JP2009286703A - D−タガトースを有効成分とする体脂肪蓄積改善剤およびメタボリックシンドローム改善剤 - Google Patents

D−タガトースを有効成分とする体脂肪蓄積改善剤およびメタボリックシンドローム改善剤 Download PDF

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Abstract

【課題】 体脂肪の蓄積を改善する食品、飲料、医薬品を提供する。
【解決手段】D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とすることを特徴とする体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤。内臓脂肪蓄積の改善作用を有する、または高脂血症および高血糖の改善作用を有する体脂肪蓄積改善剤、内臓脂肪蓄積、高脂血症、および高血糖症の改善作用を有するメタボリックシンドローム改善剤、およびこれらを用いた医薬品、飲食品および飼料。
【選択図】図1

Description

本発明は、D−タガトースを有効成分とするメタボリックシンドローム改善剤および体脂肪蓄積改善剤ならびにこれらを含む医薬、飲食品、および飼料に関するものである。本発明は、D−タガトースが内臓脂肪などの体脂肪の蓄積を改善する作用効果を有することを新たに見出したことに基づいて開発されたものであり、メタボリックシンドロームなどの慢性疾患の予防と治療に有用な飲食品、医薬品、飼料に係るD−タガトースの応用技術に関するものである。
近年、生活習慣病いわゆるメタボリックシンドロームが問題化され、その原因の一つが内臓脂肪の蓄積であるとされている。この内臓脂肪蓄積を予防するための食品、医薬品の開発が望まれる。日本において、幾つかのメタボリックシンドロームの診断基準が定義され公表された。そのなかの一基準によれば、内臓脂肪の蓄積(ウエスト周囲径が男性で85cm以上、女性で90cm以上)に該当し、さらに(1)脂質(血中の中性脂肪が150mg/dL以上またはHDLコレステロールが40mg/dL未満)、(2)空腹時血糖(100mg/dL以上)および(3)血圧(収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧が85mmHg以上)の(1)〜(3)から2つ以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断されるとされている。
これまで、メタボリックシンドロームの治療又は改善方法としては、食事制限や、運動療法が主であり、薬剤としては個別の疾患治療薬(糖尿病治療薬、血圧降下剤、高脂血症治療薬等)あったが、メタボリックシンドロームに対する有効な予防および/または改善剤、ならびに機能性食品は無いのが実情であった。こうした背景から、メタボリックシンドローム又はメタボリックシンドロームに起因する疾患の予防および/または改善剤ならびに機能性食品の開発が強く望まれていた。
メタボリックシンドロームの主因は体脂肪の蓄積であるとされ、その抑制を目的とした医薬または食材として、例えば、γ−アミノ酪酸を主成分とする脂肪燃焼促進組成物(特許文献1参照)、γ−ラクトグロブリンよりなる脂肪代謝改善剤(特許文献2参照)、トリグリセリドの2位に不飽和脂肪酸が結合したトリグリセリドよりなる予防剤(特許文献3参照)が提案されている。また、天然物の加工物質としては、例えば、にんじんを発酵処理して得られた発酵物質を有効成分とする体脂肪蓄積抑制剤(特許文献4参照)、小麦蛋白質の加水分解物を含有する脂肪蓄積抑制および脂肪分解促進剤、肥満予防剤、肥満改善剤(特許文献5参照)、杜仲葉の抽出物を有効成分とするメタボリックシンドローム改善剤(特許文献6参照)などが提案されている。これらの提案の中でも、天然物由来の食品や漢方薬は、一般に副作用が少ないなどの利点を有することから、近年において発生が増加している生活習慣病に対してのその有用性が注目されている。
一方、D−タガトースは、低カロリーであり(非特許文献1)、飲食すると食後血糖抑制効果(非特許文献2)、および体重減少およびHDL上昇作用(特許文献7)などの特質を示すことが明らかにされているが、メタボリックシンドロームの主原因である内臓脂肪蓄積の改善もしくは予防効果、内臓脂肪蓄積と高脂血症、高血糖を共に防ぐことは解明されていなかったので、D−タガトースがメタボリックシンドロームの改善もしくは予防に有効であることは従来知られていなかった。
特開2005−239686号公報 特開平8−259461号公報 特公表2006−521368号公報 特開2006−193489号公報 特開2007−106683号公報 特開2007−230969号公報 WO/02/058710 J. Nutr. 1996 126: 1601-1609 Jap Soc ClinNutr,25,1,21-28
本発明者は、上記従来技術の問題点を解決すべく、鋭意研究を重ねてきた結果、D−タガトースは、体脂肪の蓄積、高脂血症、高血糖の改善作用を有し、これら生理作用の協奏効果により、メタボリックシンドロームなどを改善もしくは予防する効果を持つことを発見し、本発明を完成するに至った。すなわち、従来、D−タガトースは、低カロリーの糖類であること、また、D−タガトースが食後血糖抑制効果を有すること、体重減少およびHDL上昇作用を有することが知られているに過ぎなかった。こうした状況の中で、本発明者らは、D−タガトースが、摂取カロリーにほとんど影響を与えることなく(摂取カロリー減を原因とせず)内臓脂肪蓄積の改善もしくは予防効果をD−タガトースが持つことを発見し、同時に血清脂質、血糖が改善されることも見いだした。本願発明はそれらの新しい知見に基づいて、更なる研究を積み重ねた結果完成されたものである。
従来,D−タガトースまたはその誘導体を経口摂取することにより「メタボリックシンドロ−ムX」を治療する方法が知られている(特許文献7参照)。メタボリックシンドロームXとは、(1)インスリン抵抗性、(2)高インスリン血症、(3)耐糖能異常、(4)高VLDLの合併症を一つの病態として示すものである。上記特許文献7における「メタボリックシンドロームXの治療方法とはHDLコレステロールの上昇およびLDLコレステロールの減少させることによって、具体的には、血清脂質改善により、(1)脂質異常症の治療、(2)心臓血管の健康改善、(3)血管形成後の再狭窄のリスク低減、(4)冠動脈疾患のリスク低減を意図するものである。
一方、本発明は、D−タガトースの経口摂取により「メタボリックシンドロ−ム」の改善に関するものである。「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に、高血糖症、高血圧症、高脂血症のうち2以上を合併した状態の症状と定義されるものである。したがって、本発明に係る内臓脂肪蓄積から派生する「メタボリックシンドローム」と従来の「メタボリックシンドロームX」とは異なる症状である。
本発明は、メタボリックシンドロームを引き起こす最も大きい原因である、内臓脂肪の蓄積を改善する脂肪蓄積改善剤を提供することを目的とするであり、さらに、内臓脂肪蓄積と高血圧・糖代謝異常・脂質代謝異常との協奏作用を原因とするメタボリックシンドロームの改善作用を有する飲食品、医薬品および飼料を提供することを目的とするものである。また、本発明は、脂肪の蓄積を改善する機能を有する機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品を提供することを目的とするものである。また、本発明は、D−タガトースおよび/またはその誘導体を、例えば、D−タガトース成人1日当たり1〜50gで、分割して食前、食後あるいは食事とともに摂取する体脂肪蓄積改善方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明は、以下の技術的手段から構成される。
本発明は、D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とする体脂肪蓄積改善剤を提供するものである。また、本発明の体脂肪蓄積改善剤は、内臓脂肪蓄積の改善作用、高脂血症および高血糖の改善作用を有するものである。本発明の体脂肪蓄積改善剤は、医薬品。飲食品、または飼料として有用であり、飲食品とするには、本発明の脂肪蓄積改善剤を3〜30重量%の範囲で含有する形態で、例えば、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品として提供される。
さらに、本発明は、D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とするメタボリックシンドローム改善剤に関するものであり、特に、内臓脂肪蓄積、高脂血症、および高血糖症の改善作用を有する。本発明のメタボリックシンドローム改善剤は、例えば、薬品として、また飲食品、飼料に添加して提供される。飲食品として提供される場合には、本発明のメタボリックシンドローム改善剤が飲食品に3〜30重量%の範囲で添加されて、例えば、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品として提供される。
D−タガトースおよび/ またはその誘導体を摂取することにより体脂肪蓄積を改善する方法としても有用である。
現在、メタボリックシンドロームを治療もしくは予防するため、世界中で多額の医療費が費やされている。日本においても、2008年から特定健診制度が導入され、医療費削減の数値目標ともなっている状況の中で、本発明は、内臓脂肪蓄積および高脂血症、高血糖の改善もしくは予防効果を持つ薬品、飲食品などの提供およびその効果的な利用方法を提供するものであり、多くの人々が、心臓病、糖尿病などの慢性的な病気から回復し健康状態を維持することを可能とすることにより医療費の軽減、および人々の健康増進を図ることを可能とする。また、本発明の有効成分であるD−タガトースは、本来、甘味をもち、渋み、苦味等の悪風味を持たないで、人の健康にも悪影響を及ぼさない安全な物質であるから、さまざまな食品、食品添加物、健康食品、飲料、医薬品もしくは医薬部外品、化粧品に添加しそれを製品として一般に広く提供し、人間および動物などの体脂肪の蓄積を改善することができる。
本発明で用いられる用語「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に、高血糖症、高血圧症、高脂血症のうち2以上を合併した状態の症状と定義されるものである。また、「体脂肪蓄積改善剤」とは、特に限定はされないが、例えば、内臓脂肪減少剤、脂肪燃焼促進剤、脂肪代謝改善剤、体脂肪蓄積抑制剤などの、体脂肪の代謝に関わる作用を有する剤を総称するものである。
D−タガトースの誘導体について説明する。ある出発化合物から分子の構造を化学反応により変換した化合物を出発化合物の誘導体と呼称する。D−タガトースを含む六炭糖の誘導体には、糖アルコール(単糖類を還元すると、アルデヒド基およびケトン基はアルコール基となり、炭素原子と同数の多価アルコールとなる)や、ウロン酸(単糖類のアルコール基が酸化したもの)、アミノ糖(糖分子のOH基がNH2基で置換されたもの)などが一般的であるが、それらに限定されるものではない。本発明において、D−タガトースの誘導体とは、D−タガトースと同様な体脂肪蓄積改善効果を奏する上記のような化合物である。
本発明の有用成分であるD−タガトースは、希少糖の一種で、自然界では僅かしか存在しないケトースである。一般には、ガラクトースのアルカリ処理により生産されるが、ソルボースからの酵素による異性化反応等によっても製造でき、現在、大量生産技術が確立されている。次に、D−タガトースの生産方法について説明する。
自然界ではわずかしか生成されない希少糖類、例えばD−プシコース、D−タガトース、D−アロース、D−タリトール、D−アリトールなどが機能性素材または天然活性物質として注目を浴びるようになってきている。そして、これらのなかで、D−プシコースやD−タガトースなどの一部のものは、化学的に合成され[カーボハイドレート・リサーチ(Carbohyd.Res.),第70巻,第209頁(1979)]市販されている。しかしながら、これまで知られている化学的な合成法は煩雑であり、非常に生産効率が低く、しかも高純度の製品を得ることが困難なため、大量生産には不適当でコスト高になるのを免れなかった。
他方、化学的な合成法に代る製造方法として、バイオテクノロジーを利用する方法、例えば、D−タガトース‐3‐エピメラーゼを固定化したバイオリアクターを用い、D−フラクトースを原料としてD−タガトースを製造する方法が提案され[ジャーナル・オブ・バイオサイエンス・アンド・バイオエンジニアリング(J.Biosci.Bioeng.),第90巻,第453ページ(2000)]実用化段階に入っている。このようなバイオテクノロジーを利用した生物学的な方法は、酵素特有の高い基質特異性により高純度の目的物を得ることができるので有利であり、種々の希少糖類の製造にも応用されている。
D−タガトースの生物学的な方法については、例えば、アースロバクター・グロビホルミス(Arthrobacter globiformis)の菌体を用いる方法[アプライド・エンバイロメンタル・マイクロバイオロジー(Appl.Environ.Microbiol.),第48巻,第1055ページ(1984)]や、酢酸菌の菌体を用いる方法[プロセスバイオケミストリー(Process Biochem.),第36巻、第971ページ(2001)]、これらの微生物が生産する酵素、すなわちL‐アラビノースイソメラーゼを固定化したバイオリアクターを用いる方法[バイオテクノロジー・レターズ(Biotechnol.Lett.),第23巻,第185ページ(2001)]および[アプライド・エンバイロメンタル・マイクロバイオロジー(Appl.Environ.Microbiol.),第46巻,第1055ページ(1984)]などが提案されている。
本発明において、体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤が、該症状または体脂肪が蓄積される過程を改善もしくは抑制する特質を生かすための摂取量は、特に制限されることはなく、目的とする症状の度合い、使用態様、使用量、使用期間などにより適宜調整することができる。D−タガトースおよび/
またはその誘導体は、それを体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤として配合する物質中に0.1〜50重量%含まれるように配合されている。好ましくは1〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%である。ただし、含有量が少ない場合には該物質の摂取量を増やせば良く含有量が多い場合には該物質の摂取量を少なくすれば良い。よって、配合割合について、通常飲食品には下限に近い配合割合で用いることができるが、医薬品、錠剤やカプセルに入れて用いるような場合は上限に近い配合割合で用いることができる。飲食品類に添加して摂取する場合は、この摂取量の範囲に入るように食するのが好ましいが、例えば、飲食品中に3重量%以上の比率で添加することにより顕著な内臓脂肪蓄積、高脂血症、高血糖などを改善もしくは予防する効果を示す。ただし、30重量%以上だと下痢を起こしてしまうことがあるため好ましくないので、実用的には、3重量部以上30重量部以下が好ましい。
D−タガトースおよび/ またはその誘導体をヒトが摂取する場合、個々人の年齢、体重および症状などによって用法用量が決定されるべきであるが、多くの場合有効な用量はD−タガトース成人1日当たり1〜50gで、分割して食前、食後あるいは食事とともに摂取されるのが適当である。D−タガトースおよび/ またはその誘導体の投与量は、経口投与の場合、成人に対しD−タガトースとして、1日量0.3〜50gを摂取するのが好ましいが、年令、症状により適宜増減することも可能である。前記1日量の本発明の体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤は、1日に1回、又は適当な間隔をおいて1日2もしくは3回に分けて、あるいは食前、食後あるいは食事とともに摂取することが好ましい。
本発明においては、D−タガトースを他の健康増進効果を有する成分、例えば、食物繊維、カルニチン、カテキンなどと併用して、または混合して用いることもできる。また、好みによりアスパルテームやステビアなどの高甘味度甘味料、砂糖、糖アルコールや水溶性食物繊維(ポリデキストロースや難消化性デキストリンやイヌリンなど)などの素材と併用して使用することができる。また、医薬として使用する場合には、増量剤、担体などと混合して製剤化して用いられる。
本発明の体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤は、例えば、食品一般、保健用食品、患者用食品、食品素材、保健用食品素材、患者用食品素材、特定保健用食品素材、食品添加物、保健用食品添加物、患者用食品添加物、飲料、保健用飲料、患者用飲料、飲料水、保健用飲料水、患者用飲料水、医薬剤、製剤原料、飼料、患畜および/または患獣用飼料などに添加され、その有効成分として、また補助剤として使用することができる。また、甘味料を含有するものであれば、甘味料の代替物としてその全部または一部として用いられる。
上記の飲食物としては、例えば、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品として、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類、乳化剤、香料などが配合された流動食、半消化態栄養食、成分栄養食、ドリンク剤、カプセル剤、経腸栄養剤などの加工形態を挙げることができる。また、食品の製造例としては、アミノ酸バランスのとれた栄養価の高い乳蛋白質、大豆蛋白質、卵アルブミンなどの蛋白質、これらの分解物、卵白のオリゴペプチド、大豆加水分解物などの他、アミノ酸単体の混合物などを、常法に従って使用することができる。
本発明の体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤を食品に利用する場合、そのままの形態、水溶液、オイルなどに懸濁した形態、乳液状形態食、または食品業界で一般的に使用される固体の担体を添加した形態などのものを適宜調製して用いられる。食品素材あるいは食品添加物としての具体的な使用形態としては、例えば、錠剤、カプセル剤、飲料などに溶解させる粉末あるいは顆粒などの固形剤、ゼリーなどの半固形体、飲料水などの液体、希釈して用いる高濃度溶液などが挙げられる。また、本発明のメタボリックシンドローム改善剤または体脂肪蓄積改善剤は、砂糖と同様な用途に用いることができ、調理やお茶、コーヒーなどにも単独で、さらに従来の甘味料と混合して使用できる。
本発明の体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤は、食品に適宜添加してメタボリックシンドローム症状の改善もしくはその予防を目的とした保健食または病人食とされるが、このとき、任意成分として、通常食品に添加されるビタミン類、炭水化物、色素、香料などの薬剤を適宜配合することができる。食品は液状または固形の任意の形態で食することができる。また、ゼラチンなどで外包してカプセル化した軟カプセル剤として食することができる。例えば、カプセルとしては、原料ゼラチンに水を加えて溶解し、これに可塑剤(グリセリン、D−ソルビトールなど)を加えることにより調製したゼラチン皮膜でつくられる。
飲料としての形態としては、主に、非アルコール飲料またはアルコール飲料である。非アルコール飲料としては、例えば、炭酸系飲料、果汁飲料、ネクター飲料などの非炭酸系飲料、清涼飲料、スポーツ飲料、茶、コーヒー、ココアなど、また、アルコール飲料の形態では薬用酒などの一般食品の形態を挙げることができる。さらに具体的な飲食物として以下のものを例示することができるが、これらに限定されるものではない。
和洋菓子類(プリン、ゼリー、グミキャンディー、キャンディー、ドロップ、キャラメル、チューインガム、チョコレート、ペストリー、バタークリーム、カスタードグリーム、シュークリーム、ホットケーキ、パン、ポテトチップス、フライドポテト、ポップコーン、ビスケット、クラッカー、パイ、スポンジケーキ、カステラ、ワッフル、ケーキ、ドーナツ、ビスケット、クッキー、せんべい、おかき、おこし、まんじゅう、あめなど);麺製品(うどん、そば、ラーメン、そうめん、即席めん、マカロニ、パスタ);卵製品( マヨネーズ、生クリーム);飲料( 機能性飲料、乳酸飲料、乳酸菌飲料、濃厚乳性飲料、果汁飲料、無果汁飲料、果肉飲料、透明炭酸飲料、果汁入り炭酸飲料、果実着色炭酸飲料);嗜好品(緑茶、紅茶、インスタントコーヒー、ココア、缶入りコーヒードリンク);乳製品( アイスクリーム、ヨーグルト、コーヒー用ミルク、バター、バターソース、チーズ、発酵乳、加工乳);ペースト類(マーマレード、ジャム、フラワーペースト、ピーナッツペースト、フルーツペースト、果実のシロップ漬け);畜肉製品( ハム、ソーセージ、ベーコン、ドライソーセージ、ビーフジャーキー、ラード);魚介類製品(魚肉ハム、魚肉ソーセージ、蒲鉾、ちくわ、ハンペン、魚の干物、鰹節、鯖節、煮干し、うに、いかの塩辛、スルメ、魚のみりん干し、貝の干物、鮭などの燻製品);佃煮類(小魚、貝類、山菜、茸、昆布) 、カレー類(即席カレー、レトルトカレー、缶詰カレー);調味料剤( みそ、粉末みそ、醤油、粉末醤油、もろみ、魚醤、ソース、ケチャップ、オイスターソース、固形ブイヨン、焼き肉のたれ、カレールー、シチューの素、スープの素、だしの素、ペースト、インスタントスープ、ふりかけ、ドレッシング、サラダ油);揚げ製品(油揚げ、油揚げ菓子);その他に、豆乳、マーガリン、ショートニング。
上記各種食品の中で、例えば、スポーツドリンク、栄養ドリンクなどの飲食物には、栄養バランス、風味を良くするために、更にアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類などの栄養的添加物や素材、香辛料、香料、色素などを配合することができる。
また、本発明の体脂肪蓄積改善剤またはメタボリックシンドローム改善剤は、家畜、家禽、ペット類の飼料用に応用することができる。例えば、ドライドッグフード、ドライキャットフード、ウェットドッグフード、ウェットキャットフード、セミモイストドックフード、養鶏用飼料、牛、豚などの家畜用飼料に配合することができる。飼料自体は、常法に従って調製される。これらの体脂肪蓄積改善効果を含有する飼料は、ヒト以外の動物、例えば、牛、馬、豚、羊などの家畜用哺乳類、鶏、ウズラ、ダチョウなどの家禽類、または虫類、鳥類あるいは小型哺乳類などのペット類、養殖魚類などに用いることができる。
本発明のメタボリックシンドローム改善または内臓脂肪蓄積の改善もしくは予防効果および血清脂質の改善もしくは予防などの生理活性効果を目的とした薬剤は、これらを単独で用いるほか、一般的賦形剤、安定剤、保存剤、結合剤、崩壊剤などの適当な添加剤を配合し、液剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、錠剤、カプセル剤、丸剤、軟膏剤、貼付剤、散布剤、スプレー剤または注射剤等の適当な剤型を選んで製剤し、経口的、経鼻的、経皮的あるいは経静脈的に投与することができる。
経口投与、経鼻投与、経皮投与または経静脈投与に適した医薬用の有機又は無機の固体、半固体又は液体の担体、溶解剤もしくは希釈剤を本発明の組成物を薬剤として調製するために用いることができる。水、ゼラチン、乳糖、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、動物・植物油、ベンジルアルコール、ガム、ポリアルキレングリコール、石油樹脂、ヤシ油、ラノリン、又は医薬に用いられる他のキャリアー(担体)は全て、本発明の組成物を含む薬剤の担体として用いることができる。また、安定剤、湿潤剤、乳化剤や、浸透圧を変えたり、配合剤の適切なpHを維持するための塩類を補助薬剤として適宜用いることができる。
近年、化粧品等の製剤化に、可溶性フィルムが使用されるようになってきている。例えば、香料等を保持させたフレーバーフィルム等として気分転換、口臭予防等を目的として、可食性の可溶性フィルムが使用されている。また、保湿剤等を保持させた化粧品用フィルムを、パックとして使用したり、水に溶解して乳液として使用するといったアイディアも出されている。更に、抗炎症剤等を保持させて湿布薬として使用したりすることも検討されている。また、食品、医薬品等の包装材として、又食品、医薬品等の有効成分を保持する担体として、優れた溶解性とフィルム特性を示しこれらの用途に好適に用いることができる可溶性フィルムが提案されており(特開2007−091696号公報参照)、このようにして、本発明の生理作用を有する素材を医薬品もしくは医薬部外品、化粧品に適応することができる。
本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は実施例によってなんら限定されるものではない。
D−タガトースの内臓脂肪蓄積、血清脂質、および血糖値に対する影響を、ラットを用いて調べた。
[実験方法]
3週齢の雄性Sprague-Dawley ラットを実験動物として用いた。D−タガトースを給餌した群(D-タガトース群)および、D−タガトースをα‐コーンスターチに置き換えて給餌したコントロール群の二群で比較し、D−タガトースの影響を検討した。実験用に用いた飼料の配合を表1に示す。両飼料とも、カゼイン、α−コーンスターチ、グラニュー糖を主成分として、D−タガトースを給餌した群にはD−タガトースを3重量%添加した。飼料と水を自由摂取とし4週間飼育した。飼育期間中平均してラット一匹当たり約0.68g/日のD−タガトースを摂取したことになる。4週間の飼育終了後、解剖を行った。解剖時に採血および、内臓および体脂肪を採取しその重量を測定した。測定値は平均値および標準誤差で表わし、有意差検定は対応のないt検定を用いて行った。
[実験結果]
実験結果を下記の表2、表3および表4に示す。
体重および餌の摂取量に関しては、有意な低下は認められなかった(実験中の観察からは、動物の行動にも顕著な変化は認められなかった。)。脂肪重量に関しては、コントロール群の体脂肪重量と比較して、D−タガトース群が有意な低下が認められた。 (表2〜表4)。図1から図4には、この実験結果を図に表したものであり、図1は腹部脂肪重量、図2には後腹部脂肪重量、図3には精巣周囲脂肪重量、図4には全脂肪重量の測定値を示す。これらの実験結果から、D−タガトースの少量の摂取は、有害な体重減少などの副作用を認めることなしに、体脂肪、特に内臓脂肪の減少作用を示すことが明らかとなった。また、血清脂質および血糖に関しては、タガトース群は、コントロール群と比較し、HDL−C値の増加、トリグリセリドの低下および、血糖値の低下傾向が認められた。
本発明は、D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とする新規なメタボリックシンドローム改善剤または体脂肪蓄積改善剤およびこれらを含有する医薬品、飲食品、飼料に係るものである。本発明により、内臓脂肪蓄積を主原因とするメタボリックシンドロームなどの慢性疾患を軽減または治療することが可能な医薬を提供することを可能とし、また、食品業界などにおいて、広く供給され、多量に摂取されても内臓脂肪が蓄積するおそれのない飲食品を消費者に提供することを可能とする新規食材を提供することができる。また、本発明に係る医薬、飲食品の提供によって、消費者がメタボリックシンドロームなどの慢性疾患に悩まされることなく健康を維持し、国民の総医療費の低減に大きく貢献をすることが期待される。
D−タガトースの給餌の有無による腹部脂肪重量の差異を示す図面である。 D−タガトースの給餌の有無による後腹部脂肪重量の差異を示す図面である。 D−タガトースの給餌の有無による精巣周囲脂肪重量の差異を示す図面である。 D−タガトースの給餌の有無による全脂肪重量の差異を示す図面である。

Claims (16)

  1. D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とすることを特徴とする体脂肪蓄積改善剤。
  2. 内臓脂肪蓄積の改善作用を有する請求項1に記載の体脂肪蓄積改善剤。
  3. 高脂血症および高血糖の改善作用を有する請求項1または2に記載の体脂肪蓄積改善剤。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の体脂肪蓄積改善剤を含有することを特徴とする医薬品。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の体脂肪蓄積改善剤を含有することを特徴とする飲食品
  6. 体脂肪蓄積改善剤を3〜30重量%含有する請求項5に記載の飲食品。
  7. 機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品である請求項5または6に記載の飲食品。
  8. 請求項1から3のいずれかに記載の体脂肪蓄積改善剤を含有することを特徴とする飼料。
  9. D−タガトースおよび/ またはその誘導体を有効成分とすることを特徴とするメタボリックシンドローム改善剤。
  10. 内臓脂肪蓄積、高脂血症、および高血糖症の改善作用を有する請求項9に記載のメタボリックシンドローム改善剤。
  11. 請求項9または10に記載のメタボリックシンドローム改善剤を含有することを特徴とする医薬品。
  12. 請求項9または10に記載のメタボリックシンドローム改善剤を含有することを特徴とする飲食品
  13. メタボリックシンドローム改善剤を3〜30重量%含有する請求項12に記載の飲食品。
  14. 飲食品が、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品、または栄養機能食品である請求項12または13に記載の飲食品。
  15. 請求項9または10に記載のメタボリックシンドローム改善剤を含有することを特徴とする飼料。
  16. D−タガトースおよび/ またはその誘導体を摂取することを特徴とする体脂肪蓄積改善方法。
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