JP6149449B2 - ウェハ上へのパターン形成方法、マスク、露光方法および露光装置 - Google Patents

ウェハ上へのパターン形成方法、マスク、露光方法および露光装置 Download PDF

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Description

本発明は、ウェハ上へのパターン形成方法、マスク、露光方法および露光装置に関する。
ウェハ上に半導体チップパターンを形成する際には、マスク(レチクルとも呼ばれる)に形成された半導体チップパターンがウェハ上(より詳細には、ウェハに塗布された感光性レジスト上)に露光され、露光されたパターンに基づき、現像、エッチング、レジスト除去といった加工が施される。ウェハ上への半導体チップパターンの露光は、例えば、マスクに形成された半導体チップパターンを縮小してウェハ上に焼き付けることを、マスクに対してウェハを相対的に移動させつつ繰り返すことにより行われる。従来、ウェハ上に露光・形成される各半導体チップパターンの周囲に露光精度測定用パターンを露光・形成し、形成された露光精度測定用パターンを用いて露光精度(単一レイヤの位置精度や複数レイヤ間の重ね合わせ精度)を測定し、測定結果に基づき露光条件の補正を行う技術が知られている(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開2002−134397号公報 特開平11−317340号公報
上記従来の技術では、それぞれの半導体チップパターンの周囲に露光精度測定用パターンが露光・形成されるため、ウェハ上において半導体チップパターンの露光・形成のために使用できる領域が狭くなり、ウェハ1枚あたりの半導体素子数が少なくなるという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、ウェハ上にパターンを形成する方法が提供される。この方法は、半導体チップパターンと、前記ウェハ上に形成される単一レイヤの位置精度と複数レイヤ間の重ね合わせ精度とを測定可能な露光精度測定用パターンと、が形成された少なくとも1つのマスクを準備する工程と、1つの前記マスクと縮小投影型露光装置とを用いて、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンを露光すると共に、前記ウェハ上における前記半導体チップパターンが露光される領域の外側の領域のみに前記露光精度測定用パターンを露光する第1レイヤのための露光工程と、前記第1レイヤのための露光工程において前記ウェハ上に露光されたパターンに基づき加工を施すことにより、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを含む前記第1レイヤを形成する工程と、1つの前記マスクと縮小投影型露光装置とを用いて、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンを露光すると共に、前記ウェハ上における前記半導体チップパターンが露光される領域より外側の領域のみに前記露光精度測定用パターンを露光する第2レイヤのための露光工程と、前記第2レイヤのための露光工程において前記ウェハ上に露光されたパターンに基づき加工を施すことにより、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを含む前記第2レイヤを形成する工程と、を備えることを特徴とする。この形態の方法によれば、第1レイヤおよび第2レイヤに関して、ウェハ上における半導体チップパターンが露光・形成される領域の外側の領域のみに露光精度測定用パターンが露光・形成されるため、ウェハ上の各半導体チップパターンが露光・形成される領域間に挟まれた領域に露光精度測定用パターンが露光・形成される場合と比較して、ウェハ上における半導体チップパターンを露光・形成するために使用できる領域を広くとることができ、露光精度測定結果のフィードバックによる露光精度の向上を実現しつつウェハ1枚あたりの半導体素子数を多くすることができる。
(2)上記形態の方法において、前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記マスクと前記ウェハとのアンロードを実行することなく、前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを露光する工程であるとしてもよい。この形態の方法によれば、半導体チップパターンと露光精度測定用パターンとがマスクやウェハのアンロードを挟むことなく連続的に露光されるため、半導体チップパターンに対する露光精度測定用パターンの位置精度を高く保つことができ、露光精度測定用パターンをウェハ上における半導体チップパターンが露光される領域の外側の領域のみに露光するものとしても、形成された露光精度測定用パターンを用いて単一レイヤの位置精度を精度良く測定することができる。
(3)上記形態の方法において、前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、少なくとも前記ウェハの中心を対角線の交点とする矩形の各頂点の位置に前記露光精度測定用パターンを露光する工程であるとしてもよい。この形態の方法によれば、形成された露光精度測定用パターンを用いて単一レイヤの位置精度および複数レイヤ間の重ね合わせ精度を精度良く測定することができる。
(4)上記形態の方法において、前記露光精度測定用パターンは、十字形状のパターンと矩形のパターンとの少なくとも一方であるとしてもよい。この形態の方法によれば、露光精度測定用パターンを、単一レイヤの位置精度と複数レイヤ間の重ね合わせ精度とを測定可能なものとすることができる。
(5)上記形態の方法において、前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパを用いて実行され、前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、2.125mm以上であるとしてもよい。この形態の方法によれば、半導体チップパターンの露光のためのショットとは別のショットで露光精度測定用パターンを精度良く露光することができる。
(6)上記形態の方法において、前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/4であるステッパを用いて実行され、前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、1.58mm以上であるとしてもよい。この形態の方法によれば、半導体チップパターンの露光のためのショットとは別のショットで露光精度測定用パターンを精度良く露光することができる。
(7)上記形態の方法において、前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/5であるステッパを用いて実行され、前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、1.6mm以上であるとしてもよい。この形態の方法によれば、半導体チップパターンの露光のためのショットとは別のショットで露光精度測定用パターンを精度良く露光することができる。
(8)上記形態の方法において、前記露光精度測定用パターンは、パターン寸法の精度を測定可能なパターンであるとしてもよい。この形態の方法によれば、露光精度測定結果のフィードバックによるパターン寸法精度の向上を実現しつつウェハ1枚あたりの半導体素子数を多くすることができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明は、ウェハ上にパターンを形成する方法以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、露光に用いられるマスク、ウェハ上にパターンを露光する方法、露光装置、半導体チップ製造装置、半導体チップ製造方法等の形態で実現することができる。
本発明によれば、第1レイヤおよび第2レイヤに関して、ウェハ上における半導体チップパターンが露光・形成される領域の外側の領域のみに露光精度測定用パターンが露光・形成されるため、ウェハ上の各半導体チップパターンが露光・形成される領域間に挟まれた領域に露光精度測定用パターンが露光・形成される場合と比較して、ウェハ上における半導体チップパターンを露光・形成するために使用できる領域を広くとることができ、露光精度測定結果のフィードバックによる露光精度の向上を実現しつつウェハ1枚あたりの半導体素子数を多くすることができる。
本発明の実施形態における露光装置10の構成を模式的に示す説明図である。 本実施形態の露光装置10において用いられるマスク20の構成を概略的に示す説明図である。 マスク20における露光精度測定用パターン220の詳細構成を示す説明図である。 本実施形態における半導体チップ製造処理の流れを示すフローチャートである。 露光処理の流れを示すフロ−チャートである。 ウェハW上に半導体チップパターン210が露光された様子を示す説明図である。 ウェハW上に露光精度測定用パターン220が露光された様子を示す説明図である。 単一レイヤの位置精度の測定方法の概要を示す説明図である。 複数レイヤ間の重ね合わせ精度の測定方法の概要を示す説明図である。 変形例における露光精度測定用パターン220の構成を示す説明図である。
A.実施形態:
A−1.露光装置の構成:
図1は、本発明の実施形態における露光装置10の構成を模式的に示す説明図である。本実施形態の露光装置10は、マスク20(レチクルとも呼ばれる)に形成されたパターンを縮小してウェハW上(より詳細には、ウェハWに塗布された感光性レジスト上)に焼き付ける縮小投影型の露光装置である。より詳細には、露光装置10は、縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパと呼ばれる露光装置である。図1に示すように、露光装置10は、照明光学系110と、マスクステージ130と、縮小投影光学系140と、ウェハステージ150とを備える。
マスクステージ130は、マスク20を載置するための台であり、ウェハステージ150は、ウェハWを載置するための台である。照明光学系110は、所定の光(例えばg線、i線、KrF、ArF等)を発する光源を有し、光源から発せられた光を露光に適した照明光に変換して、マスクステージ130に向けて出力する。縮小投影光学系140は、複数のレンズを有し、マスク20を透過した照明光を縮小してウェハステージ150上のウェハWに照射する。これにより、マスク20に形成されたパターンが縮小されてウェハW上に焼き付けられる。
ウェハステージ150は、縮小投影光学系140の光軸に略直交する水平面に沿って移動可能である。ウェハステージ150が水平面に沿って移動することにより、水平面に沿ったマスク20に対するウェハWの相対位置を変更させることができる。露光装置10は、ウェハWに対する1ショットの露光が完了すると、ウェハステージ150を水平面に沿って移動させてマスク20に対するウェハWの相対位置を変更し、次のショットの露光を行う、という動作を繰り返し実行する。これにより、ウェハW上の各領域に、マスク20に形成されたパターンを露光することができる。
A−2.マスクの構成:
図2は、本実施形態の露光装置10において用いられるマスク20の構成を概略的に示す説明図である。図2に示すように、本実施形態のマスク20には、半導体チップパターン210と露光精度測定用パターン220とが形成されている。なお、図2では、半導体チップパターン210の外形を単なる白抜きの矩形で示し、半導体チップパターン210の内部の実際のパターン構成については図示を省略している。マスク20における半導体チップパターン210および露光精度測定用パターン220以外の領域は、光を遮蔽する遮蔽領域230とされている。
図3は、マスク20における露光精度測定用パターン220の詳細構成を示す説明図である。図3には、図2に示したマスク20のX部を拡大して示している。図3に示すように、露光精度測定用パターン220は、L1×L1のサイズの矩形の透過領域内に十字形状の遮蔽領域222が配置されたパターンである。また、図2および図3に示すように、露光精度測定用パターン220の周囲には、幅Lmの遮蔽領域230が存在する。
ここで、本実施形態の露光装置10は、縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパであり、装置性能上の最小ショットサイズは0.25mm×0.25mmである。また、このステッパでは、パターンの周囲に少なくとも2mmの遮蔽領域が存在しないと、パターンの露光精度が低下する可能性がある。露光精度測定用パターン220の外形サイズ(L1×L1)が露光装置10の最小ショットサイズである0.25mm×0.25mmに等しく、かつ、露光精度測定用パターン220の周囲の遮蔽領域230の幅(Lm)が2mmである場合、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離(L1/2+Lm)は2.125mmとなる。そのため、本実施形態で用いられるマスク20は、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離が2.125mm以上となるように設計・製造される。このようにすれば、露光精度測定用パターン220を単独で露光する場合にも、パターンの露光精度の低下を抑制することができる。
A−3.半導体チップ製造処理:
図4は、本実施形態における半導体チップ製造処理の流れを示すフローチャートである。半導体チップ製造処理は、ウェハW上に複数の半導体チップを形成する処理である。以下の説明では、形成される半導体チップは、2つのレイヤ(層)から構成されるものとする。
最初に、半導体チップの第1レイヤのための露光処理が実行される(ステップS110)。図5は、露光処理の流れを示すフロ−チャートである。露光処理では、最初にマスクステージ130上にマスク20がロード(設置)され(ステップS210)、マスク遮蔽板の位置が設定される(ステップS220)。このとき、マスク遮蔽板の位置は、マスク20上の領域の内、露光されるべき半導体チップパターン210の領域が露出され、残りの領域が遮蔽されるように設定される。次に、ウェハステージ150上にウェハWがロード(設置)される(ステップS230)。マスク20のロードおよび遮蔽板位置設定とウェハWのロードとは、実行順序が逆であってもよいし、同時に実行されてもよい。
次に、ウェハW上に半導体チップパターン210が露光される(ステップS240)。半導体チップパターン210の露光は、照明光学系110から発せられマスク20上の半導体チップパターン210を透過した照明光を、縮小投影光学系140により縮小してウェハステージ150上のウェハWに照射することを、マスク20に対してウェハWを水平面に沿って相対的に移動させつつ繰り返すことにより行われる。図6は、ウェハW上に半導体チップパターン210が露光された様子を示す説明図である。なお、以下では、ウェハW上に露光された(または形成された)半導体チップパターン210を、半導体チップパターン310とも呼ぶ。図6に示すように、ウェハW上には、複数の半導体チップパターン310が連続的に露光される。
半導体チップパターン210の露光が完了すると、マスク遮蔽板の位置が変更される(図5のステップS250)。このとき、マスク遮蔽板の位置は、マスク20上の領域の内、露光精度測定用パターン220の領域が露出され、残りの領域が遮蔽されるように変更される。また、このときマスク20およびウェハWがマスクステージ130およびウェハステージ150からアンロードされることはない。
次に、ウェハW上に露光精度測定用パターン220が露光される(ステップS260)。露光精度測定用パターン220の露光は、照明光学系110から発せられマスク20上の露光精度測定用パターン220を透過した照明光を、縮小投影光学系140により縮小してウェハステージ150上のウェハWに照射することを、マスク20に対してウェハWを水平面に沿って相対的に移動させつつ繰り返すことにより行われる。図7は、ウェハW上に露光精度測定用パターン220が露光された様子を示す説明図である。なお、以下では、ウェハW上に露光された(または形成された)露光精度測定用パターン220を、露光精度測定用パターン320とも呼ぶ。本実施形態では、ウェハW上の半導体チップパターン310が露光された領域の外側の領域に、4つの露光精度測定用パターン320(露光精度測定用パターン320a,320b,320c,320d)が露光される。各露光精度測定用パターン320は、ウェハW上における各半導体チップパターン310が露光された領域間に挟まれた領域には露光されない。すなわち、露光精度測定用パターン320は、ウェハW上における半導体チップパターン310が露光される領域の外側の領域のみに露光される。なお、本実施形態では、4つの露光精度測定用パターン320は、ウェハWの中心を対角線の交点とする矩形(より詳細には正方形)の各頂点の位置に露光される。露光精度測定用パターン320aと320bとはX方向に沿って並ぶべき関係にあり、露光精度測定用パターン320aと320cとはX方向に直交するY方向に沿って並ぶべき関係にあり、露光精度測定用パターン320aと320dとは上記矩形の対角線上に位置すべき関係にある。
露光精度測定用パターン220の露光が完了すると、ウェハWがウェハステージ150からアンロードされ、次の工程の装置に向けて搬送される(ステップS270)。
半導体チップの第1レイヤのための露光処理(図4のステップS110)が完了すると、第1レイヤのためのパターニング処理が実行される(ステップS120)。パターニング処理は、露光処理においてウェハW上に露光されたパターンに基づき、現像、エッチング、レジスト除去、成膜といった加工を施して、ウェハW上にパターン(半導体チップパターン310および露光精度測定用パターン320)を形成する処理である。なお、第1レイヤに形成されるパターンは、エッチングによる凹パターンであってもよいし、成膜による凸パターンであってもよい。
第1レイヤのためのパターニング処理が完了すると、半導体チップの第1レイヤの測定処理が実行される(ステップS130)。この測定処理では、単一レイヤ(第1レイヤ)の位置精度(ピッチや直交度)およびパターン寸法の精度が測定される。本実施形態では、測定処理は、画像によるパターン認識を用いる画像認識型露光精度測定装置を用いて実行される。これにより、装置の構造上、露光精度測定用パターンを大きくする必要がある上にパターンの形状が直線的な形状に制約されるレーザスキャニングによるパターン認識を用いる画像認識型露光精度測定装置を用いる場合と比較して、限られたウェハW上の領域を有効に利用して露光精度測定用パターン320を形成することができる。ただし、レーザスキャニングによるパターン認識を用いてもよい。
図8は、単一レイヤの位置精度およびパターン寸法精度の測定方法の概要を示す説明図である。図8(a)には、ウェハW上に形成された4つの露光精度測定用パターン320(320a,320b,320c,320d)の実際の位置と、それぞれ対応する設計上の位置420(420a,420b,420c,420d)とを示している。また、図8(b)には、1つの露光精度測定用パターン320(320a)を拡大して示している。
測定処理の際には、ウェハWの中心Oから見た各露光精度測定用パターン320上の所定の点(例えば十字形状の中心点)の座標が測定される。また、各露光精度測定用パターン320の上記所定の点の設計上の位置420の座標は予め決められている。そのため、各露光精度測定用パターン320について、設計上の位置420に対するX方向のずれXa,Xb,Xc,XdとY方向のずれYa,Yb,Yc,Ydとが算出される。これらに基づき、単一レイヤにおけるX方向の位置ずれX−Pitch、Y方向の位置ずれY−Pitch、および、回転ずれRotは、それぞれ以下の式(1)−(3)により算出される。すなわち、式(1)から明らかなように、X方向の位置ずれX−Pitchは、2つの露光精度測定用パターン320の各組み合わせ(320aと320bとの組み合わせ、および、320cと320dとの組み合わせ)から算出されるX方向の位置ずれ(Xa+Xb)および(Xc+Xd)の平均である。また、Y方向の位置ずれY−Pitchは、2つの露光精度測定用パターン320の各組み合わせ(320aと320cとの組み合わせ、および、320bと320dとの組み合わせ)から算出されるY方向の位置ずれ(Ya+Yc)および(Yb+Yd)の平均である。また、回転ずれRotは、2つの露光精度測定用パターン320の各組み合わせ(320aと320cとの組み合わせ、および、320bと320dとの組み合わせ)から算出される回転ずれ(Xa−Xc)および(Xb−Xd)の平均である。
X−Pitch=((Xa+Xb)+(Xc+Xd))/2・・・(1)
Y−Pitch=((Ya+Yc)+(Yb+Yd))/2・・・(2)
Rot =((Xa−Xc)+(Xb−Xd))/2・・・(3)
また、測定処理の際には、各露光精度測定用パターン320の寸法LxおよびLyが測定され、設計上の寸法との比較によってパターン寸法精度が測定される。
半導体チップの第1レイヤの測定処理(図4のステップS130)の完了後、第2レイヤのための露光処理(ステップS140)および第2レイヤのためのパターニング処理(ステップS150)が実行される。第2レイヤのための露光処理は、上述した第1レイヤのための露光処理と同様に実行されるため、説明を省略する。また、第2レイヤのためのパターニング処理は、露光処理においてウェハW上に露光されたパターンに基づき、現像、エッチング、レジスト除去、成膜といった加工を施して、ウェハW上にパターンを形成する処理である。なお、第2レイヤに形成されるパターンは、エッチングによる凹パターンであってもよいし、成膜による凸パターンであってもよい。また、第1レイヤに形成されるパターンと第2レイヤに形成されるパターンとは、共に、エッチングによる凹パターンであってもよいし、成膜による凸パターンであってもよい。あるいは、第1レイヤに形成されるパターンがエッチングによる凹パターンであり、第2レイヤに形成されるパターンが成膜による凸パターンであってもよいし、反対に、第1レイヤに形成されるパターンが成膜による凸パターンであってもよいし、第2レイヤに形成されるパターンがエッチングによる凹パターンであってもよい。
次に、半導体チップの第2レイヤの測定処理が実行される(ステップS160)。第2レイヤの測定処理では、上述した第1レイヤの測定処理と同様に、第2レイヤ(単一レイヤ)の位置精度(具体的には、単一レイヤにおけるX方向の位置ずれX−Pitch、Y方向の位置ずれY−Pitch、および、回転ずれRot)およびパターン寸法精度が測定される。
さらに、第2レイヤの測定処理では、第1レイヤと第2レイヤとの間の重ね合わせ精度が測定される。図9は、複数レイヤ間の重ね合わせ精度の測定方法の概要を示す説明図である。図9には、ウェハW上に形成された第1レイヤの露光精度測定用パターン320aの実際の位置と、第1レイヤの露光精度測定用パターン320aの実際の位置から導き出される第2レイヤの露光精度測定用パターンの設計上の位置620(620a)と、第2レイヤの露光精度測定用パターン520(520a)の実際の位置とを示している。第1レイヤと第2レイヤとの間の重ね合わせずれ量は、X方向のずれ量が図9に示すEXaであり、Y方向のずれ量が図9に示すEYaである。
第2レイヤの測定処理(図4のステップS160)が完了すると、露光補正処理が実行される(ステップS170)。露光補正処理は、第1レイヤの測定処理において測定された単一レイヤにおける位置ずれおよび回転ずれと、第2レイヤの測定処理において測定された複数レイヤ間における位置ずれとに基づき、測定されたずれが低減されるように露光装置10の設定が補正される。
その後、次のウェハWに対する処理を実行するか否かが判定され(ステップS180)、実行すると判定された場合には、上述した第1レイヤのための露光処理(ステップS110)以降の処理が実行される。このとき、前回のループにおける露光補正処理(ステップS160)において露光装置10の設定が補正されているため、露光処理の精度が前回と比較して向上する。次のウェハWに対する処理は実行されないと判定された場合には、処理は終了される。なお、図4に示した処理の後、所定の工程(例えば、ダイシング、ボンディング、モールディング等)を経ることにより、個々の半導体チップが製造される。
以上説明したように、本実施形態の半導体チップの製造処理では、半導体チップパターン210と露光精度測定用パターン220とが形成されたマスク20が用意される。露光精度測定用パターン220は、ウェハW上に形成される単一レイヤの位置精度と複数レイヤ間の重ね合わせ精度とを測定可能なパターンである。また、露光装置10を用いた露光処理では、マスク20に形成された半導体チップパターン210がウェハW上に複数露光されると共に、マスク20に形成された露光精度測定用パターン220が、ウェハW上における半導体チップパターン210が露光される領域の外側の領域のみに露光される。そのため、本実施形態では、ウェハW上の各半導体チップパターン210が露光される領域間に挟まれた領域に露光精度測定用パターン220が露光される場合と比較して、ウェハW上における半導体チップパターン210を露光・形成するために使用できる領域を広くとることができ、露光精度測定結果のフィードバックによる露光精度の向上を実現しつつウェハW1枚あたりの半導体素子数を多くすることができる。
また、本実施形態では、露光処理の際に、マスク20およびウェハWのアンロードが実行されることなく、半導体チップパターン210と露光精度測定用パターン220とが連続的に露光されるため、半導体チップパターン210に対する露光精度測定用パターン220の位置精度を高く保つことができ、上述のように露光精度測定用パターン220をウェハW上における半導体チップパターン210が露光される領域の外側の領域のみに露光するものとしても、単一レイヤの位置精度を精度良く測定することができる。
また、本実施形態では、ウェハWの中心を対角線の交点とする矩形の各頂点の位置に露光精度測定用パターン220が露光・形成されるため、露光精度測定用パターン220を用いて単一レイヤの位置精度および複数レイヤ間の重ね合わせ精度を精度良く測定することができる。
また、本実施形態では、露光装置10として縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパが用いられると共に、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離が2.125mm以上であるマスク20が用いられるため、半導体チップパターン210の露光のためのショットとは別のショットで露光精度測定用パターン220を精度良く露光することができる。これにより、ウェハW上における半導体チップパターン210が露光・形成される領域の外側の領域のみに、露光精度測定用パターン220を精度良く露光・形成することができる。
また、本実施形態では、露光精度測定用パターン220は、パターン寸法の精度も測定可能なパターンである。そのため、本実施形態では、露光精度測定結果のフィードバックによるパターン寸法精度の向上を実現しつつウェハW1枚あたりの半導体素子数を多くすることができる。
B.変形例:
この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態における露光精度測定用パターン220の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。図10は、変形例における露光精度測定用パターン220の構成を示す説明図である。図10(a)には、矩形の透過領域内に十字形状の遮蔽領域222が配置された上記実施形態の露光精度測定用パターン220を示している。露光精度測定用パターンは、図10(b)に示すように、矩形の遮蔽領域内に十字形状の透過領域242が配置されたパターン240であってもよい。また、露光精度測定用パターンは、図10(c)に示すように、矩形の透過領域内に矩形の遮蔽領域252が配置されたパターン250であってもよいし、図10(d)に示すように、矩形の遮蔽領域内に矩形の透過領域262が配置されたパターン260であってもよい。露光精度測定用パターンとして、図10(c)または図10(d)に示すパターンを使用する場合には、測定処理の際に、露光精度測定用パターン上の所定の点(例えば矩形の中心点)の座標が測定され、設計上の位置とのずれが算出される。また、露光精度測定用パターンとしては、ウェハW上のある点の位置(座標)を測定可能なパターンであれば、図10に示すパターン以外にもあらゆる公知のパターンが使用可能である。また、露光精度測定用パターン220は、必ずしもパターン寸法の精度も測定可能なパターンである必要はない。
また、上記実施形態におけるマスク20の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、マスク20に形成される露光精度測定用パターン220の数は複数であるとしてもよいし、マスク20に形成される半導体チップパターン210の数は1つであるとしてもよい。また、マスク20に形成される露光精度測定用パターン220は、ポジ型でもネガ型でもよいし、マスク20に両者が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、半導体チップが2つのレイヤ(層)から構成されるとしているが、本発明は、半導体チップが複数のレイヤから構成される場合一般に適用可能である。例えば、半導体チップが3つのレイヤから構成される場合には、上述した第1レイヤと第2レイヤとの間の重ね合わせ精度測定と同様に、半導体チップパターン210を用いて第2レイヤと第3レイヤとの間の重ね合わせ精度測定を実行可能である。
また、上記実施形態では、半導体チップパターン210の露光が完了した後に露光精度測定用パターン220の露光を実行するとしているが、反対に、露光精度測定用パターン220の露光が完了した後に半導体チップパターン210の露光を実行するものとしてもよい。あるいは、半導体チップパターン210の露光と露光精度測定用パターン220の露光とを分離して実行するのではなく、ウェハステージ150が効率的に移動されるように両者が交互に実行されるとしてもよい。
また、上記実施形態では、4つの露光精度測定用パターン320がウェハWの中心を対角線の交点とする正方形の各頂点の位置に露光・形成されるとしているが、それらの位置は厳密に正方形の各頂点の位置である必要は無く、正方形の各頂点付近の位置であればよい。また、4つの露光精度測定用パターン320は、ウェハWの中心を対角線の交点とする長方形の各頂点の位置(付近)に露光・形成されるとしてもよい。また、露光精度測定用パターン320が露光・形成される数は、4つに限られず、2つ以上の任意の数であってよい。なお、露光精度測定用パターン320が露光・形成される数が4つ以上であれば、露光精度を精度良く測定することができるため好ましい。
また、上記実施形態では、露光装置10は、縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパであるとしているが、これに代えて、縮小投影露光倍率が1/4であるステッパであるとしてもよい。この場合において、ウェハW上に露光・形成される露光精度測定用パターン220のサイズを0.04mm×0.04mmとすると、最小ショットサイズは0.16mm×0.16mmとなる。また、このステッパでは、パターンの周囲に少なくとも1.5mmの遮蔽領域が存在しないと、パターンの露光精度が低下する可能性がある。露光精度測定用パターン220の外形サイズ(L1×L1)が露光装置10の最小ショットサイズである0.16mm×0.16mmに等しく、かつ、露光精度測定用パターン220の周囲の遮蔽領域230の幅(Lm)が1.5mmである場合、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離(L1/2+Lm)は1.58mmとなる。そのため、この場合には、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離が1.58mm以上となるようにマスク20を設計・製造すれば、露光精度測定用パターン220を単独で露光する場合にもパターンの露光精度の低下を抑制することができる。
あるいは、露光装置10は、縮小投影露光倍率が1/5であるステッパであるとしてもよい。この場合において、ウェハW上に露光・形成される露光精度測定用パターン220のサイズを0.04mm×0.04mmとすると、最小ショットサイズは0.20mm×0.20mmとなる。また、このステッパでは、パターンの周囲に少なくとも1.5mmの遮蔽領域が存在しないと、パターンの露光精度が低下する可能性がある。露光精度測定用パターン220の外形サイズ(L1×L1)が露光装置10の最小ショットサイズである0.20mm×0.20mmに等しく、かつ、露光精度測定用パターン220の周囲の遮蔽領域230の幅(Lm)が1.5mmである場合、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離(L1/2+Lm)は1.6mmとなる。そのため、この場合には、露光精度測定用パターン220の中心と半導体チップパターン210の外縁との最短距離が1.6mm以上となるようにマスク20を設計・製造すれば、露光精度測定用パターン220を単独で露光する場合にもパターンの露光精度の低下を抑制することができる。
また、本発明は、露光装置としてスキャナを使用する場合にも同様に適用可能である。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…露光装置
20…マスク
110…照明光学系
130…マスクステージ
140…縮小投影光学系
150…ウェハステージ
210…マスク上の半導体チップパターン
220…マスク上の露光精度測定用パターン
222…遮蔽領域
230…遮蔽領域
240…パターン
242…透過領域
250…パターン
252…遮蔽領域
260…パターン
262…透過領域
310…ウェハ上の半導体チップパターン
320…ウェハ上の露光精度測定用パターン
420…露光精度測定用パターンの設計上の位置
520…ウェハ上の第2レイヤの露光精度測定用パターン
620…露光精度測定用パターンの設計上の位置
W…ウェハ

Claims (8)

  1. ウェハ上にパターンを形成する方法であって、
    複数の半導体チップパターンと、前記ウェハ上に形成される単一レイヤの位置精度と複数レイヤ間の重ね合わせ精度とを測定可能な1つの露光精度測定用パターンと、が形成された1つのマスクを準備する工程と、
    1つの前記マスクと縮小投影型露光装置とを用いて、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンを露光すると共に、前記ウェハ上における前記半導体チップパターンが露光される領域の外側の領域のみに前記露光精度測定用パターンを露光する第1レイヤのための露光工程と、
    前記第1レイヤのための露光工程において前記ウェハ上に露光されたパターンに基づき加工を施すことにより、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを含む前記第1レイヤを形成する工程と、
    1つの前記マスクと縮小投影型露光装置とを用いて、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンを露光すると共に、前記ウェハ上における前記半導体チップパターンが露光される領域より外側の領域のみに前記第1レイヤのための露光工程と同じ前記露光精度測定用パターンを露光する第2レイヤのための露光工程と、
    前記第2レイヤのための露光工程において前記ウェハ上に露光されたパターンに基づき加工を施すことにより、前記ウェハ上に複数の前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを含む前記第2レイヤを形成する工程と、
    前記第1レイヤと前記第2レイヤとの間の重ね合わせ精度を測定し、縮小投影型露光装置のずれが低減されるよう補正する露光補正処理工程と、を備えることを特徴とする、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記マスクと前記ウェハとのアンロードを実行することなく、前記半導体チップパターンと前記露光精度測定用パターンとを露光する工程であることを特徴とする、方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の方法であって、
    前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、少なくとも前記ウェハの中心を対角線の交点とする矩形の各頂点の位置に前記露光精度測定用パターンを露光する工程であることを特徴とする、方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の方法であって、
    前記露光精度測定用パターンは、十字形状のパターンと矩形のパターンとの少なくとも一方であることを特徴とする、方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の方法であって、
    前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/2.5であるステッパを用いて実行され、
    前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、2.125mm以上であることを特徴とする、方法。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の方法であって、
    前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/4であるステッパを用いて実行され、
    前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、1.58mm以上であることを特徴とする、方法。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の方法であって、
    前記第1レイヤのための露光工程と前記第2レイヤのための露光工程とは、それぞれ、前記縮小投影型露光装置として、縮小投影露光倍率が1/5であるステッパを用いて実行され、
    前記マスクに形成された前記露光精度測定用パターンの中心と前記半導体チップパターンの外縁との最短距離は、1.6mm以上であることを特徴とする、方法。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の方法であって、
    前記露光精度測定用パターンは、パターン寸法の精度を測定可能なパターンである、方法。
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