JP6149333B1 - 水上遊泳プ−ル - Google Patents

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Abstract

【課題】 本水上遊水プールは、海洋及び湖沼や河川の水面に浮遊して設置される遊戯施設の一つとして、プール槽内の遊泳水が波や流れに影響されて揺動することを解決し、遊泳者が安心して且つ快適に遊泳を楽しめるものとする。 更には、水上遊泳プールの部材構成を単純かつ少量として、設営工数の最小化と設営費用の軽減を図るものである。【解決手段】プール槽の材料に、水中での剛性と耐候性及び耐食性に富むガラス繊維又は強化プラスチック等を採用して強靭なプール槽とする。更に構造を単純にし、プール槽外の波や流れの影響を抑制する為にプール槽の水封性を高めて、静かな遊泳水を得ることができるものである。 プール槽は、材料と一体成形の加工により全体剛性を増し、且部材構成を最小限とすることによって、設営作業は効率よく安価な費用でできる。【選択図】図1

Description

本発明は、海洋や湖沼及び河川における遊戯施設として、その沖合又は接岸水域に浮上して設営する水面上方を大気に開放した水上遊泳プールである。
海洋や湖沼及び河川に於けるレジャーの多様化に伴い、従来から遊泳を目的とした水中プールは多様な技術がある。 例えば、特許文献1、2、3、4と非特許文献1等である。
それらの先行技術について、夫々の主な特徴を以下に述べる。
特許文献1は、プール槽は枠フレームの内側の側壁と底床の面に柔軟な膜材を展張し、浮力体として個別の水中浮体をプール槽の底面に取付けている。
特許文献2は、側壁と底床の面に網状体を張巡らせて、浮力体には個別の浮沈フロートを底床に配置しており、夫々の浮沈フロートへのコンプレッサーによる給排気によって浮力を調整するものである。
特許文献3は、側壁と底床の面にネットを用い、浮力体は給排気可能な必要数のエアバッグによって浮力を調整するものである。
特許文献4は、合成樹脂製の枠材の内側に柔軟な不透水シートを展張したプール槽であり、浮力体はコンクリート製の浮体ブロックを周囲構造体を兼ねて組込まれている。
非特許文献1は、ガラス繊維等による一体又は分割成形体のプール槽を、陸上の屋外又は屋内に限って設営する遊泳プールである。
特開2014-125787 公報 特開2005-90098 公報 第3026267号 登録実用新案公報 特開平7-158296 公報
FRP製品製造業者のプールのインタ−ネットでの一般紹介
従来の水上プールは、プール槽の側壁と底床の面に膜材及び網状体等を展張したものであってプール槽が軟弱な為、プール槽外の流れや波の影響で遊泳水の揺動及び壁床面の型崩れを起こし易い。 故に遊泳者の姿勢も揺動して安定せず、遊泳者には不安を与えることになる。
又、プール槽の側壁と底床の面に膜材及び網状体等を展張したものは、プール槽の外との水封が不完全若しくは不可能であり、汚濁水や異常な冷水のプール槽内への浸水を防げない為、遊泳者には不快感や冷感を与えることになる。
更には、水面水中のクラゲやえい等の有害な魚類の侵入も完全には防げず、遊泳者への危害を防ぐことが万全ではない。
従来の水上プールは、プール槽を組立てる構成部材が多い(10点以上)為、設営作業に要員と時間を多く必要とする。 即ち設営及びメインテナンスの費用が高くなる。
従来の水上プールの内、側壁と底床の全面を膜材や不透水シート等で展張したプール槽では、その槽内全面が封じられている為遊泳水の入換えが容易ではなく、且つ遊泳者は水中遊泳の時に視界を遮られた閉塞感を抱く。
浮遊して設営するプール槽は、遊泳者の人数及び付設物や積載物の大きさとその数によって重力と浮力のバランスが異なり、その状況に応じてプール槽の遊泳水の水深が変動する。その対応として、従来の水上プールでは浮遊体に浮沈フロートやエアバッグ等が、個別の部品として必要な個数をプール槽に付帯されている。 これらの水上プールの浮遊体は、付帯された数が多い為浮力の調整作業が複雑となり、設営作業と浮力調整に手間と工数がかかる。
又、特許文献2に示されているコンプレッサーによる浮力調整の給気は、その水上プール専用のコンプレッサーと動力源を準備しなければならない。 そして、水上プールの設営場所の動力源の事情により、その使用が限定される。
従来の水上プールは、プール槽全体を構成する各部位の仮組立て作業を陸上若しくは桟橋上で行った後、その各部位を吊り移動して水中で組上げなければならないが、それらは数が多く且つ形状が複雑である為、吊り移動回数を多く要するか若しくは専用の吊り具を準備しなければならない。 そして水中での組上げ作業には、作業性が悪い為多くの工数がかかる。
従来の水上プールは、その全体の流動を防ぐ為に浅瀬の水底に固定されるか桟橋等に係留されるものが多い。 それ故、陸上か桟橋等に接するか又はそれらの近傍に設営場所が限定される為、水質、風、日差し等による環境の状況変化に応じて適宜な場所への移動が不可能若しくは容易ではない。 一方、設営場所が限定されることは、常に遊泳環境が同じで近辺の景観が固定される為、遊泳者は環境の変化を楽しむ事が出来ず飽き感を抱くことになる。
本発明は、前述の如く従来の水上プールの課題を、請求項1から請求項3により改善して遊泳者の安全性と快適性を高め、更に設営作業の簡素化を目的としたものである。
以下に、本発明によるその解決手段を記述する。
本発明は、プール槽1は側壁1aおよび底床1bが一体物であり、その上方は遊泳面として大気に開放されていて、プール槽1の全体の材料に耐水性、耐候性、耐食性に優れて且つ、剛性を有する非金属又は金属の材料を採用した、強靭な水面浮上の水上遊泳プールである。
本発明は、プール槽1全体を前述の非金属又は金属の材料として、その形状を側壁1aと底床1b共に一体成形加工することにより、補強枠材、壁材と床材及び固定部品、浮力体等を分離した個別体にする必要をなくし、プール槽1の構成部材を最小限にして設営と撤去作業及び維持管理を簡素化するものである。 プール槽1の形と大きさは数種類に標準サイズ化して、水上遊水プールの一品毎の設計の手間を省くものとする。 プール槽1が大形又は複雑な形のものにあっては、二体又は数体に分割した成形加工によるものとする。 又、プール槽1を一体成形することにより、プール槽内の遊泳水Aとプール槽外の周囲水Bとの水封性を高めて、プール槽外の周囲水Bの汚濁水や冷水及び有害魚類のプール槽内の遊泳水Aへの浸水と侵入を防ぐものとする。
請求項1の発明は、プール槽内の遊泳水Aの入換えと遊泳者の閉塞感を解消する為、プール槽1の側壁1aと底床1bに切欠き開口部設けて、そこに装着と取外しが簡単に出来る着脱パネル2を取付けるものとする。 着脱パネル2は、プール槽1の外を水中観賞できる透視パネル2aと、プール槽内の遊泳水Aとプール槽外の周囲水Bを遮断する閉止パネル2b、及び開口の開度を調整するスリット状の細隙パネル2cとし、着脱パネル2は形状とサイズの種類を限定して、任意の位置の物と適宜交換できるものとする。 又着脱パネル2を外して、プール槽内の遊泳水Aをプール槽外の新鮮な周囲水Bと入れ換えることがきるものとする。
請求項2の発明は、プール槽1の浮力と重力のバランスの変動に対応する時、各変動の状況に応じて必要な浮力調整をする目的として、プール槽1の側壁1a及び底床1bに適宜容量の二重構造の浮力調整空間3を設ける。 浮力調整空間3は、プール槽1の成形加工と同時に又は設営の際にプール槽1に固定して一体ものとして構成するものである。 その浮調整力空間3に、浮力に応じた必要容量の空気と水を給排して、浮力を調整できるものとする。 その給排する為の構造は、各浮力調整空間3の最下部に吸排水用の開口穴4と、各空間の最上部に空気給排用の配管付給排気バルブ5を設けるものとする。
請求項2の浮力調整の操作に於いて、浮力を上げてプール槽1を浮上する場合は、給排気バルブ5を開いて空気源より浮力調整空間3に空気を送ることにより、浮力調整空間3の中の水を排水してその空気量によって浮力のバランスを調整するものである。 浮力調整後は給排気バルブ5を閉じる。 空気源は空気ボンベとし、コンプレッサーを使用できる場所に於いてはどちらでもよい。 一方、浮力を下げてプール槽1を沈降する場合は、給排気バルブ5を開いて浮力調整空間3の空気を排気することにより開口穴4から水を吸水して、その水量によって浮力のバランスを調整するものである。 水は、プール槽1の重量による沈降によって浮力調整空間3へ吸水される為、ポンプは用いない。 浮力調整後は給排気バルブ5を閉じる。
請求項3の発明は、プール槽1を漁網類7で丸ごと包んで設営作業の取扱いを簡単にし、作業工数を軽減するものである。 設営作業は、陸上又は桟橋等に於いてプール槽1を漁網類7で丸ごと包み、それに吊りスリング8をかけて重機で吊上げ移動して、水面枠6の中に下ろすことにより重機作業が終わることを特徴とする。 一体成形加工のプール槽1は重機作業を一度とし、プール槽1が大形又は複雑な形で分割成形の組立て式としたものにあっては、一度又は分割数の回数の重機作業とする。 以降は、付設物の簡易桟橋12外を固定し、目的の場所に曳行移動してアンカー9に係留ロープ10により係留する。 なお、プール槽1は、設営後も漁網類7により包まれた状態とすることにより、網目より大きな有害動物や異物の侵入を防ぐものとする
本発明は、水上遊水プールの設営後の場所移動を、簡単に出来ることを特徴とするものである。 設営された水上遊水プールは、水底Cのアンカー9に係留ロープ10で固定されているだけであり、係留ロープ10を切り離すかアンカー9共に引き上げれば、水上遊水プールは簡単に拘束を解かれて浮遊が自由となる。 故に船舶等により水上遊水プール全体を曳行して、希望する別の場所へ移動し且つ水面遊覧も可能とするものである。 移動に関しては、曳行移動を容易にするために請求項2の浮力調整により、プール槽1を上昇して水中走行抵抗を軽くしてもよい。 曳行動力は、水上に於いては漁船等の船舶であり、海岸及び桟橋等の近くに於いては陸上の車両、若しくは陸上か本水上遊泳プール上に設置されたウインチ類である。
プール槽1に、耐水性、耐候性、耐食性に優れ、且つ剛性を有する非金属又は金属の材料を選定することは、塩分を含む海水等に長期に渡って使用でき、又大掛りなメインテナンスを必要としない為、耐用及び運営費用の面に於いて商業的に大きな利点となる。 プール槽1にプラスチック類を用いる場合は、その耐用性が陸上プール、化学用タンク類や漁船等で長年にわたって実証済である。
プール槽1の側壁1aと底床1bを一体の成形加工とし、更に浮遊調整空間3を単純構造で且つプール槽1と一体ものとすることにより、従来の水上プールの様な槽の補強枠材や様々な固定部品及び個別の浮力体等を必要とせず、プール槽1の構成部材を最小限とすることが出来る。 故に設営と撤去にかかる作業を簡素化して要員をより削減し、更に作業時間を短縮できることによって作業費用を安く出来る。 そして又、構成部材が少ないことは、水上遊水プールのメインテナンスとシーズンオフの保守及び管理も、費用を安くすることが出来る。 それと共に、一体成形によるプール槽1の形と大きさのサイズを適正に標準化することは、製作にかかる設計の手間を少なく出来る。
前述の如くプール槽1は、その材料と加工方法と構造によって剛性が高められている為、プール槽の側壁1aと底床1bの型崩れや揺れを起こさず遊泳水の流動が小さいため、遊泳者は自身の揺動を少なくして遊泳を楽しむ事が出来る。
又、プール槽1の側壁1aと底床1bを一体に成形加工して水封性を高めることは、プール槽1の外からの濁りと冷水の浸水及びクラゲやえい等の有害な魚類の侵入を防ぎ、幼児や子供を含めて遊泳者が安全且つ快適に遊泳を楽しむことが出来る。
プール槽1に着脱の透視パネル2aを取付けることは、ほぼ静止した遊泳水の中で側壁1aや底床1bからプール槽1の外の水中観察を、遊泳者が自身の揺動がなく安定して且つ安全に楽しむことが出来る。 その外の着脱パネル2は、プール槽内の遊泳水Aを維持する時に、着脱の閉止パネル2bを取付けてプール槽外の周囲水Bを遮水する。 又、着脱の細隙パネル2cを取付ければ、プール槽外の周囲水Bの取入れを微調整出来る。 更に着脱パネル2は、形状とサイズの種類が限定されている為、設営した環境に応じて夫々のパネルが適宜に任意な位置と交換できる。 そして着脱パネル2を外せば、プール槽内の遊泳水Aはその水質調整や、新鮮なプール槽外の周囲水Bとの交換が可能である為、常に新鮮な遊泳水を維持出来る。
プール槽1の側壁1aと底床1bに二重構造の浮力調整空間3を設けることは、給排気バルブ5の操作だけで空気と水の供給量バランスを調整出来る為、浮力調整が簡単に出来る。 又、プール槽1が二重の壁構造であることは、一重の壁構造に較べて剛性を増すことが出来る。 更に浮力調整空間3がプール槽1と一体であることは、設営作業に於いて従来の水上プールのような個別の浮力体の数の調整や、その取付けと取外し作業を省くことが出来る。
本水上遊泳プールを、水上の目的地に設営移動又は設営後の場所移動をする時は、二重構造の浮力調整空間3の調整により浮力を上げ、プール槽1を上昇して曳行の水中抵抗を軽くすることにより、全体毎自在に移動し易くなる。 又、プール槽を清掃及びメインテナンスする場合は、同じように浮力を上げてプール槽1を上昇し、水深を浅くすれば作業を容易に出来る。
プール槽1が漁網類7で全体を包まれていることは、全体に吊りスリング8を懸けて重機によるプール槽1の吊り移動が一度で終了できる。 そして、設営状態に於いてもプール槽1が漁網類7で全体を包まれていることは、遊泳水の入換え時に着脱パネル2を外すことがあっても、有害魚類の侵入を防ぐことが出来る。 水上遊水プ−ルを保管中に於いても、プール槽1と漁網類7を分離する必要がなく、従ってその作業は必要としない。
本水上遊泳プールを一度設営した後に場所換えを行う場合に、アンカーを解除して全体を漁船等の曳行によって容易に出来ることは、波、流れ、水温、風、日差し等の状況変化への対応や、設営場所の変更を要する場合の対応として移動が簡単にできる。 即ち、本水上遊水プールの運用運営の日数を増せることにも反映される。 又、遊泳者は環境や景観が変わった違いを楽しむ事が出来る。
本発明は上記の外に、以下の効果がある。 本水上遊泳プールの形や大きさの規模は様々なものが可能であるが、その実施可能な形と規模に於いては全体を開閉式の透明テントで覆い、遊泳者が風の冷感を強く感じることなく遊泳を楽しむことが出来る。 更には遊泳水が貯留水である為、簡易のソーラー式等の温水器を設けて遊泳水を循環し、温暖な遊水プールを水上で楽しむ事が出来る。
海洋に設営された本発明の水上遊泳プールの例を示す鳥瞰図 本発明の水上遊泳プールを示す全体平面図 図2に於けるD−E線断面図 設営作業に於いてプール槽を吊り移動して水面枠内に下ろす略図
以下、本発明を実施する形態について、図1から図4に基づいたその部材構成と設営作業の要領を説明する。
図1に於いて、主な構成はプール槽1、水面枠6、アンカー9及び係留ロープ10からなる。 図2と3は図1を詳細に示すもので、プール槽1はプール槽の側壁1aと底床1bからなり、プール槽1には透視パネル2aの外に閉止パネル2b、細隙パネル2cの3種類の着脱パネル2が取付けられている。 更にプール槽1には浮力調整の為の浮力調整空間3、開口穴4と給排気バルブ5が一体として組込まれている。 プール槽1の周りは、遊泳者がプール槽1から上がって行動する水面枠6により囲われている。 水面枠6は平面床状であり、それはブイフロート11によって浮いている。 図3は、水上に浮遊した状態の水上遊水プールの部分の立断面図であるが、水上遊水プールの浮遊流動を防ぐため、水底Cに沈められたアンカー9に係留ロープ10により係留されている。
図4は設営状態の立面図である。 ブイフロート11を伴った水面枠6は、予め水底Cに沈められたアンカー9に係留ロープ10により係留されており、その水面枠6の内側に漁網類7で包まれたプール槽1が吊りスリング8を介して重機に吊られて下ろされる。 以降、プール槽1はロープや簡単な金具類によって水面枠6と固定された後、必要に応じて付設物の簡易桟橋12等を装着すれば一体となった水上遊水プールの組立てが終了する。 そして全体が設営場所に曳行されて設営は終了する。
本水上遊水プールは、温暖期及び温暖地での遊泳の外に、次のような施設にも利用できる。 寒冷期間の遊泳に適さないシーズンは、自然水の中の商業用養魚池として活用できる。 更には、設営された沖合に連絡船を運航して、観光遊漁のための釣り池や沖釣りの拠点にも利用できる。
本水上遊泳プールは、次のような商業分野で採用が見込まれる。 海洋及び水上遊戯場の一施設、ホテルやレストラン等の集客用の付設設備、福祉施設の一設備、或いは化成品製造業界の一商品等である。
1 プ−ル槽
1a プ−ル槽の側壁
1b プ−ル槽の底床
2 着脱パネル
2a 着脱の透視パネル
2b 着脱の閉止パネル
2c 着脱の細隙パネル
3 浮力調整空間
4 開口穴
5 給排気バルブ
6 水面枠
7 漁網類
8 吊りスリング
9 アンカー
10 係留ロープ
11 ブイフロート
12 簡易桟橋
A プール槽内の遊泳水
B プール槽外の周囲水
C 水底

Claims (3)

  1. 水面に浮上して設営され、その上方の面が遊泳者の遊戯の為に開放された水泳プールに於いて、プール槽の側壁と底床の面に、プール槽内からの水中観察とプール槽内の遊泳水の循環及び入換えを目的として、装着と取外しが可能な数種類の着脱パネルを設けたことを特徴とする、海洋及び河川湖水向けの水上遊泳プ−ル
  2. 前述のプール槽の側壁と底床の面体を、一体に固定された二重構造にして必要
    量の空間を有し、その空間への空気の給気と排気及び水の吸水と排水によってプール槽の浮力を調整することと、二重構造によるプール槽の外力に対する強度を増すことを特徴とする、本発明の水上遊泳プール
  3. プール槽全体を帯状スリング等で補強された漁網類で包み、吊りスリング又はワ
    イヤーロープ等をかけてプール槽全体を重機で吊ることと、設営中も漁網類を外すことなくプール槽に開口部を設けた時の有害異物の侵入を防ぐことを特徴とする、本発明の水上遊泳プール
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