JP6148201B2 - イントラ予測方向絞込み方法及びイントラ予測方向絞込み装置 - Google Patents

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本発明は、映像符号化における画面内符号化において、その予測方向(予測モード)を絞り込んで決定するイントラ予測方向絞込み方法及びイントラ予測方向絞込み装置に関する。
イントラ予測(画面内予測)方向の決定は、実際に可能性のあるイントラ予測方向を用いてイントラ予測処理を行い、符号化結果を確認して最も良い符号化効率を得られる方向を採用する方法が基本的な方法である。予測すべき方向の種類が少ない場合、全方向についてイントラ予測処理を行うことは比較的容易である。しかし、予測すべき方向の種類が多いと演算量が膨大になってしまう。このため予め予測方向の候補を減らす処理が行われる。その代表的な方法として、上方向や左方向などの周辺においてすでに符号化が終了したブロックで用いられた予測方向を候補とする方法が提案されてきた(例えば、非特許文献1参照)。
一方、予測方向とブロックのエッジ特徴には関連性があることは古くから知られている。実際、x方向微分とy方向微分を計算し、その大きさの比からエッジ方向を決定し、さらにエッジ強度を利用して確からしさを得る方法が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
Fast Mode Decision Algorithm for Intra Prediction in HEVC; Zhao, Liang; Visual Communications and Image Processing (VCIP) 2011 IEEE on; 6-9 Nov, 2001. Gradient based fast mode decision algorithm for intra prediction in HEVC; Wei Jiang, Hanjie Ma, Yaowu Chen; CECNet, 2012 2nd International Conference on; 21-23 April 2012, pp. 1836 - 1840.
しかしながら、エッジ特徴はノイズの影響を受けやすいため、単純なエッジ検出を用いてエッジの方向を検出し、その結果でイントラ予測方向を判断しても、エッジの方向のばらつきが多くなるという問題がある。イントラ予測(画面内予測)の映像符号化で用いられる予測方向の絞込みを行うには、本来は、周辺ブロックが符号化された後、その周辺ブロックの情報からイントラ予測に最も適した方向を探し出す処理が行われる。しかし、この方法では周辺ブロックの符号化が終了するまで該当ブロックの符号化を開始できないという問題がある。
また、該当ブロック内の情報のみを使用して予測方向を絞り込む方法として、ブロック内のエッジの情報を活用する方法が知られている。しかし、単純にエッジを求める方法は、エッジ検出がノイズの影響を受けやすいという特性から、求めるべきエッジが不安定になり、求める予測方向に関する精度が得られないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、符号化前の処理対象画像(原画像)のみを使用して、イントラ予測の処理を行うべき方向を絞り込むことができるイントラ予測方向絞込み方法及びイントラ予測方向絞込み装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出しステップと、前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出ステップと、前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算ステップと、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定ステップと、前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定ステップと、前記対象ブロックでの位置に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付けステップと、少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算ステップと、前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込みステップとを有することを特徴とする。
本発明は、入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出しステップと、前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出ステップと、前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算ステップと、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジの強さである微分強度を計算する微分強度計算ステップと、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定ステップと、前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定ステップと、前記対象ブロックでの位置と前記微分強度に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付けステップと、少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算ステップと、前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込みステップとを有することを特徴とする。
本発明は、前記第2の所定の値は、前記ヒストグラム重み付けステップで重みづけられた第1の所定の値であることを特徴とする。
本発明は、前記第2の所定の値は、前記微分強度であることを特徴とする。
本発明は、前記第2の所定の値は、前記ヒストグラム重み付けステップで重みづけられた第1の所定の値が閾値より小さい場合はゼロとすることを特徴とする。
本発明は、前記微分計算ステップは、平滑化処理を含むことを特徴とする。
本発明は、入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出し部と、前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算部と、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定部と、前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定部と、前記対象ブロックでの位置に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付け部と、少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算部と、前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込み部とを備えることを特徴とする。
本発明は、入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出し部と、前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算部と、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジの強さである微分強度を計算する微分強度計算部と、前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定部と、前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定部と、前記対象ブロックでの位置と前記微分強度に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付け部と、少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算部と、前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込み部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、符号化前の原画像のみを使用して、イントラ予測の処理を行うべき方向を安定的に絞り込むことができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態におけるイントラ予測方向絞込み装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるイントラ予測方向絞込み装置の構成を示すブロック図である。 HEVCの場合のイントラ予測モードを示す図である。 画素単位で重み付けを行う例を示す説明図である。 画素単位で重み付けを行う例を示す説明図である。 ブロック単位で重み付けを行う例を示す説明図である。 ブロック単位で重み付けを行う例を示す説明図である。 HEVCの場合のヒストグラム順位(1位〜5位)の例を表す図である。 HEVCのイントラ予測モード方向の詳細図である。 イントラ予測モード方向の対応関係を示す説明図である。 イントラ予測モード方向の対応関係を示す説明図である。 フィルタ係数の例を示す説明図である。 フィルタ係数の例を示す説明図である。 フィルタ係数の例を示す説明図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態によるイントラ予測方向絞込み装置を説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において101は、入力映像を入力する映像入力部である。102は、入力映像から対象ブロック切り出し処理を行うことにより対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出し部である。103は、入力映像からヒストグラムを算出するヒストグラム算出部である。ヒストグラムは、対象ブロック毎に1つ算出する。ヒストグラムのテーブルには、HEVCの場合は2〜34のモードが準備される。
104は、対象ブロックの各点においてx方向の微分計算を行うx方向微分計算部である。105は、対象ブロックの各点においてy方向の微分計算を行うy方向微分計算部である。x方向微分値とy方向微分値は、ペアでグラディエントベクトルとも解釈できる。106は、グラディエントベクトルから垂直の方向を計算するエッジ方向計算部である。グラディエントベクトルは、その点のエッジ方向に垂直である。グラディエントベクトルの方向は360度であるが、ここで記載したエッジ方向は180度ずれた真逆の方向は同一と見なす。107は、暫定予測方向を求める暫定予測方向処理部である。108は、暫定予測方向に対応するモードに対応したヒストグラムに対して、重み付け処理を行う、ヒストグラム重み付け部である。109は得られたヒストグラムのテーブルに108で得られた値を加算するヒストグラム足し込み部である。
110は、x方向微分計算部104、y方向微分計算部105、エッジ方向計算部106、暫定予測方向処理部107、ヒストグラム重み付け部108及びヒストグラム足し込み部109によって、対象ブロックの範囲内において、繰り返し処理を行うブロック内処理部である。ブロック内処理部110によって各点毎にヒストグラムのテーブルへ加算が行われる。最終的に、このヒストグラムは多くの点でエッジが現れた方向に重みが高いものが得られることになる。111は、予測方向の絞り込み処理を行う予測方向絞込み処理部である。112は、予測方向リストを作成して出力する予測方向リスト出力部である。
なお、本明細書において、画像とは、静止画像、または動画像を構成する1フレーム分の画像のことをいう。また映像とは、動画像と同じ意味であり、一連の画像の集合である。
次に、図1を参照して、図1に示すイントラ予測方向絞込み装置の動作を説明する。まず、映像入力部101が入力映像を入力すると、対象ブロック切り出し部102は、入力映像から対象ブロックを切り出す。一方、ヒストグラム算出部103は、入力映像からヒストグラムを算出する。
次に、x方向微分計算部104とy方向微分計算部105は、対象ブロックの各点において、x方向微分とy方向微分をそれぞれ計算する。続いて、エッジ方向計算部106は、グラディエントベクトル(x方向微分値とy方向微分値のペア)から垂直の方向を計算する。そして、暫定予測方向処理部107は、暫定予測方向を求める。ヒストグラム重み付け部108は、各画素にヒストグラムへ重み付けを行う。
次に、ヒストグラム足し込み部109は、各点毎にヒストグラムのテーブルに値を加算する。この処理を、対象ブロックの範囲内において、繰り返し処理することにより、各点毎にヒストグラムのテーブルへ加算が行われることになる。最終的に、このヒストグラムは多くの点でエッジが現れた方向または、各点毎に重み付けを行った後に対象ブロック内で最もそれらしい方向に重みが高いものが得られることになる。
次に、得られた結果から、予測方向絞込み処理部111は、予測方向の絞込み処理を行う。そして、予測方向リスト出力部112は、予測方向リストを作成して出力する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態によるイントラ予測方向絞込み装置を説明する。図2は、同実施形態の構成を示すブロック図である。図2において、図1に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図2に示す装置が図1に示す装置と異なる点は、ブロック内処理部110の中に微分強度計算部113を新たに設け、微分強度計算部113の結果がヒストグラム足し込み部109に入力する点と、ヒストグラム平滑化部114が新たに設けられている点である。
次に、図2に示すイントラ予測方向絞込み装置の動作を説明する。まず、映像入力部101は、イントラ符号化される対象である入力映像を入力する。この入力映像は、2次元のデジタル画像である。画像上の1点を(x,y)とし、その時の画素値をf(x,y)とする。デジタル画像であるため、画素の表現も画素値も本来は離散値である。しかし説明を簡単にするために、一部の説明ではf(x,y)を連続的な関数として扱う。また本来、符号化対象は一般にカラーであり、各点毎に3次元のデータで表現されるが、ここでは1次元で記載する。具体的には多くの場合yuv(yは輝度、uおよびvが色を示す)が使用されるため、このうち輝度を示すyを想定した説明を行うことにする。
この場合、x方向微分計算部104において得られるx方向微分は
Figure 0006148201
y方向微分計算部105において得られるy方向微分は
Figure 0006148201
と表現できる。
これをベクトルで表現すれば、
Figure 0006148201
と書き表される。
次に、微分強度計算部113は、微分強度
Figure 0006148201
を計算する。
この場合の微分強度の計算には様々な可能性がある。例えば、
Figure 0006148201
Figure 0006148201
Figure 0006148201
などの計算で得ることができる。
次に、エッジ方向計算部106は、微分をグラディエントベクトルとみなした場合に直行する方向であるエッジの方向を計算する。またはこれの180度逆の方向のベクトルで、エッジ方向を表現できる。
次に、暫定予測方向処理部107は、暫定予測方向を求める。暫定予測方向処理部107は、ヒストグラムで準備されているエッジ方向に対応させることにより暫定予測方向を求める。図3は、HEVCの場合のイントラ予測モードを示す図である。例えばHEVCの場合のモードは、図3で示す様に、モード2〜34である。ただしモード2とモード34は180度逆の関係であるため、この場合は暫定的に全てモード2を選択しておき、後に行う予測方向絞込み処理で対処する。なお、HEVCの場合、符号化ではさらにモード0、1が使用されるが、イントラ方向の処理とは無関係であるため、ここでは説明を省略する。
次にヒストグラム重み付け部108は、得られた暫定予測方向に対応するモードに対応したヒストグラムに対して重み付けを行う。重み付けは画素単位で行う。暫定予測方向に対応する微分強度はVCost(x,y)とし、重み付けで用いる重みをW(x,y)とする。この時、xおよびyは画素の位置を表す座標を意味する。重み付け後の微分強度をWVCost(x,y)とすると、重み付けは
Figure 0006148201
と表すことができる。
重み付けの方法としては、(1)均等に重み付けを行う方法、(2)画素単位で重み付けを行う方法、(3)ブロック単位で重み付けを行う方法、および(4)符号化時の条件に応じて重み付けを行う方法などが考えられる。以下、それぞれについて説明を行う。
(1)均等に重み付けを行う方法。
この方法では、全ての画素について均等に重み付けを行う。具体的には全ての(x,y)について、W(x,y)=1.0とする。結果的に、全ての画素を均等に評価することになるため、重み付けを行わない時と同様の結果が得られる。
(2)画素単位で重み付けを行う方法。
この方法では、画素単位で重み付けを行う。画素単位で重み付けを行う時には、距離を表す変数としてkを用いて、(8)式を
Figure 0006148201
と書き換える。(9)式ではx,yおよびkによって重みW(x,y,k)を任意のものと書き換えることが可能である。
図4に、対象ブロックサイズN×N=8×8の時の例を示す。図4は画素単位で重み付けを行う例を示す図である。kは端からの距離を表す値であり、例としてk=3の時を示している。上端および左端から均等に重み付けを行う場合は共通の上端および左端について共通のkを使用するが、この値は上端と左端で異なる値を用いてもよい。この時、kで指定された距離を超える位置にある画素については重みW(x,y,k)を0とすることで、微分強度を用いないようにすることも可能である。
図5では、左上の画素を起点として、距離kまでの画素について重み付けを行う例を示している。図5は画素単位で重み付けを行う例を示す図である。図5でも図4と同様に、kで指定された範囲を超えた画素についてはW(x,y,k)=0とすることで、微分強度を用いないようにすることも可能である。
(3)ブロック単位で重み付けを行う方法。
この方法では、ブロック単位で重み付けを行う。ブロック単位で重み付けを行う時には、距離を表す変数としてkおよびブロックサイズを表す変数としてbkを用いて、(8)式を
Figure 0006148201
と書き換える。
(10)式では、x,y,kおよびbkによって重みW(x,y,k,bk)を任意のものと置き換えることが可能である。
図6に、対象ブロックサイズN×N=8×8、ブロック数k=2、ブロックサイズbk=2の時の例を示す。図6は、ブロック単位で重み付けを行う例を示す図である。この時、上端からのブロック数と左端からのブロック数として共通の値kを用いているが、上端と左端で異なる値を用いてもよい。この時、kで指定された距離を超える位置にある画素については重みW(x,y,k,bk)を0とすることで、微分強度を用いないようにすることも可能である。
図7に、対象ブロックサイズN×N=8×8、ブロック数k=4、ブロックサイズbk=2の時の例を示している。図7は、ブロック単位で重み付けを行う例を示す図である。図7でも図6と同様に、kで指定された範囲を超えた画素についてはW(x,y,k,bk)=0とすることで、微分強度を用いないようにすることも可能である。
(4)符号化時の条件に応じて重み付けを行う方法。
この方法では、符号化時の条件に応じて重み付けを行う。符号化時の条件で重み付けを行う時には、(8)式における重み付け係数W(x,y)は符号化時の条件を用いて決定される。この時、W(x,y)の値は例えば量子化パラメータ(QP)、符号化ユニットサイズ(CUサイズ)、予測ユニットサイズ(PUサイズ)、変換ユニットサイズ(TUサイズ)、階層符号化で用いる階層の深さなどの情報から決定することが可能である。
次に、ヒストグラム足し込み部109は、得られた暫定予測方向に対応するモードに対したヒストグラムのテーブルに値を加算する。加算する値は、ヒストグラム重み付け部108から出力される重み付け後の微分強度のほかに、1画素あたり1として微分強度を使用しなくてもよいし、閾値処理を行い閾値以上の微分強度を持つ画素に1を割り当ててもよい。さらに微分強度計算部113において計算された値でもよい。
そして、ブロック内処理部110によるブロック内繰り返し処理で、対象ブロックの範囲内でx方向微分計算部104、y方向微分計算部105、エッジ方向計算部106、暫定予測方向処理部107、ヒストグラム重み付け部108、ヒストグラム足し込み部109及び微分強度計算部113の処理が繰り返し行われて、各点毎にヒストグラムのテーブルへ加算が行われる。最終的に、このヒストグラムは多くの点でエッジが現れた方向または、各点毎に重み付けを行った後に対象ブロック内で最もそれらしい方向に重みが高いものが得られることになる。
次に、ヒストグラム平滑化部114は、例えばモード10のヒストグラムの値を参考に、隣のモード9やモード11にも多少の重みを加える処理を行う。当然、隣だけでなくさらにその隣へ同様の処理を行うようにしてもよい。ここでモードが2の場合の隣のモードは、モード3及びモード33となること、逆にモード33の隣はモード32およびモード2になる。これは、モード2がモード34と同じ方向であるためである。この処理は、実際にはヒストグラム足し込み部109の処理を行う際に行うようにしてもよい。また、ヒストグラムが一旦生成された後に処理するようにしてもよい。さらに、この処理はスキップするようにしてもよい。
次に、予測方向絞込み処理部111は、得られた結果から、予測方向の絞込み処理を行い、予測方向リスト出力部112は、予測方向リストを作成して出力する。予測方向絞込みでは、予め残したい方向(モード)の数を指定する。例えばHEVCでは、ブロックの大きさに応じて3〜8方向に絞り込む。
次に、平滑化されたヒストグラムの結果から予測方向を絞り込む動作を説明する。例えば、ヒストグラムが大きな値を指すモードから1位、2位、・・・と順番を付け、絞りたいモード数分を残す方法が適用できる。別の方法として、1位に続き2番目、3番目をその両脇、次に2位が2番目、3番目に入っていなければ4番目に、入っていれば3位を選んでくるようにしてもよい。
ここで、図8を参照して上記予測モードの選択方法を説明する。図8は、HEVCの場合のヒストグラムの順位(1位〜5位)に例を示す図である。(1)〜(5)がヒストグラムの順位を表しており、(1)が1位、(5)が5位であることを意味する。
第1の予測方向絞込み方法は、ヒストグラムから得られる順位をそのまま予測方向リストに用いる方法である。そのため、上位5番目までを予測方向リストに用いる場合は、(1)から(5)までの方向である、20、25、14、2、33の方向を予測方向リストに追加することとする。
第2の予測方向絞込み方法は、ヒストグラムから得られる順位をそのまま予測方向リストに追加するのではなく、隣接する予測方向を追加しながら予測方向リストに追加していく。1近傍を追加しながら予測方向リストを作成する場合は、20の次に19、21を追加する。次に25、24、26という順番に追加していく。2近傍を追加する場合は20の次に19、21、18、22を追加することとなる。追加する近傍数や左右どちらの近傍を先に追加するかは実行時に選択できるものとする。
ただしここでもモード2とモード34の扱いについては注意が必要である。例えばモード2が選択される場合、モード34もできる限り絞込み結果として残すよう、設定すべきである。
以上では、モードの数字2〜34を用いて説明したが、このモード番号はあくまでもHEVCの場合であり、符号化方式が異なる場合にはその数字が異なることは言うまでもない。
次に、暫定予測方向処理部107において、HEVCの場合の決定方法をより詳しく説明する。エッジの方向は図9のように分割される。図9は、HEVCの場合のイントラ予測モード方向の詳細を示す図である。
x方向微分とy方向微分の関係が
Figure 0006148201
の場合には、
Figure 0006148201
を計算する。この値は−32〜+32の範囲に収まる。この値がどの範囲に収まるかを調べ、図10に示すように割当を行うことができる。図10は、イントラ予測モード方向の対応関係を示す図である。
逆に、x方向微分とy方向微分の関係が
Figure 0006148201
の場合は、
Figure 0006148201
を計算して図11に示すようにする。図11は、イントラ予測モード方向の対応関係を示す図である。
次に、平滑化処理を含む微分処理について説明する。平滑化処理を含む微分処理は、数式を用いた場合と、数式を用いない場合について説明する。まず、数式を用いた例を説明する。平滑化処理を含む微分フィルタは、例えばガウス関数
Figure 0006148201
を微分した
Figure 0006148201
から生成する。この例は、x方向微分である。この際、σの値が大きい場合は平滑化度合いが強くなる。σを調整し、この式をデジタル化することで、画像処理の微分フィルタが生成できる。
次に、数式を用いない例を説明する。前述した説明では、微分処理を数式で示したが、実際にはデジタルフィルタ処理が必要となる。例えば頻繁に使用されるx方向微分は、フィルタ係数が図12に示す様になっている。図12はフィルタ係数の一例を示す図である。
x方向微分
Figure 0006148201
をこの係数を使って式で表すと、
Figure 0006148201
と書くことができる。
このフィルタは、図13、図14に示すように縦横に分解された2つのフィルタでも表現できる。図13、図14は、フィルタ係数の一例を示す図である。いずれの方法を使うかはここでは規定しない。
この例は、タップ数が3のフィルタである。ここで、タップ数とは、次数のことでありこの場合は微分後の画素値f(x,y)に影響を与える可能性がある画素値を意味する。タップ数が3の場合は、中心の画素値f(x,y)を求める際にf(x±1,y±1)の画素値を用いることを意味する。タップ数を大きくすることにより、多くの近隣画素値の値を用いるため、微分処理が平滑化を伴うこととなる。
いずれの例においても微分処理が平滑化処理を含むことにより、あばれやすいエッジ情報を安定化させることが可能となる。
次に、平滑化度合いを符号化の条件によって設定する方法について説明する。符号化では、QPの値で画質調整を行う。QPが大きいほど画質は劣化する。従って高周波成分の再現性はQPが小さいほどよい。また、イントラ予測を行おうとする単位は小さいほど細かな変化を捉える必要がある。このため平滑化度合いはQPが大きいほど、ブロックが大きいほど、大きくする。さらに、対応ブロック内のノイズ量を計算し、そのノイズが多い場合には平滑化度合いを高めることもできる。
いずれの例においても、平滑化度合いを符号化の条件に応じて設定することにより、イントラ予測方向の精度が向上する。例えば、大きな画像については、σをおおきくすると精度が向上する。
なお、処理対象のブロック以外の情報を得られる場合には、絞り込んだ方向に対応する位置にエッジが存在するか否か、モード2とモード34のどちらが望ましいかなどの判断をすることもできる。ただしそれは、本発明の結果を利用することであり、本発明の対象外である。
以上、本実施形態では、ヒストグラム重み付け部108において、ブロック毎に処理をする方法を示しているが、この場合においてはヒストグラムの加算性を活用することができる。ヒストグラムの加算性を用いることで、既に計算したブロックについては再度計算し直すことなく、加算することで再利用することが可能となる。
以上、説明したように、H.264やHEVCで行われる映像符号化における画面内符号化において、その予測方向(予測モード)を決定する際に、複数の予測モードの中から最も符号化効率が良い物を選択するのが一般的であるが、本実施形態では、計算不要な予測モードを特定し、続く予測モードの洗濯時の演算量を減らすことができるため、予測モード選択時の演算量を減らすことが可能になる。特に、エッジ特徴がノイズの影響を受け、ばらついてしまうことによりイントラ予測方向を決定することが困難になるという問題を、ヒストグラムを用いることで解決し、かつ予測方向選択に要する演算量の削減および予測方向選択の精度向上を可能とした。
また、イントラ予測は上端および左端の画素との相関が強く、右端および下端の画素との相関が低い特徴があるため、該当ブロック内の画素ごとに重み付けを行うことで、イントラ予測の処理を行うべき方向を安定的に絞り込むことが可能となる。この構成によって、予測モード選択時の演算量を減らすことが可能になる。
前述した実施形態におけるイントラ予測方向絞込み装置をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
H.264やHEVCで行われる映像符号化における画面内符号化において、その予測方向(予測モード)を決定することが不可欠な用途に適用できる。
101・・・映像入力部、102・・・対象ブロック切り出し部、103・・・ヒストグラム算出部、104・・・x方向微分計算部、105・・・y方向微分計算部、106・・・エッジ方向計算部、107・・・暫定予測方向処理部、108・・・ヒストグラム重み付け部、109・・・ヒストグラム足し込み部、110・・・ブロック内処理部、111・・・予測方向絞り込み部、112・・・予測方向リスト出力部、113・・・微分強度計算部、114・・・ヒストグラム平滑化部

Claims (8)

  1. 入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出しステップと、
    前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出ステップと、
    前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算ステップと、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定ステップと、
    前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定ステップと、
    前記対象ブロックでの位置に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付けステップと、
    少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算ステップと、
    前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込みステップと
    を有することを特徴とするイントラ予測方向絞込み方法。
  2. 入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出しステップと、
    前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出ステップと、
    前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算ステップと、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジの強さである微分強度を計算する微分強度計算ステップと、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定ステップと、
    前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定ステップと、
    前記対象ブロックでの位置と前記微分強度に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付けステップと、
    少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算ステップと、
    前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込みステップと
    を有することを特徴とするイントラ予測方向絞込み方法。
  3. 前記第2の所定の値は、前記ヒストグラム重み付けステップで重みづけられた第1の所定の値であることを特徴とする請求項1または2に記載のイントラ予測方向絞込み方法。
  4. 前記第2の所定の値は、前記微分強度であることを特徴とする請求項2に記載のイントラ予測方向絞込み方法。
  5. 前記第2の所定の値は、前記ヒストグラム重み付けステップで重みづけられた第1の所定の値が閾値より小さい場合はゼロとすることを特徴とする請求項1または2に記載のイントラ予測方向絞込み方法。
  6. 前記微分計算ステップは、平滑化処理を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のイントラ予測方向絞込み方法。
  7. 入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出し部と、
    前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算部と、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定部と、
    前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定部と、
    前記対象ブロックでの位置に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付け部と、
    少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算部と、
    前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込み部と
    を備えることを特徴とするイントラ予測方向絞込み装置。
  8. 入力画像からイントラ予測方向を決定すべき対象ブロックを切り出す対象ブロック切り出し部と、
    前記対象ブロック毎に方向を表すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記対象ブロック内の各点についてx方向微分とy方向微分とを計算する微分計算部と、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジの強さである微分強度を計算する微分強度計算部と、
    前記x方向微分と前記y方向微分との計算結果を用いてエッジ方向を決定するエッジ方向決定部と、
    前記エッジ方向に対応する前記ヒストグラム中の方向を暫定予測方向とする暫定予測方向決定部と、
    前記対象ブロックでの位置と前記微分強度に応じて前記暫定予測方向に対応するヒストグラムに対して加算される第1の所定の値を決定するヒストグラム重み付け部と、
    少なくとも前記第1の所定の値を含む第2の所定の値前記暫定予測方向のヒストグラムに対して加算する暫定予測方向加算部と、
    前記対象ブロックの各点における前記エッジ方向を集計したヒストグラム中の方向の度数から予測方向を絞り込む予測方向絞込み部と
    を備えることを特徴とするイントラ予測方向絞込み装置。
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