JP6147884B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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本発明は、光軸に対して直交する方向に撮像光学系を移動させて像振れを補正するレンズ駆動装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2006−174588号公報がある。この公報に記載されたレンズユニットは、レンズ鏡筒に配置された撮像用レンズと、像振れを補正するための補正用レンズと、補正用レンズを保持するための移動板と、光軸に対して直交する平面内で移動板を移動させるアクチュエータと、光軸に対して直交する平面内で移動可能に移動板を支持する固定板と、レンズ鏡筒の振動を検出するためのジャイロとを備えている。このレンズユニットは、レンズ鏡筒の振動を検出したジャイロの出力信号に基づいてアクチュエータに電流を供給し、補正用レンズを移動させて像振れを補正している。
また、このアクチュエータは、固定板と移動板の何れか一方に設けられた駆動用コイルと、固定板と移動板の他方に設けられた駆動用マグネットと有している。駆動用コイルの巻き線の内側には駆動用マグネットの位置を検出する磁気センサが配置され、磁気センサの出力信号に基づいて制御された駆動電流が駆動用コイルに供給されている。このような構成によれば、磁気センサが駆動用コイルの巻き線の内側に配置されているため、簡単な構成でアクチュエータを小型化することができる。
特開2006−174588号公報
特許文献1に記載されたレンズユニットにおいて、駆動用コイルを移動板に設けた場合には、相対的に位置が変化する固定板と移動板との間を介して駆動用コイルに電流を供給する必要がある。従来にあっては、相対的に位置が変化する固定板と移動板との間で電気的な導通を確保するために、フレキシブルプリント基板を用いることがある。
しかしながら、フレキシブルプリント基板は移動枠の移動に追従するために変形を繰り返す部分を有し、この繰り返し変形する部分に形成された導体パターンが断線するおそれがあった。このため、移動枠に設けられたコイルへ電流を供給できなくなる問題があった。
また、小型化されたアクチュエータでは、アクチュエータが発生する駆動力が小さくなる。このため、駆動力に対するフレキシブルプリント基板の変形に起因する反力の比率が大きくなるので、移動枠の移動を妨げるおそれがあった。従って、移動枠を精度良く移動させることができなくなり、像振れ補正の精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、コイルへ電流を長期にわたって確実に供給すると共に、精度の良い像振れ補正を行うことができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明に係るレンズ駆動装置は、ベース部材と、ベース部材に配置され、光軸に対して直交する平面内で像振れに対応して移動可能な可動部材と、可動部材に取付けられて、光軸の方向に移動可能なレンズ枠と、可動部材又はレンズ枠に設けられたコイルへ電気的に接続されて、コイルに電流を供給するフレキシブルプリント基板と、光軸に対して直交する方向に移動する直線移動軌跡と、直線移動軌跡上の点を回転中心として回転する回転移動軌跡との2つの移動軌跡により、光軸に対して直交する平面内で可動部材の移動を規制する規制手段と、を備え、フレキシブルプリント基板は、規制手段の近傍でベース部材に固定された部分を起点として延在する可撓部を有し、可撓部の遊端部は、コイルが設けられた可動部材又はレンズ枠に固定されている。
上述したレンズ駆動装置によれば、規制手段によって、可動部材が直線移動軌跡の方向への直線運動と、直線移動軌跡上の点を回転中心とする回転運動とをする。そして、規制手段の近傍にあっては、ベース部材に対する可動部材の移動距離が小さくなっているので、ベース部材に固定された部分を起点として延在する可撓部の変形量が抑制される。可撓部の変形量が抑制されると可撓部に作用する応力が低減されるので、可撓部における導体パターンの破断を抑制することができる。従って、コイルに対して電流を長期にわたって確実に供給することができる。また、フレキシブルプリント基板の可撓部の変形量が抑制されると、可撓部の変形に起因して発生する反力が小さくなり、可動部材の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い像振れ補正を行うことができる。
また、コイルと遊端部とは、それぞれ可動部材に固定され、可撓部は、光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部を有していてもよい。この可撓部は、光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部を有しているので、可動部材の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い像振れ補正を行うことができる。
また、コイルと遊端部とは、それぞれレンズ枠に固定され、可撓部は、光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部と、光軸の方向に変形可能な第2の変形部とを有していてもよい。この可撓部は、光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部を有しているので、可動部材の移動を妨げ難くなる。また、可撓部は、光軸の方向に変形可能な第2の変形部を有しているので、レンズ枠の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い像振れ補正と焦点調整とを行うことができる。
本発明によれば、コイルへ電流を長期にわたって確実に供給すると共に、精度の良い像振れ補正を行うことができる。
本発明に係るレンズ駆動装置の第1の実施形態を示す分解図である。 図1に示されたレンズ駆動装置の平面図である。 レンズ駆動装置のベース部材の平面図である。 レンズ駆動装置の可動部材の底面図である。 レンズ駆動装置に利用されるフレキシブルプリント基板の平面図である。 フレキシブルプリント基板が配置された可動部材の斜視図である。 フレキシブルプリント基板の斜視図である。 フレキシブルプリント基板が配置された可動部材の斜視図である。 フレキシブルプリント基板の斜視図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の第2の実施形態を示す分解図である。 図10に示されたレンズ駆動装置の平面図である。 レンズ駆動装置のベース部材の平面図である。 レンズ駆動装置の可動部材の底面図である。 レンズ駆動装置に利用されるフレキシブルプリント基板の平面図である。 フレキシブルプリント基板が配置された可動部材の斜視図である。 フレキシブルプリント基板の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るレンズ駆動装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、手振れ補正機能を有するレンズ駆動装置1は、手振れ補正機構3及び焦点調整機構4を収容するボックス状のベース部材2と、焦点調整機構4を光軸Cと直交する平面内で移動させて手振れを補正する手振れ補正機構3と、レンズ(不図示)を有すると共に、レンズを光軸Cの方向に移動させる焦点調整機構4と、ベース部材2を閉鎖させるための蓋部材5とを備えている。レンズ駆動装置1は、撮像素子であるCCD[Charge Coupled Device]イメージセンサやCMOS[Complementary Metal Oxide Semiconductor]イメージセンサ(不図示)の前方に配置されて利用される。
上述したベース部材2と、手振れ補正機構3とにより手振れ補正装置30が構成され、手振れ補正は、像の振れを補正するための像振れ補正の一態様である。
ベース部材2は、光軸Cを中心とする矩形の開口部2aを有する直方体箱状の部材である。ベース部材2の内部には、光軸Cに対して直交して延在する支持面2bが設けられている。支持面2bには凹部2c,2gが設けられ、凹部2cは、光軸Cを中心とする円形の開口部2dの周囲に配置され、凹部2gは、角部2hの近傍で、開口部2dと角部2hとの間に配置されている(図3参照)。
ベース部材2は、支持面2bの周囲に立設された外周壁2x,2y,2z,2wを有している。外周壁2xは外周壁2yに直交し、角部2hにおいて外周壁2xに外周壁2yが連結されている。
手振れ補正機構3は、可動部材10に取付けられた焦点調整機構4を光軸Cと直交する平面内で移動させて手振れを補正するためのものである。手振れ補正機構3は、枠形状を有する可動部材10を支持するためのボールをなす支持手段8と、焦点調整機構4が取付けられる可動部材10と、可動部材10を光軸Cと直交する方向に駆動させる可動部材用駆動手段11と、ベース部材2内で可動部材10の移動を規制する規制手段15(図4参照)と、を備えている。
光軸Cと直交する平面内で可動部材10を移動可能に支持するための支持手段8は、3つの金属製の球状体9a,9b,9cを備えている。球状体9aは、ベース部材2の凹部2gに配置され、球状体9b,9cは凹部2cに配置されている(図3、図4参照)。
光軸Cと直交する方向に焦点調整機構4を移動させるための可動部材10は、支持手段8により支持された状態で、ベース部材2の内部に収容されている。可動部材10は、光軸Cを中心とする円形の開口部10aを有する。可動部材10は、ベース部材2の支持面2bに対面する底面10cを有している。
可動部材10の底面10cにおいて、ベース部材2の凹部2cに対応する位置には凹部10dが設けられている(図4参照)。凹部2c,10dの内径は、球状体9b,9cの外径よりも大きく形成されている。このため、球状体9b,9cは凹部2cの範囲内で転動できる。
可動部材10において光軸Cを挟んで対向する位置には、穴部10y,10zが設けられている。穴部10yは、ベース部材2の角部2hに対応している可動部材10の角部10hに設けられている。穴部10yには光軸Cの方向に延在するシャフト18aが挿入され、穴部10zには光軸Cの方向に延在するシャフト18bが挿入される。レンズ枠16を光軸Cの方向に与圧するためのコイルバネ18dには、可動部材10に固定されるシャフト18aが挿入されている。このコイルバネ18dの一端は、可動部材10に当接され、コイルバネ18dの他端は、光軸Cの方向にレンズ枠16を付勢する。
光軸Cと直交する方向に可動部材10を駆動させるための可動部材用駆動手段11は、3つのアクチュエータ12,13,14を備えている。図4に示されるように、対角線L1上には、アクチュエータ12と後述する溝10bとが配置されている。アクチュエータ12と溝10bとは、対角線L1と対角線L2との交点を挟んで対向して設けられている。このアクチュエータ12は、対角線L1に沿った方向成分を有する駆動力F1を可動部材10に印加している。
また、対角線L1と直交する別の対角線L2上には、アクチュエータ13,14が配置されている。アクチュエータ13,14は、光軸Cを挟んで対向して設けられている。アクチュエータ13,14は、対角線L2に沿った方向成分を有する駆動力F2を可動部材10に印加している。
アクチュエータ12,13,14は、それぞれ同様の構成を有する。ここでは、アクチュエータ12の構成を例に説明する。図1に示されるように、アクチュエータ12は、マグネット12aと、コイル12bとを備えている。マグネット12aは可動部材10の底面10cの凹部10r内に配置され(図4参照)、コイル12bはベース部材2の支持面2bに形成された凹部2p内に配置されている(図3参照)。マグネット12aは、コイル12bと対面するように配置されている。
図3及び図4に示されるように、可動部材10の移動を規制するための規制手段15は、支持手段8を構成する球状体9aと、可動部材10に設けられた溝10bとにより構成されている。球状体9aは、ベース部材2の支持面2bに設けられた凹部2gと、可動部材10の底面10cに設けられた溝10bとの間に配置されている。
溝10bは、可動部材10における対角線L1に沿って延びた長溝である。溝10bは、底面10c上において、球状体9aが配置されたベース部材2の凹部2gの位置に対応する位置に設けられている。溝10bの長手方向と直交する方向の幅は、球状体9aが溝10bの側面に対して摺動が可能な幅に設定されている。
このような構成を有する規制手段15によれば、可動部材10は、溝10bの側壁10tが延びた方向に設定される直線移動軌跡T1の方向へ案内されて直線移動することができると共に、直線移動軌跡T1上に配置される球状体9aを回転中心RCとする回転移動軌跡T2に沿って回転することができる。つまり、可動部材10の位置は、1つの動径と1つの偏角とに基づく円座標系で表現されていることに相当する。この直線移動と回転との組み合わせによれば、所望の位置に光軸Cの位置を精度良く移動させることができる。
光軸Cの移動可能な範囲Sは、直線移動が可能な距離と回転が可能な角度とに基づいている。可動部材10の直線移動が可能な距離と、回転が可能な角度とは、ベース部材2の内壁面2sと、可動部材10の外周面10sとの間の隙間により決定される(図2参照)。なお、可動部材10の直線移動が可能な距離は、溝10bの長手方向の長さにより決定されてもよい。また、可動部材10の回転可能な角度は、光軸Cに対して直交する方向に、凹部2cの壁面と凹部10dの壁面とで球状体9b,9cが挟まれることにより規制されてもよい。
図1に示されるように、可動部材10に取付けられる焦点調整機構4は、レンズ(不図示)を保持するレンズ枠16と、レンズ枠16を光軸Cの方向に駆動させるレンズ用駆動手段19とを備えている。
単一のレンズ又は複数のレンズを有するレンズ群(不図示)を保持するためのレンズ枠16は、レンズが嵌め込まれる孔16aを有する円筒状の部材である。光軸Cは、レンズ枠16に配置されるレンズの光軸である。
レンズ枠16の外周面に設けられた突出部16eには、可動部材10に固定されたシャフト18aが挿通される貫通孔16cが形成されている。光軸Cを挟んで突出部16eの反対側に設けられた突出部16bには、シャフト18bが挿入される溝部16dが形成されている。シャフト18a,18bによりレンズ枠16が光軸Cの方向に案内されるため、精度良く焦点を調整することができる。
図1及び図2に示されるように、レンズ枠16を光軸Cの方向に駆動するためのレンズ用駆動手段19は、2つのアクチュエータ22を備えている。それぞれのアクチュエータ22は、光軸Cと直交する平面において、光軸Cの周りに90度の位相角をもって、対角線L1を挟んで配置されている。それぞれ同様の構成を有するアクチュエータ22は、マグネット22aとコイル22bとを備えている。それぞれのマグネット22aは、レンズ枠16の可動部材10の外周に設けられた平面部16hに固定され、それぞれのコイル22bは、可動部材10の凹部10uに固定されている。
板状のベース部材2における開口側の縁部2fに配置される蓋部材5は、光軸Cを中心とする円形の開口部5aを有する。光軸Cを挟んで対向して配置された貫通孔5bに挿入されたネジ28がベース部材2に設けられたネジ孔2tに螺合することで、蓋部材5がベース部材2に固定されている。
蓋部材5には、磁場検出素子であるホール素子27が2個配置されている。ホール素子27は、レンズ枠16に配置されたマグネット22aの磁界を検知する。ホール素子27は、光軸Cに対して直交する平面内において、光軸Cの周りに90度の位相角をもって配置されている。よって、光軸Cと直交する平面内における可動部材10の位置を検出でき、更に可動部材10の位置を直交座標系に基づいて制御することができる。
図1に示されるように、可動部材10に固定されたコイル22bに電流を供給するためのフレキシブルプリント基板40は、ベース部材2の外部に露出させられる本体部41を有している。L字状を有する本体部41には、外部回路(不図示)との電気的接続を確保するための回路接続片42と、ベース部材2の内部に配置される可撓部43とが固定されている。
図1及び図5に示されるように、ベース部材2の外周壁2y,2zの壁面に沿って延在する本体部41は、角部2jにおいて折り曲げられ、角部2hに設けられた溝2kからベース部材2の内部に導入されている。本体部41において、第1の延在部41aの遊端部41dは、拡幅されて外周壁2zに固定されている。本体部41において、角部2jと角部2hとの間に延在する第2の延在部41bの端部は、外周壁2yにおける角部2hの近傍に固定させるために折り曲げられた固定部41cを有している。この延在部41bには、回路接続片42が固定されている。
固定部41cを起点として、可撓部43が延在している。可撓部43は、ベース部材2の角部2hに設けられた溝2kからベース部材2の内部に導入されている(図2参照)。このような可撓部43は、第2の延在部41bに沿って延在する第1の枝部44と、第1の枝部44に対して直交する方向に延在する第2の枝部45とに分枝されている。
図6及び図7に示されるように、第1の枝部44は、分枝される基部43aから延びる第1の変形部44aと、可動部材10の上面10vに固定される遊端部44bとを備えている。第1の変形部44aは、第1の枝部44が延在する方向と交差する方向に湾曲させられ、光軸Cに対して直交する方向に可撓性を有している。第1の変形部44aと遊端部44bとの間には、可動部材10に固定されたコイル22bのワイヤに結線される接続部44cが設けられている。従って、外部回路(不図示)に接続された回路接続片42から、接続部44cを介してコイル22bに電流が供給される。
図8及び図9に示されるように、第2の枝部45は、第1の変形部44aとは別の第1の変形部45aと、可動部材10の上面10vに固定される遊端部45bとを備えている。基部43aから延びる第1の変形部45aは、第2の枝部45が延在する方向と交差する方向に湾曲させられ、光軸Cに対して直交する方向に可撓性を有している。第1の変形部45aと遊端部45bとの間には、コイル22bのワイヤに結線される接続部45cが設けられている。従って、外部回路(不図示)に接続された回路接続片42から、接続部45cを介してコイル22bに電流が供給される。
次に、手振れ補正機構3の動作について説明する。レンズ駆動装置1が組み込まれた機器(例えばカメラ)で撮影しているときに手振れが発生すると、光軸Cの位置が変化することがある。この場合、ジャイロセンサなどの手振れを検出するセンサが手振れを検知し、制御手段(不図示)は、撮像素子上における光軸Cの位置が所定の位置に維持されるように手振れ補正機構3を駆動させるための制御信号をアクチュエータ12,13,14のコイル12bに出力する。
この場合、図4に示されるように、アクチュエータ12は、制御信号を受信すると駆動力F1を発生させ、可動部材10を直線移動軌跡T1の方向に直線移動させる。アクチュエータ13,14は、制御信号を受信すると駆動力F2を発生させ、可動部材10を回転移動軌跡T2の方向に回転させる。この直線移動及び回転により、光軸Cの位置が所定の位置に移動される。このとき、可動部材10は、規制手段15により移動が規制されるため、直線移動による1つの自由度と、回転による1つの自由度を合計した2つの自由度を有している。このため、可動部材10は、光軸Cの位置を範囲S内の所望の位置に移動させることができる。この移動により、撮像素子(例えばCMOS)上における光軸Cの位置が所定の位置に維持され、手振れが補正される。
このような構成を有するレンズ駆動装置1では、規制手段15によって、可動部材10が直線移動軌跡T1の方向への直線運動と、直線移動軌跡T1上の点を回転中心RCとした回転とをする。そして、規制手段15の近傍にあっては、ベース部材2に対する可動部材10の移動距離が小さくなっているので、ベース部材2に固定された固定部41cを起点として延在する可撓部43の変形量が抑制される。可撓部43の変形量が抑制されると可撓部43に作用する応力が低減されるので、可撓部43における導体パターンの破断を抑制することができる。従って、コイル22bに対して電流を長期にわたって確実に供給することができる。
また、フレキシブルプリント基板40の可撓部43の変形量が抑制されると、可撓部43の変形に起因して発生する反力が小さくなり、可動部材10の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い手振れ補正を行うことができる。
また、可撓部43は、光軸Cに対して直交する方向に変形可能な第1の変形部44a,45aを有しているので、可動部材10の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い手振れ補正を行うことができる。
更に、レンズ駆動装置1の規制手段15では、可動部材10に設けられた溝10bに球状体9aが配置されている。このような構成によれば、可動部材10に対して球状体9cが点接触して、可動部材10と球状体9aとの間の摩擦抵抗が低減されるので、可動部材10の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い手振れ補正を行うことができる。
[第2の実施形態]
図10に示されるように、第2の実施形態に係るレンズ駆動装置50は、第1の実施形態に係るレンズ駆動装置1に比べて、マグネット22aが可動部材52に固定され、コイル22bがレンズ枠53に固定されている点と(図11参照)、フレキシブルプリント基板60が、光軸Cに対して直交する方向に変形可能な第1の変形部62と光軸Cの方向に変形可能な第2の変形部63とを有する点とが主に相違している。
図12に示されるように、ベース部材51は、対角線L1上において角部2hと対向する位置に形成された角部2rと、対角線L2上において角部2jと対向する位置に形成された角部2uとを有している。ベース部材51の支持面2bには、3つの凹部2cと1つの穴部2mとが設けられている。穴部2mは、角部2hの近傍で、開口部2dと角部2hとの間に設けられている。
支持手段8は、3つの金属製の球状体9b,9c,9dを備えている。球状体9dは、角部2hの近傍に設けられた凹部2cに配置されている。
図10に示されるように、レンズ枠53を光軸Cの方向に与圧するためのコイルバネ18dには、可動部材52に固定されるシャフト18aが挿入されている。このコイルバネ18dの一端は、可動部材52に当接され、コイルバネ18dの他端は、光軸Cの方向にレンズ枠53を付勢する。
図13に示されるように、規制手段55は、ベース部材51に固定されたピン56と、可動部材52に設けられた溝52bとにより構成されている。ピン56は、光軸Cの方向に延びる円柱状の部材である。ピン56の基端は、ベース部材51に形成された穴部2mに挿入され固定されている(図12参照)。
可動部材52に形成された溝52bは、可動部材52における対角線L1に沿って延びた長溝である。断面矩形状をなす溝52bは、ピン56が摺動可能な幅を画定するための、互いに対面する一対の側壁52tを有している。溝52bは、底面10c(図10参照)上において、ピン56が挿入された穴部2mの位置に対応する位置に形成されている。このような位置に溝52bが形成されることにより、溝52bにピン56を挿入させることができる。溝52bにおける長手方向と直交する方向の幅は、ピン56が溝52bの側壁10tに対して摺動可能な幅に設定されている。
可動部材52の溝52bにはピン56が挿入され、溝52bが対角線L1に沿って延びている。このため、可動部材52は、溝52bの側壁52tが延びた方向に設定される直線移動軌跡T1の方向へ案内されて直線移動することができると共に、直線移動軌跡T1上に配置されるピン56を回転中心RCとする回転移動軌跡T2に沿って回転することができる。
光軸Cの移動可能な範囲Sは、直線移動が可能な距離と回転が可能な角度とに基づいている。可動部材52の直線移動が可能な距離は、溝52bの長手方向の長さにより決定される。また、図11に示されるように、可動部材52の回転が可能な角度は、可動部材52の外縁に設けられた切欠部52y,52zと、ベース部材51の内壁面51xに設けられた当接部51y,51zとの間の隙間により決定され、当接部51y,51zは溝52bの長手方向に沿う面51wを有している。
レンズ用駆動手段19のそれぞれのマグネット22aは、可動部材52に設けられた起立片10eに固定され、それぞれのコイル22bは、レンズ枠53の平面部16kに固定されている。
図10に示されるように、箱状の部材である蓋部材54には、それぞれの角部に光軸Cの方向に延びた舌片5hが設けられている。舌片5hには、光軸Cに対して直交する方向に貫通し、光軸Cの方向に延びる長孔5kが設けられている。これに対して、ベース部材2の角部2h,2j,2s,2uのそれぞれには、光軸Cの方向に沿って延びた突起部2vが設けられている。この長孔5kに、ベース部材2の突起部2vが嵌め込まれることにより、ベース部材51に蓋部材54が固定される。また、ベース部材51の角部2rに対応する蓋部材54の角部5sとベース部材51の角部2jに対応する蓋部材54の角部5jのそれぞれには、フレキシブルプリント基板60が固定される平面部5mが設けられている。
レンズ枠53に固定されたコイル22bに電流を供給するためのフレキシブルプリント基板60は、光軸Cに対して直交して延在する本体部61を有している。本体部61は、蓋部材54に固定される固定端61aと、ベース部材51の外部に露出させられ、外部回路(不図示)との電気的接続を確保するための回路接続片61cと、蓋部材54の開口部5aを囲むように蓋部材54の上面5cに配置された円弧部61dと、蓋部材54に設けられたホール素子27と電気的接続を確保するための素子接続部が設けられた円弧部61dの遊端部61bとを有している。
円弧部61dの一端には遊端部61bが形成され、他端には蓋部材54に設けられたホール素子27と電気的接続を確保するための素子接続部が設けられた基部61gが形成されている。遊端部61bと基部61gとの間において、蓋部材54の角部5s,5jに対応する位置には円弧部61dに対して光軸Cの方向に折り曲げられ、蓋部材54の平面部5mに固定される固定端61aが設けられている。
図11に示されるように、基部61gには、ベース部材51の角部2hに対応する蓋部材54の角部5nにおいて、基部61gに対して光軸Cの方向に折り曲げられて、ベース部材51の外周壁2yに沿って角部2hから角部2jの方向へ延びている第1の延在部61eが配置されている。第1の延在部61eは、角部2hの近傍に固定させるために折り曲げられた固定部61fを有している。
図14、図15及び図16に示されるように、固定部61fを起点として、可撓部65が延在している。可撓部65は、光軸Cに対して直交する方向に可撓性を有する第1の変形部62と、光軸Cの方向に可撓性を有する第2の変形部63と、レンズ枠53に固定される遊端部64a,64bとを有している。なお、図14,図15及び図16では、フレキシブルプリント基板60の本体部61における固定端61aと遊端部61bと回路接続片61cと円弧部61dとの図示を省略している。
固定部61fには、線状に延びる第2の変形部63の一端が固定され、第2の変形部63の他端には、第2の変形部63に対して折り曲げられて線状に延びる第1の変形部62が固定されている。第2の変形部63は、レンズ枠53の開口部5aの外周に沿って、角部2hから角部2rに向かって延在している(図11参照)。第2の変形部63においての幅方向は、光軸Cに対して直交する平面内に配置されている。このような構成により、第2の変形部63は光軸Cの方向に可撓性を有することができる。
第1の変形部62は、シャフト18cを囲むように延在している(図11参照)。第1の変形部62においての幅方向は、光軸Cに対して平行な平面内に配置されている。このような構成により、第1の変形部62は光軸Cに対して直交する方向に可撓性を有することができる。
第1の変形部62の基部62aから、遊端部64a,64bが分枝されている。レンズ枠53の外周面16jに固定される遊端部64a,64bのそれぞれには、レンズ枠53に固定されたコイル22bのワイヤが結線される。
このような構成を有するレンズ駆動装置50においても、第1の実施形態に係るレンズ駆動装置1と同様の効果を得ることができる。また、光軸Cの方向に可撓性を有する第2の変形部63を備えることにより、光軸Cの方向へのレンズ枠53の移動を妨げ難くなる。従って、精度の良い焦点調整を行うことができる。
また、規制手段55によれば、ピン56の側面が、溝52bの側壁52tに線接触して摺動し、ピン56が直線移動軌跡T1の方向へ案内される。従って、溝52bの側壁52tにピン56が線接触し、光軸Cに対して直交する平面に対して可動部材52が傾くことを抑制されるため、可動部材52を精度良く直線移動させることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。
規制手段15,55は、光軸C方向の平面視が円形の規制突部と、光軸Cに対して直交する方向に延在してこの規制突部が摺動する規制面とを有していればよく、この構成を逸脱しない範囲で様々な形態を採用することができる。
規制手段15,55は、断面台形状をなす溝に球状体9a又はピン56が配置されて構成されてもよい。また、V字状をなす一対の斜面を有する溝に球状体9a又はピン56が配置されて構成されてもよい。これらの構成によれば、ピン56又は球状体9aと、溝とが点接触するため、摩擦抵抗を低減させることができる。
また、規制手段15,55は、断面矩形状をなす貫通孔にピン56が配置されて構成されてもよい。貫通孔の壁面にピン56が線接触するため、光軸Cに対して直交する平面に対して可動部材52が傾くことを抑制することができる。また、V字状をなす一対の斜面を有する貫通孔にピン56が配置されて構成されてもよい。一対の斜面にピン56が点接触するため、摩擦抵抗を低減させることができる。また、断面矩形状をなす貫通孔又はV字状をなす一対の斜面を有する貫通孔に、球状体9aが配置されて構成されてもよい。
また、溝10b,52bには、溝10b,52bと接触する部分が球状に形成された突起部が配置されてもよい。可動部材10に対して突起部が点接触するため、摩擦抵抗を低減させることができる。
また、規制手段55では、可動部材52にピン56が固定され、ベース部材51に溝52bが形成されてもよい。更に、ピン部をなすピン56は、ベース部材51又は可動部材52と別の部材でなくてもよく、ベース部材51又は可動部材52と一体に成形されていてもよい。
また、焦点調整機構4のレンズ枠16は、ピント調整用の焦点調整用のレンズを有していたが、画角調整用のズームレンズを有していてもよい。
1,50…レンズ駆動装置、
2,51…ベース部材、
3…手振れ補正機構、
4…焦点調整機構、
5,54…蓋部材、
8…支持手段、
10,52…可動部材、
15,55…規制手段、
16,53…レンズ枠、
22b…コイル、
30…手振れ補正装置、
40,60…フレキシブルプリント基板、
41c,61f…固定部、
43,65…可撓部、
41d,64a,64b…遊端部、
44a,45a,62…第1の変形部、
63…第2の変形部、
C…光軸、
T1…直線移動軌跡、
T2…回転移動軌跡、
RC…回転中心。

Claims (5)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材に配置され、光軸に対して直交する平面内で像振れに対応して移動可能
    な可動部材と、
    前記可動部材に取付けられて、前記光軸の方向に移動可能なレンズ枠と、
    前記可動部材又は前記レンズ枠に設けられたコイルへ電気的に接続されて、前記コイル
    に電流を供給するフレキシブルプリント基板と、
    前記光軸に対して直交する方向に移動する直線移動軌跡と、前記直線移動軌跡上の点を
    回転中心として回転する回転移動軌跡との2つの移動軌跡により、前記光軸に対して直交
    する平面内で前記可動部材の移動を規制する規制手段と、
    前記光軸に対して直交する方向への前記可動部材の回転を規制する回転規制手段と、
    を備え、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記規制手段の近傍で前記ベース部材に固定された
    部分を起点として延在する可撓部を有し、前記可撓部の遊端部は、前記コイルが設けられ
    た前記可動部材に固定され、
    前記可撓部は、前記光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部を有すること
    を特徴とするレンズ駆動装置。
  2. ベース部材と、
    前記ベース部材に配置され、光軸に対して直交する平面内で像振れに対応して移動可能
    な可動部材と、
    前記可動部材に取付けられて、前記光軸の方向に移動可能なレンズ枠と、
    前記可動部材又は前記レンズ枠に設けられたコイルへ電気的に接続されて、前記コイル
    に電流を供給するフレキシブルプリント基板と、
    前記光軸に対して直交する方向に移動する直線移動軌跡と、前記直線移動軌跡上の点を
    回転中心として回転する回転移動軌跡との2つの移動軌跡により、前記光軸に対して直交
    する平面内で前記可動部材の移動を規制する規制手段と、
    前記光軸に対して直交する方向への前記可動部材の回転を規制する回転規制手段と、
    を備え、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記規制手段の近傍で前記ベース部材に固定された
    部分を起点として延在する可撓部を有し、前記可撓部の遊端部は、前記コイルが設けられ
    た前記レンズ枠に固定され、
    前記可撓部は、前記光軸に対して直交する方向に変形可能な第1の変形部と、前記光軸
    の方向に変形可能な第2の変形部とを有することを特徴とするレンズ駆動装置。
  3. 前記ベース部材は開口部を有し、
    前記回転規制手段は、前記開口部の周囲に配置される、
    請求項1または請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記回転規制手段は、前記規制手段の位置とは異なる位置に2つ配置される、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記回転規制手段は、前記規制手段を一の頂点とする二等辺三角形の他の頂点の位置に2つ配置される、
    請求項4に記載のレンズ駆動装置。
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