JP6143644B2 - 展開構造物およびこれを備える宇宙機 - Google Patents
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Description
図1(a)から図1(c)は本発明の第一実施形態の宇宙機100の展開シーケンスの原理を説明する模式図である。具体的には、図1(a)は本実施形態の宇宙機100の折畳状態の説明図である。図1(b)は展開動作中の宇宙機100の説明図である。図1(c)は宇宙機100の展開状態の説明図である。図1(d)は、図1(a)における第一ヒンジ32の近傍を示す拡大図である。
本実施形態の宇宙機100は、構体110と、この構体110に対して回動可能に連結されて折畳状態から展開状態に遷移可能に構成された展開構造物10と、を備えている。
展開構造物10は、近位側パネル(第一パネル22)、遠位側パネル(第二パネル24)、パネル係止構造40および付勢手段を含む。第一パネル22と第二パネル24とは、ヒンジ構造30(第二ヒンジ34)により互いに折り畳み可能に連結されている。第一パネル22は展開状態で構体110に対して近位側に位置し、第二パネル24は展開状態で構体110に対して第一パネル22よりも遠位側に位置する。パネル係止構造40は、第二パネル24に解除可能に係止して、第一パネル22に対する第二パネル24の回動を規制する。付勢手段(展開バネ54)は、第二パネル24を第一パネル22に対して展開する方向に付勢する。
展開構造物10の折畳状態において、構体110、第一パネル22および第二パネル24は順に渦巻状に配置されているとともに、第二パネル24を第一パネル22よりも渦の中心側に巻き込むように折り畳まれている。展開構造物10は、この折畳状態から、付勢手段(展開バネ52)の付勢力により第一パネル22が所定の角度以上に展開することで、パネル係止構造40は第二パネル24の係止を解除する。これにより、第二パネル24が第一パネル22に対して展開して、展開構造物10は展開状態に遷移する。
宇宙機100は、地球観測衛星や通信衛星等の人工衛星のほか、惑星探査機など、種々の目的で宇宙空間を航行する宇宙飛翔体である。宇宙機100はロケットなどの輸送機により宇宙空間まで打ち上げられる。宇宙機100のサイズは特に限定されないが、50kg級から300kg級などの比較的小型のものが好適である。
隣接するパネル20は、互いに近接する辺(以下、「近接辺」という場合がある)同士が平行に配置された状態でヒンジ構造30により連結されている。ヒンジ構造30は、パネル20の近接辺の中央の1箇所に設けられてもよく、または近接辺の両端にそれぞれ設けられてもよい。
本実施形態では、図1(a)に示す折畳状態において構体取付部90がパネル20と構体110との間ではなくパネル20の側方にオフセットした位置に取り付けられている状態を例示するが、本発明はこれに限られない。たとえば構体取付部90がブームやヨークの場合、折畳状態において構体取付部90はパネル20と構体110との間に挟持されてもよい。
第一パネル22(近位側パネル)が展開することにより、パネル係止構造40と第二パネル24(遠位側パネル)との相対角度が変化する。そして、第一パネル22が所定の角度以上(本実施形態では、略90度)に展開することでパネル係止構造40による遠位端25の係止が解除される。
これに対し、本実施形態の展開構造物10によれば、複数枚のパネル20のうち近位側のパネルから順に展開していくため、あるパネル20を展開するときに、それよりも遠位側のパネルは折り畳まれた状態にある。このため、パネル20を展開する際の慣性モーメントが小さく、各パネル20の展開が完了した瞬間のラッチ衝撃が小さい。
これにより、本実施形態の展開構造物10は、展開完了時の衝撃を吸収するためのダンパー構造を不要とすることもできる。
これに対し、本実施形態の展開構造物10は、あるパネル20が展開する時点で、それよりも近位側の他のパネルの展開は実質的に完了しており、かつ当該パネル20よりも遠位側の他のパネルは折り畳まれた状態でパネル係止構造40に規制されて非可動である。したがって、本実施形態の展開構造物10の展開時の自由度は、展開中のいずれか1枚のパネル20の近位側のヒンジ構造30の展開角度のみ(1自由度)である。このため、各パネルが展開するタイミングを所望に制御するための同期機構を不要とすることができ、また本実施形態の展開構造物10はかかる同期機構を備えていない。
図2(a)は第二実施形態の宇宙機100の折畳状態を示す斜視図であり、図2(b)は第二実施形態の宇宙機100の展開状態を示す斜視図である。
図3(a)から図3(f)は、本実施形態の宇宙機100の展開シーケンスを示す側面図である。
図3(a)の折畳状態においては、第三パネル26を中心として、三枚以上のパネル20(第一パネル22から第三パネル26)の総てが渦巻状に配置されている。第三パネル26は、図3(f)に示す展開状態で構体取付部90に対して最も遠位側に位置するパネルである。展開構造物10は、折畳状態から、この渦巻の外周側に配置されたパネルである第三パネル26より順次展開して展開状態に遷移する。
図4は、図3(a)に対応する展開構造物10の斜視図である。図4(b)は図4(a)における領域Xの拡大図であり、第一ヒンジ32の近傍の拡大図である。図5(a)は、図3(b)に対応する展開構造物10の斜視図である。図5(b)は図5(a)における領域Yの拡大図であり、第一ヒンジ32の近傍の拡大図である。図6は、図3(d)に対応する展開構造物10の斜視図である。図7は、図6における領域VIIの拡大図であり、第二ヒンジ34の近傍の拡大図である。
これにより、第二パネル24が第二ヒンジ34まわりに回動すると、第一パネル22に固定されたパネル保持部44bに対して保持軸42bは軸回転する。
これに対し本実施形態の展開構造物10では、第三ヒンジ36の展開バネ56の付勢力が第二係止部40bで相殺され、かつ第二ヒンジ34の展開バネ54の付勢力が第一係止部40aで相殺されるため、保持解放部60には実質的に第一ヒンジ32の展開バネ52の付勢力のみが負荷される。このため、本実施形態では第一パネル22のうち第一ヒンジ32と長手方向の反対側(遠位側)に、少ない数の保持解放部60を設ければ足りる。よって、保持解放部60の減数によるコストダウンと展開動作の信頼性向上が図られる。
たとえば、上記第一または第二実施形態においては展開バネ52、54、56がヒンジ構造30(第一ヒンジ32、第二ヒンジ34、第三ヒンジ36)にそれぞれ設けられている態様を例示したが、本発明はこれに限られない。ヒンジ構造30を回動させる付勢力を与える展開バネなどの付勢手段をヒンジ構造30と離間して設けてもよい。
また、第一実施形態では2枚、第二実施形態では3枚のパネル20が近位側から遠位側まで直線的に連結されている態様を例示したが、本発明はこれに限られない。4枚以上のパネル20を連結してもよく、また直線的ではなくL字型に屈曲させたり、またはT字型に分岐させたりしてもよい。
(1)宇宙機の構体に取り付けられる構体取付部と、ヒンジ構造により互いに折り畳み可能かつ前記構体取付部に対して回動可能に連結されて折畳状態から展開状態に遷移可能に構成された複数枚のパネルと、を備える宇宙機用の展開構造物であって、前記複数枚のパネルは、前記展開状態で前記構体取付部に対して近位側に位置する近位側パネルと、前記近位側パネルよりも遠位側に位置する遠位側パネルと、を少なくとも含み、前記遠位側パネルは付勢手段により前記近位側パネルに対して展開する方向に付勢されており、前記展開構造物は、前記遠位側パネルに解除可能に係止して前記近位側パネルに対する前記遠位側パネルの回動を規制するパネル係止構造を備え、前記折畳状態において、前記構体取付部、前記近位側パネルおよび前記遠位側パネルが順に渦巻状に配置されているとともに前記遠位側パネルが前記近位側パネルよりも渦の中心側に巻き込まれるように折り畳まれており、かつ、前記折畳状態から、前記付勢手段の付勢力により前記近位側パネルが所定の角度以上に展開することで、前記パネル係止構造が前記遠位側パネルの係止を解除し、前記遠位側パネルが前記近位側パネルに対して展開して前記展開状態に遷移することを特徴とする展開構造物。
(2)三枚以上の前記パネルが直列的に連結されており、前記折畳状態において、前記展開状態で前記構体取付部に対して最も遠位側に位置する前記パネルを中心として三枚以上の前記パネルの総てが渦巻状に配置されており、前記折畳状態から、渦巻の外周側に配置された前記パネルより順次展開して前記展開状態に遷移する上記(1)に記載の展開構造物。
(3)前記パネル係止構造は、前記折畳状態において前記ヒンジ構造が前記遠位側パネルを回動方向に付勢するときの前記遠位側パネルの遠位端の変位方向の前方に位置して前記遠位端を係止し、かつ、前記近位側パネルが展開することにより前記パネル係止構造と前記遠位側パネルとの相対角度が変化し、前記近位側パネルが前記所定の角度以上に展開することで前記パネル係止構造による前記遠位端の係止が解除されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の展開構造物。
(4)前記パネル係止構造が、前記遠位側パネルの前記遠位端に前記近位側パネルの回動軸と平行に設けられた保持軸と、一方向に開口した開口部を有し前記保持軸を回動可能に保持するパネル保持部と、を含み、前記折畳状態で前記開口部は前記保持軸に対して前記遠位端の前記変位方向の前方とは異なる位置にあり、前記近位側パネルが前記所定の角度以上に展開すると、前記開口部が前記保持軸に対して前記遠位端の前記変位方向の前方に移動して前記保持軸が前記開口部を通じて前記パネル保持部から離脱可能になることを特徴とする上記(3)に記載の展開構造物。
(5)前記パネル保持部が、前記近位側パネルの近位側に設けられた前記ヒンジ構造における前記構体取付部の側に設けられている上記(4)に記載の展開構造物。
(6)前記複数枚のパネルは、前記展開状態で前記遠位側パネルよりも遠位側に位置する第三のパネルを含み、前記パネル係止構造が、互いに折り畳まれた前記遠位側パネルおよび前記第三のパネルが前記近位側パネルに対して回動することを解除可能に規制する第一係止部と、前記第三のパネルが前記遠位側パネルに対して回動することを解除可能に規制する第二係止部と、を含み、前記第一係止部と前記第二係止部とが、前記パネルの幅方向の異なる位置に設けられている上記(2)に記載の展開構造物。
(7)折畳状態で互いに折り畳まれて積層された前記複数枚のパネルを面直方向に互いに拘束し、解除操作により前記パネルの拘束を解除する保持解放部を備え、前記保持解放部が、積層された前記パネルの面央よりも前記構体取付部から遠い側のみに設けられている上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の展開構造物。
(8)折畳状態の前記パネルの面央よりも前記構体取付部に近い側に、積層された複数枚の前記パネルを面直方向に互いに非拘束に連接させる連接部が設けられている上記(7)に記載の展開構造物。
(9)前記保持解放部および前記連接部が、前記パネルの幅方向の外側に張り出して設けられている上記(8)に記載の展開構造物。
(10)構体と、前記構体に対して回動可能に連結されて折畳状態から展開状態に遷移可能に構成された展開構造物と、を備える宇宙機であって、前記展開構造物が、ヒンジ構造により互いに折り畳み可能に連結され前記展開状態で前記構体に対して近位側に位置する近位側パネルと、前記近位側パネルよりも遠位側に位置する遠位側パネルと、前記遠位側パネルに解除可能に係止して前記近位側パネルに対する前記遠位側パネルの回動を規制するパネル係止構造と、前記遠位側パネルを前記近位側パネルに対して展開する方向に付勢する付勢手段と、を含み、前記折畳状態において、前記構体、前記近位側パネルおよび前記遠位側パネルが順に渦巻状に配置されているとともに前記遠位側パネルを前記近位側パネルよりも渦の中心側に巻き込むように折り畳まれており、前記折畳状態から、前記付勢手段の付勢力により前記近位側パネルが所定の角度以上に展開することで、前記パネル係止構造が前記遠位側パネルの係止を解除し、前記遠位側パネルが前記近位側パネルに対して展開して前記展開状態に遷移することを特徴とする宇宙機。
Claims (10)
- 宇宙機の構体に取り付けられる構体取付部と、ヒンジ構造により互いに折り畳み可能かつ前記構体取付部に対して回動可能に連結されて折畳状態から展開状態に遷移可能に構成された複数枚のパネルと、を備える宇宙機用の展開構造物であって、
前記複数枚のパネルは、前記展開状態で前記構体取付部に対して近位側に位置する近位側パネルと、前記近位側パネルよりも遠位側に位置する遠位側パネルと、を少なくとも含み、前記遠位側パネルは付勢手段により前記近位側パネルに対して展開する方向に付勢されており、
前記展開構造物は、
前記遠位側パネルに解除可能に係止して前記近位側パネルに対する前記遠位側パネルの回動を規制するパネル係止構造を備え、
前記折畳状態において、前記構体取付部、前記近位側パネルおよび前記遠位側パネルが順に渦巻状に配置されているとともに前記遠位側パネルが前記近位側パネルよりも渦の中心側に巻き込まれるように折り畳まれており、かつ、
前記折畳状態から、前記付勢手段の付勢力により前記近位側パネルが所定の角度以上に展開することで、前記パネル係止構造が前記遠位側パネルの係止を解除し、前記遠位側パネルが前記近位側パネルに対して展開して前記展開状態に遷移することを特徴とする展開構造物。 - 三枚以上の前記パネルが直列的に連結されており、
前記折畳状態において、前記展開状態で前記構体取付部に対して最も遠位側に位置する前記パネルを中心として三枚以上の前記パネルの総てが渦巻状に配置されており、
前記折畳状態から、渦巻の外周側に配置された前記パネルより順次展開して前記展開状態に遷移する請求項1に記載の展開構造物。 - 前記パネル係止構造は、前記折畳状態において前記ヒンジ構造が前記遠位側パネルを回動方向に付勢するときの前記遠位側パネルの遠位端の変位方向の前方に位置して前記遠位端を係止し、かつ、
前記近位側パネルが展開することにより前記パネル係止構造と前記遠位側パネルとの相対角度が変化し、前記近位側パネルが前記所定の角度以上に展開することで前記パネル係止構造による前記遠位端の係止が解除されることを特徴とする請求項1または2に記載の展開構造物。 - 前記パネル係止構造が、前記遠位側パネルの前記遠位端に前記近位側パネルの回動軸と平行に設けられた保持軸と、一方向に開口した開口部を有し前記保持軸を回動可能に保持するパネル保持部と、を含み、
前記折畳状態で前記開口部は前記保持軸に対して前記遠位端の前記変位方向の前方とは異なる位置にあり、
前記近位側パネルが前記所定の角度以上に展開すると、前記開口部が前記保持軸に対して前記遠位端の前記変位方向の前方に移動して前記保持軸が前記開口部を通じて前記パネル保持部から離脱可能になることを特徴とする請求項3に記載の展開構造物。 - 前記パネル保持部が、前記近位側パネルの近位側に設けられた前記ヒンジ構造における前記構体取付部の側に設けられている請求項4に記載の展開構造物。
- 前記複数枚のパネルは、前記展開状態で前記遠位側パネルよりも遠位側に位置する第三のパネルを含み、
前記パネル係止構造が、互いに折り畳まれた前記遠位側パネルおよび前記第三のパネルが前記近位側パネルに対して回動することを解除可能に規制する第一係止部と、前記第三のパネルが前記遠位側パネルに対して回動することを解除可能に規制する第二係止部と、を含み、
前記第一係止部と前記第二係止部とが、前記パネルの幅方向の異なる位置に設けられている請求項2に記載の展開構造物。 - 折畳状態で互いに折り畳まれて積層された前記複数枚のパネルを面直方向に互いに拘束し、解除操作により前記パネルの拘束を解除する保持解放部を備え、
前記保持解放部が、積層された前記パネルの面央よりも前記構体取付部から遠い側のみに設けられている請求項1から6のいずれか一項に記載の展開構造物。 - 折畳状態の前記パネルの面央よりも前記構体取付部に近い側に、積層された複数枚の前記パネルを面直方向に互いに非拘束に連接させる連接部が設けられている請求項7に記載の展開構造物。
- 前記保持解放部および前記連接部が、前記パネルの幅方向の外側に張り出して設けられている請求項8に記載の展開構造物。
- 構体と、前記構体に対して回動可能に連結されて折畳状態から展開状態に遷移可能に構成された展開構造物と、を備える宇宙機であって、
前記展開構造物が、
ヒンジ構造により互いに折り畳み可能に連結され前記展開状態で前記構体に対して近位側に位置する近位側パネルと、前記近位側パネルよりも遠位側に位置する遠位側パネルと、前記遠位側パネルに解除可能に係止して前記近位側パネルに対する前記遠位側パネルの回動を規制するパネル係止構造と、前記遠位側パネルを前記近位側パネルに対して展開する方向に付勢する付勢手段と、を含み、
前記折畳状態において、前記構体、前記近位側パネルおよび前記遠位側パネルが順に渦巻状に配置されているとともに前記遠位側パネルを前記近位側パネルよりも渦の中心側に巻き込むように折り畳まれており、前記折畳状態から、前記付勢手段の付勢力により前記近位側パネルが所定の角度以上に展開することで、前記パネル係止構造が前記遠位側パネルの係止を解除し、前記遠位側パネルが前記近位側パネルに対して展開して前記展開状態に遷移する
ことを特徴とする宇宙機。
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