JP6149121B2 - 時計、特にクロノグラフの分針 - Google Patents

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Description

本発明は、中央アーバ、歯車、ハート形帰零機構(Nullstellherz)、レリーズスネイルカム(Ausloeseschnecke)、分制御つめ(Minutenschaltklinke)を備えた、時計、特にクロノグラフの分針に関し、
前記中央アーバは、秒針を支持し、複数の受け入れ領域を有し、
前記歯車は、前記中央アーバ上で、該中央アーバの周りを駆動するために、第1の受け入れ領域に固定して接続され、
前記ハート形帰零機構は、前記中央アーバ上で、該中央アーバの周りを駆動するために、第2の受け入れ領域に固定して留め付けられ、
前記レリーズスネイルカムは、前記中央アーバ上で、該中央アーバの周りを駆動するために、第3の受け入れ領域に配置され、半径方向環状の、傾斜状に増加する(radial umlaufende,rampenartig ansteigende)制御カムを有し、旋回軸周りに旋回可能な分制御レバーの突出部(Nase)が、前記レリーズスネイルカムの回転運動時、弾性的な予荷重を受けて(unter federnder Vorspannung)前記カムに沿って摺動し、60秒に相当する摺動距離後、最大半径の地点を乗り越えて、前記レリーズスネイルカムの最小半径の地点上に落ち、
前記分制御つめは、前記分制御レバー上に配置され、前記分制御レバーの突出部が前記制御カムの最小半径の地点上に落ちると、該分制御つめを用いて、回転可能に取り付けられている分カウンターホイールを分ステップだけ前進させることができ、
前記前進のレリーズ地点を前記分制御レバーによって調節可能に設定できる分針に関する。
請求項1のプリアンブルの特徴を備える時計の分針については、特許文献1から公知である。
時計では、秒針が零を通る瞬間、分制御レバーの突出部がレリーズスネイルカムの最小半径の地点上に落下し、分カウンターホイールが制御レバーと制御つめを介してワンステップだけ前進するようになっている。製造及び組み立て時の公差のために、前記二つの機能の同時性は容易に達成できるものではない。特許文献1では、このために、偏心体を用いた調整可能性を提供し、この場合、分カウンターホイール内に、偏心体のヘッドを受け入れる開口部が設けられる。この場合、レリーズスネイルカムに偏心体の指部がかみ合い、偏心体の頭部の回転により、歯車に対するレリーズスネイルカムの角度調整の変動が可能となる。これにより、調整レバーの突出部が最大半径の地点から最小半径の地点上へと落下する角度地点を調整できる。
この従来技術に記載の解決策のデメリットは、偏心体の使用のために、歯車を対応する材料厚みで実現しなければならないことである。これには、秒車の半径方向の延長と、それによって引き起こされる半径方向に遠い材料のために、一定の慣性モーメントが伴う。
この問題に対する別の先の解決法は、特許文献2から公知であり、この場合、分制御レバーの突出部自体が、制御カムの周方向において調整可能である。このために、偏心体を分制御レバーそれ自体に設け、これを用いて突出部の先端の位置が調整できる。
EP 1 953 612 DE 198 52 347
さらなる実施形態は、従属請求項に示す。この先行技術から出発して、本発明は、時計の分針のための調整可能性を示し、この調整可能性を簡単な方法で可能にするという目的に基づく。
本発明によると、この目的は請求項1の特徴をもって達成される。
分車を薄い歯車として最も下に形成することにより、レリーズスネイルカムをハート形帰零機構の下側に締まりばめ(Presssitz)で配置して、偏心体の頭部を、より大きな材料厚みで形成されるハート形帰零機構に差し込み、偏心体の指部を、同様により大きな材料厚みで形成されるレリーズスネイルカムに差し込むことができる。しかしながら、これら2つの要素は、組み立て時には、当然、より小さな直径をとるため、本発明による調整はより小さな慣性モーメントと関連する。
有利には、外形が数字の6に対応するレリーズスネイルカムは、最小半径と最大半径の間の領域に凹所が設けられ、この凹所は分制御レバーの突出部のバネ戻しを可能にする。
図1は、時計の分針のための調整装置の例示の実施形態の分解斜視図である。 図2は、図1の調整装置の断面側面図である。 図3は、分カウンターホイールのさらなる構成要素を備えた、図1の調整装置の上面図である。
本発明の好ましい実施形態を、図を参照し以下に説明するが、これらは、説明のためだけのものであって、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1は、本発明による時計の分針のための調整装置の例示の実施形態の分解斜視図である。時計、特にクロノグラフの図の分針は、中央アーバ10を備え、これはムーブメント(図示せず)により回転可能に駆動でき、中央アーバの上に秒車又は四番車20とハート形帰零機構30がともに回転するように上下に配置される。さらに、上記2つの要素の上に、レリーズスネイルカム40が締まりばめで設けられる。
さらに、有利には、この時計は秒針(図には示さない)を有し、秒針の針の先端は、秒文字盤(同様に図には示さない)を辿る。この場合、秒針は四番車20とともに固定された角度位置にある。
レリーズスネイルカム40の半径方向環状の外面41には、傾斜状に増加する制御カムがあり、このカムは、最大半径42の地点から半径方向に、最小半径44の地点上へと移る。このとき、前記制御カムは、V字形の切り込み43を乗り越える。この切り込みについてはさらに以下で説明する。
個々の要素のより詳細な組み立ては、図2の断面図からよりよく分かり、これは、図1の構成要素を組み立てた図である。中央長手方向軸100上には、中央アーバ10が示され、中央アーバは、これに固定して接続される歯車20を介して駆動される。歯車20の外縁には、多数の歯があり、これに駆動部(詳しくは示さず)がかみ合う。歯車20は、止めフランジ11上にのっており、フランジは第1の受け入れ領域12を越えて突出し、この領域上に、歯車20がその留め付け穴22によって差し込まれる。好ましくは、歯車20は、リベット連結で中央アーバ10に接続される。通常、第1の受け入れ領域12の直径は、ハート形帰零機構30が載せられるスペーサ段部15より大きい。この場合、ハート形帰零機構30は、固定して留め付けられ、アーバ10とともに回転する。前記ハート形の帰零機構30は、調整面54上に作用する秒針の帰零レバーが、秒針をその文字盤上のゼロに置くように正しく合わせられる。ハート形帰零機構30のこの留め付けは、第2の受け入れ領域13内で公差なしに実現される。
第3の受け入れ領域14は、第2の受け入れ領域13より小さいアーバ10径を有するため、レリーズスネイルカム40が載せられる段部が形成される。この場合、レリーズスネイルカム40は締まりばめ状態にあり、アーバ10に対し力が働くと回転可能に取り付けられる。ハート形帰零機構30には偏心穴32が設けられ、この穴は中央アーバ10の軸100から距離をおいて配置され、その軸は図2において軸110で示される。
レリーズスネイルカム40自体は細長の穴45を有し、この穴はその留め付け穴46に対し半径方向に延び、ハート形帰零機構30内の偏心穴32より直径が大きく、回転軸110に関し半径方向に対称に延びる。
上記両方の穴45及び32に偏心体50が差し込まれ、偏心体の円筒形の指部52は穴32に実質的に合うように造形され、この穴にはまりこむ。同様に円筒形に造形されるものの別の対称軸を有する、偏心体50の円筒形頭部51は、穴45に差し込まれる。従って、操作スロットを介して偏心体50の頭部51を回転させることにより、細長の穴45における偏心頭部51の位置を、図2の位置(半径方向最外位置)と反対側の位置との間で変えられる。軸110周りのこの偏心体50の回転の際に、ハート形帰零機構30に対する、よって歯車20に対するカムディスク40の角度設定が変わる。
以下の点を強調しなければならない。半径方向に細長い穴45は、この動きをより大きな範囲で可能にする。というのも、穴32と指部52及び穴(45)と頭部51の対を精密に合わせた(passgenauen)場合、調整可能性は非常に制限されるからである。何故なら、偏心輪51の頭部52の比較的大きな回転それぞれに、レリーズスネイルカム40における頭部52の半径方向の距離の変化も関連するためである。というのも、指部52は、精密に合わせられた穴32内でそのような適合が可能でないからである。
図には示されない例示の実施形態では、穴32が、レリーズスネイルカム40とハート形帰零機構30の間の角度設定にともなって偏心体が回転的に動く間指部52が半径方向に動くよう、半径方向に細長い穴であり、穴45が、頭部52を正確に(gerade)受け入れる、通り抜けの丸い穴である。
両場合において、ハート形帰零機構30の穴32は、止まり穴であってもよい。
図3は、図1の調整装置の上面図を示し、分カウンターホイールのさらなる構成要素が図示される。特に、軸100又は110に平行な軸62の周りを回転するつめレバー60が示される。つめレバー60は、板ばね63の作用によりレリーズスネイルカムの制御カム41に押しつけられる突出部61を、自由端部に有する。歯車20が反時計回りに回転する場合、突出部61は、制御カム41上を軸100からの距離を増やしながら最大半径距離42の地点まで進み、その後、最小半径距離44の時点(図3に示す)及び位置上へと後退する。最大半径距離の時点で、レバー60の別の自由端部に旋回軸62に対して取り付けられる分制御つめ71が、分カウンターホイール70の鋸歯72から外される。この例示の実施形態では、分カウンターホイール70は、対応する歯溝73を備えた鋸歯72を30個有する。図の例示の実施形態では、30個の歯は、全てが同じではない。つまり、図でつめ71がかみ合う歯溝73は、他の歯溝より深い。図には示さない他の例示の実施形態においては、歯73を全て同一に造形することもできる。
図1から容易に分かるように、本発明による解決策を用いると、偏心ホイール50は、より大きい材料厚みで作り上げた2つの構成要素、つまり、ハート形帰零機構30とレリーズスネイルカム40に差し込まれる。ハート形帰零機構30の上では、零位置がとられるべきときに、レバー(図には示さない)が調整面54の領域において作用可能であり、レリーズスネイルカム40には、調整レバー60の、同様にいくらかより厚い突出部61がかみ合う。従って、歯車20を薄く作って、慣性系(traegen System)の質量を効果的に減らすことができる。この点における薄い及び厚いという用語は、以下のように理解されなければならない。歯車20の材料厚みは、アーバ10の軸方向において、レリーズスネイルカム40の材料厚みより小さい。歯車20の材料厚みは、アーバ10の軸方向において、ハート形帰零機構30の材料厚みより小さい。このとき、有利には、ハート形帰零機構30の材料厚みと同様又は同一に、レリーズスネイルカム40が製造される。よって、調整レバー60のこの軸方向における厚みは、レリーズスネイルカム40の厚みと同等であるがそれより大きくはない。
テストにおいて、レリーズスネイルカム40の締まりばめは、これに関連する2つの機能に対し十分であることが分かった。第1に、レリーズスネイルカム40が中央アーバ10に十分にしっかりとのっており、第2に、工具をスロット53に差し込んで、偏心頭部51を回すために力を及ぼすと、レリーズスネイルカム40の角度位置をハート形帰零機構30と歯車20に対して変えることができる。このとき、指部52の直径に対する偏心頭部51の直径の割合に関する構造に応じて、細長の穴45はいくつかの角度、例えば1〜10度、又は2〜5度だけ角度を動かすことができる。
偏心体50が、好ましくは、中心からより大きな半径方向距離の制御カム41の半分の領域に、すなわち、最大半径41の地点と最小半径44の地点との間の仮想半径線であって、アーバ10の中心を越えてスネイルカム41の反対側まで延びて、ハート形帰零機構30の先端34の上を通る仮想半径線の向こう側に(図1の図面では仮想半径線の左側)に配置されるように、ハート形機構31内に穴32を配置することにより、偏心体50は、有利には、軸100から離して配置される。このとき、細長い穴45は、先端34に近いハート形帰零機構30のまだ存在しているより大きな材料部分から利益を受けるように、先端34⇔アーバ10の線に対し30度の角度セグメント内に存在する。一般的に、ハート形帰零機構30内の開口部32の中心軸110が、回転軸100とハート形帰零機構30の先端34の間の仮想接続の周り−30〜+30度の角度範囲内に設けられると、それだけで有利である。
あるいは、開口部32を細長の穴とし、開口部45をぴったりと合う(passgenaue)穴とすることもでき、その結果、この場合軸110に置き換わる偏心体の回転軸が、頭部51の回転軸と一致し、指部52が細長い穴内で動く。しかしながら、ここに記載の例示の実施形態は、図3から容易に分かるように、細長の穴45中の偏心頭部51の一部がハート形帰零機構30の制御カム31の半径方向外部にあり、従って、ともに伝動を確定する2つの回転軸100及び110の互いからの距離ができるだけ大きい、という利点をもつ。
図の例示の実施形態において、アーバ10の長手軸方向における要素の順番は、レリーズカム−ハート形帰零機構−秒車である。図には示されない例示の実施形態では、順番がハート形帰零機構−レリーズカム−秒車であり、この場合、2つの上側のより厚い要素は逆の順番で設けられており、これは、細長の穴45と穴32の機能的な調整に基づいて可能である。さらなる例示の実施形態では、秒車20に、偏心頭部用の少なくとも1つの切り通し(Durchbruch)が設けられ、これにより、前記秒車が、(図3の図に関して)「一番上」にあってよく、すなわち、順番は、秒車−レリーズカム−ハート形帰零機構である。偏心頭部51は、このような切り通しに配置され、ここから、図3にあるが今度は秒車20の下側に配置されるレリーズカム40とハート形帰零機構30内に作用する。
10 アーバ
11 止めフランジ
12 第1の受け入れ領域
13 第2の受け入れ領域
14 第3の受け入れ領域
15 スペーサ段部
20 歯車/秒車/四番車
21 歯
22 留め付け穴
30 ハート形帰零機構
31 ハートカム
32 偏心穴
33 留め付け穴
34 先端
40 レリーズスネイルカム
41 制御カム
42 最大半径の地点
43 凹所
44 最小半径の地点
45 細長の穴
46 締まりばめ用の開口部
50 偏心体
51 頭部
52 指部
53 スロット
54 調整面
60 つめレバー
61 突出部
62 ピボット軸
63 板ばね
70 分カウンターホイール
71 分制御つめ
72 鋸歯(数にして30)
73 歯溝
74 回転軸
100 回転の中心軸
110 偏心指部の回転軸

Claims (8)

  1. 中央アーバ(10)、歯車(20)、ハート形帰零機構(Nullstellherz)(30)、レリーズスネイルカム(Ausloeseschnecke)(40)、分制御つめ(Minutenschaltklinke)(71)を備えた、時計、特にクロノグラフの分針であって、
    前記中央アーバ(10)は、秒針を支持し、複数の受け入れ領域(12,13,14)を有し、
    前記歯車(20)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第1の受け入れ領域(12)に固定して接続され、
    前記ハート形帰零機構(30)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第2の受け入れ領域(13)に固定して留め付けられ、
    前記レリーズスネイルカム(40)は、前記中央アーバ(10)上で、該中央アーバ(10)の周りを駆動するために、第3の受け入れ領域(14)に配置され、半径方向環状の、傾斜状に増加する(radial umlaufende,rampenartig ansteigende)制御カム(41)を有し、旋回軸(62)周りに旋回可能な分制御レバー(60)の突出部(Nase)(61)が、前記レリーズスネイルカム(40)の回転運動時、弾性的な予荷重を受けて(unter federnder Vorspannung)(63)前記カムに沿って摺動し、60秒に相当する摺動距離後、最大半径(42)の地点を乗り越えて、前記レリーズスネイルカム(40)の最小半径(44)の地点上に落ち、
    前記分制御つめ(71)は、前記分制御レバー(60)上に配置され、前記分制御レバー(60)の突出部(61)が前記制御カム(41)の前記最小半径(44)の地点上に落ちると、該分制御つめ(71)を用いて、回転可能に(74)取り付けられた分カウンタホイール(70)を分ステップ(72,73)だけ前進させることができ、前記前進の前記レリーズ地点(42から44)を、前記分制御レバー(60)によって調整可能に設定できる分針において、
    前記レリーズスネイルカム(40)は、前記中央アーバ(10)の前記第3の受け入れ領域(14)に締まりばめ(Presssitz)で配置され、
    前記レリーズスネイルカム(40)は、偏心体(50)の頭部(51)を受け入れるための開口部(45)を有し、
    前記ハート形帰零機構(30)は、前記偏心体(50)の指部(52)を受け入れるための開口部(32)を有し、その結果、前記分制御レバー(60)による前進の前記レリーズ地点(42から44)の調整のために、前記偏心頭部(51)の回転により、前記中央アーバ(10)上に固定されてのっているハート形帰零機構(30)を介して、前記レリーズスネイルカム(40)を、歯車(10)に対し前記中央アーバ(10)の周りにある角度だけ回転させることができる、ことを特徴とする分針。
  2. 前記レリーズスネイルカム(40)は、前記最大半径(42)の地点と、前記最小半径(44)の地点との間の半径方向の接続の後ろ側に凹所(43)を有することを特徴とする、請求項1に記載の分針。
  3. 前記ハート形帰零機構(30)の回転軸(100)からの前記偏心体の回転軸(110)の距離をできるだけ大きく保持するために、前記ハート形帰零機構(30)内の前記開口部(32)の中心軸(110)を、前記ハート形帰零機構(30)の回転軸(100)と先端(34)との間の仮想の接続の周り−30から+30度の角度範囲内に設けることを特徴とする、請求項1又は2に記載の分針。
  4. 前記ハート形帰零機構(40)内の前記開口部(32)の前記中心軸(110)が、前記ハート形帰零機構(30)の前記回転軸(100)と前記先端(34)との間の仮想の接続の、前記レリーズスネイルカム(40)がその前記制御カム(41)のより大きい半径をのせている側の、15〜30度の角度範囲内に設けられることを特徴とする、請求項3に記載の分針。
  5. 前記偏心体(50)が円筒形頭部(51)と円筒形指部(52)を有し、該円筒形指部(52)の長軸(110)が前記円筒形頭部(51)の長軸と合致せず、前記円筒形頭部(51)を受け入れる開口部(45)は、半径方向に方向づけられる細長の穴であり、前記円筒形指部(52)を受け入れる開口部(32)は、前記指部(52)をほぼ正確に(genau)受け入れる開口部であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の分針。
  6. 前記中央アーバ(10)上の前記受け入れ領域(12,13,14)の順序が、前記偏心体の操作要素(53)の係合側からみて、レリーズスネイルカム(40)、ハート形帰零機構(30)及び秒車(20)であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の分針。
  7. 前記中央アーバ(10)上の前記受け入れ領域(12,13,14)の順序が、前記偏心体の操作要素(53)の係合側からみて、ハート形帰零機構(30)、レリーズスネイルカム(40)及び秒車(20)であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の分針。
  8. 前記秒車(20)が、前記偏心頭部(51)を受け入れるための少なくとも1つの切り通し(Durchbruch)を有し、前記中央アーバ(10)上の前記受け入れ領域(12,13,14)の順序が、前記偏心体の操作要素(53)の係合側からみて、秒車(20)、これに続いて、ハート形帰零機構(30)及びレリーズスネイルカム(40)が予め定められた順序で存在することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の分針。
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