JP6143294B2 - 筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤、及び筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進用飲食品、並びに筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の製造方法 - Google Patents

筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤、及び筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進用飲食品、並びに筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、筋肉グリコーゲン蓄積促進剤に関する。
我々は、筋肉を動かすことで日常生活をはじめとする身体活動を行っている。しかし、事故や病気などによる寝たきり生活の継続、老化、無重力環境下での長期間に渡る生活、その他の原因による身体活動の低下によって、筋肉量の低下が起こり、日常生活に支障をきたすことがある。筋肉を利用することは、つまり筋肉を収縮させることであるが、筋肉が収縮する際、まず、筋肉中の貯蔵グリコーゲンが利用される。
しかし、上述したような原因により筋肉量が低下すると、それに伴って、身体中の筋肉グリコーゲン量は減少する。筋肉のグリコーゲンは筋肉収縮のエネルギー供給源となる必要な物質であり、筋肉のグリコーゲン蓄積量が不足すると身体活動に不具合をもたらす。したがって、筋肉のグリコーゲン蓄積量を増加させることは、迅速な動作の開始、身体活動の持続性向上、疲労回復や運動能力の向上などの身体活動の様々な利点に繋がる。
筋肉のグリコーゲンは、(1)血管から筋肉へのグルコースの取り込み向上、(2)筋肉中でグルコースからグリコーゲン合成といった作用機序を経て合成される。
しかし、筋肉のグリコーゲンの蓄積量には上限があり、筋肉のグリコーゲン蓄積量を増加させることは容易ではなく、強度の運動が必要であり、高齢者等では怪我などの問題が考えられる。そこで、前記問題を解決するため、例えば、脂肪球皮膜成分を有効成分とするグリコーゲン蓄積促進剤が提案されている(特許文献1参照)。また、縮合度3〜20の環状及び/又は鎖状のポリ乳酸混合物を含むグリコーゲン蓄積促進剤が提案されている(特許文献2参照)。これらの提案の有効成分は、ウコギ科トチバニンジン属植物とは何ら関係ないものである。
したがって、安全で怪我のない筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加方法は未だ見出されておらず、運動負荷をかけないで怪我なく安全かつ容易に、筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加を図ることができる筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の提供が望まれている。
特開2010−59155号公報 国際公開第2001/021182号パンフレット
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、運動負荷をかけないで怪我なく安全かつ容易に、筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加を図ることができる筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としての本発明の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末を含有する。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、運動負荷をかけないで怪我なく安全かつ容易に、筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加を図ることができる筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を提供することができる。
図1は、実施例における初期値群、筋肉グリコーゲン低下群、及び筋肉グリコーゲン回復群の実験方法をまとめて示す図である。 図2は、実施例における初期値群、筋肉グリコーゲン低下群、及び筋肉グリコーゲン回復群の各タイミングにおける筋肉グリコーゲン量を測定した結果を示すグラフである。
(筋肉グリコーゲン蓄積促進剤)
本発明の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
<ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末(酸処理物)>
前記ウコギ科トチバニンジン属植物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、田七人参(デンシチニンジン、別名:三七人参(サンシチニンジン))、御種人参(オタネニンジン、別名:朝鮮人参(チョウセンニンジン)、高麗人参(コウライニンジン))、トチバニンジン(別名:竹節人参(チクセツニンジン))、アメリカニンジン(別名:西洋人参(セイヨウニンジン)、西洋参(セイヨウジン))、ベトナムニンジン、ヒマラヤニンジン、相思子様人参(ソウシシヨウニンジン)、ホソバチクセツニンジン、狭葉仮人参(キョウヨウカニンジン、別名:竹根七(チクコンシチ))、羽葉三七(ウヨウサンシチ)、秀麗仮人参(シュウレイカニンジン、別名:竹節三七(チクセツサンシチ))、大葉三七(ダイヨウサンシチ)、峨眉三七(ガビサンシチ)、ビョウブサンシチニンジン(別名:托三七(タクサンシチ))、ミツバニンジン、ノサンシチニンジン(別名:姜状三七(キョウジョウサンシチ))などが挙げられる。これらの中でも、御種人参、田七人参が好ましく、安定的に入手できる観点から田七人参がより好ましい。
前記トチバニンジン属植物としては、天然から採取されたそのままの状態で用いてもよいが、その根や根茎に特に有効成分を多く含んでいるので、その根や根茎部分の部分や、これを粉砕した粉末を用いることが好ましい。これらの中でも、後述する酸処理を効率的に行う観点からは、粉末状のものが好ましい。
前記ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末は、前記ウコギ科トチバニンジン属植物を用いるよりも、優れた作用を示す。
この理由は、前記ウコギ科トチバニンジン属植物を酸処理すると、植物体に含まれる薬効成分である配糖体(サポニン)から糖がはずれ、パナキサトリオール(PT)、パナキサジオール(PD)、プロトパナキサトリオール(PPT)、プロトパナキサジオール(PPD)等のサポゲニン(アグリコン体)が生成される。これらのサポゲニンが活性成分として、前記作用を発揮するものと考えられる。
前記加工粉末中の、前記サポゲニンの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、10質量%以上が特に好ましい。
前記サポゲニンの含有量は、例えば、液体クロマトグラフィーなどで測定することができる。
前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤における前記加工粉末の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。また、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、前記加工粉末そのものであってもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができる。
前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤における前記その他の成分の含有量としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<製造方法>
前記ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末は、上記の通り、前記ウコギ科トチバニンジン属植物を強酸水溶液及び低級アルコールの存在下で加水分解処理後、加水濾過して得られる。
特に、前記加工粉末を効率的に得る観点から、以下の製造方法により製造することが好ましい。
即ち、前記加工粉末は、前記ウコギ科トチバニンジン属植物を所定の濃度の強酸水溶液及び低級アルコールの存在下で加水分解処理し(加水分解処理工程)、得られた加水分解処理後の液を中和後(中和工程)、加水濾過し(加水濾過工程)、濾別された残渣を乾燥する(乾燥工程)。
以下、前記好ましい製造方法について、詳細に説明する。
<<加水分解処理工程>>
前記加水分解処理工程では、前記ウコギ科トチバニンジン属植物に所定の濃度の強酸水溶液及び低級アルコールの存在下で前記ウコギ科トチバニンジン属植物を加水分解し、前記加工粉末を生成させる。
前記強酸水溶液としては、強酸を含む水溶液であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、これらの中でも、塩酸、リン酸、硫酸、硝酸等の無機酸を含む水溶液が好ましく、塩酸を含む水溶液が特に好適である。前記強酸水溶液における酸の濃度は、0.01mol/L〜4mol/Lが好ましく、0.5mol/L〜3mol/Lがより好ましい。
前記酸の濃度が、0.01mol/L未満であると、加水分解が不十分で効率よく前記加工粉末が生成されないという問題が生じることがあり、4mol/Lを超えると、加水分解が進み過ぎたり、コスト的に不利であるという問題が生じることがある。一方、前記酸の濃度が、前記好ましい範囲内であると、十分な加水分解により、効率よく加工粉末が得られる点で、有利である。
前記強酸水溶液は、前記ウコギ科トチバニンジン属植物に対して、2倍容量〜20倍容量を使用することが好ましい。
前記強酸水溶液の使用量が、前記ウコギ科トチバニンジン属植物に対して、2倍容量未満であると、前記ウコギ科トチバニンジン属植物が十分に浸らず加水分解処理が不十分になること等があり、20倍容量を超えると、コスト的に不利になること等がある。
<<<低級アルコールの使用>>>
前記加水分解処理は、低級アルコールの存在下で行う。前記低級アルコールを使用することにより、前記ウコギ科トチバニンジン属植物と、前記強酸水溶液との親和性を向上させ、効率よく加水分解を進めることが可能となる。また、前記低級アルコールを使用することにより、得られる加工粉末の味や取扱い性を高めることができる点でも、有利である。
前記低級アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、これらの中でも、メタノール、エタノール、プロパノールが好ましく、安全性の点からエタノールが特に好適である。
なお、本明細書において、低級アルコールとは、炭素数が1〜4のアルコール化合物を示す。
前記低級アルコールの使用量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、加水分解液総量に対して、1容量%〜80容量%が好ましく、10容量%〜50容量%がより好ましく、20容量%〜40容量%が特に好ましい。
前記低級アルコールの使用量が、前記加水分解液総量に対して、1容量%未満であると、効率よく加工粉末が得られないことがあり、80容量%を超えると、効率よく前記加工粉末が得られないことや、コスト的に不利になること等がある。一方、前記低級アルコールの使用量が、前記特に好ましい範囲内であると、効率よく加工粉末が得られる点で、有利である。なお、前記「加水分解液総量」とは、前記強酸水溶液、及び、前記低級アルコールを含めた全反応液量のことをいう。
前記強酸水溶液、及び、前記低級アルコールを含めた全反応液量(加水分解液総量)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記ウコギ科トチバニンジン属植物に対して、2倍容量〜20倍容量とすることが好ましい。
前記全反応液量が、前記ウコギ科トチバニンジン属植物に対して、2倍容量未満であると、十分に浸らず加水分解処理が不十分になることがあり、20倍容量を超えると、コスト的に不利になることがある。
前記加水分解処理における処理温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、60℃〜100℃が好ましく、70℃〜90℃がより好ましい。
前記処理温度が、60℃未満であると、加水分解が不十分で効率よく前記加工粉末が生成されないことがあり、100℃を超えると、特殊な製造設備が必要となり、コスト的に不利になることがある。一方、前記処理温度が、前記より好ましい範囲内であると、効率よく前記加工粉末が得られる点で、有利である。
また、前記加水分解処理における処理時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、30分〜24時間が好ましく、2時間〜8時間がより好ましい。
前記処理時間が、30分未満であると、加水分解が不十分で効率よく前記加工粉末が得られないことがあり、24時間を超えると、反応が進みすぎたり、コスト的に不利になることがある。一方、前記処理時間が、前記より好ましい範囲内であると、効率よく前記加工粉末が得られる点で、有利である。
<<中和工程>>
前記中和工程では、前記加水分解処理後、得られた加水分解処理後の液を中和する。
前記中和は、特に制限はなく、公知の手法により行うことができ、例えば、前記加水分解処理後の液に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の強塩基水溶液を適宜加えることにより、行うことができる。なお、前記中和後のpHは、5〜8とすることが好ましい。
<<加水濾過工程>>
前記濾過工程では、前記中和工程後の加水分解処理後の液を加水濾過し、濾液と残渣とに濾別する。
前記加水濾過は、特に制限はなく、公知の手法により行うことができる。なお、濾過後は、更に塩がなくなるまで水洗を繰り返してもよい。
<<<加水濾過>>>
前記低級アルコールを使用することから、濾過前に、前記加工粉末への残留を促す目的で、水を加えて加水分解処理後の液中の低級アルコール濃度を下げる。
この場合に加水分解処理後の液中の低級アルコール濃度は低ければ低いほどよく、したがって添加する水は多いほどよいが、加水分解処理後の液中の低級アルコール濃度が50容量%以下となるように添加することが好ましく、30容量%以下となるように添加することがより好ましく、10容量%以下となるように添加することが特に好ましい。
前記加水分解処理後の液中の低級アルコール濃度が、50容量%を超えたまま濾過に供すると、得られた前記加工粉末が低級アルコールに溶解して濾液として排出される点で不利となる。一方、前記加水分解処理後の液中の低級アルコール濃度を、特に好ましい範囲内とすると、より効率よく前記加工粉末が得られる点で、有利である。
<<乾燥工程>>
前記乾燥工程では、前記加水濾過工程後の濾別された残渣を乾燥し、精製された前記加工粉末を得る。
前記乾燥は、特に制限はなく、公知の手法により行うことができ、例えば、凍結乾燥、通風乾燥、加熱乾燥、減圧乾燥などの通常の方法が利用できる。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、薬理学的に許容される担体の中から前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の剤形などに応じて適宜選択することができ、例えば、エタノール、水、デンプンなどが挙げられる。また、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を後述する飲食品に利用する場合、前記その他の成分としては、例えば、各種補助的原料又は添加物などが挙げられる。前記その他の成分の含有量としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記筋肉グリコーゲン蓄積向上剤は、例えば、医薬品、医薬部外品、一般食品、健康食品や健康飲料、保健機能食品、食品添加剤、飼料、飼料用添加剤など様々な用途に使用することができ、その際の形態としては、乾燥粉末として提供することもできるし、液剤、錠剤、散剤、顆粒、糖衣錠、カプセル、懸濁液、乳剤、アンプル剤、その他任意の形態に調製して提供することもできる。
前記糖代謝改善剤の製造方法としては、特に制限はなく、剤形などに応じて、公知の方法の中から適宜選択することができる。
<摂取>
前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の摂取方法、摂取量、摂取回数、摂取時期、及び摂取対象としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記摂取方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、経口で摂取する方法が、容易に摂取できるため継続しやすい点で好ましい。
前記摂取量としては、特に制限はなく、摂取対象個体の年齢、体重、体質、症状、他の成分を有効成分とする医薬の投与の有無など、様々な要因を考慮して適宜選択することができるが、1日あたりの摂取量が、10mg〜1,000mgが好ましく、20mg〜50mgがより好ましく、30mg〜300mgが特に好ましい。前記好ましい範囲内であると、優れた筋肉グリコーゲン蓄積促進作用を発揮できる点で有利である。
前記摂取時期としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の服用は運動の前であっても、後であってもよく、また運動中であっても構わない。
なお、使用者にとって服用に関る煩わしさを軽減するためには、食事と同時、あるいは食後など、摂取時期を限定すべきではなく、食事と同時摂取することがなくとも筋肉グリコーゲン蓄積促進作用が発揮されることが好ましいが、摂取する形態が通常の食品として、食事の中で支障なく摂取することが可能な剤形であるならば、筋肉グリコーゲン蓄積促進作用としては摂取時期により異なるものではなく、食事と非同時摂取に拘るものではない。
前記摂取対象となる動物種としては、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、その作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、トリ、イヌ、ネコ、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ブタ、サルなど)に対して適用することも可能である。
<使用>
前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、1種単独で使用されてもよいし、2種以上を併用してもよく、他の成分を有効成分とする医薬と併せて使用されてもよい。また、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、他の成分を有効成分とする医薬中に、配合された状態で使用されてもよい。
<用途>
本発明の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、優れた筋肉のグリコーゲン蓄積促進作用を有することから、後述する飲食品にも好適に利用することができる。
前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、従来の筋肉グリコーゲン量を増加させるのに必要であった強度の運動を行わないでも、筋肉グリコーゲンの増量効果を発揮できる。従って、運動による負荷が困難な投与対象、例えば、事故や病気などによる寝たきりの病人や一定期間安静が必要な怪我や病気を有する患者、激しい運動が困難な老人などに投与することにより、筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加又は維持が期待でき、寝たきり防止や老化防止効果も期待できる。
<飲食品>
本発明で用いられる飲食品は、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を含有し、必要に応じて、更にその他の成分を含有する。
ここで、前記飲食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品などの区分に制限されるものではなく、例えば、経口的に摂取される一般食品、健康食品、保健機能食品、医薬部外品、医薬品などを幅広く含むものを意味する。
前記飲食品中の前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の配合量としては、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲内で、対象となる飲食品の種類に応じて適宜配合することができる。
前記飲食品は、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤のみを含有するものであってもよく、また、前記飲食品は、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤そのものであってもよい。
−飲食品の種類−
前記飲食品の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料;アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子、パン等の菓子類;カニ、サケ、アサリ、マグロ、イワシ、エビ、カツオ、サバ、クジラ、カキ、サンマ、イカ、アカガイ、ホタテ、アワビ、ウニ、イクラ、トコブシ等の水産物;かまぼこ、ハム、ソーセージなどの水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれなどの調味料;カレー、シチュー、親子丼、お粥、雑炊、中華丼、かつ丼、天丼、うな丼、ハヤシライス、おでん、マーボドーフ、牛丼、ミートソース、玉子スープ、オムライス、餃子、シューマイ、ハンバーグ、ミートボール等のレトルトパウチ食品;種々の形態の健康食品、栄養補助食品、医薬品、医薬部外品などが挙げられる。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、飲食品を製造するにあたって通常用いられる、補助的原料又は添加物などが挙げられる。
前記補助的原料又は添加物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤などが挙げられる。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(製造例1)
<田七人参加工粉末(酸処理物)>
田七人参粉末(松浦薬業株式会社製)1kgを、5.9質量%塩酸(2mol/L塩酸)を含む25質量%エタノール水溶液10Lに懸濁し、ゆっくり攪拌しながら70℃にて6時間反応させた。次いで、この反応液を氷上で冷却した後、5mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えpH7.0に調整した。次いで、前記pH調整後の溶液を蒸留水で10倍に希釈し、吸引濾過し、濾液と残渣に濾別した。得られた残渣を凍結乾燥し、180gの田七人参加工粉末を得た。
(実施例1:筋肉グリコーゲン蓄積促進効果について)
〔方法〕
筋肉グリコーゲンの蓄積促進効果確認のため、筋肉グリコーゲンの量を確認することとした。
筋肉グリコーゲンの合成量を確認するには一度筋肉グリコーゲン量を低下させる必要があるため、本飼育後に遊泳運動を負荷することで、筋肉グリコーゲン量を減少させ、筋肉グリコーゲン合成量を評価することとした。田七人参加工粉末を投与していない対象群での筋肉グリコーゲン合成量に対し、田七人参加工粉末投与群にて増加したグリコーゲン合成量を、筋肉グリコーゲン蓄積促進効果とした。
〔動物〕
5週齢のBalb/c雄性マウス(日本チャールズ・リバー株式会社)を実験に使用した。マウスは12時間の明暗サイクル、温度22±2℃、相対湿度50±5%の条件下で試験期間中飼育した。搬入後、1週間を予備飼育期間とし、予備飼育期間に下記の強度の遊泳練習を1回実施し、遊泳方法を学習させた。その後、1週間かけ、群分けを目的に下記の強度の群分け遊泳試験を3回課した。
・遊泳練習強度:10L/minの流水下で、10分間遊泳させる。
・群分け遊泳強度:10L/minの流水下で、10分間遊泳させ、その後、5分間毎に水流量を1L/minずつ増加させ、水中に7秒間滞在した時点で遊泳を終了した。
以下の両条件を満たすマウスを運動群として選抜した。
(1)3回実施した群分け遊泳の遊泳時間のばらつきが小さい
(2)遊泳時間が集団の平均値に近い
<初期値群>
選抜から外れたマウスは初期値群とした。初期値群は体重・遊泳時間値が平均的になるよう2群(コントロール群と田七人参加工粉末群)に分け、本飼育期間中、飼育ケージで飼育させるのみとした。
・コントロール群:n=6(CE−2固形餌自由摂餌)
・田七人参加工粉末群:n=6(1.25質量%田七人参加工粉末混合 CE−2固形餌自由摂餌:一日あたりおよそ40mg田七人参加工粉末摂取)
<筋肉グリコーゲン低下群、筋肉グリコーゲン回復群>
筋肉グリコーゲンの低下及び回復群は、体重・遊泳時間値が平均的になるよう2群(コントロール群と田七人参加工粉末群)に分け、本飼育として4週間飼育した。この期間中、週に一度、遊泳方法を忘れさせないため、遊泳練習を課し、餌は自由摂餌させた。
・コントロール群:n=6(CE−2固形餌自由摂餌)
・田七人参加工粉末群:n=6(1.25質量%田七人参加工粉末混合 CE−2固形餌自由摂餌:一日あたりおよそ40mg田七人参加工粉末摂取)
各群におけるマウスの個体数を以下の表1に示した。
Figure 0006143294
4週間の本飼育後、初期値群である初期値−コントロール群(n=6)と、初期値−田七人参加工粉末群(n=6)は、明期に筋肉を摘出して筋肉グリコーゲン量を測定した。
筋肉グリコーゲン低下群である筋肉グリコーゲン低下−コントロール群(n=6)と筋肉グリコーゲン低下−田七人参加工粉末群(n=6)は、筋肉グリコーゲン量を低下させるため遊泳運動を処置し、遊泳運動直後に筋肉グリコーゲン量を測定することで、筋肉グリコーゲン量の低下を確認した。
筋肉グリコーゲン回復群である筋肉グリコーゲン回復−コントロール群(n=6)と筋肉グリコーゲン回復−田七人参加工粉末群(n=6)は、筋肉グリコーゲン低下処置後にグルコースを投与し、90分間後に筋肉グリコーゲン量を測定し、筋肉グリコーゲン回復−コントロール群と筋肉グリコーゲン回復−田七人参加工粉末群の筋肉グリコーゲン量を比較することで、筋肉グリコーゲン蓄積促進効果を確認した。
図1に、初期値群、筋肉グリコーゲン低下群、及び筋肉グリコーゲン回復群の実験方法についてまとめて示した。
〔実験装置〕
京大松元式運動量測定流水槽 石原モデル(90cm×45cm×45cm、アニテック有限会社製)を使用した。水深は34.2cm、水温はマウスが遊泳能力を最大限発揮できる34.0℃とした。運動実験前に、デジタル式流水計カウンターを用いて各レーンの表面水流を測定し、流水量が一定であることを確認した。
−筋肉グリコーゲン低下のための遊泳運動−
10L/minの流水下で、10分間遊泳させ、その後、5分間毎に水流量を1L/minずつ増加させ、水中に7秒間滞在した時点で遊泳を終了した。
−筋肉グリコーゲン蓄積促進評価−
・初期値群:明期開始4時間後にヒフク筋摘出
・筋肉グリコーゲン低下群:遊泳直後にヒフク筋摘出
・筋肉グリコーゲン回復群:遊泳直後に1.0g/kg−wtグルコース溶液を腹腔投与し、90分間放置後、ヒフク筋摘出
採取したヒフク筋中のグリコーゲン量を測定し、筋肉グリコーゲン量を算出した。なお、グリコーゲン量は、Xuら(J. Cell Mol. Med.,942−954,2008)の方法に従って測定した。
コントロール群については、筋肉グリコーゲン回復−コントロール群と筋肉グリコーゲン低下−コントロール群との差を、田七人参加工粉末群については、筋肉グリコーゲン回復−田七人参加工粉末群と筋肉グリコーゲン低下−田七人参加工粉末群との差をもって、それぞれの筋肉グリコーゲン合成量とした。
コントロール群と田七人参加工粉末群の筋肉グリコーゲン合成量を比較し、筋肉グリコーゲン蓄積促進効果とした。
〔結果〕
初期値群、筋肉グリコーゲン低下群、及び筋肉グリコーゲン回復群の各タイミングにおける筋肉グリコーゲン量を測定した。結果を図2及び表2に示した。
Figure 0006143294
図2及び表2の結果から、初期値群に比べて筋肉グリコーゲン量がコントロール群では66%、田七人参加工粉末群では58%へ減少し、遊泳運動を行ったことによる筋肉グリコーゲン量低下が達成できていたと考えられた。減少した筋肉グリコーゲンはグルコース溶液投与90分間後で回復し、コントロール群で25.83μmol/g、田七人参加工粉末群で36.27μmol/gとなった。
<筋肉グリコーゲン量の蓄積促進効果>
上記結果より、グルコース溶液投与により合成された筋肉グリコーゲン量は、筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン量から筋肉グリコーゲン低下時の筋肉グリコーゲン量の差となるため、以下の計算で求めることができる。
コントロール群(μmol/g):25.83−17.13=8.7
田七人参加工粉末群(μmol/g):36.27−14.75=21.52
以上の計算から、筋肉グリコーゲン合成量は、コントロール群で8.7μmol/g、田七人参加工粉末群で21.5μmol/gとなった。
したがって、田七人参加工粉末を摂取することによる筋肉グリコーゲン合成量は、コントロール群に比べて2.5倍(21.52÷8.7=2.5)に増加しており、田七人参加工粉末が著しい筋肉グリコーゲン蓄積促進効果を有することが確認できた。
本発明の態様としては、例えば、以下のものが挙げられる。
<1> ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末を含有することを特徴とする筋肉グリコーゲン蓄積促進剤である。
<2> ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末が、ウコギ科トチバニンジン属植物に0.01mol/L〜4mol/L濃度の強酸水溶液を作用させ、低級アルコールの存在下で加水分解処理を施して得られる前記<1>に記載の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤である。
<3> ウコギ科トチバニンジン属植物が、田七人参である前記<1>から<2>のいずれかに記載の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤である。
<4> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を含有することを特徴とする飲食品である。
本発明の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、運動負荷をかけないで怪我なく安全かつ容易に、筋肉のグリコーゲン蓄積量の増加を図ることができる。更に、前記筋肉グリコーゲン蓄積促進剤は、天然物系で安全性が高く、入手が容易であるため、飲食品として好適に利用可能である。

Claims (5)

  1. ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末を含有することを特徴とする筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤。
  2. 前記ウコギ科トチバニンジン属植物が、田七人参である請求項1に記載の筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤。
  3. 前記ウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末が、パナキサトリオール(PT)、パナキサジオール(PD)、プロトパナキサトリオール(PPT)、及びプロトパナキサジオール(PPD)から選択される少なくとも1種を含有する請求項1から2のいずれかに記載の筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を含有することを特徴とする筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進用飲食品。
  5. ウコギ科トチバニンジン属植物に0.01mol/L〜4mol/L濃度の強酸水溶液を作用させ、低級アルコールの存在下で加水分解処理を施してウコギ科トチバニンジン属植物の加工粉末を得る工程を含み、
    請求項1から3のいずれかに記載の筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤を製造することを特徴とする筋肉グリコーゲン回復時の筋肉グリコーゲン蓄積促進剤の製造方法。
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