JP6199804B2 - 電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置 - Google Patents

電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置に関するものである。
太陽光パネル等の発電設備を備える発電システムの発電パワーコンディショナとして、商用電源系統(以下、系統と略記する)に連系して交流電力を出力する系統連系運転と、系統と関わりなく交流電力を出力する自立運転とを可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、系統電力によって充電される蓄電池等の蓄電設備を備える蓄電システムの蓄電パワーコンディショナとして、上記の発電パワーコンディショナと同様に、系統に連系して交流電力を出力する系統連系運転と、系統と関わりなく交流電力を出力する自立運転とを可能としたものが知られている(例えば、特許文献2参照)
特開2007−049770号公報 特開2008−253033号公報
ところで、電力制御システムにおいて、太陽電池、蓄電池、燃料電池、ガス発電機などの複数の分散電源を一元的に管理・運用することが求められている。特に、複数の分散電源の間での効率的な運転制御を、分散電源側の汎用性を崩すことなく管理可能なシステムを構築することが求められる。
従って、上記のような課題に鑑みてなされた本発明の目的は、複数の分散電源の間での効率的な運転制御を、分散電源側の汎用性を崩すことなく管理可能な電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、本発明に係る電力制御システムは、商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御システムであって、前記発電装置からの出力電力を前記所定電圧まで電圧変換する第1電圧変換部と、前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けた第2電圧変換部と、前記第1電圧変換部及び第2電圧変換部の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させ、前記商用電源系統又は前記所定電圧でリンクさせた出力からの電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させることを特徴とする。
また、前記第1及び第2電圧変換部の停止は、前記第1及び第2電圧変換部が有するスイッチング用素子をオフ状態とすることにより行われることが好ましい。
また、前記スイッチング用素子はノーマリーオフ型のMOSFETであり、前記オフ状態は、前記MOSFETのゲート端子を開放状態とすることにより行われることが好ましい。
また、前記所定電圧から前記蓄電池の充電用電圧への電圧変換を行う第3電圧変換部を更に備えることが好ましい。
また、上述した諸課題を解決すべく、本発明に係る電力制御システムの制御方法は、商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御システムの制御方法であって、前記発電装置からの出力を、第1電圧変換部により前記所定電圧まで電圧変換して他の分散電源の出力にリンクさせるステップと、前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けた第2電圧変換部により電圧変換するステップと、前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させるステップと、前記商用電源系統からの電力又は前記所定電圧でリンクさせた出力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させるステップとを含むことを特徴とする。
また、上述した諸課題を解決すべく、本発明に係る電力制御装置は、商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御装置であって、前記発電装置からの出力を前記所定電圧まで電圧変換する第1電圧変換部と、前記第1電圧変換部、及び前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けられた第2電圧変換部の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させ、前記商用電源系統からの電力又は前記所定電圧でリンクさせた出力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させることを特徴とする。
本発明に係る電力制御システム、電力制御システムの制御方法、及び電力制御装置によれば、複数の分散電源の間での効率的な運転制御を、分散電源側の汎用性を崩すことなく管理することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る電力制御システムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの連系運転時の制御例(充電時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの連系運転時の制御フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの連系運転時の制御例(充電且つ売電時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの連系運転時の制御例(放電時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの自立運転時の制御例(放電時)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力制御システムの自立運転時の制御例(充電時)を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る電力制御システムについて説明する。本実施形態に係る電力制御システムは、系統から供給される電力の他に、売電可能な電力を供給する分散電源及び売電不可能な電力を供給する分散電源を備える。売電可能な電力を供給する分散電源は、例えば太陽光発電などによって電力を供給するシステムである。一方売電不可能な電力を供給する分散電源は、例えば電力を充放電することができる蓄電池システム、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)などの燃料電池システム、及びガス燃料により発電するガス発電システムなどである。本実施の形態においては、売電可能な電力を供給する分散電源として太陽電池、売電不可能な電力を供給する分散電源として蓄電池と、燃料電池とを備える例を示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力制御システム100の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る電力制御システム100は、パワーコンディショナ101(電力制御装置)と、第2DCコンバータ2と、蓄電池11と、燃料電池12(発電装置)と、太陽電池13,14とを備える。また、電力制御システム100と接続して使用される、系統18、専用分電盤102、分電盤103、及び負荷23A乃至23Dを図1にあわせて示す。
電力制御システム100は、通常は系統18との連系運転を行い、系統18から供給される電力と、各分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)からの電力とを負荷23A乃至23Dに供給する。また、電力制御システム100は、停電時など系統18からの電力供給がない場合は自立運転を行い、各分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)からの電力を負荷23A乃至23Dに供給する。電力制御システム100が自立運転を行う場合には、各分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)は系統18から解列した状態であり、電力制御システム100が連系運転を行う場合には、各分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)は系統18と並列した状態となる。
図1において、各機能ブロックを結ぶ実線は電力の流れる配線を表し、各機能ブロックを結ぶ破線は、制御信号又は通信される情報の流れを表す。当該破線が示す通信は有線通信としてもよいし、無線通信としてもよい。制御信号及び情報の通信には、各階層含め、様々な方式を採用可能である。例えば、ZigBee(登録商標)などの近距離通信方式による通信を採用することができる。また、赤外線通信、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)など、様々な伝送メディアを使用することができる。またそれぞれの通信に適した物理層を含む下位の層の上で、各種プロトコル、例えばZigBee SEP2.0(Smart Energy Profile2.0)、ECHONET Lite(登録商標)などのような論理層だけ規定される通信プロトコルを動作させてもよい。
パワーコンディショナ101は、DCコンバータ1,3,4,5と、インバータ6と、連系運転スイッチ7,8と、自立運転スイッチ9と、制御部10とを備える。パワーコンディショナ101は、蓄電池11、燃料電池12及び太陽電池13,14からの電力を直流のまま接続して電力制御をおこなう、いわゆるマルチDCリンクシステムを構成する。パワーコンディショナ101は、蓄電池11、燃料電池12及び太陽電池13,14から供給される直流の電力と、系統18から供給される交流の電力との変換を行うとともに、連系運転及び自立運転の切り替え制御を行う。
専用分電盤102は、漏電ブレーカ15と、ブレーカ16と、電力切替スイッチ17とを備え、分電盤103からパワーコンディショナ101に供給される電力の制限、及びパワーコンディショナ101故障時の供給電力の切り替え等を行う。
分電盤103は、サービスブレーカ19、ブレーカ20,21A乃至21D及び電流センサ22を備える。分電盤103は、連系運転時に、系統18からパワーコンディショナ101に供給される電力を制限したり、系統18より供給される電力を複数の支幹に分岐させて負荷23A乃至23Dに分配する。また、分電盤103は、自立運転時に複数の分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)から供給される電力を、複数の支幹に分岐させて負荷23A乃至23Dに分配する。また、分電盤103は、電流センサ22により系統18から供給を受ける電流の向き及び大きさを検出する。
次に、電力制御システム100を構成する各構成要素について具体的に説明する。
第1,第3,第4及び第5DCコンバータ1,3,4,5は、それぞれ燃料電池12、蓄電池11及び太陽電池13,14からの直流電力を所定の電圧まで昇圧又は降圧する。第1及び第3DCコンバータ1,3における昇圧比は、あらかじめ設定された固定値を用いてもよいし、制御部10により適宜制御を行ってもよい。第4及び第5DCコンバータ4,5は、太陽電池13,14からの発電電力に対してMPPT(最大電力点追従:Maximum Power Point Tracking)制御を行い、且つ所定の電圧まで昇圧又は降圧を行う、太陽電池発電に適したDCコンバータである。なお、本実施形態では、蓄電池11、燃料電池12及び太陽電池13,14からの直流電力はDCリンクされているので、同一の電圧まで昇圧又は降圧する必要がある。なお、第3DCコンバータ3は双方向DCコンバータであり、系統18、燃料電池12及び太陽電池13,14からのDCリンクされた直流電力を電圧変換して蓄電池11に充電することができる。
第2DCコンバータ2は、図1に示すように、燃料電池12と蓄電池11とを直接接続する経路中に設けられ、燃料電池12からの出力電力が蓄電池11への充電に適した電圧となるように電圧変換を行う。この第2DCコンバータ2は、後述するように、例えば太陽電池13,14から系統18に逆潮流しながら、燃料電池12から蓄電池11に充電する場合に動作させる。
インバータ6は、双方向インバータであって、蓄電池11、燃料電池12及び太陽電池13,14から供給される直流の電力を交流の電力に変換し、また、系統18から供給される交流の電力を直流の電力に変換する。
連系運転スイッチ7,8、自立運転スイッチ9は、それぞれリレー、トランジスタなどにより構成され、オン/オフ制御される。図示の通り、連系運転スイッチ7,8は、系統18と分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)との間、及び系統18と負荷23A乃至23Dとの間に配置される。また、自立運転スイッチ9は、各分散電源と負荷23A乃至23Dとの間に配置される。連系運転スイッチ7,8と自立運転スイッチ9とは、同時にオンとならないように、双方がオフの状態を経由して切り替えられる。より詳しくは、自立運転から連系運転へ切り替える際は、自立運転スイッチ9をオフ状態とした後に、連系運転スイッチ7,8をオン状態へと制御する。また、連系運転から自立運転へ切り替える際は、連系運転スイッチ7,8をオフ状態とした後に、自立運転スイッチ9をオン状態へと制御する。連系運転スイッチ7,8及び自立運転スイッチ9の上記制御は、例えば、制御部10によりソフトウェア的に実現することが可能である。ただし、上記制御の例外として、各分散電源からの電力供給がオフの状態においては、連系運転スイッチ8のみをオンとして、連系運転スイッチ7及び自立運転スイッチ9をいずれもオフとすることにより系統18から分電盤103への電力供給のみをおこなう。
制御部10は、例えばマイクロコンピュータで構成され、系統電圧の上昇又は停電の状態等に基づいて、DCコンバータ1乃至5、インバータ6、連系運転スイッチ7,8、自立運転スイッチ9等の各部の動作を制御する。制御部10は、連系運転時には、連系運転スイッチ7,8をオン、自立運転スイッチ9をオフに切り替える。また、制御部10は、自立運転時には、連系運転スイッチ7,8をオフ、自立運転スイッチ9をオンに切り替える。
蓄電池11は、例えばリチウムイオン電池を用いることが好ましいが、ニッケル水素電池等の他の種類の蓄電池も使用することができる。蓄電池11は、充電された電力を放電することにより、負荷23A乃至23Dに対して電力を供給可能である。また、蓄電池11は、燃料電池12、太陽電池13,14及び系統18から供給される電力を充電可能である。
燃料電池12は、ガスの電気化学反応により電気を発生させるものである。本実施形態では例えば、固体酸化物形(SOFC)燃料電池を用いることができる。
太陽電池13,14は、太陽光のエネルギーを直流の電力に変換するものである。太陽電池13,14は、例えば光電変換セルを有する発電部がマトリクス状に接続され、所定の短絡電流(たとえば10A)を出力するように構成される。太陽電池13,14は、シリコン系多結晶太陽電池、シリコン系単結晶太陽電池、又はCIGS等薄膜系太陽電池等、光電変換可能なものであればその種類は制限されない。
次に、専用分電盤102及び分電盤103を構成する各構成要素について具体的に説明する。
漏電ブレーカ15は、電力線から接地への漏洩電流を検出した際に、感電事故防止等の観点から回路を遮断する役割を果たすブレーカである。
ブレーカ16は、系統18からパワーコンディショナ101に供給される電力が、あらかじめ決められた所定電力を上回る場合に、パワーコンディショナ101を保護するために系統18からの電力供給を遮断するためのブレーカである。
電力切替スイッチ17は、リレー、トランジスタなどにより構成され、制御部10により切り替え制御される。制御部10は、パワーコンディショナ101の故障を検出すると、この電力切替スイッチ17の切り替えを行い、系統18からの供給電力が漏電ブレーカ15から直接分電盤103に供給されるように制御を行う。
サービスブレーカ19は、系統18とパワーコンディショナ101との間に配置され、系統18から供給される電力が、あらかじめ決められた契約容量を超える場合に、電力供給を遮断するブレーカである。
ブレーカ20、21A乃至21Dは、系統18又は分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)からの電力を、家庭内の各種負荷に分岐させる箇所に配置される安全ブレーカである。すなわち、ブレーカ20、21A乃至21Dを経由して負荷23A乃至23Dに電力が供給される。これらのブレーカ20、21A〜21Dは、家庭の各部屋で用いられる電気器具又はケーブル等の故障によりショートが発生したとき及び過電流が流れたときなどに、供給電力を遮断する。
電流センサ22は、系統18とパワーコンディショナ101との間を流れる電流を検出するものであり、本実施形態ではサービスブレーカ19と漏電ブレーカ15との間に配置される。日本では、現在のところ蓄電池11及び燃料電池12から供給される電力は売電不可と規定されており、太陽電池13,14からの電力のみ系統18側へ逆潮流させて売電することができる。制御部10は、電流センサ22の出力を常時監視し、逆潮流方向の電流を検出した場合、又はこれから売電を開始させようとする場合には、蓄電池11と燃料電池12とを系統18から切り離すように制御を行う。この制御の詳細については後ほど詳述する。
負荷23A乃至23Dは、電力を消費する電力負荷であり、たとえば家庭内で使用されるエアコン、電子レンジ、テレビ等の各種電気製品又は、商工業施設で使用される空調機若しくは照明器具などの機械、照明設備等である。
これ以降、本実施形態に係る電力制御システム100における制御例を図面により詳述する。
(連系運転時の制御例)
図2は、連系運転時の電力制御システム100の制御例を示す図である。連系運転時の場合、各スイッチは、連系運転スイッチ7,8がオン、自立運転スイッチ9がオフに制御される。また、パワーコンディショナ101が正常に動作しているため、電力切替スイッチ17は、図2のようにパワーコンディショナ101からの電力が分電盤103に供給されるように制御される。
図2において、燃料電池12、太陽電池13,14はそれぞれ発電を行い、それらからの出力電力は、DCコンバータ1,4,5により同一のリンク電圧まで電圧変換される。図2では、蓄電池11の充電量が十分ではなく、電圧変換後の電力の一部は第3DCコンバータ3で降圧されて蓄電池11に充電されるものとする。このとき、第2DCコンバータ2は、オフ状態に制御される。なお、本実施形態におけるDCコンバータのオフ状態とは、スイッチング用のノーマリーオフ型MOSFETのゲート端子を開放状態に維持している状態であり、これによりDCコンバータの入力側から出力側への電流の流れを遮断することができる。
直流電力の状態でリンクされた分散電源(燃料電池12及び太陽電池13,14)からの電力は、図2に太線で示すようにインバータ6において交流電力に変換され、連系運転スイッチ7,8及び分電盤103を経由して負荷23A乃至23Dに供給される。
また、分散電源(燃料電池12及び太陽電池13,14)からの電力供給のみによって負荷23A乃至23Dにおける消費電力を賄うことができない場合には、図2に太線で示すように、系統18からも電力供給を受けて負荷23A乃至23Dに供給される。図2は、電力制御システム100において一般的な連系運転状態を示す一例である。なお、図2の制御例では、分散電源(燃料電池12及び太陽電池13,14)からの出力電力の一部を用いて蓄電池11に充電しているが、この形態には限定されない。図2の系統18からより多くの電力供給を受け、その電力の一部を蓄電池11に充電するように制御を行ってもよい。
次に、連系運転時における各分散電源等の状態に応じた電力制御フローの例を図3に示す。
図3において制御部10は、電力制御の開始後にまず電流センサ22における検出出力を監視し、系統18に太陽電池13,14からの逆潮流方向の電流が流れているか否かを判定する(ステップS301)。この判定は、制御部10が売電時に後述するDCコンバータの制御を行い、太陽電池13,14以外の分散電源からの電力が系統18に逆潮流しないようにするためである。
制御部10は、ステップS301において逆潮流方向の電流が流れていると判定すると、次に蓄電池11が充電可能であるか否かを判定する(ステップS302)。このステップS302における判定は、蓄電池11における充電量が、あらかじめ決められた所定の充電量以下であるか否かにより行う。
制御部10は、ステップS302において蓄電池11への充電が可能であると判定すると、第1DCコンバータ1及び第3DCコンバータ3のゲート端子を開放状態とすることにより停止させる(ステップS303)。このステップS303により、第1DCコンバータ1及び第3DCコンバータ3が有するスイッチング用のノーマリーオフ型MOSFETには電流が流れない状態となり、蓄電池11及び燃料電池12は太陽電池13,14の出力から切り離された状態となる。従って、ステップS303の後に燃料電池12に発電を開始させても、その電力が誤って系統18に逆潮流することはない。
ステップS303が完了すると、制御部10は、燃料電池12に発電を開始させ(ステップS304)、第2DCコンバータ2の動作を開始させて(ステップS305)、発電電力を蓄電池11に導くと共に、蓄電池11による充電を開始させる(ステップS306)。なお、ステップS306実行時の電力制御システム100の制御状態を図4に示す。
制御部10は、ステップS306を実行した後に、本制御フローを終了する。
一方、本制御フローのステップS301において逆潮流方向に電流が流れていないと判定すると、制御部10は、燃料電池12に発電を開始させ(ステップS313)、第2DCコンバータ2を停止させると共に、第1、第3DCコンバータ1,3の動作を開始させる(ステップS314)。ステップS314により、燃料電池12から蓄電池11へ直接電力を供給する経路は遮断され、燃料電池12からの出力は、太陽電池13,14の出力とリンクされる。そしてリンクされた燃料電池12及び太陽電池13,14からの直流電力は、インバータ6で交流電力に変換されて、負荷23A乃至23Dに供給される。このステップS314実行後の電力制御システム100の状態の一例を図5に示す。図5は、負荷23A乃至23Dにおける消費電力が大きく、蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13及び系統18からの電力を連系させて負荷23A乃至23Dに供給している状態を示す。
制御部10は、ステップS314実行後に電流センサ22の出力を継続して観測し、系統18への逆潮流方向の電流が流れているか否かを判定する(ステップS315)。そして逆潮流を観測すると、制御部10は燃料電池12の発電を抑制するように制御を行い(ステップS316)、逆潮流が観測されなくなるまで発電の抑制を継続する。制御部10は、逆潮流が流れていないと判定すると、本制御フローを終了する。
また、本制御フローのステップS302において、蓄電池11への充電が可能でないと判定すると、制御部10は、太陽電池13,14における発電量を抑制するように第4及び第5DCコンバータ4,5の制御を行う(ステップS307)。より具体的には、制御部10は、MPPT制御における電力最大点からずれるように制御を行うことにより太陽電池13,14の発電電力を低下させる。ステップS307実行後、制御部10は、電流センサ22の出力を観測して、逆潮流方向に電流が流れているか否かを判定する(ステップS308)。逆潮流方向の電流が流れていると判定すると、制御部10は太陽電池13,14における発電電力を更に低下させるように制御を行う。この制御は、制御部10が逆潮流を検出しなくなるまで継続する。
制御部10は、ステップS308において逆潮流を検出しなくなると、燃料電池12に発電を開始させる(ステップS309)。そして、制御部10は、第1及び第3DCコンバータ1,3の動作を開始させると共に第2DCコンバータ2を停止させる(ステップS310)。このステップS310により、燃料電池12から蓄電池11へ直接電力を供給する経路は遮断され、燃料電池12からの出力は、太陽電池13,14の出力とリンクされる。そしてリンクされた燃料電池12及び太陽電池13,14からの直流電力は、インバータ6で交流電力に変換されて、負荷23A乃至23Dに供給される。このステップS309実行後の電力制御システム100の状態は、先述の図5と同一である。
ステップS310実行後、制御部10は、電流センサ22の出力を観測し、系統18への逆潮流方向の電流が流れているか否かを判定する(ステップS311)。そして逆潮流が流れていると判定すると、制御部10は、太陽電池13,14の発電を抑制するように制御を行い(ステップS312)、逆潮流が観測されなくなるまで継続する。制御部10は、逆潮流が流れていないと判定すると、本制御フローを終了する。
(自立運転時の制御例)
次に、自立運転時の電力制御システム100の制御例を説明する。各スイッチは、連系運転スイッチ7,8がオフ、自立運転スイッチ9がオンに制御される。また、パワーコンディショナ101が正常に動作しているため、電力切替スイッチ17は、図6に示すようにパワーコンディショナ101からの電力が分電盤103に供給されるように制御される。
図6は、自立運転時において、蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14の出力が直流電力のままリンクされ、インバータ6で交流電力に変換された後に負荷23A乃至23Dに供給される制御例である。第2DCコンバータ2はオフ状態に制御され、燃料電池12と蓄電池11が直接接続される経路は遮断されている。図6は、停電等の理由で系統18と分散電源(蓄電池11、燃料電池12、太陽電池13,14)とが解列され、負荷23A乃至23Dにおける消費電力が比較的大きい場合の制御の一例である。
図6の例において、負荷23A乃至23Dにおける消費電力が減少し、余剰電力を蓄電池11に充電する場合、制御部10は、第1及び第3DCコンバータ1,3をオフ状態とし、次に第2DCコンバータ2をオン状態となるように制御を行う。これにより、図6においてリンクされていた太陽電池13,14の出力と、燃料電池12の出力が切り離され、燃料電池12と蓄電池11とを直接連結する経路が閉じるため、燃料電池12から蓄電池11へ直接充電することが可能となる。このときの制御例を図7に示す。
図6の制御例では、燃料電池12からの出力電力を、太陽電池13,14の出力と同一のリンク電圧まで昇圧又は降圧する必要があった。しかし、図7の制御例では、燃料電池12の出力を蓄電池11の充電に適した電圧まで直接電圧変換を行えばよく、二段階の電圧変換を行う必要がない。
以上述べたように、本実施形態では、連系運転時に燃料電池12と系統18とを解列させることにより、太陽電池13,14の発電電力を系統18に逆潮流させて売電を行いつつ、燃料電池12の発電電力は逆潮流させずに蓄電池11に充電させることが可能となる。
また、本実施形態では、DCコンバータのスイッチング用素子のオン/オフ制御により燃料電池12と系統18とを解列させるため、高価なスイッチを新たに設けず、寿命及びコストの面で有利なスイッチング用素子の利用により、太陽電池13,14から系統18への売電と、燃料電池12から蓄電池11への充電とを両立させることができる。
また、本実施形態では、スイッチング用素子にノーマリーオフ型のMOSFETを用いているため、通電することなく遮断すべきDCコンバータのオフ状態を維持することができる。
また、本実施形態では、リンク電圧を蓄電池11への充電に適した電圧へと変換する第3DCコンバータ3を更に備えるため、太陽電池13,14又は系統18から蓄電池11に充電する際にも最適な電圧での充電が可能となる。
また、本実施形態では、燃料電池12から蓄電池11への充電の際に第2DCコンバータ2のみを経由させるので、DCコンバータにおける電力ロスを抑えることが可能となる。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 第1DCコンバータ
2 第2DCコンバータ
3 第3DCコンバータ
4 第4DCコンバータ
5 第5DCコンバータ
6 インバータ
7,8 連系運転スイッチ
9 自立運転スイッチ
10 制御部
11 蓄電池
12 燃料電池
13,14 太陽電池
15 漏電ブレーカ
16 ブレーカ
17 電力切替スイッチ
18 系統(商用電源系統)
19 サービスブレーカ
20 ブレーカ
21A〜21D ブレーカ
22 電流センサ
23A〜23D 負荷
100 電力制御システム
101 パワーコンディショナ(電力制御装置)
102 専用分電盤
103 分電盤

Claims (6)

  1. 商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御システムであって、
    前記発電装置からの出力を前記所定電圧まで電圧変換する第1電圧変換部と、
    前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けた第2電圧変換部と、
    前記第1電圧変換部及び第2電圧変換部の制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させ、
    前記商用電源系統からの電力又は前記所定電圧でリンクさせた出力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させる
    ことを特徴とする電力制御システム。
  2. 前記第1及び第2電圧変換部の停止は、前記第1及び第2電圧変換部が有するスイッチング用素子をオフ状態とすることにより行われる、請求項1に記載の電力制御システム。
  3. 前記スイッチング用素子はノーマリーオフ型のMOSFETであり、前記オフ状態は、前記MOSFETのゲート端子を開放状態とすることにより行われる、請求項2に記載の電力制御システム。
  4. 前記所定電圧から前記蓄電池の充電用電圧への電圧変換を行う第3電圧変換部を更に備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力制御システム。
  5. 商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御システムの制御方法であって、
    前記発電装置からの出力を、第1電圧変換部により前記所定電圧まで電圧変換して他の分散電源の出力にリンクさせるステップと、
    前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けた第2電圧変換部により電圧変換するステップと、
    前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させるステップと、
    前記商用電源系統からの電力又は前記所定電圧でリンクさせた出力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させるステップと
    を含むことを特徴とする電力制御システムの制御方法。
  6. 商用電源系統へ売電可能な分散電源の出力と、発電装置を含む売電不可能な分散電源の出力とを所定電圧でリンクさせて負荷に供給可能な電力制御装置であって、
    前記発電装置からの出力を前記所定電圧まで電圧変換する第1電圧変換部と、
    前記第1電圧変換部、及び前記第1電圧変換部を経由させずに前記発電装置から蓄電池への電力供給を行うための経路中に設けられた第2電圧変換部の制御を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記売電可能な分散電源の出力電力を売電する場合において前記発電装置の出力電力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第1電圧変換部を停止させると共に前記第2電圧変換部を動作させ、
    前記商用電源系統からの電力又は前記所定電圧でリンクさせた出力を前記蓄電池に充電する場合に、前記第2電圧変換部を停止させると共に前記第1電圧変換部を動作させる
    ことを特徴とする電力制御装置。
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