JP6142061B1 - 抽選通知装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スムーズに番組を進行させることができ、通信環境が良好であって、応答性の高い当選者を確保することができる抽選通知装置を提供する。【解決手段】第1抽選に参加する第1候補者を選択する候補者選択部11と、第1候補者の通信端末装置400に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御部12と、第1候補者の通信端末装置400におけるオブジェクトの操作の結果を受け付け、当選者を選択する当選者選択部13と、第2候補者の通信端末装置400に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御部14と、第2表示制御部14により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、当選者選択部13により選択された当選者が当選した旨を第1候補者および第2候補者の通信端末装置400に通知する第1通知部15とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、抽選結果を通知する抽選通知装置、方法およびプログラムに関する。
抽選を多段階で行う(例えば、第1抽選後に第2抽選を行う)ことで多数の応募者の中から当選者を選ぶ装置が知られている。
例えば、特許文献1は、応募者の携帯電話機からのデータ通信による応募を受付けかつ受付けたデータ通信の何れかを選択して予備抽選(第1抽選)の当選者とする予備抽選サーバと、予備抽選の当選者からの電話を受付けて本抽選(第2抽選)の当選者を確定する本抽選サーバとを備えるシステムが開示されている。さらに、特許文献1では、予備抽選および本抽選における具体的な抽選手法について、乱数の利用、特定条件の合致、先着順など、既存の手法を適宜利用することが開示されている。
特開2002−92248号公報
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、最終的な当選者はあくまでも本抽選により選ばれるため、例えば、番組中に本抽選を行う場合において、本抽選に既定の人数が集まらない場合、応答性のよい当選者を確定できない可能性がある。また、本抽選による当選後の当選者とのコンタクトに時間がかかった場合、番組進行を妨げる可能性がある。
また、インターネット配信による生放送番組において、ネットワークに不具合があり、良好な通信環境が保たれていない場合、番組中に当選者とコンタクトを取るときに、スムーズに行えない可能性がある。さらに、一度に複数の参加者と通信を行う場合には、通信の遅延が生ずる可能性もある。
そこで、本発明では、スムーズに番組を進行させることができ、通信環境が良好であって応答性の高い当選者を確保することができる抽選通知装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
第1の態様は、第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択部と、前記候補者選択部で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御部と、前記第1候補者の通信端末装置における前記オブジェクトの操作の結果を受け付け、当選者を選択する当選者選択部と、前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御部と、前記第2表示制御部により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択部により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知部とを備える。
第2の態様は、第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択工程と、前記候補者選択工程で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御工程と、前記第1候補者の通信端末装置において前記オブジェクトの操作が行われたときに、当該オブジェクトの操作を受け付け、当選者を選択する当選者選択工程と、前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御工程と、前記第2表示制御工程により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択工程により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知工程とを備える。
第3の態様は、第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択工程と、前記候補者選択工程で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御工程と、前記第1候補者の通信端末装置において前記オブジェクトの操作が行われたときに、当該オブジェクトの操作を受け付け、当選者を選択する当選者選択工程と、前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御工程と、前記第2表示制御工程により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択工程により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知工程と、をコンピュータに実行させるための抽選通知プログラムである。
上述の抽選通知装置、方法およびプログラムによれば、スムーズに番組を進行させることができ、通信環境が良好であって、応答性の高い当選者を確保することができる。
実施形態に係るコンテンツ提供システムの構成を示す概略ブロック図である。 実施形態に係る抽選通知装置の構成を示す概略ブロック図である。 実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。 実施形態に係る通信端末装置に表示される参加ボタンの一例を示す図である。 実施形態に係る第1通知部により通信端末装置に通知される情報の一例を示す図である。 実施形態に係る集計部により集計された結果の一例を示す図である。 実施形態に係る第1表示制御部による参加ボタンの表示形態の変化の様子を示す図である。 実施形態に係る第1表示制御部による参加ボタンが押下されない場合に表示される情報の一例を示す図である。 実施形態に係る第1通知部により当選した旨の通知を行うときに表示される情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る抽選通知装置を利用して番組による抽選を行う手順についての説明に供する図である。 実施形態に係る抽選通知装置の動作について説明するためのフローチャートである。 実施形態に係るコンテンツ提供システムの他の構成を示す概略ブロック図である。 実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
なお、以下の実施形態は、ネットワークNを介して構築されるコンテンツ提供システムに含まれるコンテンツ提供装置などに対し、本発明に係る抽選通知装置、方法およびプログラムを適用した場合の実施形態である。
まず、図1を用いて本実施形態におけるコンテンツ提供システム1の構成及びその概要について説明する。
本実施形態のコンテンツ提供システム1は、図1に示すように、コンテンツを提供するコンテンツ提供装置100と、コメントを配信するコメント配信装置200と、抽選を通知する抽選通知装置300と、通信端末装置400と、番組コンテンツを生成する番組コンテンツ生成装置500とが、例えば、インターネットなどのネットワークNに接続可能に構成されている。なお、通信端末装置400とは、複数の通信端末装置400a,b・・・nの総称である。本実施形態では、通信端末装置400とは、個々の通信端末装置を意味する場合と、複数の通信端末装置の全体を意味する場合がある。
また、コンテンツ提供システム1は、コミュニケーション型のサービスを提供するSNS(Social Networking Service)サーバ装置を含んでもよい。SNSサーバ装置は、複数のユーザ間でコミュニケーションを提供することが可能なサービスを提供する装置である。
コメント配信装置200は、コンテンツ提供装置100が提供し、通信端末装置400にて表示されているコンテンツに対して、通信端末装置400から投稿されたコメントを受信する。コメント配信装置200は、投稿されたコメントを通信端末装置400に配信する。通信端末装置400は、コンテンツ提供装置100から提供されたコンテンツにコメント配信装置200から配信されてきたコメントを重畳して表示する。通信端末装置400は、例えば、コメントをコンテンツが表示されている画面の一方側から他方側へスクロール表示する。なお、投稿されるものはコメントに限定されず、画像や音声などを含むユーザ投稿情報でもよい。本実施例において、ユーザ投稿情報とは、コメント、画像または音声の一または複数により構成されている情報をいう。
通信端末装置400は、スマートフォン、携帯電話、PHS、コンピュータ、ゲーム装置、PDA、携帯型ゲーム機等、画像生成装置などの情報処理装置であり、ネットワークNを介してコンテンツ提供装置100、コメント配信装置200および抽選通知装置300に接続可能な装置である。さらに、通信端末装置400は、透過型のディスプレイが接続されて、VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)などに対応した装置でもよい。
また、通信端末装置400は、Webページ(HTML形式のデータ)を閲覧可能なWebブラウザを備えている。つまり、通信端末装置400は、コンテンツ提供装置100、コメント配信装置200および抽選通知装置300との通信を行うための通信制御機能、および、コンテンツ提供装置100、コメント配信装置200および抽選通知装置300から受信したデータ(Webデータ、HTML形式で作成されたデータなど)を用いて表示制御を行うWebブラウザ機能などを備え、コンテンツやコメントを表示させる処理を行う。
番組コンテンツ生成装置500は、スタジオにおいて撮影した番組コンテンツを順次ストリーミング配信用のデータ(ストリーミングファイル)に変換して、変換後のデータをコンテンツ提供装置100に送信する。コンテンツ提供装置100は、通信端末装置400からのリクエストに応じて、リクエストされた番組コンテンツを通信端末装置400にリアルタイムでライブ配信を行う。厳密には、複数の通信端末装置400により同一の番組コンテンツを視聴している場合、個々の通信環境や端末装置のスペックの違いにより、番組コンテンツが表示されるタイミングに若干のタイムラグが生じている。なお、番組コンテンツは、生放送に限らず、録画したものを放送する場合でもよい。
本実施形態では、インターネットを介して番組コンテンツが生放送で配信される場合を想定して説明する。
また、番組中において、例えば、視聴者の中から抽選で当選した人に番組に出演してもらい、クイズに挑戦したり、番組の出演者と電話や通話アプリなどを利用して会話したり、プレゼントをしたりすることがある。番組中に抽選を行って当選者を決める場合、なかなか当選者が決まらないケースや、通信環境が悪く、当選者とのコンタクトが良好に行えないケースなどが生じ、応答性の高い当選者を確定できず、番組進行を妨げる可能性がある。
本実施例に係る抽選通知装置300では、応答性の高い当選者を確定し、番組を良好に進行することができる当選者を選ぶことができる。以下に、図2を用いて抽選通知装置300の構成と動作について説明する。
<抽選通知装置の構成と動作>
抽選通知装置300は、図2に示すように、候補者選択部11と、第1表示制御部12と、当選者選択部13と、第2表示制御部14と、第1通知部15とを備える。
候補者選択部11は、第1抽選に参加する第1候補者を選択する。ここで、第1候補者の選択手順の一例について説明する。
ユーザは、コンテンツ提供装置100からコンテンツの提供を受ける際にユーザ登録を行う。ユーザ登録を行った場合、ユーザには固有のIDが付与される。ユーザ情報記憶部31には、図3に示すように、固有のIDにユーザ情報(ニックネーム、パスワードなど)と付属情報が関連付けて登録されている。付属情報とは、図3に示すように、コンテンツの視聴履歴、通信環境、属性、年齢、投稿されたユーザ投稿情報の評価などである。コンテンツの視聴履歴は、コンテンツIDで示しているがこれに限られない。
通信環境とは、ユーザが所有する通信端末装置400の通信環境であり、通信速度が速いほど「良好」と判断される。なお、通信環境は、通信速度そのものを定量的に示す構成でもよい。放送の場合には、多数の人に同時に視聴させること(同時性)ができるが、インターネットを利用した通信の場合、通信端末装置400のスペックや通信速度などの通信環境により、ディレイ(遅延)が発生し、放送のような同時性を担保することが困難である。よって、ユーザが所有する通信端末装置400の通信環境を付属情報として設けておくことに意味がある。
また、属性とは、男性または女性などのユーザの性別であるが、これに限られず、シニア、子供、大人などの年代別でもよい。
候補者選択部11は、ユーザ情報記憶部31に記憶されているユーザであって、配信中の番組を視聴しているユーザの中から、付属情報に基づいて、第1抽選に参加する第1候補者を選択し、選択したユーザのIDを第1候補者記憶部32に記憶する。例えば、候補者選択部11は、通信環境が良好なユーザだけを第1候補者として選択したり、女性だけを第1候補者として選択したり、投稿されたコメントの評価が一定以上の水準のユーザだけを第1候補者として選択したり、男性かつ直近のコメント投稿者を第1候補者として選択する。さらに、候補者選択部11は、ユーザ登録日が古く昔から会員(ユーザ)を第1候補として選択したり、ユーザ登録日が新しい会員(ユーザ)を第1候補として選択することもできる。
第1表示制御部12は、候補者選択部11で選択された第1候補者の通信端末装置400に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる。なお、本実施例では、オブジェクトの一例を参加ボタンとして説明するが、オブジェクトは参加ボタンに限られない。また、第1表示制御部12は、第1候補者記憶部32を参照し、記憶されているIDを読み出し、当該IDに対応するユーザの通信端末装置400に、第1抽選への参加意思を表明するための参加ボタンを表示させる。
第1表示制御部12は、図4(a)に示すように、番組コンテンツが表示されている通信端末装置400に、図4(b)に示すように、「抽選に参加!」ボタンAを表示させるように制御する。例えば、通信端末装置400では、ユーザに「抽選に参加!」ボタンAを連打させるような演出を行ってもよい。このように第1抽選の当選確率が上がるような演出を行うことによって、「抽選に参加!」ボタンAを操作する楽しさをユーザに与えることができる。
当選者選択部13は、第1候補者の通信端末装置におけるオブジェクト(参加ボタン)の操作の結果を受け付け、当選者を選択する。当選者選択部13は、選択した当選者を第1抽選の結果として第1抽選結果記憶部33に記憶する。第1抽選の結果とは、図5に示すように、当選したユーザのIDを示す当選ユーザIDリストや、当選しなかったユーザのIDを示す落選ユーザIDリストや、参加ボタンを押下操作しなかったユーザのIDを示す不参加ユーザIDリストなどである。
例えば、当選者選択部13は、次回の抽選においては、落選ユーザや不参加ユーザの中から優先的に当選者を選択してもよい。また、候補者選択部11は、第1抽選の結果に基づいて、次回の抽選において、不参加ユーザを第1候補者から外してもよい。また、候補者選択部11は、一つの番組の中で複数回の抽選がある場合には、第1抽選の結果に基づいて、1回当選したユーザを外して第1候補者を選択してもよい。
また、当選者選択部13は、押下操作が早い順に当選者を選択してもよい。このような構成によれば、抽選通知装置300では、単純に早く参加ボタンを押下操作したユーザが抽選で選ばれることになる。
第2表示制御部14は、第2候補者の通信端末装置400に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクト(例えば、参加ボタン)を表示させる。第2候補者は、ユーザ情報記憶部31に記憶されているユーザであって番組を視聴中のユーザである。なお、第2候補者には、第1候補者を除く、本番組を視聴中の全てのユーザでもよい。
第1通知部15は、第2表示制御部14により表示されている参加ボタンの押下操作の有無に関係なく、当選者選択部13により選択された当選者が当選した旨を第1候補者および第2候補者の通信端末装置400に通知する。
つまり、抽選通知装置300によれば、以下の進行1から進行5のように番組を進行することができる。
進行1(第1抽選の準備):抽選に連動する番組の司会者は、「今日は抽選があるみたいですね」などと発言することにより、視聴者に対して、近々抽選があることを予告する。
進行2(第1抽選の実行):番組のバックグラウンドにおいて、第1表示制御部12により、第1候補者の通信端末装置400に参加ボタンを表示させて、第1抽選を開始する。
進行3(第1抽選による当選者決定):当選者選択部13により当選者(例えば、ID「246486」)を決定する。
進行4(第2抽選の実行):第1抽選により当選者が決定した後に、第2表示制御部14により、第2候補者の通信端末装置400に参加ボタンを表示させて、第2抽選を開始する。なお、第1通知部15は、当選者選択部13により選択された当選者の情報をスタジオの通信端末装置400に通知する構成でもよい。当該構成によれば、番組を進行している司会者が手元の端末により当選者を目視することができ、効率的に番組を進行することができるようになる。
進行5(当選者の発表):番組進行にしたがって、任意のタイミングで司会者が「抽選結果を発表します。当選者は、ID「246486」さんです!」と発言し、第1抽選の当選者を発表する。
進行3において当選するユーザは、表示されている参加ボタンを積極的に押下操作しているので、積極的に番組に参加する意欲が高いユーザであると推定することができる。さらに、通信環境が良好なユーザを第1候補者に選ぶことで、通信環境が良好な当選者を選ぶことができる。また、第2抽選を行っている間に、当選者に出演のコンタクトを取ることもできる。
このようにして、抽選通知装置300は、番組の抽選イベントが始まる前に第1抽選を行い、当選者を決めておくので、番組中の抽選イベントである第2抽選において、第2抽選で既定の人数が集まらない場合などの番組進行を妨げる事態を回避して、応答性の高い当選者を確保することができる。また、抽選通知装置300では、進行表にしたがってスムーズに生番組を進行させながら、通信環境が良好な当選者を確保することができる。
なお、抽選通知装置300は、当選者が1名の場合でも、保険のため、上位数名を選んでおき、順位1位の視聴者には、「当選しました!」などと通知し、順位2位以下の視聴者には、「候補者です!」などと通知してもよい。
<集計部を備える構成>
抽選通知装置300は、図2に示すように、各通信端末装置400におけるオブジェクト(参加ボタン)の操作を集計する集計部16を備える構成でもよい。抽選に参加したいユーザは、図4(b)に示すように、自身の通信端末装置400に表示されている「抽選に参加!」ボタンAを押下操作する。押下操作は、タッチ操作やマウスなどのポインティングディバイスを利用して行う。また、集計部16は、集計結果を集計結果記憶部34に記憶する。また、集計結果は、例えば、図6に示すように、押下操作が早い順にIDが並んで構成される。
具体的には、集計部16は、第1表示制御部12により参加ボタンを通信端末装置400に表示させる制御を行ってから、押下操作がされたことを受信するまでの時間の集計をする。つまり、集計部16は、第1候補者の通信端末装置400に一斉に「抽選に参加!」ボタンAを表示させる制御を行ってから、各通信端末装置400から「抽選に参加!」ボタンAの押下操作を行った旨の通知が届くまでの時間の集計をする。このような構成により、抽選通知装置300は、「抽選に参加」ボタンAを押下操作した順番をいち早く知ることができる。
また、集計部16は、参加ボタンが通信端末装置400に表示されてから押下操作されるまでの時間の集計を行う構成としてもよい。つまり、通信端末装置400は、「抽選に参加!」ボタンAが表示されてからユーザにより「抽選に参加!」が押下操作されるまでの時間を計測し、計測結果を集計部16に通知する。このような構成により、抽選通知装置300は、通信環境や通信端末装置400のスペックの違いにより、一の通信端末装置400では「抽選に参加!」ボタンAが早く表示され、他の通信端末装置400では「抽選に参加!」ボタンAが遅く表示されるような場合において、不公平感がでないように抽選を行うことができる。
また、当該構成の場合、当選者選択部13は、集計結果記憶部34を参照して、集計部16による集計結果に基づいて当選者を選択する。具体的には、当選者選択部13は、集計部16による集計結果にユーザ情報記憶部31に記憶されている付属情報を加味して、当選者を選択する。付属情報とは、コンテンツの視聴履歴、通信環境、属性、年齢または投稿されたユーザ投稿情報の評価などである。つまり、参加ボタンの押下操作が遅いユーザであっても、投稿されたコメントの評価が良ければ、当選者に選ばれる可能性がある。また、参加ボタンの押下操作が早いユーザであっても、NGワードなどが多く、投稿されたコメントの評価が悪ければ、当選者に選ばれない可能性がある。よって、ユーザが常日頃から当選確率を上げることを意識してコメントを投稿するようになることが期待される。
<第1候補者の選択と参加ボタンの表示手順>
第1抽選において、だれも表示されたボタンに反応しなかったり、または複数の当選者を予定していたが、その当選人数に達しない可能性がある。その場合には、規定の当選人数に達するまで第1抽選を繰り返すようにする。
また、一度に沢山の候補者に「抽選に参加!」ボタンを表示させると、集計結果が集中し、抽選通知装置300の負担が大きくなるので、グループに分けて第1抽選を行う。
ここで、当選者を10人選ぶ場合を想定して説明する。ユーザ情報記憶部31に10万人のユーザの情報が記憶されている場合であって、投稿されたコメントの評価が一定以上の水準のユーザが2000人いる場合、候補者選択部11は、付属情報に基づいて、投稿されたコメントの評価が一定以上の水準のユーザとして、この2000人を第1候補者として選択する。
また、2000人の通信端末装置400に一斉に参加ボタンを表示させると、多数の通信端末装置400から応答があり、処理負担が大きくなることが予想される。そこで、候補者選択部11は、例えば、100人ずつを1つのグループとして、20個のグループを作成し、第1候補者記憶部32に記憶する。
第1表示制御部12は、第1グループに属するユーザの通信端末装置400に第1抽選への参加意思を表明するための参加ボタンを表示させる。集計部16は、第1グループの通信端末装置400による参加ボタンの押下操作を集計する。例えば、当選者が10人の場合、集計部16による集計によって当選者が確定すれば、第2グループ以降に属するユーザに対しては、第1抽選を行わない。この場合、第2グループ以降に属するユーザは、第2候補者として扱ってもよい。
また、第1グループに属するユーザから10人の当選者が選択されなかった場合には、当選者が確定するまで第2グループ以降のグループごとに順次第1抽選を行う。
このようにして、抽選通知装置300は、第1抽選を繰り返す分だけ時間を消費するが、番組進行の裏で第1抽選を行うため、番組の進行を妨げることなく意思の疎通を図れる(応答性のよい)当選者を選択することができる。
<参加ボタンの表示変化>
第1表示制御部12は、参加ボタンが押下されずに放置されている場合、時間の経過とともに参加ボタンの表示形態を変化させる構成でもよい。
例えば、第1表示制御部12は、図7に示すように、時間の経過とともに「抽選に参加!」ボタンA1をA2、A3のように、徐々に大きくするように表示形態を変化させてもよい。
他の例として、第1表示制御部12は、時間の経過とともに参加ボタンの色を変化させるような構成でもよい。
このような構成よれば、抽選通知装置300は、第1参加者に対して、抽選に参加させるように強く迫ることができる。
<参加ボタンが押下されない場合の構成>
第1表示制御部12は、参加ボタンが押下されずに放置され、当選者選択部13により当選者が選択された場合、所定の通知を行う構成でもよい。
例えば、ID「123」とID「456」が第1候補者であり、ID「123」は「抽選に参加!」ボタンを押下操作して当選者となり、ID「456」は「抽選に参加!」ボタンを押下操作しなかった場合を一例として、図8を参照しながら説明する。
ID「123」とID「456」の通信端末装置400には、図8(a)、(d)に示すように、「抽選に参加!」ボタンが表示される。
ID「123」は、「抽選に参加!」ボタンAを押下操作し、ID「456」は「抽選に参加!」ボタンAを押下操作しなかったとする。
「抽選に参加!」ボタンAを押下操作したID「123」の通信端末装置400には、図8(b)に示すように、「抽選に参加!」ボタンAを消失させる。
一方、「抽選に参加!」ボタンAを押下操作しなかったID「456」の通信端末装置400には、図8(e)に示すように、「抽選に参加!」ボタンAが表示を続ける。なお、ID「456」の通信端末装置400からも「抽選に参加!」ボタンAを消失させてもよい。
そして、ID「123」が当選した場合、ID「123」の通信端末装置400には、図8(c)に示すように、「当選しました!」の表示Bを行う。なお、当選者に個別に「当選しました!」などの表示を行わず、第2抽選後に全員に「ID「123」さんが当選しました」などと表示する構成でもよい。
一方、ID「456」の通信端末装置400には、図8(f)に示すように、「残念!」などの表示Cを行う。
抽選通知装置300は、「抽選に参加!」ボタンAを押下操作しなかったユーザに対して、図8(f)のような表示Cを行うことにより、当該ユーザに対して、「抽選に参加!」ボタンAを押下操作していれば当選していたのにという印象を与え、悔しい思いをさせて、次回の抽選に参加させるように促すことができる。
<抽選の利用形態>
上述では、ユーザは、通信端末装置400にインストールされているWebブラウザを利用してコンテンツの提供サービスを行っているコンテンツ提供装置100にアクセスし、第1通知部15や第2通知部18による通知を当該Webブラウザを介して取得する形態について説明したが、当該形態に限られない。
第1通知部15や第2通知部18は、通信端末装置400に予めインストールされている専用プレーヤ、またはSNSを通じて当選した旨を通知する構成でもよい。
よって、抽選通知装置300は、Webブラウザによる利用形態以外でもサービスの提供を行うことができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
<出演交渉>
また、抽選通知装置300は、図2に示すように、専用プレーヤまたはSNSを通じて番組への出演交渉を行う交渉部17を備える構成でもよい。
具体的には、交渉部17は、第1抽選結果記憶部33を参照して、当選者IDを取得し、当選者の通信端末装置400に連絡を行い、番組への出演交渉を行う。出演交渉は、例えば、「当選した○○番組に参加していただけますか?」などのメッセージを送り、参加意思を示したユーザに対して、番組のスタッフが口頭により出演時間や段取りなどを説明してもよい。
<コメントの投稿制限>
また、抽選通知装置300は、図2に示すように、第2通知部18と、配信制限部19を備える構成でもよい。
第2通知部18は、当選者選択部13により選択された当選者の通信端末装置400に当選した旨を通知する。例えば、第2通知部18は、図9に示すように、当選者の通信端末装置400に「当選しました!」などの表示Bを行う。
配信制限部19は、第2通知部18により当選を通知した当選者の通信端末装置400から投稿を受け付けた場合、第1通知部15により当選者の通知を行うまで、当該投稿された内容の配信を制限する。
抽選通知装置300は、番組進行のバックグラウンドにおいて、当選者選択部13により当選者が決まったとき、第2通知部18により当選者に当選した旨を通知する。つまり、当選者は、番組で行われる第2抽選が始まる前に当選したことを知ることになるので、コメント投稿機能を利用して、自身が当選したことを投稿してしまうことが考えられる。このような投稿が行われると、番組中の第2抽選の興を削がれ、番組の進行が阻害されるおそれがある。
そこで、配信制限部19は、第1通知部15により当選者の通知を行うまで、当該投稿された内容の配信を制限する。このような構成によれば、抽選通知装置300は、当選者によるコメントの投稿を一定期間制限することにより、番組の進行に影響を与えるような事態を回避することができる。
<番組の進行と第1抽選の進行についての説明>
つぎに、抽選通知装置300を利用して番組による抽選を行う手順について、図10を用いて説明する。なお、図10では、ID「100」は、第1候補者であり、第1抽選に参加し、当選者に選ばれたユーザであり、ID「101」は、第1候補者であり、第1抽選に参加したが、当選者に選ばれなかったユーザであり、ID「102」は、第1候補者であるが、第1抽選に参加せず、参加ボタンを押下操作しなかったユーザであり、ID「103」は、第1候補者ではない第2候補者である場合を想定して説明する。
また、番組の進行(タイムテーブル)は、図10に示すように、14時頃から別の企画(例えば、出演者同士の雑談など)を進行し(以下、番組進行1という)、14時11分頃から全視聴者に向けて抽選への参加を募集し(以下、番組進行2という)、14時13分頃から番組中の抽選(第2抽選)を行い(以下、番組進行3という)、14時16分頃から当選者の発表を行い(以下、番組進行4という)、14時17分頃から番組中で当選者とコンタクトする(以下、番組進行5という)。
また、第1抽選の進行は、図10に示すように、14時頃から第1抽選を開始し(以下、抽選進行1という)、14時02分頃から結果を集計して当選者を選出し、規定の当選人数まで第1抽選を繰り返し(以下、抽選進行2という)、14時07分頃から当選者に当選を通知し(以下、抽選進行3という)、14時08分ころ当選者との出演交渉を行う(以下、抽選進行4という)。
具体的には、番組進行1において、司会者が別の企画を進行しているときに、抽選進行1により第1抽選を開始する。なお、第1抽選を始める告知は、図4(a)に示すように、運営者側のメッセージ欄401に「これから抽選を始めます。抽選に参加!ボタンを押してください。早押しですよ〜」や「14時10分頃に番組中の抽選イベントにおいて、DJ○○と会話できます。抽選に参加!ボタンを押してください。」などの表示を行う構成でもよい。
そして、ID「100」、ID「101」およびID「102」の通信端末装置400には、「抽選に参加!」ボタンが表示される。なお、ID「103」の通信端末装置400には、第1候補者ではないため、抽選進行1および抽選進行2において、「抽選に参加!」ボタンは表示されない。
そして、ID「100」の通信端末装置400には、第1抽選において当選者に選ばれたので、抽選進行3において、「当選しました!」という表示が行われる。なお、当該表示が行われない構成でもよい。また、当選者が決まったときに、番組のスタッフまたは番組を進行している司会者の手元の通信端末にID「100」が当選者として選ばれたことを通知する構成でもよい。
ID「101」の通信端末装置400には、第1抽選に参加したが落選したので、抽選進行3において、「抽選に参加!」ボタンは表示されない。また、ID「102」の通信端末装置400には、第1候補者であるが第1抽選に参加しなかったため、抽選進行3において、「抽選に参加!」ボタンが表示され続ける構成とするが、表示されなくてもよい。また、ID「102」の通信端末装置400には、「抽選に参加!」ボタンではなく、「残念!」などの表示が行われる構成でもよい。
また、番組では、別の企画が終了したタイミングで、全視聴者に向けて抽選への参加を呼びかける(番組進行2)。そして、第2抽選を開始する(番組進行3)。
図10に示す例では、番組進行3において、ID「103」の通信端末装置400には、「抽選に参加!」ボタンが表示される。ところで、番組進行3において表示される「抽選に参加!」ボタンは、単に通信端末装置400に表示されているだけで、押下操作を行っても抽選通知装置300には一切の負荷がかからない。
そして、番組において当選者がID「100」である旨の発表を行う(番組進行4)。発表方法は、ID「100」、ID「101」、ID「102」およびID「103」のすべての通信端末装置400に「ID「100」さんが当選」などの表示を行う。その後、当選者であるID「100」と番組においてコンタクト(例えば、電話や通話アプリを利用して通話などの連絡)を取る(番組進行5)。
このようにして、抽選通知装置300は、第1抽選に参加するユーザと参加しないユーザ、第1抽選で当選したユーザと落選したユーザ、第1抽選に参加しなかったユーザの通信端末装置400にそれぞれの状態に適合した表示が行われるように制御を行う。
また、抽選通知装置300を利用することにより、番組のスタッフは、第1抽選の進行状況に応じて番組進行を柔軟に調整することができ、スムーズに番組を進行させることができる。また、番組の進行を変更したくない場合には、第1抽選を開始する時間を14時よりも前にシフトすることにより、余裕をもって応答性の高い当選者を確保することができる。また、第2抽選を手短に終わらせて、当選者の発表を行うことにより、よりスピーディに番組を進行することができる。
<抽選の手順>
つぎに、抽選通知装置300による抽選の手順について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1において、候補者選択部11は、第1抽選に参加する第1候補者を選択する(候補者選択工程)。
ステップS2において、第1表示制御部12は、ステップS1の工程において選択された第1候補者の通信端末装置400に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクト(例えば、参加ボタン)を表示させる(第1表示制御工程)。
ステップS3において、当選者選択部13は、第1候補者の通信端末装置におけるオブジェクトの操作の結果を受け付け、当選者を選択する(当選者選択工程)。
ステップS4において、第2表示制御部14は、第2候補者の通信端末装置400に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクト(例えば、参加ボタン)を表示させる(第2表示制御工程)。
ステップS5において、第1通知部15は、ステップS4の工程により表示されているオブジェクトの押下操作の有無に関係なく、ステップS3の工程により選択された当選者が当選した旨を第1候補者および第2候補者の通信端末装置400に通知する(第1通知工程)。
このようにして、抽選通知装置300は、番組の抽選イベントが始まる前に第1抽選を行い、当選者を決めておくので、番組中の抽選イベントである第2抽選において、誰も第2抽選に参加しない場合や、第2抽選で既定の人数が集まらない場合などの番組進行を妨げる事態を回避して、応答性の高い当選者を確保することができる。また、抽選通知装置300では、進行表にしたがってスムーズに生番組を進行させながら、通信環境が良好な当選者を確保することができる。
<他の実施例>
また、上述の実施形態において、コンテンツ提供システム1は、コンテンツ提供装置100と、コメント配信装置200と、抽選通知装置300と、通信端末装置400とから構成されるものとして説明したが、当該構成に限られない。
コンテンツ提供システム2は、図12に示すように、コンテンツ提供装置600と、通信端末装置400とから構成される。当該構成の場合には、コンテンツ提供装置600は、コンテンツを提供するコンテンツ提供部601と、コメントを配信するコメント配信部602と、抽選を通知する抽選通知部603と、番組コンテンツを生成する番組コンテンツ生成部604とから構成される。コンテンツ提供部601は、上述したコンテンツ提供装置100と同一の構成要素により構成されている。コメント配信部602は、上述したコメント配信装置200と同一の構成要素により構成されている。抽選通知部603は、上述した抽選通知装置300と同一の構成要素により構成されている。番組コンテンツ生成部604は、上述した番組コンテンツ生成装置500と同一の構成要素により構成されている。
当該構成によれば、ユーザ情報記憶部31を共通化でき、抽選通知部603とコンテンツ提供部601との間の通信や、抽選通知部603とコメント配信部602との間の通信を外部のインターネットを利用せず、内部の通信回線で行えるメリットがある。さらに、学校内や、教室などのクローズな空間で利用できるメリットもある。
<プログラム>
また、コンテンツ提供システム1の抽選通知装置300を構成する各機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、指示することによって実現してもよい。
具体的には、抽選通知装置300は、図13に示すように、コンピュータ700に実装される。抽選通知装置300の各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置703に記憶されている。CPU701は、プログラムを補助記憶装置703から読み出して主記憶装置702に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU701は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置702に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ700に、第1抽選に参加する第1候補者を選択する候補者選択工程と、候補者選択工程で選択された第1候補者の通信端末装置400に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御工程と、第1候補者の通信端末装置におけるオブジェクトの操作の結果を受け付け、当選者を選択する当選者選択工程と、第2候補者の通信端末装置400に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御工程と、第2表示制御工程により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、当選者選択工程により選択された当選者が当選した旨を第1候補者および第2候補者の通信端末装置400に通知する第1通知工程と、をコンピュータ700に実行させるためのプログラムである。
なお、補助記憶装置703は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェースを介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークNを介してコンピュータ700に配信される場合、配信を受けたコンピュータ700が当該プログラムを主記憶装置702に展開し、上記処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置703に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1,2…コンテンツ提供システム 11…候補者選択部 12…第1表示制御部 13…当選者選択部 14…第2表示制御部 15…第1通知部 16…集計部 17…交渉部 18…第1通知部 19…配信制限部 31…ユーザ情報記憶部 32…第1候補者記憶部 33…第1抽選結果記憶部 34…集計結果記憶部 100,600…コンテンツ提供装置 200…コメント配信装置 300…抽選通知装置 400…通信端末装置 500…番組コンテンツ生成装置 601…コンテンツ提供部 602…コメント配信部 603…抽選通知部 604…番組コンテンツ生成部 700…コンピュータ 701…CPU 702…主記憶装置 703…補助記憶装置 704…インタフェース N…ネットワーク

Claims (13)

  1. 第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択部と、
    前記候補者選択部で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御部と、
    前記第1候補者の通信端末装置における前記オブジェクトの操作の結果を受け付け、当選者を選択する当選者選択部と、
    前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御部と、
    前記第2表示制御部により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択部により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知部とを備える抽選通知装置。
  2. 前記第1抽選および前記第2抽選は、インターネットにより配信されている番組に連動する抽選であり、
    前記第1通知部は、前記当選者選択部により選択された当選者の情報を前記番組を行っているスタジオの通信端末装置に通知する請求項1記載の抽選通知装置。
  3. 各通信端末装置における前記オブジェクトの操作を集計する集計部を備え、
    前記当選者選択部は、前記集計部による集計結果に基づいて、当選者を選択し、
    前記集計部は、
    前記第1表示制御部によりオブジェクトを通信端末装置に表示させる制御を行ってから、操作がされたことを受信するまでの時間の集計をする、
    または、前記オブジェクトが通信端末装置に表示されてから操作されるまでの時間の集計をする請求項1または2記載の抽選通知装置。
  4. ユーザにおける、視聴履歴、所有する通信端末装置の通信環境、属性、年齢または投稿されたユーザ投稿情報の評価を記憶する記憶部を備え、
    前記当選者選択部は、前記集計部による集計結果に前記記憶部に記憶されている情報を加味して、当選者を選択する請求項3に記載の抽選通知装置。
  5. 前記候補者選択部は、前記記憶部に記憶されている情報を加味して前記第1候補者を選択する請求項4記載の抽選通知装置。
  6. 前記第2候補者には、前記第1候補者を含まない請求項1から5のいずれか一項に記載の抽選通知装置。
  7. 前記第1表示制御部は、オブジェクトが押下されずに放置されている場合、時間の経過とともにオブジェクトの表示形態を変化させる請求項1から6のいずれか一項に記載の抽選通知装置。
  8. 前記第1表示制御部は、オブジェクトが押下されずに放置され、前記当選者選択部により当選者が選択された場合、所定の通知を行う請求項1から7のいずれか一項に記載の抽選通知装置。
  9. 前記第1通知部は、通信端末装置に予めインストールされている専用プレーヤ、またはSNSを通じて当選した旨を通知する請求項1から8のいずれか一項に記載の抽選通知装置。
  10. 前記専用プレーヤまたはSNSを通じて番組への出演交渉を行う交渉部を備える請求項9記載の抽選通知装置。
  11. 前記当選者選択部により選択された当選者の通信端末装置に当選した旨を通知する第2通知部と、
    前記第2通知部により当選を通知した当選者の通信端末装置から投稿を受け付けた場合、前記第1通知部により参加者の通信端末装置に当選者の通知を行うまで、当該投稿された内容の配信を制限する配信制限部を備える請求項1から10のいずれか一項に記載の抽選通知装置。
  12. 第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択工程と、
    前記候補者選択工程で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御工程と、
    前記第1候補者の通信端末装置において前記オブジェクトの操作が行われたときに、当該オブジェクトの操作を受け付け、当選者を選択する当選者選択工程と、
    前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御工程と、
    前記第2表示制御工程により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択工程により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知工程とを備える抽選通知方法。
  13. 第1抽選に参加する第1候補者をコンテンツの視聴者から選択する候補者選択工程と、
    前記候補者選択工程で選択された第1候補者の通信端末装置に、第1抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第1表示制御工程と、
    前記第1候補者の通信端末装置において前記オブジェクトの操作が行われたときに、当該オブジェクトの操作を受け付け、当選者を選択する当選者選択工程と、
    前記コンテンツの視聴者であって第1候補者とは異なる集合である第2候補者の通信端末装置に第2抽選への参加意思を表明するためのオブジェクトを表示させる第2表示制御工程と、
    前記第2表示制御工程により表示されているオブジェクトの操作の有無に関係なく、前記当選者選択工程により選択された当選者が当選した旨を前記第1候補者および前記第2候補者の通信端末装置に通知する第1通知工程と、をコンピュータに実行させるための抽選通知プログラム。
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