JP6144506B2 - 容器体 - Google Patents

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Description

本発明は、ヨーグルト、プリン、バター、マーガリン等の食品や、ゼリー状の塗り薬等の医薬品、その他各種の対象物を収容するための収容凹部を有する容器体に関し、特に、収容凹部がある程度の広さと深さを有する容器体に関する。
ヨーグルト、プリン等の食品は、一般に、生産能力の大きな製造工場において、自動化された大規模な生産ラインにより、流れ作業で自動的に大量生産されている。一般に、対象物である食品を収容する収容凹部を有する容器体は、予め別個独立に構成された容器体製造設備において製造されている。その製造された大量の容器体が、生産ラインの最終工程に大量に配置され、その生産ラインの最終工程において、容器供給装置により生産ライン上に自動的に供給されている。そして、容器供給装置から自動的に供給された容器体の収容凹部に所望の対象物が自動的に充填され、その後、収容凹部の開口部を蓋体で閉じることにより、ヨーグルトやプリン等の製品が生産されている。
このような製品の製造に使用される容器供給装置への容器体の供給方法としては、一般に、多数の容器体を重ね合わせて一定の高さ(長さ)の容器体積層ブロックを形成し、その容器体積層ブロックを一単位として、一又は二以上の容器体積層ブロックを容器供給装置に供給している。また、容器供給装置に供給する前の段階においては、多数の容器体積層ブロックを段ボール箱に収容し、その段ボール箱を一単位として搬送して容器供給装置まで運搬等している。
これらの場合において、従来の容器体では、重ね合わされた容器体間の隙間が大きく、隣り合う容器体間の姿勢が変化し易いものであった。そのため、多数の容器体を略垂直に積み重ねることが困難であり、図11に示すように、容器体積層ブロック100が弓なりに反りかえる姿勢になることが多く、これが問題点となっていた。例えば、段ボール箱から容器体積層ブロック100を取り出して横に据え置く場合、或いは、容器供給装置に対して容器体積層ブロック100を横にして供給する場合には、容器体積層ブロック100を構成する容器体101が、容器体101,101間の隙間に起因して自重により積層方向の片側若しくは両側から逐次的に脱落してしまい、積層状態が崩れてしまうことが多かった。そのため、容器体積層ブロック100の搬送作業等が困難になり、また、容器供給装置に容器体積層ブロック100をスムースに供給することができないという問題点があった。
特許文献1及び特許文献2には、食品の包装容器として使用されている従来の容器体の例が記載されている。
特開2011−68397号 特開2003−200919号
特許文献1には、容器の厚さを薄くしても、消費者による取扱いが容易となる樹脂容器に関するものが記載されている。この樹脂容器は、食品を収容するための容器凹部を有する本体と、当該本体の開口を覆うように構成された蓋体とを有している。本体は、底部と、その底部の縁に沿って周状に延びる側壁部とを有し、これら底部と側壁部とによって容器凹部が形成されている。また、特許文献2には、容器に対するラベルの配置を的確にし、もってバリアー性を確実に得る容器及びその成形方法に関するものが記載されている。このインモールドラベル容器は、ラベルが少なくとも金属箔層又は熱可塑性樹脂層からなるバリアー層を有し、容器本体側に積層される層が容器本体と同質の材料又は容器本体と接着性を有する材料から構成されることを特徴としている。
しかしながら、特許文献1に記載された樹脂容器及び特許文献2に記載された容器本体のいずれにおいても、樹脂容器及び容器本体(以下「容器体」という。)がプラスチックを材料として射出成形により形成されていて、その生産性等の観点から、側壁部を傾斜させて収容凹部の開口側を底部よりも大とする構成となっていた。このような構成としたことにより、図11に示すように、多数の容器体101を容易に重ね合わせることができると共に、重ね合された容器体積層ブロック100の高さを全体として低く(短く)することができ、収納効率としては非常に良好なものであった。
ところが、この容器体積層ブロック100では、隣り合う容器体101,101の間で接触面が大きくなり、大きな摩擦抵抗が発生していた。そのため、生産ラインに容器体101を個別に供給するために容器体101を引き剥がすことに必要な力が大きくなり、各容器体101を容器体積層ブロック100から取り出すことが困難になるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、多数の容器体を略直線状に重ね合わせることができると共に、重ね合わせ時における容器体の挿入動作と、分離時における引抜動作を比較的小さな力で容易に行うことができる容器体を提供することを目的としている。
本発明の容器体は、底面となる平面部と、その平面部の縁に沿って無端状に連続すると共にその平面部との間で対象物を収容するための収容凹部を形成する側面部と、を備えている。側面部の外面の下部に、外側へ突出すると共に平面部の縁が伸びる方向へ延在された外面突起部を設け、側面部の内面の下部であって、同一の他の容器体を収容凹部内に挿入して他の容器体の外面突起部を乗り越えさせることによりその外面突起部と係合可能な内面突起部を設ける。さらに、挿入によって重ね合わされた2つの容器体の平面部間に所定の隙間を設定して位置決めする位置決め部を設けたことを特徴としている。
外面突起部及び内面突起部は、平面部の縁に沿って無端状に連続して形成された一つの連続突起部であってもよく、また、平面部の縁に沿って適当な長さに延在されて形成された二以上の部分突起部であってもよい。
外面突起部及び内面突起部の断面形状は、任意の曲率半径を有する半円形突起、円弧状突起又は三角形突起からなっている。
側面部は、収容凹部の開口側を平面部よりも大とするために外向きの傾斜面として角錐形状又は円錐形状に形成するとよく、また、収容凹部の開口側を平面部よりも大とするために外向きの傾斜面として角錐形状又は円錐形状とすると共に、その傾斜面の中途部に平面部の縁と平行に延在された段差を設けて傾斜角を2段階に設定するとよい。
側面部は、平面部の収容凹部と反対側に突出するスカート部を有し、そのスカート部の先端側に外面突起部を設けるとよい。
本発明によれば、簡単な構造でありながら、多数の容器体を重ね合わせて略直線状に重ね合わされる容器体積層ブロックを形成することができると共に、その重ね合わせ時における容器体の挿入動作と、容器体の分離時における引抜動作を比較的小さな力で容易に行うことができる容器体を提供することができる。
本発明の容器体の第1の実施例を斜め下方から見た斜視図である。 本発明の容器体の第1の実施例を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の容器体の第1の実施例の右半分を断面した半断面図である。 図3の要部を拡大して段部の状態を説明する説明図である。 本発明の第1の実施例に係る容器体の2個を重ね合わせた状態を説明する半断面図である。 本発明の容器体の第2の実施例を斜め下方から見た斜視図である。 本発明の容器体の第2の実施例を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の容器体の第2の実施例の右半分を断面した半断面図である。 本発明の第2の実施例に係る容器体の2個を重ね合わせた状態を説明する半断面図である。 本発明の実施例に係る容器体の多数を重ね合わせて形成した容器体積層ブロックの積層状態を説明する説明図である。 従来の容器体の多数を重ね合わせて形成した容器体積層ブロックの積層状態を説明する説明図である。
以下に、図1乃至図10を参照して、本発明の容器体の例を説明する。以下の実施例は、対象物が充填される収容凹部を有する容器本体に適用した例について説明する。しかしながら、本発明の容器体は、容器本体の開口部を開閉するために使用される蓋体として適用することもできる。
まず、容器体の第1の実施例について、図1乃至図5を参照して説明する。図1〜図5に示すように、本発明の第1の実施例に係る容器体1は、底面となる平面部2と、その平面部2の縁に沿って無端状に連続する側面部3と、を備えて構成されている。これら平面部2と側面部3とによって、ヨーグルトやプリン等の食品を収容するための収容凹部4が形成されている。
平面部2は、長方形の四隅を円弧状に形成した形態をなしている。この平面部2の縁に沿って側面部3が無端状に連続して一体に形成されている。図3等に示すように、平面部2の中央部には、その平面部2の剛性を高めて強度を増加させるために、上方に球殻状に若干膨出させた膨出部5が設けられている。平面部2の形状は、この実施例に限定されるものではなく、円形、楕円形、正方形、五角形、六角形、八角形、その他各種の形状を適用できるものである。
側面部3は、平面部2の一方の面である上面側に突出するボデー部3aと、平面部2の他方の面である下面側に突出するスカート部3bと、ボデー部3aのスカート部3bと反対側の縁に沿って無端状に連続するフランジ部3cとを有している。フランジ部3cは、収容凹部4と反対側であって、平面部2と平行する方向である外側へ展開するように形成されている。フランジ部3cの上面には、図示しないペーパー状の蓋体を貼り付けることができるようになっている。
この第1の実施例に係る容器体1は、材料にプラスチックを使用して射出成形により製造される。そのため、射出成型用金型との関係から、ボデー部3aにおいては開口側である上方が平面部2よりも広くなるように適当な傾斜角度を設定して形成されており、また、スカート部3bにおいては開口側である下方が広くなるように適当な傾斜角度を設定して形成されている。
図1〜図5に示すように、スカート部3bの外面の下部には、外側に突出する外面突起部6を設けている。この実施例に係る外面突起部6は、スカート部3bの表面から半円形に突出する凸部として、凸側円弧状に湾曲した四隅において周方向へ所定長さ延在するように形成されている。
容器体1の高さ方向における外面突起部6の位置(側面部3における外面突起部6の縦方向の中間部)は、容器体1の下端面(図4において載置面GRと接触する面)から高さ20mm以下にあることが好ましい。外面突起部6が下端面から高さ20mm以下にあれば、容器体1の美感を良好なものにすることができる。尚、外面突起部6は、側面部3において外面のどこにあってもよい。
スカート部3bの外面における外面突起部6の高さは、0.2mm〜2.0mmの範囲内にあることが好ましい。外面突起部6の高さを0.2mm以上に設定すると、内面突起部7との係合関係を確保することが可能となり、着脱操作を容易に行うことができると共に、その内面突起部7を外れ難いものにできるという利点がある。また、外面突起部6の高さを2.0mm以下に設定すると、2つの容器体1,1を重ね合わせるときに、その外面突起部6が内面突起部7を乗り越える動作が可能となり、スムースな係合動作を確保できると共に、確実に係合固定することができるという利点がある。
平面部2に平行な方向における、外面突起部6の長さは5mmから20mmの範囲内にあることが好ましい。外面突起部6の長さが5mm以上であると、ブロッキング力(複数の容器体1を積み重ねて上下方向に保持した場合における上下方向の保持力)の調整が容易であるという利点がある。また、外面突起部6の長さが20mm以下であると、容器体1の外観における外面突起部6の存在を目立たないものとして、外観上の美感を良好にできるという利点がある。
尚、外面突起部6の断面形状は、図4等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
外面突起部6の平面部2に平行な方向における数は、2つから4つの範囲内にあることが好ましい。その数が2つ以上であると、上記ブロッキング力を確保できるという利点がある。また、その数が4つ以下であると、容器体1の外観上の美感(見た目)を良くできるという利点がある。
尚、外面突起部6は周方向へ無端状に連続させて1個の環状凸部(連続突起部)として形成してもよい。
外面突起部6の容器体1の高さ方向における数は、2つ以上あってもよいが、1つあれば十分である。また、外面突起部6の断面形状は、図4等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
また、図2〜図5に示すように、ボデー部3aの内面の下部には、収容凹部4内に突出する内面突起部7を設けている。この実施例に係る内面突起部7は、ボデー部3aの表面から半円形に突出する凸部として、凹側円弧状に湾曲した四隅において周方向へ所定長さ延在するように形成されている。
ボデー部3aの内面からの内面突起部7の高さは、0.2mmから2.0mmの範囲内にあることが好ましい。内面突起部7の高さを0.2mm以上に設定すると、外面突起部6との係合関係を確保することが可能となり、着脱操作を容易に行うことができると共に、その外面突起部6を外れ難いものにできるという利点がある。また、内面突起部7の高さを2.0mm以下に設定すると、2つの容器体1,1を重ね合わせるときに、その内面突起部7が外面突起部6を乗り越える動作が可能であり、スムースな係合動作を確保できると共に、確実に係合固定できるという利点がある。
平面部2に平行な方向における内面突起部7の長さは、5mmから20mmの範囲内にあることが好ましい。内面突起部7の長さが5mm以上であると、ブロッキング力の調整が容易であるという利点がある。また、内面突起部7の長さが20mm以下であると、容器体1の外観における内面突起部7の存在を目立たないものとして、外観上の美感を向上できるという利点がある。
尚、内面突起部7の断面形状は、図4等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
内面突起部7の載置面GRに平行な方向における数は、重ね合される他の容器体1の同方向の外面突起部6の数に一致させる方がよい。
尚、内面突起部7は周方向へ無端状に連続させて1個の環状凸部(連続突起部)として形成してもよい。
また、内面突起部7の容器体1の高さ方向における数は、2つ以上あってもよいが、1つあれば十分である。また、内面突起部7の容器体1の高さ方向における位置は、収容凹部4の下部が好適であるが、重ね合される他の容器体1の外面突起部6の位置との関係で決定される。
1個の容器体1における外面突起部6と内面突起部7の高さ方向における位置関係は、次のように設定するとよい。この実施例では、スカート部3bは位置決め部として機能しており、一方の容器体1の収容凹部4内に他方の容器体1を挿入することにより重ね合された2つの容器体1,1の平面部2,2間に所定の隙間を設定できるように構成している。この挿入時において、図5に示すように、位置決め部をなすスカート部3bの下端が平面部2の上面に当接したとき、上方に位置する容器体1の外面突起部6が下方に位置する容器体1の内面突起部7を適度な余裕を持って乗り越える位置に設定する。これにより、2つの容器体1,1を収容凹部4の下部において確実に係合固定させて略垂直に重ね合わせるように積層することが可能となる。
更に、図4に示すように、容器体1の側面部3の下部、この実施例では平面部2の少し上に、その傾斜角度を変更させる変更点CAを設け、側面部3の傾斜角度を2段階に設定している。この変更点CAは周方向(平面部2と平行する方向)に連続されている。変更点CAの位置は、容器体1の下端面から高さ20mm以下にあることが好ましい。変更点CAの位置が下端面から高さ20mm以下にあると、外面突起部6と内面突起部7との係合状態を確保するために必要な外面突起部6及び内面突起部7の大きさを、側面部3の傾斜を1段階のみとした場合に比べて、外面突起部6及び内面突起部7のいずれか一方、又は、双方を可及的に小さくできるという利点がある。
変更点CAの位置は、射出成形時における製品の取出し時に製品である容器体1が微小に収縮するため、金型構造との関係で決定される。一般に、この種の製品の製造に使用される射出成形用金型は、射出成形機に固定される下型と、これの上方に対向設置される上型と、下型と上型の中間に設置される中型とからなり、これらによって製品に対応したキャビチィが構成されている(特許文献2の図1〜図3を参照)。溶融材料が供給される湯口は下型に形成されており、射出成形後の製品の取出し時には、まず、下型に対して上型と中型を一体的に上昇させ、製品を下型から剥離させる。次に、所定距離移動したところで中型の移動を停止し、製品を中型から剥離する。次いで、上型のみを更に移動させると共に、上型に設けた突出し棒をキャビティ内に突出させ、製品を上型から剥離する。これにより、本金型による製品(容器体1)の製造が完了する。
この金型の下型には、容器体1のスカート部3bの内側に入り込む凸部が設けられているが、その凸部には先細のテーパ部が設けられるため、下型から製品を剥離する動作は容易に行うことができる。一方、上型には、収容凹部4の内側に入り込む凸部が設けられ、その凸部には先細のテーパ部が設けられていて、その先端側には内面突起部7を形成するための突起用溝が形成される。また、中型には、側面部3の外周面を形成するテーパ状の穴が形成され、その穴の下型側には外面突起部6を形成するための突起用溝が形成される。そのため、中型に設けた突起用溝の存在により、製品が中型から剥離し難いようになっており、また、上型に設けた突起用溝により、製品が上型から剥離し難いようになっている。
しかしながら、プラスチックを原材料とする製品は、キャビティ内で凝固する際に、微小量縮まる性質を有する。この際、中型においては、製品が縮まる方向は中型の表面から離れる方向であるため、容器体1の外面突起部6は突起用溝から外れるように内側へ小さくなる。これに対し、上型においては、製品が縮まる方向は凸部を締め付ける方向であるため、凸部から離れ難くなる。その結果、中型の移動を停止した後、上型のみを移動した状態において、製品を上型に付着させた状態において中型から製品を剥離させることができる。
次に、上型から製品を剥離させる工程において、変更点CAを設けて側面部3を2段階に形成したことにより上述のように外面突起部6及び内面突起部7の一方又は両方の大きさを可及的に小さくできるという効果が発揮される。このように側面部3に下部傾斜角θ1と上部傾斜角θ2を設け、下部傾斜角θ1の部分に内面突起部7を設けることにより、側面部3の傾斜を1段階のみとした場合に比べて、内面突起部7の大きさを小さいものにすることができ、また、小さい内面突起部7であっても外面突起部6との十分な係合状態を確保できる。
上述した金型構造との関係から変更点CAの具体的な位置は、スカート部3bの下端面(載置面GRに接触する面)からの距離が高さ20mm以下の範囲内にあることが好ましい。さらに好ましい値は、15mmである。変更点CAのスカート部3bからの距離が15mmであれば、上述した効果を得ることができるという利点がある。
このような2段構成とするために、この実施例においては、変更点CAより下のスカート部3bに下部傾斜角θ1を設定し、変更点CAより上のボデー部3aに上部傾斜角θ2を設定している。ここで、下部傾斜角θ1及び上部傾斜角θ2は、載置面GRと直交(90°)する垂直線に対する角度を言うものとする。
下部傾斜角θ1の値としては、2°〜7°の範囲内にあることが好ましく、さらに好ましい値は3°〜4°である。下部傾斜角θ1の値が2°以上であれば、キャビティからの容器体1の離形性をよくすることができるという利点がある。下部傾斜角θ1の値が3°以上であると、この効果がより顕著になる。また、下部傾斜角θ1の値が7°以下であれば、容器体1の上部が下部に比べて必要以上に大きくなるのを抑え、載置面GRに載置する際の容器体1の安定性をよくすることができるという利点がある。下部傾斜角θ1の値が4°以下であると、この効果がより顕著になる。
また、上部傾斜角θ2の値としては、4°〜8°の範囲内にあることが好ましく、さらに好ましい値は6°〜7°である。上部傾斜角θ2の値が4°以上であれば、複数の容器体1を積み重ねた容器体積層ブロック10の高さを低く抑えることができるという利点がある。上部傾斜角θ2の値が6°以上であると、この効果がより顕著になる。上部傾斜角θ2の値が8°以下であれば、容器体1の上部が下部に比べて必要以上に大きくなるのを抑え、載置面GRに載置する際の容器体1の安定性をよくすることができるという利点がある。上部傾斜角θ2の値が7°以下であると、この効果がより顕著になる。
上部傾斜角θ2から下部傾斜角θ1を差し引いた値である変更角φの範囲は1°〜5°が好ましく、さらに好ましい値は3°〜4°である。変更角φが1°以上であると、外面突起部6及び内面突起部7の高さを共に低く設定することができるという利点がある。変更角φが3°以上であると、この効果がより顕著になる。変更角φが5°以下であると、容器体積層ブロック10のスタック時における容器体1のブロッキング(最下部に位置する容器体1が抜き取られるのを抑えること)を防止し、小さな力で最下部に位置する容器体1の抜き取りを可能とすることができるという利点がある。変更角φが4°以下であると、この効果がより顕著になる。
このような構成を有する容器体1の材質としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)その他食品の容器として使用可能な各種のプラスチックを適用することができる。上記構成を有するキャビティを設けた金型を使用して射出成形することによって容器体1を形成することができる。
容器体1の高さは30mm〜150mmの範囲内にあることが好ましい。容器体1の高さが30mm以上であると、ヨーグルト等の対象物を収容するための容器としての態をなすことができるという利点がある。容器体1の高さが150mm以下であると、容器体1の生産性をよくすることができるという利点がある。
容器体1の横方向の最大寸法は40mm〜200mmの範囲内にあることが好ましい。最大寸法が40mm以上であると、ヨーグルト等の対象物を収容するための容器としての態をなすことができるという利点がある。最大寸法が200mm以下であると、容器体1の生産性をよくすることができるという利点がある。
本願発明に係る容器体1及び後述する容器体11の高さと横方向の最大寸法は、これらの範囲内が好ましいが、これらの範囲内のものに限定されるものでないことは勿論である。
この容器体1によれば、容器体1に外面突起部6と内面突起部7とを設け、重ね合される2つの容器体1,1間において互いに係合させる構成とした。そのため、同一の容器体1を多数個積み重ねた場合において、図11に示したような従来の容器体101における、積層した後の容器体積層ブロック100の姿勢が傾いたり、水平状態にして横並びとした場合において先端若しくは両端から容器体1が分離して離脱するおそれをなくすることができ、図10に示すように容器体積層ブロック10を、当初の略真っ直ぐに連結された真直状態を保持することが可能となる。
次に、容器体の第2の実施例について、図6乃至図9を参照して説明する。図6〜図9に示すように、本発明の第2の実施例に係る容器体11は、底面となる平面部12と、その平面部12の縁に沿って無端状に連続する側面部13と、を備えて構成されている。これら平面部12と側面部13とによって、ヨーグルトやプリン等の食品を収容するための収容凹部14が形成されている。
平面部12は、長方形の四隅を円弧状に形成した形態をなしている。この平面部12の縁に沿って側面部13が無端状に連続して一体に形成されている。図8等に示すように、平面部12の中央部には、その平面部12の剛性を高めて強度を増加させるために、上方に球殻状に若干膨出させた膨出部15が設けられている。平面部12の形状は、この実施例に限定されるものではなく、円形、楕円形、正方形、五角形、六角形、八角形、その他各種の形状を適用できるものである。
側面部13は、平面部12の一方の面である上面側に突出するボデー部13aと、このボデー部13aの平面部12と反対側の縁に沿って無端状に連続するフランジ部13cとを有している。フランジ部13cは、収容凹部14と反対側であって、平面部12と平行する方向である外側へ展開するように形成されている。フランジ部13cの上面は、図示しないペーパー状の蓋体を貼り付けることができるようになっている。
この第2の実施例に係る容器体11は、材料にプラスチックを使用して射出成形により製造される。そのため、射出成型用金型との関係から、ボデー部13aにおいては開口側である上方が平面部12よりも広くなるように適当な傾斜角度を設定して形成されている。
更に、図8に示すように、容器体11の側面部13の下部、この実施例では平面部12の少し上に、その傾斜角度を変更させる変更点CAを設け、側面部13の傾斜角度を2段階に設定している。変更点CAは周方向に連続されている。変更点CAの位置は、容器体11の下端面から高さ20mm以下にあることが好ましい。変更点CAの位置が下端面から高さ20mm以下にあると、外面突起部16と内面突起部17との係合状態を確保するために必要な外面突起部16及び内面突起部17の大きさを、側面部13の傾斜を1段階のみとした場合に比べて、外面突起部16及び内面突起部17のいずれか一方、又は、双方を可及的に小さくできるという利点がある。
この実施例においては、変更点CAより下のボデー下部に下部傾斜角θ1を設定し、変更点CAより上のボデー上部に上部傾斜角θ2を設定している。下部傾斜角θ1及び上部傾斜角θ2は、前述した第1の実施例における下部傾斜角θ1及び上部傾斜角θ2と同じく、容器体11の載置面と直交(90°)する垂直線に対する角度を言うものとする。
下部傾斜角θ1の値としては、2°〜7°の範囲内にあることが好ましく、さらに好ましい値は3°〜4°である。下部傾斜角θ1の値が2°以上であれば、キャビティからの容器体11の離形性をよくすることができるという利点がある。下部傾斜角θ1の値が3°以上であると、この効果がより顕著になる。また、下部傾斜角θ1の値が7°以下であれば、容器体11の上部が下部に比べて必要以上に大きくなるのを抑え、載置面GRに載置する際の容器体11の安定性をよくすることができるという利点がある。下部傾斜角θ1の値が4°以下であると、この効果がより顕著になる。
また、上部傾斜角θ2の値としては、4°〜8°の範囲内にあることが好ましく、さらに好ましい値は6°〜7°である。上部傾斜角θ2の値が4°以上であれば、複数の容器体11を積み重ねた容器体積層ブロックの高さを低く抑えることができるという利点がある。上部傾斜角θ2の値が6°以上であると、この効果がより顕著になる。上部傾斜角θ2の値が8°以下であれば、容器体11の上部が下部に比べて必要以上に大きくなるのを抑え、載置面GRに載置する際の容器体11の安定性をよくすることができるという利点がある。上部傾斜角θ2の値が7°以下であると、この効果がより顕著になる。
上部傾斜角θ2から下部傾斜角θ1を差し引いた値である変更角φの範囲は1°〜5°が好ましく、さらに好ましい値は3°〜4°である。 変更角φが1°以上であると、外面突起部16及び内面突起部17の高さを共に低く設定することができるという利点がある。変更角φが3°以上であると、この効果がより顕著になる。また、変更角φが5°以下であると、容器体積層ブロックのスタック時における容器体11のブロッキングを防止し、小さな力で最下部に位置する容器体11の抜き取りを可能とすることができるという利点がある。変更角φが4°以下であると、この効果がより顕著になる。
また、図6〜図9に示すように、ボデー部13aの下部には、外側に突出する外面突起部16を設けている。この実施例に係る外面突起部16は、ボデー部13aの表面から半円形に突出する凸部として、凸側円弧状に湾曲した四隅において周方向へ所定長さ延在するように形成されている。
容器体11の高さ方向における外面突起部16の位置(側面部13における外面突起部16の縦方向の中間部)は、容器体11の下端面(図8において載置面GRと接触する面)から高さ20mm以下にあることが好ましい。外面突起部16が下端面から高さ20mm以下にあれば、容器体11の美感を良好なものとすることができる。尚、外面突起部16は、側面部13において外面のどこにあってもよい。
ボデー部13aの外面からの外面突起部16の高さは、0.2mmから2.0mmの範囲内にあることが好ましい。外面突起部16の高さを0.2mm以上に設定すると、内面突起部17との係合関係を確保することが可能となり、着脱操作を容易に行うことができると共に、その内面突起部17を外れ難いものにできるという利点がある。また、外面突起部16の高さを2.0mm以下に設定すると、2つの容器体11,11を重ね合わせるときに、その外面突起部16が内面突起部17を乗り越える動作が可能となり、スムースな係合動作を確保できると共に、確実に係合固定できるという利点がある。
平面部12に平行な方向における、外面突起部16の長さは、5mmから20mmの範囲内にあることが好ましい。外面突起部16の長さが5mm以上であると、ブロッキング力の調整が容易であるという利点がある。また、外面突起部16の長さが20mm以下であると、容器体11の外観における外面突起部16の存在を目立たないものとして、外観上の美感を良好にできるという利点がある。
尚、外面突起部16の断面形状は、図8等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
外面突起部16の平面部12に平行な方向における数は、2つから4つの範囲内にあることが好ましい。その数が2つ以上であると、ブロッキング力を確保できるという利点がある。また、その数が4つ以下であると、容器体11の外観上の美感(見た目)をよくできるという利点がある。
尚、外面突起部16は周方向へ無端状に連続させて1個の環状凸部(連続突起部)として形成してもよい。
外面突起部16の容器体11の高さ方向における数は、2つ以上あってもよいが、1つあれば十分である。また、外面突起部16の断面形状は、図8等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
更に、図6〜図9に示すように、ボデー部13aの内面の下部には、収容凹部14内に突出する内面突起部17を設けている。この実施例に係る内面突起部17は、ボデー部13aの表面から半円形に突出する凸部として、凹側円弧状に湾曲した四隅において周方向へ所定長さ延在するように形成されている。
ボデー部13aの内面からの内面突起部17の高さは、0.2mmから2.0mmの範囲内にあることが好ましい。内面突起部17の高さを0.2mm以上に設定すると、外面突起部16との係合関係を確保することが可能となり、着脱操作を容易に行うことができると共に、その外面突起部16を外れ難いものにできるという利点がある。また、内面突起部17の高さを2.0mm以下に設定すると、2つの容器体11,11を重ね合わせるときに、その内面突起部17が外面突起部16を乗り越える動作が可能であり、スムースな係合動作を確保できると共に、確実に係合固定できるという利点がある。
尚、内面突起部17の断面形状は、図8等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
平面部12に平行な方向における、内面突起部17の長さは、5mmから20mmの範囲内にあることが好ましい。内面突起部17の長さが5mm以上であると、ブロッキング力の調整が容易であるという利点がある。また、内面突起部17の長さが20mm以下であると、容器体11の外観における内面突起部17の存在を目立たないものとして、外観上の美感を向上できるという利点がある。
尚、内面突起部17の断面形状は、図4等に示した半円形に限定されるものではなく、球殻状の円弧形としてもよく、また、三角形としてもよい。
内面突起部17の平面部12に平行な方向における数は、重ね合される他の容器体11の同方向の外面突起部16の数に一致させる方がよい。
尚、内面突起部17は周方向へ無端状に連続させて1個の環状凸部(連続突起部)として形成してもよい。
また、内面突起部17の容器体11の高さ方向における数は、2つ以上あってもよいが、1つあれば十分である。また、内面突起部17の容器体11の高さ方向における位置は、収容凹部14の下部が好適であるが、重ね合される他の容器体11の外面突起部16の位置との関係で決定される。この内面突起部17と外面突起部16との位置関係を決定するために、位置決め部としての位置決め片18が設けられている。
図6、図8及び図9に示すように、位置決め片18は、ボデー部13aの外面の上部からフランジ部13cの下面に連続する部分であって、円弧状凸部となっている四隅に設けられている。この位置決め片18は、重なり合う2つの容器体11,11間における積層方向の位置を規制する役割を果たしている。位置決め片18は、側面部13の外面の上部において1箇所以上にあればよく、バランスを考慮すると、2箇所或いは4箇所に設けると見栄えがよい。しかしながら、位置決め片18の数は、これらの値に限定されるものではなく、周方向に連続させて一体の凸部或いは段部として構成することができることは勿論である。この位置決め片18の高さは、重ね合される一方の容器体11の外面突起部16と他方の容器体11の内面突起部17とが丁度係合される位置と対応する長さとなる。
この実施例では、位置決め片18が、一方の容器体11の収容凹部14内に他方の容器体11を挿入することによって重ね合された2つの容器体11,11の平面部12,12間に所定の隙間を設定し、これを所定位置として重ね合された2つの容器体11,11が、所定の隙間を保持して位置決めされる。即ち、図9に示すように、位置決め片18の下端が、他の容器体11のフランジ部13cの上面に当接したときに、上方に位置する容器体11の外面突起部16が下方に位置する容器体11の内面突起部17を適度な余裕を持って乗り越える位置となる。これにより、2つの容器体11,11を収容凹部14の下部において確実に係合固定させて略垂直に重ね合わせるように積層することが可能となる。
このような構成を有する容器体11の材質としては、例えば、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン(PE)その他食品の容器として使用可能な各種のプラスチックを適用することができる。上記構成を有するキャビティを設けた金型を使用して射出成形することによって容器体11を形成することができる。
この容器体11によれば、容器体11に外面突起部16と内面突起部17と位置決め片18とを設け、重ね合される2つの容器体11,11間において互いに係合させる構成とした。そのため、同一の容器体11を多数個積み重ねた場合において、図11に示したような従来の容器体101における、積層した後の容器体積層ブロック100の姿勢が傾いたり、水平状態にして横並びとした場合において先端若しくは両端から容器体11が分離して離脱するおそれをなくすることができ、容器体積層ブロック10を、当初の略真っ直ぐに連結された状態を保持することができる。
以上説明したが、本発明は上記2つの実施例に限定されるものではなく、均等の範囲内で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された発明の範囲において様々な変更が可能であることは、当業者によって容易に理解されよう。
1,11…容器体、 2,12…平面部(底面)、 3,13…側面部、 3a,13a…ボデー部、 3b…スカート部、 3c,13c…フランジ部、 4,14…収容凹部、 5,15…膨出部、 6,16…外面突起部、 7,17…内面突起部、 10…容器体積層ブロック、 18…位置決め片(位置決め部)

Claims (6)

  1. 底面となる平面部と、
    前記平面部の縁に沿って無端状に連続すると共に当該平面部との間で対象物を収容するための収容凹部を形成する側面部と、を備え、
    前記側面部の外面の下部に、外側へ突出すると共に前記平面部の縁が伸びる方向へ延在された外面突起部を設け、
    前記側面部の内面の下部であって、同一の他の容器体を前記収容凹部内に挿入して当該他の容器体の外面突起部を乗り越えさせることにより当該外面突起部と係合可能な内面突起部を設け、
    さらに、前記挿入によって重ね合わされた2つの容器体の平面部間に所定の隙間を設定して位置決めする位置決め部を設け、
    前記側面部に、前記側面部の傾斜角を変更させる傾斜角変更部を設け、
    前記傾斜角変更部より下に下部傾斜角を設定し、
    前記傾斜角変更部より上に上部傾斜角を設定し、
    前記内面突起部を、前記下部傾斜角を設定した部分に設け
    前記傾斜角変更部の位置は、前記容器体の下端から高さ20mm以下の範囲内にある
    ことを特徴とする容器体。
  2. 底面となる平面部と、
    前記平面部の縁に沿って無端状に連続すると共に当該平面部との間で対象物を収容するための収容凹部を形成する側面部と、を備え、
    前記側面部の外面の下部に、外側へ突出すると共に前記平面部の縁が伸びる方向へ延在された外面突起部を設け、
    前記側面部の内面の下部であって、同一の他の容器体を前記収容凹部内に挿入して当該他の容器体の外面突起部を乗り越えさせることにより当該外面突起部と係合可能な内面突起部を設け、
    さらに、前記挿入によって重ね合わされた2つの容器体の平面部間に所定の隙間を設定して位置決めする位置決め部を設け、
    前記側面部に、前記側面部の傾斜角を変更させる傾斜角変更部を設け、
    前記傾斜角変更部より下に下部傾斜角を設定し、
    前記傾斜角変更部より上に上部傾斜角を設定し、
    前記内面突起部を、前記下部傾斜角を設定した部分に設け
    前記上部傾斜角から前記下部傾斜角を差し引いた値は、1°〜5°の範囲内にある
    ことを特徴とする容器体。
  3. 前記外面突起部及び前記内面突起部は、前記平面部の縁に沿って無端状に連続して形成された一つの連続突起部である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の容器体。
  4. 前記外面突起部及び前記内面突起部は、前記平面部の縁に沿って適当な長さに延在されて形成された二以上の部分突起部である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の容器体。
  5. 前記外面突起部及び前記内面突起部の断面形状は、任意の曲率半径を有する半円形突起、円弧状突起又は三角形突起からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1記載の容器体。
  6. 前記側面部は、前記平面部の前記収容凹部と反対側に突出するスカート部を有し、
    前記スカート部の先端側に前記外面突起部を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1記載の容器体。

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