JP6144640B2 - 光記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光情報記録媒体に情報を記録する光記録装置に関する。
従来、光情報記録媒体に参照光と信号光とを照射してホログラムを形成することで情報信号を記録し、あるいは光情報記録媒体のホログラムに参照光を照射することで情報信号を再生するホログラム用光ピックアップ装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。また、このホログラム用光ピックアップ装置などにおいて、空間光変調器に対する変調情報の書き込み時に、光情報記録媒体へ信号光が照射されないようにシャッタを設ける構成が知られている。
特開2013−251025号公報
しかしながら、上述した従来技術では、たとえばシャッタへ供給される駆動電圧に対するシャッタの応答速度やコントラストの特性が温度等により変動すると、光情報記録媒体に対する情報の記録性能が低くなるという問題がある。記録性能には、たとえば、記録の精度や速度が含まれる。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、記録性能の向上を図ることができる光記録装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる光記録装置は、空間光変調器により変調した信号光を光情報記録媒体に照射することで前記光情報記録媒体に情報を記録し、前記光情報記録媒体に参照光を照射することで得られる再生光を撮像素子によって電気信号に変換する光記録装置であって、供給される駆動電圧に応じて、前記空間光変調器から前記光情報記録媒体への信号光の照射を制御するシャッタ部と、前記シャッタ部に供給された前記駆動電圧の波形パターンと、前記撮像素子によって得られた前記電気信号と、に基づいて選択された前記波形パターンを記憶する記憶部と、前記記憶部によって記憶された前記波形パターンの駆動電圧を前記シャッタ部に供給する制御部と、を備える。
これにより、光情報記録媒体からの情報の再生に用いられる撮像素子を用いて選択された波形パターンの駆動電圧をシャッタ部に供給し、シャッタ部の応答速度およびコントラストの向上を図ることができる。
本発明の一側面によれば、記録性能の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる光記録装置の一例を示す図である。 図2は、強誘電性液晶を用いた偏光可変素子の一例を示す図である。 図3は、強誘電性液晶を用いた液晶セルの液晶分子状態の一例を示す図である。 図4Aは、駆動電圧の波形の一例を示す図である。 図4Bは、駆動電圧の波形に対応する透過率の変化の一例を示す図である。 図5は、制御部の構成の一例を示す図である。 図6は、波形生成回路の一例を示す図である。 図7は、駆動電圧の波形パターンの候補の一例を示す図である。 図8は、記録時の制御部による処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、制御部による波形パターンの選択処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態にかかる光記録装置の変形例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる光記録装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(実施の形態にかかる光記録装置)
図1は、実施の形態にかかる光記録装置の一例を示す図である。実施の形態にかかる光記録装置100は、光源101と、コリメートレンズ102と、偏光可変素子103と、PBSプリズム104と、ビームエキスパンダ106と、位相マスク107と、リレーレンズ108と、PBSプリズム109と、空間光変調器110と、リレーレンズ111と、空間フィルタ112と、対物レンズ113と、ミラー114と、ミラー115と、ガルバノミラー116と、スキャナレンズ117と、光情報記録媒体118と、1/4波長板119と、ガルバノミラー120と、撮像素子121と、制御部122と、記憶部123と、を備える。
光記録装置100は、空間光変調器110により空間的に変調した信号光を光情報記録媒体118に照射することで光情報記録媒体118に情報を記録する。また、光記録装置100は、光情報記録媒体118に参照光を照射することで得られる再生光を撮像素子121によって電気信号に変換することで情報を読み出す。
光源101は、光ビームをコリメートレンズ102へ出射する。光源101から出射される光ビームは、たとえば所定の直線偏光の連続光とすることができる。光源101には、たとえばLD(Laser Diode:レーザダイオード)を用いることができる。コリメートレンズ102は、光源101から出射された光ビームを所定のビーム径の光ビームにコリメートし、コリメートした光ビームを偏光可変素子103へ出射する。
偏光可変素子103およびPBSプリズム104は、制御部122から供給される駆動電圧に応じて、空間光変調器110から光情報記録媒体118への信号光の照射を制御するシャッタ部105を構成する。
偏光可変素子103は、制御部122から供給される駆動電圧に応じて、コリメートレンズ102から出射される光ビームの偏光状態を調整する。たとえば、偏光可変素子103は、光情報記録媒体118への情報の記録時には、光ビームの偏光状態を、P偏光およびS偏光を含む偏光状態とする。
また、偏光可変素子103は、光情報記録媒体118からの情報の再生時には、光ビームの偏光状態をS偏光とする。偏光可変素子103は、偏光状態を調整した光ビームをPBSプリズム104へ出射する。偏光可変素子103には、たとえば液晶セルを用いることができる。液晶セルには、たとえばFLC(Ferroelectric Liquid Crystal:強誘電性液晶)を用いることができる(たとえば図2参照)。
PBSプリズム104は、偏光可変素子103から出射されたP偏光の光ビームを透過させて、信号光としてビームエキスパンダ106へ出射するPBS(Polarization Beam Splitters:偏光ビームスプリッタ)である。また、PBSプリズム104は、偏光可変素子103から出射されたS偏光の光ビームを反射させて、参照光としてミラー114へ出射する。これにより、光情報記録媒体118への情報の記録時には、P偏光の信号光がビームエキスパンダ106へ出射される。また、光情報記録媒体118からの情報の再生時には、S偏光の参照光がミラー114へ出射される。
ビームエキスパンダ106は、PBSプリズム104から出射された信号光のビーム経を所定のビーム経に拡張し、ビーム経を拡張した信号光を位相マスク107へ出射する。ビームエキスパンダ106から位相マスク107へ出射された信号光は、位相マスク107およびリレーレンズ108を介してPBSプリズム109へ出射される。
PBSプリズム109は、リレーレンズ108から出射されたP偏光の信号光を透過させて空間光変調器110へ出射する。また、PBSプリズム109は、空間光変調器110から出射された信号光を反射させてリレーレンズ111へ出射する。PBSプリズム109からリレーレンズ111へ出射された信号光は、リレーレンズ111、空間フィルタ112の開口部および対物レンズ113を介して光情報記録媒体118へ出射される。
空間光変調器110は、PBSプリズム109から出射された信号光を変調情報に基づいて空間的に変調する。たとえば、空間光変調器110は、制御部122から書き込まれた2次元画像データ(変調情報)に基づく変調を行う。そして、空間光変調器110は、変調した信号光をPBSプリズム109へ出射する。
空間光変調器110には、たとえばLCOS(Liquid Crystal On Silicon:液晶オンシリコン)を用いることができる。また、空間光変調器110には、マイクロデバイスミラーなどのMEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械素子)デバイスを用いてもよい。
PBSプリズム104からミラー114へ出射された参照光は、ミラー114,115を介してガルバノミラー116へ出射される。ガルバノミラー116は、ミラー115から出射された参照光を可変の角度で反射させてスキャナレンズ117へ出射する。ガルバノミラー116の角度制御は、たとえば制御部122によって行うことができる。スキャナレンズ117は、ガルバノミラー116から出射された参照光を光情報記録媒体118へ出射する。
光情報記録媒体118には、たとえば、ニオブ酸リチウムなどのフォトリフラクティブ結晶や、感光性樹脂材料(フォトポリマ)など、各種の光情報記録媒体を用いることができる。また、光情報記録媒体118は、たとえば制御部122からの制御によって変位可能であってもよい。
情報の記録時において、光情報記録媒体118には、対物レンズ113から出射された信号光と、スキャナレンズ117から出射された参照光と、が互いに重ねあうように入射する。これにより、光情報記録媒体118に干渉縞パターンが形成され、光情報記録媒体118は形成された干渉縞パターンをホログラムとして記録する。また、ガルバノミラー116の角度制御により、光情報記録媒体118に対する参照光の入射角度を変化させることで角度多重記録を行うことができる。本実施の形態では、このホログラムを「ページ」と呼び、ページが角度多重化されている記録領域のことを「ブック」と呼ぶ。
情報の再生時において、光情報記録媒体118には、スキャナレンズ117から出射された参照光が入射する。1/4波長板119は、スキャナレンズ117から出射され光情報記録媒体118を透過した参照光を通過させてガルバノミラー120へ出射する。
ガルバノミラー120は、1/4波長板119から出射された参照光を可変の角度で反射させる。ガルバノミラー120の角度制御は、たとえば制御部122によって行うことができる。このとき、ガルバノミラー120の角度制御がガルバノミラー116の角度制御と連動して行われることで、ガルバノミラー120において参照光が略垂直に反射し、参照光が1/4波長板119へ折り返される。
したがって、スキャナレンズ117から出射され光情報記録媒体118を透過した参照光は、1/4波長板119を2回通過することによってS偏光からP偏光に変換され、光情報記録媒体118へ出射される。これにより、光情報記録媒体118に記録された情報に応じた再生光がP偏光の回折光として対物レンズ113へ出射される。
光情報記録媒体118から対物レンズ113へ出射された再生光は、対物レンズ113およびリレーレンズ111を介してPBSプリズム109へ出射される。このとき、リレーレンズ111の間の空間フィルタ112の開口部によって、再生対象ブックからの回折光である再生光のみがPBSプリズム109へ透過する。
PBSプリズム109は、リレーレンズ111から出射されたP偏光の再生光を透過させて撮像素子121へ出射する。
撮像素子121は、PBSプリズム109から出射された再生光を電気信号に変換する。これにより、光情報記録媒体118に記録された情報を示す電気信号が得られる。撮像素子121は、変換した電気信号を制御部122へ出力する。撮像素子121には、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)などの固体撮像素子を用いることができる。
制御部122は、光情報記録媒体118への情報の記録時や光情報記録媒体118からの情報の再生時において、空間光変調器110やシャッタ部105などの制御を行う。
たとえば、制御部122は、光情報記録媒体118への情報の記録時に、記録対象の情報(変調情報)を空間光変調器110に書き込むとともに、PBSプリズム104から信号光および参照光が出射されるように、偏光可変素子103に駆動電圧を供給する。ただし、制御部122は、光情報記録媒体118に対する情報の記録時であっても、空間光変調器110に対する情報の書き込み時には、PBSプリズム104から信号光が出射されないように、偏光可変素子103に駆動電圧を供給する。
また、制御部122は、光情報記録媒体118からの情報の再生時に、PBSプリズム104から参照光のみが出射されるように、偏光可変素子103に駆動電圧を供給する。
また、制御部122は、光情報記録媒体118への情報の記録時に、ガルバノミラー116の角度制御を行うことで、記録対象のブックなどを制御する。また、制御部122は、光情報記録媒体118からの情報の再生時に、ガルバノミラー116,120の角度制御を行うことで、再生対象のブックなどを制御する。なお、図1においては、制御部122とガルバノミラー116,120との接続関係は図示を省略している。また、制御部122は、対物レンズ113に対する光情報記録媒体118の位置を変化させることによって、記録対象のブックの移動を行ってもよい。
記憶部123は、偏光可変素子103(シャッタ部105)に供給される駆動電圧の波形パターンを記憶する。この波形パターンは、偏光可変素子103に供給された駆動電圧の波形パターンと、撮像素子121によって得られた電気信号と、に基づいて選択された波形パターンである。記憶部123には、たとえば各種の不揮発性メモリを用いることができる。また、記憶部123には各種の揮発性メモリを用いることもできる。
制御部122は、記憶部123に記憶された波形パターンの駆動電圧を偏光可変素子103(シャッタ部105)に供給する。また、制御部122は、偏光可変素子103に供給された駆動電圧の波形パターンと、撮像素子121によって得られた電気信号と、に基づいて波形パターンを選択し、選択した波形パターンを記憶部123に記憶させる処理を行ってもよい。制御部122による波形パターンを選択する処理については後述する(たとえば図9参照)。
偏光可変素子103およびPBSプリズム104によってシャッタ部105を構成する場合について説明したが、シャッタ部105は、これに限らず、光記録装置100としての運用が可能な範囲で、制御部122から供給される駆動電圧に応じて、空間光変調器110から光情報記録媒体118への信号光の照射を制御するものであればよい。
(強誘電性液晶を用いた偏光可変素子)
図2は、強誘電性液晶を用いた偏光可変素子の一例を示す図である。図1に示した偏光可変素子103には、たとえば図2に示す液晶セル200を用いることができる。液晶セル200は、強誘電性液晶層210と、ガラス基板221,222と、共通電極230と、信号電極240と、シール材250と、配向膜261,262と、を備える強誘電性液晶セル(液晶モジュール)である。
ガラス基板221,222は、強誘電性液晶層210を挟持する一対のガラス基板である。ガラス基板221,222はシール材250によって固着されている。また、ガラス基板221,222の対向面には透明電極である駆動電極としての共通電極230および信号電極240が設けられており、その上に配向膜261,262が設けられている。Ltは液晶セル200を透過する光ビームである。
(強誘電性液晶を用いた液晶セルの液晶分子状態)
図3は、強誘電性液晶を用いた液晶セルの液晶分子状態の一例を示す図である。図3に示す液晶分子状態301,302は、図2に示した液晶セル200の強誘電性液晶層210に電圧が印加された場合における液晶分子の2つの安定状態である。
液晶セル200は、制御部122から供給される駆動電圧に応じて、液晶分子状態301,302を相互に切り替える。これにより、液晶セル200を透過した光ビームの偏光状態が切り替わり、シャッタ部105(偏光可変素子103およびPBSプリズム104)から空間光変調器110への信号光の透過率が切り替わる。このため、空間光変調器110から光情報記録媒体118への信号光の透過率が切り替わる。
スイッチング角θは、液晶分子状態301,302における分子長軸方向の角度差である。制御部122は、液晶分子状態301,302の切り替えによりシャッタ部105から空間光変調器110への信号光のオン/オフを切り替える。これにより、光情報記録媒体118へ照射される信号光のオン/オフが切り替わる。このとき、光情報記録媒体118へ照射される信号光のコントラストは、たとえばスイッチング角θが45度である場合に最大となる。
(駆動電圧の波形)
図4Aは、駆動電圧の波形の一例を示す図である。図4Aにおいて、横軸は時間を示し、縦軸は駆動電圧を示す。図4Aに示す駆動電圧波形411は、制御部122から偏光可変素子103へ供給される駆動電圧の波形である。駆動電圧波形411は、たとえば期間401〜404の4期間の駆動波形とすることができる。期間401〜404における電圧をそれぞれ電圧V1〜V4とする。
たとえば、期間401,402は、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光をオンにする期間である。また、期間403,404は、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光をオフにする期間である。
たとえば、制御部122は、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光をオンにする期間において、偏光可変素子103への駆動電圧をまず電圧V1(期間401)にし、次いで電圧V2(期間402)にする。電圧V1は電圧V2より高い電圧である。
また、制御部122は、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光をオフにする期間において、偏光可変素子103への駆動電圧をまず電圧V3(期間403)にし、次いで電圧V4(期間404)にする。電圧V4は電圧V2より低い電圧である。また、電圧V3は電圧V4より低い電圧である。
電圧V3は、たとえば正の電圧である電圧V1を正負反転した負の電圧(=−V1)とすることができる。また、電圧V4は、たとえば正の電圧である電圧V2を正負反転した負の電圧(=−V2)とすることができる。この場合は、駆動電圧波形411のパターンは、たとえば電圧V1,V2のみの組み合わせとすることができる。その場合は、電圧V1は電圧V2より絶対値が大きい電圧であり、電圧V3は電圧V4より絶対値が大きい電圧となる。また、たとえば期間401,403の各長さは同一とすることができる。
(駆動電圧の波形に対応する透過率の変化)
図4Bは、駆動電圧の波形に対応する透過率の変化の一例を示す図である。図4Bにおいて、横軸は図4Aと同じ時間を示し、縦軸は空間光変調器110への信号光のシャッタ部105における透過率を示す。図4Bに示す透過率特性421は、図4Aに示した駆動電圧波形411に対応する、空間光変調器110への信号光のシャッタ部105における透過率特性である。
上述した駆動電圧の立ち上がり部分の高電圧により、期間401における透過率の立ち上がりまでの応答速度を速くすることができる。また、上述した駆動電圧の立ち下がり部分の高電圧により、期間403における透過率の立ち下がりまでの応答速度を速くすることができる。
このとき、期間401,403における電圧V1,V3とパルス幅は、偏光可変素子103の液晶分子のスイッチングの応答速度に寄与する。また、期間402,404における電圧V2,V4は、シャッタ部105のコントラストに寄与する。シャッタ部105のコントラストは、明透過量と暗透過量との比である。
したがって、駆動電圧波形411の電圧V1〜V4の調整により、シャッタ部105(偏光可変素子103)の応答速度およびコントラストを向上させることができる。これにより、空間光変調器110における変調情報の書き換え時の光情報記録媒体118への信号光の遮断と、光情報記録媒体118への記録時の光情報記録媒体118への信号光の照射と、を精度よく行い、光情報記録媒体118への記録精度の向上を図ることができる。また、シャッタ部105における応答速度の向上により、光情報記録媒体118への記録速度の向上を図ることができる。
図4A,図4Bに示した駆動電圧の波形パターンに対するシャッタ部105の応答速度やコントラストの特性は、たとえばシャッタ部105の温度などによって変動する。
(制御部の構成)
図5は、制御部の構成の一例を示す図である。図1に示した制御部122は、たとえば、図5に示すように、制御回路501と、波形生成回路502と、駆動回路503と、画像解析回路504と、を備える。
制御部122は、空間光変調器110への変調情報(2次元画像データ)の書き込みや、シャッタ部105へ供給する駆動電圧などの制御を行う。また、図示しないが、制御部122は、ガルバノミラー116,120の角度制御や、光情報記録媒体118の移動などの制御を行ってもよい。
たとえば、制御回路501は、記憶部123に記憶された波形パターンを読み出す。ここでは、V3=−V1、V4=−V2とし、駆動電圧波形411のパターンが電圧V1,V2の組み合わせとして記憶部123に記憶されているものとする。
制御回路501は、読み出した波形パターンの電圧V1を示すデジタルの制御信号D1と、読み出した波形パターンの電圧V2を示すデジタルの制御信号D2と、を波形生成回路502へ出力する。また、制御回路501は、たとえば期間401〜404の各長さを示すデジタルの制御信号D3を波形生成回路502へ出力する。制御信号D3は、たとえばあらかじめ設定された信号とすることができる。
波形生成回路502は、制御回路501から出力された制御信号D1〜D3に基づく電圧波形の波形信号を生成し、生成した波形信号を駆動回路503へ出力する。波形生成回路502の構成については後述する(たとえば図6参照)。駆動回路503は、波形生成回路502から出力された波形信号に基づく駆動電圧を偏光可変素子103へ供給する。
画像解析回路504は、駆動電圧の波形パターンを選択する処理において、撮像素子121から出力された電気信号が示す画像情報を解析する。たとえば、画像解析回路504は、撮像素子121から出力された電気信号に基づく、光情報記録媒体118に対する情報の記録精度(たとえばコントラスト)の評価値を算出する。
本実施の形態において、評価値は、記録精度(たとえばコントラスト)が高いほど高くなる値であるとする。ただし、評価値は、記録精度(たとえばコントラスト)が高いほど低くなる値であってもよい。画像解析回路504は、算出した評価値を制御回路501へ出力する。画像解析回路504による評価値の算出については後述する。
制御回路501、波形生成回路502、駆動回路503は、たとえば、1つまたは複数のマイクロコンピュータやカスタムIC(Integrated Circuit)などによって実現することができる。また、波形生成回路502には電源が含まれていてもよい。画像解析回路504は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路によって実現することができる。ただし、制御部122の各部のハードウェア構成はこれらに限らず、各種のハードウェア構成とすることができる。
(波形生成回路)
図6は、波形生成回路の一例を示す図である。図5に示した波形生成回路502は、たとえば、図6に示すように、基準電源610と、D/A回路621,622と、タイミング生成回路630と、反転回路641,642と、切替回路650と、を備える。基準電源610は、所定の基準電圧VRをD/A回路621,622へ出力する。
D/A回路621は、制御回路501から出力された制御信号D1を、基準電源610からの基準電圧VRに基づいてアナログ情報に変換するデジタルアナログ変換器である。D/A回路621は、デジタルアナログ変換により得られたアナログ情報の正の電圧V1を反転回路641および切替回路650へ出力する。この電圧V1は、たとえば図4Aに示した駆動電圧波形411の期間401における電圧V1となる。
D/A回路622は、制御回路501から出力された制御信号D2を、基準電源610からの基準電圧VRに基づいてアナログ情報に変換するデジタルアナログ変換器である。D/A回路622は、デジタルアナログ変換により得られたアナログ情報の正の電圧V2を反転回路642および切替回路650へ出力する。この電圧V2は、たとえば図4Aに示した駆動電圧波形411の期間402における電圧V2となる。
反転回路641は、D/A回路621から出力された電圧V1の電圧極性を反転した負の電圧V3を切替回路650へ出力する。この電圧V3は、たとえば図4Aに示した駆動電圧波形411の期間403における電圧V3となる。
反転回路642は、D/A回路622から出力された電圧V2の電圧極性を反転した負の電圧V4を切替回路650へ出力する。この電圧V4は、たとえば図4Aに示した駆動電圧波形411の期間404における電圧V4となる。
タイミング生成回路630は、制御回路501から出力された制御信号D3に基づくタイミング信号を切替回路650へ出力する。このタイミング信号は、たとえば図4Aに示した駆動電圧波形411の期間401〜404の各長さを決定する信号となる。
切替回路650には、D/A回路621,622から出力された電圧V1,V2と、反転回路641,642から出力された電圧V3,V4と、タイミング生成回路630から出力されたタイミング信号と、が入力される。切替回路650は、入力された電圧V1〜V4をタイミング信号に応じて切り替えて、波形信号として駆動回路503へ出力する。
(駆動電圧の波形パターンの候補)
図7は、駆動電圧の波形パターンの候補の一例を示す図である。制御部122は、偏光可変素子103へ供給する駆動電圧の波形パターンの候補として、たとえばテーブル700を記憶している。テーブル700は、波形パターンの候補P1,P2,…,Pnを含む。また、候補P1,P2,…,Pnのそれぞれは、電圧V1,V2の組み合わせと対応付けられている。なお、テーブル700は、記憶部123などの制御部122の外部のメモリに記憶されていてもよい。
(記録時の制御部による処理)
図8は、記録時の制御部による処理の一例を示すフローチャートである。制御部122は、光情報記録媒体118への情報の記録時に、たとえば図8に示す各ステップを行う。まず、制御部122は、記憶部123に記憶された波形パターン(V1,V2)を読み出す(ステップS801)。
つぎに、制御部122は、偏光可変素子103に駆動電圧として電圧V3,V4を順次供給することで、シャッタ部105を閉じる(ステップS802)。これにより、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光がオフになり、光情報記録媒体118への信号光の照射がなくなる。電圧V3,V4は、たとえばステップS801によって読み出した電圧V1,V2を正負反転した電圧である。
つぎに、制御部122は、空間光変調器110に対して記録対象の情報(変調情報)の書き込みを行う(ステップS803)。これにより、空間光変調器110における変調状態が切り替わる。このとき、ステップS802によってシャッタ部105が閉じているため、空間光変調器110における変調状態の切り替わりによって光情報記録媒体118へ記録される情報が乱れることを回避することができる。
つぎに、制御部122は、偏光可変素子103に対して駆動電圧として電圧V1,V2を順次供給することで、シャッタ部105を開く(ステップS804)。電圧V1,V2は、ステップS801によって読み出した電圧V1,V2である。これにより、シャッタ部105から空間光変調器110への信号光がオンになり、空間光変調器110からの信号光が光情報記録媒体118へ照射される。このため、ステップS803によって書き込んだ情報の光情報記録媒体118への記録が行われる。
つぎに、制御部122は、記録対象のすべての情報を記録したか否かを判断する(ステップS805)。すべての情報を記録していない場合(ステップS805:No)は、制御部122は、ステップS802へ戻る。すべての情報を記録した場合(ステップS805:Yes)は、制御部122は、一連の処理を終了する。
なお、ここでは図7に示したように波形パターンが電圧V1,V2の組み合わせとして記憶部123に記憶されている場合について説明した。これに対して、波形パターンが電圧V1〜V4の組み合わせとして記憶部123に記憶されている場合は、ステップS801において、制御部122は、波形パターンとして電圧V1〜V4を読み出す。
(制御部による波形パターンの選択処理)
図9は、制御部による波形パターンの選択処理の一例を示すフローチャートである。制御部122は、たとえば光記録装置100の非運用時に、たとえば図9に示す波形パターンの選択処理を行う。光記録装置100の非運用時とは、たとえば光記録装置100(自装置)に対する外部からの記録(書き込み)要求や再生(読み出し)要求がない状態であり、光記録装置100のアイドル時などである。
まず、制御部122は、波形パターンの候補のインデックスを示すkを初期化(k=1)する(ステップS901)。つぎに、制御部122は、偏光可変素子103へ供給する駆動電圧の波形パターンをPkに設定する(ステップS902)。Pkは、たとえば図7に示した波形パターンP1,P2,…,Pnのうちのk番目の波形パターンである。
つぎに、制御部122は、光情報記録媒体118への所定データの記録処理を行う(ステップS903)。ステップS903の記録処理には、たとえば図8に示したステップS802〜S805を用いることができる。ただし、ステップS802,S804で用いるV1〜V4は、ステップS902によって設定したPkに基づくV1〜V4とする。所定データは、たとえば既知のパターンデータである。
つぎに、制御部122は、ステップS903の記録処理によって光情報記録媒体118に記録した所定データの再生処理を行う(ステップS904)。つぎに、制御部122は、ステップS904により得られた撮像素子121からの電気信号に基づく、光情報記録媒体118に対する情報の記録精度の評価値を算出する(ステップS905)。
つぎに、制御部122は、kがnに達しているか否かを判断する(ステップS906)。nは、波形パターンの候補のインデックスの最大値である。kがnに達していない場合(ステップS906:No)は、制御部122は、kをインクリメント(k=k+1)し(ステップS907)、ステップS902へ戻る。
ステップS906において、kがnに達している場合(ステップS906:Yes)は、制御部122は、ステップS902によって設定した波形パターンの候補のうちの、ステップS905によって算出した評価値が最も高い波形パターンを選択する(ステップS908)。なお、記録精度が高いほど評価値が低くなる場合は、ステップS908において、制御部122は、評価値が最も低い波形パターンを選択する。つぎに、制御部122は、ステップS908によって選択した波形パターンを記憶部123に記憶させ(ステップS909)、一連の選択処理を終了する。
このように、制御部122は、シャッタ部105に供給する駆動電圧の波形パターンを切り替えながら監視した撮像素子121からの電気信号に基づいて波形パターンを選択し、選択した波形パターンを記憶部123に記憶させる。
たとえば、制御部122は、シャッタ部105に供給する駆動電圧の波形パターンを切り替えながら、光情報記録媒体118に所定データを記録する。そして、制御部122は、光情報記録媒体118に記録した所定データの再生光を撮像素子121によって変換した電気信号に基づく波形パターンごとの評価値に基づいて波形パターンを選択する。
(評価値の算出)
図9に示したステップS905において、制御部122は、たとえば、ステップS904の再生処理によって得られた電気信号の波形を取得する。なお、再生処理によって得られる電気信号は、たとえば時間的に連続した画像情報である。この場合に、制御部122は、たとえば画像全体の平均的な輝度の時間変化を示す波形を取得してもよいし、画像の一部の輝度の時間変化を示す波形を取得してもよい。
そして、制御部122は、取得した波形と、ステップS903によって記録した所定データに応じた理想的な波形(たとえば矩形波)と、を比較して両者が近いほど高い評価値を算出する。各波形の比較には、たとえばパターンマッチングなどの画像処理による比較を用いることができる。
または、制御部122は、ステップS904の再生処理によって得られた電気信号を復号したデータと、ステップS903によって記録した所定データと、を比較して両者が近いほど高い評価値を算出してもよい。ただし、制御部122による評価値の算出方法は、これらに限らず、各種の算出方法を用いることができる。
(実施の形態にかかる光記録装置の変形例)
図10は、実施の形態にかかる光記録装置の変形例を示す図である。図10において、図1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図10に示すように、光記録装置100は、図1に示した構成に加えて温度測定部1001を備えていてもよい。温度測定部1001にはたとえば半導体センサを用いることができる。
温度測定部1001は、シャッタ部105の温度を測定する。たとえば、温度測定部1001は、シャッタ部105における偏光可変素子103(液晶セル)の温度を直接的または間接的に測定可能な位置に設けられる。温度測定部1001は、測定した温度を制御部122へ通知する。なお、温度測定部1001から通知される温度は、たとえば摂氏温度目盛や華氏温度目盛によって表される数値に限らず、温度に応じて変化する信号であればよい。
制御部122は、光記録装置100の非運用時において、温度測定部1001から通知される温度の変動を検出した場合に上述した波形パターンを選択する処理(たとえば図9参照)を行ってもよい。これにより、温度の変動により、駆動電圧の波形パターンに対する偏光可変素子103(液晶セル)の応答速度やコントラストの特性が変化した場合に、適切な波形パターンを新たに選択することができる。
一方、制御部122は、光記録装置100の非運用時であっても、温度測定部1001から通知される温度の変動を検出しない場合には上述した波形パターンを選択する処理を行わない。これにより、駆動電圧の波形パターンに対する偏光可変素子103(液晶セル)の応答速度やコントラストの特性が変化しないにも関わらず波形パターンを新たに選択する処理を行うことを回避し、処理量や消費電力の低減を図ることができる。
温度の変動の検出は、一例としては、現在の温度と、上述した波形パターンを選択する処理(たとえば図9参照)によって波形パターンを最後に選択したときの温度と、の差を算出し、算出した差を閾値と比較することによって行うことができる。
さらに、制御部122は、波形パターンを選択する処理によって選択した波形パターンを、その時に温度測定部1001から通知された温度と対応付けて記憶部123に記憶させてもよい。そして、制御部122は、温度測定部1001から通知される温度の変動を検出した場合に、温度測定部1001から通知された温度に対応する波形パターンが記憶部123に記憶されている場合は、その波形パターンの駆動電圧を供給する。この場合に、制御部122は、波形パターンを新たに選択する処理を行わなくてもよい。これにより、処理量や消費電力の低減を図ることができる。
以上説明したように、光記録装置100によれば、撮像素子121によって得られた電気信号に基づく波形パターンの駆動電圧をシャッタ部105に供給することで、シャッタ部105の応答速度およびコントラストの向上を図ることができる。このため、記録性能の向上を図ることができる。
また、光情報記録媒体118に記録された情報の再生に用いられる撮像素子121を用いて駆動電圧の波形パターンの評価値を算出することができる。このため、たとえばシャッタ部105の特性をモニタするモニタ部などを別途設けなくても、駆動電圧の波形パターンを選択することができる。また、光情報記録媒体118からの情報の再生結果に基づく評価値を算出することができるため、実際の記録精度が高くなる波形パターンを選択することができる。
また、光記録装置100のアイドル時などの非運用時に波形パターンの選択動作を行うことで、光情報記録媒体118に記録された情報の再生に用いられる撮像素子121を用いても、光記録装置100の運用への影響を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかる光記録装置は、光情報記録媒体に情報を記録する光記録装置に有用であり、特に、光情報記録媒体に参照光と信号光とを照射してホログラムを形成することで情報信号を記録し、あるいは光情報記録媒体のホログラムに参照光を照射することで情報信号を再生するホログラム用ピックアップ装置に適している。
100 光記録装置
101 光源
102 コリメートレンズ
103 偏光可変素子
104,109 PBSプリズム
105 シャッタ部
106 ビームエキスパンダ
107 位相マスク
108,111 リレーレンズ
110 空間光変調器
112 空間フィルタ
113 対物レンズ
114,115 ミラー
116,120 ガルバノミラー
117 スキャナレンズ
118 光情報記録媒体
119 1/4波長板
121 撮像素子
122 制御部
123 記憶部
200 液晶セル
210 強誘電性液晶層
221,222 ガラス基板
230 共通電極
240 信号電極
250 シール材
261,262 配向膜
301,302 液晶分子状態
401〜404 期間
411 駆動電圧波形
421 透過率特性
501 制御回路
502 波形生成回路
503 駆動回路
504 画像解析回路
610 基準電源
621,622 D/A回路
630 タイミング生成回路
641,642 反転回路
650 切替回路
700 テーブル
1001 温度測定部

Claims (8)

  1. 空間光変調器により変調した信号光を光情報記録媒体に照射することで前記光情報記録媒体に情報を記録し、前記光情報記録媒体に参照光を照射することで得られる再生光を撮像素子によって電気信号に変換する光記録装置であって、
    供給される駆動電圧に応じて、前記空間光変調器から前記光情報記録媒体への信号光の照射を制御するシャッタ部と、
    前記シャッタ部に供給された前記駆動電圧の波形パターンと、前記撮像素子によって得られた前記電気信号と、に基づいて選択された前記波形パターンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部によって記憶された前記波形パターンの駆動電圧を前記シャッタ部に供給する制御部と、
    を備えることを特徴とする光記録装置。
  2. 前記制御部は、前記光情報記録媒体への前記情報の記録時に前記信号光を前記光情報記録媒体に照射させ、前記空間光変調器に対する前記情報の書き込み時に前記信号光を前記光情報記録媒体に照射させないように前記駆動電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の光記録装置。
  3. 前記制御部は、前記シャッタ部に供給する前記駆動電圧の波形パターンを切り替えながら監視した前記電気信号に基づいて選択した前記波形パターンを前記記憶部に記憶させる処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の光記録装置。
  4. 前記制御部は、前記情報の記録または再生の外部から自装置への要求がない場合に前記処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の光記録装置。
  5. 前記シャッタ部の温度を測定する測定部を備え、
    前記制御部は、前記測定部によって測定された温度の変動を検出した場合に前記処理を行う、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の光記録装置。
  6. 前記制御部は、
    前記処理において、前記測定部によって測定された温度と対応付けて前記選択した波形パターンを前記記憶部に記憶させ、
    前記変動を検出した場合に、前記測定部によって測定された温度に対応する前記波形パターンが前記記憶部に記憶されている場合は、前記処理を行わず、前記温度に対応する前記波形パターンの駆動電圧を前記シャッタ部に供給する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の光記録装置。
  7. 前記シャッタ部は、前記駆動電圧が供給される液晶セルを用いたシャッタ部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光記録装置。
  8. 前記液晶セルは、強誘電性液晶セルであることを特徴とする請求項7に記載の光記録装置。
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