JP6148117B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6148117B2
JP6148117B2 JP2013175329A JP2013175329A JP6148117B2 JP 6148117 B2 JP6148117 B2 JP 6148117B2 JP 2013175329 A JP2013175329 A JP 2013175329A JP 2013175329 A JP2013175329 A JP 2013175329A JP 6148117 B2 JP6148117 B2 JP 6148117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
power
self
control element
grid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013175329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015046963A (ja
Inventor
幹雄 佐々木
幹雄 佐々木
幸二郎 大塚
幸二郎 大塚
誠一 平田
誠一 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tabuchi Electric Co Ltd
Original Assignee
Tabuchi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tabuchi Electric Co Ltd filed Critical Tabuchi Electric Co Ltd
Priority to JP2013175329A priority Critical patent/JP6148117B2/ja
Publication of JP2015046963A publication Critical patent/JP2015046963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6148117B2 publication Critical patent/JP6148117B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、太陽電池から出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関する。
従来から、太陽電池のような直流電源から出力される直流電力を、インバータ回路を含む電力変換装置により、商用の交流電力に変換して出力するソーラーシステムが知られている。この一例として、複数の太陽電池パネルを含む太陽電池アレイと、太陽電池アレイの出力を直流から交流に変換し、系統連系用の電力ケーブルに供給する小容量のインバータ回路(電力変換装置)を含むインバータユニットとを有する太陽電池アレイユニットを複数備えた太陽光発電装置が挙げられる(例えば、特許文献1)。
ところで、スイッチング(制御)素子による切り替えにより、系統連系用の交流電力を出力するとともに、停電時などにこれと独立した自立用の交流電力を出力する電力変換装置も知られている(例えば、特許文献2)。
図3は、従来の電力変換装置を示すブロック図である。ソーラーパネルSのような太陽電池の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路52、系統連系用の交流電力への変換制御を行う系統連系モードと、これと異なる出力電圧の自立用の交流電力への変換制御を行う自立モードと、に切り替えるモード切替部54、系統連系モード時に、リレーオンでインバータ回路の系統連系用の交流電力を出力させる系統連系リレー55、および、系統連系リレーと並列に接続されて、自立モード時に、リレーオンでインバータ回路52の自立用の交流電力を出力させる自立リレー57を備えている。
特開2010−279234号公報 特開2010−259170号公報
しかし、系統連系用の出力電圧が例えばAC200Vで、自立用の出力電圧がAC100Vである場合、系統連系リレーがリレーオン、自立リレーがリレーオフで、自立用のコンセントにAC100V規格の電気機器を接続した状態のとき、自立リレーを駆動するトランジスタなど内部部品の故障により、自立リレーがリレーオンになると、AC100V用の電気機器にAC200Vの電圧が供給されることとなり、この電気機器の劣化および焼損や、人身に対する不測の事故を招くおそれがある、という問題があった。
特に、地震などで停電が頻発した場合、自立用の交流電力の使用が多くなって、自立用のコンセントにAC100V用の電気機器を接続したままであることを失念してしまうケースが多くなると想定され、これに対する安全対策を講じる必要がある。
本発明は、太陽電池の直流電力を交流電力に電力変換するインバータ回路を有し、相異なる出力電圧の系統連系用と自立用の交流電力を切り替える場合に、安全性の確保を容易に実現できる電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、太陽電池の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路、系統連系用の交流電力への変換制御を行う系統連系モードと、これと異なる出力電圧の自立用の交流電力への変換制御を行う自立モードと、に切り替えるモード切替部、系統連系モード時に、リレーオンでインバータ回路の系統連系用の交流電力を出力させる系統連系リレー、および、系統連系リレーと並列に接続されて、自立モード時に、リレーオンでインバータ回路の自立用の交流電力を出力させる自立リレーを備えている。系統連系リレーがリレーオンで自立リレーがリレーオフのときに、自立リレーがリレーオンに誤作動しても、自立リレーと系統連系リレーとの接続を遮断するように動作する保護スイッチ回路が設けられている。
この構成によれば、系統連系リレーがリレーオンで自立リレーがリレーオフのときに、自立リレーがリレーオンに誤作動しても、系統連系リレーと自立リレーとの接続を常に遮断する。したがって、例えば内部部品の故障などが生じて、自立リレーから系統連系リレーの交流電力が出力されようとしても、これをリレー遮断によって阻止することができる。これにより、相異なる出力電圧の系統連系用と自立用の交流電力を切り替える場合に、たとえ自立用のコンセントに自立用の電圧規格の電気機器を装着したままの状態でも、容易に安全性の確保が可能となる。
好ましくは、前記系統連系リレーは、第1の制御素子のオンに基づいて、インバータ回路の商用の交流電力に接続し、前記自立リレーは、第2の制御素子のオンに基づいて、インバータ回路の非常用の交流電力に接続するものであり、前記保護スイッチ回路は、自立リレーと第2の制御素子の間に直列に接続された第3の制御素子であり、第1の制御素子がオンのとき、自立リレーと第2の制御素子との間を常に遮断するものである。この場合、自立リレーを駆動する第2の制御素子が故障しても、簡単な構成で安全性を確保できる。
また、好ましくは、前記インバータ回路が、複数の太陽電池に並列接続される。したがって、複数の太陽電池から所望電力を得ることができる。
本発明では、系統連系リレーがリレーオンで自立リレーがリレーオフのときに、自立リレーがリレーオンに誤作動しても、自立リレーと系統連系リレーとの接続を常に遮断するので、相異なる出力電圧の系統連系用と自立用の交流電力を切り替える場合に、容易に安全性の確保が可能となる。
本発明の一実施形態に係る電力変換装置を示すブロック図である。 図1の電力変換装置の一部を示す回路図である。 従来の電力変換装置を示すブロック図である。
図1は本発明の一実施形態に係る電力変換装置1を示すブロック図である。ソーラーパネルからなる太陽電池Sの例えば2kWの直流電力を交流電力に変換するインバータ回路2を含むものである。この電力変換装置1と複数の太陽電池Sを複数並列に接続し、集電箱にそれぞれ配線した設備を複数集合することにより、所望電圧の電力を出力するソーラーシステムを構成することができる。
図1の電力変換装置1は、トランジスタのような制御素子(図示せず)のスイッチング動作により電力変換を行うインバータ回路2、インバータ回路2および装置全体を制御する制御部3を備えている。制御部3は、インバータ回路2の制御モードである、系統連系用の交流電力に変換される系統連系モードとこれと異なる出力電圧の自立用の交流電力に変換される自立モードとに切り替えるモード切替部4を有している。例えば、系統連系用の交流電力の出力電圧はAC200Vで、自立用の交流電力の出力電圧はAC100Vである。
電力変換装置1は、系統連系モード時に、リレーオンでインバータ回路2の系統連系用の交流電力を出力させる系統連系リレー5と、系統連系リレー5と並列に接続されて、自立モード時に、リレーオンでインバータ回路2の自立用の交流電力を出力させる自立リレー7とを備えている。
系統連系リレー5がリレーオンで自立リレー7がリレーオフのときに、自立リレー7がリレーオンに誤作動しても、系統連系リレー5と自立リレー7との接続を遮断するように動作する保護スイッチ回路8が設けられている。
図2は、図1の電力変換装置の一部を示す回路図である。系統連系リレー5は、第1の制御素子T1と第4の制御素子T4のオンに基づいて、インバータ回路2の系統連系用の交流電力に接続し、自立リレー7は、第2の制御素子T2のオンに基づいて、インバータ回路2の自立用の交流電力に接続するものである。保護スイッチ回路8は、自立リレー7と第2の制御素子T2の間に直列に接続された第3の制御素子T3であり、第1の制御素子T1がオンのとき、自立リレー7と第2の制御素子T2との間を常に遮断する。この場合、簡単な構成で安全を確保できる。
系統連系リレースイッチ11と12がオンのとき、フォトカプラPCを介して第1の制御素子T1と第4の制御素子T4がオンとなり、系統連系リレー5がリレーオンとなり、AC200Vの系統連系の交流電力が出力される。
自立リレースイッチ13がオンのとき、フォトカプラPCを介して第2の制御素子T2のオンとなり、自立リレー7がリレーオンとなる。保護スイッチ回路8における、自立リレー7と第2の制御素子T2の間に直列に接続された第3の制御素子T3により、第1の制御素子T1がオンのとき、このオン信号に基づき遮断状態となり、自立リレー7と第2の制御素子T2との間が常に遮断される。
上記構成では、系統連系リレー5がリレーオンで自立リレー7がリレーオフのときに、自立リレー7がリレーオンに誤作動しても、第3の制御素子T3は自立リレー7と第2の制御素子T2との間を遮断して、系統連系リレー5と自立リレー7との接続を遮断するように動作する。したがって、従来のように、系統連系リレー5がリレーオンのとき、系統連系用のAC200Vの出力電圧が自立リレー7から出力されることがないので、AV100V規格の電気機器が自立リレー7のコンセントに接続されたままであっても、AC200Vが印加されることがなく、電気機器の劣化および焼損や、人身に対する不測の事故を招くおそれがない。
こうして、本発明では、系統連系リレーがリレーオンで自立リレーがリレーオフのときに、自立リレーがリレーオンに誤作動しても、系統連系リレーと自立リレーとの接続を常に遮断する。したがって、例えば内部部品の故障などが生じて、自立リレーから系統連系リレーの交流電力が出力されようとしても、これをリレー遮断によって阻止することができる。これにより、相異なる出力電圧の系統連系用と自立用の交流電力を切り替える場合に、たとえ自立用のコンセントに自立用の電圧規格の電気機器を装着したままの状態でも、容易に安全性の確保が可能となる。
なお、保護スイッチ回路8は、第1の制御素子T1に代えて、第4の制御素子T4のオン信号に基づいて第3の制御素子T3を遮断状態とし、自立リレー7と第2の制御素子T2との間を遮断するようにしてもよい。
1:電力変換装置
2:インバータ回路
3:制御部
4:モード切替部
5:系統連系リレー
7:自立リレー
8:保護スイッチ回路
T1:第1の制御素子
T2:第2の制御素子
T3:第3の制御素子
T4:第4の制御素子
S:太陽電池

Claims (2)

  1. 太陽電池の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路、
    系統連系用の交流電力への変換制御を行う系統連系モードと、これと異なる出力電圧の自立用の交流電力への変換制御を行う自立モードと、に切り替えるモード切替部、
    系統連系モード時に、リレーオンでインバータ回路の系統連系用の交流電力を出力させる系統連系リレー、および
    系統連系リレーと並列に接続されて、自立モード時に、リレーオンでインバータ回路の自立用の交流電力を出力させる自立リレーを備え、
    系統連系リレーがリレーオンで自立リレーがリレーオフのときに、自立リレーがリレーオンに誤作動しても、系統連系リレーと自立リレーとの接続を遮断するように動作する保護スイッチ回路が設けられており、
    前記系統連系リレーは、第1の制御素子のオンに基づいて、インバータ回路の系統連系用の交流電力に接続し、前記自立リレーは、第2の制御素子のオンに基づいて、インバータ回路の自立用の交流電力に接続するものであり、
    前記保護スイッチ回路は、自立リレーと第2の制御素子の間に直列に接続された第3の制御素子であり、第1の制御素子がオンのとき、自立リレーと第2の制御素子との間を常に遮断するものである、電力変換装置。
  2. 請求項1において、
    前記インバータ回路が、複数の太陽電池に並列接続される、電力変換装置。
JP2013175329A 2013-08-27 2013-08-27 電力変換装置 Active JP6148117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013175329A JP6148117B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013175329A JP6148117B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015046963A JP2015046963A (ja) 2015-03-12
JP6148117B2 true JP6148117B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=52672054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013175329A Active JP6148117B2 (ja) 2013-08-27 2013-08-27 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6148117B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6445475B2 (ja) * 2016-01-21 2018-12-26 ヤンマー株式会社 監視装置および電力変換装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3363354B2 (ja) * 1997-08-13 2003-01-08 松下電工株式会社 太陽光発電システム
JP2007272639A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kyocera Corp 太陽光発電装置
JP5338831B2 (ja) * 2011-03-15 2013-11-13 オムロン株式会社 電力制御装置および電力制御方法
JP5864241B2 (ja) * 2011-12-12 2016-02-17 新電元工業株式会社 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015046963A (ja) 2015-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8890363B2 (en) Automatic system for synchronous enablement-disablement of solar photovoltaic panels of an energy production plant with distributed DC/DC conversion
JP5646751B2 (ja) パワーコンディショナ、制御方法および発電システム
JP6162835B2 (ja) 配電システム及び電気システム
JP6478470B2 (ja) 出力制御装置
IN2014DN10977A (ja)
JP2011019312A (ja) 電力変換装置
WO2017169665A1 (ja) パワーコンディショナ、電力供給システム及び電流制御方法
JP2015039262A5 (ja)
JP6077225B2 (ja) 系統連系電力変換装置
JP5596102B2 (ja) 災害時の電力系統の異常事態に対応可能な電力買取システム用系統連系装置、及び当該電力買取システム用系統連系装置を用いた災害等の緊急避難時における電力の緊急出力方法
KR101430577B1 (ko) 3상 서보 드라이버용 순간정전보상장치
JP2016527862A (ja) 電気自動車用充電器
JP6148117B2 (ja) 電力変換装置
JP5931345B2 (ja) 無停電電源システム
AU2010297272B2 (en) Circuit assembly having a converter part comprising a central control unit
JP2014168346A (ja) 単相三線式給電システム
JP6445869B2 (ja) 充放電システム
JP6199804B2 (ja) 電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置
KR101477395B1 (ko) 연료전지 전원 시스템
JP5931346B2 (ja) 無停電電源システム
KR20200072747A (ko) 무정전 전력 공급 마이크로그리드 시스템
RU2440644C1 (ru) Авиационная энергоустановка с генератором на топливных элементах
CN107370175B (zh) 电梯辅助系统
US20200274350A1 (en) Emergency shutdown of an energy supply unit
JP2015211494A (ja) 電力供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6148117

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350