JP6150744B2 - ヘッド位置決め装置、及びヘッド位置決め方法 - Google Patents

ヘッド位置決め装置、及びヘッド位置決め方法 Download PDF

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Description

本発明は、ヘッド位置決め装置、及びヘッド位置決め方法に関するものである。
従来から、各種の情報をディスクに記憶・再生させるハードディスク等の情報記録再生装置として、ディスクに信号を記録再生する記録ヘッドを有するヘッドジンバルアセンブリ(以下、単にHGAという)と、このHGAを支持するキャリッジと、を備えた構成が知られている。
上述したキャリッジは、所定間隔ごとに平行に延在する複数のキャリッジアームを備え、このキャリッジアームの先端部に上述したHGAが組み付けられている。具体的に、キャリッジアームの先端部には貫通孔が形成されており、HGAに形成されたボス部を貫通孔に挿入して、カシメ等によって貫通孔とボス部とを結合させることにより、キャリッジアームとHGAとが組み付けられる。
また、記録ヘッドには、キャリッジ側に配設された回路基板に接続されるFPC等の可撓性を有する電気配線が引き出されている。電気配線は、キャリッジアームの側面に形成されたガイド内に収容された状態で、キャリッジアームの基端部まで引き回され、キャリッジアームの基端部で回路基板に接続されている。
ここで、キャリッジアームとHGAとの組付作業としては、例えばキャリッジアームに対してHGAを向かい合わせに配置して、貫通孔とボス部とを対向配置させる配置工程と、キャリッジアームの貫通孔内にHGAのボス部を挿入する挿入工程と、カシメ等を行って貫通孔とボス部とを結合させる結合工程と、を有している。
また、下記特許文献1,2には、上述したキャリッジアームとHGAとの組み付けに関する技術が開示されている。
具体的に、下記特許文献1では、吸着手段によってHGAを所定位置まで移動させるとともに、HGAから引き出された電気配線をキャリッジアームに向けて押し込むことで、HGAをキャリッジアームに対して対向配置させるとともに、電気配線をガイド内に押し込んで保持させている。
また、下記特許文献2では、HGAのうち、本体部分と電気配線の自由端部分とを吸着保持し、上述した配置工程においてHGA(本体部分)をキャリッジアームと向かい合わせの位置まで移動させる際に、電気配線がキャリッジアームのガイド内に収容されるようになっている。
特開2004−34205号公報 特開2012−203975号公報
しかしながら、特に特許文献1に記載の構成にあっては、押込手段により電気配線をキャリッジアームに向けて押し込む必要があるので、電気配線にストレスを与え易い。
また、近年では、キャリッジアームとHGAとの組み付け後における電気配線のばたつき等を抑制するために、電気配線におけるHGAとの固定領域を増加させる等の構成が検討されている。この場合、電気配線において、押し込み可能な領域や吸着可能な領域(いわゆる自由端領域)が減少するため、上述した特許文献1,2に記載の組み付け作業が困難になるという問題がある。
そこで本発明は、配線に対してストレスをかけることなく、支持片をアームに位置決めできるヘッド位置決め装置、及びヘッド位置決め方法の提供を目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
(1)本発明に係るヘッド位置決め装置は、先端部に配線が接続されたヘッドが取り付けられ、基端部から前記配線のテール領域が延在した支持片を、アームの先端部に対して位置決めするヘッド位置決め装置であって、前記アームを保持するアーム保持手段と、前記支持片を保持した後、該支持片を、前記テール領域が前記アームのガイド部に対して離間し、かつ前記支持片の基端部が前記アームの先端部に対向するセット位置に配置する支持片保持手段と、前記セット位置に配置された前記支持片または前記アームを相対的に回動させて、前記テール領域を前記ガイド部内に配置された組付位置に移行させる回動手段と、を備えていることを特徴としている。
この構成によれば、支持片またはアームを相対的に回動させるだけで、テール領域をガイド部内に配置された組付位置に移行できるため、従来のようにテール領域を押し込んだり、吸着したりしてガイド部内に配置する構成に比べて、配線に発生するストレスを低減した上で、支持片をアームに対して簡単に位置決めすることができる。
また、テール領域を押し込んだり、吸着したりする構成ではないので、テール領域の長さに依存することなく、種々の支持片をアームに対して位置決めすることができる。また、配線のうち、支持片に固定される固定領域を拡大できるので、配線のばたつきを抑えた信頼性の高い製品を提供することができる。
(2)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置では、前記支持片保持手段は、前記セット位置において、前記テール領域を前記ガイド部に対向させるテールガイド機構を備えていてもよい。
この構成によれば、テールガイド機構によって、テール領域がアームのガイド部に対向するように案内されることで、セット位置から組付位置に向けて移行させたときに、テール領域をガイド部内に向けて正確に案内することができる。
これにより、アームに対して支持片をより正確に位置決めすることができる。
(3)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置では、前記アーム保持手段は、前記セット位置において、前記支持片の基端部に形成されたボス部を前記アームに形成された貫通孔内に挿入する挿入手段を備えていてもよい。
この構成によれば、支持片のボス部をアームの貫通孔内に挿入することで、支持片とアームとを同軸上に配置し易くなる。そして、この状態でセット位置から組付位置に向けて移行させることで、アームに対して支持片をより正確に位置決めすることができる。
(4)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置では、前記セット位置において、前記ボス部を貫通する開口と、前記貫通孔と、に挿通される位置決めピンを備えていてもよい。
この構成によれば、支持片の開口と、アームの貫通孔と、に挿通される位置決めピンを備えているため、支持片とアームとを同軸上に高精度に配置することができる。
(5)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置では、前記支持片保持手段は、前記支持片の一方の面を吸着保持するチャック機構と、前記支持片を他方の面側から支持するヘッドサポートと、を備えていてもよい。
この構成によれば、チャック機構とヘッドサポートとにより、支持片が両面から支持されるため、支持片を安定して保持することができる。
(6)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置は、前記チャック機構は、その両面で前記支持片を各別に吸着保持し、前記アーム保持手段には、互いに平行に延在する複数の前記アームが保持され、前記支持片保持手段は、前記セット位置において、隣接する前記アーム間に前記チャック機構を配置し、前記隣接するアームの対向面に前記チャック機構に保持された前記支持片をそれぞれ対向させてもよい。
この構成によれば、隣接するアームの各対向面に同時に支持片をそれぞれ位置決めするので、製造効率の向上を図ることができる。
(7)上記本発明に係るヘッドの位置決め装置は、前記支持片保持手段は、前記チャック機構の両面に保持された前記各支持片間に位置し、前記一方の面側から前記各支持片を支持するヘッドセパレータを備えていてもよい。
この構成によれば、チャック機構の両面に保持された各支持片間にヘッドセパレータが配置されるため、各支持片同士の干渉を防止して、支持片をより安定して保持することができる。
(8)本発明に係るヘッド位置決め方法は、上記本発明のヘッド位置決め装置を利用したヘッド位置決め方法であって、前記支持片を保持した後、該支持片を、前記テール領域が前記ガイド部に対して離間し、かつ前記支持片の基端部が前記アームの先端部に対向するセット位置に配置するセット工程と、前記セット位置に配置された前記支持片及び前記アームを相対的に回動させて、前記支持片を、前記アーム及び前記支持片の向きが一致し、かつ前記テール領域が前記ガイド部内に配置された組付位置に移行させる回動工程と、を備えていることを特徴としている。
この構成によれば、支持片及びアームを相対的に回動させるだけで、アーム及び支持片の向きが一致し、かつテール領域がガイド部内に配置された組付位置に移行できるため、従来のようにテール領域を押し込んだり、吸着したりしてガイド部内に配置する構成に比べて、配線に発生するストレスを低減した上で、支持片をアームに対して簡単に位置決めすることができる。
また、テール領域を押し込んだり、吸着したりする構成ではないので、テール領域の長さに依存することなく、種々の支持片をアームに対して位置決めすることができる。また、配線のうち、支持片に固定される固定領域を拡大できるので、配線のばたつきを抑えた信頼性の高い製品を提供することができる。
本発明によれば、配線に対してストレスをかけることなく、支持片をアームに位置決めできる。
情報記録再生装置の概略斜視図である。 キャリッジ及びHGAを先端部側から見た斜視図である。 HGAを表面側から見た斜視図である。 位置決め装置の斜視図である。 位置決め装置の側面図である。 チャックユニットを下方から見た斜視図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 (a)は組付工程を示すフローチャートであり、(b)は組付工程のうち、位置決め工程を示すフローチャートである。 搬送工程(S12)を説明するための工程図であって、図5に相当する側面図である。 搬送工程(S12)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。 芯出し工程(S13)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。 ヘッドサポート解除工程(S14)及びテールガイド工程(S15)を説明するための工程図であって、図8に相当する断面図である。 挿入工程(S17)を説明するための工程図であって、図5に相当する側面図である。 挿入工程(S17)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。 回動工程(S19)を説明するための工程図であって、図5に相当する側面図 回動工程(S19)を説明するための工程図であって、センターアーム、HGA、及びスイングレバーを示す側面図である。 パレット側ヘッドセパレータ上昇工程(S20)を説明するための工程図であって、図5に相当する側面図である。 パレット側ヘッドセパレータ上昇工程(S20)を説明するための工程図であって、図8に相当する断面図である。 チャックユニット退避工程(S23)を説明するための工程図であって、図4に相当する斜視図である。 各キャリッジアーム14に対して位置決め工程(S1)が行われた後を示す工程図であって、図7に相当する断面図である。 仮止め工程(S2)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、最初にHGA12及びキャリッジアーム(アーム)14を具備する情報記録再生装置1について説明を行った後、本発明に係るヘッド位置決め装置及び位置決め方法について説明する。
<情報記録再生装置>
図1は情報記録再生装置1の概略斜視図である。
図1に示すように、情報記録再生装置1は、キャリッジ11と、キャリッジ11に支持されたHGA12と、HGA12をディスク面D1(ディスクDの表面)に沿ってスキャン移動させるアクチュエータ6と、ディスクDを所定の方向に向けて回転(図1中矢印参照)させるスピンドルモータ7と、これら各構成品を収容するハウジング9と、を主に備えている。
まずハウジング9は、アルミニウム等の金属材料からなる上部開口部を有する箱型のものであり、その内側に上述した各構成品を収容する凹部が形成されている。なお、図1においては、説明を分かりやすくするため、ハウジング9の底部9aのみを図示しており、底部9aを取り囲む周壁、及びハウジング9の上部開口部を閉塞する蓋等の図示を省略している。
ハウジング9の底部9aには、上述したスピンドルモータ7が立設されており、このスピンドルモータ7に中心孔を嵌め込むことでディスクDが着脱自在に固定されている。なお、図示の例において、ディスクDはスピンドルモータ7の軸方向に間隔をあけて複数枚(3枚)積層されており、スピンドルモータ7の中心軸C1回りに回転可能とされている。また、本実施形態のディスクDは、両面に対して記録再生を行うことができるようになっている。
ハウジング9の隅角部には、上述したアクチュエータ6が取り付けられている。このアクチュエータ6には、ピボット軸10を中心にディスクDの面内で回動可能なキャリッジ11が取り付けられている。
キャリッジ11は、ピボット軸10回りに回動可能に支持された基部18と、基部18に片持ち状に支持された複数(例えば、4枚)のキャリッジアーム14と、が削り出し加工等により一体形成されたものである。
基部18は、直方体形状に形成され、ピボット軸10を介してアクチュエータ6に連結されており、このピボット軸10がキャリッジ11の回動軸線C2となっている。また、基部18の側面のうち、回動方向の一方側に位置する側面18aには、回路基板13が配置されている。この回路基板13は、ハウジング9内に設けられた制御部(不図示)と、記録ヘッド(ヘッド)16とを電気的に接続する際の中継点となるものであり、その表面には各種制御回路(不図示)が実装されている。なお、回路基板13には、可撓性を有するフラットケーブル4が制御部に向けて引き出されている。
図2はキャリッジ11及びHGA12を先端部側から見た斜視図である。
図1、図2に示すように、キャリッジアーム14は、基部18の側面のうち、ディスクDと対向する側面18bからハウジング9の底部9aに沿って延在(延在方向S1)する平板状とされている。各キャリッジアーム14は、基部18の高さ方向(回動軸線C2方向)に間隔をあけて互いに平行に延在している。
各キャリッジアーム14は、延在方向S1に沿う基端部から先端部に向かうに従い漸次先細るテーパ形状とされ、各キャリッジアーム14間にディスクDが挟み込まれるようになっている。すなわち、キャリッジアーム14とディスクDとが交互に配置されており、アクチュエータ6の駆動によってキャリッジアーム14がディスク面D1の面内に沿って移動可能とされている。
各キャリッジアーム14の先端部には、厚さ方向に貫通する貫通孔15が形成されている。この貫通孔15内には、HGA12の後述するボス部25が配置されることで、キャリッジアーム14にHGA12が固定されている。
また、各キャリッジアーム14の側縁部には、後述する電気配線31が収容されるガイド部17(図2参照)が形成されている。ガイド部17は、キャリッジアーム14の延在方向S1に沿って延びるとともに、キャリッジアーム14の厚さ方向両側が囲まれた溝状とされている。
HGA12は、各キャリッジアーム14のうち、ディスクDとの対向面側に取り付けられている。すなわち、図示の例では、各キャリッジアーム14のうち、両側に位置するキャリッジアーム14(以下、サイドアーム(アーム)14aという)には、一方の面のみにHGA12が取り付けられ、サイドアーム14aの内側に位置するキャリッジアーム14(以下、センターアーム(アーム)14bという)には、両面にHGA12が取り付けられている。なお、キャリッジアーム14の一方の面に取り付けられるHGA12と、他方の面に取り付けられるHGA12と、は対象形状に形成される以外は同一構成となっている。そのため、以下の説明では、各HGA12のうち、一のHGA12について説明する。また、以下の説明では、キャリッジアーム14及びHGA12のうち、ディスクDとの対向面側を表面側、その反対側を裏面側という。
図3は、HGA12を表面側から見た斜視図である。
図3に示すように、HGA12は、キャリッジアーム14に固定されたサスペンション(支持片)21を備えている。サスペンション21は、その延在方向S2が上述したキャリッジアーム14の延在方向S1と同一直線上に沿って延びる板状とされており、平面視矩形状に形成されたベースプレート22と、ベースプレート22の先端部に連結された平面視三角状のロードビーム23と、を備えている。
ベースプレート22は、ステンレス等の厚みの薄い金属材料によって構成されており、基端部には厚さ方向に貫通する開口24が形成されている。また、ベースプレート22の裏面側には、開口24を取り囲むようにボス部25が立設されている。そして、このボス部25が上述したキャリッジアーム14の貫通孔15内に挿入された状態で、カシメ等によって固定されている。
ロードビーム23は、ベースプレート22と同様にステンレス等の厚みの薄い金属材料によって形成されており、その基端部がベースプレート22の先端部に重ね合わされた状態でベースプレート22に連結されている。ロードビーム23の表面には、ジンバル26が連結されている。ジンバル26は、厚さ方向に撓み変形可能なシート状とされ、その基端部がロードビーム23に片持ち状に支持されている。
ジンバル26の先端部には、その表面に上述した記録ヘッド16が固定されている。記録ヘッド16は、ディスクDのディスク面D1から所定距離だけ浮上した状態でディスクDに対向配置されることで、ディスクDに対して各種情報を記録再生可能となっている。
ここで、記録ヘッド16には、上述した回路基板13と記録ヘッド16とを電気的に接続する電気配線(配線)31が引き出されている。電気配線31は、FPC等のシート状とされ、HGA12に固定された固定領域31aと、回路基板13に実装される実装領域31bと、固定領域31a及び実装領域31bを接続するテール領域31cと、を有している。
固定領域31aは、記録ヘッド16の先端面から二股状に引き出された後、記録ヘッド16の基端側に回り込んで集合している。その後、固定領域31aは、上述した集合地点からロードビーム23上を延在方向S2に沿う基端側に向けて延在した後、ベースプレート22上において上述した開口を回避するようにベースプレート22の側縁部に沿って延在している。そして、固定領域31aは、ジンバル26やサスペンション21の表面における複数箇所でレーザ溶接等により固定されている。
テール領域31cは、固定領域31aの面内と同一または平行な面内に位置しており、HGA12に対して幅方向にずれた状態でキャリッジアーム14の基端側に向けて延在している。この場合、テール領域31cは、上述したキャリッジアーム14のガイド部17内に収容されている。なお、キャリッジアーム14のうち、センターアーム14bのガイド部17bには、センターアーム14bの両面に固定された両HGA12から引き出された電気配線31のテール領域31cが厚さ方向に重なった状態で収容されている。一方、サイドアーム14aのガイド部17aには、サイドアーム14aの表面に固定されたHGA12から引き出された電気配線31のテール領域31cのみが収容されている。
実装領域31bは、回路基板13に対して対向するように、固定領域31a及びテール領域31cに対して90度屈曲されており、ハンダ等によって回路基板13上に実装されている。これにより、記録ヘッド16と回路基板13とが、電気配線31を介して電気的に接続されている。
<位置決め装置>
次に、上述したキャリッジ11に対してHGA12を位置決めする位置決め装置41について説明する。図4は位置決め装置41の斜視図であり、図5は側面図である。なお、以下の説明では、上下方向をL1、上下方向L1に直交する方向をそれぞれ前後方向L2及び左右方向L3として説明する。
本実施形態の位置決め装置41は、キャリッジアーム14の貫通孔15とHGA12のボス部25とを対向配置するとともに、キャリッジアーム14の貫通孔15内にHGA12のボス部25を挿入し、キャリッジアーム14に対してHGA12を位置決めするための装置である。
具体的に、位置決め装置41は、キャリッジ11を保持するパレット(アーム保持手段)42と、パレット42の上方に配置されたチャックユニット(支持片保持手段)43と、を備えている。なお、以下の説明では、後述する組付工程の初期状態、すなわちパレット42側にキャリッジ11のみが保持され、チャックユニット43側にHGA12が保持された状態を例にして位置決め装置41の構成を説明する。
〔チャックユニット〕
図6はチャックユニット43を下方から見た斜視図である。
図4〜図6に示すように、チャックユニット43は、上下方向L1、前後方向L2、及び左右方向L3に沿って移動可能とされ、パレット42に保持されたキャリッジ11のキャリッジアーム14に対してHGA12を搬送するものである。具体的に、チャックユニット43は、テール領域31cがガイド部17に対して上方に離間し、かつサスペンション21のボス部25(開口24)がキャリッジアーム14の貫通孔15に対向するセット位置(図10参照)に、HGA12を配置する。
本実施形態のチャックユニット43は、HGA12を吸着保持するチャック機構51と、チャック機構51よりも左右方向L3に沿う一方側に配設されたテールガイド機構52と、チャック機構51よりも左右方向L3に沿う他方側に配設されたヘッドサポート53、チャック側ヘッドセパレータ(ヘッドセパレータ)54、及び押下手段(回動手段)55と、チャック機構51よりも下方に配設された位置決めピン(図4参照)56と、を備えている。なお、チャックユニット43のうち、チャック機構51、テールガイド機構52、ヘッドサポート53、チャック側ヘッドセパレータ54、及び押下手段55は、上下方向L1に沿って延在するとともに、各構成品間での干渉を防止するためにクランク状に屈曲形成されている。
図7は、図5のA−A線に沿う断面図である。
図5〜図7に示すように、チャック機構51は、前後方向L2を幅方向とする平板状とされ、その下端縁には上方に向けて延びるスリット61(図7参照)が形成されている。このスリット61は、前後方向L2の両側に向けて開放されるとともに、左右方向L3に沿うスリット幅がHGA12の開口24の内径以上に設定されている。
また、チャック機構51の下端部のうち、前後方向L2の両側に位置する面は、HGA12をそれぞれ吸着保持する一対の吸着面62を構成している。各吸着面62は、図示しない吸着孔が形成されており、図示しないポンプによって空気を吸着することで、各吸着面62でHGA12をそれぞれ一つずつ吸着する。
本実施形態において、チャック機構51は、ベースプレート22の表面(一方の面)を、開口24を回避した状態で吸着している。これにより、HGA12は、ボス部25が前後方向L2に沿う外側に向けて突出した状態でチャック機構51に保持されている。さらに、HGA12のうち、サスペンション21及びジンバル26は、延在方向S2が左右方向L3に一致するように保持されるとともに、電気配線31(テール領域31c及び実装領域31b)は左右方向L3に沿う一方側に向かうに従い上方に向けて傾斜した状態で保持される。
図8は図5のB−B線に沿う断面図である。
図6、図8に示すように、テールガイド機構52は、HGA12のテール領域31cを前後方向L2に沿って案内するものであって、チャック機構51の両吸着面62に保持されたHGA12に対応して一対配設されている。具体的に、各テールガイド機構52は、前後方向L2に沿って接近離間可能に配置された第1ガイド64及び第2ガイド65を備えている。
第1ガイド64は、チャック機構51よりも左右方向L3に沿う一方側で、チャック機構51に対向する位置に配置されている。また、第1ガイド64は、前後方向L2において、チャック機構51に保持されるHGA12の電気配線31のうち、テール領域31cに対向する位置に設けられている。
第2ガイド65は、第1ガイド64に対して前後方向L2の外側に配置されている。そして、上述した第1ガイド64及び第2ガイド65間には、対応するHGA12のテール領域31cが配置され、第1ガイド64及び第2ガイド65が接近する方向に移動することで、第1ガイド64及び第2ガイド65間でテール領域31cが前後方向L2に沿って案内される。具体的には、HGA12のテール領域31cが、HGA12が組み付けられるキャリッジアーム14のガイド部17に対して、上下方向L1で重なる位置まで案内される(図13参照)。
ヘッドサポート53は、上下方向L1に沿って延在する棒状の部材であり、チャック機構51よりも左右方向L3に沿う他方側で、チャック機構51に対して前後方向L2の両側に一対設けられている。各ヘッドサポート53は、チャック機構51に保持された各HGA12をそれぞれ裏面(他方の面)側から各別に支持している。具体的に、ヘッドサポート53は、HGA12のサスペンション21において、延在方向S2に沿う中間部分に裏面側から当接している。
また、各ヘッドサポート53は、前後方向L2に沿って互いに接近離間可能に構成されている。この場合、各ヘッドサポート53は、上述したようにHGA12に対して裏面側から当接した当接位置E1(図8参照)と、HGA12から離間した離間位置E2(図13参照)と、の間で移動可能とされている。
チャック側ヘッドセパレータ54は、後述するパレット側ヘッドセパレータ102と協働して、セパレータユニットを構成しており、左右方向L3に間隔をあけて配置されたメインセパレータ71及びサブセパレータ72を備えている。
メインセパレータ71は、上下方向L1に沿って延在する棒状の部材であり、ヘッドサポート53よりも左右方向L3に沿う他方側で、チャック機構51に対して左右方向L3に対向する位置に設けられている。メインセパレータ71は、各HGA12間に位置して、各HGA12のサスペンション21の先端部に表面側から当接している。これにより、チャックユニット43に保持された各HGA12同士の干渉が防止されている。
サブセパレータ72は、上下方向L1に沿って延在するメインセパレータ71よりも長尺とされた棒状の部材であり、メインセパレータ71よりも左右方向L3に沿う他方側に配置されている。サブセパレータ72は、上下方向L1に沿って独立して移動可能とされ、パレット側ヘッドセパレータ102を下方に向けて押し下げるようになっている。
押下手段55は、上下方向L1に沿って延在する棒状の部材であり、パレット42側の後述するスイングレバー103と協働して回動ユニットを構成している。押下手段55は、チャック側ヘッドセパレータ54よりも左右方向L3の他方側に配設されている。押下手段55は、上下動可能とされ、上述したスイングレバー103を下方に向けて押下げることで、スイングレバー103を回動させる。
位置決めピン56は、前後方向L2に沿って延びる棒状の部材であり、前後方向L2に沿って移動可能とされている。位置決めピン56は、キャリッジアーム14の貫通孔15及びHGA12の開口24内に挿入可能な外径とされ、これら貫通孔15及び開口24を前後方向L2に対向させた状態で、貫通孔15及び開口24内に挿入されることで、キャリッジアーム14とHGA12との芯出しを行う。
〔パレット〕
図4、図5に示すように、パレット42は、図示しないキャリッジ保持部によって上述したキャリッジ11を保持している。この場合、キャリッジ11は、上述したキャリッジ11の回路基板13及びガイド部17が上方を向き、かつキャリッジアーム14の配列方向が前後方向L2に一致した状態でキャリッジ保持部に保持されている。また、キャリッジ11は、延在方向S1が水平面(L1L2平面)に対して傾斜した状態でキャリッジ保持部に保持されている。具体的に、キャリッジアーム14は、基端部から先端部に向かうに従い上方に向けて傾斜した状態で保持されている。したがって、上述したHGA12は、その延在方向S2がパレット42に保持されるキャリッジ11の延在方向S1に対して所定角度傾いた状態でチャック機構51に保持されている。
パレット42には、コム(挿入手段)101、パレット側ヘッドセパレータ102、及びスイングレバー(回動手段)103が左右方向L3に沿う一方側(キャリッジ11側)から他方側にかけて順に配設されている。そして、左右方向L3に沿って並んだコム101、パレット側ヘッドセパレータ102、及びスイングレバー103の一つずつが組になってパレット側ユニット110を構成している。
本実施形態において、パレット側ユニット110は、それぞれ各キャリッジアーム14間に位置するように、前後方向L2に間隔をあけて複数組配設されている。したがって、各パレット側ユニット110は、キャリッジアーム14と交互になるように並んでいる。すなわち、パレット42には、キャリッジ11の構成(例えば、キャリッジアーム14の本数等)に応じて、パレット側ユニット110が設置されている。
本実施形態の位置決め装置41では、上述したパレット側ユニット110の組数や、パレット側ユニット110間、またはパレット側ユニット110内での位置関係等のレイアウトが異なる種々のパレット42が用意されており、位置決め装置41に対してパレット42ごと着脱可能とされている。これにより、キャリッジ11の構成に応じてパレット42を交換したり、キャリッジ11とHGA12との位置決め後にキャリッジ11及びHGA12をパレット42ごと搬送したりすることが可能とされている。なお、各パレット側ユニット110におけるコム101、パレット側ヘッドセパレータ102、及びスイングレバー103は、それぞれ同様の構成とされている。そのため、以下の説明では、一のパレット側ユニット110におけるコム101、パレット側ヘッドセパレータ102、及びスイングレバー103を例にして説明する。
図5、図7に示すように、コム101は、前後方向L2を厚さ方向とする板状とされ、左右方向L3において、キャリッジアーム14の先端部に対応する位置に配設されるとともに、上下方向L1に沿って延在している。具体的に、コム101は、上下方向L1に沿う中間部の厚さが両側の厚さに比べて薄いくびれ形状をなしており、くびれ部111に対して上方に位置する第1拡大部112と、くびれ部111に対して下方に位置する第2拡大部113と、を有している。
第1拡大部112は、前後方向L2で隣接するキャリッジアーム14間の距離以下の厚さに設定されている。また、第1拡大部112の上方には、コム101の上端縁に向かうに従い漸次薄肉となるテーパ部114が連設されている。また、コム101の上端縁には、下方に向けて延びるスリット115が形成されている。このスリット115は、前後方向L2の両側に向けて開放されるとともに、上下方向L1において第1拡大部112の下端部まで延びている。
第2拡大部113は、上述した第1拡大部112よりも厚肉(例えば、キャリッジアーム14間の距離と同等程度)に形成されるとともに、前後方向L2に貫通する貫通孔116を有している。なお、上述したスリット115の左右方向L3に沿うスリット幅、及び貫通孔116の直径は、上述した位置決めピン56の直径よりも大きくなっている。
上述した各パレット側ユニット110のコム101は、図示しない駆動手段によってそれぞれ独立して上下動可能とされている。具体的に、コム101は、キャリッジアーム14間から下方に退避した退避位置F1(図7参照)と、キャリッジアーム14間に第1拡大部112が位置する第1進入位置F2(図15参照)と、キャリッジアーム14間に第2拡大部113が位置する第2進入位置F3(図23参照)と、の間を段階的に上下動可能とされている。この場合、図15に示す第1進入位置F2では、コム101のスリット115と、キャリッジアーム14の貫通孔15と、が前後方向L2で対向し、図23に示す第2進入位置F3では、コム101の貫通孔116と、キャリッジアーム14の貫通孔15と、が前後方向L2に沿って対向する。
パレット側ヘッドセパレータ102は、セパレータ本体121と、セパレータ本体121を下方から支持する肩プレート122と、を備えている。
セパレータ本体121は、例えば左右方向L3を厚さ方向とする板状とされ、左右方向L3において、上述したメインセパレータ71に対して一方側にオフセットした位置で、上下方向L1に沿って延在している。セパレータ本体121は、HGA12がキャリッジアーム14に位置決めされる際に、各HGA12間における延在方向S2に沿う中間部に対応する位置に配設され、各HGA12のサスペンション21に表面側から当接するようになっている。なお、パレット側ヘッドセパレータ102の上端部は、上方に向かうに従い前後方向に沿う幅が漸次縮小するテーパ形状とされている。
肩プレート122は、前後方向L2を厚さ方向とする板状とされ、図示しない付勢手段によって上方に向けて付勢されている。また、肩プレート122の上端面のうち、左右方向L3に沿う一方側の端部にはセパレータ本体121の下端部が固定される一方、他方側の端部には上述したサブセパレータ72が上下方向L1で対向している。そして、サブセパレータ72が下降することで、肩プレート122の上端面に当接して、パレット側ヘッドセパレータ102が下方に向けて押し下げられるようになっている。
スイングレバー103は、前後方向L2に沿って延在する回動軸120を介して回動可能に支持されたプレート体125を備えている。
プレート体125は、前後方向L2を厚さ方向とし、左右方向L3に沿って延在する板状とされている。プレート体125は、左右方向L3に沿う他方側の端部において、回動軸120に回動可能に支持されており、これによりプレート体125が回動軸120の軸線C3回りに回動可能とされている。
また、プレート体125は、図示しない付勢手段によって軸線C3回りの方向うち、軸線C3に対して左右方向L3に沿う一方側が押し上げられる方向(正転方向(図16中矢印Q1参照))に付勢されている。プレート体125の上端面のうち、軸線C3に対して左右方向L3に沿う一方側に位置する部分には、上述した押下手段55が上下方向L1で対向している。そして、押下手段55が下降することで、プレート体125の上端面に当接して、プレート体125が軸線C3回りの方向うち、付勢手段の付勢力に抗する方向(逆転方向(図10中矢印Q2参照))に回動するようになっている。
また、プレート体125には、左右方向L3の一方側に向けて延在する押し上げアーム127が延設されている。押し上げアーム127は、前後方向L2から見た側面視でL字状とされ、プレート体125から左右方向L3に沿う一方側に向けて延在する側方延在部127aと、側方延在部127aの先端部から上方に向けて延在する上方延在部127bと、を備えている。
上方延在部127bは、左右方向L3に沿うコム101及びパレット側ヘッドセパレータ102との間を上方に向けて延在しており、その上端縁でチャックユニット43から搬送されるHGA12を下方から支持できるようになっている。なお、スイングレバー103には、正転方向Q1への回動を規制する図示しないストッパが設けられている。
<ヘッド組付方法>
次に、上述したキャリッジ11にHGA12を組み付けるヘッド組付方法について説明する。
図9(a)は組付工程を示すフローチャートであり、図9(b)は組付工程のうち、位置決め工程を示すフローチャートである。
図9(a)に示すように、本実施形態の組付工程は、各キャリッジアーム14に対してHGA12を位置決めする位置決め工程(S1)と、各キャリッジアーム14に位置決めされたHGA12をキャリッジアーム14に仮止めする仮止め工程(S2)と、各キャリッジアーム14及びHGA12を固定する固定工程(S3)と、を主に有している。
なお、以下の説明では、主に上述した位置決め装置41を用いた位置決め工程(S1)について説明する。また、以下の説明では、位置決め工程(S1)において、隣接するセンターアーム14bのうち、対向する面にHGA12を同時に位置決めする場合を例にして説明する。
[位置決め工程]
図9(b)に示すように、位置決め工程(S1)では、まずパレット42にキャリッジ11を保持させるとともに、チャックユニット43にHGA12を保持させる(S11:保持工程)。具体的に、図4〜図8に示すように、パレット42のキャリッジ保持部に、延在方向S1が水平面に対して傾斜した状態でキャリッジ11を保持させる。
一方、チャックユニット43におけるチャック機構51の両吸着面62に、延在方向S2が左右方向L3に沿うようにHGA12をそれぞれ保持させる。このとき、各HGA12のサスペンション21には、ヘッドサポート53が裏面側から各別に当接するとともに、メインセパレータ71が表面側から当接している。したがって、HGA12のサスペンション21には、チャック機構51、ヘッドサポート53、及びメインセパレータ71が、左右方向L3の一方側から他方側にかけて表面側、及び裏面側から互い違いに当接している。これにより、各HGA12同士の接触を防止した上で、各HGA12を安定して支持できる。
図10、図11は搬送工程(S12)を説明するための工程図であって、図10は図5に相当する側面図、図11は図7の断面図である。
次に、図10、図11に示すように、HGA12のボス部25が、対応するセンターアーム14bの貫通孔15に前後方向L2で対向する位置までHGA12を搬送する(S12:搬送工程)。具体的には、HGA12が保持されたチャックユニット43の各構成品を、センターアーム14b間の上方まで移動させた後、パレット42に向けて同期して下降させる(図5中矢印U)。
すると、チャック機構51がセンターアーム14b間に進入して、チャック機構51により保持された各HGA12のボス部25(開口24)と、センターアーム14bの貫通孔15と、が前後方向L2で対向する。これにより、テール領域31cがガイド部17に対して上方に離間し、かつサスペンション21のボス部25(開口24)がキャリッジアーム14の貫通孔15に対向したセット位置(図13参照)に、HGA12が配置される。
また、チャックユニット43全体が同期して移動することで、チャック側ヘッドセパレータ54のサブセパレータ72は、肩プレート122の上端面に当接して、パレット側ヘッドセパレータ102を押し下げる(図10中矢印T)。これにより、セパレータ本体121をセンターアーム14b間に搬送されるHGA12から退避させる。
さらに、押下手段55は、プレート体125の上端面に当接して、プレート体125を押し下げる。すると、プレート体125が、軸線C3回りに逆転(図10中矢印Q2)することで、押し上げアーム127が下降する。押し上げアーム127の下降後、押し上げアーム127は、その上端縁(上方延在部127b)がサスペンション21の基端部に下方から当接して、HGA12を支持している。なお、搬送工程(S12)終了後、HGA12は、サスペンション21の延在方向S2がパレット42に保持されるキャリッジ11の延在方向S1に対して所定角度傾いた状態で対向している。
図12は芯出し工程(S13)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。
続いて、図12に示すように、HGA12とキャリッジ11との芯出しを行う(S13:芯出し工程)。具体的には、位置決めピン56を前後方向L2に沿って移動させ、各キャリッジアーム14の貫通孔15、及び各HGA12の開口24内に位置決めピン56を挿入する。これにより、キャリッジアーム14の貫通孔15、HGA12の開口24、及び位置きめピン56を同軸(共通軸C4)上に配置することができる。なお、位置決めピン56は、チャック機構51の下端縁に形成されたスリット61内を通過することで、チャック機構51との干渉が防止されている。
図13は、ヘッドサポート解除工程(S14)及びテールガイド工程(S15)を説明するための工程図であって、図8に相当する断面図である。
次に、図13に示すように、ヘッドサポート53を前後方向L2に沿う外側(離間位置E2)に向けて移動させ、HGA12から離間させる(S14:ヘッドサポート解除工程)。その結果、ヘッドサポート53によるHGA12の裏面側からの支持が解除される。
続いて、各HGA12のうち、電気配線31のテール領域31cを、それぞれ対応する各センターアーム14bのガイド部17bの上方まで案内する(S15:テールガイド工程)。具体的には、各テールガイド機構52の第1ガイド64及び第2ガイド65を接近移動させることで、各ガイド64,65間に位置するテール領域31cが、ガイド部17bの上方までそれぞれ案内される。これにより、各HGA12のテール領域31cが、対応するセンターアーム14bのガイド部17に対して上下方向L1に対向配置される。
次に、チャック機構51によるHGA12の吸着を解除する(S16:吸着解除工程)。すると、HGA12は、貫通孔15内に位置決めピン56が挿入された状態で、共通軸C4回りに回動可能に支持される。また、HGA12は、サスペンション21の基端部が押し上げアーム127により下方から支持されているため、共通軸C4回りの下方への回動動作が規制されている。なお、吸着解除工程(S16)は、芯出し工程(S13)後であって、後述する挿入工程(S17)前に行えば構わない。
図14、図15は挿入工程(S17)を説明するための工程図であって、図14は図5に相当する側面図、図15は図7に相当する断面図である。
次に、図14、図15に示すように、キャリッジアーム14の貫通孔15内にHGA12のボス部25を挿入する挿入工程(S17)を行う。
挿入工程(S17)では、まずチャック機構51を上昇させ、センターアーム14b間から退避させるとともに、パレット42のコム101を第1進入位置F2まで上昇させる(図中矢印Y)。具体的に、コム101の第1拡大部112が、開口24及び貫通孔15と前後方向L2で対向する位置までコム101を上昇させる。すると、コム101がチャック機構51と入れ替わるように、センターアーム14b(HGA12)間に進入する。
そして、第1拡大部112がHGA12間に進入することで、各HGA12が離間するように前後方向L2に沿う外側に向けて押し退けられる。これにより、各HGA12のボス部25が、対応するセンターアーム14bの貫通孔15内にそれぞれ挿入される。なお、コム101は、スリット115内に位置決めピン56を収容しつつ上昇するので、位置決めピン56とコム101との干渉が防止される。また、コム101の上端部には、テーパ部114が形成されているため、退避位置F1(図7参照)から第1進入位置F2への移行時に各HGA12間に進入し易くなっている。
次に、位置決めピン56を退避させる(S18:位置決めピン退避工程)。具体的に、上述した芯出し工程(S13)とは反対方向に位置決めピン56を移動させ、貫通孔15及び開口24から位置決めピン56を引き抜く。
なお、この位置決めピン退避工程(S18)と同時、または前後に、ヘッドサポート53を上昇させることで、各HGA12の裏面側からヘッドサポート53を退避させる(図16中矢印W)。
図16、図17は、回動工程(S19)を説明するための工程図であって、図16は図5に相当する側面図、図17はセンターアーム14b、HGA12、及びスイングレバー103を示す側面図である。
図16、図17に示すように、センターアーム14bに対してHGA12を回動させる回動工程(S19)を行う。具体的には、押下手段55を上昇させることで、スイングレバー103が付勢手段の付勢力によって軸線C3回りを正転する(図16中矢印Q1)。この場合、押し上げアーム127が上昇するようにスイングレバー103が回動することで、HGA12がセンターアーム14bに対して共通軸C4回りに回動する。
すると、HGA12のうち、サスペンション21が上方に向けて回動するとともに(図中矢印P1)、電気配線31の実装領域31b及びテール領域31cが下方に向けて回動する(図中矢印P2)。これにより、上述したセット位置(図13の状態)に配置されたHGA12は、サスペンション21の延在方向S2と、センターアーム14bの延在方向S1と、が揃えられるとともに、電気配線31のテール領域31cがセンターアーム14bのガイド部17b内に入り込んだ組付位置に配置される。なお、図示しないストッパによりスイングレバー103の回動が規制されることで、HGA12の回動が停止する。
図18、図19はパレット側ヘッドセパレータ上昇工程(S20)を説明するための工程図であって、図18は図5に相当する側面図、図19は図8に相当する断面図である。
次に、図18、図19に示すように、パレット側ヘッドセパレータ102を上昇させる(S20:パレット側ヘッドセパレータ上昇工程)。具体的には、サブセパレータ72を上昇させることで、パレット側ヘッドセパレータ102が付勢手段の付勢力によって上昇する(図18中矢印Z)。これにより、パレット側ヘッドセパレータ102のセパレータ本体121が各HGA12間に進入して、各HGA12に表面側から当接する。このとき、各HGA12間には、パレット側ヘッドセパレータ102のセパレータ本体121と、チャック側ヘッドセパレータ54のメインセパレータ71と、の双方が位置している。
その後、チャック側ヘッドセパレータ54のメインセパレータ71を上昇させ、各HGA12間からメインセパレータ71を退避させるとともに(S21:メインセパレータ上昇工程)、テールガイド機構52の各ガイド64,65をそれぞれ離間させる方向に移動させる(S22:テールガイド解除工程)。
図20はチャックユニット退避工程(S23)を説明するための工程図であって、図4に相当する斜視図である。
そして、図20に示すように、チャックユニット43全体をパレット42から退避させる(S23:チャックユニット退避工程)ことで、隣接するセンターアーム14bの対向面にそれぞれHGA12を位置決めすることができる。すなわち、HGA12のボス部25がセンターアーム14bの貫通孔15内に挿入された状態で、HGA12のうち、サスペンション21の延在方向S2が、センターアーム14bの延在方向S1に一致するとともに、電気配線31のテール領域31cがセンターアーム14bのガイド部17b内に保持される。
図21は各キャリッジアーム14に対して位置決め工程(S1)が行われた後を示す工程図であって、図7に相当する断面図である。
その後、図21に示すように、各キャリッジアーム14間(サイドアーム14aとセンターアーム14bとの間)に対して、上述した位置決め工程(S1)を繰り返すことで、各キャリッジアーム14の表面にHGA12を位置決めすることができる。
<仮止め工程>
図22は仮止め工程(S2)を説明するための工程図であって、図7に相当する断面図である。
そして、各キャリッジアーム14に対するHGA12の位置決めが終了すると、各キャリッジアーム14に位置決めされたHGA12をキャリッジアーム14に仮止めする仮止め工程(S2)を行う。
仮止め工程(S2)では、図22に示すように、まずパレット42の全コム101を第2進入位置(F3)まで上昇させる。すると、コム101の第2拡大部113が各キャリッジアーム14間に進入することで、各HGA12のボス部25がキャリッジアーム14の貫通孔15内にさらに押し込まれ、HGA12とキャリッジアーム14とが嵌合する。さらに、各キャリッジアーム14の表面側にHGA12が嵌合した状態で、各キャリッジアーム14及びHGA12が各コム101の第2拡大部113によりクランプされる。
以上により、本実施形態の位置決め装置41による仮止め工程(S2)が終了する。
<固定工程>
固定工程(S3)では、HGA12が位置決めされたキャリッジ11を位置決め装置41からパレット42毎取り外し、図示しない固定装置に搬送する。そして、固定装置において、各HGA12のボス部25と、各キャリッジアーム14の貫通孔15と、をそれぞれカシメ固定する。具体的には、コム101の貫通孔116を通してHGA12の開口24、及び各キャリッジアーム14の貫通孔15に硬球を通過させることで、ボス部25と貫通孔15とをそれぞれカシメ固定する。
以上により、キャリッジアーム14にHGA12を固定することができる。なお、固定工程(S3)の終了後、電気配線31の実装領域31bが、キャリッジ11の回路基板13にハンダ等によって実装される。
このように、本実施形態では、HGA12を、キャリッジアーム14に対して共通軸C4回りに相対的に回動させることで、キャリッジアーム14の延在方向S1及びHGA12の延在方向S2を揃えつつ、電気配線31のテール領域31cをガイド部17内に配置するスイングレバー103を備える構成とした。
この構成によれば、HGA12を回動させるだけで、HGA12のうち、サスペンション21をキャリッジアーム14に対して位置決めするのと同時に、電気配線31のテール領域31をキャリッジアーム14のガイド部17内に配置することができる。この場合、従来のようにテール領域31cを押し込んだり、吸着したりしてガイド部17内に向けてする構成に比べて、電気配線31に発生するストレスを低減した上で、HGA12をキャリッジアーム14に対して簡単に位置決めすることができる。
また、テール領域31cを押し込んだり、吸着したりする構成ではないので、テール領域31cの長さに依存することなく、種々のHGA12をキャリッジアーム14に対して位置決めを行うことができる。また、電気配線31の固定領域31aを拡大できるので、電気配線31のばたつきを抑えた信頼性の高い情報記録再生装置1を提供することができる。
また、本実施形態では、テールガイド機構52によって、キャリッジアーム14のガイド部17に上下方向L1で対向する位置までテール領域31cが案内されるので、HGA12を回動させたときに、テール領域31cをガイド部17内に向けて正確に案内することができる。
これにより、キャリッジアーム14に対してHGA12をより正確に位置決めすることができる。
さらに、HGA12のボス部25をキャリッジアーム14の貫通孔15内に挿入することで、HGA12とキャリッジアーム14とを同軸上に高精度に配置できる。そして、この状態でHGA12を回動させることで、キャリッジアーム14に対してHGA12をより正確に位置決めすることができる。
しかも、HGA12の開口24と、キャリッジアーム14の貫通孔15と、に挿通される位置決めピン56を備えているため、HGA12とキャリッジアーム14とを同軸上に高精度に配置することができる。
また、本実施形態では、チャック機構51とヘッドサポート53とにより、サスペンション21が両面から支持されるため、HGA12を安定して保持することができる。
さらに、本実施形態では、隣接するキャリッジアーム14の各対向面に同時にHGA12を位置決めするので、製造効率の向上を図ることができる。
この場合、チャック機構51の両面に保持された各HGA12間にヘッドセパレータ54が配置されるため、各HGA12同士の干渉を防止して、HGA12をより安定して保持することができる。
また、スイングレバー103の押し上げアーム127がサスペンション21の基端部に当接し、この基端部を押し上げることでHGA12を回動させるため、サスペンション21の長さに関わらず、HGA12を回動させることができる。
ところで、ディスクDの構成や、客先仕様等によっては、キャリッジアーム14の片面のみにHGA12が必要な場合(例えば、図中サイドアーム14a)がある。この場合には、各キャリッジアーム14間での重量バランスを調整するために、キャリッジアーム14の裏面側にダミーヘッドを取り付けることがある。ダミーヘッドは、ディスクDとの干渉を防止するために、通常HGA12よりも短く形成されている。このような場合であっても、押し上げアーム127がサスペンション21の基端部を当接することで、HGA12とダミーヘッドとを同時に回動させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、キャリッジアーム14に対してHGA12を回動させる構成について説明したが、これに限らず、キャリッジアーム14を回動させても構わない。
また、キャリッジアーム14とサスペンション21とのなす角度は、適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、サスペンション21がボス部25を、キャリッジアーム14が貫通孔15を有する構成としたが、これらボス部25及び貫通孔15を有さない構成としても構わない。例えば、サスペンション21の基端部とキャリッジアーム14の先端部とを重ね合わせて位置決めした後、接着剤等によって両者を固定する等の構成にしても構わない。
また、上述した実施形態では、電気配線31のテール領域31cをガイド部17内に配置する構成について説明したが、これに限らず、光配線(光ファイバ)等の各種配線に対して、本発明を適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、キャリッジアーム14の延在方向S1に沿って溝状にガイド部17を形成する場合について説明したが、これに限らず、内側に配線が配置される構成であれば構わない。例えば、キャリッジアーム14の側縁部のうち、一部分にガイド部17が形成されていてもよく、延在方向S1に沿って間欠的にガイド部17を形成しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、本発明のヘッドやアーム等を情報記録再生装置1に採用した場合について説明したが、これに限らず、種々の製品に適用可能である。
また、上述した実施形態のキャリッジ11は、キャリッジアーム14を4枚備える構成としたが、これに限らず、キャリッジアーム14の枚数や、キャリッジアーム14に対するHGA12の取付個数等は適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、パレット側ヘッドセパレータ102やスイングレバー103を付勢手段によって移動させる構成について説明したが、これに限られない。さらに、HGA12を回動させる構成であれば、スイングレバー103に代えて上下動可能な回動手段を設けても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
14…キャリッジアーム(アーム) 14a…サイドアーム(アーム) 14b…センターアーム(アーム) 15…貫通孔 16…記録ヘッド(ヘッド) 17,17a,17b…ガイド部 21…サスペンション(支持片) 24…開口 25…ボス部 31…電気配線(配線) 31c…テール領域 41…位置決め装置 42…パレット(アーム保持手段) 43…チャックユニット(支持片保持手段) 51…チャック機構 52…テールガイド機構 53…ヘッドサポート 54…チャック側ヘッドセパレータ(ヘッドセパレータ) 55…押下手段(回動手段) 56…位置決めピン 101…コム(挿入手段) 103…スイングレバー(回動手段)

Claims (8)

  1. 先端部に配線が接続されたヘッドが取り付けられ、基端部から前記配線のテール領域が延在した支持片を、アームの先端部に対して位置決めするヘッド位置決め装置であって、
    前記アームを保持するアーム保持手段と、
    前記支持片を保持した後、該支持片を、前記テール領域が前記アームのガイド部に対して離間し、かつ前記支持片の基端部が前記アームの先端部に対向するセット位置に配置する支持片保持手段と、
    前記セット位置に配置された前記支持片または前記アームを相対的に回動させて、前記テール領域を前記ガイド部内に配置された組付位置に移行させる回動手段と、を備えていることを特徴とするヘッド位置決め装置。
  2. 前記支持片保持手段は、前記セット位置において、前記テール領域を前記ガイド部に対向させるテールガイド機構を備えていることを特徴とする請求項1記載のヘッド位置決め装置。
  3. 前記アーム保持手段は、前記セット位置において、前記支持片の基端部に形成されたボス部を前記アームに形成された貫通孔内に挿入する挿入手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヘッド位置決め装置。
  4. 前記セット位置において、前記ボス部を貫通する開口と、前記貫通孔と、に挿通される位置決めピンを備えていることを特徴とする請求項3記載のヘッド位置決め装置。
  5. 前記支持片保持手段は、
    前記支持片の一方の面を吸着保持するチャック機構と、
    前記支持片を他方の面側から支持するヘッドサポートと、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のヘッド位置決め装置。
  6. 前記チャック機構は、その両面で前記支持片を各別に吸着保持し、
    前記アーム保持手段には、互いに平行に延在する複数の前記アームが保持され、
    前記支持片保持手段は、前記セット位置において、隣接する前記アーム間に前記チャック機構を配置し、前記隣接するアームの対向面に前記チャック機構に保持された前記支持片をそれぞれ対向させることを特徴とする請求項5記載のヘッド位置決め装置。
  7. 前記支持片保持手段は、前記チャック機構の両面に保持された前記各支持片間に位置し、前記一方の面側から前記各支持片を支持するヘッドセパレータを備えていることを特徴とする請求項6記載のヘッド位置決め装置。
  8. 請求項1記載のヘッド位置決め装置を利用したヘッド位置決め方法であって、
    前記支持片を保持した後、該支持片を、前記テール領域が前記ガイド部に対して離間し、かつ前記支持片の基端部が前記アームの先端部に対向するセット位置に配置するセット工程と、
    前記セット位置に配置された前記支持片及び前記アームを相対的に回動させて、前記支持片を、前記アーム及び前記支持片の向きが一致し、かつ前記テール領域が前記ガイド部内に配置された組付位置に移行させる回動工程と、を備えていることを特徴とするヘッド位置決め方法。
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