JP6149693B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、レゾルバを搭載した回転電機に関する。
回転電機の回転(ロータの回転速度や回転位置(回転角度))を検出するための回転検出センサとして、レゾルバが用いられることがある。レゾルバは、一般的に固定子(レゾルバステータ)の側に励磁巻線を有し、回転子(レゾルバロータ)の側に設けられた出力巻線に誘導された出力電圧に応じてレゾルバロータの回転角を検出する原理を利用して、回転電機の回転を検出する。レゾルバは、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両の駆動力源として用いられる回転電機の回転を検出する用途にも好適である。このような車両では、小型化を実現するために、駆動装置を始めとする種々の構成部品が高い空間密度で取り付けられている。当然ながら、レゾルバを含めた回転電機の省スペース化も望まれている。
特開2012−196090号公報(特許文献1)には、そのような省スペース化を目指したレゾルバが開示されている。以下、括弧内に特許文献1の参照符号を付して説明する。特許文献1では、回転電機(2)のロータ(6)、ベアリング(11,12)、ドライブギヤ(10)と共に、回転電機(2)のロータ軸(9)に直列にレゾルバ(30)を配置するに際して、レゾルバ(30)と回転電機(2)のコイルエンド(E)がロータ軸(9)に直交する方向に見て重複するように構成されている(第21〜24段落、図1等)。これによって、レゾルバ(30)を取り付けることによって、回転電機(2)の軸方向長さが長くなることを抑制されている。
但し、回転電機の軸方向に沿って、回転電機のロータ、ベアリング、ドライブギヤ、レゾルバが直列に配置されていることに変わりはなく、レゾルバが無い場合に比べれば、軸方向長さは長くなってしまう。また、回転電機のコイルエンドとレゾルバとの距離が近くなるため、レゾルバが回転電機のステータコイルからの磁界を受けて、検出精度に影響が出る可能性もある。
特開2012−196090号公報
上記背景に鑑みて、回転電機にレゾルバを搭載するに際して、回転電機からの磁界の影響を抑制すると共に省スペース化を実現する技術が望まれる。
上記課題に鑑みた本発明に係る回転電機の特徴構成は、中空円筒状のロータ軸と当該ロータ軸の外周面に固定されたロータコアとを有するロータと、前記ロータ軸の外周面に接して前記ロータ軸を回転可能に支持するロータ軸受と、前記ロータの回転を検出するレゾルバと、前記レゾルバのレゾルバステータをハウジングに固定するレゾルバステータ固定部材と、を備え、前記レゾルバの全体が、前記ロータ軸の内周面よりも径方向内側に配置されていると共に、前記ロータ軸の径方向に見て前記レゾルバの少なくとも一部が前記ロータ軸と重複するように配置され、前記レゾルバステータ固定部材が、前記レゾルバステータに接して前記レゾルバステータを支持するレゾルバステータ支持部と、前記ロータ軸の筒内空間の外において前記ハウジングに固定される固定部と、を有し、前記レゾルバステータ支持部が、前記ロータ軸の軸方向端部の一方であるレゾルバ配置側端部から前記筒内空間に挿入されていると共に前記筒内空間において前記ロータ軸の軸方向に延びるように配置されている点にある。
この構成によれば、レゾルバの全体が中空円筒状のロータ軸の内周面よりも径方向内側に配置されるので、例えば特許文献1のようにロータコアとレゾルバとが軸方向に沿って隣接して配置されることはない。従って、レゾルバを搭載することによって回転電機の軸方向の長さが伸びることを抑制することができる。一方、回転電機のステータとレゾルバとの距離は長くなるので、レゾルバに対する回転電機からの磁界の影響(ここではステータからの磁界の影響)が抑制される。また、レゾルバの少なくとも一部が中空円筒状のロータ軸と、ロータ軸の径方向に見て重複するので、軸方向に沿ってロータ軸とレゾルバとは隣接しない。従って、これによっても、回転電機の軸方向の長さが伸びることを抑制することができる。さらに、回転電機とレゾルバとの間にロータ軸が存在することになり、レゾルバに対するステータからの磁界の影響が抑制される。即ち、本構成によれば、回転電機にレゾルバを搭載するに際して、回転電機からの磁界の影響を抑制すると共に省スペース化を実現することが可能となる。
上述したように、本発明に係る回転電機は、前記レゾルバのレゾルバステータを回転電機のハウジングに固定するレゾルバステータ固定部材を備え、前記レゾルバステータ固定部材が、前記レゾルバステータに接して前記レゾルバステータを支持するレゾルバステータ支持部と、前記ロータ軸の筒内空間の外において前記ハウジングに固定される固定部とを有し、前記レゾルバステータ支持部が、前記ロータ軸の軸方向端部の一方であるレゾルバ配置側端部から前記筒内空間に挿入されていると共に前記筒内空間において前記ロータ軸の軸方向に延びるように配置されている。レゾルバステータ支持部が筒内空間に位置することによって、レゾルバステータを筒内空間に配置させることができる。その結果、レゾルバの全体をロータ軸の内周面よりも径方向内側の筒内空間に配置させることができ、レゾルバの少なくとも一部がロータ軸の径方向に見てロータ軸と重複するように配置させることができる。
本発明に係る回転電機は、さらに1つの態様として、前記レゾルバステータ固定部材の中で、前記ロータ軸の軸方向に沿って前記筒内空間から前記レゾルバ配置側端部の側に向かう方向に最も突出している部位よりも、前記筒内空間の側に、前記レゾルバの全体が配置されていると好適である。この構成によれば、レゾルバの全体がロータ軸の内周面よりも径方向内側(筒内空間)に配置されると共に、レゾルバがレゾルバステータ固定部材よりも軸方向外側に突出することが抑制される。つまり、レゾルバがこれにより、省スペース化を実現することが可能となる。
また、本発明に係る回転電機は、1つの態様として、前記レゾルバステータ固定部材が、前記ハウジングにおける前記ロータ軸受の固定部と前記ロータ軸受との間に挟まれて固定されていると好適である。ロータ軸はロータ軸受に支持されており、ロータ軸受は、ハウジングに設けられた固定部に固定される。レゾルバステータ固定部材は、ボルト等の締結部材によってハウジング等に固定されるのではなく、ロータ軸受の固定部とロータ軸受との間に挟まれて固定される。従って、レゾルバステータ固定部材の設置に要する空間を小さくすることができ、例えばロータ軸の軸長が伸びることを抑制することができる。
また、本発明に係る回転電機は、1つの態様として、前記レゾルバが、前記ロータ軸の径方向に見て前記ロータ軸受と重複するように配置されていると好適である。ロータ軸を支持するために必ず必要なロータ軸受と、レゾルバとが重複するように配置されると、レゾルバを搭載することによって回転電機の軸方向の長さが伸びることを抑制することができる。また、一般的に、ロータ軸受は、回転軸の偏差を抑制する上で、ロータ軸の端部側においてロータ軸を支持するように設けられている。従って、中空円筒状のロータ軸の内、開口部に近く、部品を挿入し易い位置にレゾルバを配置することができる。
また、本発明に係る回転電機は、1つの態様として、前記レゾルバのレゾルバロータを支持するレゾルバロータ支持部材を有し、前記レゾルバロータ支持部材は、前記ロータ軸の内周面に当接して前記ロータ軸に固定される固定部と、前記レゾルバロータに接して前記レゾルバロータを支持するレゾルバロータ支持部と、前記ロータ軸の径方向に延びて前記固定部と前記レゾルバロータ支持部とを連結する連結部とを有し、前記連結部が、前記レゾルバステータに対して前記レゾルバ配置側端部の側とは反対側において前記レゾルバステータを覆うように形成されていると好適である。この構成によれば、レゾルバロータ支持部の連結部がレゾルバステータを覆うことによって回転電機のロータからの磁界の影響を抑制することができる。
回転電機のロータの回転を検出するレゾルバのレゾルバロータは、回転電機のロータ(ロータ軸)と同期して回転する。好適には、レゾルバロータは回転電機のロータ(ロータ軸)に固定される。レゾルバが中空円筒状のロータ軸の筒内空間に設置される場合、レゾルバロータがロータ軸の内周面に近い位置に配置されると、取り付け構造が簡潔である。取りつけ構造を簡潔にする観点からは、本発明に係る回転電機の1つの態様として、前記レゾルバが、前記レゾルバステータの径方向外側に前記レゾルバロータが配置されたアウターロータ型構造であると好適である。
インナーロータ型のレゾルバの回転電機への取り付け構造の一例を示す図 アウターロータ型のレゾルバの回転電機への取り付け構造の一例を示す図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、回転電機10の構造を模式的に示す軸方向断面図である。この回転電機10は、3相交流電動機又は3相交流発電機として機能する同期機(同期電動機、同期発電機)である。図1に示すように、本実施形態の回転電機10は、ステータ11、ロータ12、ハウジング20を備えて構成されている。回転電機10の電機子を構成するステータ11は、ハウジング20の内周面に固定されている。
図1に示すように、ステータ11は、ステータコア11cと、このステータコア11cに取り付けられたコイル13(ステータコイル)とを有して構成されている。本実施形態では、コイル13は導体線を用いて構成されている。ステータ11の軸方向端部、即ちステータコア11cから軸方向Lに突出する部分にはコイルエンド部13eが形成されている。
回転電機10は、インナーロータ型の回転電機であり、ステータ11の径方向内側には、永久磁石を備えた界磁としてのロータ12が、ステータ11に対して相対回転可能に配置されている。ロータ12は、中空円筒状のロータ軸14と当該ロータ軸14の外周面14bに固定されたロータコア12cとを有して構成されている。そして、ロータ12は、ロータ軸14の外周面14bに接してロータ軸14(ロータ12)を回転可能に支持する2つのロータ軸受9(第1ロータ軸受91,第2ロータ軸受92)によって支持されている。
回転電機10は、さらに、回転電機10の回転(ロータ12の回転速度や回転位置(回転角度))を検出するための回転検出センサとしてのレゾルバ1を備えて構成されている。レゾルバ1は、レゾルバステータ2の側に励磁巻線を有し、レゾルバロータ3の側に設けられた出力巻線に誘導された出力電圧に応じてレゾルバロータ3の回転角を検出する。レゾルバ1は、レゾルバ1の全体が、ロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側に配置されていると共に、ロータ軸14の径方向Rに見てレゾルバ1の少なくとも一部がロータ軸14と重複するように配置されている。レゾルバ1の全体が中空円筒状のロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側に配置されるので、軸方向Lに沿った方向において、レゾルバ1とロータコア12cとが隣接して配置されることはない。従って、レゾルバ1を搭載することによって回転電機10の軸方向Lの長さが伸びることを抑制することができる。
一方、レゾルバ1の全体が、ロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側に配置されることによって、回転電機10のステータ11とレゾルバ1との距離は長くなる。これにより、レゾルバ1に対する回転電機10からの磁界の影響(ここではステータ11からの磁界の影響、特にコイルエンド部13eからの影響)が抑制される。また、レゾルバ1は、レゾルバ1の少なくとも一部が中空円筒状のロータ軸14と、径方向Rに見て重複するように配置されている。つまり、軸方向Lに沿って、ロータ軸14とレゾルバ1とは隣接しない。従って、このような配置によっても、回転電機10の軸方向Lの長さが伸びることを抑制することができる。さらに、回転電機10とレゾルバ1との間には、ロータ軸14が存在することになるので、ロータ軸14によっても、レゾルバ1に対するステータ11からの磁界の影響が抑制される。
図1に示すように、レゾルバ1は、レゾルバステータ2とレゾルバロータ3とを有して構成されている。レゾルバステータ2は、レゾルバステータ固定部材5によって回転電機10のハウジング20に固定されている。レゾルバステータ2は、例えばカシメによって、レゾルバ固定部材5に固定される。また、レゾルバロータ3は、レゾルバロータ固定部材6によってロータ軸14に固定されている。レゾルバステータ2は、例えばカシメによって、レゾルバ固定部材5に固定される。
レゾルバステータ固定部材5は、レゾルバステータ2に接してレゾルバステータ2を支持するレゾルバステータ支持部53と、ロータ軸14の筒内空間の外においてハウジング20に固定される固定部51とを有している。具体的には、レゾルバステータ固定部材5は、ハウジング20におけるロータ軸受9の固定部とロータ軸受9との間に、固定部51が挟まれて固定されている。より詳しくは、以下に示すように、固定部51は、軸受固定部21と第1ロータ軸受91とに挟まれて固定されている。
ロータ軸14は、レゾルバ配置側端部14cの側の第1ロータ軸受91と、レゾルバ配置側端部14cとは反対側であるレゾルバ非配置側端部14dの側の第2ロータ軸受92との2つのロータ軸受9によって支持されている。これらのロータ軸受9は、ハウジング20に形成された固定部(ロータ軸受9を固定する固定部)に固定される。レゾルバステータ固定部材5の固定部51は、レゾルバ配置側端部14cの側の第1ロータ軸受91と、当該第1ロータ軸受91をハウジング20に固定するための軸受固定部21とに狭持されて固定される。このように、レゾルバステータ固定部材5は、ボルト等の締結部材によってハウジング20に固定されるのではなく、第1ロータ軸受91と軸受固定部21との間に挟まれて固定される。従って、レゾルバステータ固定部材5の設置に要する空間を小さくすることができ、例えばロータ軸14の軸長が伸びることを抑制することができる。
ところで、レゾルバステータ支持部53と固定部51とは、連結部52(渡り部)によって連結されている。固定部51からは、ロータ軸14の径方向Rに沿ってロータ軸14の外周面14bの側から内周面14aの側へとレゾルバステータ固定部材5が延びて、連結部52が形成される。外周面14bの側から延びる連結部52は、内周面14aを超えると、ロータ軸14の筒内空間の方向へと屈曲して軸方向Lに沿って延びてレゾルバステータ支持部53が形成される。
即ち、レゾルバステータ支持部53は、ロータ軸14の軸方向端部14tの一方であるレゾルバ配置側端部14cから筒内空間に挿入されると共に、筒内空間においてロータ軸14の軸方向Lに延びるように配置されている。レゾルバステータ2は、ロータ軸14の筒内空間において軸方向Lに沿って伸びるレゾルバステータ支持部53に支持される。このように、レゾルバステータ支持部53が筒内空間に位置することによって、レゾルバステータ2を筒内空間に配置させることができる。その結果、レゾルバ1の全体をロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側(筒内空間)に配置させることができる。また、レゾルバ1の少なくとも一部がロータ軸14の径方向Rに見てロータ軸と重複するように配置させることができる。
上述したように、本実施形態では、レゾルバステータ固定部材5の固定部51は、軸受固定部21と第1ロータ軸受91との間に挟まれて固定されている。そして、レゾルバステータ固定部材5は、図1に示すように軸心に対して片側の断面形状がU字状に形成されているから、固定部51とロータ軸14とレゾルバステータ支持部53とは、互いに平行に配置されている。従って、軸受固定部21と第1ロータ軸受91との間に挟まれている固定部51と平行なレゾルバステータ支持部53は、軸受固定部21及び第1ロータ軸受91と、ロータ軸14の径方向Rに沿った方向に見て重複する。レゾルバステータ2は、レゾルバステータ支持部53に支持されるから、レゾルバステータ2は、径方向Rに沿った方向に見て、軸受固定部21及び第1ロータ軸受91と重複する。
換言すれば、本実施形態において、レゾルバ1は、ロータ軸14の径方向Rに見て第1ロータ軸受91と重複するように配置されている。ロータ軸14を支持するために必ず必要なロータ軸受9と、レゾルバ1とが重複するように配置されることで、レゾルバ1を搭載することによって回転電機10の軸方向Lの長さが伸びることが抑制される。また、一般的に、ロータ軸受9は、回転軸の偏差を抑制する上で、ロータ軸14の端部側においてロータ軸14を支持するように設けられる。従って、中空円筒状のロータ軸14の内、開口部に近く、部品を挿入し易い位置にレゾルバ1を配置することができる。
図1に示す例において、連結部52は、レゾルバステータ固定部材5の中で、ロータ軸14の軸方向Lに沿って筒内空間からレゾルバ配置側端部14cの側に向かう方向に最も突出している部位である。また、レゾルバステータ支持部53の中で、最もレゾルバ配置側端部14cの側にある部位、つまり連結部52とレゾルバステータ支持部53との境界部も、レゾルバステータ固定部材5の中で、ロータ軸14の軸方向Lに沿って筒内空間からレゾルバ配置側端部14cの側に向かう方向に最も突出している部位である。
本実施形態において、レゾルバ1は、当該最も突出している部位よりも筒内空間の側に、その全体が、配置されている。即ち、レゾルバ1の全体がロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側(筒内空間)に配置されると共に、レゾルバ1の全体がロータ軸14の径方向Rに見てレゾルバステータ固定部材5と重複するように配置される。換言すれば、レゾルバ1の全体がレゾルバステータ固定部材5又は中空円筒状のロータ軸14の筒内空間に収容され、レゾルバステータ固定部材5及びロータ軸14を回転電機10のステータ11からの磁界の影響を抑制する磁気シールドとすることができる。当然ながら、レゾルバ1がレゾルバステータ固定部材5よりも軸方向外側に突出することが抑制されることによって、回転電機10の省スペース化も実現される。
レゾルバロータ固定部材6は、ロータ軸14に固定される固定部61と、レゾルバロータ3を支持するレゾルバロータ支持部63と、レゾルバロータ支持部63とを連結する連結部62(渡り部)とを有している。固定部61は、ロータ軸14の内周面14aに当接して、圧入、接着、溶接等の手段によりロータ軸14に固定される。レゾルバロータ支持部63は、レゾルバロータ3に接してレゾルバロータ3を支持する。連結部62は、ロータ軸14の径方向Rに延びて固定部61とレゾルバロータ支持部63とを連結する。
レゾルバロータ固定部材6は、図1に示すように、断面がW字状、より詳しくはその開口部がレゾルバ配置側端部14cの側を向いたW字状に形成されている。つまり、図1に示すような断面視において、固定部61とレゾルバロータ支持部63とがロータ軸14の軸方向Lに沿って平行し、連結部62は、固定部61とレゾルバロータ支持部63とに直交するように両者を連結している。ロータ軸14の径方向Rに延びる連結部62は、レゾルバステータ2に対してレゾルバ配置側端部14cの側とは反対側(レゾルバ非配置側端部14dの側)においてレゾルバステータ2を覆うように形成されている。
図1に示す形態では、レゾルバ1は、ロータ軸14の径方向Rの外側にレゾルバステータ2が配置され、径方向Rの内側にレゾルバロータ3を有したインナーロータ型で構成されている。この場合、図1に示すように、レゾルバロータ固定部材6(連結部62)が、レゾルバ配置側端部14cの側とは反対側(レゾルバ非配置側端部14dの側)においてレゾルバステータ2を覆うことができる。その結果、レゾルバロータ固定部材6(連結部62)を、磁気シールドとして機能させることができ、回転電機10のロータ12からレゾルバステータ2への磁界の影響を抑制することができる。また、レゾルバロータ3も、レゾルバロータ固定部材6のレゾルバ配置側端部14cの側において支持されるので、同様に、回転電機10のロータ12からレゾルバロータ3への磁界の影響が抑制される。
即ち、図1に示したようなインナーロータ型のレゾルバ1では、レゾルバロータ固定部材6を磁気シールドとして機能させることで、回転電機10のロータ12からレゾルバ1への磁界の影響を抑制することができる。図2を参照して、後述するように、アウターロータ型のレゾルバ1は、インナーロータ型に比べてレゾルバ1の取り付け構造を簡素化することができるが、上述したような回転電機10のロータ12からの磁界に対するシールド効果は弱くなる。
図2は、レゾルバステータ2の径方向外側にレゾルバロータ3が配置されたアウターロータ型のレゾルバ1を搭載した回転電機10の構成例を示している。ハウジング20、ロータ軸14、ロータ軸受9などは、図1に例示した回転電機10と同一構造であり、詳細な説明は省略する。構造は異なるが、レゾルバ1、レゾルバステータ2、レゾルバロータ3、レゾルバステータ固定部材5、レゾルバロータ固定部材6は、インナーロータ型の図1と同一の参照符号を用いて説明する。図1に示した例と同様に、レゾルバステータ固定部材5は、回転電機10のハウジング20に対してレゾルバステータ2を固定して支持する。レゾルバロータ固定部材6は、ロータ軸14に対してレゾルバロータ3を固定して支持する。
レゾルバステータ固定部材5は、図1に示した例と同様に、レゾルバステータ2に接してレゾルバステータ2を支持するレゾルバステータ支持部53と、ロータ軸14の筒内空間の外においてハウジング20に固定される固定部51とを有している。そして、同様に、レゾルバステータ固定部材5は、軸受固定部21と第1ロータ軸受91との間に、固定部51が挟まれて固定されている。
図1に示した例と同様に、レゾルバステータ支持部53と固定部51とは、連結部52によって連結されている。固定部51からは、ロータ軸14の径方向Rに沿ってロータ軸14の外周面14bの側から内周面14aの側へとレゾルバステータ固定部材5が延びて連結部52が形成される。外周面14bの側から延びる連結部52は、内周面14aを超えると、ロータ軸14の筒内空間の方向へと屈曲して軸方向Lに沿って延びてレゾルバステータ支持部53が形成される。図1に示した例と同様に、図2に示すように、レゾルバステータ固定部材5は、断面がU字状に形成されている。
従って、レゾルバステータ支持部53は、ロータ軸14の軸方向端部14tの一方であるレゾルバ配置側端部14cから筒内空間に挿入されると共に、筒内空間においてロータ軸14の軸方向Lに延びるように配置されている。レゾルバステータ2は、ロータ軸14の筒内空間において軸方向Lに沿って伸びるレゾルバステータ支持部53に支持される。また、レゾルバステータ固定部材5の固定部51は、軸受固定部21と第1ロータ軸受91との間に挟まれて固定されているから、レゾルバ1は、ロータ軸14の径方向Rに見て第1ロータ軸受91と重複するように配置される。
また、図2に示す例においても、連結部52は、レゾルバステータ固定部材5の中で、ロータ軸14の軸方向Lに沿って筒内空間からレゾルバ配置側端部14cの側に向かう方向に最も突出している部位である。従って、図2に示す例においても、レゾルバ1は、当該最も突出している部位よりも筒内空間の側に、その全体が配置されている。即ち、レゾルバ1の全体がロータ軸14の内周面14aよりも径方向Rの内側(筒内空間)に配置されると共に、レゾルバ1の全体がロータ軸14の径方向Rに見てロータ軸14と重複するように配置される。
一方、レゾルバロータ固定部材6は、図1に示した例と同様に、固定部61と、レゾルバロータ支持部63と、連結部62とを有しているが、図1に例示した構造と比較して簡素な構造である。固定部61は、ロータ軸14の内周面14aに当接してロータ軸14に固定される。レゾルバロータ支持部63は、レゾルバロータ3に接してレゾルバロータ3を支持する。連結部62は、ロータ軸14の径方向Rに延びて固定部61とレゾルバロータ支持部63とを連結するが、アウターロータ型の本構成では、固定部61とレゾルバロータ支持部63との距離が短く、連結部62も小規模である。
ところで、インナーロータ型のレゾルバ1の場合には、固定部61が当接するロータ軸14の内周面14aとレゾルバロータ3との間に、レゾルバステータ2が存在するために、連結部62がレゾルバステータ2を覆うような形状であった。しかし、アウターロータ型のレゾルバ1の場合には、固定部61が当接するロータ軸14の内周面14aに近い側にレゾルバロータ3が存在するため、連結部62がレゾルバステータ2を覆うような形状とはならない。従って、レゾルバロータ固定部材6(連結部62)による磁気シールドの機能は、インナーロータ型のレゾルバ1と比べて低いものとなる。
但し、上述したように、アウターロータ型のレゾルバ1は、回転電機10への取り付け構造がインナーロータ型のレゾルバ1に比べて簡素であり、より小規模化や低コスト化を図ることが可能である。回転電機10のロータ12の回転を検出するレゾルバ1のレゾルバロータ3は、回転電機10のロータ12(ロータ軸14)と同期して回転する。従って、上述したようにレゾルバロータ3は回転電機10のロータ12(ロータ軸14)に固定される。レゾルバ1が中空円筒状のロータ軸14の筒内空間に設置される場合、レゾルバロータ3がロータ軸14の内周面14aに近い位置に配置されることになるので、その取り付け構造が簡潔となる。
尚、レゾルバステータ2は、回転電機10のステータ11が固定されるハウジング20などに固定されるため、レゾルバステータ固定部材5は、ロータ軸14とは離れた固定位置とレゾルバステータ2とを結ぶ必要がある。従って、レゾルバ1がアウターロータ型となって、レゾルバステータ2がロータ軸14の軸心に近い側に配置されることになっても取り付け構造が大幅に複雑化することはない。固定位置からレゾルバステータ2までの距離が多少長くなってもその影響は小さい。一方、レゾルバロータ3の取り付け構造は、上述したように大幅に簡素化される。従って、回転電機10に対するレゾルバ1の取りつけ構造を簡潔にする観点からは、レゾルバ1が、レゾルバステータ2の径方向外側にレゾルバロータ3が配置されたアウターロータ型構造であると好適である。
〔その他の実施形態〕
以下、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の説明においては、レゾルバステータ固定部材5の固定部51が、軸受固定部21と第1ロータ軸受91との間に挟まれて固定されている例を示した。しかし、固定部51は、既存の部品に挟持されることなく、ハウジング20の異なる位置において、異なる方法で固定されていてもよい。例えば、固定部51は、ロータ軸受9とは別の場所で、締結部材を介してハウジング20に固定されていてもよい。
(2)上記の説明においては、レゾルバ1が、ロータ軸14の径方向に見てロータ軸受9と重複するように配置されている形態を例示した。しかし、その形態に限定されることはなく、レゾルバ1が、ロータ軸14の径方向に見てロータ軸受9と重複しない位置に配置されていてもよい。
(3)上記の説明においては、レゾルバステータ固定部材5の中で、ロータ軸14の軸方向Lに沿って筒内空間からレゾルバ配置側端部14cの側に向かう方向に最も突出している部位よりも、筒内空間の側に、レゾルバ1の全体が配置されている例を示した。しかし、全体ではなく、レゾルバ1の一部が、当該最も突出している部位よりも筒内空間の側に配置されている構成であってもよい。
(4)図1には、レゾルバロータ固定部材6の断面がW字状(或いはアラビア数字の“3”状)、より詳しくはその開口部がレゾルバ配置側端部14cの側を向いたW字状(“3”状)に形成されている例を示した。つまり、固定部61がレゾルバ配置側端部14cの側から筒内空間の内部へと延び、径方向Rに屈曲して連結部62を形成した後、レゾルバ配置側端部14cの側へと延びてレゾルバロータ支持部63を形成する構成を例示した。しかし、この形状に限らず、断面がクランク状であってもよい。具体的には、固定部61が筒内空間の内部からレゾルバ配置側端部14cの側へと延び、径方向Rに屈曲して連結部62を形成した後、さらにレゾルバ配置側端部14cの側へと延びてレゾルバロータ支持部63を形成するような構成であってもよい。
(5)上記の説明においては、レゾルバ1が図1及び図2における図示左側の軸方向端部14t(レゾルバ配置側端部14c)に配置される形態を例示した。しかし、この形態に限らず、回転電機10のロータ軸14の出力ギヤ30が駆動装置の入力ギヤ40と接続される側の軸方向端部14t(14d)の側に、レゾルバ1が配置されてもよい。この場合には、出力ギヤ30や入力ギヤ40とレゾルバ1とが径方向Rに沿った方向に見て重複していると好適である。
本発明は、レゾルバを搭載した回転電機に利用することができる。
1 :レゾルバ
2 :レゾルバステータ
3 :レゾルバロータ
5 :レゾルバステータ固定部材
6 :レゾルバロータ固定部材
9 :ロータ軸受
10 :回転電機
12 :ロータ
12c :ロータコア
14 :ロータ軸
14a :内周面
14b :外周面
14c :レゾルバ配置側端部
20 :ハウジング
21 :軸受固定部(ハウジングにおけるロータ軸受の固定部)
51 :固定部
53 :レゾルバステータ支持部
61 :固定部
62 :連結部
63 :レゾルバロータ支持部
91 :第1ロータ軸受(ロータ軸受)
L :軸方向
R :径方向

Claims (6)

  1. 中空円筒状のロータ軸と当該ロータ軸の外周面に固定されたロータコアとを有するロータと、
    前記ロータ軸の外周面に接して前記ロータ軸を回転可能に支持するロータ軸受と、
    前記ロータの回転を検出するレゾルバと、
    前記レゾルバのレゾルバステータをハウジングに固定するレゾルバステータ固定部材と、を備え、
    前記レゾルバの全体が、前記ロータ軸の内周面よりも径方向内側に配置されていると共に、前記ロータ軸の径方向に見て前記レゾルバの少なくとも一部が前記ロータ軸と重複するように配置され
    前記レゾルバステータ固定部材は、前記レゾルバステータに接して前記レゾルバステータを支持するレゾルバステータ支持部と、前記ロータ軸の筒内空間の外において前記ハウジングに固定される固定部と、を有し、
    前記レゾルバステータ支持部は、前記ロータ軸の軸方向端部の一方であるレゾルバ配置側端部から前記筒内空間に挿入されていると共に前記筒内空間において前記ロータ軸の軸方向に延びるように配置されている回転電機。
  2. 前記レゾルバステータ固定部材の中で、前記ロータ軸の軸方向に沿って前記筒内空間から前記レゾルバ配置側端部の側に向かう方向に最も突出している部位よりも、前記筒内空間の側に、前記レゾルバの全体が配置されている請求項に記載の回転電機。
  3. 前記レゾルバステータ固定部材は、前記ハウジングにおける前記ロータ軸受の固定部と前記ロータ軸受との間に挟まれて固定されている請求項又はに記載の回転電機。
  4. 前記レゾルバは、前記ロータ軸の径方向に見て前記ロータ軸受と重複するように配置されている請求項からの何れか一項に記載の回転電機。
  5. 前記レゾルバのレゾルバロータを支持するレゾルバロータ支持部材を有し、
    前記レゾルバロータ支持部材は、前記ロータ軸の内周面に当接して前記ロータ軸に固定される固定部と、前記レゾルバロータに接して前記レゾルバロータを支持するレゾルバロータ支持部と、前記ロータ軸の径方向に延びて当該固定部と当該レゾルバロータ支持部とを連結する連結部とを有し、
    前記連結部は、前記レゾルバステータに対して前記レゾルバ配置側端部の側とは反対側において前記レゾルバステータを覆うように形成されている請求項からの何れか一項に記載の回転電機。
  6. 前記レゾルバは、前記レゾルバステータの径方向外側に前記レゾルバのレゾルバロータが配置されたアウターロータ型構造である請求項1からの何れか一項に記載の回転電機。
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