JP6145322B2 - 地中壁および地中壁の施工方法 - Google Patents
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Description
また、第2の発明は、地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、を具備し、前記空洞部には、液体が滞留しており、前記工程aでは、前記孔の近傍に、前記孔とは別の凍結管挿入孔を削孔し、前記工程bでは、前記袋体とは別に、前記空洞部へ達する前記凍結管挿入孔から、前記空洞部の内部に凍結管が挿入され、前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法である。
また、第3の発明は、地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、を具備し、前記空洞部には、液体が滞留しており、前記工程bの前または後に、前記孔に凍結管を挿入する工程eをさらに具備し、前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法である。
また、第4の発明は、地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、を具備し、前記空洞部には、液体が滞留しており、前記孔に凍結管を挿入し、前記袋体の近傍に凍結管を配置し、前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法である。
3、3a………掘削孔
4………覆工コンクリート
5………空洞部
6………障害物
7………袋体
8………充填部材
9………管体
10、10a、10b、10c………地中壁
11………凍結管
13………ガイド部材
15………地下水位
17………貫通部
19………凍土
21………凍結部
23………ガイド部材
25………不透水層
Claims (9)
- 地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、
地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、
前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、
前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、
を具備し、
前記空洞部には、液体が貯留滞留しており、
前記工程bでは、前記袋体は、凍結管に取り付けられて、前記空洞部の内部に挿入され、
前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法。 - 地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、
地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、
前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、
前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、
を具備し、
前記空洞部には、液体が滞留しており、
前記工程aでは、前記孔の近傍に、前記孔とは別の凍結管挿入孔を削孔し、
前記工程bでは、前記袋体とは別に、前記空洞部へ達する前記凍結管挿入孔から、前記空洞部の内部に凍結管が挿入され、
前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法。 - 地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、
地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、
前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、
前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、
を具備し、
前記空洞部には、液体が滞留しており、
前記工程bの前または後に、前記孔に凍結管を挿入する工程eをさらに具備し、
前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法。 - 地中の空洞部の内部に地中壁を形成する地中壁の施工方法であって、
地上より、前記空洞部に達するように孔を削孔する工程aと、
前記孔から前記空洞部の内部に袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を配設する工程bと、
前記袋体に地上から充填材を圧送し、前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて、前記袋体によって前記空洞部の内部に地中壁を構築する工程cと、
を具備し、
前記空洞部には、液体が滞留しており、
前記孔に凍結管を挿入し、前記袋体の近傍に凍結管を配置し、
前記工程cの後、前記凍結管に冷媒を流し、前記袋体の周囲を凍結させる工程dを具備することを特徴とする地中壁の施工方法。 - 前記工程aでは、複数の孔を併設して削孔し、
前記工程bでは、それぞれの前記孔から前記空洞部の内部に前記袋体を挿入し、前記空洞部の内部に前記袋体を併設し、
前記工程cでは、それぞれの前記袋体を前記空洞部の内部で膨張させて連続壁とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の地中壁の施工方法。 - 前記袋体は、中央に貫通部を有し、前記凍結管は前記袋体の前記貫通部を貫通し、前記工程cでは、前記袋体を前記凍結管の周囲に膨張させることを特徴とする請求項1記載の地中壁の施工方法。
- 前記工程aでは、管状の第1のガイド部材を用い、前記第1のガイド部材と前記空洞部の上部外面とを接合して前記孔を形成することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の地中壁の施工方法。
- 前記空洞部の内部に前記袋体を複数列に配置することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の地中壁の施工方法。
- 地中の空洞部の内部に形成される地中壁であって、
袋体と、
前記袋体の近傍に設けられた凍結管と、
を具備し、
前記空洞部には、液体が滞留しており、
地上から掘削され、前記空洞部に達する掘削孔に、前記凍結管が挿入されており、
前記空洞部の内部には、前記袋体が併設され、
前記袋体には、充填材が充填されており、
前記袋体の周囲は、前記凍結管によって凍結されていることを特徴とする地中壁。
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JP2013120743A JP6145322B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 地中壁および地中壁の施工方法 |
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