JP6147429B2 - グルコピラノシル置換インドール尿素誘導体およびそのsglt阻害剤としての使用 - Google Patents

グルコピラノシル置換インドール尿素誘導体およびそのsglt阻害剤としての使用 Download PDF

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Description

(新規尿素化合物)
本発明は、新規尿素化合物、その化合物を含む医薬組成物、その化合物を使用して生理的障害を治療する方法、ならびにその化合物の合成において有用な中間体およびプロセスに関する。
本発明は、糖尿病および他の疾患ならびに高血糖と関連した障害の治療の分野におけるものである。糖尿病は高レベルの血中グルコースによって特徴づけられる疾患のグループである。2011年のNational Diabetes Fact Sheet(U.S.Department of Health and Human Services、Centers for Disease Control and Prevention)によれば、糖尿病は米国中のおよそ2500万人に影響を与え、米国における死亡の第7位の主要原因でもある。ナトリウム共役グルコースコトランスポーター(SGLT)は、炭水化物(グルコース等)の吸収に関与することが公知であるトランスポーターの1つである。より具体的には、SGLT1は小腸の刷子縁膜を横切るグルコースの輸送に関与する。SGLT1の阻害は、小腸においてグルコースの吸収の低減をもたらし、したがって糖尿病の治療への有用なアプローチを提供し得る。
特許文献1は、SGLT1および/またはSGLT2の阻害活性を有する、1−(β−D−グリコピラノシル)−3で置換された窒素含有複素環式化合物を開示し、それは高血糖(糖尿病等)と関連した疾患の防止または治療のために有用なものとして更に開示される。加えて、特許文献2は、SGLT阻害剤であるインドール誘導体を開示し、それは糖尿病および関連する病態の治療または予防のために有用なものとして更に開示される。
米国特許出願公開第2008/0139484A1号 米国特許第7,851,617号
糖尿病のための代替の薬物および治療についての必要性がある。本発明は、糖尿病の治療のために好適であり得るSGLT1の特定の新規阻害剤を提供する。
したがって、本発明は、式Iの化合物:

またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明は、患者における糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法も提供する。本発明は、患者における1型糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法を更に提供する。加えて、本発明は、患者における2型糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法を提供する。本発明は、患者における耐糖能異常(IGT)、空腹時グルコース異常(IFG)またはメタボリックシンドロームを治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法も提供する。
さらに、本発明は、療法に使用するため、特に糖尿病の治療のための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。加えて、本発明は、1型糖尿病の治療に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。加えて、本発明は、2型糖尿病の治療に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。本発明はさらに、耐糖能異常(IGT)、空腹時グルコース異常(IFG)またはメタボリックシンドロームの治療に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。本発明は、糖尿病の治療のための医薬品の製造のための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用も提供する。さらに、本発明は、1型糖尿病の治療のための医薬品の製造のための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。本発明は、2型糖尿病の治療のための医薬品の製造のための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用も提供する。本発明は、IGT、IFGまたはメタボリックシンドロームの治療のための医薬品の製造のための式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用も提供する。
本発明は、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を、1種または複数の薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤と共に含む、医薬組成物を更に提供する。本発明は、式Iの化合物の合成のための新規中間体およびプロセスも包含する。
本明細書において使用される場合、「治療する」または「治療すること」という用語は、既存の症状または障害の進行または重症度を、制止、減速、停止、または回復させることを含む。
本明細書において使用される場合、「患者」という用語は、哺乳動物(マウス、モルモット、ラット、イヌまたはヒト等)を指す。好ましい患者がヒトであることを理解されたい。
本明細書において使用される場合、「有効量」という用語は、患者への単一用量または複数用量投与に際して、診断または治療下で患者において所望される効果を提供する、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩の量または用量を指す。
有効量は、公知の技法の使用によって、および類似の状況下で得られた結果を観察することによって、当業者としての担当診断医により容易に決定することができる。患者のための有効量の決定において、多数の要因が担当診断医によって考慮され、それらには、哺乳動物の種、そのサイズ、年齢および全体的な健康、関与する特定の疾患または障害、疾患または障害の程度または関与または重症度、個々の患者の応答、投与された特定の化合物、投与様式、投与された調製物の生物学的利用特性、選択された用量レジメン、併用医薬物の使用、ならびに他の関連する状況が含まれるが、これらに限定されない。
式Iの化合物は、幅広い投薬量範囲にわたって概して有効である。例えば、1日あたりの投薬量は、通常は約0.01〜約30mg/kg体重の範囲内である。いくつかの実例において、前記範囲の下限よりも下の投薬量レベルが十分以上であってもよく、一方で他の事例において、あらゆる有害な副作用を引き起こさずにさらに多い用量を用いることができ、したがって上記の投薬量範囲は本発明の範囲を限定することを決して意図しない。
本発明の化合物は、好ましくは化合物を生体利用可能にする任意の経路によって投与される医薬組成物として製剤化される。最も好ましくは、かかる組成物は経口投与用である。かかる医薬組成物およびそれを調製するプロセスは当該技術分野において周知である(例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy(D.B.Troy編、第21版、Lippincott,Williams&Wilkins、2006年)を参照)。
本発明の更なる態様において、本化合物は、1種または複数の治療剤(抗糖尿病薬等)と組み合わせて投与される。組み合わせの投与には同時投与または連続投与が含まれる。加えて、組み合わせの同時投与は、単一の組み合わせ用量または各々の治療剤の別個の用量としてであってもよい。抗糖尿病剤の例には、メトホルミン、DPPIV阻害剤(シタグリプチンまたはリナグリプチン等)、スルホニル尿素(グリメピリド等)、チアゾリジンジオン(ピオグリタゾン等)、基礎インスリン(グラルギン等)、速効型インスリン(HUMALOGまたはNOVOLOG等)、GLP−1アゴニスト(エクセナチドまたはリラグルチド等)、SGLT2阻害剤(ダパグリフロジンまたはエンパグリフロジン等)、グルカゴン受容体アンタゴニスト(LY2409021等)などが含まれる。
以下の調製例、実施例およびスキームに例示されるように、式Iの化合物が調製される。試薬および出発材料は当業者に容易に利用可能である。すべての置換基は、特別の定めのない限り、今までに定義された通りである。これらのスキーム、調製例および実施例は、本発明の範囲に限定されるとは決して意図されないことが理解される。
分割の例には、選択的な結晶技法またはキラルクロマトグラフィーが含まれる(例えば、J.Jacquesら、「Enantiomers,Racemates,and Resolutions」、John Wiley and Sons,Inc.、1981年、およびE.L.Eliel and S.H.Wilen、「Stereochemistry of Organic Compounds」、Wiley−Interscience、1994年を参照)。式Iの個々のジアステレオマーもしくは幾何異性体または式Iをもたらす中間体の個々のジアステレオマーもしくは幾何異性体のクロマトグラフィー、キラルクロマトグラフィーまたは選択的な結晶化による、分離および単離は、合成における任意の好都合な点で起こり得ることは、当業者に更に明らかであろう。
本明細書において使用される場合、「δ」は、テトラメチルシランからのppmでの低磁場を指し、「mins」は分を指し、「hrs」は時間を指し、「THF」はテトラヒドロフランを指し、「EtOAc」は酢酸エチルを指し、「MeOH」はメタノールまたはメチルアルコールを指し、「EtOH」はエタノールまたはエチルアルコールを指し、「TFA」はトリフルオロ酢酸を指し、「DPPA」はジフェニルホスホリルアジドを指し、「HATU」はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファートを指し、「CDI」は1,1’−カルボニルジイミダゾールを指し、「DDQ」は2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンを指し、「Xphos」は2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニルを指し、「MTBE」はメチルtert−ブチルエーテルを指し、「HPLC」は高速液体クロマトグラフィーを指し、「Ac」は、以下の構造:

のアセチル置換基を指し、「BOC」という用語はt−ブチルオキシカルボニル保護基を指す。
薬学的に許容される塩およびそれらの調製のための一般的な方法論は当該技術分野において周知である。例えばGould,P.L.、「Salt selection for basic drugs」、International Journal of Pharmaceutics、33:201−217(1986);Bastinら、「Salt Selection and Optimization Procedures for Pharmaceutical New Chemical Entities」、Organic Process Research and Development、4:427−435(2000);およびS.M.Bergeら、「Pharmaceutical Salts」、Journal of Pharmaceutical Sciences、Vol.66、No.1、1977年1月を参照されたい。合成分野の当業者は、アミンとしての式Iの化合物が有機塩基であり、それらは当業者に周知の技法および条件を使用して容易に転換され、薬学的に許容される塩として単離されることを認識するだろう。
調製例1
4−メチルインドリン

方法A
4−メチル−1H−インドール(500g、1.0当量、3.811モル)および酢酸(2000mL)を室温にて20Lのフラスコに入れる。溶液を0℃(内部温度)に冷やし、次いで反応混合物が10℃以上に加温しないようにしながら、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(359.2g、1.5当量、5.71モル)を5つの等しい部分で加える。添加が完了すると、反応混合物を室温にて2時間撹拌する。反応混合物を0℃に冷やし、氷(5Kg)を加える。水酸化ナトリウム(4M)の予冷した(5℃)溶液を非常にゆっくり加えてpH14の反応混合物を得た。反応混合物を酢酸エチル(2×10L)で抽出する。有機層を合わせ、水(1×10L)およびブライン(1×10L)で洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、標題化合物(460g、90%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):134(M+1)。
方法B
トリフルオロ酢酸(7.62モル、576.42mL)を、温度計、磁気撹拌器、窒素ラインおよび滴下漏斗を備えた2000mLの3つ口フラスコに入れる。フラスコを氷/水浴に入れ、混合物を13℃(内部温度)に冷やす。反応混合物の温度を25℃超にしないように4−メチル−1H−インドール(762.33ミリモル、94.25mL、100.00g)を3分にわたって加える。添加が完了した後、混合物を約1分間撹拌し、反応混合物の温度を20℃に到達させ、次いで氷浴からフラスコを取り除き、20℃にて10分間撹拌する。トリエチルシラン(876.68ミリモル、140.47mL、101.94g)を41分にわたって反応物に滴下して加え、25℃に温度を上昇させ、次いで必要な場合、冷却水浴の使用によって25℃から30℃の温度を維持する。添加が完了すると、反応混合物を80分間撹拌する。反応混合物を10℃に冷やし、次いで撹拌しながら、氷(1000g)、5M塩酸(800ml)およびMTBE(2000ml)の混合物に注ぐ。不純物の形成を防ぐために二相系内でクエンチすることが重要であることに留意されたい。水相を分離し、有機相を塩酸(400ml、2M)、次いで塩酸(2×200ml、2M)で抽出する。水性抽出物を合わせ、氷水中で冷やす。50%w/wのNaOHを加えて、温度を30℃以下に維持してpH>10を達成する。水性混合物をMTBE(1000ml、次いで200ml)で抽出する。有機抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物(73g、68%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):134(M+1)。
方法C
テトラヒドロフラン(75.00mL)中の4−メチル−1H−インドール(114.35ミリモル、15.00g)の溶液を、室温にて撹拌しながら水(75.00mL)中のp−トルエンスルホン酸一水和物(137.22ミリモル、23.63g)の溶液に加える。一面を覆った二酸化炭素下で5%白金炭素(Johnson Matthey Type 103、1.50g)を加える。混合物を水素雰囲気(4.2bar)下に置き、室温にて一晩撹拌する。反応混合物を水酸化ナトリウム(2M水溶液、148.65ミリモル、74.33mL)で希釈し、MTBE(150.00mL)で撹拌する。混合物を珪藻土で濾過し、パッドをMTBE(50mL)で洗浄する。濾液を分離し、水相をMTBE(100mL)で抽出する。有機相を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物(14.80g、97.17%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):134(M+1)。
調製例2
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドリン−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

方法A
スキームI、工程A:D−グルコース(180.2ミリモル)を水(25mL)で濡らし、次いでエタノール(200mL)中の4−メチルインドリン(180.2ミリモル)を加える。混合物を窒素でパージし、窒素雰囲気下で一晩加熱還流する。次いで室温に冷やし、減圧下で濃縮する。得られた残渣に、ジクロロメタン(200mL)、N,N−ジメチルアミノピリジン(9.0ミリモル)およびピリジン(2.5モル)を加える。混合物を氷浴中で冷やし、次いで無水酢酸(1.1モル)を30分にわたって滴下して加える。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(500mL)で希釈し、混合物を水(500mL)中のクエン酸(飽和水溶液、50mL)で洗浄する。ブライン(500mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮する。エタノール(500mL)を加え、50℃にて10分間混合する。混合物を室温に冷やし、次いで氷水中で冷やす。得られた混合物を濾過し、減圧下で乾燥させて標題化合物(32g、38.32%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):464.2(M+1)。
方法B
スキームI、工程A:エタノール:水(8000ml:1000ml)中の4−メチルインドリン(1000g、7.51モル)およびD−グルコース(1480g、8.25モル)の溶液を20Lの3つ口フラスコに入れる。混合物を80℃にて6時間加熱する。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をピリジン:ジクロロメタン(8000ml:8000ml)に溶解する。ジメチルアミノピリジン(91.79g、0.75モル)を加え、反応混合物を10℃(内部温度)に冷やす。無水酢酸(9000ml)を滴下して加える。添加を完了すると、反応混合物を45℃にて1時間撹拌し、次いで室温にて一晩撹拌する。混合物を減圧下で濃縮する。酢酸エチル(20L)および水(10L)を残渣に加える。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×10L)で抽出する。有機層を合わせ、飽和クエン酸(5Kg)水溶液で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮する。残渣をエタノールから結晶化して標題化合物(3205.5g、92.11%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):464.2(M+1)。
方法C
スキームI、工程A:D−グルコース(517.30ミリモル、93.20g)を水(66mL)で濡らし、次いでエタノール(394mL)中の4−メチルインドリン(65.62g、492.67ミリモル)を加える。混合物を窒素でパージし、窒素雰囲気下で一晩加熱還流する。次いで室温に冷やし、減圧下で濃縮する。得られた残渣に、ジクロロメタン(394mL)、トリエチルアミン(2.82モル、393.72mL)およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(24.63ミリモル、3.01g)を加える。混合物を氷浴中で冷やし、次いで無水酢酸(3.94モル、372.57mL)を30分にわたって滴下して加える。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(984mL)で希釈し、混合物を水(200mL)中のクエン酸(飽和水溶液、50mL)で洗浄する。層を分離し、水相を酢酸エチル(600mL、次いで300mL)で抽出する。有機相を合わせ、ブライン(600mL)で洗浄し、減圧下で濃縮する。エタノール(656mL)を加え、50℃にて10分間混合する。混合物を室温に冷やし、次いで氷/水中で冷やす。得られた混合物を濾過し、減圧下で乾燥させて標題化合物(112.2g、49.14%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):464.2(M+1)。
調製例3
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドール−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

方法A
スキームI、工程B:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドリン−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(60.4ミリモル)を500mLのフラスコに入れる。1,4ジオキサン(250mL)を加え、溶液を10℃に冷やす。DDQ(63.4ミリモル)を一度に加える。混合物を室温に加温し、2時間撹拌する。反応混合物を濾過し、固体を1,4−ジオキサン(3×50mL)で洗浄する。濾液を減圧下で濃縮し、10%のEtOAc/ジクロロメタン(300mL)ですすいでいるシリカゲル(200g)のプラグで濾過する。飽和炭酸水素ナトリウム溶液(2×200mL)、次いで水(200mL)で洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物(27.5g、98.6%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):462.5(M+1)。
方法B
スキームI、工程B:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドリン−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(4200g、9.08モル)を20Lのフラスコに入れる。1,4ジオキサン(42000mL)を加え、溶液を10℃に冷やす。温度を10℃に維持して、DDQ(2057g、9.08モル)を5つの等しい部分で加える。添加が完了した後、混合物を室温に加温し、2時間撹拌する。反応混合物を濾過し、固体を1,4−ジオキサン(3回)で洗浄する。濾液を減圧下で濃縮し、ヘキサン中の0%〜20%酢酸エチルで溶出するカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製する。純粋な画分を、2500gの[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドリン−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテートから開始して同様に調製した別個のロットの物質と合わせ、減圧下で濃縮する。残渣を酢酸エチル(50L)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(2×20L)、次いで水(1×10L)で洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、エタノール(10L)から結晶化させて標題化合物(4.632Kg、69%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):462.5(M+1)。
方法C
スキームI、工程B:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドリン−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(112.2g、242.08ミリモル)を、室温にて1,4−ジオキサン(1.68L)に溶解する。混合物を氷/水浴に冷やし、次いで反応混合物の温度を15℃以下に維持して、4,5−ジクロロ−3,6−ジオキソ−シクロヘキサ−1,4−ジエン−1,2−ジカルボニトリル(244.50ミリモル、55.50g)を少しずつ加える。添加が完了すると、混合物を5分間撹拌し、次いで氷浴から取り除き、さらに5分間撹拌する。混合物を濾過し、固体を1,4−ジオキサン(561.00mL)で洗浄する。濾液を減圧下で濃縮し、次いでエタノール(561.00mL)を残渣に加え、40℃にて20分間撹拌する。混合物を氷水中で15分間冷やし、濾過し、冷エタノール(100mL)で得た固体を洗浄する。固体を減圧下で乾燥させて標題化合物(82.5g、73.9%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):462.0(M+1)。
調製例4
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−(4−ヒドロキシベンゾイル)−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームI、工程C:窒素でパージした0.5Lの撹拌丸底に、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドール−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(29.5ミリモル)、ジクロロメタン(100mL)および4−ブロモベンゾイルクロリド(30.9ミリモル)をこの順で入れる。混合物を氷浴中で冷やし、アルミニウムトリクロリド(88.4ミリモル)を加える。冷却しながら、1.5時間撹拌した後、反応混合物を氷上に注ぎ、水(100mL)およびクロロホルム(100mL)で希釈する。有機相を分離し、水相をクロロホルム(100mL)で洗浄する。有機相を合わせ、濃炭酸水素ナトリウム溶液(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮する。5〜25%のEtOAc/クロロホルムで溶出するシリカゲル(330g)上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して標題化合物(7.9g、46.09%収率)を得る:質量スペクトル(m/z):582.4(M+1)、580.4(M−H)。
調製例5
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)ベンゾイル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームI、工程D:窒素でパージした0.5Lの撹拌丸底に、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−(4−ヒドロキシベンゾイル)−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(13.58ミリモル)、アセトニトリル(250mL)および炭酸カリウム(67.92ミリモル)をこの順で入れる。この撹拌溶液に、室温にて3−ブロモプロポキシメチルベンゼン(27.2ミリモル)を加え、窒素下で60℃にて16時間加熱する。EtOAc(200mL)で希釈し、濾過する。濾液を濃縮し、2〜40%のEtOAc/クロロホルムで溶出するフラッシュクロマトグラフィー(330gシリカゲル)により精製する。生成物を含有する画分を濃縮して標題化合物(9.0g、90.79%)を得る:質量スペクトル(m/z):730.4(M+H)。
調製例6
(2R,3R,4S,5S,6R)−2−[3−[[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)フェニル]−ヒドロキシ−メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロピラン−3,4,5−トリオール

スキームI、工程E:窒素でパージした0.5Lの撹拌丸底フラスコに、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)ベンゾイル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(12.33ミリモル)、THF(50mL)およびエタノール(100mL)を入れる。水素化ホウ素ナトリウム(37.0ミリモル)を加え、室温にて6時間撹拌する。5NのHClを滴下して加えることによって酸性にし、次いで水(200mL)およびジクロロメタン(200mL)で希釈する。有機相を分離し、ブライン(200mL)で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、次の工程においてさらに精製せずに使用するのに十分な純度でジアステレオマーの混合物として標題化合物(7.2g粗製物)を得る、質量スペクトル(m/z):546.4(M+1−18)。
調製例7
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームI、工程F:窒素下で0.5Lの丸底フラスコに、(2R,3R,4S,5S,6R)−2−[3−[[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)フェニル]−ヒドロキシ−メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロピラン−3,4,5−トリオール(7.2g、粗製物)、次いでアセトニトリル(50mL)、次いでジクロロメタン(100mL)を入れる。混合物を0℃に冷やす。トリエチルシラン(63.87ミリモル)を加え、続いて三フッ化ホウ素エーテラート(51.10ミリモル)を滴下して加える。添加が完了すると、反応混合物を5分間、氷浴中で撹拌し、次いで炭酸水素ナトリウム溶液(20mL)を滴下して加えることによってクエンチする。水(200mL)およびEtOAc(500mL)で希釈する。層を分離し、有機相をブライン(200mL)で洗浄し、減圧下で濃縮する。ピリジン(50mL)、ジクロロメタン(50mL)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(0.41ミリモル)を加える。氷浴中で冷やし、無水酢酸(127.74ミリモル)を加える。室温に加温し、16時間撹拌する。減圧下で濃縮し、次いでEtOAc(500mL)を加える。クエン酸溶液(200mL)、続いて水(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮する。5〜5〜20%のEtOAc/ジクロロメタンで溶出するフラッシュクロマトグラフィー(330gのシリカゲル)により精製して、標題化合物(7.5g、82.03%)を得る:質量スペクトル(m/z):716.3(M+1)。
調製例8
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームII、工程A:0.5Lの丸底フラスコに、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−ベンジルオキシプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(10.34ミリモル)および酢酸エチル(80mL)を加える。この溶液に、酢酸エチル(20mL)で予め湿潤した5%Pd/Cを加える。撹拌しながら、混合物を水素(3×)で真空パージし、次いで水素下で16時間撹拌する。珪藻土で濾過し、酢酸エチル(100mL)ですすぐ。濾液を減圧下で濃縮して、次の工程に使用するのに十分な純度で標題化合物(6.5g)を得る、質量スペクトル(m/z):626.4(M+1)。
調製例9
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[4−メチル−3−[[4−(3−メチルスルホニルオキシプロポキシ)フェニル]メチル]インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームII、工程B:0.5Lの丸底フラスコに、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(6.5g、粗製物)、ジクロロメタン(100mL)およびトリエチルアミン(25.97ミリモル)を加える。氷浴中に冷やし、メタンスルホニルクロリド(12.47ミリモル)を10分にわたって滴下して加える。室温に加温し、1時間撹拌する。ジクロロメタン(100mL)で希釈し、水(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、次の工程に使用するのに十分な純度で標題化合物(7.2g)を得る:質量スペクトル(m/z):704.4(M+1)。
調製例10a
1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素

丸底フラスコに、tert−ブチル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−カルボキシレート塩酸塩(1.38ミリモル)、2−(イソブチルカルバモイルアミノ)酢酸(1.15ミリモル)、ジメチルホルムアミド(3.8mL)、トリエチルアミン(1.72ミリモル)およびHATU(1.26ミリモル)を加える。室温にて16時間撹拌し、次いで水(50mL)および酢酸エチル(50mL)で希釈する。有機相を濃塩化アンモニウム(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮する。酢酸エチル中の0〜10%のメタノールで溶出するフラッシュクロマトグラフィー(40gのシリカゲルカートリッジ)により中間体を精製して、tert−ブチル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート(0.38g、0.93ミリモル)を得る:MS(m/z):411.2(M+H)。
1,4−ジオキサン(1.75mL)中のtert−ブチル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート(0.38g、0.93ミリモル)の溶液に、1,4−ジオキサン(8.77ミリモル)中の4MのHClを加える。反応物を室温にて5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮する。残渣をメタノールに溶解し、SCX(イオン交換)カラムに負荷することによって精製する。負荷したカラムをメタノール(3×25mL)ですすぎ、次いでカラムをメタノール中の2Nのアンモニアでフラッシュする。アンモニア洗浄液を合わせ、濃縮して標題化合物(0.25g、0.81ミリモル)を得る:MS(m/z):311.0(M+H)。
調製例10b
1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素の代替の調製
ベンジル2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセテートの調製

3−メチルブタン酸(106.36g)、トルエン(800ml)およびトリエチルアミン(126.46g)を3つ口フラスコ(R1)に入れる。R1を90℃に加熱する。トルエン(400ml)中のDPPA(289.3g)の溶液をゆっくり加える(注意:Nが放出する)。R1を90℃にて30〜60分間撹拌し、次いで20〜30℃に冷やす。別個のフラスコ(R2)に、ベンジル2−アミノアセテート塩酸塩(200g)、トリエチルアミン(150.54g)およびトルエン(1000ml)を入れ、20〜30℃にて1〜2時間撹拌する。R1混合物を、20〜30℃にて添加漏斗を介してR2にゆっくり滴下して加え、1〜2時間撹拌する。反応混合物を激しく撹拌しながら水(2000ml)にゆっくり加える。有機相を分離し、水層をEtOAc(2×1000ml)で抽出する。有機層を合わせ、1Nの塩酸(1000ml)、次いで7%のNaHCO水溶液(1000ml)、次いで水(1000ml)、次いで15%のブライン(1000ml)で洗浄する。減圧下で濃縮する。残渣をヘプタン(1000ml)でスラリーにし、次いで固体を濾過する。40℃以下で濾過ケーキを減圧下で乾燥させて、ベンジル2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセテート(218g、98.1%アッセイ、81.5%収率)を得る。
2−(イソブチルカルバモイルアミノ)酢酸の調製

ベンジル2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセテート(200g、98.1%アッセイ)、乾燥Pd/C(20g、10%w/w)およびイソプロピルアルコール(2000ml)をオートクレーブに入れる。真空下で脱気し、水素で3回パージする。50〜60psiのH下で60℃にて4時間撹拌する。混合物を20〜30℃に冷やし、珪藻土で濾過し、濾液を45〜50℃にて減圧下で1〜2体積に濃縮する。アセトニトリル(1000ml)を加え、45〜50℃にて減圧下で2〜3体積に濃縮する。混合物を5〜10℃に冷やし、濾過する。ケーキを45〜50℃にて減圧下で乾燥させて2−(イソブチルカルバモイルアミノ)酢酸(112g、92.5%アッセイ、82.5%収率)を得る。
最終標題化合物の調製
丸底フラスコに、tert−ブチル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−カルボキシレート塩酸塩(1.38ミリモル)、2−(イソブチルカルバモイルアミノ)酢酸(1.15ミリモル)、ジメチルホルムアミド(3.8mL)、トリエチルアミン(1.72ミリモル)およびHATU(1.26ミリモル)を加える。室温にて16時間撹拌し、次いで水(50mL)および酢酸エチル(50mL)で希釈する。有機相を濃塩化アンモニウム(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮する。酢酸エチル中の0〜10%のメタノールで溶出するフラッシュクロマトグラフィー(40gのシリカゲルカートリッジ)により中間体を精製して、tert−ブチル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート(0.38g、0.93ミリモル)を得る:MS(m/z):411.2(M+H)。
1,4−ジオキサン(1.75mL)中のtert−ブチル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート(0.38g、0.93ミリモル)の溶液に、1,4−ジオキサン(8.77ミリモル)中の4MのHClを加える。反応物を室温にて5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮する。残渣をメタノールに溶解し、SCX(イオン交換)カラムに負荷することによって精製する。負荷したカラムをメタノール(3×25mL)ですすぎ、次いでカラムをメタノール中の2Nのアンモニアでフラッシュする。アンモニア洗浄液を合わせ、濃縮して、最終標題化合物、1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素(0.25g、0.81ミリモル)を得る:MS(m/z):311.0(M+H)。
調製例10c
1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素の代替の調製
O4−ベンジルO9−tert−ブチル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4,9−ジカルボキシレートの調製

20Lの温度制御反応器に、tert−ブチル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−カルボキシレート塩酸塩(2.06モル、600.00g)、続いてジクロロメタン(6.00L)を入れ、次いでトリエチルアミン(4.33モル、604mL)を加える。反応器のジャケットを0℃に設定する。反応混合物の温度が5℃に到達したとき、内部温度を20℃以下に維持して、約20分にわたってクロロギ酸ベンジル(2.10モル、311mL)を加える。添加が完了したとき、ジャケットを室温に加温し、混合物を一晩撹拌する。反応混合物を水(4L)に注ぎ、混合物を分離する。有機相を減圧下で濃縮して標題化合物(838g、次の反応での計算の目的のために95.65%純度および100%収率と推定した)を得る、質量スペクトル(m/z):411.2(M+23)。
ベンジル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート塩酸塩の調製

0℃に設定したジャケットを備えた20Lの温度制御反応器に、1,4−ジオキサン(19.63ミリモル、1.68L)中のO4−ベンジルO9−tert−ブチル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4,9−ジカルボキシレート(2.06モル、838.00g、95.65%純度)の溶液を加える。溶液の温度が5℃になると、温度が20℃以上に上昇しないような速度で塩化水素(1,4−ジオキサン中に4M、10.32モル、2.58L)を加える。添加が完了すると、溶液を室温に加温し、一晩撹拌する。反応混合物を減圧下で濃縮して厚いスラリーを得る。MTBE(3.35L)を加え、40℃にて30分間混合物を撹拌する。混合物を室温に冷やし、沈殿物を濾過する。沈殿物をMTBE(838mL)で洗浄する。沈殿物をフィルター上で乾燥させ、次いでさらに乾燥させるために真空オーブンに移して標題化合物(638g、95%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):289[M(遊離塩基)+1]。
ベンジル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレートの調製

ジクロロメタン(1.16L)中の2−(イソブチルカルバモイルアミノ)酢酸(667.05ミリモル、116.20g)に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(700.40ミリモル、113.57g)を少しずつ加える。混合物を室温にて1時間撹拌する。この混合物Aを標識する。別個の容器に、ベンジル4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−カルボキシレート塩酸塩(700.40ミリモル、413.68g)、ジクロロメタン(581mL)およびトリエチルアミン(1.33モル、186mL)を加える。混合物を撹拌する。この混合物Bを標識する。混合物Aを混合物Bに2分にわたって注ぐ。得られた混合物を室温にて撹拌する。3時間後、水(1000mL)を加える。有機相を分離し、減圧下で濃縮する。酢酸エチル(581.00mL)を加え、混合物を40℃にて20分間撹拌し、次いで室温に冷やし、次いで氷中で20分間冷やす。沈殿物を濾過し、真空オーブン中でさらに乾燥させて、標題化合物(137.1g、46.23%収率)を得る、質量スペクトル(m/z)445.2(M+1)。濾液を静置させた後、沈殿物が形成する。この沈殿物を濾過し、真空オーブン中でさらに乾燥させて標題化合物(9.30g、3.14%収率)を得る。
最終標題化合物の調製
ベンジル9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−2,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−2−カルボキシレート(239.78ミリモル、106.60g)を、エタノール(852.80mL)およびシクロヘキセン(1.20モル、121.90mL)に懸濁し、5%パラジウム炭(24g、55.4%水分含量)を加える。混合物を加熱還流し、45分間撹拌する。混合物を室温に冷やし、珪藻土のパッドで濾過し、固体をエタノールで洗浄し、減圧下で濃縮して、最終標題化合物、1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素(79.2g、94%純度、100%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):311.2(M+1)。
実施例1a
1−イソブチル−3−[2−[4−[3−[4−[[4−メチル−1−[(2R,3R,4S,5S,6R)−3,4,5−トリヒドロキシ−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロピラン−2−イル]インドール−3−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル]−2−オキソ−エチル]尿素

スキームII、工程C:0.25Lの丸底フラスコに、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[4−メチル−3−[[4−(3−メチルスルホニルオキシプロポキシ)フェニル]メチル]インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(7.2g、粗製物)、1−[2−(4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素(12.28ミリモル)、アセトニトリル(100mL)およびジイソプロピルエチルアミン(40.92ミリモル)を加える。80℃にて16時間加熱し、次いで減圧下で濃縮する。メタノール(50mL)およびナトリウムメトキシド(20.46ミリモル、MeOH中の30%溶液)を加え、室温にて1時間撹拌する。小片のドライアイスを加えることによってクエンチする。減圧下で濃縮する。アセトニトリル(0.1%ギ酸)中の5〜80%の水(0.1%ギ酸)で3回に分けて溶出する逆相フラッシュクロマトグラフィー(400gのC18カートリッジ)により精製する。減圧下で濃縮して、少しの不純物を含有するギ酸塩として標題化合物を得る。塩をメタノール(20mL)中の7Nのアンモニアに溶解し、次いで濃縮して遊離塩基を形成する。メタノール/ジクロロメタン中の5%の7Nのアンモニアで溶出するフラッシュクロマトグラフィー(330gのシリカゲルカートリッジ)によって遊離塩基を精製する。生成物画分を減圧下で濃縮して標題化合物(1.75g、22.81%)を得る:MS(m/z):746.6(M+H)。H NMR(400.31MHz,CDOD):δ7.28(d,J=8.4Hz,1H),7.03(d,J=8.4Hz,2H),7.02(s,1H),6.97(t,J=8.8Hz,1H),6.69(d,J=7.2Hz,1H),5.37(d,J=9.2Hz,1H),4.15(s,2H),3.95(t,J=6.0Hz,2H),3.91(d,J=1.6Hz,2H),3.87−3.80(m,2H),3.65(dd,J=11.6,5.6Hz,1H),3.57−3.38(m,5H),3.31(bm,2H),2.90(d,J=6.8Hz,2H),2.46−2.13(m,8H),1.88(pentet,J=6.8Hz,2H),1.68(septet,J=6.8Hz,1H),1.61−1.28(m,8H),0.86(d,J=6.8,6H)。
調製例11
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−(4−ベンジルオキシベンゾイル)−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームIII、工程A:20Lの温度制御反応器に、ジクロロメタン(7.00L)、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−(4−メチルインドール−1−イル)テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(1.52モル、700.00g)および4−ベンジルオキシベンゾイルクロリド(1.67モル、411.63g)を入れる。反応器ジャケットを−30℃に設定し、反応器の内容物を冷やし、内部温度を−5から−10℃に維持して、四塩化スズ(1.97モル、513.74g)を30分にわたって加える。添加が完了すると、混合物を約−9℃にて20分間撹拌する。冷反応混合物を20Lの粉砕した氷に注ぐ。有機層を分離し、水相をジクロロメタンで抽出する。有機抽出物を合わせ、減圧下で約2Lに濃縮する。7LのMTBEを加え、塩酸(1M、2×8L)、次いで水(8L)、次いで炭酸水素ナトリウム(飽和水溶液)、次いでブラインで洗浄する。MgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、約17%w/wのMTBE(1377g、次の反応での計算の目的のために74%純度および100%収率と推定した)を含有する標題化合物を得る、質量スペクトル(m/z):672.2(M+1)。
調製例12
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ベンジルオキシフェニル)−ヒドロキシ−メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームIII、工程B:温度制御撹拌反応器に、エタノール(4.96L)中の塩化セリウム(III)七水和物(4.55モル、1.12kg)を入れ、撹拌して、溶液を得る。[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−(4−ベンジルオキシベンゾイル)−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(1.52モル、1.38kg)およびテトラヒドロフラン(7.57L)を加える。混合物を+2℃に冷やし、添加の間、内部温度を0から+5℃に維持して、水素化ホウ素ナトリウム(4.55モル、172.18g)を3時間にわたって少しずつ加える。添加が完了すると、混合物を5℃にて1時間撹拌する。さらなる水素化ホウ素ナトリウム(687.24ミリモル、26.00g)を加え、混合物を30分間撹拌する。さらなる水素化ホウ素ナトリウム(0.45当量、687.24ミリモル、26.00g)を加え、混合物を一晩撹拌する。混合物をMTBE(5L)および水(10L)に注ぐ。混合物がpH紙によりわずかに酸性になるまで撹拌しながら塩酸(2N)をゆっくり加える。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、次の工程に使用するための許容可能な純度で標題化合物(1547g、次の反応での計算の目的のために66%純度および100%収率と推定した)を得る、質量スペクトル(m/z):656.4(M+1−18)。
調製例13
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ベンジルオキシフェニル)メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームIII、工程C:内部温度が−5℃になるまで、ブライン/氷浴中のアセトニトリル(6.19L)およびジクロロメタン(6.19L)中の[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ベンジルオキシフェニル)−ヒドロキシ−メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(1.52モル、1.55kg)の混合物を冷やし、次いでトリエチルシラン(3.79モル、607mL)を2分にわたって加える。内部温度を+5℃以下に維持して、三フッ化ホウ素エーテラート(3.79モル、479mL)を滴下して加える。混合物を氷浴中で30分間撹拌する。NaHCO(飽和水溶液、5L)および水(4L)の混合物を注意深く加える。有機相を分離し、水、次いでブラインで洗浄し、次いでMgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、標題化合物および1つ以上のアセチル基が損失している化合物の混合物を得る。残渣をジクロロメタン(1.86L)に溶解し、無水酢酸(7.58モル、716mL)およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(75.78ミリモル、9.26g)を加える。混合物を40℃に加温し、溶解を促すように穏やかにかき混ぜ、次いで混合物を室温にて1時間撹拌する。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をMTBE(6L)中で一晩スラリーにする。濾過により固体を回収し、オーブン中で減圧下で60℃にて乾燥させて標題化合物(692.8g、70%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):658.3(M+1)および680.2(M+23)。
調製例14
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ヒドロキシフェニル)メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームIII、工程D:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ベンジルオキシフェニル)メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(1.00当量、1.05モル、692.80g)、メタノール(85.59モル、3.46L、2.74kg)およびテトラヒドロフラン(42.57モル、3.46L、3.07kg)の混合物に、ギ酸アンモニウム(5.27モル、332.10g)を加える。反応容器を窒素でパージし、イソプロピルアルコール中のスラリーとして5%パラジウム炭(69.30g、Johnson Mattheyタイプ87L、57.8%水分含有量)を加える。混合物を38〜42℃にて15分間加熱する(穏やかは泡立ちが観察される)。加熱浴を除去し、冷却しながら反応混合物を15分間撹拌する。混合物を珪藻土で濾過し、濾液を減圧下で濃縮する。残渣を酢酸エチル(7.5L)と水(1L)との間で分配する。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いでMgSOで乾燥させる。濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物(594g、99%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):568.2(M+1)および590.2(M+23)。
調製例15
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−クロロプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

スキームIII、工程E:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[(4−ヒドロキシフェニル)メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(150.64ミリモル、85.50g)およびアセトニトリル(855.00mL)の混合物に、1−ブロモ−3−クロロ−プロパン(180.76ミリモル、17.88mL)および炭酸カリウム(301.27ミリモル、41.64g)を加える。混合物を窒素下に置き、混合物を2日間穏やかに加熱還流する。さらに1−ブロモ−3−クロロ−プロパン(45.19ミリモル、4.47mL)を加え、混合物を一晩加熱し続ける。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチルと水の間で分配する。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、次の工程のために十分な純度で標題化合物を得る(124.4g、次の反応での計算の目的のために78%純度および100%収率と推定した)、質量スペクトル(m/z):644.2/646.2(M+1)。
調製例16
[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−[3−[9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−イル]プロポキシ]フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート

工程III、工程F:アセトニトリル(829mL)中の[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−クロロプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(143.38ミリモル、118.40g)の撹拌溶液に、1−[2−(3,8−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−イル)−2−オキソ−エチル]−3−イソブチル−尿素(143.38ミリモル、47.35g)、炭酸カリウム(286.75ミリモル、39.63g)およびヨウ化カリウム(143.38ミリモル、23.80g)を加える。混合物を一晩窒素下で加熱還流する。反応混合物を室温に冷やし、無水酢酸(1.43モル、135.53mL)およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(14.34ミリモル、1.75g)を加える。混合物を1時間撹拌する。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を水とEtOAcの間で分配する。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSOSで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮する。残渣を、[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−(3−クロロプロポキシ)フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(6.2ミリモル)から開始して同様に調製した別のロットと合わせる。99:1のEtOAc:トリエチルアミン(1cv)、EtOAc(3cv’s)および190:10:1のEtOAc:MeOH:トリエチルアミン(5cv’s)で溶出するシリカゲル(1.5kg)上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して標題化合物(68.2g、49%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):918.6(M+1)。
実施例1b
1−イソブチル−3−[2−[4−[3−[4−[[4−メチル−1−[(2R,3R,4S,5S,6R)−3,4,5−トリヒドロキシ−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロピラン−2−イル]インドール−3−イル]メチル]フェノキシ]プロピル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−9−イル]−2−オキソ−エチル]尿素の代替の調製

スキームIII、工程G:[(2R,3R,4S,5R,6R)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[3−[[4−[3−[9−[2−(イソブチルカルバモイルアミノ)アセチル]−4,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−4−イル]プロポキシ]フェニル]メチル]−4−メチル−インドール−1−イル]テトラヒドロピラン−2−イル]メチルアセテート(74.28ミリモル、68.20g)およびメタノール(341.00mL)の混合物を氷浴中で冷やす。ナトリウムメトキシド(111.43ミリモル、6.02g)を加える。混合物を10分間撹拌する。混合物を水(3.5L)に注ぎ、次いで混合物を濾過する。固体を水で洗浄し、シンター上で乾燥させ、真空オーブン中で60℃にてさらに乾燥させて標題化合物(49.8g、89%収率)を得る、質量スペクトル(m/z):750.6(M+1)。
ナトリウム依存性グルコーストランスポーター1(SGLT1)およびSGLT2アッセイ
ヒトSGLT1(slc5a1、NM_000343)およびマウスSGLT1(slc5a1、NM_019810.4)をコードするcDNAをそれぞれ、OpenbiosystemsおよびOpenbiosystemsから購入する。cDNAを哺乳動物発現のためにpcDNA3.1+内にクローニングし、標準的な哺乳動物トランスフェクション手順を使用して、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)−K1細胞内に安定的にトランスフェクトする。各々の過剰発現細胞株のSGLT発現サブクローンは、ネオマイシン(ジェネティシン、Invitrogen)への耐性、および14C−α−メチル−D−グルコピラノシド(14C−AMG)取り込みアッセイにおける活性に基づいて選択される(以下参照)。安定的なSGLT発現細胞は標準的な細胞培養技法を使用して維持する。
SGLT活性は、上記の細胞株におけるナトリウム依存性14C−AMG取り込みとして、以下に記述されるように測定する。30,000細胞を含有する100mLの培養培地を、96ウェルのBioCoatポリ−D−リジンプレート(Becton Dickson)の各々のウェルへ播種し、37℃で一晩培養する。培養培地を吸引し、細胞を、200μLの反応緩衝液(140mMのNaCl、2mMのKCl、1mMのCaCl、MgClおよび14mMのN−2−ヒドロエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(ヘペス)、pH7.5)により2回洗浄する。過剰の緩衝液をペーパータオルの上へ打ち出す。35mLの反応緩衝液を各々のウェルへ添加する。変動濃度の試験化合物を含有するか、または対照として化合物なしの、5μLの反応緩衝液中の10%ジメチルスルホキシド(DMSO)を、各々のウェルの中に分注する。反応は、反応緩衝液中へ10μLの14C−AMGを添加して4μMの最終的な濃度にすることによって開始される。プレートを37℃で125分間インキュベートする。反応は、反応緩衝液を吸引し、次いで200μLの氷冷反応緩衝液により3回洗浄することによって終結させる。手動式吸引を適用して反応緩衝液の完全な除去を確実にする。10μLの0.1NのNaOHを各々のウェルへ添加し、次いで100μLのSupermixシンチレーションカクテル(PerkinElmer)を添加する。混合後に、プレート中のシンチレーションシグナルをMicroBeta(PerkinElmer)中でカウントする。10用量反応曲線を、ActivityBase(ID Business Solution)を使用して、実験に基づいた4パラメーターのモデルにフィッティングさせて、最大半量阻害(IC50)での阻害剤濃度を決定する。
本明細書における実施例1の化合物は本質的に上述のように試験され、ヒトSGLT1についてのIC50は35.2±14.1nM(n=5)およびマウスSGLT1についてのIC50は14.9±10.4nM(n=5)であることが示される。これらのデータは、実施例1の化合物がインビトロでヒトおよびマウスのSGLT1を阻害することを実証する。
経口グルコース耐性試験(OGTT)におけるグルコース低下効果
試験化合物は、1%ヒドロキシエチルセルロース、0.25%のTween(登録商標)80および0.05%消泡剤のビヒクルを前計量した試験化合物へ添加して、1mg/mlの溶液を作製することによって製剤化される。混合物をおよそ1分間プローブ超音波処理する。撹拌子を添加し、もたらされた懸濁物は投薬を通して連続的に撹拌する。
単独飼育されたC57Bl/6マウスの2つの別個の群を使用して、OGTTの間のグルコース低下を決定する。マウスの第1のセットには化合物投与の18時間後にOGTTを与え、第2には化合物投与の8時間後に与える。動物の第1のセットを計量し、体重を使用して、26〜30gの作業範囲内で研究群(n=5)を決定する。群分け後に、10ml/kgの試験化合物調製物またはビヒクルを、マウスに、30秒間隔で強制経口投与する。次いで両セットのマウス、マウスの18および8時間のOGTTを次いで、餌へ接近させず、試験日前の夕方近くから一晩絶食させる。翌朝に、8時間のOGTTマウスを計量し、グルコースのために(尾部の小さな切れ目を介して)採血する。80〜100mg/dlの作業範囲内の絶食グルコース値を使用して研究群(n=5)を決定する。群分け後に、30秒間隔で化合物をマウスに強制経口投与する。次いでこれらのマウスに、化合物投与の8時間後、OGTTを与える。
それぞれの化合物処理が各々開始された8時間および18時間後に、ベースラインの血液サンプルをグルコースの測定のために採取する(第1の動物から)。次いで動物に、3g/kgの経口用量で50%デキストロース(Hospira(登録商標))を直ちに与える。グルコースについての血液サンプルを、正確に30秒間隔で尾静脈を経由して採取し、その結果、血液はデキストロース投薬後に20、40および60分で各々の動物において収集される。
表1に示されるように、投与の8時間または18時間後に50%デキストロース(Hospira(登録商標))の経口ボーラスを正常血糖のC57Bl/6マウスへ与えた場合、実施例1の化合物はグルコース変動幅の減少を達成する。実施例1は、両方のOGTTの間のベースライン調整グルコース曲線下面積(AUC)の減少も実証する。加えて、実施例1は、OGTTの間の血漿グルコースの平均最高濃度(Cmax)を減少させる一方で、グルコースが最高濃度に到達するのにかかる平均時間(Tmax)を増加させる。

本発明は、以下の態様を含む。
[1]
以下の式の化合物:

またはその薬学的に許容される塩。
[2]

である、[1]に記載の化合物。
[3]
患者における糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、[1]または[2]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法。
[4]
患者における1型糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、[1]または[2]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法。
[5]
患者における2型糖尿病を治療する方法であって、このような治療を必要とする患者に、[1]または[2]に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を投与することを含む、方法。
[6]
療法に使用するための、[1]または[2]に記載の化合物または塩。
[7]
糖尿病の治療に使用するための、[1]または[2]に記載の化合物または塩。
[8]
前記糖尿病が1型糖尿病である、[7]に記載の化合物または塩。
[9]
前記糖尿病が2型糖尿病である、[7]に記載の化合物または塩。
[10]
[1]または[2]に記載の化合物または塩を、1種または複数の薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤と共に含む、医薬組成物。

Claims (7)

  1. 以下の式の化合物:

    またはその薬学的に許容される塩。

  2. である、請求項1に記載の化合物。
  3. 療法に使用するための、請求項1または請求項2に記載の化合物または塩。
  4. 糖尿病の治療に使用するための、請求項1または請求項2に記載の化合物または塩。
  5. 前記糖尿病が1型糖尿病である、請求項4に記載の化合物または塩。
  6. 前記糖尿病が2型糖尿病である、請求項4に記載の化合物または塩。
  7. 請求項1または請求項2に記載の化合物または塩を、1種または複数の薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤と共に含む、医薬組成物。
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