以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[地図店舗表示システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である地図店舗表示システム1の概要を説明するための図である。地図店舗表示システム1は、コンピュータ10から構成された店舗を検索可能な地図検索エンジンと通信可能なコンピュータシステムである。
なお、地図店舗表示システム1は、その他の端末や装置類等が含まれていても良い。この場合、地図店舗表示システム1は、コンピュータ10、その他の端末や装置類等の何れか又は複数の組み合わせにより、後述する各処理を実行することになる。
コンピュータ10は、例えば、サーバ機能を有するコンピュータや、パーソナルコンピュータや、スマートフォンやタブレット等の携帯端末である。コンピュータ10は、上述したその他の端末や装置類等と公衆回線網等を介して、データ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信や各種処理を実行する。
なお、コンピュータ10は、1台のコンピュータで実現されても良いし、クラウドコンピュータのような複数のコンピュータで実現されてもよい。
コンピュータ10は、複数の店舗を、所定の観点からグルーピングする。所定の観点は、例えば、店舗のエリア、業態、ブランド名、法人名、仕入先、地図検索エンジンに登録された店舗に関する情報である。
例えば、コンピュータ10は、予め設定された観点又は管理者や店舗オーナーなど(以下、ユーザ)が指定した観点に基づいて、複数の店舗をグルーピングする。コンピュータ10は、上述した観点に基づいて、複数の店舗をグループに分類することにより、各店舗をグルーピングする。このとき、コンピュータ10は、一又は複数の観点に基づいて、各店舗をグループに分類する。また、コンピュータ10は、一のグループに対して、一又は複数の店舗を分類する。
コンピュータ10は、グルーピングしたグループの中から、所望するグループの指定を受け付ける。
例えば、コンピュータ10は、その他の端末や装置類等から所望するグループの指定を受け付ける。このとき、コンピュータ10は、一又は複数のグループの指定を受け付ける。なお、コンピュータ10は、物理キーボードや仮想キーボードやマウス等の入力デバイスを介して、グループの指定を受け付ける構成も可能である。
コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けたグループに属する店舗の閲覧回数又は口コミ回数を店舗評価回数として集計する。店舗の閲覧回数は、各利用者が、地図検索エンジンにおいて、予め設定された店舗情報(例えば、名称、電話番号、住所、営業時間、外観、内観、取扱商品、Webサイト)や利用者によって投稿された口コミや評価を閲覧した回数である。口コミ回数は、利用者によって、地図検索エンジンにおいて、各店舗に対して、投稿された口コミや評価の回数である。
例えば、コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得する。コンピュータ10は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、この店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗の店舗評価回数を集計する。コンピュータ10は、一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループに属する其々の店舗の店舗評価回数、この一のグループに属する店舗数及び各店舗名を集計する。また、コンピュータ10は、複数のグループの指定を受け付けた場合、其々のグループに対して、グループに属する店舗の店舗評価回数、各グループに属する店舗数及び各店舗名を集計する。
コンピュータ10は、集計した店舗評価回数の平均回数を算出する。
例えば、コンピュータ10は、集計した店舗評価回数とグループに属する店舗数とに基づいて、店舗評価回数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、店舗評価回数を、店舗数で除算することにより、グループにおける店舗評価回数の平均回数を算出する。一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループにおける店舗評価回数の平均回数を算出し、複数のグループの指定を受け付けた場合、各グループにおける店舗評価回数の平均回数を其々算出する。
コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する。
例えば、コンピュータ10は、店舗評価回数を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを表示させるよう出力する。コンピュータ10は、この棒グラフを、ユーザが所持するユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、この棒グラフを受信し、自身の表示部等に表示する。この結果、コンピュータ10は、この棒グラフを表示させるよう出力することになる。コンピュータ10は、一のグループの指定を受け付けた場合、算出した店舗評価回数の平均回数を、縦軸と直交する直線として表示させるよう出力する。このように、コンピュータ10は、店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数と、店舗名とを視覚的に表示させるよう出力することにより、一のグループにおける店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数と、店舗名とを関連付けて表示させるよう出力することになる。また、コンピュータ10は、複数のグループの指定を受け付けた場合、其々のグループに対して、上述した棒グラフを表示させるよう出力する。すなわち、コンピュータ10は、複数の棒グラフを表示させるよう出力する。あるいは、複数のグループを一の棒グラフとして表示させるよう出力する。
なお、コンピュータ10は、集計した店舗評価回数に基づいて、グループに属する各店舗に順位付けを行い、この順位に基づいたランキング形式で店舗名を表示させるよう出力する構成も可能である。この場合、上述した棒グラフにおいて、原点に近い程、順位が高い店舗名として表示させるよう出力することや、逆に、原点に遠い程、順位が高い店舗名として表示させるよう出力することが可能である。
また、コンピュータ10は、店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数と、店舗名とを、上述した棒グラフに限らず、その他のグラフやその他の方法により、視覚的に表示させるよう出力する構成も可能である。
また、コンピュータ10は、店舗への架電クリック数に関連付けて、店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する構成も可能である。架電クリック数は、コンピュータ10やその他の端末や装置類等により、店舗情報として表示された電話番号に架電した回数である。
例えば、コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗への架電クリック数を取得する。コンピュータ10は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、この店舗への架電クリック数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗への架電クリック数を集計する。コンピュータ10は、集計した架電クリック数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する。このとき、コンピュータ10は、店舗評価回数及び架電クリック数に基づいて、グループに属する各店舗に順位付けを行い、この順位に基づいたランキング形式で店舗名を表示させるよう出力する構成も可能である。
また、コンピュータ10は、店舗のWebサイトクリック数に関連付けて、店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する構成も可能である。Webサイトクリック数は、コンピュータ10やその他の端末や装置類等により、店舗情報として表示されたWebサイトをクリックした回数である。
例えば、コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗のWebサイトクリック数を取得する。コンピュータ10は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、この店舗のWebサイトクリック数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗のWebサイトクリック数を集計する。コンピュータ10は、集計したWebサイトクリック数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出したWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する。このとき、コンピュータ10は、店舗評価回数及びWebサイトクリック数に基づいて、グループに属する各店舗に順位付けを行い、この順位に基づいたランキング形式で店舗名を表示させるよう出力する構成も可能である。
また、コンピュータ10は、店舗への経路案内クリック数に関連付けて、店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する構成も可能である。経路案内クリック数は、コンピュータ10やその他の端末や装置類等により、店舗への経路案内をクリックした回数である。
例えば、コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗への経路案内クリック数を取得する。コンピュータ10は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、この店舗への経路案内クリック数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗への経路案内クリック数を集計する。コンピュータ10は、集計した経路案内クリック数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する。このとき、コンピュータ10は、店舗評価回数及び経路案内クリック数に基づいて、グループに属する各店舗に順位付けを行い、この順位に基づいたランキング形式で店舗名を表示させるよう出力する構成も可能である。
また、コンピュータ10は、店舗の口コミの投稿回数に関連付けて、店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する構成も可能である。口コミの投稿回数は、コンピュータ10やその他の端末や装置類等により、店舗へ口コミを投稿した回数である。また、上述した店舗評価回数における口コミ回数との違いは、例えば、口コミ回数が、これまでの累計の口コミの回数であり、口コミの投稿回数が、所定期間(例えば、1か月、半年、一年)における口コミの投稿回数である。
例えば、コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗の口コミの投稿回数を取得する。コンピュータ10は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、この店舗への口コミの投稿回数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗の口コミの投稿回数を集計する。コンピュータ10は、集計した口コミの投稿回数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する。このとき、コンピュータ10は、店舗評価回数及び口コミの投稿回数に基づいて、グループに属する各店舗に順位付けを行い、この順位に基づいたランキング形式で店舗名を表示させるよう出力する構成も可能である。
また、コンピュータ10は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する構成も可能である。所定のデータは、例えば、PDF(Portable Document Format)、表計算データ、文書データ、プレゼンテーションデータである。
また、コンピュータ10は、所定期間の指定を受け付け、受け付けた所定期間において、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する構成も可能である。
次に、地図店舗表示システム1が実行する処理の概要について説明する。
はじめに、コンピュータ10は、複数の店舗を、所定の観点からグルーピングする(ステップS01)。所定の観点は、上述した通りである。
コンピュータ10は、予め設定された観点又はユーザが指定した観点に基づいて、複数の店舗をグルーピングする。コンピュータ10は、一のグループに対して、一又は複数の店舗をグループとして分類する。
コンピュータ10は、グルーピングしたグループの中から、所望するグループの指定を受け付ける(ステップS02)。
コンピュータ10はその他の端末や装置類や入力デバイス等を介して、グループの指定を受け付ける。
コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けたグループに属する店舗の閲覧回数又は口コミ回数を店舗評価回数として集計する(ステップS03)。店舗回数及び口コミ回数は、上述した通りである。
コンピュータ10は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得する。コンピュータ10は、指定を受け付けたグループに属する店舗の店舗評価回数を集計する。コンピュータ10は、このグループに属する店舗の店舗評価回数、店舗数及び店舗名を集計する。
コンピュータ10は、集計した店舗評価回数の平均回数を算出する(ステップS04)。
コンピュータ10は、集計した店舗評価回数とグループに属する店舗数とに基づいて、店舗評価回数の平均回数を算出する。コンピュータ10は、店舗評価回数を、店舗数で除算することにより、グループにおける店舗評価回数の平均回数を算出する。
コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に表示させるよう出力する(ステップS05)。
コンピュータ10は、店舗評価回数を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを表示させるよう出力する。コンピュータ10は、算出した店舗評価回数の平均回数を、縦軸と直交する直線として表示させるよう出力する。ここで、出力とは、所定の端末に出力するために送信することであってよいし、表示装置に出力することであってよい。このように、コンピュータ10は、店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数と、店舗名とを視覚的に表示させるよう出力することにより、グループにおける店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数と、店舗名とを関連付けて表示させるよう出力することになる。
以上が、地図店舗表示システム1が実行する処理の概要である。
[地図店舗表示システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である地図店舗表示システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である地図店舗表示システム1のシステム構成を示す図である。図2において、地図店舗表示システム1は、コンピュータ10から構成される店舗を検索可能な地図検索エンジンと通信可能なコンピュータシステムである。
なお、地図店舗表示システム1は、その他の端末や装置類等が含まれていても良い。この場合、地図店舗表示システム1は、コンピュータ10及び含まれる端末や装置類等の何れか又は複数の組み合わせにより、後述する各処理を実行することになる。
コンピュータ10は、上述した通り、例えば、サーバ機能を有するコンピュータや、パーソナルコンピュータである。コンピュータ10は、上述したその他の端末や装置類等と公衆回線網等を介して、データ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信や各種処理を実行する。
なお、コンピュータ10は、1台のコンピュータで実現されても良いし、クラウドコンピュータのような複数のコンピュータで実現されてもよい。
コンピュータ10は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ10は、記録部として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを実行する事により、通信部と協働して、第1表示モジュール20、第2表示モジュール21、第3表示モジュール22を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを実行することにより、記録部と協働して、記録モジュール30を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、グルーピングモジュール40、第1指定モジュール41、第1集計モジュール42、第1算出モジュール43、第1順位付モジュール44、出力モジュール45、第2指定モジュール46、第3指定モジュール47、第2集計モジュール48、第2算出モジュール49、第2順位付モジュール50、第3順位付モジュール51、グループ指定数判断モジュール52、第4順位付モジュール53、第5順位付モジュール54、第6順位付モジュール55を実現する。
[グルーピング処理]
図3に基づいて、地図店舗表示システム1が実行するグルーピング処理について説明する。図3は、コンピュータ10が実行するグルーピング処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
グルーピングモジュール40は、複数の店舗を、所定の観点からグルーピングする(ステップS10)。ステップS10において、所定の観点は、上述した通り、店舗のエリア、業態、ブランド名、法人名、仕入先、地図検索エンジンに登録された店舗に関する情報等である。グルーピングモジュール40は、予め設定された観点又はユーザが指定した観点に基づいて、店舗をグルーピングする。
グルーピングモジュール40は、設定された上述した観点の何れか又は複数の組み合わせ毎に、店舗を、グルーピングする。例えば、グルーピングモジュール40は、エリア毎にグルーピングする場合、このエリアに存在する店舗を一のグループとしてグルーピングする。また、例えば、グルーピングモジュール40は、エリア且つ業態にグルーピングする場合、このエリアに存在する同じ業態の店舗を一のグループにグルーピングする。グルーピングモジュール40は、他の観点も同様にグルーピングすることになる。
また、グルーピングモジュール40は、ユーザが指定した観点に基づいて、店舗をグルーピングする。例えば、グルーピングモジュール40は、ユーザが、エリアを指定した場合、このエリアに存在する店舗を一のグループとしてグルーピングする。また、例えば、グルーピングモジュール40は、ユーザが、エリア且つ業態を指定した場合、このエリアに存在する同じ業態の店舗を一のグループにグルーピングする。グルーピングモジュール40は、ユーザが指定した他の観点も同様にグルーピングすることになる。
グルーピングモジュール40は、一のグループに、一又は複数の店舗をグルーピングする。また、グルーピングモジュール40は、複数のグループに跨って、一又は複数の店舗をグルーピングする。すなわち、グルーピングモジュール40は、あるグループに属する店舗が、他の位置又は複数のグループに属するようにグルーピングすることも可能とする。
記録モジュール30は、グルーピングの結果を記録する(ステップS11)。ステップS11において、記録モジュール30は、グルーピングした際に用いた観点の識別子(例えば、名称、管理番号)をグループの識別子とし、このグループの識別子と、店舗の店舗名とを対応付けて記録する。この時、グループの識別子毎に店舗名を記録する形式であっても良いし、店舗名毎にグループの識別子を記録する形式であっても良い。
以上が、グルーピング処理である。
[第1の店舗評価回数表示処理]
図4に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第1の店舗評価回数表示処理について説明する。図4は、コンピュータ10が実行する第1の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
第1指定モジュール41は、グルーピングしたグループの中から、所望する一のグループの指定を受け付ける(ステップS20)。ステップS20において、第1指定モジュール41は、上述したユーザ端末や入力デバイス等を介して、記録したグループの識別子に対する選択入力や、グループの識別子を入力する直接入力等を受け付けることにより、一のグループの指定を受け付ける。
コンピュータ10が、複数のグループの指定を受け付ける場合についての詳細は、後述する。
第3指定モジュール47は、所定期間の指定を受け付ける(ステップS21)。ステップS21において、所定期間は、例えば、一週間、一か月、半年、一年である。第3指定モジュール47は、上述したユーザ端末や入力デバイス等を介して、予め設定された期間に対する選択入力や、期間を数字や文字により入力する直接入力等を受け付けることにより、所定期間の指定を受け付ける。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けたグループに属する店舗の閲覧回数又は口コミ回数を店舗評価回数として集計する(ステップS22)。ステップS22において閲覧回数は、上述した通り、各利用者が、地図検索エンジンにおいて、各店舗の店舗情報や口コミや評価を閲覧した回数である。また、口コミ回数は、利用者によって、地図検索エンジンにおいて、各店舗に対して、投稿された口コミや評価の回数である。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けたグループに属する店舗の店舗評価回数を集計する。併せて、第1集計モジュール42は、記憶したこのグループの識別子に対応付けられた店舗数及び店舗名を集計する。
第1算出モジュール43は、集計した店舗評価回数の平均回数を算出する(ステップS23)。ステップS23において、第1算出モジュール43は、集計した店舗評価回数を、このグループに該当する記録した店舗数の和で除算することにより、このグループにおける店舗評価回数の平均回数を算出する。
第1順位付モジュール44は、集計した店舗評価回数に基づいて、このグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS24)。ステップS24において、第1順位付モジュール44は、このグループにおける各店舗の店舗評価回数に基づいて、店舗を順位付けする。例えば、第1順位付モジュール44は、このグループに10個の店舗が属する場合、店舗評価回数に基づいて、店舗を1から10まで順位付ける。また、このグループに一の店舗のみが属する場合、この店舗を1と順位付ける。すなわち、第1順位付モジュール44は、グループに属する店舗数を最大値とする順位を付けることになる。
第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS25)。ステップS25において、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と、集計した店舗評価回数及び店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。第1表示モジュール20は、これらを、例えば、棒グラフや折れ線グラフといった形式で、出力して表示させる。このとき、第1表示モジュール20は、上述したステップS24の処理により行った順位付けの結果に基づいて、ランキング形式で、各店舗名を出力して表示させる。
第1表示モジュール20が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に表示させる。第1表示モジュール20は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数として表示させる。また、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数を、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を棒グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
図10に基づいて、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図10は、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数及び店舗名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図10において、この棒グラフ200は、縦軸が店舗評価回数を示しており、横軸が店舗名を示している。第1表示モジュール20は、棒グラフ200において、原点に近い場所の棒210が、より高い順位の店舗名であることを示す。この各棒210は、自身の長さにより、店舗評価回数を示す。第1表示モジュール20は、棒グラフ200において、縦軸と直交する直線220として、算出した店舗評価回数の平均回数を表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄230として、表示させる。第1表示モジュール20は、この期間表示欄230を、棒グラフ200の近傍又は棒グラフ200に重畳させて表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を、グループ名表示欄240として、表示させる。第1表示モジュール20は、このグループ名表示欄240を、グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第1表示モジュール20は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第1表示モジュール20は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3指定モジュール47は、所定期間の指定を更に受け付け、第1表示モジュール20は、この時に受け付けた期間における指定されたグループ内の各店舗の店舗評価回数の推移を出力して表示させる構成も可能である。この場合における所定期間とは、例えば、一週間毎、一か月毎、半年毎、といった上述したステップS21の処理により指定を受け付けた期間を分割する期間を意味することになる。
この場合における第1表示モジュール20が出力して表示させる例について説明する。
第1表示モジュール20が、折れ線グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。このとき、第1表示モジュール20は、上述したステップS21の処理により指定を受け付けた期間における更に指定を受け付けた期間に基づいて、グループに属する各店舗の店舗評価回数の平均回数及び店舗評価回数を、ユーザ端末等に出力して表示させる。第1集計モジュール42は、上述したステップS22における処理に際して、各期間における店舗評価回数を併せて集計することになる。また、第1算出モジュール43は、上述したステップS23における処理に際して、集計した店舗評価回数に基づいて、この各期間における店舗評価回数の平均回数を併せて算出することになる。第1表示モジュール20は、各期間における各店舗の店舗評価回数の平均回数と関連付けて、各期間における集計した店舗評価回数を店舗名毎に出力して表示させることになる。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数を縦軸、時間を横軸とした折れ線グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第1表示モジュール20は、店舗毎に折れ線として、店舗評価回数の推移をユーザ端末等に表示させる。第1表示モジュール20は、店舗毎に異なる態様(例えば、色違い、折れ線の種類違い)で表示させるとともに、店舗評価回数の平均回数を、店舗とは異なる態様で表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を折れ線グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を折れ線グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループに属する各店舗の識別子を折れ線グラフの判例として折れ線グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
図16に基づいて、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる折れ線グラフについて説明する。図16は、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数及び店舗名とを示す折れ線グラフの一例を示す図である。図16において、この折れ線グラフ800は、縦軸が店舗評価回数を示しており、横軸が時間を示している。本例では、時間は、一週間刻みとなっている。各折れ線810が、このグループにおける一週間毎の店舗評価回数を示す。第1表示モジュール20は、折れ線グラフ800において、折れ線820として、算出した各期間におけるこのグループの店舗評価回数を表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間及びこの期間に対して更に指定を受け付けた期間を、期間表示欄830として、表示させる。第1表示モジュール20は、この期間表示欄830を、折れ線グラフ800の近傍又は折れ線グラフ800に重畳させて表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を、グループ名表示欄840として、表示させる。第1表示モジュール20は、このグループ名表示欄840を、各グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループに属する各店舗の識別子を折れ線グラフの判例となる店舗名表示欄850として、表示させる。第1表示モジュール20は、この店舗名表示欄850を、折れ線グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS26)。ステップS26において、所定のデータ形式は、例えば、PDF、表計算データ、文書データ、プレゼンテーションデータである。出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式に変換又は所定のデータ形式で作成されたデータに貼り付け等行い、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で作成することにより、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第1の店舗評価回数表示処理である。
[第2の店舗評価回数表示処理]
図5に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第2の店舗評価回数表示処理について説明する。図5は、コンピュータ10が実行する第2の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は、省略する。
第2指定モジュール46は、グルーピングしたグループの中から、所望する複数のグループの指定を受け付ける(ステップS30)。ステップS30において、第2指定モジュール46は、上述したユーザ端末や入力デバイス等を介して、記録した複数のグループの識別子に対する選択入力や、複数のグループの識別子を入力する直接入力等を受け付けることにより、複数のグループの指定を受け付ける。
第3指定モジュール47は、所定期間の指定を受け付ける(ステップS31)。ステップS31の処理は、上述したステップS21の処理と同様である。
なお、第3指定モジュール47は、グループ毎に異なる期間の指定を受け付ける構成も可能である。
第2集計モジュール48は、地図検索エンジンから、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けた其々のグループに属する店舗の店舗評価回数を集計する(ステップS32)。ステップS32において、第2集計モジュール48は、上述したステップS22の処理と同様の処理を、其々のグループに対して実行する。すなわち、第2集計モジュール48は、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗の閲覧回数又は口コミ回数を取得し、指定を受け付けた期間における、其々のグループに属する店舗の店舗評価回数を、グループ毎に集計する。併せて、第2集計モジュール48は、記憶した其々のグループの識別子に対応付けられた其々のグループの店舗数及び店舗名を集計する。
第2算出モジュール49は、集計した店舗評価回数の其々の平均回数を算出する(ステップS33)。ステップS33において、第2算出モジュール49は、上述したステップS23の処理と同様の処理を、其々のグループに対して実行する。すなわち、第2算出モジュール49は、集計した其々の店舗評価回数を、其々のグループに該当する記録した店舗数の和で除算することにより、其々のグループにおける店舗評価回数の平均回数を算出する。
第2順位付モジュール50は、集計した店舗評価回数に基づいて、其々のグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS34)。ステップS34において、第2順位付モジュール50は、上述したステップS24の処理と同様の処理を、其々のグループに対して実行する。すなわち、第2順位付モジュール50は、其々のグループにおける各店舗の店舗評価回数に基づいて、其々のグループに属する店舗を順位付ける。
第2順位付モジュール50は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数に基づいて、其々のグループに順位付けを行う(ステップS35)。ステップS35において、第2順位付モジュール50は、各グループの店舗評価回数の平均回数に基づいて、各グループを順位付けする。例えば、第2順位付モジュール50は、指定を受け付けたグループが10個の場合、各グループの店舗評価回数の平均回数に基づいて、これらのグループを1から10まで順位付ける。すなわち、第2順位付モジュール50は、指定を受け付けたグループの数を最大値とする順位を付けることになる。
第2表示モジュール21は、算出した複数のグループの其々の店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した複数のグループの其々の店舗評価回数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS36)。ステップS36において、第2表示モジュール21は、上述したステップS25の処理と同様の処理を、其々のグループに対して実行する。すなわち、第2表示モジュール21は、其々のグループ毎に、算出した店舗評価回数の平均回数と、集計した店舗評価回数及び店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる、このとき、第2表示モジュール21は、其々のグループ毎に、上述したステップS34の処理により行った順位付けの結果に基づいて、ランキング形式で、店舗名を出力して表示させる。
第2表示モジュール21が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第2表示モジュール21は、店舗評価回数を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に複数出力して表示させる。第2表示モジュール21は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数として表示させる。また、第2表示モジュール21は、算出した店舗評価回数の平均回数を、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第2表示モジュール21は、グループの識別子を各棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
図11に基づいて、第2表示モジュール21がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図11は、第2表示モジュール21がユーザ端末等に出力して表示させる複数のグループにおける店舗評価回数の平均回数と、店舗評価回数及び店舗名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図11において、棒グラフ300は、其々のグラフにおいて、縦軸が店舗評価回数を示しており、横軸が店舗名を示している。第2表示モジュール21は、棒グラフ300において、其々のグラフにおける原点に近い場所の棒310が、より高い順位の店舗名であることを示す。この各棒310は、自身の長さにより、店舗評価回数を示す。第2表示モジュール21は、棒グラフ300において、其々のグラフにおける縦軸と直交する直線320として、算出したこのグループにおける店舗評価回数の平均回数を表示させる。第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄330として、表示させる。第2表示モジュール21は、この期間表示欄330を、棒グラフ300の近傍又は棒グラフ300に重畳させて表示させる。第2表示モジュール21は、グループの識別子を、グループ名表示欄340として、表示させる。第2表示モジュール21は、このグループ名表示欄340を、各グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第2表示モジュール21は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第2表示モジュール21は、棒グラフに限らず、その他の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第2表示モジュール21は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3指定モジュール47は、所定期間の指定を更に受け付け、第2表示モジュール21は、この時に受け付けた期間における指定された各グループ内における各店舗の店舗評価回数の推移を出力して表示させる構成も可能である。この場合における所定期間とは、例えば、一週間毎、一か月毎、半年毎といった上述したステップS31の処理により指定を受け付けた期間を分割する期間を意味することになる。
この場合における第2表示モジュール21が出力して表示させる例について説明する。
第2表示モジュール20が、折れ線グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。このとき、第2表示モジュール21は、上述したステップS31の処理により指定を受け付けた期間における更に指定を受け付けた期間に基づいて、其々のグループに属する各店舗の店舗評価回数の平均回数及び店舗評価回数を、ユーザ端末等に出力して表示させる。第2集計モジュール48は、上述したステップS32における処理に際して、各期間における店舗評価回数を其々のグループ毎に併せて集計することになる。また、第2算出モジュール49は、上述したステップS33における処理に際して、集計した店舗評価回数に基づいて、この各期間における其々のグループの店舗評価回数の平均回数を併せて算出することになる。第2表示モジュール21は、各期間における其々のグループの各店舗の店舗評価回数の平均回数と関連付けて、各期間における集計した店舗評価回数を其々のグループの店舗名毎に出力して表示させることになる。すなわち、第2表示モジュール20は、指定を受け付けたグループ毎に、上述した図16と同様の形式の折れ線グラフを、ユーザ端末等に出力して表示させることになる。
第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数を、其々のグループの識別子毎に出力して表示させる(ステップS37)。ステップS37において、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数と、其々のグループの識別子とを関連付けて、視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、これらを、例えば、棒グラフや折れ線グラフといった形式で、出力して表示させる。このとき、第3表示モジュール22は、上述したステップS35の処理により行った順位付けの結果に基づいて、ランキング形式で、店舗名を出力して表示させる。
第3表示モジュール22が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第3表示モジュール22は、店舗評価回数を縦軸、グループの識別子としてグループ名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、グループ名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、このグループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数として出力して表示させる。また、第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて出力して表示させる。
図12に基づいて、第3表示モジュール22がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図12は、第3表示モジュール22がユーザ端末等に出力して表示させる各グループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数と、グループの識別子としてグループ名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図12において、この棒グラフ400は、縦軸が店舗評価回数を示しており、横軸が、グループ名を示している。第3表示モジュール22は、棒グラフ400において、原点に近い場所の棒410が、より高い順位のグループ名であることを示す。この各棒410は、自身の長さにより、グループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数を示す。第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄420として、表示させる。第3表示モジュール22は、この期間表示欄420を、棒グラフ400の近傍又は棒グラフ400に重畳させて表示させる。
この結果、第3表示モジュール22は、各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けて、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第3表示モジュール22は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3表示モジュール22は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した各グループにおける店舗評価回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS38)。ステップS38の処理は、上述したステップS26の処理と同様であり、出力モジュール45は、上述したステップS36及びS37の其々の処理で出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第2の店舗評価回数表示処理である。
[第3の店舗評価回数表示処理]
図6に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第3の店舗評価回数表示処理について説明する。図6は、コンピュータ10が実行する第3の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は、省略する。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンから、店舗への架電クリック数を取得し、店舗への架電クリック数を集計する(ステップS40)。ステップS40において、架電クリック数は、上述した通り、店舗情報として表示された電話番号に各利用者が架電した回数である。第1集計モジュール42は、上述したステップS22及びS32の処理に際して、併せて、店舗への架電クリック数を取得するとともに店舗への架電クリック数を集計する。
第1集計モジュール42は、店舗評価回数と同様に、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗への架電クリック数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けた一又は複数のグループに属する店舗への架電クリック数を集計する。コンピュータ10は、上述したステップS22及びS32の処理において集計した、一又は複数のグループの識別子に対応付けられた店舗数及び店舗名を以降の処理で用いる。
第1算出モジュール43は、集計した架電クリック数の平均回数を算出する(ステップS41)。ステップS41において、第1算出モジュール43は、集計した架電クリック数を、指定を受け付けたグループに該当する店舗数の和で除算することにより、グループにおける架電クリック数の平均回数を算出する。第1算出モジュール43は、一のグループの指定を受け付けていた場合、一のグループの架電クリック数の平均回数を算出し、複数のグループの指定を受け付けていた場合、複数のグループの其々の架電クリック数の平均回数を算出する。
第3順位付モジュール51は、集計した架電クリック数に基づいて、指定を受け付けたグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS42)。ステップS42において、第3順位付モジュール51は、一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループにおける店舗の店舗数に基づいて、店舗を順位付けする。また、第3順位付モジュール51は、複数のグループの指定を受け付けた場合、この複数のグループの其々における店舗の店舗数に基づいて、其々のグループで店舗を順位付けする。第3順位付モジュール51は、上述したステップS24又はS34の処理と同様に、グループに属する店舗を最大値とする順位を付ける。また、第3順位付モジュール51は、上述したステップS35の処理と同様に、其々のグループにおける算出した架電クリック数の平均回数に基づいて、グループに順位付けを行う。
なお、コンピュータ10は、第3順位付モジュール51が行った架電クリック数に基づいた店舗の順位と、上述したステップS24の処理による第1順位付モジュール44が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位又は上述したステップS34の処理による第2順位付モジュール50が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位との間で、違いが生じる場合、店舗評価回数に基づいた店舗の順位を優先する。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、架電クリック数に基づいた順位が「3」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。
ただし、例外として、コンピュータ10は、店舗評価回数に基づいた順位と、架電クリック数に基づいた順位とが、所定の範囲外(例えば、5以上離れている、3以上離れている)である場合、順位が高くなるものをこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、架電クリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。また、同様の場合、コンピュータ10は、順位の平均をこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、架電クリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「4」として後述する処理を実行する。
グループ指定数判断モジュール52は、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する(ステップS43)。ステップS43において、グループ指定数判断モジュール52は、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けたか、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けたか否かに基づいて、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する。
ステップS43において、一のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS43 YES)、すなわち、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けた場合、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び架電クリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS44)。ステップS44において、第1表示モジュール20は、上述したステップS23の処理により算出した店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS41の処理により算出した架電クリック数の平均回数と、上述したステップS22の処理により集計した店舗評価回数及び上述したステップS40の処理により集計した架電クリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第1表示モジュール20は、上述したステップS25の処理で出力して表示させる内容に、架電クリック数の平均回数及び各店舗の架電クリック数を併せて出力して表示させることになる。
第1表示モジュール20が、棒グラフとしてこれらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数及び架電クリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第1表示モジュール20は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び架電クリック数として表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと、架電クリック数の棒グラフの2種類の棒グラフを表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び架電クリック数をまとめて表示させても良い。また、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した架電クリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
図13に基づいて、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図13は、第1表示モジュール20がユーザ端末等に出力して表示させる店舗評価回数の平均及び架電クリック数の平均回数と、店舗評価回数及び架電クリック数と、店舗名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図13において、この棒グラフ500は、縦軸が、回数を示しており、横軸が店舗名を示している。第1表示モジュール20は、棒グラフ500において、原点に近い場所の棒510,520が、より高い順位の店舗名であることを示す。この各棒510は、自身の長さにより、店舗評価回数を示す。また、この各棒520は、自身の長さにより、架電クリック数を示す。第1表示モジュール20は、棒グラフ500において、縦軸と直交する直線530として、算出した店舗評価回数の平均回数を表示させる。また、第1表示モジュール20は、棒グラフ500において、縦軸と直交する直線540として、算出した架電クリック数の平均回数を表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄550として、表示させる。この期間表示欄550は、棒グラフ500の近傍又は棒グラフ500に重畳させて表示させる。第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を、グループ名表示欄560として、表示させる。第1表示モジュール20は、このグループ名表示欄560を、グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び架電クリック数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第1表示モジュール20は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び架電クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第1表示モジュール20は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び架電クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS45)。ステップS45の処理は、上述したステップS26の処理と同様である
一方、ステップS43において、複数のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS43 NO)、すなわち、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けた場合、第2表示モジュール21は、算出した複数のグループの其々の店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と関連付けて、集計した複数のグループの其々の店舗評価回数及び架電クリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS46)。ステップS46において、上述したステップS33の処理により算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS41の処理により算出した其々のグループの架電クリック数の平均回数と、上述したステップS32の処理により集計した其々のグループに属する店舗の店舗評価回数及び上述したステップS40の処理により集計した其々のグループに属する店舗への架電クリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第2表示モジュール21は、上述したステップS36の処理で出力して表示させる内容に、架電クリック数の平均回数及び各店舗の架電クリック数を併せて出力して表示させることになる。
第2表示モジュール21が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第2表示モジュール21は、店舗評価回数及び架電クリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを複数、ユーザ端末等に出力して表示させる。第2表示モジュール21は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び架電クリック数としてユーザ端末等に出力して表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと架電クリック数の棒グラフとの2種類の棒グラフを出力して表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び架電クリック数をまとめて出力して表示させても良い。また、第2表示モジュール21は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した架電クリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第2表示モジュール21は、グループの識別子を各棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
図14に基づいて、第2表示モジュール21がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図14は、第2表示モジュール21がユーザ端末等に出力して表示させる複数のグループにおける店舗評価回数の平均及び架電クリック数の平均回数と、店舗評価回数及び架電クリック数と、店舗名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図14において、棒グラフ600は、其々のグラフにおいて、縦軸が回数を示しており、横軸が店舗名を示している。第2表示モジュール21は、棒グラフ600において、原点に近い場所の棒610,620が、より高い順位の店舗名であることを示す。この各棒610は、自身の長さにより、店舗評価回数を示す。また、この各棒620は、自身の長さにより、架電クリック数を示す。第2表示モジュール21は、棒グラフ600において、縦軸と直交する直線630として、算出した店舗評価回数の平均回数を表示させる。また、第2表示モジュール21は、棒グラフ600において、縦軸と直交する直線640として、算出した架電クリック数の平均回数を表示させる。第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄650として、表示させる。第2表示モジュール21は、この期間表示欄650を、棒グラフ600の近傍又は棒グラフ600に重畳させて表示させる。第2表示モジュール21は、グループの識別子を、グループ名表示欄660として、表示させる。第2表示モジュール21は、このグループ名表示欄660を、各グラフの近傍又は各グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第2表示モジュール21は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第2表示モジュール21は、棒グラフに限らず、その他の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第2表示モジュール21は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数を、其々のグループの識別子毎に出力して表示させる(ステップS47)。ステップS47において、第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と、其々のグループの識別子とを関連付けて、視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第3表示モジュール22は、上述したステップS37の処理で出力して表示させる内容に、架電クリック数の平均回数を併せて出力して表示させることになる。
第3表示モジュール22が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第3表示モジュール22は、回数を縦軸、グループの識別子としてグループ名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、グループ名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、このグループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数として出力して表示させる。また、第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて出力して表示させる。
図15に基づいて、第3表示モジュール22がユーザ端末等に出力して表示させる棒グラフについて説明する。図15は、第3表示モジュール22がユーザ端末等に出力して表示させる各グループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と、グループの識別子としてグループ名とを示す棒グラフの一例を模式的に示す図である。図15において、この棒グラフ700は、縦軸が回数を示しており、横軸が、グループ名を示している。第3表示モジュール22は、棒グラフ700において、原点に近い場所の棒710、720が、より高い順位のグループ名であることを表示させる。この各棒710は、自身の長さにより、グループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数を示す。また、この各棒720は、自身の長さにより、グループに属する店舗への架電クリック数の平均回数を示す。第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を、期間表示欄730として、表示させる。第3表示モジュール22は、この期間表示欄730を、棒グラフ700の近傍又は棒グラフ700に重畳させて表示させる。
この結果、第3表示モジュール22は、各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けて、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第3表示モジュール22は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3表示モジュール22は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した各グループにおける店舗評価回数の平均回数及び架電クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS48)。ステップS48の処理は、上述したステップS38の処理と同様であり、出力モジュール45は、上述したステップS46及びS47の其々の処理で出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第3の店舗評価回数表示処理である。
[第4の店舗評価回数表示処理]
図7に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第4の店舗評価回数表示処理について説明する。図7は、コンピュータ10が実行する第4の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は、省略する。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンから、店舗のWebサイトクリック数を取得し、店舗のWebサイトクリック数を集計する(ステップS50)。ステップS50において、Webサイトクリック数は、上述した通り、店舗情報として表示されたWebサイトに各利用者が接続した回数である。第1集計モジュール42は、上述したステップS22及びS32の処理に際して、併せて、店舗のWebサイトクリック数を取得するとともに店舗のWebサイトクリック数を集計する。
第1集計モジュール42は、店舗評価回数と同様に、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗のWebサイトクリック数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けた一又は複数のグループに属する店舗のWebサイトクリック数を集計する。コンピュータ10は、上述したステップS22及びS32の処理において集計した、一又は複数のグループの識別子に対応付けられた店舗数及び店舗名を以降の処理で用いる。
第1算出モジュール43は、集計したWebサイトクリック数の平均回数を算出する(ステップS51)。ステップS51において、第1算出モジュール43は、集計したWebサイトクリック数を、指定を受け付けたグループに該当する店舗数の和で除算することにより、グループにおけるWebサイトクリック数の平均回数を算出する。第1算出モジュール43は、一のグループの指定を受け付けていた場合、一のグループのWebサイトクリック数の平均回数を算出し、複数のグループの指定を受け付けていた場合、複数のグループの其々のWebサイトクリック数の平均回数を算出する。
第4順位付モジュール53は、集計したWebサイトクリック数に基づいて、指定を受け付けたグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS52)。ステップS52において、第4順位付モジュール53は、一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループにおける店舗の店舗数に基づいて、店舗を順位付けする。また、第4順位付モジュール53は、複数のグループの指定を受け付けた場合、この複数のグループの其々における店舗の店舗数に基づいて、其々のグループで店舗を順位付けする。第4順位付モジュール53は、上述したステップS24又はS34の処理と同様に、グループに属する店舗を最大値とする順位を付ける。また、第4順位付モジュール53は、上述したステップS35の処理と同様に、其々のグループにおける算出したWebサイトクリック数の平均回数に基づいて、グループに順位付けを行う。
なお、コンピュータ10は、第4順位付モジュール53が行ったWebサイトクリック数に基づいた店舗の順位と、上述したステップS24の処理による第1順位付モジュール44が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位又は上述したステップS34の処理による第2順位付モジュール50が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位との間で、違いが生じる場合、店舗評価回数に基づいた店舗の順位を優先する。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、Webサイトクリック数に基づいた順位が「3」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。例えば、Webサイトクリック数および店舗評価回数を合計した値で、順位付けをしてもよい。
ただし、例外として、コンピュータ10は、店舗評価回数に基づいた順位と、Webサイトクリック数に基づいた順位とが、所定の範囲外(例えば、5以上離れている、3以上離れている)である場合、順位が高くなるものをこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、Webサイトクリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。また、同様の場合、コンピュータ10は、順位の平均をこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、Webサイトクリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「4」として後述する処理を実行する。
グループ指定数判断モジュール52は、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する(ステップS53)。ステップS53において、グループ指定数判断モジュール52は、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けたか、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けたか否かに基づいて、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する。
ステップS53において、一のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS53 YES)、すなわち、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けた場合、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出したWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS54)。ステップS54において、第1表示モジュール20は、上述したステップS23の処理により算出した店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS51の処理により算出したWebサイトクリック数の平均回数と、上述したステップS22の処理により集計した店舗評価回数及び上述したステップS50の処理により集計したWebサイトクリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に毎に出力して表示させる。すなわち、第1表示モジュール20は、上述したステップS44の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、Webサイトクリック数の平均回数及びWebサイトクリック数を出力して表示させることになる。
第1表示モジュール20が、棒グラフとしてこれらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数及びWebサイトクリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に毎に出力して表示させる。第1表示モジュール20は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及びWebサイトクリック数として表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと、Webサイトクリック数の棒グラフの2種類の棒グラフを表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及びWebサイトクリック数をまとめて表示させても良い。また、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出したWebサイトクリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に毎に出力して表示させることになる。
なお、第1表示モジュール20は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎にユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
また、第1表示モジュール20は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎にユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS55)。ステップS55の処理は、上述したステップS26の処理と同様である。
一方、ステップS53において、複数のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS53 NO)、すなわち、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けた場合、第2表示モジュール21は、算出した複数のグループの其々の店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した複数のグループの其々の店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS56)。ステップS56において、上述したステップS33の処理により算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS51の処理により算出した其々のグループのWebサイトクリック数の平均回数と、上述したステップS32の処理により集計した其々のグループに属する店舗の店舗評価回数及び上述したステップS50の処理により集計した其々のグループに属する店舗のWebサイトクリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に毎に出力して表示させる。すなわち、第2表示モジュール21は、上述したステップS46の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、Webサイトクリック数の平均回数及びWebサイトクリック数を出力して表示させることになる。
第2表示モジュール21が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第2表示モジュール21は、店舗評価回数及びWebサイトクリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを複数、ユーザ端末等に毎に出力して表示させる。第2表示モジュール21は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及びWebサイトクリック数としてユーザ端末等に毎に出力して表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフとWebサイトクリック数の棒グラフとの2種類の棒グラフを出力して表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及びWebサイトクリック数をまとめて出力して表示させても良い。また、第2表示モジュール21は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出したWebサイトクリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第2表示モジュール21は、グループの識別子を各棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第2表示モジュール21は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に毎に出力して表示させることになる。
なお、第2表示モジュール21は、棒グラフに限らず、その他の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎にユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
また、第2表示モジュール21は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及びWebサイトクリック数を店舗名毎にユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数を、其々のグループの識別子毎に出力して表示させる(ステップS57)。ステップS57において、第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と、其々のグループの識別子とを関連付けて、視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に毎に出力して表示させる。すなわち、第3表示モジュール22は、上述したステップS47の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数の代わりに、Webサイトクリック数の平均回数を出力して表示させることになる。
第3表示モジュール22が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第3表示モジュール22は、回数を縦軸、グループの識別子としてグループ名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に毎に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、グループ名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、このグループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数として出力して表示させる。また、第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて出力して表示させる。
この結果、第3表示モジュール22は、各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けて、棒グラフとしてユーザ端末等に毎に出力して表示させることになる。
なお、第3表示モジュール22は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
また、第3表示モジュール22は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した各グループにおける店舗評価回数の平均回数及びWebサイトクリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に毎に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS58)。ステップS58の処理は、上述したステップS38の処理と同様であり、出力モジュール45は、上述したステップS56及びS57の其々の処理で出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第4の店舗評価回数表示処理である。
[第5の店舗評価回数表示処理]
図8に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第5の店舗評価回数表示処理について説明する。図8は、コンピュータ10が実行する第5の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は、省略する。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンから、店舗への経路案内クリック数を取得し、店舗への経路案内クリック数を集計する(ステップS60)。ステップS60において、経路案内クリック数は、上述した通り、コンピュータ10やその他の端末や装置類等により、店舗への経路案内をクリックした回数である。第1集計モジュール42は、上述したステップS22及びS32の処理に際して、併せて、店舗への経路案内クリック数を取得するとともに店舗への経路案内クリック数を集計する。
第1集計モジュール42は、店舗評価回数と同様に、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗への経路案内クリック数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けた一又は複数のグループに属する店舗への経路案内クリック数を集計する。コンピュータ10は、上述したステップS22及びS32の処理において集計した、一又は複数のグループの識別子に対応付けられた店舗数及び店舗名を以降の処理で用いる。
第1算出モジュール43は、集計した経路案内クリック数の平均回数を算出する(ステップS61)。ステップS61において、第1算出モジュール43は、集計した経路案内クリック数を、指定を受け付けたグループに該当する店舗数の和で除算することにより、グループにおける経路案内クリック数の平均回数を算出する。第1算出モジュール43は、一のグループの指定を受け付けていた場合、一のグループの経路案内クリック数の平均回数を算出し、複数のグループの指定を受け付けていた場合、複数のグループの其々の経路案内クリック数の平均回数を算出する。
第5順位付モジュール54は、集計した経路案内クリック数に基づいて、指定を受け付けたグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS62)。ステップS62において、第5順位付モジュール54は、一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループにおける店舗の店舗数に基づいて、店舗を順位付けする。また、第5順位付モジュール54は、複数のグループの指定を受け付けた場合、この複数のグループの其々における店舗の店舗数に基づいて、其々のグループで店舗を順位付けする。第5順位付モジュール54は、上述したステップS24又はS34の処理と同様に、グループに属する店舗を最大値とする順位を付ける。また、第5順位付モジュール54は、上述したステップS35の処理と同様に、其々のグループにおける算出した経路案内クリック数の平均回数に基づいて、グループに順位付けを行う。
なお、コンピュータ10は、第5順位付モジュール54が行った経路案内クリック数に基づいた店舗の順位と、上述したステップS24の処理による第1順位付モジュール44が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位又は上述したステップS34の処理による第2順位付モジュール50が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位との間で、違いが生じる場合、店舗評価回数に基づいた店舗の順位を優先する。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、経路案内クリック数に基づいた順位が「3」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。
ただし、例外として、コンピュータ10は、店舗評価回数に基づいた順位と、経路案内クリック数に基づいた順位とが、所定の範囲外(例えば、5以上離れている、3以上離れている)である場合、順位が高くなるものをこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、経路案内クリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。また、同様の場合、コンピュータ10は、順位の平均をこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、経路案内クリック数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「4」として後述する処理を実行する。
グループ指定数判断モジュール52は、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する(ステップS63)。ステップS63において、グループ指定数判断モジュール52は、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けたか、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けたか否かに基づいて、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する。
ステップS63において、一のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS63 YES)、すなわち、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けた場合、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS64)。ステップS64において、第1表示モジュール20は、上述したステップS23の処理により算出した店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS61の処理により算出した経路案内クリック数の平均回数と、上述したステップS22の処理により集計した店舗評価回数及び上述したステップS60の処理により集計した経路案内クリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第1表示モジュール20は、上述したステップS44の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、経路案内クリック数の平均回数及び経路案内クリック数を出力して表示させることになる。
第1表示モジュール20が、棒グラフとしてこれらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数及び経路案内クリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第1表示モジュール20は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び経路案内クリック数として表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと、経路案内クリック数の棒グラフの2種類の棒グラフを表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び経路案内クリック数をまとめて表示させても良い。また、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した経路案内クリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第1表示モジュール20は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第1表示モジュール20は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS65)。ステップS65の処理は、上述したステップS26の処理と同様である。
一方、ステップS63において、複数のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS63 NO)、すなわち、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けた場合、第2表示モジュール21は、算出した複数のグループの其々の店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した複数のグループの其々の店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS66)。ステップS66において、上述したステップS33の処理により算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS61の処理により算出した其々のグループの経路案内クリック数の平均回数と、上述したステップS32の処理により集計した其々のグループに属する店舗の店舗評価回数及び上述したステップS60の処理により集計した其々のグループに属する店舗への経路案内クリック数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第2表示モジュール21は、上述したステップS46の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、経路案内クリック数の平均回数及び経路案内クリック数を出力して表示させることになる。
第2表示モジュール21が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第2表示モジュール21は、店舗評価回数及び経路案内クリック数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを複数、ユーザ端末等に出力して表示させる。第2表示モジュール21は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び経路案内クリック数としてユーザ端末等に出力して表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと経路案内クリック数の棒グラフとの2種類の棒グラフを表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び経路案内クリック数をまとめて表示させても良い。また、第2表示モジュール21は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した経路案内クリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第2表示モジュール21は、グループの識別子を各棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第2表示モジュール21は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第2表示モジュール21は、棒グラフに限らず、その他の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第2表示モジュール21は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び経路案内クリック数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数を、其々のグループの識別子毎に出力して表示させる(ステップS67)。ステップS67において、第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と、其々のグループの識別子とを関連付けて、視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第3表示モジュール22は、上述したステップS47の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数の代わりに、経路案内クリック数の平均回数を出力して表示させることになる。
第3表示モジュール22が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第3表示モジュール22は、回数を縦軸、グループの識別子としてグループ名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、グループ名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、このグループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数として出力して表示させる。また、第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて出力して表示させる。
この結果、第3表示モジュール22は、各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けて、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第3表示モジュール22は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3表示モジュール22は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した各グループにおける店舗評価回数の平均回数及び経路案内クリック数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS68)。ステップS68の処理は、上述したステップS38の処理と同様であり、出力モジュール45は、上述したステップS66及びS67の其々の処理で出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第5の店舗評価回数表示処理である
[第6の店舗評価回数表示処理]
図9に基づいて、地図店舗表示システム1が実行する第6の店舗評価回数表示処理について説明する。図9は、コンピュータ10が実行する第6の店舗評価回数表示処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は、省略する。
第1集計モジュール42は、地図検索エンジンから、店舗の口コミの投稿回数を取得し、店舗の口コミの投稿回数を集計する(ステップS70)。ステップS70において、口コミの投稿回数は、上述した通り、所定期間(例えば、1か月、半年、一年)における口コミの投稿回数である、すなわち、上述したステップS21及びS31の処理により指定を受け付けた期間の内、更に、限定された所定期間に投稿された口コミの回数である。第1集計モジュール42は、上述したステップS22及びS32の処理に際して、併せて、店舗の口コミの投稿回数を取得するとともに店舗の口コミの投稿回数を集計する。
第1集計モジュール42は、店舗評価回数と同様に、地図検索エンジンを管理するコンピュータ等から、店舗の口コミの投稿回数を取得し、指定を受け付けた期間における、指定を受け付けた一又は複数のグループに属する店舗の口コミの投稿回数を集計する。コンピュータ10は、上述したステップS22及びS32の処理において集計した、一又は複数のグループの識別子に対応付けられた店舗数及び店舗名を以降の処理で用いる。
第1算出モジュール43は、集計した口コミの投稿回数の平均回数を算出する(ステップS71)。ステップS71において、第1算出モジュール43は、集計した口コミの投稿回数を、指定を受け付けたグループに該当する店舗数の和で除算することにより、グループにおける口コミの投稿回数の平均回数を算出する。第1算出モジュール43は、一のグループの指定を受け付けていた場合、一のグループの口コミの投稿回数の平均回数を算出し、複数のグループの指定を受け付けていた場合、複数のグループの其々の口コミの投稿回数の平均回数を算出する。
第6順位付モジュール55は、集計した口コミの投稿回数に基づいて、指定を受け付けたグループにおける各店舗に順位付けを行う(ステップS72)。ステップS72において、第6順位付モジュール55は、一のグループの指定を受け付けた場合、この一のグループにおける店舗の店舗数に基づいて、店舗を順位付けする。また、第6順位付モジュール55は、複数のグループの指定を受け付けた場合、この複数のグループの其々における店舗の店舗数に基づいて、其々のグループで店舗を順位付けする。第6順位付モジュール55は、上述したステップS24又はS34の処理と同様に、グループに属する店舗を最大値とする順位を付ける。また、第6順位付モジュール55は、上述したステップS35の処理と同様に、其々のグループにおける算出した口コミの投稿回数の平均回数に基づいて、グループに順位付けを行う。
なお、コンピュータ10は、第6順位付モジュール55が行った口コミの投稿回数に基づいた店舗の順位と、上述したステップS24の処理による第1順位付モジュール44が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位又は上述したステップS34の処理による第2順位付モジュール50が行った店舗評価回数に基づいた店舗の順位との間で、違いが生じる場合、店舗評価回数に基づいた店舗の順位を優先する。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、口コミの投稿回数に基づいた順位が「3」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。
ただし、例外として、コンピュータ10は、店舗評価回数に基づいた順位と、口コミの投稿回数に基づいた順位とが、所定の範囲外(例えば、5以上離れている、3以上離れている)である場合、順位が高くなるものをこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、口コミの投稿回数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「2」として後述する処理を実行する。また、同様の場合、コンピュータ10は、順位の平均をこの店舗の順位として後述する処理に活用する構成も可能である。例えば、コンピュータ10は、ある店舗が、口コミの投稿回数に基づいた順位が「6」であり、店舗評価回数に基づいた順位が「2」である場合、この店舗の順位を「4」として後述する処理を実行する。
グループ指定数判断モジュール52は、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する(ステップS73)。ステップS73において、グループ指定数判断モジュール52は、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けたか、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けたか否かに基づいて、一のグループの指定を受け付けたか否かを判断する。
ステップS73において、一のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS73 YES)、すなわち、第1指定モジュール41が一のグループの指定を受け付けた場合、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び算出した口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS74)。ステップS74において、第1表示モジュール20は、上述したステップS23の処理により算出した店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS71の処理により算出した口コミの投稿回数の平均回数と、上述したステップS22の処理により集計した店舗評価回数及び上述したステップS70の処理により集計した口コミの投稿回数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第1表示モジュール20は、上述したステップS44の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、口コミの投稿回数の平均回数及び口コミの投稿回数を出力して表示させることになる。
第1表示モジュール20が、棒グラフとしてこれらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第1表示モジュール20は、店舗評価回数及び口コミの投稿回数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。または、縦軸と横軸の値を逆にしてもよい。第1表示モジュール20は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び口コミの投稿回数として表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと、口コミの投稿回数の棒グラフの2種類の棒グラフを表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び口コミの投稿回数をまとめて表示させても良い。また、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した口コミの投稿回数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第1表示モジュール20は、指定を受け付けたグループの識別子を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。なお、ファイルで出力して表示してもよい。
この結果、第1表示モジュール20は、算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第1表示モジュール20は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第1表示モジュール20は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS75)。ステップS75の処理は、上述したステップS26の処理と同様である。
一方、ステップS73において、複数のグループの指定を受け付けたと判断した場合(ステップS73 NO)、すなわち、第2指定モジュール46が複数のグループの指定を受け付けた場合、第2表示モジュール21は、算出した複数のグループの其々の店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した複数のグループの其々の店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎に出力して表示させる(ステップS76)。ステップS76において、上述したステップS33の処理により算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び上述したステップS71の処理により算出した其々のグループの口コミの投稿回数の平均回数と、上述したステップS32の処理により集計した其々のグループに属する店舗の店舗評価回数及び上述したステップS70の処理により集計した其々のグループに属する店舗の口コミの投稿回数と、店舗名とを視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第2表示モジュール21は、上述したステップS46の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数及び架電クリック数の代わりに、口コミの投稿回数の平均回数及び口コミの投稿回数を出力して表示させることになる。
第2表示モジュール21が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第2表示モジュール21は、店舗評価回数及び口コミの投稿回数(すなわち、回数)を縦軸、店舗名を横軸とした棒グラフを複数、ユーザ端末等に出力して表示させる。第2表示モジュール21は、店舗名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、店舗評価回数及び口コミの投稿回数としてユーザ端末等に出力して表示させる。このとき、一の店舗に対して、店舗評価回数の棒グラフと経路案内クリック数の棒グラフとの2種類の棒グラフを出力して表示させても良いし、一の棒グラフとして店舗評価回数及び口コミの投稿回数をまとめて出力して表示させても良い。また、第2表示モジュール21は、算出した店舗評価回数の平均回数と、算出した経路案内クリック数の平均回数とを、其々、縦軸と直交する直線として表示させる。また、第2表示モジュール21は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。また、第2表示モジュール21は、グループの識別子を各棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて表示させる。
この結果、第2表示モジュール21は、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎に、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第2表示モジュール21は、棒グラフに限らず、その他の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第2表示モジュール21は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、其々のグループにおける算出した店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と関連付けて、集計した店舗評価回数及び口コミの投稿回数を店舗名毎にユーザ端末等に出力して表示させても良い。
第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数を、其々のグループの識別子毎に出力して表示させる(ステップS77)。ステップS77において、第3表示モジュール22は、算出した其々のグループの店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と、其々のグループの識別子とを関連付けて、視覚的に閲覧可能な状態でユーザ端末等に出力して表示させる。すなわち、第3表示モジュール22は、上述したステップS47の処理で出力して表示させる内容において、架電クリック数の平均回数の代わりに、口コミの投稿回数の平均回数を出力して表示させることになる。
第3表示モジュール22が、棒グラフとして、これらを出力して表示させる場合を例として説明する。
第3表示モジュール22は、回数を縦軸、グループの識別子としてグループ名を横軸とした棒グラフをユーザ端末等に出力して表示させる。第3表示モジュール22は、グループ名を、原点に近い程、順位が高いものとし、棒グラフの高さを、このグループに属する店舗の店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数として出力して表示させる。また、第3表示モジュール22は、指定を受け付けた期間を棒グラフの近傍又は棒グラフに重畳させて出力して表示させる。
この結果、第3表示モジュール22は、各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けて、棒グラフとしてユーザ端末等に出力して表示させることになる。
なお、第3表示モジュール22は、棒グラフに限らず、その他の方法により、算出した各グループにおける店舗の店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
また、第3表示モジュール22は、ランキング形式ではなく、それ以外の方法、例えば、ランダム、名称順等の方法により、算出した各グループにおける店舗評価回数の平均回数及び口コミの投稿回数の平均回数と、グループの識別子とを関連付けてユーザ端末等に出力して表示させても良い。
出力モジュール45は、出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する(ステップS78)。ステップS78の処理は、上述したステップS38の処理と同様であり、出力モジュール45は、上述したステップS76及びS77の其々の処理で出力して表示させた結果を、所定のデータ形式で出力する。
以上が、第6の店舗評価回数表示処理である
なお、地図店舗表示システム1は、上述した第1−第6の店舗表示回数処理を単独の処理として行うだけでなく、何れか又は複数の組み合わせの処理として実行しても良い。各ステップの順番は問わない。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、単数又は複数のコンピュータからネットワーク経由で提供される(クラウドサービス、SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。