JP6152059B2 - フレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両 - Google Patents
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《荷台14》
荷台14は角形鋼材を縦横井桁状に組んで溶接して構成された荷台フレーム24を有する。荷台フレーム24にはエキスパンドメタル26が全面に張られている。フレコンバッグ78の外にこぼれた細かい土砂はエキスパンドメタル26の穴から地上に落下させて運搬車両10の外に排出することができる。エキスパンドメタル26は作業者が乗って作業をする強度を有し、また土砂が投入されたフレコンバッグ78の重量を支える強度を有する。荷台フレーム24には多数の支柱15が立設支持されている。支柱15の上端部は自由端とされている。荷台14の幅方向中央部には、車両前後方向に沿って角形鋼材で構成された複数本のガイドレール支柱28が下端部を荷台フレーム24に固定して立設されている。ガイドレール支柱28の上端部には角形鋼材で構成されたセンターガイドレール30が車両前後方向に沿って水平に固定されている。荷台14の最後部には安全柵32が下端部を荷台フレーム24に固定して立設されている。安全柵32には、作業者が荷台14に上り下りするための梯子34が取り付けられている。
1個(1枚)のフレコンバッグ78は4本の支柱15に掛けて取り付けられ、投入口84を開いた状態に支持される。この4本の支柱15は等間隔で環状(ここでは正方形状)に配列されて、支柱環状配列13を構成する。支柱環状配列13の隣接する支柱15,15の相互間の間隔は、該支柱環状配列13の外周長が、フレコンバッグ78の胴回り長よりも幾分長くなるように設定されている。これによりフレコンバッグ78を4本の支柱15の環状配列13に掛けて取り付けたときに、支柱15の弾性変形によりフレコンバッグ78の投入口84はピンと張った状態となり、この状態で土砂の投入を行うことができる。荷台14にはこの4本の支柱15の環状配列13が、車両前後方向に3列、車両左右方向に2列の合計6組、等間隔に配置されている。各支柱環状配列13にはフレコンバッグ78をそれぞれ取り付けることができるので、荷台14には一度に6個のフレコンバッグ78を配置することができる。隣接する支柱環状配列13間には隙間36が設けられている。これにより、土砂が投入されて膨らんだフレコンバッグ78どうしが土砂の投入や荷下ろしの際に互いに邪魔しあわないようになる。
・ガイドパイプ38:外径76.3mm、肉厚7mm、長さ144mmの丸形鋼管
・1組の支柱環状配列13内の隣接するガイドパイプ38,38の中心軸間距離:900mm
・支柱環状配列13の配置間隔:車両前後方向、車両左右方向とも1175mm
・支柱15:外径60mm、肉厚4.5mm、長さ1130mmの硬質塩化ビニール管
・支柱15のフック差込み穴46の中心軸位置の高さ:支柱15の下端部から1040mm
・フック42:直径8mmのステンレス鋼丸棒
左ウィング20は、左壁部20Aと、左壁部20Aの上部から右方向にL字状に直角に曲げられた天部20Bを有する。右ウィング22は、右壁部22Aと、右壁部22Aの上部から左方向にL字状に直角に曲げられた天部22Bを有する。壁部20A,22Aおよび天部20B,22Bはそれぞれ車両前後方向に延在する長方形の平面状に形成されている。ウィング20,22は角形鋼材でフレーム52が構成されている。壁部20A,22Aにはエキスパンドメタル54が全面に張られている。ウィング20,22が開位置にあるときに壁部20A,22Aの上にこぼれた細かい土砂はエキスパンドメタル54の穴から地上に落下させて運搬車両10の外に排出することができる。エキスパンドメタル54は作業者が乗って作業をする強度を有する。天部20B,22Bには鋼板で構成されたカバー55,55が全面に張られている。カバー55,55には、支柱15に支持された6個のフレコンバッグ78の投入口84の上にそれぞれ開口して連通する開口部56が3個ずつ、合計6個形成されている。
(1)4本の支柱15で囲まれた空間80に空のフレコンバッグ78を配置する。
(2)フレコンバッグ78の外周面上部の周方向の4箇所に等間隔に取り付けられている引っ掛けリング82を4本の支柱15のフック42にそれぞれ引っ掛ける。すなわち、支柱15をその支柱環状配列13の中心方向に少し倒して(しならせて)引っ掛けリング82をフック42に引っ掛ける。引っ掛けリング82をフック42に引っ掛けてフレコンバッグ78を支持することにより、フレコンバッグ78内で投入した土砂が偏りにくくなる。
(3)フレコンバッグ78の上部の一部を外側に折り返し、折り返し部分78aを相互に隣接する2本の支柱15,15の上部に被せる。
(4)さらにフレコンバッグ78の上部の残りの部分を外側に折り返し、折り返し部分78aを残りの2本の支柱15,15の上部に被せる。このとき該残りの2本の支柱15,15を手で押して支柱環状配列13の中心方向に少し倒して(しならせて)被せる。これで、フレコンバッグ78の上部全体が折り返されて、該折り返し部分78aが4本の支柱15,15,15,15に被せられて、フレコンバッグ78は該4本の支柱15,15,15,15完全に掛けられた(取り付けられた)状態となる。このとき、フレコンバッグ78の底面は荷台14に丁度着地する程度の位置にある。前述のように、支柱環状配列13の隣接する支柱15,15の相互間の間隔は、該支柱環状配列13の外周長が、フレコンバッグ78の胴回り長よりも幾分長くなるように設定されているので、フレコンバッグ78を4本の支柱15の環状配列13に掛けて取り付けたときに、支柱15の弾性変形によりフレコンバッグ78の投入口84はピンと張った状態となる。
Claims (8)
- 荷台に複数のフレキシブルコンテナバッグを着脱自在に並べて配置し、且つ投入口を開いた状態に支持し、該投入口から投入物の投入を可能にするフレキシブルコンテナバッグ支持具を前記荷台に具えるフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両であって、
前記荷台に配置された複数のフレキシブルコンテナバッグの上に配置されるカバーをさらに具え、
該カバーは、フレキシブルコンテナバッグの投入口の上に開口する開口部を有し、該開口部の外側の部分で隣接するフレキシブルコンテナバッグどうしの境界部分を塞ぐ
フレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。 - 前記フレキシブルコンテナバッグ支持具は、投入物を投入したフレキシブルコンテナバッグを1個ずつ前記荷台から吊り上げ可能にフレキシブルコンテナバッグを支持する請求項1に記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。
- 1個のフレキシブルコンテナバッグについて使用する前記フレキシブルコンテナバッグ支持具は、該フレキシブルコンテナバッグを包囲して環状に配列され荷台に立設支持された複数本の支柱を有する請求項1または2に記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。
- 前記フレキシブルコンテナバッグ支持具は、複数のフレキシブルコンテナバッグを相互に隙間を空けて配置する請求項1から3のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。
- 前記カバーが、フレキシブルコンテナバッグの上方位置と、フレキシブルコンテナバッグの外側の退避位置に移動可能に配置される請求項1から4のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。
- 前記荷台に被さる門形構造物を有し、
該門形構造物は左右壁部と天部を有し且つ該天部で左右に分割された構造を有し、
該左右の分割構造部分は前記左右壁部の下部が前記車両の荷台の左右側辺にそれぞれ回動自在に連結支持されて左右に開閉する構造を有し、
該左右の分割構造部分の天部には前記カバーがそれぞれ構成され、
前記左右のカバーは、前記左右の分割構造部分の開閉動作により、該分割構造部分が閉位置にあるときはフレキシブルコンテナバッグの上方位置に配置され、該分割構造部分が開位置にあるときはフレキシブルコンテナバッグの外側の退避位置に配置される請求項5に記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。 - 前記分割構造部分が開位置にあるときは、該分割構造部分の前記壁部は作業台を構成し、前記天部は手摺りを構成する請求項6に記載の運搬車両。
- 無限軌道車である請求項1から7のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナバッグ投入補助機能付き運搬車両。
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