JP6143278B2 - ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置 - Google Patents

ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6143278B2
JP6143278B2 JP2012219177A JP2012219177A JP6143278B2 JP 6143278 B2 JP6143278 B2 JP 6143278B2 JP 2012219177 A JP2012219177 A JP 2012219177A JP 2012219177 A JP2012219177 A JP 2012219177A JP 6143278 B2 JP6143278 B2 JP 6143278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
light emitting
organic light
display device
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012219177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013143377A (ja
Inventor
河珍 宋
河珍 宋
相佑 表
相佑 表
炳旭 兪
炳旭 兪
孝妍 金
孝妍 金
智英 權
智英 權
▲ヘ▼娟 沈
▲ヘ▼娟 沈
寛熙 李
寛熙 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Display Co Ltd
Original Assignee
Samsung Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Display Co Ltd filed Critical Samsung Display Co Ltd
Publication of JP2013143377A publication Critical patent/JP2013143377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6143278B2 publication Critical patent/JP6143278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/11OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED] characterised by the electroluminescent [EL] layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/81Anodes
    • H10K50/813Anodes characterised by their shape
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/82Cathodes
    • H10K50/822Cathodes characterised by their shape
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/85Arrangements for extracting light from the devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/87Arrangements for heating or cooling
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/18Deposition of organic active material using non-liquid printing techniques, e.g. thermal transfer printing from a donor sheet
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24479Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including variation in thickness
    • Y10T428/24612Composite web or sheet

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置に関する。
平板表示装置に使用される有機発光素子は、アノード電極と、カソード電極と、アノード電極とカソード電極との間に介在した有機膜とを含む。有機膜は発光層を含み、発光層以外にも正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層をさらに含む。このような有機発光素子は有機膜、特に発光層をなす物質によって高分子有機発光素子と低分子有機発光素子に分けられる。
有機発光素子において、フルカラーを実現するためには有機膜をパターニングしなければならない。パターニング方法としては、低分子有機発光素子の場合にはシャドーマスク(shadow mask)を使用する方法があり、高分子有機発光素子の場合にはインクジェットプリンティング(ink−jet printing)またはレーザーによる熱転写法(Laser Induced Thermal Imaging;以下、LITIとする)がある。この中で、LITIは、前記有機膜を微細にパターニングすることができる長所があるだけでなく、インクジェットプリンティングが湿式工程であることに対し、LITIは乾式工程であるという長所がある。
このようなLITIによる高分子有機膜のパターン形成方法は、少なくとも光源、アクセプタ基板、そしてドナーフィルムを必要とする。アクセプタ基板は、有機膜が形成される表示基板であり、ドナーフィルムは基材フィルム、光−熱変換層及び有機膜からなる転写層を含む。
アクセプタ基板上への有機膜のパターニングは、光源から出たレーザーがドナーフィルムの光−熱変換層に吸収されて熱エネルギーに変換され、熱エネルギーによって転写層をなす有機膜がアクセプタ基板上に転写されて行われる。
しかし、このように転写された有機膜は、他の層との接合力が低下するという問題点がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、優れた接合力を有するように有機膜を転写させることができるだけでなく、発光効率も向上させることができるドナーフィルムを提供することにある。
また、前記ドナーフィルムを用いて安定した有機発光表示装置の製造方法を提供することにある。
さらに、前記製造方法によって優れた層間接合力と発光効率とを有する有機発光表示装置を提供することにある。
本発明の実施形態によれば、ドナーフィルムは、ドナー基板及び前記ドナー基板上に形成された転写層を含む。前記ドナー基板は、基材フィルムと、前記基材フィルム上に位置した光−熱変換層(LTHC)と、前記光−熱変換層上に位置し、皺のある一面を有する屈曲層間膜とを含む。前記転写層は、前記屈曲層間膜の前記皺のある一面上に、前記皺のある一面の形状に沿って屈曲するように形成された有機発光層を含む。
前記転写層は、前記有機発光層上に形成された電荷発生層(charge generation layer、CGL)または有機中間層をさらに含んでもよい。
前記転写層は、前記有機発光層と前記電荷発生層または前記有機中間層との間に形成された補助層をさらに含んでもよい。
前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲は、前記屈曲層間膜と前記有機発光層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記補助層と前記電荷発生層または前記有機中間層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記屈曲層間膜は、アクリル樹脂(acrylic resin)、アルキド樹脂(alkyd resin)またはシリコーン高分子から形成されてもよい。
また、本発明の実施形態によれば、有機発光表示装置の製造方法は、表示基板上に第1電極を形成する段階と、基材フィルム、前記基材フィルム上に位置した光−熱変換層(LTHC)、及び前記光−熱変換層上に位置し、皺のある一面を有する屈曲層間膜を含むドナー基板と、前記屈曲層間膜の前記皺のある一面上に、前記皺のある一面の形状に沿って屈曲するように形成された有機発光層を含む転写層を含むドナーフィルムとを設ける段階と、前記転写層が前記第1電極に対向するように前記ドナーフィルムを前記表示基板上に配置する段階と、前記ドナーフィルムにレーザーを照射して前記転写層を前記第1電極上に転写させる段階と、前記ドナー基板を前記転写層から分離させる段階とを含む。
前記転写層は、前記有機発光層上に形成された電荷発生層(charge generation layer、CGL)または有機中間層をさらに含んでもよい。
前記転写層は、前記有機発光層と前記電荷発生層または前記有機中間層との間に形成された補助層をさらに含んでもよい。
前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲は、前記屈曲層間膜と前記有機発光層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記補助層と前記電荷発生層または前記有機中間層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記転写層を転写させる前に、前記第1電極上に正孔注入層(hole‐injection layer、HIL)及び正孔輸送層(hole‐transporting layer、HTL)のうちの一つ以上を形成する段階をさらに含んでもよい。
前記屈曲層間膜は、アクリル樹脂(acrylic resin)、アルキド樹脂(alkyd resin)またはシリコーン高分子から形成されてもよい。
前記有機発光表示装置の製造方法は、前記ドナー基板を分離した後、前記有機発光層上に第2電極を形成する段階をさらに含んでもよい。
前記第2電極を形成する前に、前記有機発光層上に電子輸送層(electron‐transporting layer、ETL)及び電子注入層(electron‐injection layer、EIL)のうちの一つ以上を形成する段階をさらに含んでもよい。
前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上と前記第2電極との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
また、本発明の実施形態によれば、表示基板と、前記表示基板上に形成された第1電極と、前記第1電極上に形成された電荷発生層または有機中間層と、前記電荷発生層または前記有機中間層上に形成された補助層と、前記補助層上に形成されて皺を有するように形成された有機発光層と、前記有機発光層上に形成された第2電極とを含む。
前記補助層と前記電荷発生層または前記有機中間層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記有機発光表示装置は、前記有機発光層と前記第2電極との間に形成された電子輸送層及び電子注入層のうちの一つ以上をさらに含んでもよい。
前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上と前記第2電極との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかであってもよい。
前記有機発光表示装置は、前記第1電極と前記電荷発生層または前記有機中間層との間に形成された正孔注入層(hole‐injection layer、HIL)及び正孔輸送層(hole‐transporting layer、HTL)のうちの一つ以上をさらに含んでもよい。
本発明の実施形態によれば、ドナーフィルムは優れた接合力を有するように有機膜を転写させることができるだけでなく、発光効率も向上させることができる。
また、有機発光表示装置の製造方法は、前記ドナーフィルムを用いて安定的に有機発光表示装置を製造することができる。
さらに、有機発光表示装置は、前記ドナーフィルム及び製造方法によって優れた層間接合力と発光効率とを有することができる。
本発明の一実施形態に係るドナーフィルムの断面図である。 図1のドナーフィルムを用いた有機発光表示の製造方法を順次に示した断面図である。 図1のドナーフィルムを用いた有機発光表示の製造方法を順次に示した断面図である。 図1のドナーフィルムを用いた有機発光表示の製造方法を順次に示した断面図である。 図1のドナーフィルムを用いて製造された有機発光表示装置の断面図である。
以下、添付した図面を参考として、本発明の実施形態について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は多様に異なる形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。
図面は概略的であり、縮尺に合わせて図示されていないものとする。図面にある部分の相対的なサイズ及び比率は、図面における明確性及び便宜のためにその大きさを誇張し、または減少して示している。また、任意の要素のサイズは単に例示的なものに過ぎず、これに限定されるものではない。さらに、2つ以上の図面に示される同一の構造物、要素または部品には、類似した特徴を表すために同一する参照符号を使用した。ある部分が他の部分の「上部に」または「上に」あるとするとき、これは他の部分の直ぐ上にあることもあれば、その間に他の部分が伴うこともある。
本発明の実施形態は、本発明の理想的な実施形態を具体的に示す。その結果、図示された実施形態には多様な変形が予想される。したがって、実施形態は図に示した範囲の特定形態に限定されず、例えば製造による形態の変形も含む。
以下、図1を参照して本発明の一実施形態に係るドナーフィルム(donor film)101を説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るドナーフィルム101は、ドナー基板100と、ドナー基板100上に形成された転写層200とを含む。
本発明の一実施形態において、ドナー基板100は、基材フィルム110、光−熱変換層(LTHC)120、及び屈曲層間膜130を含む。
基材フィルム110は透明性高分子からなるが、このような高分子としては、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル、ポリアクリル、ポリエポキシ、ポリエチレン、ポリスチレンなどを使用することができる。その中で、ポリエチレンテレフタレートフィルムが主に使用される。基材フィルム110は、支持フィルムとして適当な光学的性質及び十分な機械的安定性を持たなければならない。したがって、基材フィルム110の厚さは、10μmから500μmであることが好ましい。
光−熱変換層120は、基材フィルム110上に形成される。光−熱変換層120は、赤外線領域から可視光線領域の光を吸収して光の一部を熱に変換させる層であって、適当な光学密度(optical density)を持たなければならず、光吸水性物質を含む。一例として、光−熱変換層120は、アルミニウム酸化物またはアルミニウム硫化物を光吸水性物質として含む金属膜、カーボンブラック、黒鉛や赤外線染料を光吸水性物質として含む高分子有機膜などであってもよい。このとき、金属膜の場合は、真空蒸着法、電子ビーム蒸着法、またはスパッタリングを用いて100Åから5000Åの厚さに形成することが好ましい。有機膜の場合は、一般的なフィルムコーティング方法であるロールコーティング(roll coating)、グラビア(gravure)、圧出(extrusion)、スピン(spin)、及びナイフ(knife)コーティング方法を用い、0.1μmから10μmの厚さに形成するのが好ましい。
屈曲層間膜130は、光−熱変換層120上に形成される。屈曲層間膜130は、光−熱変換層120に含まれている光吸水性物質、例えば、カーボンブラックが後続する工程で形成される転写層を汚染させることを防止する役割を果たす。また、屈曲層間膜130は、ドナー基板100と転写層200との間の接合力を向上させる役割を果たす。
また、屈曲層間膜130は、転写過程でアクセプタ基板、つまり、表示基板510(図2に図示)または表示基板510上に形成された層が損傷することを防止する緩衝の役割を果すこともできる。
屈曲層間膜130は、アクリル樹脂(acrylic resin)またはアルキド樹脂(alkyd resin)から形成することもでき、シリコーン高分子(silicone polymer)から形成することもできる。
一方、本発明の一実施形態において、屈曲層間膜130は皺のある一面を有する。具体的に、屈曲層間膜130は、光−熱変換層120に対向する面と反対となる一面が皺を有するように形成される。屈曲層間膜130の皺のある一面は、当該技術分野の従事者に公知の多様な方法で作られる。
転写層200は、有機発光層325を含む。また、本発明の一実施形態において、転写層200は、有機発光層325上に形成された電荷発生層(charge generation layer、CGL)323または有機中間層をさらに含んでもよい。また、転写層200は、有機発光層325と電荷発生層323または有機中間層との間に形成された補助層324をさらに含んでもよい。つまり、補助層、電荷発生層323、または有機中間層は、場合によっては省略することもできる。
有機発光層325は、有機発光素子300から光を発生させる層であって、当該技術分野の従事者に公知の多様な素材及び種類で形成されることができる。
例えば、有機発光層325としては、赤色発光材料であるAlq3(ホスト)/DCJTB(蛍光ドーパント)、Alq3(ホスト)/DCM(蛍光ドーパント)、CBP(ホスト)/PtOEP(燐光有機金属錯体)等の低分子物質とPFO系高分子、PPV系高分子などの高分子物質などが用いられる。また、緑色発光材料であるAlq3、Alq3(ホスト)/C545t(ドーパント)、CBP(ホスト)/IrPPy(燐光有機金属錯体)等の低分子物質とPFO系高分子、PPV系高分子などの高分子物質が用いられる。さらに、青色発光材料であるDPVBi、スピロ-DPVBi、スピロ-6P、ジスチリルベンゼン(DSB)、ジスチリルアリーレン(DSA)等の低分子物質とPFO系高分子、PPV系高分子などの高分子物質が用いられる。
電荷発生層323に電圧が印加されれば正孔と電子が発生し、外部から注入された電子や正孔と再結合して発光する。したがって、内部で電荷が発生しただけ、多量の光子が発生する。電荷発生層323は、当該技術分野の従事者に公知された材料で作られる。
有機中間層は、転写過程で界面特性を向上させるための物質を含む。このような物質としては、当該技術分野の従事者に公知された物質が用いられる。
補助層324は、正孔輸送層及び電子注入層のうちの一つ以上を含むことができ、保護層としての役割を果たすこともでき、共振層であることもできる。つまり、補助層324は、当該技術分野の従事者に公知された多様な機能層のうちの一つ以上を含むことができる。
一方、本発明の一実施形態において、有機発光層325は、ドナー基板100の屈曲層間膜130の皺のある一面上に、皺のある一面の形状に沿って屈曲するように形成される。また、有機発光層325と補助層324との間の界面が有する屈曲は、屈曲層間膜130と有機発光層325との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかに形成される。さらに、補助層324と電荷発生層323または有機中間層との間の界面が有する屈曲は、有機発光層325と補助層324との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかに形成される。
このような構成により、ドナーフィルム101は優れた接合力を有するように有機膜を転写させることができるだけでなく、発光効率も向上させることができる。
具体的に、曲がった形状に形成された有機発光層325によって発光効率が向上するだけでなく、接合力も向上させることができる。
以下、図2〜図5を参照して、本発明の一実施形態に係るドナーフィルム101を用いた有機発光表示装置の製造方法を説明する。
初めに、表示基板510上に第1電極310を形成する。表示基板510は、ガラス、石英、セラミック、またはプラスチックなどからなる透明な絶縁性基板で形成されるが、本発明の一実施形態がこれに限定されるものではない。第1電極310はアノード電極であってもよい。第1電極310は、当該技術分野の従事者に公知された多様な材料で作られる。
次に、第1電極上に正孔注入層(hole‐injection layer、HIL)321及び正孔輸送層(hole‐transporting layer、HTL)322のうちの一つ以上を形成する。
正孔注入層321としては、一例として、CuPc、TNATA、TCTA、TDAPBのような低分子物質やPANI、PEDOTのような高分子物質を使用することができ、正孔輸送層322としては、アリールアミン系低分子、ヒドラゾン系低分子、スチルベン系低分子、スターバースト系低分子としてNPB、TPD、s-TAD、MTADATAなどの低分子物質や、カルバゾール系高分子、アリールアミン系高分子、ペリレン系及びピロール系高分子としてPVKのような高分子物質を使用できる。
正孔注入層321及び正孔輸送層322のうちの一つ以上は、場合によっては省略することもできる。
次に、図1で上述した本発明の一実施形態に係るドナーフィルム101を設ける。そして、図2に示すように、ドナーフィルム101の転写層200が第1電極310に対向するようにドナーフィルム101を表示基板上に配置する。
次に、図3に示すように、ドナーフィルム200にレーザー照射装置800を使用してレーザー(LB)を照射し、転写層200を第1電極310上に転写させる。そして、図4に示すように、表示基板510上の第1電極310上に転写された転写層からドナー基板100を分離させる。
次に、図5に示すように、転写された有機発光層325上に電子輸送層(electron‐transporting layer、ETL)326及び電子注入層(electron‐injection layer、EIL)327のうちの一つ以上を形成する。
電子輸送層326としては、一例として、PBD、TAZ、スピロ‐PBDのような高分子物質やAlq3、BAlq、SAlqのような低分子物質を使用することができる。また、電子注入層327としては、Alq3、ガリウム混合物(Ga complex)、PBDのような低分子物質やオキサジアゾール系高分子物質を使用することができる。
電子輸送層326及び電子注入層327のうちの一つ以上は、場合によっては省略することができる。
続いて、電子輸送層326及び電子注入層327のうちの一つ以上の上に第2電極330を形成する。第2電極330はカソード電極であってもよい。第2電極330は、当該技術分野の従事者に公知された多様な材料で作られる。
電子輸送層326及び電子注入層327のうちの一つ以上と第2電極330との間の界面が有する屈曲は、有機発光層325と電子輸送層326及び電子注入層327のうちの一つ以上との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかに形成される。
このように、第1電極310と第2電極330との間に形成された正孔注入層321、正孔輸送層322、電荷発生層323、補助層324、有機発光層325、電子輸送層326、及び電子注入層327は、有機発光素子300の発光に寄与する有機層320となる。
このような製造方法により、本発明の一実施形態に係るドナーフィルム101を用いた有機発光表示装置の製造方法は、安定的に有機発光表示装置501を製造することができる。
上述した製造方法によって製造された有機発光表示装置501は、図5に示すように、優れた層間接合力と発光効率とを有することができる。
具体的に、有機発光表示装置501は、第1電極310上に蒸着によって形成された正孔注入層321及び正孔輸送層322を含む。そして、その上に皺のある表面を有する屈曲層間膜130を含むドナーフィルム101を通じて転写された電荷発生層323、補助層324、及び有機発光層325は、皺または屈曲を有する。
また、皺のある表面を有する有機発光層325の上に形成された電子輸送層326、電子注入層327、及び第2電極330の間の界面も、皺または屈曲を有する。
有機発光層325で発生した光が第2電極330を透過して放出されるとき、第1電極310と有機発光層325との間の界面における余剰自由電子(phonon)を励起して有機発光層325による光以外にさらに光が発生するが、電磁場(electromagnetic field)の方向が第2電極330の表面と平行な場合、余剰自由電子によって発生した光は消滅する。しかし、界面の有する皺によって電磁場の方向を第2電極330の表面に対して垂直方向に近づくように発生させることができるので、余剰自由電子によって発生した光が有機発光層325で発生した光に加えられ、発光効率を高める効果を有することができる。
上述したように、本発明の望ましい実施形態を通して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず、次に記載する特許請求の範囲の概念と範囲を逸脱しない限り多様な修正及び変形が可能であることは、本発明の属する技術分野に従事する者であれば簡単に理解できる。
100 ドナー基板
101 ドナーフィルム
110 基材フィルム
120 光−熱変換層
130 屈曲層間膜
200 転写層
300 有機発光素子
310 第1電極
320 有機層
321 正孔注入層
322 正孔輸送層
323 電荷発生層
324 補助層
325 有機発光層
326 電子輸送層
327 電子注入層
330 第2電極

Claims (16)

  1. ドナー基板及び前記ドナー基板上に形成された転写層を含むドナーフィルムであって、
    前記ドナー基板は、
    基材フィルムと、
    前記基材フィルム上に位置した光−熱変換層(LTHC)と、
    前記光−熱変換層上に位置し、皺のある一面を有する屈曲層間膜と、
    を含み、
    前記転写層は、
    前記屈曲層間膜の上に形成され、前記屈曲層間膜の前記皺のある一面の形状に沿って屈曲した有機発光層と、
    前記有機発光層の上に形成され、前記有機発光層の形状に沿って屈曲した、補助層と、
    を含み、
    前記有機発光層と前記補助層との間の界面の表面粗さが、前記屈曲層間膜と前記有機発光層との間の界面の表面粗さよりも小さい、ドナーフィルム。
  2. 前記転写層は、前記補助層上に形成され、前記補助層の形状に沿って屈曲した電荷発生層(CGL)をさらに含む、請求項1に記載のドナーフィルム。
  3. 前記補助層と前記電荷発生層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかである、請求項2に記載のドナーフィルム。
  4. 前記屈曲層間膜は、アクリル樹脂、アルキド樹脂またはシリコーン高分子から形成される、請求項1に記載のドナーフィルム。
  5. 表示基板上に第1電極を形成する段階と、
    基材フィルム、前記基材フィルム上に位置した光−熱変換層(LTHC)、及び前記光−熱変換層上に位置し、皺のある一面を有する屈曲層間膜を含むドナー基板を設ける段階と、
    前記屈曲層間膜の前記皺のある一面上に、前記皺のある一面の形状に沿って屈曲するように形成された有機発光層と、前記有機発光層の上に、前記有機発光層の形状に沿って屈曲するように形成された補助層と、を含む転写層を含むドナーフィルムとを設ける段階と、
    前記転写層が前記第1電極に対向するように前記ドナーフィルムを前記表示基板上に配置する段階と、
    前記ドナーフィルムにレーザーを照射して前記転写層を前記第1電極上に転写させる段階と、
    前記ドナー基板を前記転写層から分離させる段階と、
    含み、
    前記有機発光層と前記補助層との間の界面の表面粗さが、前記屈曲層間膜と前記有機発光層との間の界面の表面粗さよりも小さい、有機発光表示装置の製造方法。
  6. 前記転写層は、前記補助層上に形成され、前記補助層の形状に沿って屈曲するように形成された電荷発生層(CGL)をさらに含む、請求項5に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  7. 前記補助層と前記電荷発生層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかである、請求項6に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  8. 前記転写層を転写させる前に、前記第1電極上に正孔注入層(HIL)及び正孔輸送層(HTL)のうちの一つ以上を形成する段階をさらに含む、請求項5に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  9. 前記屈曲層間膜は、アクリル樹脂、アルキド樹脂またはシリコーン高分子から形成される、請求項5に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  10. 前記ドナー基板を分離した後、前記有機発光層上に第2電極を形成する段階をさらに含む、請求項5から9のうちのいずれか一項に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  11. 前記第2電極を形成する前に、前記有機発光層上に電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)のうちの一つ以上を形成する段階をさらに含む、請求項10に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  12. 前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上と前記第2電極との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかである、請求項11に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  13. 表示基板と、
    前記表示基板上に形成された第1電極と、
    前記第1電極上に形成された電荷発生層と、
    前記電荷発生層上に形成された補助層と、
    前記補助層上に形成されて皺を有するように形成された有機発光層と、
    前記有機発光層上に形成された第2電極と、
    を含み、
    前記補助層は、前記有機発光層の形状に沿って屈曲した形状を有し、
    前記補助層と前記電荷発生層との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記補助層との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかである、有機発光表示装置。
  14. 前記有機発光層と前記第2電極との間に形成され、前記有機発光層の形状に沿って屈曲した形状を有する電子輸送層及び電子注入層のうちの一つ以上をさらに含む、請求項13に記載の有機発光表示装置。
  15. 前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上と前記第2電極との間の界面が有する屈曲は、前記有機発光層と前記電子輸送層及び前記電子注入層のうちの一つ以上との間の界面が有する屈曲よりも相対的に緩やかである、請求項14に記載の有機発光表示装置。
  16. 前記第1電極と前記電荷発生層との間に形成された正孔注入層(HIL)及び正孔輸送層(HTL)のうちの一つ以上をさらに含む、請求項13から15のうちのいずれか一項に記載の有機発光表示装置。
JP2012219177A 2012-01-09 2012-10-01 ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置 Expired - Fee Related JP6143278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020120002553A KR20130081531A (ko) 2012-01-09 2012-01-09 도너 필름 및 이를 이용한 유기 발광 표시 장치 제조 방법 및 이를 이용하여 제조된 유기 발광 표시 장치
KR10-2012-0002553 2012-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013143377A JP2013143377A (ja) 2013-07-22
JP6143278B2 true JP6143278B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=48721631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012219177A Expired - Fee Related JP6143278B2 (ja) 2012-01-09 2012-10-01 ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8809842B2 (ja)
JP (1) JP6143278B2 (ja)
KR (1) KR20130081531A (ja)
CN (1) CN103199200B (ja)
TW (1) TWI555254B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9991463B2 (en) * 2012-06-14 2018-06-05 Universal Display Corporation Electronic devices with improved shelf lives
KR20150007837A (ko) * 2013-07-12 2015-01-21 삼성디스플레이 주식회사 도너 기판 및 이를 이용한 유기 발광 표시 장치의 제조방법
KR20150012530A (ko) * 2013-07-25 2015-02-04 삼성디스플레이 주식회사 전사용 도너 기판 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
DE102014102191B4 (de) * 2014-02-20 2017-12-28 Osram Oled Gmbh Organisches lichtemittierendes Bauelement mit verbessertem Farbwiedergabeindex
KR102267176B1 (ko) * 2014-12-29 2021-06-21 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 소자와 그 제조 방법 및 그를 이용한 유기 발광 디스플레이 장치
CN105489785B (zh) 2016-01-29 2018-06-08 京东方科技集团股份有限公司 有机发光二极管及其制备方法、显示基板、显示装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04352474A (ja) 1991-05-30 1992-12-07 Toshiba Corp 電荷信号の出力部構体
JP4352474B2 (ja) 1998-07-23 2009-10-28 凸版印刷株式会社 有機エレクトロルミネッセンス表示素子の製造方法
KR100552964B1 (ko) 2003-08-28 2006-02-15 삼성에스디아이 주식회사 평판표시소자용 도너필름 및 그를 이용한유기전계발광소자의 제조방법
KR100563059B1 (ko) * 2003-11-28 2006-03-24 삼성에스디아이 주식회사 유기 전계 발광 디스플레이 장치 및 이의 제조에 사용되는레이저 열전사용 도너 필름
KR100635056B1 (ko) * 2004-02-19 2006-10-16 삼성에스디아이 주식회사 유기전계 발광표시장치의 제조방법
KR100570978B1 (ko) * 2004-02-20 2006-04-13 삼성에스디아이 주식회사 표면이 개질된 유기막층을 사용하는 유기 전계 발광디스플레이 디바이스 및 이의 제조 방법
US7126267B2 (en) * 2004-05-28 2006-10-24 Eastman Kodak Company Tandem OLED having stable intermediate connectors
KR20060020030A (ko) * 2004-08-30 2006-03-06 삼성에스디아이 주식회사 도너 기판의 제조방법
KR20060089839A (ko) 2005-02-04 2006-08-09 삼성에스디아이 주식회사 패터닝된 유기전계발광소자의 제조 방법
KR100873071B1 (ko) 2005-11-07 2008-12-09 삼성모바일디스플레이주식회사 표면 균일도 향상을 위한 도너 필름 가공방법
KR100731755B1 (ko) * 2006-05-03 2007-06-22 삼성에스디아이 주식회사 평판표시소자용 도너 기판 및 그를 이용한유기전계발광소자의 제조방법
JP2008034280A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Sony Corp 表示装置の製造方法
JP2008198457A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Seiko Epson Corp 発光装置の製造方法
KR100843551B1 (ko) 2007-05-14 2008-07-04 한국전자통신연구원 광 확산층을 포함하는 유기 전계 발광 표시 소자 및 그제조방법
CN101615658B (zh) * 2008-06-25 2011-07-06 索尼株式会社 供体基板和显示器制造方法
RU2523814C2 (ru) * 2008-12-22 2014-07-27 Секисуй Кемикал Ко., Лтд. Слоистый материал для многослойного стекла и межслойная пленка для многослойного стекла
WO2010084923A1 (ja) * 2009-01-26 2010-07-29 旭硝子株式会社 電子デバイス用基板およびこれを用いた電子デバイス
KR101073559B1 (ko) * 2009-10-13 2011-10-17 삼성모바일디스플레이주식회사 도너 기판 및 그를 이용한 유기전계발광소자의 제조방법
KR101747059B1 (ko) * 2011-06-21 2017-07-11 카티바, 인크. Oled 마이크로 공동 및 버퍼 층을 위한 물질과 그 생산 방법
JP5388375B2 (ja) * 2011-09-30 2014-01-15 パナソニック株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子

Also Published As

Publication number Publication date
US8809842B2 (en) 2014-08-19
TWI555254B (zh) 2016-10-21
TW201330346A (zh) 2013-07-16
CN103199200B (zh) 2017-07-21
KR20130081531A (ko) 2013-07-17
CN103199200A (zh) 2013-07-10
US20130175550A1 (en) 2013-07-11
JP2013143377A (ja) 2013-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100552964B1 (ko) 평판표시소자용 도너필름 및 그를 이용한유기전계발광소자의 제조방법
US8575649B2 (en) Donor substrate and method of fabricating organic light emitting diode using the same
JP6143278B2 (ja) ドナーフィルム及びこれを用いた有機発光表示装置の製造方法、並びにこれを用いて製造された有機発光表示装置
US7767489B2 (en) Donor substrate for a flat panel display and method of fabricating an organic light emitting diode (OLED) display using the same
KR100793358B1 (ko) 유기전계발광소자의 제조방법
KR100782468B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR20070073457A (ko) 유기 전계 발광소자용 도너 필름의 제조 방법 및 이를이용한 유기 전계 발광소자의 제조 방법
KR20070112679A (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100796595B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100635057B1 (ko) 평판 표시 소자용 도너 필름의 제조 방법 및 이를 이용한유기 전계 발광 소자의 제조 방법
KR100635058B1 (ko) 평판 표시 소자용 도너 필름의 제조 방법 및 이를 이용한유기 전계 발광 소자의 제조 방법
KR100742384B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR20080004120A (ko) 도너기판, 그의 제조방법 및 그를 이용한유기전계발광소자의 제조방법
KR100611745B1 (ko) 평판 표시 소자용 도너 필름의 제조 방법 및 이를 이용한유기 전계 발광 소자의 제조 방법
KR100796597B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100752375B1 (ko) 레이저 전사용 도너 기판과 그의 제조 방법 및 그를 이용한유기전계발광소자의 제조 방법
KR100793363B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100793364B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100796596B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR100782467B1 (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR20080007001A (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법
KR20070112678A (ko) 레이저 조사장치 및 그를 이용한 유기전계발광소자의제조방법.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6143278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees