルス数、又は、通信線の電圧等の電気量を変化させるように構成してもよい。また、伝達信号S1、S2に相当する矩形波のデューティ比は、互いに異なる値であればよい。
このように、監視部10の数を認識する処理とともに、各監視部10−1〜10−5に識別情報を割り当てて設定させることもできる。さらには、監視部10の数の認識処理とともに、各監視部10−1〜10−5の通信異常の発生箇所を特定することもでき、また、これらの処理を同時に実施することもでき、通信異常が発生していない場合には、識別情報の設定処理をスピーディに実施することができる。
1 電池監視装置
2 電池モジュール
3 制御部
4 メインリレー
5 電池
6 リレー
7 電圧検出部
8 電流検出部
9 温度検出部
10 監視部
11 負荷
12 リレー制御部
13 記憶部
14 識別情報設定部
15 通信部
16 リレー制御部
17 記憶部
18 通信異常箇所特定部
19 通信部

Claims (5)

  1. 電池の状態を監視する複数の監視部と、
    前記複数の監視部と通信を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記電池の使用開始前に設定された前記監視部の数を保持し、前記電池の使用開始後に、前記制御部と前記複数の監視部との間で伝達信号を転送させて前記監視部の数を認識し、前記使用開始前に保持した前記監視部の数と前記認識した監視部の数とが一致するか否かを判定し、それらの数が異なるとき、前記監視部の数が変化したことを検知する
    ことを特徴とする電池監視装置。
  2. 請求項1に記載の電池監視装置であって、
    前記制御部は、前記使用開始前に保持した前記監視部の数と前記認識した監視部の数とが異なるとき、前記電池の電力供給を制限させる
    ことを特徴とする電池監視装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電池監視装置であって、
    前記複数の各監視部と前記制御部とが直列に環状に接続され、
    前記複数の各監視部は、前段の前記制御部又は前記監視部から受信される、数量を表す伝達信号を順次変化させて、後段の前記監視部又は前記制御部へ転送し、
    前記制御部は、最後段の前記監視部から転送される前記伝達信号に基づいて、前記複数の監視部の数を認識する
    ことを特徴とする電池監視装置。
  4. 請求項3に記載の電池監視装置であって、
    前記複数の各監視部は、前段の前記監視部又は前記制御部から受信される前記伝達信号に対応した識別情報を自身の識別情報として設定する
    ことを特徴とする電池監視装置。
  5. 請求項3又は4に記載の電池監視装置であって、
    前記複数の監視部は、前記伝達信号を受信できない場合、通信異常が発生したことを示す、前記伝達信号と異なる異常通知用の伝達信号を、後段の前記監視部又は前記制御部へ送信するとともに、前段の前記監視部から送信される前記異常通知用の伝達信号を受信すると、該異常通知用の伝達信号を変化させて後段の前記監視部又は前記制御部へ転送し、
    前記制御部は、最後尾の前記監視部から転送される前記異常通知用の伝達信号に応じて、通信異常の発生箇所を特定する
    ことを特徴とする電池監視装置。
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