JP6145596B2 - 研磨装置および研磨装置に用いられるアタッチメント - Google Patents

研磨装置および研磨装置に用いられるアタッチメント Download PDF

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本発明は、半導体が形成される基板を研磨する際に用いられる研磨装置、および研磨装置に用いられるアタッチメントに関するものである。
従来、研磨装置は、半導体が形成される基板であるシリコンウェハー基板を仕上げる加工に用いられる。近年、発光ダイオード(LED)に用いられる基板として単結晶サファイア基板が注目されている。発光ダイオードは単結晶サファイア基板に窒化ガリウム(GaN)等をエピタキシャル成長させることで形成される。その際単結晶サファイア基板は、窒化ガリウムの結晶不良を避けるため、平坦かつ原子レベルの粗面粗さに研磨される。また、SiC基板やGaN基板といったパワーデバイス向け高硬度半導体基板においても大電流を印加する等の用途上、同様に高度な品位が求められる。ここで単結晶サファイア基板は一般的に以下の工程を経て加工される。
成長した結晶は結晶の引き上げ方向にトップとテールがカットされ、ダイヤモンドが電着されたコアドリル等によって結晶から円筒形のインゴットが抜き取られる。
外径・オリエンテーションフラット加工工程にて、前工程で得られたインゴットは、円筒研磨機によって外径の仕上げ加工が施され、外周の一部または複数個所に結晶方位を判別するための平面加工(オリエンテーションフラット加工)が施される。
切断加工工程にて、表面にダイヤモンド砥粒が固定されたワイヤーソーによってインゴットは、規定の厚さに切断される。なお、その際加工ひずみや反りが生じる。
両面ラップ工程にて、前工程の切断加工工程によって切断された基板の厚みのばらつきを均一化し、加工ひずみや反りを除去し、平坦化処理が施される。これにより、表面(エピタキシャル成長に用いる面)粗さが規格の数値に整えられる。一般に、ラップ工程は、例えば錫、銅、等の金属製鋳物定盤と、緑色炭化ケイ素(GC)砥粒が水溶性切削液に分散されて生成されたGC研磨スラリーが用いられて遊離砥粒両面研磨加工が施される。なお、砥粒の機械的特性により加工が施されるため、基板に加工ダメージ(加工変質層)が発生する。
ダイヤモンドラップ工程(片面研磨)において、粗面粗さ仕上げとして、前工程である両面ラップ工程で発生した加工変質層が除去される(図9参照)。厚みが約15から約30mmであるセラミックス製のプレート52に、ホットメルトタイプの固形ワックス等によって基板1が貼り付けられている。その際、ダイヤモンド砥粒が水溶性切削液に分散されて生成されたダイヤモンド研磨スラリー2が用いられる。なお、一般的にダイヤモンド研磨スラリー2はダイヤモンド砥粒(多結晶ダイヤモンドまたは形状加工処理が施された単結晶ダイヤモンド)の粒径が約1μmから約9μmであり、水溶性切削液に対する砥粒濃度が約0.1から約5wt%である。
CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程において、表面最終仕上げとして、前工程であるダイヤモンドラップ工程(または上記した各工程)において発生した加工変質層が除去され、オングストロームオーダーで処理された平坦で高品位(Ra0.3mm以下)の表面粗さに仕上げられる。その際、水および添加剤が混合した溶媒にコロイダルシリカ砥粒が分散されて生成されたコロイダルシリカ研磨スラリーが用いられる。なお、一般的にコロイダルシリカ研磨スラリーは平均粒径が約30から約100nmである。
上記した工程において単結晶サファイア基板を加工する研磨装置として、例えば下記特許文献1に記載された仕上げ研削装置がある。この仕上げ研削装置は、基板を研磨する研削砥石が備えられた研削部、研削部と対面して基板が保持されるチャック、研削部をチャックに近づける研削送り部、等から構成され、基板が仕上げ研削される。
特開2011−218545号公報
しかし、単結晶サファイアはビッカース硬度がHv2300の堅硬かつ脆弱ないわゆる硬脆材料であり、化学的安定性に富むが、従来の研磨装置における基板の加工において長時間を要し、例えばSiCやGaNといった他の高硬度半導体基板の研磨加工においても同様に長時間を有する。更に、上記したダイヤモンドラップ工程、およびCMP工程において以下の課題がある。
ダイヤモンドラップ工程における研磨装置の定盤は金属製であるため、以下の弊害がある。金属製の定盤は、例えば錫、銅等の素材から形成されて高価な上(40インチサイズで約300万円)、基板の加工において摺動により摩耗するため定期的な補修や交換を要し費用が嵩む。基板が高硬度であるため、例えば局所的に高荷重がかかる場合や、大径の砥粒や異物が混入した場合等において基板にスクラッチ痕等の損傷を与える。また、摩耗により発生した摩耗粉により研磨品質を低下する。ダイヤモンド砥粒スラリーによる機械的な研磨を施すため、砥粒が基板に加工変質層を生じ次工程であるCMP工程における加工の負担となる。
CMP工程において、一般的に高硬度半導体材料の研磨加工では、研磨速度を向上させるため、200から400g/cmの高荷重をかける。その際、定盤に搭載された軟質な研磨パッドは弾性変形し、これにより基板には局所的に応力集中が発生し、基板の平坦性が悪化する。また、例えばφ6インチサイズ以上の大型の基板の中心部までスラリーが到達し難くいため、平坦性の悪化の要因となる。平坦性の悪化は、後工程の歩留まりに大きく影響を与えるため、CMP工程において平坦性を維持し、表面粗さの平滑化を図る必要がある。その方法として、低荷重化が挙げられる。しかしながら、プレストンの経験則で表されるように、研磨速度は研磨荷重と相対運動速度に比例することから、低荷重化により研磨速度が低下すると共に加工効率が低下する。一方、相対運動速度の高速化により研磨速度を向上させることは可能となるが、相対運動速度の高速化、例えば研磨定盤回転数を上げた場合、スラリーに働く遠心力が次第に増大し、一定速度を超えると研磨領域より散逸してしまうため、研磨速度は同様に低下する。これより従来の遊離砥粒研磨法において、研磨速度と平坦性はトレードオフの関係にあるといえる。
本発明は、上記の実情に鑑み、基板の品質を決定する表面仕上げ工程であるダイヤモンドラップ工程、およびCMP工程の研磨効率を向上させるために提案されたものである。すなわち、ダイヤモンドラップ工程に関し、砥粒の配置制御技術である電界砥粒制御技術により電界ラップ技術を開発し、一方、CMP工程に関し、電界CMP技術を導入して重研磨技術を開発した。これらの加工技術により、迅速な加工、副資材費用の抑制、および基板の大型化への対応を実現し、高品位な基板を製造することができる研磨装置および研磨装置に用いられるアタッチメントの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る研磨装置は、互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、試料となる基盤である被研磨物が挟まれると共にダイヤモンドラップ工程に関しては、誘電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが、一方、CMP工程に関しては導電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置において、前記第二プレート部材が緩衝材である樹脂製であり、前記第一プレート部材が通電される金属製であり、前記第一プレート部材と前記被研磨物との間に金属製の台座を備え、前記被研磨物が挟まれた前記台座と前記第二プレート部材との間隔は、前記第一プレート部材と前記第二プレート部材との間隔よりも狭く形成され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材間に電圧が印加され生じた電界は、間隔が狭い前記台座と前記第二プレート部材との間には電界が集中し、より強い電界を生じることによって前記研磨材が引き寄せられる、ことを特徴としている。
本発明に係る研磨装置に用いられるアタッチメントは、互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、被研磨物が挟まれると共にダイヤモンドラップ工程に関しては、誘電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが、一方、CMP工程に関しては導電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるコロダルシリカスラリーが供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置に用いられるアタッチメントであって、前記被研磨物が表面に配置される金属製の取り換えプレート部材と、この取り換えプレート部材の裏面に備えられた給電部材と、前記取り換えプレート部材の表面に備えられて前記第二プレート部材との間に前記被研磨物が挟まれる金属製の台座から構成され、前記第一プレート部材と交換されることにより、前記第二プレート部材との間に電圧が印加されて生じた電界によって前記台座と前記第二プレート部材との間に前記スラリーが引き寄せられる、ことを特徴としている。
本発明に係る研磨装置は、互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、被研磨物が挟まれると共にダイヤモンドラップ工程に関しては、誘電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが、一方、CMP工程に関しては導電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置において、前記第一プレート部材が、前記研磨材との接触を避けるために内側に電極を備え絶縁性を有し、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材間に電圧が印加されて生じた電界によって前記第一プレート部材と前記第二プレート部材との間に前記研磨材が引き寄せられる、ことを特徴としている。
本発明に係る研磨装置に用いられるアタッチメントは、互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、被研磨物が挟まれると共にダイヤモンドラップ工程に関しては、誘電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが、一方、CMP工程に関しては導電性溶媒と誘電性研磨材で構成されるスラリーが供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置に用いられるアタッチメントであって、前記被研磨物が表面に配置される絶縁性の取り換えプレート部材と、前記研磨材との接触を避けるために前記取り換えプレート部材の内側に備えられた電極と、から構成され、前記第一プレート部材と交換されることにより、前記第二プレート部材との間に電圧が印加されて生じた電界によって前記第一プレート部材と前記第二プレート部材との間に前記研磨材が引き寄せられる、ことを特徴としている。
本発明に係る研磨装置は、第一プレート部材と被研磨物との間に金属製の台座が備えられ、被研磨物が挟まれた台座と第二プレート部材との間隔が、第一プレート部材と第二プレート部材との間隔よりも狭く形成され、第一プレート部材および第二プレート部材間に電圧が印加されて生じた電界によって台座と第二プレート部材との間に研磨材が引き寄せられる。この構成により、電界ラップ技術により被研磨物の研磨面における砥粒の配置が制御される。すなわち、第一プレート部材と第二プレート部材との間に生じた電界によって、スラリー中の誘電性の研磨材が引き寄せられて第一プレート部材と第二プレート部材との間で被研磨物に均等に及ぶ。したがって、被研磨物を効率よく迅速に加工することができる。
更に、第一プレート部材の表面に備えられた台座により、被研磨物が挟まれた台座と第二プレート部材との間隔が、第一プレート部材と第二プレート部材との間隔よりも狭く形成されている。この構成により、台座および第二プレート部材間の電界が第一プレート部材および第二プレート部材間の電界が集中し電界強度が強くなり、スラリー中の誘電性の研磨材が台座および第二プレート部材間に挟まれた被研磨物の周囲に引き寄せられる。したがって、被研磨物を更に効率よく迅速に加工することができる。
本発明に係る研磨装置は、第二プレート部材が緩衝材である樹脂製である。この構成により、第二プレート部材が樹脂製であり安価であるため、副資材の費用を抑制することができる。また、弾性の樹脂が緩衝材として機能するため、基板の加工変質層の発生を抑制し高品位な基板を製造することができる。第二プレート部材が樹脂製のため、摩耗後の修正加工が容易であり、用いる工具の寿命も長い。また樹脂製のため、砥粒がより留まる溝加工や微細突起を創製することができる。
本発明に係るアタッチメントは、被研磨物が表面に配置される金属製の取り換えプレート部材と、この取り換えプレート部材の裏面に備えられた給電部材と、取り換えプレート部材の表面に備えられて第二プレート部材との間に被研磨物が挟まれる金属製の台座と、から構成され、第一プレート部材と交換されることにより、第二プレート部材との間に電圧が印加されて生じた電界によって台座と第二プレート部材との間に研磨材が引き寄せられる。この構成により、アタッチメントを既存の研磨装置に適用することができる。したがって、被研磨物を効率よく迅速に加工することができる。
本発明に係る研磨装置は、第一プレート部材が、研磨材との接触を避けるために内側に電極が備えられた絶縁性であり、第一プレート部材および第二プレート部材間に電圧が印加されて生じた電界によって第一プレート部材と第二プレート部材との間に研磨材が引き寄せられるである。この構成により、電界CMP技術により、電界における吸引力により研磨材の飛散および偏在化が抑制される。これにより、研磨速度を維持しつつ、相対運動速度を高速化させると共に低荷重化させる。すなわち、第一プレート部材と第二プレート部材との間に生じた電界によって、スラリー中の導電性の研磨材が引き寄せられて第一プレート部材と第二プレート部材との間で被研磨物に均等に及ぶ。したがって、被研磨物を効率よく迅速に加工することができ、また大型の基板を加工することができる。
更に、研磨材との接触を避けるために絶縁性の第一プレート部材の内側に電極が備えられているため、水を溶媒とする導電性研磨スラリー材であっても短絡を防ぐことができる。
本発明に係るアタッチメントは、被研磨物が表面に配置される絶縁性の取り換えプレート部材と、研磨材との接触を避けるために取り換えプレート部材の内側に備えられた電極と、から構成され、第一プレート部材と交換されることにより、第二プレート部材との間に電圧が印加されて生じた電界によって第一プレート部材と第二プレート部材との間に前記研磨材が引き寄せられる。この構成により、アタッチメントを既存の研磨装置に適用することができる。したがって、被研磨物を効率よく迅速に加工することができ、また大型の基板を加工することができる。
本発明の第一実施形態に係る研磨装置の概略図である。 本発明の第一実施形態に係るアタッチメントの概略図である。 本発明の第一実施形態に係る研磨装置の第二プレート部材の修正状態を示す概略図である。 本発明の第一実施形態に係る研磨装置の第二プレート部材の拡大断面概略図である。 本発明の第一実施形態に係る研磨装置における研磨材の分布を示し、(a)が、電界が生じていない状態の分布図であり、(b)が、電界が生じている場合の分布図である。 本発明の第二実施形態に係る研磨装置の概略図である。 本発明の第二実施形態に係るアタッチメントの概略図である。 本発明の第二実施形態に係る研磨装置における実施例と比較例との加工レートを示した図である。 従来の研磨装置の概略図である。
以下に、本発明の第一実施形態に係る研磨装置としての電界ラップ用研磨装置10を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る電界ラップ用研磨装置10により電界ラップ技術が実現される。電界ラップ技術とは、研磨材としての研磨スラリー2に含まれた砥粒の配置制御技術である電界砥粒制御技術をダイヤモンドラップ工程に応用するものである。電界ラップ技術は、研磨領域に生じさせた電界によって発生する吸引力により、砥粒が含まれる研磨スラリー2の飛散を抑制して流れを良好にし、被研磨物としての基板1を効率よく迅速に加工するものである。
図1において電界ラップ用研磨装置10は、互いに対面して配置された円盤状の定盤11と加圧ヘッド部材12、加圧ヘッド部材12に取り付けられた絶縁プレート部材13、絶縁プレート部材13を介して加圧ヘッド部材12に取り付けられた円盤状の第一プレート部材としての金属製第一プレート部材14、金属製第一プレート部材14の裏面に取り付けられた給電部材としての給電用銅部材15、金属製第一プレート部材14の表面に取り付けられた金属製の板状の台座16、定盤11の表面に取り付けられて金属製第一プレート部材14と対面させられた円盤状の第二プレート部材としての硬質第二プレート部材17、これらを回転させる駆動部(図示せず)、研磨スラリー2を供給するスラリー供給部53(図9参照)等から構成されている。
加圧ヘッド部材12は絶縁プレート部材13に至って中空の給電通路18が形成されている。給電通路18の側面は樹脂製の絶縁パイプ部材19が取り付けられ、給電用被覆導線20が通されている。給電用被覆導線20は給電用バネ電極21を介して給電用銅部材15に接続されている。給電用銅部材15は金属製第一プレート部材14の中央近傍に取り付けられ、絶縁プレート部材13によって絶縁されている。絶縁プレート部材13および絶縁パイプ部材19は例えばエポキシ樹脂等により形成されている。
金属製第一プレート部材14および台座16は例えばステンレス等の通電される金属製であり、台座16が金属製第一プレート部材14よりも小さく形成されている。台座16は基板1が貼り付けられている。基板1は例えば単結晶サファイア等であり、台座16と硬質第二プレート部材17との間に挟まれている。硬質第二プレート部材17は例えば硬質ポリウレタン、エポキシ樹脂等の高硬度の樹脂製である。台座16と硬質第二プレート部材17との間隔は、金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17との間隔よりも狭く形成されている(図5参照)。
図2において、上記した金属製第一プレート部材14と同じ仕様の取り換えプレート部材としての金属製取り換えプレート部材22、この金属製取り換えプレート部材22の表面に取り付けられた金属製の板状の台座16、金属製取り換えプレート部材22の裏面に取り付けられた給電用銅部材15および絶縁プレート部材13が、既存の第一プレート部材と交換可能なアタッチメントとしてのラップ用電界アタッチメント23として構成されていてもよい。
なお、駆動部およびスラリー供給部等は従来の研磨装置と同じ構成であるため説明が省略されている。研磨スラリー2は、多結晶ダイヤモンドまたは化学処理等の形状加工処理が施された単結晶ダイヤモンド等の誘電性の砥粒が用いられる。ここで、いわゆる爆発法により製造され多結晶ダイヤモンド砥粒が用いられる場合、放電を避けるために砥粒表面のカーボン除去処理を施す必要がある。溶媒は例えばシリコンオイル等の絶縁流体が用いられる。
以上のようにして第一実施形態にかる電界ラップ用研磨装置10が構成されている。
ここで、硬質第二プレート部材17の平坦性は基板1の平坦性に大きく影響を与える。このため、硬質第二プレート部材17は、基板1を加工する前に平坦度修正や、表面状態調整が施される。
平坦度修正の方法は大きく分けて二種類が挙げられる。一つ目は、ダイヤモンドやアルミナ砥石等を、例えば樹脂、金属もしくはセラミックス製のプレートに貼り付けたものを硬質第二プレート部材17と摺動させ、表面を研削する方法である。この方式によれば、定盤面修正用の特別な機構を有していなくても定盤修正が可能である。なお、硬質第二プレート部材17に対し、基板1の加工に有効なパターニングや形状加工を施すことは困難である。
二つ目は、フェーシンング機構40を用いた修正法である。図3において、フェーシング機構40は、超硬工具等の一般的な金属加工用のバイト41、バイト固定用治具(図示せず)、バイトX軸移動用アクチュエーターユニット42、バイトZ軸移動用アクチュエーターユニット43、等から構成される。フェーシング機構40を用いた修正は、硬質第二プレート部材17を約1から約200rpmの回転速度で回転させると共に、X軸移動用アクチュエーターユニット42によってバイト41を硬質第二プレート部材17の中心部まで移動させ、Z軸移動用アクチュエーターユニット43によりバイト41が硬質第二プレート部材17に接触するまで下降させる。その際、バイト41の高さ(硬質第二プレート部材17との接触深さ)は任意に設定が可能であり、一般的に、硬質第二プレート部材17の表面より約1から約1000μmの深さで加工される。更に、任意の速度でX軸を円周側に向かって半径方向と平行に移動させて硬質第二プレート部材17の表面が研削除去され、平坦性が創出される。その際、硬質第二プレート部材17の平坦性はX軸移動用アクチュエーターユニット42の平行移動の精度に依存するが、Z軸アクチュエーターユニット43によって複合的に制御が行われるため、機械的な傾きの成分がキャンセルされて加工される。
図4において、遊離砥粒加工を行う上で、硬質第二プレート部材17は研磨スラリー2の流れを良好にし、研磨屑の排出を可能とする溝加工を施す必要があるが、フェーシング機構40を用いてX軸移動速度を調整することで、らせん状、または同心円状の任意の幅の溝加工が可能である(スラリー流れ用溝44)。基板1との接触部に対して、矩形もしくはV字型で深さ約1から50μm、幅約1から1000μmの微細な溝加工が施される(砥粒保持用微細溝45)。
次に、第一実施形態の作用を説明する。
図1において、基板1が金属製第一プレート部材14の表面に取り付けられた台座16に貼り付けられると共に、硬質第二プレート部材17に接触される。この状態で研磨スラリー2を供給しつつ、加圧ヘッド部材12で圧力を加えると共に金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17とを相対的に回転させる。その際、給電用被覆電線20、給電用バネ電極21、および給電用銅部材15を通して給電させて金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17との間に高電圧を印加して電界を生じさせる。電界において研磨スラリー2はクーロン力の作用によって台座16と硬質第二プレート部材17との間に引き寄せられて基板1に均一に及ぶ。
ここで、電界強度は電極間距離に依存する事から、図5において、基板1が貼り付けられる位置が台座16によって硬質第二プレート部材17の表面に近づけられることにより、電極間の距離が金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17との距離よりも短くなる。これにより電界効果に変化が生じ、研磨スラリー2に含まれた砥粒に作用する電界効果が相対的に強くなり、砥粒が基板1に均一に集中し易くなる。なお、電界の印加条件は、周波数が約0.1から約100Hzの矩形波、研磨面の電界強度が約0.1kVから約3kVの範囲である。
次に、本発明の第二実施形態に係る研磨装置としてのCMP用研磨装置30を図面に基づいて説明する。第二実施形態に係るCMP用研磨装置30により電界CMP技術が実現される。電界CMP技術とは、研磨スラリー2に含まれた砥粒の配置制御技術である電界砥粒制御技術をCMP工程に応用するものである。電界CMP技術は、研磨領域に生じさせた電界によって発生する吸引力により、砥粒が含まれた研磨スラリー2の飛散を抑制して流れを良好にし、基板1を効率よく迅速に加工するものである。なお、以下では上記した電界ラップ用研磨装置10と異なる構成のみの説明がなされ、同一の構成に関する説明が省略されている。
図6においてCMP用研磨装置30は、加圧ヘッド部材12に取り付けられた円盤状の第一プレート部材としての絶縁性第一プレート部材34、絶縁性第一プレート部材34の内側に取り付けられた電極31、この電極31に接触されると共に絶縁性第一プレート部材34の裏面に露出された給電用銅部材15、定盤11の表面に取り付けられて絶縁性第一プレート部材34と対面させられた円盤状の第二プレート部材としての軟質第二プレート部材37等から構成されている。絶縁性第一プレート部材34は表面に基板1が貼り付けられている。
絶縁性第一プレート部材34は例えばエポキシ樹脂、セラミックス等の絶縁性の樹脂である。研磨スラリー2がコロイダルシリカ研磨スラリーであり、溶媒が水であるため、接触を避けるために絶縁性第一プレート部材34は電極31と一体型、またはシーリング等の封入処理による絶縁処理が施される。軟質第二プレート部材37は例えばポリウレタン、不織布等であり軟質である。
図7において、上記した絶縁性第一プレート部材34と同じ仕様の取り換えプレート部材としての絶縁性取り換えプレート部材32、この絶縁性取り換えプレート部材32の内側に取り付けられた電極31、この電極31に接触されると共に絶縁性第一プレート部材34の裏面に露出された給電用銅部材15が、既存の第一プレート部材と交換可能なアタッチメントとしてのCMP用電界アタッチメント33として構成されていてもよい。
摺動による研磨、給電、電界の形成、および作用は上記した電界ラップ用研磨装置10と同じである。なお、加工条件は、定盤11の定盤径がφ910mmである場合、定盤回転数が約30から約200rpmの範囲であり、加工ヘッドの搖動があっても良い。研磨荷重は約100から約300g/cmの範囲である。電界の印加条件は、周波数が約0.1から約100Hzの矩形波、研磨面の電界強度が約0.1kVから約3kVの範囲である。
以上のようにして第二実施形態にかるCMP用研磨装置30が構成されている。
次に、本発明の実施形態の効果を説明する。
上記したように、第一実施形態によれば、電界ラップ用研磨装置10は、金属製第一プレート部材14の表面に金属製の板状の台座16が取り付けられ、基板1が挟まれた台座16と硬質第二プレート部材17との間隔が、金属製第一プレート部材14と、硬質第二プレート部材17との間隔よりも狭く形成されている。この状態で金属製第一プレート部材14および硬質第二プレート部材17間に高電圧が印加されて電界が生じさせられる。この構成により、電界効果に変化が生じ、研磨スラリー2に含まれた砥粒に作用する電界効果が相対的に強くなり、砥粒が基板1に均一に集中し易くなる。すなわち、金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17との間に生じた電界によって、導電性の研磨スラリーが引き寄せられて金属製第一プレート部材14と硬質第二プレート部材17との間で基板1に均等に及ぶ。したがって、基板1を効率よく迅速に加工することができる。
第一実施形態によれば、硬質第二プレート部材17は例えば硬質ポリウレタン、エポキシ樹脂等の高硬度の樹脂製である。この構成により、硬質第二プレート部材17が樹脂製であり安価であるため、副資材の費用を抑制することができる。また、弾性の樹脂が緩衝材として機能するため、基板1の加工変質層の発生を抑制し高品位な基板を製造することができる。
第一実施形態によれば、硬質第二プレート部材17は、エポキシ樹脂のビッカース硬度がHv4からHv50であり、金属と比して柔らかい材料である。したがって、フェーシング機構40による加工において硬質第二プレート部材17の加工が容易であり、一方バイト41の損耗が抑制可能である(図3参照)。バリの問題が発生しないことかことから、基板1との接触部に対して、矩形もしくはV字型で深さ約1から50μm、幅約1から1000μmの微細な溝加工を施し、研磨スラリーに含まれる砥粒の保持力を向上させると共に、せん断応力を高めることが可能である。例えばバリが発生した場合においても、軟質であるためよる研磨品位低下等のリスクも低減可能である。
なお、参考までに銅製の金属定盤の場合、銅のビッカース硬度がHv50からHv500であり、加工速度(定盤回転速度、バイトX軸移動速度)やバイト41の接触深さ、バイト41の材質等が最適化されていなければ、定盤の表面にバリが発生して研磨加工品位の低下、フェーシング機構による加工時間の増大、バイトの急激な損耗による消耗品コストの増大等の問題が発生する。
ラップ用電界アタッチメント23は、金属製取り換えプレート部材22、この金属製取り換えプレート部材22の表面に取り付けられた金属製の板状の台座16、金属製取り換えプレート部材22の裏面に取り付けられた給電用銅部材15および絶縁プレート部材13から構成され、既存の第一プレート部材と交換可能である。この構成により、ラップ用電界アタッチメント23を既存の研磨装置50に適用することができる。したがって、基板1を効率よく迅速に加工することができる。
第二実施形態によれば、CMP用研磨装置30は、絶縁性第一プレート部材34が、研磨スラリー2との接触を避けるために内側に電極31が取り付けられた絶縁性である。この状態で絶縁性第一プレート部材34および軟質第二プレート部材37間に高電圧が印加されて電界が生じさせられる。この構成により絶縁性第一プレート部材34および軟質第二プレート部材37間に電圧が印加されて生じた電界によって絶縁性第一プレート部材34と軟質第二プレート部材37との間に研磨スラリー2が引き寄せられて基板1に均等に及ぶ。したがって、基板1を効率よく迅速に加工することができ、また大型の基板を加工することができる。
第二実施形態によれば、絶縁性第一プレート部材34は例えばエポキシ樹脂、セラミックス等の絶縁性の樹脂である。研磨スラリー2がコロイダルシリカ研磨スラリーであり、溶媒が水であるため、接触を避けるために絶縁性第一プレート部材34は電極31と一体型、またはシーリング等の封入処理による絶縁処理が施される。したがって短絡を防ぐことができる。
CMP用電界アタッチメント33は、絶縁性取り換えプレート部材32、この絶縁性取り換えプレート部材32の内側に取り付けられた電極31、この電極31に接触されると共に絶縁性第一プレート部材34の裏面に露出された給電用銅部材15から構成され、既存の第一プレート部材と交換可能である。この構成により、CMP用電界アタッチメント33を既存の研磨装置50に適用することができる。したがって、基板1を効率よく迅速に加工することができ、また大型の基板を加工することができる。
次に、本発明の実施例を説明する。
<実施例1>
電界ラップ用研磨装置10において、硬質第二プレート部材17が硬質ポリウレタン樹脂製であり、刃先半径R0.3mmのバイト41を用いて溝深さ5μmの微細溝加工が施されている。比較例は従来の金属製定盤51である。表1に加工条件を示す。
Figure 0006145596
ミツトヨ製の接触式厚さ計を用いて加工前後の基板厚みの評価を行った。加工レートは、金属製定盤51が10μm/hであり、一方、硬質第二プレート部材17が9μm/hであった。ZYGO製非接触粗さ計を用いて加工後の表面性状を計測した。金属製定盤51はPV値で35.85nm、Ra値で2.14nmであり、一方、硬質第二プレート部材17はPV値で16.28nm、Ra値で1.63nmであり、最大粗さ、平均粗さ共に減少し、良好な加工品位が得られた。これより後工程の負担を低減可能な知見が得られた。
<実施例2>
ラップ用電界アタッチメント23を、定盤直径910mmの従来の研磨装置50に導入し加工実験を実施した。表2に加工条件を示す。
Figure 0006145596
基礎信号をファンクションジェネレータ(NF回路製:WF1974)を用いて発生させ、この信号を利得1000の高電圧アンプ(TREK製:609E―6)において昇圧させて電極間に供給することで電界を発生させた。信号の観測は、デジタルオシロスコープ(Tektronix製:TDS−2014B)を用いた。電界印加条件は矩形波、周波数2Hzにて電界強度1kV/mmとし、無電界時との比較を行った。加工レートは、ミツトヨ製の接触式厚さ計を用いて計測した。電界を印加しない場合の加工レートは4.1μm/hであり、一方、電界印加時の加工レートは9μm/hであり、電界を印加しない場合と比して220%の研磨レート向上効果が得られた。
<実施例3>
CMP用電界アタッチメント33を、定盤直径910mmの従来の研磨装置50に導入し加工実験を実施した。表3に加工条件を示す。
Figure 0006145596
基礎信号をファンクションジェネレータ(NF回路製:WF1974)を用いて発生させ、この信号を利得1000の高電圧アンプ(TREK製:609E―6)において昇圧させ電極間に供給することで電界を発生させた。信号の観測は、デジタルオシロスコープ(Tektronix製:TDS−2014B)を用いた。電界印加条件は矩形波、周波数1.5Hzにて電界強度0.75kV/mmとして無電界時との比較を行った。加工レートは、ミツトヨ製の接触式厚さ計を用いて計測した。電界有無それぞれの加工レートを図8に示す。
図8において、電界を印加することで、どの回転数においても研磨速度は向上し、定盤回転数60rpmのとき、無電界、電界印加の研磨速度はそれぞれ1.6μm/h、2.1μm/hであり、研磨速度が23%向上した。また、無電界時は50rpmをピークに研磨速度が低下しているが、電界を印加することで、研磨速度は更に向上する結果を得た。このことにより、本電界CMP技術により、研磨速度を低下させず、研磨加工を行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 基板(被研磨物)
2 研磨スラリー(研磨材)
10 電界ラップ用研磨装置(研磨装置)
11 定盤
12 加圧ヘッド部材
13 絶縁プレート部材
14 金属製第一プレート部材(第一プレート部材)
15 給電用銅部材(給電部材)
16 台座
17 硬質第二プレート部材(第二プレート部材)
18 給電通路
19 絶縁パイプ部材
20 給電用被覆導線
21 給電用バネ電極
22 金属製取り換えプレート部材(取り換えプレート部材)
23 ラップ用電界アタッチメント(アタッチメント)
30 CMP用研磨装置(研磨装置)
31 電極
32 絶縁性取り換えプレート部材(取り換えプレート部材)
33 CMP用電界アタッチメント(アタッチメント)
34 絶縁性第一プレート部材(第一プレート部材)
37 軟質第二プレート部材(第二プレート部材)
40 フェーシング機構
41 バイト
42 バイトX軸移動用アクチュエーターユニット
43 バイトZ軸移動用アクチュエーターユニット
44 スラリー流れ用溝
45 砥粒保持用微細溝
50 従来の研磨装置
51 金属製定盤
52 セラミックス製第一プレート部材
53 スラリー供給部

Claims (2)

  1. 互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、被研磨物が挟まれると共に誘電性の研磨材が供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置において、
    前記第二プレート部材が緩衝材である樹脂製であり、
    前記第一プレート部材が通電される金属製であり、
    前記第一プレート部材と前記被研磨物との間に金属製の台座が備えら、前記被研磨物が挟まれた前記台座と前記第二プレート部材との間隔が、前記第一プレート部材と前記第二プレート部材との間隔よりも狭く形成され、
    前記第一プレート部材および前記第二プレート部材間に電圧が印加されて生じた電界によって前記台座と前記第二プレート部材との間に前記研磨材が引き寄せられる、
    ことを特徴とする研磨装置。
  2. 互いに対面した第一プレート部材と第二プレート部材との間に、被研磨物が挟まれると共に誘電性の研磨材が供給され、前記第一プレート部材および前記第二プレート部材が回転することによって前記被研磨物が研磨される研磨装置に用いられるアタッチメントであって、
    前記被研磨物が表面に配置される金属製の取り換えプレート部材と、
    この取り換えプレート部材の裏面に備えられた給電部材と、
    前記取り換えプレート部材の表面に備えられて前記第二プレート部材との間に前記被研磨物が挟まれる金属製の台座と、
    から構成され、
    前記第一プレート部材と交換されることにより、前記第二プレート部材との間に電圧が印加されて生じた電界によって前記台座と前記第二プレート部材との間に前記研磨材が引き寄せられる、
    ことを特徴とする研磨装置に用いられるアタッチメント。
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