JP6141677B2 - 電子ジャーナルデータの分析システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置の取引情報を記録した電子ジャーナルデータからデータ分析結果を出力する電子ジャーナルデータの分析システムに関するものである。
従来、自動取引装置の電子ジャーナルデータを管理するものとして、ATM電子化ジャーナルオンライン保管システム(非特許文献1)に記載のものがあった。これは、自動取引装置の取引情報を記録した電子ジャーナルデータから、店番や機番や日付などに基づき該当するジャーナルデータを検索し提供するものである。
また、自動取引装置の電子ジャーナルデータを利用する技術として、特開2011−215993号公報(特許文献1)に記載のものがあった。これは、自動取引装置個体での取引種別ごとの取引回数から、自動取引装置のユニット別の動作回数を算出し、ユニットごとに障害が発生する危険度を算出するものである。
特開2011−215993号公報
ATM電子化ジャーナルオンライン保管システム、[online]、沖電気工業株式会社、[平成25年2月27日検索]、インターネット<URL:http://www.oki.com/jp/financial/efficiency/atm/e_journal.html>
自動取引装置の取引情報を記録した電子ジャーナルデータは、自動取引装置個体の取引を記録するデータであり、従来では、非特許文献1に記載されているように、ある店舗の自動取引装置個体やある時刻の自動取引装置個体での取引状況を検索し確認するために利用されている。また、特許文献1に記載されているように、自動取引装置個体での取引回数から、自動取引装置個体の障害発生の危険度を算出するために利用されている。
自動取引装置の保有事業者は、大量の自動取引装置を広範囲の地域や店舗に分散して保有し、日々、多くの取引者に対して1日中または長時間いつでも取引できる状況でサービス提供しており、自動取引装置の電子ジャーナルデータを集約し、分析することができる分析システムの登場が望まれていた。
そこで、本発明の目的は、自動取引装置個体のデータとして記録されてきた電子ジャーナルデータを保有事業者全体で集約し、様々な取引属性をもとに集計値を算出することで、保有事業者全体での自動取引装置による取引傾向や特徴的な取引店舗を出力する電子ジャーナルデータの分析システムを提供することである。
具体的には、以下の少なくとも1つ以上を実現する電子ジャーナルデータの分析システムを提供することにある。
・任意の店舗に関して店舗平均と比べて取引件数の少ない時間および該時間で取引件数の多い店舗の提示
・媒体種別ごとに店舗平均取引比率と比べて取引比率が小さい店舗および媒体種別ごとに取引比率が最大となる店舗の提示
・標準のピーク時の取引件数より多い店舗および取引件数の多い時刻の提示、および標準の全時間帯の取引件数より多い店舗および取引件数の多い端末および取引件数の少ない端末の提示
・空き時間の多い店舗の提示
・同一の取引者が行っている連続取引を抽出し、連続取引者リストの提示
・利用者のインタフェイス選択を把握し、他店舗に比べて利用が浸透していない店舗の提示
・取引終了時刻、取引種別情報、および媒体種別情報から、取引店舗または取引端末の価値の提示
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、代表的なものの概要は、自動取引装置の取引における取引時刻属性を含む取引属性を記録した電子ジャーナルデータを格納するデータベースと、電子ジャーナルデータの分析処理を行うデータ分析部と、データ分析部での分析結果を出力する出力部と、を備え、データ分析部は、データベースに格納された電子ジャーナルデータを、取引時刻属性に基づいて所定の時間範囲で抽出し、予め取引属性において集計する値の種類を設定し、抽出した電子ジャーナルデータを、設定された集計する値の種類に基づいて集計し、集計結果を取引属性で並び替えて、出力部に出力するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
すなわち、自動取引装置個体のデータとして記録されてきた電子ジャーナルデータを保有事業者全体で集約し、様々な取引属性をもとに集計値を算出することで、保有事業者全体での自動取引装置による取引傾向や特徴的な取引店舗を出力することができ、店舗や自動取引装置の稼働率向上の戦略立案、自行カードなど収益性の高い媒体への切替促進、他行媒体との提携計画の立案、自動取引装置の配置の適正化、利用者の利便性向上、自動振込みサービスへの誘導、自店舗への利用者の誘導、および価値の低い端末の撤収などが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る電子ジャーナルデータの分析システムの全体構成を示す構成図である。 図1に示す電子ジャーナルデータのデータ形式の一例を示す図である。 図1に示すマスタのデータ形式の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 図4に示すステップS210の詳細動作を示すフローチャートである。 図4に示すステップS220の詳細動作を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 図11に示すステップS240の詳細動作を示すフローチャートである。 図11に示すステップS250の詳細動作を示すフローチャートである。 (a)、(b)は本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 図19に示すステップS260の詳細動作を示すフローチャートである。 図19に示すステップS270の詳細動作を示すフローチャートである。 図19に示すステップS280の詳細動作を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 (a)、(b)は本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 (a)、(b)は本発明の実施の形態5に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 (a)、(b)は本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例を示す図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作に使用される利益単価表および原価表の一例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<電子ジャーナルデータの分析システムの全体構成>
図1〜図3により、本発明の一実施の形態に係る電子ジャーナルデータの分析システムの全体構成について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る電子ジャーナルデータの分析システムの全体構成を示す構成図であり、後述する実施の形態1〜7で共通で使用される構成である。図2は図1に示す電子ジャーナルデータのデータ形式の一例を示す図、図3は図1に示すマスタのデータ形式の一例を示す図である。
図1において、電子ジャーナルデータの分析システムは、自動取引装置の取引データを格納した電子ジャーナルデータ100のデータベース、設定情報などを入力する入力装置101、電子ジャーナルデータのデータ分析処理を行うデータ分析部102、分析結果を出力する出力部である出力装置103、およびマスタデータを格納したマスタ104のデータベースが、それぞれバス105を介して接続されている。
データ分析部102は、データ抽出部106、取引件数集計部107、平均取引件数集計部108、順位算出部109、取引件数比較部110、データ成形部111、処理時間算出部112、連続取引算出部113、インタフェイス選択算出部114、および取引端末価値算出部115の各処理部で構成され、各処理部の動作により、データ分析部102でのデータ分析処理が行われる。
データ抽出部106は、電子ジャーナルデータ100からデータを抽出し、取引件数集計部107は、抽出したデータから取引件数を集計し、平均取引件数集計部108は、抽出したデータから店舗平均取引件数を算出する。また、順位算出部109は、取引件数の順位を算出し、取引件数比較部110は、取引件数と店舗平均取引件数の差分を算出し、データ成形部111は、集計結果を異なる形の集計結果に成形する。
また、処理時間算出部112は、取引終了時刻と取引開始時刻の差分より処理時間を算出し、連続取引算出部113は、同一の取引者が行っている連続取引の回数を算出し、インタフェイス選択算出部114は、取引端末のインタフェイスが選択された利用件数を算出し、取引端末価値算出部115は、取引店舗または取引端末の価値を算出する。
なお、データ分析部102内の各処理部は、例えば、データ分析部102内の記憶部などに記憶された実行プログラムを、データ分析部102内の情報処理装置で実行することにより実施される。また、図1においては、データ分析部102内には、全ての処理部を示しているが、電子ジャーナルデータの分析項目などにより、必要な処理部で構成するようにしてもよい。
電子ジャーナルデータ100のデータ形式は、図2に示すように、項目として、例えば、取引開始時刻、取引終了時刻、店舗ID、端末ID、媒体種別、取引種別、取引者名、およびインタフェイス選択の取引属性の情報が格納されている。取引開始時刻および取引終了時刻は取引時刻属性、店舗IDは取引店舗属性、端末IDは取引端末属性、媒体種別は取引媒体種別属性を表している。
また、電子ジャーナルデータ100は、全ての項目が格納されるのではなく、取引終了時刻および店舗IDの情報のみが格納されたり、取引終了時刻および店舗IDと、取引開始時刻、端末ID、媒体種別、取引種別、取引者名、およびインタフェイス選択の少なくとも1つ以上の情報が格納されるようにしてもよい。
マスタ104のデータ形式は、図3に示すように、項目として、例えば、店舗ID、店舗内の自動取引装置の台数、店舗所在地の緯度の情報、および店舗所在地の経度の情報が格納されている。店舗所在地の緯度の情報および店舗所在地の経度の情報は、取引店舗位置属性を表している。
(実施の形態1)
次に、図4〜図10により、本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図4は本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図5は図4に示すステップS210の詳細動作を示すフローチャート、図6は図4に示すステップS220の詳細動作を示すフローチャートである。
また、図7および図8は本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例、図9および図10は本発明の実施の形態1に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態1においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引終了時刻および店舗IDが格納されているものとする。
図4に示すように、まず、データ抽出部106において、予め設定された指定時刻、または入力装置101より受け取る時間範囲である指定時刻の範囲に取引終了時刻が含まれる電子ジャーナルデータ100のレコードを抽出する(ステップS200)。
そして、時間ごとに、店舗平均取引件数から任意店舗の取引件数を引いた差分を計算し、時間ごとの差分を比較し、差分が最大である時間を算出し、差分が最大である時間と該時間における任意店舗の取引件数および店舗平均取引件数を出力する(ステップS210)。
そして、ステップS210で算出した差分が最大である時間で、全ての店舗の取引件数を計算し、店舗ごとの取引件数を比較し、取引件数が最大である店舗を算出し、取引件数が最大である店舗と該店舗の取引件数を出力する(ステップS220)。
次に、図4に示すステップS210の詳細を、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、データ抽出部106において、ステップS200で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードから、予め設定された指定店舗、または入力装置101より受け取る指定店舗に一致する店舗IDをもつレコードを抽出する(ステップS211)。
そして、取引件数集計部107において、ステップS211で抽出した各レコードの年月日時分秒の情報を含む取引終了時刻[以下、取引終了時刻(年月日時分秒)と呼ぶ]の情報の中で、時間の情報を含む時刻[以下、時刻(時)と呼ぶ]を比較し、同じ時刻(時)であるレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントする(ステップS212)。
ステップS212では、例えば、図7(a)に示す、時刻(時)およびカウント結果である取引件数の2項目からなる表を保持する。図7(a)に示す例では、時刻(時)が10時〜14時の範囲の取引件数が保持されている。
そして、平均取引件数集計部108において、ステップS200で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの取引終了時刻(年月日時分秒)の時刻(時)を比較し、同じ時刻(時)であるレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントする。次に、マスタ104のレコード数をカウントして店舗数を算出する。そして、グループごとにグループに含まれるレコード数のカウント結果を店舗数で割って、店舗平均取引件数を算出する(ステップS213)。
ステップS213では、例えば、図7(b)に示す、時刻(時)および店舗平均取引件数の2項目からなる表を保持する。図7(b)に示す例では、時刻(時)が10時〜14時の範囲の店舗平均取引件数が保持されている。
そして、時刻をキーにして、同じ時刻(時)に対するステップS212で集計した取引件数とステップS213で集計した店舗平均取引件数を1レコードした、例えば、図7(c)に示す、時刻(時)、取引件数、店舗平均取引件数の3項目をもつ1つの表にまとめる。該表において、時刻(時)ごとに取引件数と店舗平均取引件数の差分を算出して、図7(d)に示すような、時刻(時)、取引件数、店舗平均取引件数、取引件数と店舗平均取引件数の差分の4項目をもつ表を保持する(ステップS214)。
図7(d)に示す例では、取引件数と店舗平均取引件数の差分が、10時が15、11時が18、12時が20、13時が30、14時が−8となっており、13時が取引件数が店舗平均取引件数よりも少なく、さらに取引件数と店舗平均取引件数の差分が最大となっている。
そして、取引件数比較部110において、全時刻(時)の取引件数と店舗平均取引件数の差分を比較し、取引件数と店舗平均取引件数の差分が最大となる時刻(時)を算出し、該時刻(時)および該時刻(時)における取引件数、店舗平均取引件数を出力する(ステップS215)。
ステップS215での出力方法としては、例えば、図9に示す、取引件数を縦軸(1軸)120、店舗平均取引件数を縦軸(2軸)121、時刻(時)を横軸122にとり、取引件数と店舗平均取引件数の差分が最大となる時刻(時)をハイライト表示として強調した棒と折れ線グラフ123で、出力装置103に表示する。
図9に示す例では、取引件数の縦軸(1軸)120が棒グラフ、店舗平均取引件数の縦軸(2軸)121が折れ線グラフで表示され、差分が最大となる時刻(時)の棒グラフがハイライト表示として強調され、さらに、折れ線グラフからの矢印表示で差分が強調されている。
次に、図4に示すステップS220の詳細を、図6のフローチャートを用いて説明する。まず、データ抽出部106において、ステップS200で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードより、ステップS215で算出した取引件数と店舗平均取引件数の差分が最小となる時刻(時)の範囲に取引終了時刻が含まれるレコードを抽出する(ステップS221)。
そして、取引件数集計部107において、ステップS221で抽出した電子ジャーナルデータ100の各レコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDであるレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントする(ステップS222)。
ステップS222では、例えば、図8(a)に示す、店舗IDおよびカウント結果である取引件数の2項目からなる表を保持する。図8(a)に示す例では、店舗IDがA、B、Cの店舗の取引件数が保持されている。
そして、順位算出部109において、ステップS222で保持している店舗IDおよび取引件数の表を、取引件数の多い順にソートし(ステップS223)、例えば、図8(b)に示す、ソート後の店舗IDおよび取引件数の表を保持する。図8(b)に示す例では、店舗IDがB、C、Aの順でソートされている。
そして、平均取引件数集計部108において、ステップS221で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコード数をカウントし、マスタ104のレコード数をカウントして店舗数を算出し、レコード数のカウント結果を店舗数で割って、店舗平均取引件数を算出する(ステップS224)。
そして、ステップS223でソートした店舗IDおよび取引件数の表に、1項目を追加し、店舗をキーにして、表の全レコードに対して追加した1項目へステップS224で算出した店舗平均取引件数を挿入し、例えば、図8(c)に示す、店舗ID、取引件数、および店舗平均取引件数の3項目からなる表を保持する(ステップS225)。図8(c)に示す例では、ソートされた店舗IDがB、C、Aの店舗に対して、取引件数および店舗平均取引件数が保持されている。
そして、取引件数比較部110において、店舗ID、取引件数、店舗平均取引件数の3項目からなる表に関して、取引件数を比較し、最大の取引件数を抽出し、最大の取引件数をもつ店舗IDを出力する(ステップS226)。
ステップS226での出力方法としては、例えば、図10に示す、取引件数を縦軸(1軸)124、店舗平均取引件数を縦軸(2軸)125、店舗IDを横軸126にとり、取引件数が最大となる店舗IDをハイライト表示として強調した棒と折れ線グラフ127で、出力装置103に表示する。
図10に示す例では、取引件数の縦軸(1軸)124が棒グラフ、店舗平均取引件数の縦軸(2軸)125が折れ線グラフで表示され、取引件数が最大となる店舗IDの棒グラフがハイライト表示として強調されている。
このように本実施の形態では、任意の店舗IDに関して店舗平均取引件数と比べて取引件数の少ない時刻(時)を提示すること、および、該時刻(時)において取引件数が多い店舗IDを提示することができ、例えば、指定時刻を時間外取引時刻に設定することで、時間外取引の少ない店舗で時間外取引の多い店舗を参考にした時間外取引を増やすための戦略立案が可能になる。
(実施の形態2)
次に、図11〜図18により、本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図11は本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図12は図11に示すステップS240の詳細動作を示すフローチャート、図13は図11に示すステップS250の詳細動作を示すフローチャートである。また、図14〜図16は本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例、図17および図18は本発明の実施の形態2に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態2においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引終了時刻、店舗IDおよび媒体種別が格納されているものとする。
図11に示すように、まず、データ抽出部106において、予め設定された指定時刻の範囲、または入力装置101より受け取る指定時刻の範囲に取引終了時刻が含まれる電子ジャーナルデータ100のレコードを抽出する(ステップS230)。
そして、媒体種別が自行、他行、およびクレジットの各々で、店舗平均取引比率と取引比率を比較し、店舗平均取引比率よりも低い取引比率の店舗を出力する(ステップS240)。そして、媒体種別が自行、他行、およびクレジットの各々で、取引比率の高い店舗を出力する(ステップS250)。
次に、図11のステップS240の詳細を、図12のフローチャートを用いて説明する。まず、取引件数集計部107において、ステップS230で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDであるレコードをグループ化する。
さらに、該グループにおいて、媒体種別を比較し、同じ媒体種別であるレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントし、例えば、図14(a)に示す、店舗IDを横、媒体種別を縦の項目にとった、レコード数のカウント結果である取引件数を値にもつマトリックス表を保持する。図14(a)に示す例では、店舗IDがA、B、C、D、Eの店舗に対して、それぞれ、自行、他行、クレジットの取引件数が保持されている。
そして、マトリックス表の各店舗IDのレコードに対して、1要素の取引件数を全要素の取引件数の合計で割った取引比率を算出し、例えば、図14(b)に示す、店舗IDを横、媒体種別を縦の項目にとった、取引比率を値にもつマトリックス表を保持する(ステップS241)。図14(b)に示す例では、店舗IDがA、B、C、D、Eの店舗に対して、それぞれ、自行、他行、クレジットの取引比率が保持されている。
そして、平均取引件数集計部108において、ステップS230で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの媒体種別を比較し、同じ媒体種別であるレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントし、例えば、図15(a)に示す、媒体種別およびレコード数のカウント結果である取引件数の2項目からなる表を保持する。図15(a)に示す例では、媒体種別が、自行、他行、クレジットについて、それぞれの取引件数が保持されている。
そして、表の取引件数のカラムの1要素を全要素の合計で割った店舗平均取引比率を算出し、例えば、図15(b)に示す、媒体種別および店舗平均取引比率の2項目からなる表を保持する(ステップS242)。図15(b)に示す例では、媒体種別が、自行、他行、およびクレジットについて、それぞれの店舗平均取引比率が保持されている。
そして、図14(b)に示す、店舗IDを横、媒体種別を縦の項目にとった、取引比率を値にもつマトリックス表に対して、横の項目に店舗平均を追加し、マトリックス表の媒体種別と一致する店舗平均取引比率を、図15(b)に示す、媒体種別および店舗平均取引比率の2項目からなる表から挿入する。
そして、例えば、図15(c)に示すような、店舗IDおよび店舗平均を横、媒体種別を縦の項目にとった、取引比率および店舗平均取引比率を値にもつマトリックス表を保持する(ステップS243)。図15(c)に示す例では、店舗平均および店舗IDがA、B、C、D、Eの店舗に対して、自行、他行、クレジットのそれぞれの取引比率が保持されている。
そして、取引件数比較部110において、図15(c)に示す、マトリックス表の媒体種別のカラムごとに、店舗平均の店舗平均取引比率と各店舗IDの取引比率を比較し、店舗平均取引比率より小さい取引比率の店舗を出力する(ステップS244)。
ステップS244での出力方法としては、例えば、図17に示す、分類132として、店舗IDおよび店舗平均をとり、店舗IDおよび店舗平均の系列133に媒体種別をとり、媒体種別の各々において取引比率が店舗平均取引比率より小さい箇所をハイライト表示として強調した複数円グラフ134で、出力装置103に表示する。
図17に示す例では、店舗平均の自行、他行、クレジットのそれぞれの取引比率に対して、各店舗において、取引比率が店舗平均取引比率より小さい箇所の円グラフがハイライト表示として強調されている。図17に示す例では、店舗Aが自行、店舗Bがクレジット、店舗Cが自行およびクレジット、店舗Dが自行および他行、店舗Eが自行およびクレジットの箇所がハイライト表示として強調されている。
次に、図11のステップS250の詳細を、図13のフローチャートを用いて説明する。まず、データ成形部111において、ステップS243で保持した店舗IDおよび店舗平均を横、媒体種別を縦の項目にとった、取引比率および店舗平均取引比率を値にもつ、図16に示すマトリックス表128を、図16に示す媒体種別ごとのデータ129に分割し、図16に示すデータ129の店舗平均を縦の項目に移動し、店舗平均の項目の全ての要素に店舗平均取引比率を挿入した、店舗ID、取引比率、店舗平均取引比率の3項目からなる図16に示すデータ130に成形する(ステップS251)。
そして、順位算出部109において、図16に示す媒体種別ごとにデータ130の全てのレコードの取引比率を比較し、取引比率の大きい順にソートし、取引比率の大きい順にソートした図16に示すデータ131を保持する(ステップS252)。そして、媒体種別ごとに、取引比率が最大となる店舗IDを出力する(ステップS253)。
ステップS253での出力方法としては、例えば、図18に示す、媒体種別ごとに、取引比率を縦軸(1軸)135、店舗平均取引比率を縦軸(2軸)136、店舗IDを横軸137にとり、取引比率が最大となる店舗IDをハイライト表示として強調した棒と折れ線グラフ138で、出力装置103に表示する。
図18に示す例では、取引比率の縦軸(1軸)135が棒グラフ、店舗平均取引比率の縦軸(2軸)136が折れ線グラフで表示され、取引比率が最大となる店舗の棒グラフがハイライト表示として強調される。
このように、本実施の形態では、媒体種別ごとに店舗平均取引比率と比べて取引比率が小さい店舗IDを提示すること、および、媒体種別ごとに取引比率が最大となる店舗IDを提示することができ、例えば、自行の取引比率が大きい店舗を参考にした、自行の取引比率が店舗平均取引比率よりも小さい店舗における自行媒体への切替促進計画の立案が可能になる。
(実施の形態3)
次に、図19〜図26により、本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図19は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図20は図19に示すステップS260の詳細動作を示すフローチャート、図21は図19に示すステップS270の詳細動作を示すフローチャート、図22は図19に示すステップS280の詳細動作を示すフローチャートである。また、図23および図24は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例、図25および図26は本発明の実施の形態3に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態3においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引終了時刻、および店舗IDおよび端末IDが格納されているものとする。
図19に示すように、まず、標準取引件数と取引件数を比較し、標準取引件数よりも取引件数が多い店舗IDを出力し(ステップS260)、時刻(時)ごとの取引件数を比較し、取引件数が多い時刻(時)を出力し(ステップS270)、端末IDごとの累積取引件数を比較し、累積取引件数が多い端末IDおよび累積取引件数が少ない端末IDを出力する(ステップS280)。
次に、図19のステップS260の詳細を、図20のフローチャートを用いて説明する。まず、データ抽出部106において、予め設定された指定時刻の範囲、または入力装置101より受け取る指定時刻の範囲に取引終了時刻が含まれる電子ジャーナルデータ100のレコードを抽出する(ステップS261)。
そして、取引件数集計部107において、ステップS261で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDのレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントし、取引件数を算出する。
そして、予め設定された単位時間または入力装置101より受け取る単位時間、およびマスタ104の台数を用いて、店舗IDごとに単位時間当り1台当りの取引件数(以下、全時間帯の取引件数と呼ぶ)を集計する(ステップS262)。ステップS262では、例えば、図23(a)に示す、店舗ID、全時間帯の取引件数の2項目からなる表を保持する。図23(a)に示す例では、店舗IDがA、B、Cの店舗に対して、それぞれの全時間帯の取引件数が保持されている。
そして、取引件数集計部107において、ステップS261で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDのレコードをグループ化し、さらに、取引終了時刻(年月日時分秒)の時刻(時)を比較し、同じ時刻(時)のレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントし、取引件数を算出する(ステップS263)。
そして、予め設定された閾値または入力装置101より受け取る閾値を用いて、取引件数と閾値を比較し、店舗IDごとに閾値より多い取引件数の時刻(時)と一致する時刻(時)をもつ取引終了時刻(年月日時分秒)を含むレコードを、ステップS261で抽出した電子ジャーナルデータ100から抽出する(ステップS264)。
そして、取引件数集計部107において、ステップS264で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDのレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントし、取引件数を算出する。
そして、予め設定された単位時間または入力装置101より受け取る単位時間、およびマスタ104の台数を用いて、店舗IDごとに単位時間当り1台当りの取引件数(以下、ピーク時の取引件数と呼ぶ)を集計する(ステップS265)。ステップS265では、例えば、図23(b)に示す、店舗ID、ピーク時の取引件数の2項目からなる表を保持する。図23(b)に示す例では、店舗IDがA、B、Cの店舗に対して、それぞれのピーク時の取引件数が保持されている。
そして、ステップS262で保持した店舗ID、全時間帯の取引件数の2項目からなる表に、ピーク時の取引件数の項目を追加し、ステップS265で保持した店舗ID、ピーク時の取引件数の2項目からなる表より、店舗IDが一致するレコードのピーク時の取引件数を挿入する。
さらに、この表に2項目を追加し、予め設定された全時間帯の標準取引件数およびピーク時の標準取引件数、または入力装置101より受け取る全時間帯の標準取引件数およびピーク時の標準取引件数を挿入する(ステップS266)。
ステップS266では、図23(c)に示す、店舗ID、全時間帯の取引件数、ピーク時の取引件数、全時間帯の標準取引件数、およびピーク時の標準取引件数の5項目からなる表を保持する。図23(c)に示す例では、店舗IDがA、B、Cの店舗に対して、それぞれの、全時間帯の取引件数、ピーク時の取引件数、全時間帯の標準取引件数、およびピーク時の標準取引件数が保持されている。
そして、取引件数比較部110において、店舗ID、全時間帯の取引件数、ピーク時の取引件数、全時間帯の標準取引件数、ピーク時の標準取引件数の5項目からなる表の全時間帯の取引件数を比較し、最大の全時間帯の取引件数を算出し、最大の全時間帯の取引件数と全時間帯の標準取引件数を比較し、最大の全時間帯の取引件数の方が多ければ、最大の全時間帯の取引件数をもつ店舗IDを出力する。ピーク時の取引件数も同様に、最大のピーク時の取引件数をもつ店舗IDを出力する(ステップS267)。
ステップS267および方法として、例えば、図25(a)に示す、取引件数を縦軸(1軸)139、標準取引件数を縦軸(2軸)141、店舗IDを横軸140、縦軸の系列として全時間帯およびピーク時をとり、最大の全時間帯の取引件数をもつ店舗IDおよび最大のピーク時の取引件数をもつ店舗IDをハイライト表示として強調した棒と折れ線グラフ142で、出力装置103に表示する。
図25に示す例では、取引件数の縦軸(1軸)139が棒グラフで表示され、各店舗IDに対して、棒グラフの左側が全時間帯の取引件数、棒グラフの右側がピーク時の取引件数の系列をもち、標準取引件数の縦軸(2軸)141の折れ線グラフも、それぞれの棒グラフに対応して、全時間帯の取引件数およびピーク時の取引件数の系列で表示される。そして、全時間帯の取引件数およびピーク時の取引件数の系列で、それぞれ取引件数が最大となる店舗の棒グラフがハイライト表示として強調される。
次に、図19のステップS270の詳細を、図21のフローチャートを用いて説明する。まず、データ抽出部106において、予め設定された指定時刻の範囲または入力装置101より受け取る指定時刻の範囲に取引終了時刻が含まれる電子ジャーナルデータ100のレコードを抽出する(ステップS271)。
そして、データ抽出部106において、ステップS267で算出した最大のピーク時の取引件数をもつ店舗IDと一致するレコードを、ステップS271で抽出した電子ジャーナルデータ100のレコードから抽出する(ステップS272)。
そして、取引件数集計部107において、ステップS272で抽出したレコードの取引終了時刻(年月日時分秒)の時刻(時)を比較し、同じ時刻(時)でグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントする(ステップS273)。
ステップS273では、例えば、図23(d)に示す、時刻(時)、レコード数のカウント結果である取引件数の2項目からなる表を保持する。図23(d)に示す例では、時刻(時)が9時〜12時の範囲の取引件数が保持されている。
そして、取引件数比較部110において、時刻(時)、取引件数の2項目からなる表の取引件数を比較し、取引件数が最大となる時刻(時)を出力する(ステップS274)。ステップS274および方法としては、例えば、図25(b)に示す、取引件数を縦軸143、時刻(時)を横軸144にとり、取引件数が最大となる時刻(時)を強調した折れ線グラフ145で、出力装置103に表示する。図25(b)に示す例では、折れ線グラフ145における各時刻の値のプロットの表示がハイライト表示として強調されている。
次に、図19のステップS280の詳細を、図22のフローチャートを用いて説明する。まず、データ抽出部106において、電子ジャーナルデータ100の全レコードを抽出する(ステップS281)。そして、取引件数集計部107において、電子ジャーナルデータ100のレコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDのレコードをグループ化し、さらに、端末IDを比較し、同じ端末IDのレコードをグループ化し、グループごとにグループに含まれるレコード数をカウントする(ステップS282)。
ステップS282では、例えば、図24(a)に示す、店舗ID、端末ID、レコード数のカウント結果である取引件数の3項目からなる表を保持する。図24(a)に示す例では、店舗IDの端末IDに対して、それぞれの取引件数が保持されている。
そして、ステップS267で算出した最大の全時間帯の取引件数をもつ店舗IDと一致するレコードを、ステップS282で保持した店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表より抽出する(ステップS283)。ステップS283では、抽出したレコードを、図24(b)に示す、店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表に保持する。
図24(b)に示す例では、ステップS267で算出した最大の全時間帯の取引件数をもつ店舗IDがAであるため、店舗IDがAの店舗の端末IDに対して、それぞれの取引件数が保持されている。
そして、取引件数比較部110において、ステップS283で保持した店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表の取引件数を比較し、取引件数が最大となる端末IDを出力する(ステップS284)。
ステップS284での出力方法として、例えば、図26(a)に示す、端末IDを縦軸146、取引件数を横軸147にとり、取引件数が最大となる端末IDをハイライト表示として強調した横棒グラフ148で、出力装置103に表示する。図26(a)に示す例では、店舗IDがAの店舗内の端末IDが1の自動取引装置の取引件数が最大であるため、店舗IDがAの店舗の横棒グラフがハイライト表示として強調されている。
そして、順位算出部109において、ステップS282で保持した店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表の取引件数を比較し、取引件数の少ない順に表のレコードをソートする(ステップS285)。ステップS285では、例えば、図24(c)に示す、ソートした店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表を保持する。図24(c)に示す例では、取引件数の少ない順にソートされ、店舗IDがBの店舗で端末IDが1の自動取引装置の情報が上位に保持されている。
そして、取引件数比較部110において、ステップS285で保持した店舗ID、端末ID、取引件数の3項目からなる表より、取引件数が最小となる店舗IDと端末IDの組を出力する(ステップS286)。
ステップS286での出力方法として、例えば、図26(b)に示す、店舗IDと端末IDの組を縦軸にとり、取引件数を横軸150にとり、取引件数が最小となる店舗IDと端末IDの組をハイライト表示として強調した横棒グラフ151で、出力装置103に表示する。図26(b)に示す例では、店舗IDがBの端末IDが1の自動取引装置の取引件数が最小であるため、店舗IDがBの端末IDが1の横棒グラフがハイライト表示として強調されている。
このように、本実施の形態では、標準のピーク時の取引件数より多い取引件数の店舗を提示すること、および、取引件数の多い時刻を提示することができ、自動取引装置の増設計画の立案が可能になる。また、標準の全時間帯の取引件数より多い取引件数の店舗を提示すること、および、取引件数の多い端末を提示すること、および、取引件数が少ない端末を提示することができ、取引件数が多い端末と少ない端末の入替など自動取引装置の配置計画の立案が可能になる。
(実施の形態4)
次に、図27〜図29により、本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図27は本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図28は本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例、図29は本発明の実施の形態4に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態4においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引開始時刻、取引終了時刻、店舗ID、および端末IDが格納されているものとする。
図27に示すように、まず、データ抽出部106において、予め設定された指定時刻の範囲または入力装置101より受け取る指定時刻の範囲に取引終了時刻を含む電子ジャーナルデータ100のレコードを抽出する(ステップS290)。そして、処理時間算出部112において、ステップS290で抽出した各レコードに、取引終了時刻から取引開始時刻を引いた差分(すなわち、処理時間)の項目を追加する(ステップS300)。
そして、処理時間算出部112において、各レコードの店舗IDを比較し、同じ店舗IDのレコードをグループ化し、グループごとに処理時間を足し合わせる(ステップS310)。
そして、処理時間算出部112において、ステップS290で受け取った指定時刻の時間幅を算出し、マスタ104より店舗ID、台数を取得し、グループごとに指定時刻の時間幅と台数を掛け合わせた値からステップS310で足し合わせた処理時間を引いた差分(すなわち、空き時間)を算出する(ステップS320)。
ステップS320では、例えば、図28(a)に示す、店舗ID、空き時間の2項目からなる表を保持する。図28(a)に示す例では、店舗IDがA、B、C、Dの店舗に対して、空き時間が保持されている。
そして、マスタ104より店舗ID、緯度、および経度を取得し、ステップS320で保持した店舗ID、空き時間の2項目からなる表に、同一の店舗IDをもつレコードを対応づけ、図28(b)に示す、店舗ID、空き時間、緯度、経度の4項目からなる表を保持する(ステップS330)。図28(b)に示す例では、店舗IDがA、B、C、Dの店舗に対して、空き時間と、各店舗の緯度および経度が保持されている。
そして、ステップS330で保持した店舗ID、空き時間、緯度、経度の4項目からなる表の空き時間を比較し、空き時間が最大となる店舗IDを出力する(ステップS340)。
ステップS340での出力方法として、例えば、図29(a)に示す、緯度を縦軸152、経度を横軸153、空き時間をバブルの大きさ154にとり、空き時間が最大となる店舗をハイライト表示として強調したバブルチャート155や、図29(b)に示す、店舗を縦軸156、空き時間を横軸157にとり、空き時間が最大となる店舗をハイライト表示として強調した横棒グラフ158で、出力装置103に表示する。
図29(a)に示す例では、空き時間がバブルの大きさ154で表示され、空き時間が最大の店舗IDがCの店舗がハイライト表示として強調される。また、図29(b)に示す例では、店舗IDがCの空き時間が最大であるため、店舗IDがCの店舗の横棒グラフがハイライト表示として強調されている。
このように、本実施の形態では、空き時間が、他の店舗に比べてて多い店舗を提示することができ、自動取引装置の利用者が空き時間が多い店舗で取引をするように誘導することが可能となる。
(実施の形態5)
次に、図30および図31により、本発明の実施の形態5に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図30は本発明の実施の形態5に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図31は本発明の実施の形態5に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態5においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引開始時刻、取引終了時刻、店舗ID、取引者名が格納されているものとする。
図30に示すように、まず、データ抽出部106において、電子ジャーナルデータ100の中の取引者名の情報が同一のレコードを読み込み、取引開始時間と取引終了時間とから連続取引を判定し、連続する電子ジャーナルデータを抽出する(ステップS350)。
ここで連続取引とは、例えば、予め定めた連続取引間隔閾値S0 に対して、前後に隣り合う同一取引者の電子ジャーナルデータから前者の取引終了時間Tend(n−1) と後者の取引開始時間Tstart(n) とから、取引間隔S(n)=Tstart(n)−Tend(n−1)を算出し、S(n)が連続取引間隔閾値S0 よりも小さい場合に2つの取引が連続していると判定することができる。
あるいは、予め定めた期間S1 に対する連続取引件数閾値n0 に対して、任意の時刻から期間S1 の長さの間で同一取引者による取引件数n(u)を算出し、連続取引件数閾値n0 よりも取引件数n(u)が大きい場合に取引が連続していると判定することもできる。
そして、連続取引算出部113において、ステップS350で連続取引と判定されて抽出された電子ジャーナルデータから同一取引者uで連続している取引の集合jごとに含まれる取引件数n(u,j)を、数え上げて算出する(ステップS360)。
そして、予め定めた期間で同一取引者uの連続している取引の集合jがいくつ存在しているのか示す連続取引回数N(u)を、抽出した電子ジャーナルデータの取引終了時刻とステップS360で判定した連続取引判定情報とから数え上げて算出する(ステップS370)。
そして、ステップS350で抽出された全電子ジャーナルデータの店舗IDとステップS370で数え上げた連続取引回数N(u)とから、店舗sごとの総連続取引回数N(s)を数え上げて算出する(ステップS380)。ここでは、連続取引回数Nではなく、ステップS360で数え上げた連続取引件数n(u,j)を店舗ごとに数え上げるようにしてもよい。
そして、ステップS360で算出した連続取引件数n(u,j)、ステップS370で算出した連続取引回数N(u)から同一の取引者が行っている連続取引を示す連続取引者リストを作成し、出力する(ステップS390)。
ステップS390での出力方法として、例えば、図31(a)に示す連続取引者リスト159を出力装置103に表示する。連続取引者リスト159には、連続取引と判定された集合jごとに先頭の電子ジャーナルデータの取引開始時刻と最後尾の電子ジャーナルデータの取引終了時刻を抽出し、取引時間帯を表示する。
また、ステップS380で算出した店舗ごとの総連続取引回数N(s)から、図31(b)に示す、店舗IDを縦軸160、連続取引件数を横軸161にとり、店舗別の連続取引回数グラフ162で、出力装置103に表示する。店舗別の連続取引回数グラフ162では総連続取引回数N(s)の大小関係に基づき順番をソートしておくこともできる。図31(b)に示す例では、店舗IDが、A、C、Bの順にソートされている。
このように、本実施の形態では、電子ジャーナルデータ100から同一の取引者が行っている連続取引を抽出し、連続取引者リストを作成することが可能になり、月末などに振込処理などを集中して行う取引者を把握し、また、連続取引が他の店舗よりも多い店舗を把握し、自動振込みサービスなどに誘導することが可能になる。
(実施の形態6)
次に、図32〜図34により、本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図32および図33は本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図34は本発明の実施の形態6に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態6においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引終了時刻、店舗ID、インタフェイス選択が格納されているものとする。
図32に示すように、まず、データ抽出部106において、電子ジャーナルデータ100の中のインタフェイス選択有無情報からインタフェイスが選択された取引の電子ジャーナルデータを抽出する(ステップS400)。
そして、インタフェイス選択算出部114において、予め定めた期間での店舗sごとのインタフェイスが選択された利用件数n(s)を、ステップS400で抽出された電子ジャーナルデータの店舗IDから、数え上げて算出する(ステップS410)。
そして、予め定めた時間帯tでの店舗sごとのインタフェイスが選択された利用件数n(s,t)を、ステップS400で抽出された電子ジャーナルデータの店舗IDと取引終了時刻とから、数え上げて算出する(ステップS420)。
そして、ステップS410で算出したインタフェイスが選択された利用件数n(s)、またはステップS420で算出した時間帯tでのインタフェイスが選択された利用件数n(s,t)から、インタフェイスが選択された取引状況を作成し、出力する(ステップS430)。
ステップS430での出力方法として、例えば、図34(a)に示す、インタフェイスが選択された利用件数n(s)またはn(s,t)の大小関係に基づき順番をソートし、上位または下位の店舗の利用件数ランキング163を表示する。
図34(a)に示す例では、店舗IDがFの店舗の利用件数が0で最小、店舗IDがCの店舗の利用件数が120で最大となっている。
または、マスタ104に予め記録されている各店舗sの緯度、経度の位置情報(xs,ys)を読込み、図34(b)に示す、緯度を縦軸164、経度を横軸165、利用件数をバブルの大きさ166にとり、利用のあった店舗位置を示すバブルチャート167を表示する。図34(b)に示す例では、店舗IDがAの店舗を中心に店舗が表示されている。
さらに、ここで、インタフェイス選択算出部114において、任意の店舗が選択された場合に、その付近店舗のインタフェイスの利用件数の特徴量を算出し、選択された店舗の利用件数n(s)またはn(s,t)の値と比較する処理を、図33を用いて説明する。
まず、入力装置101にて店舗S1が選択されたか否かを判定する(ステップS440)。ステップS440で店舗が選択されなかった場合にはステップS440に戻る。
そして、ステップS440で店舗が選択された場合には、マスタ104より予め記録されている各店舗sの位置情報(xs,ys)を読込み、選択された店舗S1 の位置情報(xs1 ,ys1 )と選択されなかった店舗Si の位置情報(xsi ,ysi )とを用いて店舗間の距離Ri を算出し、少なくとも1つ以上の距離Ri が小さい店舗Si を付近店舗として抽出する(ステップS450)。
そして、ステップS450で抽出された店舗Si の利用件数n(si )またはn(si ,t)から、付近店舗の利用件数の特徴量n(s付近)またはn(s付近,t)を算出する。ここでは利用件数の特徴量として選択された店舗Si の平均値Σn(si )/mまたはΣn(si ,t)/mを用いる。なお、mは付近店舗数である。
そして、選択された店舗の利用件数n(s)またはn(s,t)と、ステップS460で算出した付近店舗の利用件数の特徴量n(s付近)またはn(s付近,t)とを比較し、差分を算出し、大小を判定し、出力する(ステップS470)。
ステップS470での出力方法として、例えば、図34(b)に、Aのラベルに差分値も表示し、差分値が負の値の場合には、表示色など表示形態を変更することが考えられる。
このように、本実施の形態では、取引端末のインタフェイスに、例えば文字サイズやガイダンスの利用有無やガイダンスの音量などの選択肢がある場合に、電子ジャーナルデータ100のインタフェイス選択有無の情報から、任意のインタフェイスが選択された取引を抽出し、利用者や利用店舗での利用件数ランキングを把握し、他店舗に比べて利用が浸透していない店舗を抽出して、インタフェイスの利用を誘導することが可能になる。
また、インタフェイスの利用時間帯の情報も抽出することにより、インタフェイスの利用の多い時間帯を把握することが可能になる。
(実施の形態7)
次に、図35〜図38により、本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作について説明する。図35は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作を示すフローチャート、図36は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作中に保持される表の一例、図37は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作に使用される利益単価表および原価表の一例、図38は本発明の実施の形態7に係る電子ジャーナルデータの分析システムの分析動作で出力される情報の一例を示す図である。
なお、実施の形態7においては、電子ジャーナルデータ100のデータとして、少なくとも、取引終了時刻、取引種別、媒体種別が格納されているものとする。
図35に示すように、まず、データ抽出部106において、任意の期間での店舗Siごとの電子ジャーナルデータを抽出する(ステップS480)。そして、取引件数集計部107において、ステップS480で抽出した電子ジャーナルデータの取引終了時刻から取引時間帯ti を特定し、取引種別情報から取引Ti を特定し、取引媒体種別情報から媒体Mi を特定し、取引時間帯ti と取引Ti と媒体Mi の組み合わせごとの取引件数nsi(ti ,Ti ,Mi )を数え上げて算出する(ステップS490)。ステップS490では、例えば、図36に示すような、時間帯、取引種別、取引媒体種別の3項目からなる表を保持する。図36に示す例では、時間帯ごとに、支払、振込、預入、照会、および記帳の取引種別の取引件数が保持されている。
そして、取引端末価値算出部115において、予め記憶された、図37(a)に示す、取引時間帯ti と取引Ti と媒体Mi の組み合わせごとの利益単価表と、図37(b)に示す、取引時間帯ti と取引Ti と媒体Mi の組み合わせごとの原価表を読込み、ステップS490で算出した組み合わせごとの取引件数nsi(ti ,Ti ,Mi )と、利益単価表と原価表から読込まれた組み合わせごとの利益単価r(ti ,Ti ,Mi )と原価c(ti ,Ti ,Mi )とから、各店舗Si ごとに総収入R(si )=Σ{r(ti ,Ti ,Mi )×nsi (ti ,Ti ,Mi )}と総原価C(si )=Σ{c(ti ,Ti ,Mi )×nsi (ti ,Ti ,Mi )}を算出し、総収入R(si ) と総原価C(si ) から店舗Si の価値V(si ) =R(si ) −C(si ) を算出する(ステップS500)。
そして、マスタ104より店舗Si の端末保有台数a(si )を読込み、ステップS500で算出した店舗Si の価値V(si ) とから、端末1台当りの価値v(si )=V(si )/a(si )を算出する(ステップS510)。
そして、ステップS500で算出された店舗Si の価値V(si ) の最小関係で店舗の順番をソートし、図38(a)に示す、上位または下位の店舗の価値V(si )と端末1台当りの価値V(si ) と端末保有台数a(si )を価値ランキング171として、出力装置103に表示する。
さらに、ここでは、ステップS490で算出した取引時間帯ti と取引Ti と媒体Mi の組み合わせごとの取引件数nsi(ti ,Ti ,Mi )を、図38(b)に示す店舗詳細表172として、出力装置103に表示してもよい。
あるいは、マスタ104に予め記録されている各店舗sの位置情報(xs,ys)を読込み、図38(c)に示す、緯度を縦軸173、経度を横軸174、価値をバブルの大きさ175にとり、店舗の価値V(si )または端末1台当りの価値V(si ) の大きさと店舗位置とを示すバブルチャート176を表示してもよい。
さらに、ここでは、任意の店舗が選択された場合に、その店舗の端末保有台数a(si )を増加させた場合の端末1台当りの価値v’(si ) =V(si )/(a(si )+1)または端末保有台数a(si)を減少させた場合の端末1台当りの価値v’(si)=V(si )/(a(si )−1)を算出するようにしてもよい。これにより、他店舗の端末1台当りの価値と比べて妥当な保有台数を算出する。
また、入力装置101にて任意の位置(xi ,yi )が入力されると、マスタ104より店舗Si の位置情報(xsi ,ysi )を読込、任意の地点の距離Ri を算出し、少なくとも1つ以上の距離Ri が小さい店舗Si を付近店舗として抽出し、この抽出された店舗Si の端末1台当りの価値v(si )から、付近店舗の端末1台当りの価値v(s付近)を算出することもできる。ここでは付近店舗の端末1台当りの価値として抽出された店舗Si の端末1台当りの価値v(si )の平均値Σv(si )/mまたはΣn(si ,t)/mを用いる。
このように、本実施の形態では、電子ジャーナルデータ100の取引終了時刻と取引種別情報と媒体種別情報とから、取引店舗または取引端末の価値を算出することが可能となる。これにより取引端末の稼働状況による収益や原価を把握し、他店舗や他店舗の取引端末に比べた価値を把握し、価値の高い店舗への取引端末の増設や、価値の低い店舗からの取引端末の撤収が可能になる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
100…電子ジャーナルデータ、101…入力装置、102…データ分析部、103…出力装置、104…マスタ、105…バス、106…データ抽出部、107…取引件数集計部、108…平均取引件数集計部、109…順位算出部、110…取引件数比較部、111…データ成形部、112…処理時間算出部、113…連続取引算出部、114…インタフェイス選択算出部、115…取引端末価値算出部。

Claims (12)

  1. 自動取引装置の取引における取引時刻属性、取引店舗属性、および取引媒体種別属性を含む取引属性を記録した電子ジャーナルデータを格納するデータベースと、
    前記電子ジャーナルデータの分析処理を行うデータ分析部と、
    前記データ分析部での分析結果を出力する出力部と、を備え、
    前記取引媒体種別属性は、自行カード、他行カード、およびクレジットカードを区別する情報であり、
    前記データ分析部は、
    前記取引時刻属性に基づいて、所定の時間範囲で、前記データベースに格納された前記電子ジャーナルデータを抽出するデータ抽出部と、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて、前記取引媒体種別属性ごとに集計した取引件数または取引比率の平均値を算出し、抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいた店舗ごとに前記取引媒体種別属性ごとの前記取引件数または前記取引比率を算出する平均取引件数集計部と、
    前記取引件数または前記取引比率の平均値と、前記店舗ごとの前記取引件数または前記取引比率とを、前記取引媒体種別属性の前記自行カード、前記他行カード、および前記クレジットカードで区別して比較表示する情報として、前記出力部に出力する取引件数比較部と、を有する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  2. 請求項1に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記取引件数比較部は、前記取引媒体種別属性ごとの前記取引件数または前記取引比率が予め設定された条件となる前記取引店舗属性の値を抽出し、ハイライト表示として前記出力部に出力する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  3. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて
    記取引店舗属性において集計する値の種類は前記取引件数であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて、店舗ごとの取引件数を算出する取引件数集計部を有し、
    前記平均取引件数集計部は、前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて集計した取引件数の平均値を算出し、
    前記取引件数比較部は、前記店舗ごとの取引件数と、前記取引件数の平均値とを、前記取引時刻属性で比較表示する情報として、前記出力部に出力し、前記取引件数と前記取引件数の平均値との差分が、予め設定された条件となる前記取引時刻属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力する電子ジャーナルデータの分析システム。
  4. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて
    記取引店舗属性において集計する値の種類は単位時間単位端末あたりの取引件数であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて、店舗ごとの取引件数を算出する取引件数集計部を有し、
    前記平均取引件数集計部は、前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて集計した前記取引件数の平均値を算出し、
    前記取引件数比較部は、前記取引店舗属性ごとの前記取引件数が予め設定された条件となる前記取引時刻属性の値を抽出し、抽出した前記取引時刻属性の値における前記店舗ごとの前記取引件数と、前記取引件数平均値とを、前記取引店舗属性で比較表示する情報として、前記出力部に出力し、前記店舗ごとの前記取引件数が予め設定された条件となる前記取引店舗属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力する電子ジャーナルデータの分析システム。
  5. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記取引属性は、さらに、取引端末属性を含み、
    前記取引端末属性において集計する値の種類は取引件数であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから端末ごとに前記取引件数を算出する取引件数集計部を有し、
    前記取引件数比較部は、前記端末ごとの前記取引件数の情報を、前記出力部に出力し、前記端末ごとの前記取引件数が予め設定された条件となる前記取引端末属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力し、店舗の前記端末ごとの前記取引件数の情報を、前記出力部に出力し、前記店舗の前記端末ごとの前記取引件数が予め設定された条件となる前記取引端末属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力する電子ジャーナルデータの分析システム。
  6. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて
    記取引時刻属性において集計する値の種類は累積処理時間であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータの前記取引時刻属性の値から取引処理時間を算出し、前記取引処理時間から前記取引店舗属性に基づいて集計した累積取引処理平均時間を算出し、前記取引処理時間から店舗ごとの累積取引処理時間を算出し、前記累積取引処理時間から所定の時間範囲での空き時間を算出する処理時間算出部を有し、
    前記取引件数比較部は、前記店舗ごとの前記空き時間を、前記取引店舗属性で比較表示する情報として、前記出力部に出力し、前記店舗ごとの前記空き時間が予め設定された条件となる前記取引店舗属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力する電子ジャーナルデータの分析システム。
  7. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記取引属性は、さらに、取引者属性を含み、
    前記取引者属性において集計する値の種類は、連続取引件数、連続取引回数、または連続取引者であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引者属性ごとの連続取引回数を算出し、抽出した前記電子ジャーナルデータから連続取引ごとの連続取引件数を算出し、抽出した前記電子ジャーナルデータから前記連続取引回数が少なくとも1回以上の取引者リストの情報を、前記出力部に出力する連続取引算出部を有する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  8. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記取引属性は、さらに、インタフェイス選択属性を含み、
    前記インタフェイス選択属性において集計する値の種類は取引件数であり、
    前記データ分析部は、
    前記データ抽出部で抽出した前記電子ジャーナルデータから前記取引店舗属性に基づいて集計した店舗ごとにインタフェイスが選択された取引件数を算出し、前記店舗ごとの前記取引件数を、前記取引店舗属性で表示する情報として、前記出力部に出力し、特定の店舗に対して、他の店舗との差分が予め設定された条件となる前記取引店舗属性の値を抽出し、ハイライト表示として、前記出力部に出力するインタフェイス選択算出部を有する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  9. 請求項に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記店舗の取引店舗位置属性を含むマスタのデータベースを備え、
    前記インタフェイス選択算出部は、
    特定の店舗が選択されると前記取引店舗位置属性から付近の店舗を抽出し、抽出された前記店舗の位置情報を、前記出力部に出力する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  10. 自動取引装置の取引における取引時刻属性、取引店舗属性、取引種別属性、取引媒体種別属性、および取引端末属性を含む取引属性を記録した電子ジャーナルデータを格納するデータベースと、
    前記電子ジャーナルデータの分析処理を行うデータ分析部と、
    前記データ分析部での分析結果を出力する出力部と、
    前記取引属性に基づいた店舗の価値を算出するための、前記取引時刻属性による時間範囲、前記取引種別属性による取引種別、および前記取引媒体種別属性による媒体種別ごとに値を持つ利益原価表および原価表と、
    を備え、
    前記取引媒体種別属性は、自行カード、他行カード、およびクレジットカードを区別する情報であり、
    前記データ分析部は、
    前記取引時刻属性に基づいて、所定の時間範囲で、前記データベースに格納された前記電子ジャーナルデータを抽出するデータ抽出部と、
    抽出した前記電子ジャーナルデータから店舗ごとに時間範囲、取引種別、および媒体種別の組み合わせでの取引件数を算出する取引件数集計部と、
    前記時間範囲、前記取引種別、および前記媒体種別の組み合わせごとに、前記利益原価表および前記原価表から、利益単価および原価を抽出し、前記取引件数、前記利益単価、および前記原価から前記店舗ごとの価値を算出し、前記価値と前記店舗ごとの端末台数情報とから端末1台当りの価値を算出し、前記店舗ごとの前記端末1台当りの価値を、前記取引店舗属性で表示する情報として、前記出力部に出力する取引端末価値算出部と、を有する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  11. 請求項1に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記店舗の取引店舗位置属性を含むマスタのデータベースを備え、
    前記取引端末価値算出部は、特定の位置が選択されると前記取引店舗位置属性から選択された位置付近の店舗を抽出し、前記特定の位置付近の店舗の価値の情報を、前記出力部に出力する、電子ジャーナルデータの分析システム。
  12. 請求項10に記載の電子ジャーナルデータの分析システムにおいて、
    前記取引端末価値算出部は、前記店舗ごとの前記端末1台当りの価値が予め設定された条件となる場合に、ハイライト表示として前記出力部に出力する、電子ジャーナルデータの分析システム。
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