JP6140612B2 - 給水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネット内に収容されたポンプ及びモータを備える給水装置であって、特に、集合住宅やビルなどにおいて水道水の給水に用いるのに好適な給水装置に関する。
従来、例えば水道本管に接続され、該水道本管の水を所定圧に加圧して集合住宅・ビル等の末端の需要者に給水を行う給水装置がある。この種の給水装置は、ポンプと、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管と、配管内の圧力を検出する圧力センサ等のセンサ類と、圧力タンク等とを備えている。また、上記のような水道本管に接続された給水装置では、末端需要者における給水水圧を所定圧に保つために、末端圧力一定制御方式を採用している。この場合、インバータ装置などによって、ポンプを駆動するモータに可変周波数・可変電圧の交流電力を供給して回転速度制御を行うことで、ポンプ流入側圧力が時々刻々変動しても、末端需要者に常に一定の給水水圧を供給するようにしている。したがって、給水装置は、上記のポンプやモータに加えて、モータに電力を供給するインバータ装置などの電源駆動回路や、ポンプの運転を制御する電気制御回路を備えている。そして、これらの給水装置を構成する各種の部品や装置類は、ステンレスなどの金属製の板材で形成された箱型のキャビネットに収容されている。
上記の給水装置は、屋外に設置されることが多いため、キャビネットの内部に雨水や異物が侵入することを極力防止できるように、キャビネットを密閉構造にしておく必要がある。また、インバータやモータ、制御盤などの電気部品は、結露や漏水、メンテナンス時の被水などを回避するために、キャビネット内の下部空間に設置したポンプや配管などの送水系統から離れた、キャビネット内の上部空間に配置することが好ましい。
しかしながら、上記の電気部品には、給水装置の運転に伴い熱を発する部品が含まれている。このため、当該電気部品が発する熱でキャビネット内の温度、特にキャビネット内の上部空間の温度が上昇し易い。キャビネット自体は一般的に鋼板製の筐体であるので、キャビネット内の熱はその表面から外気に放熱させつつ、給水装置のキャビネット内の温度をより下げる対策として、例えば特許文献1に示す給水装置がある。
特許文献1に示す給水装置は、モータとポンプを同一回転軸線上に配置し、かつ、モータの回転軸の他端にファンを取り付けている。この構成により、モータが回転することで同時にファンも回転駆動される。当該ファンの駆動によって、キャビネット内の下方にある冷却された空気を上方のインバータ部へ送風するようにしている。
特開2003−21052号公報
しかしながら、給水装置の小型化が進んでいることで、給水装置のキャビネット内には、多数の部品や装置類が密接して収納されている。そのため、キャビネット内の上部空間の狭小なスペースでは、局所的に温度が高い状態となり易い。このため、キャビネット内の温度分布にバラつきが生じてしまう。そのため、特許文献1に示す冷却構造によってキャビネット内の気流の改善を図ったとしても、それだけでは、キャビネット内の各部の温度を十分に低下させることは容易でない。そのため、キャビネット内の温度環境について下記の点が問題となる。
(1)インバータケース内のインバータ装置から発生する熱、及びモータから発生する熱は、キャビネット内の上部空間に集まり易い。このため、キャビネット内の上部空間の温度が特に高温となってしまう。しかしながら、インバータ装置を含む電気部品は、既述のように、被水回避などの観点からキャビネット内の上部空間に設置しなければならないため、これらの電気部品を効果的に冷却することが可能な冷却構造が必要となる。
(2)給水装置の小型化を図るためには、インバータ装置を収容したインバータケースを、キャビネット内の上部空間において、例えば、可能な限りキャビネットの隅部に近付けて配置することが必要となる。しかしながらその場合、インバータケースの表面とキャビネットの内壁との隙間が小さくなる。これに加えて、インバータケースの周囲には他の部品類が密集して配置されていることから、モータに取り付けたファンからの送風が上記のインバータケースとキャビネットの内壁との隙間を流れ難くなる。この結果、インバータ装置などから発生した熱がキャビネット内の上部空間に滞留し易くなる。
(3)給水装置を屋外に設置する場合、キャビネットの上壁や上端側の側壁には、日射が当たり易い。そのため、当該上壁や側壁が高温になることで、キャビネット内の上部空間の温度が上昇するおそれがある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、キャビネット内の局所的な温度上昇を効果的に抑制できるような気流を形成でき、これによってキャビネット内における各部の温度分布の最適化を図ることが可能な給水装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、水を加圧して送水するポンプ(11,12)と、ポンプ(11,12)を駆動するモータ(13,14)と、モータ(13,14)の上方に配置されて、該モータ(13,14)に電力を供給する電源駆動回路(23,24)を収容してなる電源駆動回路ケース(22)と、ポンプ(11,12)、モータ(13,14)、電源駆動回路ケース(22)を収容するキャビネット(10)と、を備える給水装置(1)であって、電源駆動回路ケース(22)の下部に設けられたヒートシンク(25)と、モータ(13,14)の上端に取り付けられ、該モータ(13,14)の動作で回転することでヒートシンク(25)に向けた送風を行う送風用のファン(27,28)と、を備え、ヒートシンク(25)の少なくとも一の端部(25b,25c)又はその近傍に、ファン(27,28)の送風によってヒートシンク(25)に沿って流れて該ヒートシンク(25)の端部(25b,25c)から出る気流(F1,F2)をキャビネット(10)内の所定の方向へ導く導風板(32,34)を設置したことを特徴とする。
本発明にかかる給水装置によれば、ヒートシンクの少なくとも一の端部又はその近傍に設置した導風板により、ファンの送風によってヒートシンクに沿って流れて該ヒートシンクの端部から出る気流をキャビネット内で所望の方向へ導くことが可能となる。これにより、ヒートシンクの端部から出た気流によってキャビネット内の上部空間の温まった空気を循環させることで、キャビネット内の上部空間の温度上昇を抑制することが可能となる。したがって、導風板を設置するだけの簡単な構造で、キャビネット内の上部空間に設置した電源駆動回路を含む電気部品を効果的に冷却することが可能な冷却構造を実現できる。
また、給水装置を屋外の日射を受ける場所に設置している場合でも、日射の影響で高温となったキャビネットの上壁や上端側の側壁にもファンの送風による気流が流れるようになることで、上壁や側壁の表面の熱を効果的に除去することもできる。これによっても、キャビネット内の上部空間の温度上昇を抑制することが可能となる。したがって、上記の導風板を設けることで、動力源を必要とする空冷機構や構造の複雑な冷却構造などを新たに設けることなく、キャビネット内の上部に配置した電源駆動回路を含む電気部品及びその周囲の温度環境の最適化を図ることが可能となり、給水装置の運転時における安全性の確保や長期の機能維持が可能となる。
また、上記の給水装置では、ヒートシンク(25)は、電源駆動回路ケース(22)の下面(22d)に設けた放熱用のフィン(25f)を備えていてよい。この放熱フィン(25f)は、ヒートシンク(25)の上記導風板(32,34)を設置した端部(25b,25c)に向かって延びていてもよい。この構成によれば、ファンからヒートシンクに向けた送風による気流がフィンの隙間に沿って流れてヒートシンクの端部まで確実に送られることで、導風板でキャビネット内の所定方向に導かれる空気の流量を十分に確保できるようになる。
また、上記の給水装置では、導風板(34)は、ヒートシンク(25)の端部(25c)から出た気流(F2)がキャビネット(10)内の下方へ導かれるように該気流(F2)の当たる面(34d)が下方(あるいは斜め下方)を向いて設置されている下方誘導導風板(34)であってよい。この構成によれば、ヒートシンクの端部から出た気流をキャビネット内の下方(下部空間)に向かわせることができ、キャビネット内に上下方向の広範囲に循環する大きな気流を形成することで、キャビネット内の温度分布のバラつきを少なく抑えることなどが可能となる。
あるいは、導風板(32)は、ヒートシンク(25)の端部(25b)から出た気流(F1)がキャビネット(10)内の上方へ導かれるように該気流(F1)の当たる面(32d)が上方(あるいは斜め上方)を向いて設置されている上方誘導導風板(32)であってよい。この構成によれば、ヒートシンクの端部から出た気流をキャビネット内の上方に向かわせることができるので、当該気流でキャビネット内の上部空間の最上部(天井部付近など)に滞留する熱い空気を分散させることで、キャビネット内の上部空間が高温になることを効果的に防止できる。また、当該気流が電源駆動回路ケースとキャビネットの内壁との隙間、すなわちキャビネット(10)の側壁(10b)及び上壁(10a)の表面(内面)及びインバータケース(22)の外面に沿って流れることにより、キャビネット(10)やインバータケース(22)の表面の熱を効果的に除去することもできる。
あるいは、導風板(32,34)は、ヒートシンク(25)の一方の端部(25c)から出た気流(F2)がキャビネット(10)内の下方へ導かれるように該気流(F2)の当たる面(34d)が下方を向いて設置されている下方誘導導風板(34)と、ヒートシンク(25)の他方の端部(25b)から出た気流(F1)がキャビネット(10)内の上方へ導かれるように該気流(F1)の当たる面(32d)が上方を向いて設置されている上方誘導導風板(32)とを備えていてよい。この構成によれば、上記の上向きの導風板による作用と下向きの導風板による作用との両方の効果を得ることができるので、キャビネット内の温度環境のより一層の最適化を図ることができる。
また、上記の給水装置では、ポンプ(11,12)、モータ(13,14)、電源駆動回路ケース(22)はキャビネット(10)内の中央からずれた位置に配置されており、上方誘導導風板(32)が設置されている側の電源駆動回路ケース(22)の側面(22b)とキャビネット(10)の内側面(10b)との間隔が反対側の電源駆動回路ケース(22)の側面(22c)とキャビネット(10)の内側面(10c)との間隔よりも狭くなっており、上方誘導導風板(32)により導かれた気流(F2)によって、該上方誘導導風板(32)が設置されている側の電源駆動回路ケース(22)の側面(22b)とキャビネット(10)の側部内側面(10b)との間(S1)、及び電源駆動回路ケース(22)の上面(22a)とキャビネット(10)の上部内側面(10a)との間(S2)を通る流路が形成されていてよい。
給水装置のキャビネットが比較的に小型のものである場合、キャビネット内で中央からずれた位置に配置されている電源駆動回路ケースとキャビネットの内壁との隙間が狭い寸法となることが多い。これに対して、本発明では、上記の上方誘導導風板を設けたことで、この狭い寸法の隙間にも気流の流れを形成できる。このため、熱い空気の滞留による温度上昇を回避することで、キャビネット内の局所が高温になることを防止できる。
また、上記の給水装置では、ポンプ(11,12)、モータ(13,14)、電源駆動回路ケース(22)はキャビネット(10)内の略中央に位置して配置されている場合は、上方誘導導風板(32)により導かれた気流(F2)を電源駆動回路ケース(22)の該上方誘導導風板(32)が設置された側の側面(22b)及び上面(22a)に沿って導く流路形成板(36)を設置するとよい。この構成によれば、上記の流路形成部材を設けることで、ヒートシンクの端部から出て上方誘導導風板で導かれた気流を電源駆動回路ケースの側面から上面に沿って流すことが可能となる。したがって、モータの駆動によって高温となり易い電源駆動回路の効果的な冷却が可能となる。
また、上記の給水装置では、キャビネット(10)の内部には、ポンプ(11,12)に接続された水配管(16,18)が設置されていてよい。この構成によれば、当該水配管の周囲を流れる気流との熱交換で該気流を冷却することが可能となる。したがって、キャビネット内の温度をより低く抑えることが可能となる。また、水配管との熱交換で冷却された温度の低い空気がファンに吸い込まれてヒートシンクに当たるようになるので、ヒートシンクによる電源駆動回路ケースの冷却作用が高まると共に、キャビネット内の上部空間の温度低下にも寄与できる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる給水装置によれば、簡単な構成で、キャビネット内の局所的な温度上昇を効果的に抑制できるような気流を形成することで、キャビネット内における各部の温度分布の最適化を図ることができる。
本発明の第1実施形態にかかる給水装置を示す図で、(a)は、正面図、(b)は、側面図である。 (a)は、キャビネット内のインバータケース及びその周辺の詳細構成を示す斜視図、(b)は、(a)のX部分の拡大図である。 導風板の取付構造のバリエーションを説明するための図である。 キャビネット内の空気の流れ及び温度分布を説明するための図である。 本発明の第2実施形態にかかる給水装置を示す正面図である。 (a)は、キャビネット内のインバータケース及びその周辺の詳細構成を示す斜視図、(b)は、(a)のY部分の拡大図である。 導風板の取付構造のバリエーションを説明するための図である。 キャビネット内の空気の流れ及び温度分布を説明するための図である。 本発明の第3実施形態にかかる給水装置を示す正面図である。 キャビネット内の空気の流れ及び温度分布を説明するための図である。 本発明の第4実施形態にかかる給水装置の一部を示す正面図である。 従来の給水装置の構成例を示す正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる給水装置1のキャビネット10及びその内部に収容された構成部品を示す図である。このうち、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図である。図1に示す給水装置1は、水を加圧して送水する二台のポンプ11,12と、該二台のポンプ11,12のそれぞれを駆動するモータ13,14と、モータ13,14に電力を供給するインバータ装置(電源駆動回路)23,24を収容してなるインバータケース(電源駆動回路ケース)22などを備えると共に、上記のポンプ11,12、モータ13,14、インバータケース22を収容するキャビネット10を備えて構成されている。キャビネット10は、ステンレスなどの金属製の板材からなり、それぞれ上壁10aと左右の側壁10b,10cとベース10dと後壁10gとを組み合わせて縦長の略直方体状の箱型に形成されている。キャビネット10は、平面視の断面形状が横長の長方形状になっている。なお、以下の説明で上又は下、右又は左あるいは横方向というときは、給水装置1のキャビネット10及びその内部の構成部品を図1(a)に示すように正面から見た状態での上又は下、右又は左、あるいは横方向を指すものとする。また、キャビネット10の長手方向というときは、上記断面の長手方向(図1(a)の左右方向)を指すものとする。また、上記インバータ装置(電源駆動回路)23,24には、DCリアクトルを含む場合もある。
キャビネット10内の下部空間6には、架台33が設置されている。なお、ここでいう下部空間6とは、キャビネット10内のポンプ11,12よりも下側の空間を指すものとする。架台33は、キャビネット10のベース10d上に載置されており、該架台33には、ポンプ11,12及び吐出ヘッダ17、吸込ヘッダ15などの各種配管類、及び弁類が固定されている。
二台のポンプ11,12は、架台33上で横方向に並べて設置されている。ポンプ11,12は、それらの回転軸(図示せず)が鉛直方向に沿って配置されており、ポンプ11,12のケーシングの上部側にはそれぞれモータ13,14が配置されている。モータ13とポンプ11は、同一軸線上に設置されており、モータ13の回転軸13a(図2(a)参照)の上端には、冷却用のファン27が固定されている。同様に、モータ14とポンプ12は同一軸線上に設置されており、モータ14の回転軸14a(図2(a)参照)の上端には、冷却用のファン28が固定されている。なお、ポンプ11とモータ13及びファン27からなる組と、ポンプ12とモータ14及びファン28からなる組は、各組のいずれか一方を交替で運転するようになっており、両方の組を同時に運転することはない。
モータ13,14は、例えばDCブラシレスモータである。ポンプ11,12は、例えば、多段の渦巻型ポンプであって、流量300L/min、全揚程70m程度のものを採用可能である。ファン27,28は、合成樹脂製の部品であって、例えば4枚羽根のものを用いることができ、その直径は80mmφ程度のものが好適である。なお、ファン27,28は、モータ13,14の回転軸13a,14bの上端に直接固定されている。そのため、別付けの空冷ファンと比較して専用のベアリング等が存在しないので極めて堅牢性が高い。そして、ファン27,28の回転速度は、インバータ装置23,24の発熱量に略比例する。即ち、一般に、モータ13,14およびインバータ装置23,24の負荷が重くそれらの発熱量が大きいときには、ファン27,28も高速で回転する。そのため、ファン27,28の回転で、モータ13,14及びインバータ装置23,24の放熱量に見合う(釣合う)量の冷却風を送ることが可能である。
ポンプ11,12の吸込口は、吸込ヘッダ15に接続され、ポンプ11,12の吐出口は、吐出管16を経て吐出ヘッダ17に接続されている。吐出ヘッダ17は、ポンプ11,12よりも上方に設けられており、吐出ヘッダ17に集められた水は、吐出合流管18及び吐出バルブ21を介して、図示しない末端需要者側への配管管路に接続される。
また、吐出ヘッダ17の側方には、圧力タンク19が設置されている。圧力タンク19は、吐出合流管18に接続されている。圧力タンク19は、加圧水を蓄圧(貯留)することでポンプ11,12の頻繁な起動停止を防止し、且つ給水水圧を円滑に一定に保つ機能を有する。吸込ヘッダ15は、逆流防止装置35及び吸込バルブ20を介して、図示しない水道本管などの管路に接続されている。
また、圧力タンク19の側方には、制御盤30が設置されている。制御盤30は、キャビネット10の側壁10cの内面に沿って取り付けられている。制御盤30は、吐出ヘッダ17内の圧力を検出する圧力センサの信号を受けて、末端の需要者における給水水圧が所定の圧力となるように、ポンプ11,12を可変速運転するための制御等を行うものである。
キャビネット10内の上部空間5には、インバータ装置23,24を収容してなるインバータケース22が設置されている。なお、ここでいう上部空間5とは、キャビネット10内のファン27,28よりも上側の空間であって、キャビネット10内にある機器や部品等の内部を除く空間を指すものとする。本実施形態ではインバータケース22は筐体である。インバータケース22の側壁には開口を設けなくてもよいが、放熱促進のためには、通気口を設けたほうが好ましい。図2(a)は、インバータケース22及びその周辺の詳細構成を示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のX部分の部分拡大図である。なお、図2(a)には、ポンプ11及びモータ13の組が稼働しているときにファン27の回転による送風で生じる気流F1,F2を矢印で示している。以下、給水装置1の動作及びそれに伴う気流の説明をするときは、ポンプ11及びモータ13の組が稼働している場合について述べる。
インバータケース22は、キャビネット10内の上部空間5において、キャビネット10の上壁10aから吊り下げられて設置されている(吊下構造の図示は省略している)。このインバータケース22は、キャビネット10内の上部空間5における左上の隅部の近傍に設置されており、図1に示すように、横方向で左側にずれた位置に配置されている。これにより、インバータケース22の左側の側面22bとそれに対向するキャビネット10の側壁(内壁)10bとの間は、狭小な隙間S1になっており、また、インバータケース22の上面22aとそれに対向するキャビネット10の上壁(内壁)10aとの間は、狭小な隙間S2となっている。
インバータケース22に収容されたインバータ装置23,24は、それぞれがモータ13,14に対して、図示しないケーブルを介して可変周波数・可変電圧の交流電力を供給することで、モータ13,14を可変速駆動する。インバータ装置23,24は、モータ13,14の容量と合わせた容量のものが採用される。そして、インバータ装置23,24は、モータ13,14を駆動する際に発熱する装置であるため、該インバータ装置23,24及びインバータケース22の内部の温度が上昇して高温になる。
インバータケース22の下面22dには、ヒートシンク25が取り付けられている。ヒートシンク25は、例えばアルミニウムなどの熱伝導性の高い金属製であり、その下面(ファン27,28側を向く面)側に多数の放熱フィン25fが等間隔に配列形成されている。各放熱フィン25fの間には、互いが平行に延びる多数の溝部25gが形成されている。放熱フィン25fは、ヒートシンク25の長手方向(左右方向)に沿って一方の端部25bから他方の端部25cまで延伸しており、溝部25gは、ヒートシンク25の両端部25b,25cに貫通している。また、放熱用のフィン25fの長手方向の両端が電源駆動回路ケース22の下面22dの両端位置にそれぞれ揃えられていると好適である。さらに、フィン25fには、複数の矩形の板状のものが好適に用いられる。
ヒートシンク25は、モータ13,14及びファン27,28の上方における、該モータ13,14の回転軸13a,14aの延長線上(軸線に沿う真上位置)に配置されている。したがって、ファン27,28の回転により送風される空気が、ヒートシンク25の下面側に当たる。このことで、ヒートシンク25の溝部25g内を両側の端部25b,25cに向かって当該送風された空気が流れるようになっている。
そして、本実施形態の給水装置1は、図1及び図2に示すように、ヒートシンク25の一方の端部25cに取り付けた導風板(下方誘導導風板)34を備えている。導風板34は、金属又は合成樹脂製の矩形状の板材からなり、その根元側の端辺がヒートシンク25の端部25cにおけるインバータケース22の下面22d側(上端側)に取り付けられており、ヒートシンク25の端部25cから下方に向かって延びている。詳細には、導風板34の根元側の端辺は、ヒートシンク25の端部25cにおける放熱フィン25fの根元部(溝部25gの底部)に対応する位置に接続されている。導風板34と放熱フィン25fは、互いの面が略直交するように取り付けられている。したがって、導風板34は、ヒートシンク25の端部25cから出た気流が当たる面(内面)34d(図2(b)参照)が下方を向くように傾斜した状態で設置されている。また、導風板34の長さ寸法L1(図2(b)参照)は、図1及び図2に示すように、その先端がヒートシンク25の下端と同程度の高さかそれよりも下方まで達するような寸法に設定すると良い。また、導風板34の幅寸法(奥行寸法)L2(図2(b)参照)は、ファン27,28からの送風がヒートシンク25の溝部25gを通る分の寸法だけあれば良く、本実施形態では、図1(b)に示すように、インバータケース22の奥行寸法の2/3程度の寸法に設定されている。また、導風板34は、図2(b)に示すように、その内面34dとインバータケース22の下面22d(又はヒートシンク25の上面)との成す角度αが90度以上180度未満(すなわち、90°≦α<180°)となるように傾斜した状態で取り付けられている。より好ましくは、αが100度〜150度の範囲内の角度となるように取り付ける。
図3は、導風板34の取付構造のバリエーションについて説明するための図である。導風板34は、図3(a)に示すように、ヒートシンク25の端部25cに直接取り付けることができる。この場合は、導風板34の根元側の端辺がフィン25fの付け根部分、あるいは溝部25gの底部に接続されるように取り付けるとよい。また、導風板34の他の取付構造として、図3(b)に示すように、インバータケース22の側面22cに取り付けて、ヒートシンク25の端部25cに対向する位置まで延在させることもできる。なお、図示は省略するが、導風板34の根元側の端辺をインバータケース22の下面22dとヒートシンク25との境界線上に取り付けることもできる。その他にも、図3(c)に示すように、ヒートシンク25の端部25cに対向するキャビネット10内の他の部品37に、導風板34を取り付けることもできる。この場合は、導風板34の先端部がヒートシンク25の端部25cに当接するように設けても良いし、該先端部がヒートシンク25の端部25cから僅かに離れた位置に配置されるように設けても良い。
図4は、本実施形態の給水装置1におけるキャビネット10内の空気の流れ及び温度分布を説明するための図である。図4には、給水装置1を運転したときのキャビネット10内の各部(図4のA点〜O点)の温度分布を示している。また、A点〜O点に対応して括弧内に示した数字は、導風板34を設けていない従来の給水装置100(図12)のキャビネット10内で測定した同一箇所における温度と比較した温度差を示している。ここで、A点〜O点それぞれの位置を概説すると、A点は、キャビネット10の側壁10bとインバータケース22の側面22bとの間(隙間S1)の空間、B点は、キャビネット10の上壁10aとインバータケース22の上面22aとの間(隙間S2)の空間、C点は、インバータケース22の下側の空間、D点は、圧力タンク19の上方の空間、E点は、圧力タンク19の下方の空間、F点は、ポンプ11とポンプ12の間の空間、G点は、キャビネット10の側壁10bとポンプ11との間の空間、H点は、吸込ヘッダ15の下方の空間、I点は、キャビネット10内の下部空間6における左側、J点は、逆流防止装置35の下方の空間、K点は、キャビネット10内の下部空間6における右側、L点は、キャビネット10の上壁10aの外面(左側)、M点は、キャビネット10の上壁10aの外面(右側)、N点は、インバータケース22の内部、O点は、インバータ装置23の表面である。一方、図12は、導風板34を設けていない従来の給水装置100の構成例を示す図である。図12では、本実施形態の給水装置1と同一又は対応する構成部品には共通の符号を付している。また、図4、図8、図10及び図12では、給水装置1,100の運転時に発熱する主な発熱部分(発熱部品)に斜線を付している。以下、これらの図を用いて、導風板34を設けたことによる効果を詳述する。
ヒートシンク25の端部25cに導風板34を取り付けていない従来構造の給水装置100では、キャビネット10内の温度分布は、上部空間5がもっとも温度が高く、下方になるにつれて温度が低くなる分布を呈していた。そして、図12に示すように、ヒートシンク25による熱交換で高温になった空気が該ヒートシンク25の端部25cから出てキャビネット10内の右側へ向かって略水平に流れる(気流F2´)。そのため、当該高温の空気がキャビネット10内の上部空間5及びその近傍に滞留していた。これにより、キャビネット10内を循環する空気の流れが妨げられ、キャビネット10内の上部空間5に近い場所にある温度の高い空気がモータ13の近傍からファン27に吸い込まれていた。この状態では、ファン27による気流でキャビネット10内の上部空間5の温度上昇を十分に抑制する効果を望むことができなかった。また、ヒートシンク25の端部25cから出た空気が、キャビネット10内の上部空間5に滞留することで、ファン27による送風に対する抵抗が大きくなるため、ファン27による送風の風量低下につながるおそれもあった。
一方、本実施形態の給水装置1では、図4に示すように、モータ13の回転軸13aが回転すると、回転軸13aの上端に取り付けたファン27が回転することで気流が発生する。この気流がヒートシンク25に当たり、左右に向きを変えて溝部25gに沿って流れる水平方向の気流F1,F2となる。そして、溝部25gを図2に示す右向きに流れた気流F2は、導風板34に当たることでその進行方向を下側向きに変えて、キャビネット10内の下方へ向かう気流F3となる。この気流F3は、キャビネット10内の下部空間6にあるより低温の空気を巻き込んで流れる。そして気流F3は、ポンプ11やその周辺の配管類などの通水部によって冷却され、モータ13の外周部を通ってファン27に入る。そして、再びファン27から出た送風がヒートシンク25の放熱フィン25fに当たる。したがって、冷却された空気によってモータ13の外周部が冷却されると共に、ヒートシンク25が冷却される。
このように、導風板34を設置したことで、従来の気流F2´が発生せずヒートシンク25との熱交換で温められた空気がキャビネット10内の上部空間5に滞留せずに済む。このため、温められた空気をキャビネット10内の下部空間6へ逃がすことができる。また、導風板34で向きを変えられた気流F3がキャビネット10内の下方へ向かって流れる。このことで、ヒートシンク25の他方の端部25bから出る気流F1も、キャビネット10の側壁10bとインバータケース22の側面22bとの隙間S1、及びキャビネット10の上壁10aとインバータケース22の上面22aとの隙間S2へよりスムーズに流れやすくなり、気流F4を発生させる。
すなわち、本実施形態の給水装置1では、下向きの導風板34をヒートシンク25の端部25cに設置した。このことで、図4に示すように、ヒートシンク25の端部25cから出た高温の気流F2がキャビネット10内の右側へ直接的に流れる気流F2´とはならず、導風板で向きを変えられて下向きに流れる気流F3が生じる。当該気流F3は、キャビネット10内の下部空間6にあるより低温の空気を巻き込んで流れる。そして気流F3は、再び上記通水部の周囲を通過し、その後、ポンプ11及びモータ13の外周を通ってファン27に吸い込まれる流路で循環する。これにより、ヒートシンク25から導風板34を経てキャビネット10内の略中央を降下することで、キャビネット10内の全体を循環する大きな気流F3が形成される。このため、当該気流F3によって、ヒートシンク25が従来よりも低温の空気で熱交換されるようになる。
その結果、本実施形態の給水装置1では、第1の効果として、従来構造の給水装置100と比較して、ヒートシンク25による熱交換の効率を高めることができる。このため、インバータケース22内のインバータ装置23,24の発熱をより効果的に取り除くことが可能となる。したがって、インバータケース22内の温度が低下する。そのうえ、インバータケース22から上方への熱移動量が少なくなることで、インバータケース22とキャビネット10との隙間S1,S2の雰囲気温度が低下する。
また、第2の効果として、導風板34による気流F3の影響で、キャビネット10内の気流F2´による空気滞留が解消し、ファン27の送風に対する抵抗が小さくなる。そのため、ファン27による送風量を増加させることができる。これにより、インバータケース22とキャビネット10の側壁10bとの隙間S1に気流F4が発生して空気が流れ込むようになる。そうすると、当該隙間S1からインバータケース22の上側の隙間S2を通過するこの気流F4によって、キャビネット10内の上部空間5に滞留していた熱い空気が押し出されて取り除かれる。したがって、図4に示すように、低温の空気がキャビネット10内の右隅側の空気を巻き込んで再びキャビネット10の下部空間6からモータ13へ流れる。上記第1、第2の効果のいずれか一方又は両方によって、キャビネット10内の上部空間5での高温の空気の滞留が解消され、キャビネット10内の温度の偏りが改善される。
導風板34を設けたことによるキャビネット10内の各部(図4に示すA点〜O点)の温度変化を見ると、キャビネット10内の下部空間6に位置するH点,I点,J点,K点の4箇所では温度が上昇しているが、それ以外の上部空間5内の各点を含む箇所では、いずれも温度が低下している。すなわち、導風板34を設けたことで、キャビネット10内の上部空間5の空間温度が下がり、下部空間6の雰囲気温度が上がることで、キャビネット10内の全体での雰囲気温度の偏りが緩和されていることがわかる。
以上説明したように、本実施形態の給水装置1によれば、導風板34で向きを変えられた気流によって、図4に示すキャビネット10内に大きく循環する気流を形成することができる。これによって、キャビネット10内の空気がスムーズに攪拌される。このことで、キャビネット10内の上部空間5に局所的に熱い空気が滞留するのを防止でき、キャビネット10内の上部空間5の空間温度、該上部空間5に設置された電気部品の温度、及びキャビネット10の側壁10b及び上壁10aの表面温度をいずれも下げることができる。
また、給水装置1を屋外の直射日光が当たる場所に設置している場合でも、導風板34を設けたことで、日射で高温となったキャビネット10の上壁10a及び上端側の側壁10b,10cの表面(内面)に沿って空気が流れるようになるので、上壁10a及び側壁10b,10cの表面の熱を効果的に除去することが可能となる。また、キャビネット10とインバータケース22の隙間S1,S2にも空気の流れが生じるため、キャビネット10内の上部空間5に集まった熱い空気が分散されて、熱い空気の滞留による温度上昇を防止できる。したがって、導風板34の採用により、新たな空冷機構を別途に設けなくても、キャビネット10内の上部に配置したインバータ装置23,24を含む電気部品及びその周囲の温度環境の最適化を図ることが可能となり、給水装置1の運転時における安全性の確保や長期の機能維持が可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。この点は、他の実施形態においても同様である。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる給水装置1−2を示す正面図である。また、図6(a)は、第2実施形態の給水装置1−2が備えるインバータケース22及びその周辺の詳細構成を示す部分拡大斜視図、図6(b)は、図6(a)のY部分の部分拡大図である。本実施形態の給水装置1−2は、第1実施形態の給水装置1が備える導風板34に代えて、ヒートシンク25における導風板34を設けていた端部25cとは反対の端部(他端)25bに取り付けた他の導風板(上方誘導導風板)32を備えている。この導風板32は、図6(b)に示すように、中間の屈曲部32cを挟んでその両側に2枚の長方形状の平板部32a,32bが一体に接続されていることで、断面が略L字型(くの字型)に形成された板状部材である。一方、導風板32の平板部32bは、平板部32aに対して成す角度βが一例として約120度の角度に設定されている。なお、導風板32を構成する2枚の平板部32a,32bは、屈曲部32cにおいて互いが成す角度βが、90度以上180度未満の角度(すなわち、90°≦β<180°)となるように形成するとよい。より好ましくは、β=110°〜160°となるように形成するとよい。
第1実施形態の導風板34と同様、本実施形態の導風板32は、金属製又は合成樹脂製の板材として形成されている。導風板32は、2枚の平板部32a,32bを一体成型したものであってもよいし、別体で形成した2枚の平板部32a,32bを屈曲部32cで接続した構成であってもよい。導風板32の一方の平板部32aは、ヒートシンク25に形成された放熱フィン25fの端部25b側において、各放熱フィン25fの下端(先端)に取り付けられている。これにより、平板部32bは、インバータケース22の下面22d及びヒートシンク25の下面と平行に配置されている。また、導風板32の屈曲部32cは、ヒートシンク25の端部25bに合わせて配置されている。そして、他の平板部32aは、屈曲部32cにおいて平板部32bに対して約120度の角度を成して連接されている。このため、他の平板部32aは屈曲部32cから外側の上方(図の斜め左上方)に向かって延びている。これにより、ヒートシンク25の端部25bから出た気流の当たる平板部32aの内面32dが、上方を向いて配置されている。なお、導風板32の幅寸法(奥行寸法)L3は、第1実施形態の導風板34と同様、インバータケース22の奥行寸法に対して2/3程度の寸法に形成されている。
図7は、導風板32の取付構造のバリエーションについて説明するための図である。導風板32は、図7(a)に示すように、ヒートシンク25の端部25bに直接取り付けることができる。この場合は、導風板32の平板部32bは、ヒートシンク25におけるファン27からの空気が直接衝突しない部分であるヒートシンク25の端部25b及びその近傍に取り付けるようにする。これにより、ヒートシンク25の溝部25g内の空気が拡散するなどしてヒートシンク25の下方に流れ込まないように誘導することができる。平板部32aの先端は、キャビネット10の側壁10bに対して僅かな隙間を有して対向配置されている。なおこれ以外にも、平板部32aの先端をキャビネット10の側壁10bに当接させて配置することも可能である。ヒートシンク25の端部25bから出た気流F1を導風板32で上方へ効果的に導くためには、平板部32bの先端をキャビネット10の側壁10bに対して隙間無く当接させておくことが望ましい。
さらに、導風板32の他の取付構造として、図7(b)に示すように、ヒートシンク25の端部25bに対向して配置されたキャビネット10の側壁10bに取り付けることもできる。この場合も、導風板32の先端部がヒートシンク25の端部25bに当接するように設けても良いし、ヒートシンク25の端部25bから僅かに離れて配置されるように設けても良い。なお、本実施形態の導風板32は、上記のように2枚の平板部32a,32bを有する略L字型の板には限らず、図7(c)に示すように、1枚の平板(上向きに傾斜する平板部32aに対応する部分のみ)をヒートシンク25の端部25bに取り付けた構成であってもよい。
図8は、本実施形態の給水装置1−2におけるキャビネット10内の空気の流れ及び温度分布について説明するための図である。図8では、第1実施形態の図4と同様、給水装置1−2を運転したときのキャビネット10内の気流を矢印で示すと共に、キャビネット10内の各部(図のA点〜O点)の温度分布(従来構造との温度差)を示している。
図6に示すように、ファン27から送られた空気は、ヒートシンク25に当たり、左右に向きを変えてヒートシンク25の端部25gに沿う気流F1,F2を形成する。そして、図8に示すように、溝部25gを右向きに流れた空気は、ヒートシンク25の端部25cから出てキャビネット10内の右側へ向かって略水平に流れる(F2´)。その一方で、図6に示すように、溝部25gを左向きに流れた気流F1は、ヒートシンク25の端部25bから出て導風板32の平板部32aに当たる。このことで、気流F1は上方へ向きを変えられて、キャビネット10の側壁10bとインバータケース22の側面22bとの隙間S1を上方に向かって流れる。
導風板32を設けていない従来の給水装置100では、図12に示すように、ヒートシンク25の溝部25gを左側へ流れて該ヒートシンク25の端部25bまで到達した空気は、キャビネット10の側壁10bとヒートシンク25の端部25bとの隙間付近の空間に停滞し易かった。これに対して、本実施形態の給水装置1−2では、導風板32を設けたことで、送風用の新たな動力源などを設けることなく、キャビネット10の側壁10bとインバータケース22との隙間S1へスムーズに空気が流れるように気流(F4)を構成できる。そのため、熱せられた空気がキャビネット10内の上部空間5に滞留することを防止できる。また、キャビネット10の側壁10b及び上壁10aの表面(内面)及びインバータケース22の外面に沿って空気が流れることにより、キャビネット10やインバータケース22の表面の熱を効果的に除去することもできる。
すなわち、本実施形態の給水装置1−2では、インバータケース22とキャビネット10の側壁10b及び上壁10aとの隙間S1,S2に滞留する空気を、キャビネット10内の上部空間5における熱い空気が滞留している部分へ導く。そして、その気流(F4)で(気流の勢いで)当該滞留する熱い空気を、キャビネット10内の下部空間6寄りの位置まで押し出すようにして導くことで、当該熱い空気をキャビネット10内の下部空間6にある比較的に低温の空気と混合してモータ13のファン27へ循環させる。これにより、キャビネット10内の上部空間5にあった高い温度の空気の滞留が解消される。ただし、導風板34を設けた第1実施形態の給水装置1とは異なり、ヒートシンク25で熱交換されて温度上昇した気流F2´が、ヒートシンク25の端部25cから出てキャビネット10内の幅方向の中央部に向かって略水平に流れて気流F4の妨げとなる。このため、キャビネット10内の下方へ流れる空気の勢いは比較的に弱くなる。したがって、キャビネット10内の温度低下の効果は、下向きの導風板34を設けた場合よりも小さくなると考えられる。
導風板32を設けたことによるキャビネット10内の各部(図8に示すA点〜O点)の温度変化を見ると、導風板34を設けた第1実施形態と同様に、キャビネット10内の下部空間6に位置するH点,I点,J点,K点の4箇所では、温度変化が無いか又は温度が上昇しているが、それ以外の上部空間5内の各点を含む箇所では、いずれも温度が低下している。すなわち、導風板32を設けたことでも、キャビネット10内の上部空間5の空間温度が下がり、下部空間6の雰囲気温度が上がることで、キャビネット10内の全体での雰囲気温度の偏りが緩和されていることがわかる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は、本発明の第3実施形態にかかる給水装置1−3を示す正面図である。本実施形態の給水装置1−3は、第1実施形態の給水装置1が備える下向きに傾斜する導風板(下方誘導導風板)34と、第2実施形態の給水装置1−2が備える上向きに傾斜する導風板(上方誘導導風板)32との両方を備えている。すなわち、ヒートシンク25の一方(右側)の端部25cには、下向きの導風板34が取り付けられており、他方(左側)の端部25bには、上向きの導風板32が取り付けられている。
図10は、導風板32と導風板34の両方を設けた本実施形態の給水装置1−3におけるキャビネット10内の空気の流れ及び温度分布を説明するための図である。図10には、給水装置1−3を運転したときのキャビネット10内の気流を矢印で示すと共に、キャビネット10内の各部(図のA点〜O点)の温度分布(従来構造との温度差)を示している。
本実施形態の給水装置1−3では、図10に示すように、導風板34で導かれたキャビネット10内に大きく循環する気流F3と、他の導風板32で導かれたキャビネット10とインバータケース22との隙間S1,S2を流れる気流F4との両方を形成することができる。また、気流F4によって制御盤30の周辺にも下降気流が形成され、制御盤30を冷却する効果も奏することができる。即ち、キャビネット10内の空気がよりスムーズに攪拌されるので、キャビネット10内の上部空間5に局所的に熱い空気が滞留するのをより効果的に防止できる。このため、キャビネット10内の上部空間5の空間温度、該上部空間5に設置された電気部品の温度、及びキャビネット10の側壁10b及び上壁10aの表面温度を下げることができる。なお、導風板32と導風板34のいずれか一方のみでも、上記のようなキャビネット10内の気流形成、温度均一化には一定の効果があるが、両者を組み合わせて設けることにより、その効果がより一層顕著になる。
つまり、本実施形態の給水装置1−3では、導風板32と導風板34の両方を設置したことにより、下記のような効果が得られる。すなわち、導風板32と導風板34との双方の効果の組み合わせになることで、導風板32と導風板34のいずれか一方のみを設けた第1、第2実施形態の給水装置1,1−2と比較して、インバータケース22とキャビネット10の側壁10b及び上壁10aとの隙間S1,S2の温度が更に低下するという効果がある。その理由は、キャビネット10内を循環する循環流の風量がより多くなることで、図10に示すように、循環流がキャビネット10内のより下方まで(下部空間6のより低い位置まで)届くように大きくなる。これにより、当該循環流が効率良く低温の空気を巻き込むことで、キャビネット10内の上部空間5にある空気と、該上部空間5にある空気よりも温度が低い下部空間6にある空気との撹拌混合効果がより高くなるためである。
図10に示す温度分布を見ると、本実施形態の給水装置1−3では、導風板32と導風板34の両方を設けたことにより、キャビネット10内の上部空間5の雰囲気温度が下がり、下部空間6の雰囲気温度が上がっていることで、キャビネット10内の全体として雰囲気温度の偏りが緩和されていることがわかる。
また、本実施形態の導風板32及び導風板34は、第1実施形態の導風板34や第2実施形態の導風板32と同様、ヒートシンク25の端部25b,25cに取り付ける以外にも、ヒートシンク25の近傍であれば、ヒートシンク25に取り付けなくても、例えば、インバータケース22の側面における任意の位置やキャビネット10の側壁10bなどに取り付けて、その先端側がヒートシンク25に当接又は近接するように設けてもよい。その他、キャビネット10内でヒートシンク25の近傍に設置した他の部品に取り付けることも可能である。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図11は、本発明の第4実施形態にかかる給水装置1−4の一部を示す図である。本実施形態の給水装置1−4では、インバータケース22を給水装置1−4のキャビネット10内における横方向の略中央で、かつ、キャビネット10の上壁10aに対して幾らか離間した低い位置に設置している。これにより、インバータケース22をキャビネット10内の上部空間5の隅部に設置していた第1乃至第3実施形態の給水装置1〜1−3と比較して、インバータケース22とキャビネット10の側壁10bとの間隔、及びインバータケース22とキャビネット10の上壁10aとの間隔がいずれも広くなっている。
このようなインバータケース22とキャビネット10の側壁10bとの配置関係では、上述の第1乃至第3実施形態の給水装置1〜1−3が備える下向きの導風板(下方誘導導風板)34や上向きの導風板(上方誘導導風板)32だけでも、それぞれの導風板34,32の効果によって、キャビネット10内の温度の偏りを一定程度は解消できる。なおその場合、図示は省略するが、上向きの導風板32及び下向きの導風板34は、図11(a),(b)に示すものを、インバータケース22及びヒートシンク25に対する左右の取付位置を入れ替えたものにして設置することも可能である。
そのうえで、本実施形態の給水装置1−4では、インバータケース22から発生する熱の滞留をより効果的に防止するための構成として、ヒートシンク25から出て導風板32で導かれた空気をインバータケース22の側面22bから上面22aに沿って流すガイド板(流路形成板)36を設置している。このガイド板36は、図11(a)に示すように、インバータケース22の側面22b及び上面22aに沿う略L字型の断面を有する板状の部材であって、根元側の端部が導風板32の先端に取り付けられている。そして、その導風板32の先端からインバータケース22の側面22bに沿って(側面22bと平行に)上方へ延びる第1平板部36aと、該平板部36aの先端からインバータケース22の上面22aに沿って(上面22aと平行に)横方向へ延びる第2平板部36bとを備えている。
ガイド板36とインバータケース22の側面22b及び上面22aとの隙間の幅寸法は、任意の寸法に設定することが可能であるが、ヒートシンク25の放熱フィン25fの高さ寸法と同程度の幅寸法とすることが好ましい。また、ガイド板36の第2平板部36bの長さ寸法も任意の寸法とすることができるが、第2平板部36bがインバータケース22内のインバータ装置23,24を設けた位置に対応するように、第2平板部36bの先端がインバータケース22内のインバータ装置23,24の上方を覆ってそれらの端部(右側の端部)に対応する位置まで延伸していることが好ましい。また、ガイド板36の幅寸法(奥行寸法)は、導風板32と同じ寸法であってよい。
本実施形態の給水装置1−4のように、インバータケース22がキャビネット10内の中央部に配置されている場合、図11(b)に示すように、ヒートシンク25における導風板32及びガイド板36を設けた端部25bとは反対側の端部25cに下向きの導風板34を更に設置してもよい。さらに、図示は省略するが、上向きの導風板32及び下向きの導風板34は、図11(a),(b)に示すものを、インバータケース22及びヒートシンク25に対する左右の取付位置を入れ替えたものにして設置したうえで、ガイド板36も左右を入れ替えて設置することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、インバータケース22の下部に設けたヒートシンク25は、該インバータケース22とは別部材で構成されたものを取り付けている場合を示したが、これ以外にも、ヒートシンク25(放熱フィン25f)は、インバータケース22の下面22dに一体形成したものであってもよい。
1〜1−4 給水装置
10 キャビネット
10a 上壁
10b,10c 側壁
11,12 ポンプ
13,14 モータ
15 吸込ヘッダ
16 吐出管
17 吐出ヘッダ
18 吐出合流管
19 圧力タンク
20 吸込バルブ
21 吐出バルブ
22 インバータケース
22a 上面
22b 側面
22d 下面
23,24 インバータ装置
25 ヒートシンク
25a 上面
25b 端部(左側)
25c 端部(右側)
25f 放熱フィン(板状フィン)
25g 溝部
27,28 ファン
30 制御盤
32 導風板(上方誘導導風板)
32a,32b 平板部
32c 屈曲部
32d 内面(気流の当たる面)
33 架台
34 導風板(下方誘導導風板)
34d 内面(気流の当たる面)
35 逆流防止装置
F1〜F4 気流
S1,S2 隙間

Claims (9)

  1. を送水するポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記モータの上方に配置されて、該モータに電力を供給する電源駆動回路を収容してなる電源駆動回路ケースと、
    前記ポンプ、前記モータ、前記電源駆動回路ケースを収容するキャビネットと、を備える給水装置であって、
    前記電源駆動回路ケースの下部に設けられたヒートシンクと、
    前記モータの上端に取り付けられ、該モータの動作で回転することで前記ヒートシンクに向けた送風を行う送風用のファンと、を備え、
    前記ヒートシンクの少なくとも一の端部又はその近傍に、前記ファンの送風によって前記ヒートシンクに沿って流れて該ヒートシンクの前記端部から出る気流を前記キャビネット内の所定の方向へ導く導風板を設置し
    前記導風板は、前記ヒートシンクの前記端部から出た気流が前記キャビネット内の上方へ導かれるように該気流の当たる面が上方を向いて設置されている上方誘導導風板であることを特徴とする給水装置。
  2. を送水するポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記モータの上方に配置されて、該モータに電力を供給する電源駆動回路を収容してなる電源駆動回路ケースと、
    前記ポンプ、前記モータ、前記電源駆動回路ケースを収容するキャビネットと、を備える給水装置であって、
    前記電源駆動回路ケースの下部に設けられたヒートシンクと、
    前記モータの上端に取り付けられ、該モータの動作で回転することで前記ヒートシンクに向けた送風を行う送風用のファンと、を備え、
    前記ヒートシンクの少なくとも一の端部又はその近傍に、前記ファンの送風によって前記ヒートシンクに沿って流れて該ヒートシンクの前記端部から出る気流を前記キャビネッ
    ト内の所定の方向へ導く導風板を設置し、
    前記導風板は、前記ヒートシンクの一方の端部から出た気流が前記キャビネット内の下方へ導かれるように該気流の当たる面が下方を向いて設置されている下方誘導導風板と、前記ヒートシンクの他方の端部から出た気流が前記キャビネット内の上方へ導かれるように該気流の当たる面が上方を向いて設置されている上方誘導導風板とを備えている
    ことを特徴とする給水装置。
  3. 請求項1又は2に記載の給水装置において、
    前記ヒートシンクは、前記電源駆動回路ケースの下面に設けられて該ヒートシンクの前記端部に向かって延びる複数の放熱用のフィンを具備していることを特徴とする給水装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給水装置において、
    前記ポンプ、前記モータ、前記電源駆動回路ケースは前記キャビネット内の中央からずれた位置に配置されており、
    前記上方誘導導風板が設置されている側の前記電源駆動回路ケースの側面と前記キャビネットの内側面との間隔が反対側の前記電源駆動回路ケースの側面と前記キャビネットの内側面との間隔よりも狭くなっており、
    前記上方誘導導風板により導かれた気流によって、該上方誘導導風板が設置されている側の前記電源駆動回路ケースの側面と前記キャビネットの側部内側面との間、及び前記電源駆動回路ケースの上面と前記キャビネットの上部内側面との間を通る流路が形成されることを特徴とする給水装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の給水装置において、前記ポンプ、前記モータ、前記電源駆動回路ケースは前記キャビネット内の略中央に位置して配置されており、
    前記上方誘導導風板により導かれた気流を前記電源駆動回路ケースの該上方誘導導風板が設置された側の側面及び上面に沿って導く流路形成板を設置したことを特徴とする給水装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の給水装置において、
    前記キャビネットの内部には、前記ポンプに接続された水配管が設置されていることを特徴とする給水装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の給水装置において、
    前記ポンプは、前記水を加圧して送水することを特徴とする給水装置。
  8. 給水装置のキャビネット内に設けられた電源駆動回路ケースに用いられる導風板であって、
    前記導風板は、前記電源駆動回路ケースの下部に設けられたヒートシンクの端部又はその近傍に配置され、前記ヒートシンクに沿って流れて該ヒートシンクの前記端部から出る気流を前記キャビネット内の所定の方向へ導くものであり、
    前記導風板は、前記ヒートシンクの前記端部から出た気流が前記キャビネット内の上方へ導かれるように該気流の当たる面が上方を向いて設置されている上方誘導導風板であることを特徴とする導風板。
  9. 給水装置のキャビネット内に設けられた電源駆動回路ケースに用いられる導風板であって、
    前記導風板は、前記電源駆動回路ケースの下部に設けられたヒートシンクの端部又はその近傍に配置され、前記ヒートシンクに沿って流れて該ヒートシンクの前記端部から出る気流を前記キャビネット内の所定の方向へ導くものであり、
    前記導風板は、前記ヒートシンクの一方の端部から出た気流が前記キャビネット内の下方へ導かれるように該気流の当たる面が下方を向いて設置されている下方誘導導風板と、前記ヒートシンクの他方の端部から出た気流が前記キャビネット内の上方へ導かれるように該気流の当たる面が上方を向いて設置されている上方誘導導風板とを備えている
    ことを特徴とする導風板。
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