JP2002059893A - 海洋深層水利用海上プール及びその周辺施設 - Google Patents

海洋深層水利用海上プール及びその周辺施設

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JP2002059893A
JP2002059893A JP2000250091A JP2000250091A JP2002059893A JP 2002059893 A JP2002059893 A JP 2002059893A JP 2000250091 A JP2000250091 A JP 2000250091A JP 2000250091 A JP2000250091 A JP 2000250091A JP 2002059893 A JP2002059893 A JP 2002059893A
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H4/00Swimming or splash baths or pools
    • E04H4/0012Floating swimming pools
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/60Fishing; Aquaculture; Aquafarming

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開放感に優れた海洋上で、かつ健康増進に役立
つ海上プールを提供し、また周辺施設を提供する。 【解決手段】海上に浮遊設置されるプール1に海洋深層
水採取装置を付設し、海洋深層水を供給する。該プール
には、スクリュー等の推進装置9を備えたり、その底面
に鮫避け用の多数の突起体10を垂設したり、その側部
に釣り設備を備えたり、海洋深層水中に微細気泡を混入
させる微細気泡発生手段を備えたり、太陽光発電手段、
風力発電手段、海洋深層水の淡水化装置等を備えたりす
る。また、浜辺近傍には、海洋深層水を採取使用する、
海洋深層水利用プール13、宿泊施設16、飲食施設、
理美容・健康増進施設、養殖施設、水耕栽培施設等が設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上プールに係
り、特に海洋深層水を用いる海上プールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとしている課題】従
来、プールは地上又は室内あるいは船内・船上等に設置
されていた。また、プールには淡水、水道水が用いられ
ていた。そして、その衛生保持のために、塩素やオゾン
等の滅菌用薬剤を投入することが義務づけられている。
しかし、前記衛生保持のために投入される前記薬剤は、
泳者の目や肌に刺激を与えることとなり、泳者に痛みや
不快感を与えるという問題があった。他方、プールは、
一般的に、地上や構造物内に設置され、四方をコンクリ
ート壁で囲われているために、海辺での遊泳と比べ、開
放感に欠ける問題があった。そのため、自然環境の中
で、安全に遊泳でき、かつ健康増進に役立つプールやそ
の関連施設の提供が、求められていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記問題の解
決を目的とするものであって、清浄な海洋深層水を利用
した海上プール、その他関連施設を提供しようとするも
のである。すなわち、本発明は、 (1)海上に浮遊設置されるプールであって、該プール
には海洋深層水採取装置が付設されてなることを特徴と
する海洋深層水利用海上プール。 (2)海上に浮遊設置されるプールであって、該プール
には海洋深層水採取装置が付設されてなり、かつ該プー
ルは錨等の係留装置で特定個所に係留されてなることを
特徴とする海洋深層水利用海上プール。 (3)海上に浮遊設置されるプールであって、該プール
には海洋深層水採取装置が付設されてなり、かつ該プー
ルはスクリュー等の推進装置を備えてなることを特徴と
する海洋深層水利用海上プール。 (4)プールが、その底面に多数の突起体を垂設してな
ることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1項
に記載の海洋深層水利用海上プール。 (5)プールが、その側部に海洋深層水排出機構を備え
てなることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか
1項に記載の海洋深層水利用海上プール。
【0004】(6)プールが、その側部に釣り設備を備
えてなることを特徴とする前記(5)に記載の海洋深層
水利用海上プール。 (7)プールが、プールに供給される海洋深層水中に微
細気泡を混入させる微細気泡発生手段を備えてなること
を特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載
の海洋深層水利用海上プール。 (8)プールが、太陽光発電手段を備えてなることを特
徴とする前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の海
洋深層水利用海上プール。 (9)プールが、風力発電手段を備えてなることを特徴
とする前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の海洋
深層水利用海上プール。 (10)プールが、海洋深層水の淡水化装置を備えてな
ることを特徴とする前記(1)〜(9)のいずれか1項
に記載の海洋深層水利用海上プール。である。 (11)海洋深層水採取装置が上向流のみを通過させる
逆止弁を備えてなることを特徴とする(1)〜(10)
のいずれか1項に記載の海洋深層水利用海上プール。
【0005】(12)浜辺近傍に設けられたプールであ
って、該プールには海洋深層水採取装置が付設されてな
ることを特徴とする海洋深層水利用プール。 (13)浜辺近傍に構築された宿泊施設であって、該施
設には、海洋深層水採取装置からの導管に連結された海
洋深層水供給設備が備えられてなることを特徴とする海
洋深層水利用宿泊施設。 (14)浜辺近傍に設けられた飲食施設であって、該施
設には海洋深層水採取装置からの導管に連結された海洋
深層水供給設備が設けられてなることを特徴とする海洋
深層水利用飲食施設。 (15)浜辺近傍に設けられた理美容・健康増進施設で
あって、該施設には海洋深層水採取装置からの導管に連
結された海洋深層水供給設備が設けられてなることを特
徴とする海洋深層水利用理美容健康増進施設。 (16)浜辺又は海辺近傍に設けられた養殖施設であっ
て、該施設には洋深層水採取装置又は前記(12)〜
(15)のいずれか1項に記載の施設で使用された使用
済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使用済み
海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴とする
海洋深層水利用養殖施設。 (17)浜辺又は海辺近傍に設けられた釣堀施設であっ
て、該施設には、海洋深層水採取装置又は前記(12)
〜(15)のいずれか1項に記載の施設で使用された使
用済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使用済
み海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴とす
る海洋深層水利用釣堀施設。 (18)浜辺又は海辺近傍に設けられた水耕栽培施設で
あって、該施設には、海洋深層水採取装置又は(12)
〜(15)のいずれか1項に記載の施設で使用された使
用済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使用済
み海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴とす
る海洋深層水利用水耕栽培施設。
【0006】
【発明の実施の形態】 ここで、本願発明の実施の形態
について図に基づいて説明する。図1は、本発明の海洋
深層水利用海上プール及びその周辺施設の説明図であ
り、図2は本発明の海洋深層水利用海上プールの一例の
斜視図である。また、図3は、本発明の海洋深層水利用
海上プールの他の例の断面図であり、図4は、本発明の
海洋深層水利用海上プールのさらに他の例の斜視図であ
る。図5は、本発明の海洋深層水利用海上プールの周辺
施設の説明図であり、図6は本発明における深層水の利
用状態のフロチャートである。図中、1は本発明の海洋
深層水利用海上プール、2は海洋深層水採水管、2aは
採水口、2bは給水口、3は係留装置の錨(アンカー)
であり、3aは係留装置の錨と海上プールを繋ぐロープ
である。また、5a・5b・5c・5dはポンプ、6は
海洋深層水揚水機構、7は海洋深層水排水機構、7aは
排水口、8はプールを浮遊させるためのフロート、9は
海上プール移動用推進装置のスクリューであり、10は
プール底面に突設された突起体、10aは薄板状の揺動
防止板である。そして、11はロープ、12は海洋深層
水貯留槽、13は浜辺に設けられた深層水陸上プール、
14は淡水化装置、15は杭、16は浜辺に構築された
宿泊施設のホテルである。さらに、17は海上の側部に
備えられた釣り設備、18は微細気泡発生手段、19は
太陽光発電用光電変換素子膜、20は仕切りであり、2
1は分岐採水管、22は海上プールデッキに設けられた
シャワー、23は風力発電手段、1aはデッキ、1bは
通気性遮光フェンスである。
【0007】本発明に係る海上に浮遊設置される海上プ
ール1は、設置個所や用途に合わせて、大きさや形状を
自由に設計することができる。図1では、直方体の形状
を図示しているが、円柱状や、立方体形状など、海上に
浮遊できる形状であれば、任意に採用することができ
る。そして、同海上プール1は海上に浮遊設置可能な構
造に設計されるが、プール壁体の構成材料としては、木
材、金属(好ましくはステンレススチール)、コンクリ
ート、ガラス、合成樹脂などが挙げられ、独立気泡の多
孔質材料、例えば発泡スチロールが好適材料として挙げ
られる。該海上プール1は、プール内で遊泳中あるい
は、プールサイド(デッキ1a)に滞在している時に、
水中を観察できるように、所々透明な材料で構成される
ことが望ましい。強化プラスチック(FRP)などの、
強固でかつ水中の魚などが観察できるような透明の材料
は、特に好ましい。また、海上プール1の全面をガラス
やプラスチックにする場合のほかに、一部、コンクリー
トなどの強固な材料を使用し、遊泳中等に水中を見やす
い個所のみ、透明な材料を使うということもできる。金
属、コンクリート等の強固な材料と透明なプラスチック
やガラスなどを組み合わせ採用することにより、さらに
強固な海上プール1を構成することができる。さらに、
海上プール1は、安全性を確保するために、フロート
(浮輪、発泡スチロール等)8の浮力付加具を備えるこ
ともできる。例えば、海上プール1の周囲に、ゴム製の
浮輪、使用済みタイヤ、発泡スチロール等のフロートを
固定・包囲することも好ましい。また、プールサイド
(デッキ1a)の周囲に通気性遮光フェンス1bを設
け、海上プール1上での安全性を高めることが望まし
い。
【0008】そして、図1に示すごとく、海上プール1
には採水管2、分岐採水管21、海洋深層水揚水機構
6、給水口2bを経て、採取された海洋深層水が充填さ
れる。ここで、海洋深層水とは、太陽光線の届かない深
度の海水のことであり、該海洋深層水は、水質の変動が
少なく、安定していて、水温が5℃程度と低い。また、
光合成藻類(植物プランクトン)の成育に必要な無機塩
類、特に燐酸塩、硝酸塩、硅酸塩が多く含まれ、かつそ
れらの組成比が安定しているのが、特徴である。さら
に、魚介類に寄生する寄生虫や、微生物が少なく、重金
属や人工的な汚染物質の影響が少ないので、清浄性が高
いという特徴も有している。そして、これら海洋深層水
の特徴により、近年海洋深層水は、皮膚疾患、特にアト
ピー性皮膚病等の皮膚治療に有効であるとされてきてい
る。本発明の海上プールは、こうした海洋深層水の特徴
を生かすべく、海洋深層水を有効的に利用することを目
的としている。
【0009】次に各図に従って、本発明を説明する。図
1に示すごとく、本発明における海洋深層水の採水管2
は、採水口2aと給水口2bを備えており、採水口2a
は海中において海洋深層水を採取可能な箇所に設置さ
れ、そこで採取された深層水が、揚水機構6のポンプ5
aにより海上プール1へ給水口2bを介して給水され
る。そのため、海洋深層水の採水管2は、海上プール1
へ海洋深層水を送水供給できる装置であればよい。例え
ば、海中における海洋深層水の採取位置に、採水管2の
先端の採水口2aを敷設し、同採水管2の他端に設置さ
れた揚水機構6のポンプ5aにより深層水を汲み上げ、
同ポンプ5aより送水管を介して給水口2bより、海上
プール1へ海洋深層水が送水される構成の採取装置など
である。
【0010】また、海上プール1には、錨3などの海上
プール1を特定の個所に係留させておくための係留装置
が備えられ、安全性を高めている。海上プール1の大き
さ、また係留位置により、海岸に係留用の杭15を穿設
し、海上プール1を強固なロープ11等で繋着すること
により、さらに安全性を高めることが可能となる。
【0011】さらに、海上プール1には、推進装置が備
えられている。推進装置として、例えばスクリュー9を
設置することにより、海上プール1を任意に移動可能と
している。スクリュー9等の海上プール推進装置の駆動
源として、同海上プール1に太陽光発電手段の太陽光発
電用光電変換素子膜19(図2参照)、あるいは風力発
電手段23(図4参照)が設置されることが望ましい
が、スクリュー9等の駆動が可能であればよく、その方
法は前述の手段に限定されない。
【0012】また、海上プール1には、その底面に多数
の突起体10が垂設されている。海上プール1は、岸か
ら離れた海上に浮遊させるため、海中からサメなどの攻
撃性の高い生物からの攻撃を受ける場合が考えられる。
海上プール1の安全性の万全を期すため、海上プール1
の底面に、攻撃性の高い生物からの攻撃よけを備えるこ
とが望ましい。例えば、海上プール1の底面に長尺の突
起体10を垂設することにより、海中生物からの攻撃か
ら防御することができる。また、薄板状の揺動防止板1
0aを垂設することにより、海中からの生物の攻撃を防
止するとともに、海上プール1の波の影響による揺動を
防止することも可能となる。軽量の突起体10であれ
ば、波や海中の流れにより、突起体10が揺れ、攻撃性
の高い生物に畏怖感を与えることができ、近寄ることを
防止することができる。海上プール1の底面に垂設する
突起体10は、海中の生物からの攻撃を防止することを
目的としているので、攻撃を防止できるものであれば、
その形状や取付方法を問わない。また、攻撃性の高い生
物(例えば、サメ)等の嫌悪する周波数を発生させる装
置を備えることもできる。
【0013】ところで、海上プール1には、揚水機構6
により、海底に敷設された採水管2の採水口2aから、
ポンプ5aを介して、海洋深層水が給水される。しか
し、海上プール1内に給水され、充填された海洋深層水
は、常時、清浄でなければ、海洋深層水の特質を損なっ
てしまう。そのため、海上プール1には、排水機構7が
備えられ、海洋深層水の流入と同時に、ポンプ5bによ
り排水をする構造としている。そして、海上プール1内
の深層水を、常時清浄な状態に保ち、深層水の特質を最
大限生かせる構造となっている。また、排水機構7を設
けることにより、深層水をすべて排水することもできる
ので、海上の移動時、または、海上プール1の清掃時の
作業が容易となる。すべての海洋深層水の排水を容易と
するために、海上プール1の底面に傾斜角を設けてもよ
い。
【0014】本発明における海洋深層水を利用した海上
プール1は、あらゆる人が、安全で快適な時間を過ごせ
る施設であることを目的としている。また、自然を破壊
することなく、自然に触れながら過ごせる時間を供給す
ることを目的としている。そのため、図2に示すごと
く、海上プール1では、遊泳はもちろん、フィッシュウ
ォッチングをしたり、プールサイドで日焼けをしたり、
潮の香りの中で仮眠をとったり、また、身体の疲れをと
ることができるように、深層水を利用したバブル発生施
設を設置することもできる。そうした自然の中での快適
な時間を過ごすための施設であることを目的としている
ので、例えば、海上プール1のサイドに釣り設備17な
どを設けることも望ましく、特に海洋深層水の排水口7
aを釣り設備17近傍に配設すると、魚類が深層水を好
んで集合して来るので絶好の釣り場となる。
【0015】また、遊泳だけでなく、ダイビングを楽し
めるよう、海上プール1の深さをダイビング用の深さを
備えて設計することも可能である。その場合、海上プー
ル1に、遊泳用の深さに仕切り20(図3参照)を設け
ることにより、遊泳者の安全性も保持することができ
る。海上プール1内のダイビングは、直接海に出て、ダ
イビングをするのと比べ、危険性が少なく、練習場とし
ても最適である。
【0016】また、海上プール1内に、微細気泡発生手
段を備えることもできる。微細気泡発生装置18を設置
することにより、海上プール1内の深層水に空気を効率
的に溶解することができ、水質を浄化することができる
とともに、微細な気泡が深層水中に発生するので、優れ
た景観を遊泳者に提供することができる。
【0017】そして、本発明の海洋深層水利用海上プー
ルは、太陽光発電手段(例えば太陽光発電用光電変換素
子膜19)(図2参照)や、風力発電手段23(図4参
照)など、自然を利用した発電手段を備え、スクリュー
9などの推進装置の駆動や、揚水機構6のポンプ5a、
排水機構7のポンプ5bなどの駆動に利用する構成とす
ることもできる。太陽光を利用した発電には、例えば太
陽電池式湧昇装置を利用する方法なども挙げられる。さ
らに、風力発電式湧昇装置を併用してもよい。
【0018】また、海上プール1は、海洋深層水の淡水
化装置を備えることもできる。淡水化装置(図示せず)
を備えることにより、海上プール1で遊泳した後や、休
憩時に、海上プール1のデッキ1aに設置されたシャワ
ー22より、淡水で身体を洗浄することができる。ま
た、淡水なので、飲料用にも使用することができる。も
ちろん、海上プール1内に脱塩した深層水を充填し、淡
水の海洋深層水海上プールとすることもできる。遊泳者
は,海上プール1での遊泳時に、塩分を含んだ海洋深層
水だけでなく、淡水化された深層水を利用することがで
きるので、適宜、使い分けができ、海上プール1内及び
デッキ1aで快適な時間を過ごすことができる。
【0019】また、本発明の海洋深層水利用海上プール
1の付設される海洋深層水採取装置に上向流のみを通過
させる逆止弁(図示せず)を備えることにより、揚水し
た海上プール1内の深層水や、周辺施設へ供給される海
洋深層水が逆流し、排水されることを防ぐことができ
る。例えば、逆止弁を設けることにより、干潮時にサイ
フォン現象が生じ、一旦揚水された深層水が排水される
こと防止することができる。
【0020】ところで、本発明の海洋深層水利用海上プ
ールは、その周辺に深層水を利用した施設を設けること
により、海洋深層水を利用した海上プールの遊泳のため
の来た人々に、海洋深層水のもつ特質を充分に提供する
ことが可能となる。図5に示すように、例えば、採水管
2から海洋深層水を採水し、浜辺や海辺に設置された貯
留槽12と、同浜辺や海辺に設置された深層水利用の浜
辺プール13や、宿泊施設のホテル16、飲食施設24
や理美容・健康増進施設25等に付設された海洋深層水
供給設備とを、導管で連結することにより、浜辺や海辺
に設置された各施設においても、海洋深層水を利用する
ことができる。浜辺に設けられた海洋深層水利用の浜辺
プール13は、海洋深層水採取装置を付設することによ
り、採水管2から採水された海洋深層水を、貯留槽を経
て利用することができる。浜辺に設けられた海洋深層水
利用の浜辺プール13は、海上の天候や時間等に左右さ
れることなく、深層水プールで遊泳することができる。
例えば、深層水利用の浜辺プール13に屋根部を設けれ
ば、雨天でも快適に遊泳可能とすることもできるし、深
夜に海の危険動物を意識することなく、遊泳することも
できる。また、採水管2から採取した海洋深層水を淡水
化装置14により淡水化することにより、脱塩処理をす
る前の深層水を利用する深層水利用の浜辺プール、脱塩
処理をした後の淡水の深層水を利用する淡水深層水利用
の浜辺プールのどちらでも遊泳可能となる。さらに、宿
泊施設等の近くに立設することができるので、海上プー
ル1より手軽に深層水のプールで遊泳することが可能と
なる。
【0021】また、浜辺に宿泊施設を構築し、海洋深層
水採取装置と導管により連結された海洋深層水供給設備
を備えることにより、宿泊施設内の各種設備に海洋深層
水を使用することもできる。例えば、海洋深層水供給設
備より宿泊施設のホテル16内の浴室まで、深層水が供
給できるように配管し、浴室のバスやシャワーの水に淡
水と海洋深層水の両方を選択し、利用できるようにする
ことができる。また、海洋深層水を淡水化装置14で淡
水化した深層水を、ホテル16に供給できるようにすれ
ば、ホテル16内の飲料水にも利用でき、さらに調理等
に利用されるのも望ましい。
【0022】さらに、前述のように、前記宿泊施設だけ
でなく、同様に浜辺に海洋深層水採取装置からの導管に
連結された海洋深層水供給設備を設けた飲食施設24
や、理美容・健康増進施設25を設置することもでき
る。飲食施設24としては、例えば、レストラン、バー
などが挙げられる。そこでは、海洋深層水をふんだんに
利用して調理された料理や、後記深層水を利用した養殖
施設27で養殖した新鮮な魚などを提供することができ
る。また、理美容・健康増進施設25としては、深層水
を利用したパックやマッサージ、洗髪が施されるエステ
サロンや理美容店、深層水シャワーやジャグジーを備え
たスポーツジムなどが挙げられる。
【0023】本発明では、前記、浜辺に設けられた浜辺
プール13や宿泊施設(ホテル16)等の周辺施設で使
用された使用済み海洋深層水をさらに利用することも可
能な構成となっている。浜辺に設けられた浜辺プール1
3の排水や、ホテル16、飲食施設24の排水、そし
て、理美容・健康増進施設25等で使用された深層水の
排水を、各施設の海洋深層水排出口から導管に連結され
た海洋深層水供給設備の排水処理装置26にて、排水処
理をおこない他の施設に供給することができる。例え
ば、図5に示すように、浜辺に設置された深層水浜辺プ
ール13、ホテル16、飲食施設24、理美容・健康増
進施設25で使用され排出された海洋深層水は、排水処
理装置26に集められ、浜辺や海辺に設置された養殖施
設27や、釣堀施設28、水耕栽培施設29に供給され
る。
【0024】前記各施設で使用された使用済み海洋深層
水を利用した養殖施設27を設置することにより、ホテ
ル16や飲食施設24で提供する料理の食材として、海
洋深層水で養殖された新鮮な魚等を使用することができ
る。また、使用済み海洋深層水を利用した釣堀施設28
を設置することにより、深層水を無駄にすることなく、
かつ深層水内の活力ある魚の釣りを楽しむことができ
る。さらに、使用済み海洋深層水を利用した水耕栽培施
設29を設置することにより、深層水で育った栄養価の
高い身体に良いとされる野菜や米を栽培することがで
き、ホテル16や飲食施設24で、提供する料理の食材
とすることができる。もちろん、前記、養殖施設27や
釣堀施設28、水耕栽培施設29に、ホテル16や浜辺
プールで使用した使用済み海洋深層水だけでなく、使用
される前の海洋深層水を使用することも可能である。ま
た、使用対象に合わせて、淡水化装置14で淡水化した
深層水を各施設で使用することが望ましい。
【0025】ここで、海洋深層水の利用状態を採水並び
に供給の流れとして、図6のフローシートで説明する。
海洋深層水は、採水管2を通り、切換弁4aにより採水
管2と分岐採水管21とに分岐される。分岐採水管21
を通る深層水は、ポンプ5aを介し海上プール1に送水
される。そして、採水管2を通る深層水は、ポンプ5c
を介し、貯留槽12に貯留される。貯留された深層水
は、採水管を通り切替弁4bにより、分岐採水管21a
と各施設へ深層水を送水する採水管とに分岐される。分
岐採水管21aを通る深層水は、淡水化装置14へ送水
され、淡水化装置14で、脱塩処理が施され淡水の深層
水となる。脱塩処理された塩は製塩装置30で、製塩処
理が施され、深層水から採取した塩を製造することがで
きる。そして、切替弁4cにより、淡水化された深層水
をホテル16や浜辺プール13等の各施設へ送る送水管
と、養殖施設27や水耕栽培施設29へ送水される送水
管とに分岐され、各施設に設けられた切替弁により各施
設に送水される。一方、切替弁4bで分岐採水管21a
に送水されなかった深層水は、淡水化されず、各施設に
設置された切換弁により、ホテル16、浜辺プール13
等の各施設に送水される。ホテル16では、切替弁によ
り飲料水やバス、シャワー等に送水される。その際、ホ
テル16内の各施設で、淡水化装置14で淡水化された
深層水と、淡水化処理されていない深層水との、適宜使
い分けができるように配管が施されるのが望ましい。
【0026】また、ホテル16、浜辺プール13、飲食
施設24、理美容・健康増進施設25等で使用された深
層水は、排水処理装置26に集められ、排水処理が施さ
れる。そして、養殖施設27や、釣堀施設28、水耕栽
培施設29などの各施設に送水され、利用される構成と
なっている。養殖施設27や、釣堀施設28等で、使用
された深層水は、再び排水処理装置にて、排水処理が施
され、再び各施設で使用するようにして、可能な限り深
層水を有効に使用できる構成となっている。このように
して、採取された海洋深層水をクローズドシステム的に
利用すれば、利用排水を海洋へ放出することなく、自然
環境の汚染を生じさせない21世紀型の自然環境共生型
技術となる。
【0027】
【発明の効果】 上記のごとく、本発明の海洋深層水利
用の海上プールによれば、下記のごとき種々の効果が得
られる。 (1) 開放感に優れた海洋上で、かつ健康増進に役立
つ深層水に浸って海水浴ができる。 (2) スクリュー等の推進装置を備えているものにあ
っては、海上プールを自力で所要場所へ移動することが
でき、例えば日中は海洋へ、夜間は海岸近くに移動する
ことができる。 (3) さらに、プールが、その底面に多数の突起体を
垂設してなるものにあっては、鮫等の近接を阻止し、か
つ波による揺れ吸収してプール全体の安定化とプール内
深層水の静水化が達成される。 (4) プールの側部に海洋深層水排出機構を備え、そ
の側部に釣り設備を設けてなるものにあっては、深層水
を好んで魚類が集合するので絶好の釣り場となる。 (5) プールに供給される海洋深層水中に微細気泡を
混入させる微細気泡発生手段を備えてなる場合は、微細
気泡の皮膚に対する血行促進効果が作用し、健康と美容
に好適なものとなる。 (6) 太陽光発電手段を備えてなるものにあっては、
日中は自力でスクリューを回転させたり、深層水揚水ポ
ンプを駆動したりすることができる。 (7) 風力発電手段を備えてなるものにあっては、太
陽光が不足しても発電が可能となり、前記ポンプ等を駆
動することができる。 (8) 海洋深層水の淡水化装置を備えてなるものにあ
っては、プール内に淡水化された深層水を供給すること
ができる。 (9) 海洋深層水採取装置が上向流のみを通過させる
逆止弁を備えてなるものにあっては、一端揚水したプー
ル内等の深層水が、例えば干潮によるサイフォン現象等
で排水されることが防止できる。
【0028】(10)海洋深層水採取装置を付設された
浜辺に設けられたプールにあっては、海上にでる必要が
なく、海上の天候や時間に関係なく深層水プールで遊泳
することができる。 (11)海洋深層水供給装置を備えた、浜辺に構築され
た宿泊施設にあっては、飲料水、入浴時のバス、シャワ
ー等に深層水を利用することができる。 (12)海洋深層水供給装置を備えた、浜辺に設けられ
た飲食施設にあっては、利用者に、海洋深層水を利用し
た料理や飲料を提供することができる。 (13)海洋深層水供給設備を備えた、浜辺に設けられ
た理美容・健康増進施設にあっては、深層水を洗髪や、
パック、マッサージ、ジャグジー等に利用することがで
きる。 (14)各施設で使用された使用済海洋深層水を利用す
る、浜辺又は海辺に設けられた養殖施設にあっては、深
層水を無駄にすることなく、深層水で養殖をすることが
でき、飲食施設等で、新鮮な魚類を提供することもでき
る。 (15)各施設で使用された使用済海洋深層水を利用す
る、浜辺又は海辺に設けられた釣堀施設にあっては、深
層水を無駄にすることなく、利用者に良好の釣り場を提
供することができる。 (16)各施設で使用された使用済海洋深層水を利用す
る、浜辺又は海辺に設けられた水耕栽培施設にあって
は、深層水を無駄にすることなく水耕栽培ができ、施設
利用者に、新鮮な食べ物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海洋深層水利用海上プール及びその周
辺施設の説明図
【図2】本発明の海洋深層水利用海上プールの一例の斜
視図
【図3】本発明の海洋深層水利用海上プールの他の例の
断面図
【図4】本発明の海洋深層水利用海上プールのさらに他
の例の斜視図
【図5】本発明の海洋深層水利用海上プールの周辺施設
の説明図
【図6】本発明における深層水の流れのフロチャート
【符号の説明】
1 海洋深層水利用海上プール 1a デッキ 1b 通気性遮光フェンス 2 海洋深層水採水管 2a 採水口 2b 給水口 3 係留装置の錨(アンカー) 3a 係留装置の錨と海上プールを繋ぐロープ 5a・5b・5c・5d ポンプ 6 海洋深層水揚水機構 7 海洋深層水排水機構 7a 排水口 8 プールを浮遊させるためのフロート 9 海上プール移動用推進装置のスクリュー 10 プール底面に突設された突起体 10a 薄板状の揺動防止板 11 ロープ 12 海洋深層水貯留槽 13 浜辺に設けられた深層水陸上プール 14 淡水化装置 15 杭 16 浜辺に構築された宿泊施設のホテル 17 海上の側部に備えられた釣り設備 18 微細気泡発生装置 19 太陽光発電用光電変換素子膜 20 仕切り 21・21a 分岐採水管 22 海上プールデッキに設けられたシャワー 24 飲食施設 25 理美容・健康増進施設 26 排水処理装置 27 養殖施設 28 釣堀施設 29 水耕栽培施設 30 製塩装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海上に浮遊設置されるプールであって、該
    プールには海洋深層水採取装置が付設されてなることを
    特徴とする海洋深層水利用海上プール。
  2. 【請求項2】海上に浮遊設置されるプールであって、該
    プールには海洋深層水採取装置が付設されてなり、かつ
    該プールは錨等の係留装置で特定個所に係留されてなる
    ことを特徴とする海洋深層水利用海上プール。
  3. 【請求項3】海上に浮遊設置されるプールであって、該
    プールには海洋深層水採取装置が付設されてなり、かつ
    該プールはスクリュー等の推進装置を備えてなることを
    特徴とする海洋深層水利用海上プール。
  4. 【請求項4】プールが、その底面に多数の突起体を垂設
    してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の海洋深層水利用海上プール。
  5. 【請求項5】プールが、その側部に海洋深層水排出機構
    を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の海洋深層水利用海上プール。
  6. 【請求項6】プールが、その側部に釣り設備を備えてな
    ることを特徴とする請求項5に記載の海洋深層水利用海
    上プール。
  7. 【請求項7】プールが、プールに供給される海洋深層水
    中に微細気泡を混入させる微細気泡発生手段を備えてな
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の海洋深層水利用海上プール。
  8. 【請求項8】プールが、太陽光発電手段を備えてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の海
    洋深層水利用海上プール。
  9. 【請求項9】プールが、風力発電手段を備えてなること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の海洋
    深層水利用海上プール。
  10. 【請求項10】プールが、海洋深層水の淡水化装置を備
    えてなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項
    に記載の海洋深層水利用海上プール。
  11. 【請求項11】海洋深層水採取装置が上向流のみを通過
    させる逆止弁を備えてなることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれか1項に記載の海洋深層水利用海上プー
    ル。
  12. 【請求項12】浜辺近傍に設けられたプールであって、
    該プールには海洋深層水採取装置が付設されてなること
    を特徴とする海洋深層水利用プール。
  13. 【請求項13】浜辺近傍に構築された宿泊施設であっ
    て、該施設には、海洋深層水採取装置からの導管に連結
    された海洋深層水供給設備が備えられてなることを特徴
    とする海洋深層水利用宿泊施設。
  14. 【請求項14】浜辺近傍に設けられた飲食施設であっ
    て、該施設には海洋深層水採取装置からの導管に連結さ
    れた海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴と
    する海洋深層水利用飲食施設。
  15. 【請求項15】浜辺近傍に設けられた理美容・健康増進
    施設であって、該施設には海洋深層水採取装置からの導
    管に連結された海洋深層水供給設備が設けられてなるこ
    とを特徴とする海洋深層水利用理美容健康増進施設。
  16. 【請求項16】浜辺又は海辺近傍に設けられた養殖施設
    であって、該施設には、海洋深層水採取装置又は請求項
    12〜15のいずれか1項に記載の施設で使用された使
    用済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使用済
    み海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴とす
    る海洋深層水利用養殖施設。
  17. 【請求項17】浜辺又は海辺近傍に設けられた釣堀施設
    であって、該施設には、海洋深層水採取装置又は請求項
    12〜15のいずれか1項に記載の施設で使用された使
    用済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使用済
    み海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴とす
    る海洋深層水利用釣堀施設。
  18. 【請求項18】浜辺又は海辺近傍に設けられた水耕栽培
    施設であって、該施設には、海洋深層水採取装置又は請
    求項12〜15のいずれか1項に記載の施設で使用され
    た使用済み海洋深層水排出口からの導管に連結された使
    用済み海洋深層水供給設備が設けられてなることを特徴
    とする海洋深層水利用水耕栽培施設。
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