JP6147633B2 - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents
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Description
近時、その家庭用薄葉紙収納容器をコンパクトなサイズにして、省スペースに設置可能にするものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
しかしながら、トイレ内の収納棚のスペースを他の物品で占められている際には、そのトイレクリーナーシート用容器を床面に置かざるを得ないことがある。ただし、トイレの床面に容器を置くことには抵抗があるというユーザーが少なからずいることがわかった。
上部に開口部が設けられ、家庭用薄葉紙を内部に収納する有底の容器本体と、
前記容器本体の底側を内部に収容するケース本体と、
前記容器本体の前記開口部を塞ぐ蓋状のケース蓋体と、
を備え、
前記ケース蓋体には、当該ケース蓋体を壁面に取り付けるための壁面設置部材が設けられており、
前記ケース本体と前記ケース蓋体の何れか一方には、他方に向けて延在するガイド軸の一端が固定されており、その他方には前記ガイド軸に係着し、前記ガイド軸に沿って移動可能なスライド部材が設けられていることを特徴とする。
前記ガイド軸が前記ケース蓋体に設けられている場合、当該ガイド軸の他端は前記ケース本体側の下方に延在しており、
前記ガイド軸が前記ケース本体に設けられている場合、当該ガイド軸の他端は前記ケース蓋体側の上方に延在していることを特徴とする。
前記ケース蓋体の内側には、前記容器本体の前記開口部と密着し、前記容器本体の内部を密閉するパッキン部材が設けられていることを特徴とする。
前記ケース本体と前記ケース蓋体とを近接させる方向に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする。
図4は、家庭用薄葉紙収納容器100の容器本体10を取り外した状態を示す斜視図である。
また、ケース蓋体30には、ケース本体20側の下方に延在する2本のガイド軸40が設けられている。また、ケース本体20には、ガイド軸40に係着してガイド軸40に沿って移動可能な2つのスライド部材50が設けられている。このガイド軸40及びスライド部材50を介して、ケース本体20とケース蓋体30が連結されて、一体的な容器を構成するようになっている。
この容器本体10は、例えば、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)、或いはPET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等を用いて形成されている。
このケース本体20は、例えば、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)、或いはPET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等を用いて形成されている。
また、ケース本体20には、家庭用薄葉紙収納容器100を開蓋する際にユーザーが掴む保持部21が設けられている。
このケース蓋体30は、例えば、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)、或いはPET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等を用いて形成されている。
なお、壁面設置部材31はフック部材であることに限らず、例えば吸盤を用いたものでもよい。壁面設置部材31に吸盤を用いることによれば、家庭用薄葉紙収納容器100をガラス面やタイル面などの平滑な面に好適に設置することが可能になる。
また、ガイド軸40の側面には、スライド部材50が係着する案内溝41が形成されている。なお、ガイド軸40の他端側における案内溝41の終端側は、その溝の幅が狭く形成された嵌合部41aになっている。この嵌合部41aは、後述するスライド部材50の両縁を挟み込むことで、スライド部材50の移動を規制するようになっている。
スライド部材50の両縁は、互いに対向するように鈎状に形成されており、その鈎状の両縁が案内溝40aに係着するように、スライド部材50はガイド軸40を挟んで取り付けられている。
つまり、ケース本体20と一体のスライド部材50が、ケース蓋体30と一体のガイド軸40に沿って移動可能になっているので、ケース蓋体30に対しケース本体20がスライド移動して、接離するようになっている。
この付勢部材60はコイル状の引きばねであり、一端部がケース本体20の取付部26に取り付けられ、他端部がケース蓋体30の取付部36に取り付けられている。ここでは、ガイド軸40と並んだ配置に2つの付勢部材60が配設されており、ガイド軸40の長手方向に沿って伸縮するように設けられている。
そして、この付勢部材60の付勢力によって、ケース本体20がケース蓋体30に向けて近接するようにスライド移動し、ケース本体20に収容されている容器本体10の開口部10aがケース蓋体30に収まり、閉蓋されるようになっている。
なお、本実施形態における付勢部材60はコイルばね(引きばね)であるが、付勢部材60は他の形状のばね部材でもよく、またゴムの収縮を利用した付勢部材60を用いてもよい。
具体的に、パッキン部材32は、例えば、シリコンゴムなど弾性材料からなる矩形環状の部材であり、ケース蓋体30内の天面の隅部に配設されている。
そして、ケース本体20に収容されている容器本体10の開口部10aをケース蓋体30で閉じる際、パッキン部材32が容器本体10の開口部10aと密着し、容器本体10の内部を密閉するようになっている。
つまり、閉蓋した状態の家庭用薄葉紙収納容器100において、ケース蓋体30内のパッキン部材32が容器本体10の開口部10aと密着し、容器本体10の内部を密閉することができるので、容器本体10内の気密性を保ち、ウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防ぐことができる。
ここで家庭用薄葉紙収納容器100は、家庭用薄葉紙Pとしてトイレクリーナーシートを収納する容器であり、トイレ内に設置して使用するものであるとする。
家庭用薄葉紙収納容器100が壁面に設置されている閉蓋状態では、図1(a)に示すように、付勢部材60の付勢力によって、ケース本体20がケース蓋体30に近接するようにスライド移動されており、ケース蓋体30が容器本体10の開口部10aを塞ぐとともに、ケース蓋体30内のパッキン部材32が容器本体10の開口部10aと密着し、容器本体10の内部を密閉している。
こうして家庭用薄葉紙収納容器100を開蓋すれば、容器本体10から家庭用薄葉紙Pを取り出して使用することができる。
ユーザーが容器本体10から家庭用薄葉紙Pを取り出した後、保持部21を放すと、付勢部材60の付勢力によってケース本体20がケース蓋体30側に引き上げられるようにスライド移動し、家庭用薄葉紙収納容器100は閉蓋状態に戻る。
このように、家庭用薄葉紙収納容器100は、壁面に設置した状態で容易に開閉することができる使い易い容器であるといえる。
例えば、容器本体10から家庭用薄葉紙Pを立て続けに取り出すような場合には、こうして家庭用薄葉紙収納容器100が開蓋した状態を維持するようにすれば、ユーザーにとって使い勝手がよい状態で使用することができる。
そして、家庭用薄葉紙収納容器100を閉蓋する際には、ケース本体20の保持部21を掴んでケース本体20を引き上げて、案内溝41の嵌合部41aからスライド部材50を外せば、付勢部材60の付勢力によって家庭用薄葉紙収納容器100は閉蓋状態に戻る。
例えば、図6(a)(b)、図7に示すように、ケース本体20にガイド軸40が設けられ、ケース蓋体30にスライド部材50が設けられている家庭用薄葉紙収納容器100であってもよい。
この場合、ガイド軸40の一端がケース本体20に固定され、ガイド軸40の他端はケース蓋体30側の上方に延在するように設けられている。
このような家庭用薄葉紙収納容器100であっても、壁面に設置した状態で容易に開閉することができる。
薄葉紙包装袋3は、家庭用薄葉紙Pを内包した袋体1と、袋体1の開口部1aを塞ぐ封止シール2とを備えている。封止シール2は、剥離と貼付を複数回繰り返すことが可能な粘着力を有しており、袋体1の開口部1aから家庭用薄葉紙Pを取り出す際に剥離し、家庭用薄葉紙Pを取り出した後には開口部1aを塞ぐように貼付するようになっている。
家庭用薄葉紙収納容器100におけるケース本体20とケース蓋体30の間は密閉空間ではないが、このような気密性を有する薄葉紙包装袋3であれば、ウェットタイプの家庭用薄葉紙Pの乾燥を防いで収納することができる。
10a 開口部
20 ケース本体
21 保持部
30 ケース蓋体
31 壁面設置部材
32 パッキン部材
40 ガイド軸
41 案内溝
41a 嵌合部
50 スライド部材
60 付勢部材
100 家庭用薄葉紙収納容器
P 家庭用薄葉紙
1 袋体
2 封止シール
3 薄葉紙包装袋
Claims (4)
- 上部に開口部が設けられ、家庭用薄葉紙を内部に収納する有底の容器本体と、
前記容器本体の底側を内部に収容するケース本体と、
前記容器本体の前記開口部を塞ぐ蓋状のケース蓋体と、
を備え、
前記ケース蓋体には、当該ケース蓋体を壁面に取り付けるための壁面設置部材が設けられており、
前記ケース本体と前記ケース蓋体の何れか一方には、他方に向けて延在するガイド軸の一端が固定されており、その他方には前記ガイド軸に係着し、前記ガイド軸に沿って移動可能なスライド部材が設けられていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記ガイド軸が前記ケース蓋体に設けられている場合、当該ガイド軸の他端は前記ケース本体側の下方に延在しており、
前記ガイド軸が前記ケース本体に設けられている場合、当該ガイド軸の他端は前記ケース蓋体側の上方に延在していることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記ケース蓋体の内側には、前記容器本体の前記開口部と密着し、前記容器本体の内部を密閉するパッキン部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
- 前記ケース本体と前記ケース蓋体とを近接させる方向に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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JP2013202407A JP6147633B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013202407A JP6147633B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
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Family Applications (1)
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JP2013202407A Active JP6147633B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
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