JP6140488B2 - インサートナット - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート建物の天井部の構築に用いるデッキプレートやコンクリート型枠に取り付けて、天井下地用吊りボルトの上端部を固定するのに使用されるインサートナットに関するものである。
従来のデッキプレート用インサートナットとして、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来より使用されているこの種のインサートナットとして、上端部にアンカー用径大頭部を形成すると共に吊りボルトの上端部が螺着される吊りボルト用ネジ孔を形成した金属製の内筒と、中間部に突設された鍔部の下方に周方向に複数に分割形成された分割片を有する拡縮可能な樹脂製の外筒とからなり、このインサートナットの使用にあたり、デッキプレートの所定箇所に設けた孔に外筒の鍔部下方を挿通させた後、外筒内に内筒をハンマーで軽く打ち込むことにより外筒の分割片の下部側を拡径させて、外筒の上端鍔部をデッキプレート上面に係止させると共に、内筒のアンカー用径大頭部下面部に内筒の上端を係止させ、それによって内外両筒をデッキプレートに固定するようにしたものがある。
上記従来のインサートナットは、金属製の内筒と樹脂製の外筒からなるものであるが、金属製の内筒は製作が比較的容易で安価であるのに対し、樹脂製外筒は製作に非常に手間がかかってコストが高くつき、結局インサートナットの価格が高くなり、加えて樹脂製の外筒は長年使用する間に、径年変化によって材質が劣化し、強度が低下するという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み、ナット全体を金属製のものとすることにより、製作が容易でコストの低減化を図ることができると共に、長年に亘って強度が低下することなく、安全に使用できるインサートナットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明のインサートナット1は、図2,図3に示すように、上端部に平面視非円形状のアンカー用径大頭部2aを有する金属製のナット本体2に、天井吊りボルト用のネジ孔6を形成すると共に、前記径大頭部2aの下方には径大頭部2aと共にデッキプレートP内に配置される本体軸部4を形成し、本体軸部4の下方にこれより径小の径小軸部5を形成し、径小軸部5には、横長帯板材7を筒状に丸めてその上半部側に花弁状ストッパー部8を形成してなる金属製の筒状取付部材3を嵌合して溶接し、デッキプレートPには、ナット本体2の本体軸部4より径小で、前記径小軸部5に溶接した筒状取付部材3の下半部側の外径より大きい内径のインサートナット取付孔9を設け、この取付孔9には、前記径小軸部5に溶接した筒状取付部材3を、前記花弁状ストッパー部8を弾性変形させることで挿通し、挿通後に弾性復元する花弁状ストッパー部8によって前記取付孔9からの前記径小軸部5の抜け出しを阻止するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載のインサートナット1において、前記花弁状ストッパー部8は、図1に示すように、金属製横長帯板材7の上半部側に凹溝7bと凸片7aとを交互に連続形成して、その各凸片7aを外側へ所定角度折り曲げた状態で前記横長帯板材7を筒状に丸めることにより筒状取付部材3の上半部側に形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明のインサートナット11は、図4及び図5に示すように、上端部にアンカー用径大頭部12aを有する金属製のナット本体12に、天井吊りボルト用のネジ孔16を形成すると共に、前記径大頭部12aの下方には径大頭部12aと共にコンクリート型枠K又はデッキプレートP内に配置される本体軸部14を形成し、本体軸部14の下方にこれより径小の径小軸部15を形成し、径小軸部15には、板材17の中央部に径小軸部挿通孔17aとこの挿通孔17aの内周部複数箇所から下向きに一体に突出する断面円弧状の連結片17bとを設けてなる金属製ナット取付板13の前記径小軸部挿通孔17aを嵌挿すると共に、前記連結片17bを前記径小軸部15外周面に係合して溶接し、コンクリート型枠K又はデッキプレートには、ナット本体2の本体軸部14より径小で、前記径小軸部5に溶接した連結片17bの外径より大きい内径のインサートナット取付孔19を設け、この取付孔19に、連結片17bを溶接したナット本体2の径小軸部を挿通し、ナット取付板13をコンクリート型枠K又はデッキプレートの上面に載置して釘18等又はタッピングビスで固定するようにしたことを特徴とする。
請求項4は、請求項3に記載のインサートナット11において、前記ナット取付板13の径小軸部挿通孔17a及び断面円弧状の連結片17bは、図4に示すように、ナット取付板13を形成する金属製板材17の中央部に切り抜き部aと切り起こし部bを設けることによって形成するようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明のインサートナット21は、図6及び図7に示すように、上端部にアンカー用径大頭部22aを有する金属製のナット本体22に、天井吊りボルト用のネジ孔26を形成すると共に、前記径大頭部の22a下方に本体軸部24を形成し、本体軸部24には、横長帯板材27aを筒状に丸めて形成した筒状部20の一端部から複数の取付片27bを夫々直角で放射状に突設してなるナット取付板23の前記筒状部20を、この筒状部20が取付片27bの下側に位置するように嵌合して溶接し、デッキプレートP又はコンクリート型枠には、本体軸部24に溶接した前記筒状部20の外径より大きい内径のインサートナット取付孔29を設け、この取付孔29には本体軸部24に溶接した前記筒状部20を挿通し、前記取付片27bをデッキプレートP又はコンクリート型枠の上面に載置してタッピングビス28又は釘等で固定するようにしたことを特徴とする。
請求項6に係る発明のインサートナット31は、図6及び図8に示すように、上端部にアンカー用径大頭部32aを有する金属製のナット本体32に、天井吊りボルト用のネジ孔36を形成すると共に、前記径大頭部32aの下方に本体軸部34を形成し、本体軸部34には、横長帯板材27aを筒状に丸めて形成した筒状部20の一端部から複数の取付片27bを夫々直角で放射状に突設してなるナット取付板33の前記筒状部20を、この筒状部20が取付片27bの上側に位置するように嵌合して溶接し、コンクリート型枠K又はデッキプレートPには、本体軸部34の外径より大きい内径のインサートナット取付孔39を設け、この取付孔39に本体軸部34を挿通し、前記取付片27bをコンクリート型枠K又はデッキプレートPの上面に載置して釘38等又はタッピングビスで固定するようにしたことを特徴とする。
請求項7は、請求項5又は6に記載のインサートナット21,31において、図6に示すように、前記ナット取付板23,33を形成する横長帯板材27aと複数の取付片27bは、1枚の矩形状金属板材に切り抜き部e,fと切り込み部gを設けることによって形成するようにしたことを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明のインサートナット1によれば、ナット本体2及び筒状取付部材3が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく安全に使用できる。またこのインサートナット1は、ナット本体2の下端部側の径小軸部5を、デッキプレートPのインサートナット取付孔9に対し上方より押し込むだけのワンタッチ操作で、デッキプレートPの所定箇所に簡単に取り付けることができる。
請求項2に係る発明によれば、花弁状ストッパー部8は、横長帯板材7の上半部側に凹溝7bと凸片7aとを交互に連続形成して、各凸片7aを外側へ所定角度折り曲げた状態で横長帯板材7を筒状に丸めることによって、簡単且つ容易に形成することができる。
請求項3に係る発明のインサートナット11も、前記インサートナット1と同じ様に、ナット本体12及びナット取付板13が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく安全に使用できる。またこのインサートナット11は、ナット本体12の径小軸部15をナット取付板13の連結片17bと共に、コンクリート型枠K又はデッキプレートのインサートナット取付孔19に挿通して、ナット取付板13を型枠K又はデッキプレートの上面に釘18やビス又はタッピングビスで固定すればよいから、型枠K又はデッキプレートに対し簡単容易に取り付けることができる。特に、このインサートナット11は、ナット取付板13の連結片17bをナット本体12の径小軸部15に溶接し、板材17自体をコンクリート型枠K又はデッキプレートに固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることもない。
請求項4に係る発明によれば、前記インサートナット11において、ナット取付板13の径小軸部挿通孔17a及び断面円弧状の連結片17bは、金属製板材17の中央部に切り抜き部aと切り起こし部bを設けることによって、簡単容易に形成できる。
請求項5に係る発明のインサートナット21も、インサートナット1,11と同様に、ナット本体22及びナット取付板23が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく安全に使用できる。またこのインサートナット21は、ナット本体22の本体軸部24を、この本体軸部24に嵌合溶接した筒状部20と共に、デッキプレートP又はコンクリート型枠のインサートナット取付孔29に挿通して、筒状部20から放射状に直角に突出する複数の取付片27bをデッキプレートP又はコンクリート型枠の上面に載置してタッピングビス28又は釘やビスで固定すればよいから、デッキプレートP又はコンクリート型枠への取付けを簡単にして且つ的確に行なえる。特に、このインサートナット21は、ナット取付板23の筒状部20をナット本体22の本体軸部24に溶接し、取付片27bをデッキプレートP又はコンクリート型枠に対し固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることもない。
請求項6に係る発明のインサートナット31も、インサートナット1〜21と同様に、ナット本体32及びナット取付板33が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく安全に使用できる。またこのインサートナット31は、筒状部20が取付片27bの上側に位置するようにこの筒状部20をナット本体32の本体軸部34に嵌合して溶接してなるもので、本体軸部34をその下端部よりコンクリート型枠K又はデッキプレートの取付孔39に挿通し、各取付片27bを型枠K上面に載置して釘38やビス又はタッピングビスで固定すればよいから、製作が容易であると共に、コンクリート型枠K又はデッキプレートへの取付けも簡単容易となる。このインサートナット31も、ナット取付板33の筒状部20をナット本体32の本体軸部34に溶接し、取付片27bをデッキプレートP又はコンクリート型枠に対し固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることもない。
請求項7に係る発明によれば、前記インサートナット21又は31に使用するナット取付板23,33は、これを形成する横長帯板材27a及び複数の取付片27bは、1枚の矩形状金属板材に切り抜き部e,fと切り込み部gを設けることにより、その製作が簡単容易となる。
(a-1) は本発明に係るインサートナットのナット本体の正面図、(a-2) はナット本体の平面図、(b-1) は横長帯板材の正面図、(b-1) はその側面図、(c-1)は横長帯板材の上半部に形成した凸片を所定角度折り曲げた状態の正面図、(c-2) はその側面図、(d) は横長帯板材を筒状に丸めて上半部に花弁状ストッパーを形成した筒状取付部材の正面図、(e) はナット本体の径小軸部に筒状取付部材を取り付けて形成したインサートナットの正面図である。 同上のインサートナットをデッキプレートに取り付ける状態を説明する説明図である。 デッキプレートのコンクリートに埋設されたインサートナットのネジ孔に吊りボルトを螺入しようとする状態を説明する説明図である。 (a-1) は本発明の他のインサートナットのナット取付板の中央部に切り抜き部と切り起こし部を設けた状態の平面図、(a-2) は正面図、(b-1) は切り起こし部を下向きにきり起こした状態のナット取付板の平面図、(b-2) は正面図である。 図4に示すナット取付板をナット本体に取り付けてなるインサートナットをコンクリート型枠に取り付けた状態の正面図である。 (a) は平面状に展開されたナット取付部材の平面図、(b) は(a) のナット取付部材を使用時の立体形状にした時の平面図である。 図6の(b) に示す立体形状のナット取付部材をナット本体に取り付けてなるインサートナットをデッキプレートに取り付けた状態の斜視図である。 図6の(b) に示す立体形状のナット取付部材を上下を逆にしてナット本体に取り付けたインサートナットを、コンクリート型枠に取り付けた状態の斜視図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1〜図3に示すインサートナット1は、夫々金属製のナット本体2と筒状取付部材3とからなる。ナット本体2は、図1の(a-1) 、(a-2) に示すように、上端部に平面視六角形のアンカー用径大頭部2aを形成した本体軸部4と、この本体軸部4の下方に同軸一体に延びる、本体軸部4より径小の径小軸部5とからなるもので、径小軸部5の下端から本体軸部4にわたって天井吊りボルト用のネジ孔6が形成され、そして上端部にアンカー用径大頭部2aを形成した本体軸部4がデッキプレートP内に配置されるようになっている。
筒状取付部材3は、横長帯板材7を筒状に丸めてその上半部側に花弁状ストッパー部8を形成してなるもので、これの製作にあたっては、図1の(b-1) ,(b-2) に示すように、金属製の横長帯板材7の上半部側に凸片7aと凹溝7bとを交互に連続形成しておいて、(c-1) ,(c-2) に示すように横長帯板材7の各凸片7aを外側へ所定角度(例えば20°)に折り曲げた後、この横長帯板材7を筒状に丸めることによって、(d) に示すように筒状取付部材3を形成すると共に、その上半部側に花弁状ストッパー部8を形成する。この時、筒状取付部材3の内径は、ナット本体2の径小軸部5の外径よりも小さくする。これは、筒状取付部材3をナット本体2の径小軸部5に嵌合した時に、筒状取付部材3が径小軸部5に対し締まり嵌め状態となるようにするためである。
その後、上記筒状取付部材3をナット本体2の径小軸部5に締まり嵌め状態に嵌合し、この状態で筒状取付部材3の下半部側を径小軸部5にスポット溶接して固着し、これにより図1の(e) に示すようなインサートナット1が完成する。この場合、ナット本体2の本体軸部4の下端と筒状取付部材3の上端との間隙αは、デッキプレートPの厚みt(図2参照)より僅かに大きくする。またこの場合、筒状取付部材3は径小軸部5に対し締まり嵌め状態で保持されているから、その間隙αの調整が容易であると共に、その後の径小軸部5に対するスポット溶接が容易となる。
図2及び図3はインサートナット1をデッキプレートPに取り付ける態様を示したもので、デッキプレートPにはインサートナット1の取付箇所に、ナット本体2の本体軸部4より径小で、径小軸部5に溶接した筒状取付部材3の下半部側(花弁状ストッパー部8を形成していない部分)の外径より僅かに大きい内径のインサートナット取付孔9が設けられる。しかして、図2に示すように、ナット本体2の径小軸部5に溶接した筒状取付部材3を、その下端部側よりインサートナット取付孔9に押し込むと、上部側の花弁状ストッパー部8は、縮径しながらインサートナット取付孔9を通過し、通過後は弾性復元して、この花弁状ストッパー部8を形成する各凸片7aの上端がデッキプレートP下面のインサートナット取付孔9の周片部に当接すると共に、本体軸部4の下端面にデッキプレートPの取付孔9の周辺部上面が当接して、この取付孔9からの径小軸部5の抜け出しが阻止された状態で、インサートナット1がデッキプレートPに取り付けられる。
上記のように、このインサートナット1は、ナット本体2の下端部側の径小軸部5を、デッキプレートPのインサートナット取付孔9に対してその上方より押し込むだけのワンタッチ操作で、図2及び図3に示すようにデッキプレートPの所定箇所に取り付けることができる。こうしてインサートナット1をデッキプレートPに取り付けた後、図3に示すように、デッキプレートPにはコンクリートSが打設される。そして、コンクリートSが固化した後に、天井下地材としての吊りボルト10の上端部がインサートナット1のネジ孔6にネジ込まれる。また、このインサートナット1は、ナット本体2及び筒状取付部材3が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく、安全に使用することができる。
図4及び図5は本発明に係る他のインサートナット11を示し、このインサートナット11は、ナット本体12とナット取付部材13とからなる。ナット本体12は、上端部に平面視非円形状のアンカー用径大頭部12aを有する本体軸部14と、この本体軸部41の下方に同軸一体に延びる、本体軸部14よりも径小の径小軸部15とからなるもので、径小軸部15の下端から本体軸部14にわたって天井吊りボルト用のネジ孔16が形成され、そして上端部にアンカー用径大頭部12aを有する本体軸部14がコンクリート型枠K内に配置されるようになっている。
ナット取付部材13は、図4に示すように、平面視楕円形の金属製板材17の中央部に径小軸部挿通孔17aを設けると共に、この挿通孔17aの内周部の径方向対向位置から下向きに一体に突出する両側一対の連結片17b,17bを設けてなるもので、両連結片17b,17bは、図4の(b-1) に示すように、夫々、横断面円弧状に形成されていて、径小軸部挿通孔17aに挿通されるナット本体12の径小軸部15外周面に両側から係合するようになっている。また板材17の両端部にビス挿通孔17cが設けられている。
上記ナット取付板13において、板材17の中央部に径小軸部挿通孔17a及び連結片17bを形成するには、図4の(a-1) ,(a-2) に示すように、板材17の中央部に切り抜き部aと切り起こし部bを設けることにより簡単に形成することができる。即ち、この場合、径小軸部挿通孔17aを形成しようとする円形部内の両側に切り抜き部a,aを形成し、両切り抜き部a,a間の中央部に縦の切り込み部(切り込み線)cを形成し、更に径小軸部挿通孔17aの円形部に沿った切り込み部bの両側対称位置に折り目d,dを形成すれば、切り抜き部a,aと切り込み部cとによって形成される切り起こし部b,bを夫々下方へ引き起こすことにより、図4の(b-1) ,(b-2) に示すような、板材17の中央部の径小軸部挿通孔17aと、この挿通孔17aの内周部の径方向対向位置から下向きに一体に突出する両側一対の連結片17b,17bとを簡単に形成することができる。
上記のように形成されるナット取付部材13をナット本体12に一体的に組み付ける。即ち、ナット本体12の径小軸部15をナット取付部材13の径小軸部挿通孔17aにその根元まで挿通させると共に、この挿通孔17aの内周部の径方向対向位置から下向きに突設された両連結片17b,17bを径小軸部15の外周面両側に係合させ、この状態で各連結片17bを径小軸部15の外周面部にスポット溶接することによって、ナット取付部材13をナット本体12に一体的に組み付け、これにより図5に示すようなインサートナット11を完成する。図5はコンクリート型枠Kにコンクリートが打設された後の状態を示している。
このインサートナット11を、コンクリート打設前の型枠Kに取り付けるにあたって、この型枠Kには、図5に示すように、ナット本体12の本体軸部14より径小で、径小軸部15に溶接された連結片17b,17bの外径より大きい内径のインサートナット取付孔19を設けておいて、この取付孔19に、同図に示すようにナット本体12の径小軸部14を連結片17b,17bと共に挿通し、ナット取付板13をコンクリート型枠K上面に載置した状態で、ナット取付板13のビス挿通孔17cから型枠Kに釘18を打ち込むことにより、ナット取付板13を型枠Kに固定する。尚、釘18に代えて、ビスを使用することもできる。
上記のように、このインサートナット11は、ナット本体12の径小軸部15を型枠Kインサートナット取付孔19に上方より挿通して、ナット取付板13を型枠K上面に載置した状態で、ナット取付板13を型枠Kに対し釘18(又はビス)止めすればよいから、型枠Kの所定箇所に簡単にして且つ的確に取り付けることができる。こうしてインサートナット11を型枠Kに取り付けた後、図5に示すように、型枠KにはコンクリートSが打設される。そして、コンクリートSの固化後、天井下地材としての吊りボルト10の上端部をナット本体12のネジ孔16にネジ込めばよい。
上述した図4及び図5に示すインサートナット11は、前記インサートナット1と同様に、ナット本体12及びナット取付板13が金属製のものからなるため、製作が容易で、長年に亘って強度が低下することなく安全に使用できる。またこのインサートナット11は、ナット本体12の径小軸部15をナット取付板13の連結片17bと共に、コンクリート型枠Kのインサートナット取付孔19に挿通して、ナット取付板13を型枠Kの上面に釘18やビス又はタッピングビスで固定すればよいから、型枠Kに対し簡単容易に取り付けることができる。特に、このインサートナット11は、ナット取付板13の連結片17bをナット本体12の径小軸部15に溶接し、板材17自体をコンクリート型枠Kに固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることがなく、従ってコンクリート打設時に位置がズレたりする不都合がなくなる。またナット本体12は、アンカー用径大頭部12aは、平面視円形のものでもよいから、安価なものを使用できる。尚、このインサートナット11は、コンクリート型枠Kに限らず、デッキプレートPにも使用できる。
図6は、図7及び図8に示されるインサートナット21,31のナット本体22の本体軸部24に取り付けて使用するナット取付板23,33の構造を示している。尚、ナット取付板23とナット取付板33とは、上下が逆になるだけで全く同じ構造である。
ナット取付板23(33)は、図6の(a) 〜(c) 及び図7を参照すれば分かるように、金属製の横長帯板材27aを筒状に丸めて形成した筒状部20の一端部から複数の(この場合、4つの)取付片27b・・・を夫々直角で放射状に突設することにより形成されるもので、各取付片27bにはビス挿通孔25を設けている。図7に示すインサートナット21は、上端部にアンカー用径大頭部22aを形成した本体軸部24とからなるもので、本体軸部24には天井吊りボルト用のネジ孔26が形成されている。また図8にインサートナット31は、上端部にアンカー用径大頭部32aを形成した本体軸部34とからなるもので、本体軸部34には天井吊りボルト用のネジ孔36を形成している。
上記ナット取付板23(33)を形成するには、図6の(a) に示すように、1枚の横長矩形状の金属板材27の上部側を横長帯板材27aとして、この横長帯板材27aの下辺沿いに複数の略1/2円(半円)形の切り抜き部e及び略1/4円形の切り抜き部fを一定間隔におきに設け、1/4円状切り抜き部fは両端に設けて、その間に複数(3つ)の1/2円状切り抜き部eを設け、横長矩形状板材27の下半部側には各1/2円状切り抜き部eの中心部から横長矩形状板材27の下辺に亘ってこの下辺と垂直に延びる切り込み線(切り込み部)gを入れることにより、横長帯板材27aに隣接してこれと直交する複数の(この場合、4つの)取付片27b・・・を形成する。しかして、各取付片27bを横長帯板材27aに対し外側へ直角に折り曲げ、その後に横長帯板材27aを丸めることにより、図6の(b) 及び図7に示すように、筒状部20とこれの一端部(この場合は上端部)から夫々直角で放射状に突出する複数の(4つの)取付片27b・・・とからなるナット取付板23を簡単に形成することができる。
尚、横長帯板材27aを丸めて筒状部20を形成する時には、その筒状部20の内径がナット本体22の本体軸部24の外径よりも僅かに小さくなるように筒状部20を形成する。これは、筒状部20をナット本体22の本体軸部24に嵌合した時に、筒状部20が本体軸部24に対し締まり嵌め状態となるようにするためである。
図7に示すインサートナット21の場合には、ナット取付板23の筒状部20を、この筒状部20が取付片27bの下側に位置して、各取付片27bがナット本体22のアンカー用径大頭部22aの下面に当接するようにナット本体22の本体軸部24に嵌合して、この筒状部20を本体軸部24の外周面にスポット溶接することにより、インサートナット21を形成するようにしたものである。そして、このインサートナット21を、図7に示すようにデッキプレートPに取り付けるわけであるが、デッキプレートPには所定箇所に、本体軸部24の外周面に嵌合して溶接された筒状部20の外径より大きい内径のインサートナット取付孔29が設けられる。従って、取付けにあたっては、デッキプレートPのインサートナット取付孔29にインサートナット21の本体軸部24を前記筒状部20と共に挿通して、各取付片27bをデッキプレートP上面に載置し、そして取付片27bのビス挿通孔25からデッキプレートPに対しタッピングビス28をねじ込むことによって、インサートナット21をデッキプレートPに簡単に取り付けることができる。特に、このインサートナット21は、ナット取付板23の筒状部20をナット本体22の本体軸部24に溶接し、取付片27bをデッキプレートP又はコンクリート型枠に対し固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることもない。従って、コンクリート打設時に位置がズレたりする不都合がない。またナット本体22としては、アンカー用径大頭部12aが平面視円形のものでもよいから、安価なものを使用できる。
図7にはインサートナット21をデッキプレートPに取り付ける場合を示しているが、このインサートナット21は、図7に示す使用形態のままでコンクリート型枠Kに取り付けて使用することもできる。その場合、ナット取付板23の取付片27bは、型枠Kに対し釘またはビスで取り付ければよい。
図8に示すように、ナット取付板33を使用してインサートナット31をコンクリート型枠Kに取り付ける場合は、ナット取付板23を、図7に示すインサートナット21の場合とは上下を逆にした状態で、筒状部20が取付片27bの上側に位置するようにその筒状部20をナット本体32の本体軸部34に嵌合して、筒状部20を本体軸部34に嵌合して、この筒状部20を本体軸部34の外周面にスポット溶接することにより、インサートナット31を形成する。そして、本体軸部34をコンクリート型枠Kに設けてあるインサートナット取付孔39に嵌挿し、各取付片27bを型枠K上面に載置して、釘38をビス取付片27bのビス挿通孔25から型枠Kにねじ込むことによって、インサートナット31をコンクリート型枠Kに簡単に取り付けることができる。このインサートナット31も、ナット取付板33の筒状部20をナット本体32の本体軸部24に溶接し、取付片27bをコンクリート型枠Kに対し固定するから、取り付けた状態で回転せず、浮き上がることもない。
また図8には、インサートナット31をコンクリート型枠Kに取り付ける場合を示しているが、このインサートナット31は、図8に示す使用形態のままでデッキプレートPに取り付けて使用することができる。
1 インサートナット
2 ナット本体
2a 径大と同部
3 筒状取付部材
4 本体軸部
5 径小軸部
7 横長帯板材
8 花弁状ストッパー部
9 インサートナット取付孔
10 天井吊りボルト
11 インサートナット
12 ナット本体
13 ナット取付板
14 本体軸部
15 径小軸部
17 板材
17a 径小軸部挿通孔
17b 連結片
18 釘
19 インサートナット取付孔
20 筒状部
21 インサートナット
22 ナット本体
23 ナット取付板
24 本体軸部
25 ビス挿通孔
28 タッピングビス
29 インサートナット取付孔
31 インサートナット
32 ナット本体
33 ナット取付板
34 本体軸部
36 天井吊りボルト用ネジ孔
39 インサートナット取付孔

Claims (7)

  1. 上端部に平面視非円形状のアンカー用径大頭部を有する金属製のナット本体に、天井吊りボルト用のネジ孔を形成すると共に、前記径大頭部の下方には径大頭部と共にデッキプレート内に配置される本体軸部を形成し、本体軸部の下方にこれより径小の径小軸部を形成し、径小軸部には、横長帯板材を筒状に丸めてその上半部側に花弁状ストッパー部を形成してなる金属製の筒状取付部材を嵌合して溶接し、デッキプレートには、ナット本体の本体軸部より径小で、前記径小軸部に溶接した筒状取付部材の下半部側の外径より大きい内径のインサートナット取付孔を設け、この取付孔には、前記径小軸部に溶接した筒状取付部材を、前記花弁状ストッパー部を弾性変形させることで挿通し、挿通後に弾性復元する花弁状ストッパー部によって前記取付孔からの前記径小軸部の抜け出しを阻止するようにしたインサートナット。
  2. 前記花弁状ストッパー部は、金属製横長帯板材の上半部側に凹溝と凸片とを交互に連続形成して、その各凸片を外側へ所定角度折り曲げた状態で前記横長帯板材を筒状に丸めることにより筒状取付部材の上半部側に形成される請求項1に記載のインサートナット。
  3. 上端部にアンカー用径大頭部を有する金属製のナット本体に、天井吊りボルト用のネジ孔を形成すると共に、前記径大頭部の下方には径大頭部と共にコンクリート型枠又はデッキプレート内に配置される本体軸部を形成し、本体軸部の下方にこれより径小の径小軸部を形成し、径小軸部には、板材の中央部に径小軸部挿通孔とこの挿通孔の内周部複数箇所から下向きに一体に突出する断面円弧状の連結片とを設けてなる金属製ナット取付板の前記径小軸部挿通孔を嵌挿すると共に、前記連結片を前記径小軸部外周面に係合して溶接し、コンクリート型枠又はデッキプレートには、ナット本体の本体軸部より径小で、前記径小軸部に溶接した連結片の外径より大きい内径のインサートナット取付孔を設け、この取付孔に、連結片を溶接したナット本体の径小軸部を挿通し、ナット取付板をコンクリート型枠又はデッキプレートの上面に載置して釘等又はタッピングビスで固定するようにしたインサートナット。
  4. 前記ナット取付板の径小軸部挿通孔及び断面円弧状の連結片は、ナット取付板を形成する金属製板材の中央部に切り抜き部と切り起こし部を設けることによって形成するようにした請求項3に記載のインサートナット。
  5. 上端部にアンカー用径大頭部を有する金属製のナット本体に、天井吊りボルト用のネジ孔を形成すると共に、前記径大頭部の下方に本体軸部を形成し、本体軸部には、横長帯板材を筒状に丸めて形成した筒状部の一端部から複数の取付片を夫々直角で放射状に突設してなるナット取付部材の前記筒状部を、この筒状部が取付片の下側に位置するように嵌合して溶接し、デッキプレート又はコンクリート型枠には、本体軸部に溶接した前記筒状部の外径より大きい内径のインサートナット取付孔を設け、この取付孔には本体軸部に溶接した前記筒状部を挿通し、前記取付片をデッキプレート又はコンクリート型枠の上面に載置してタッピングビス又は釘等で固定するようにしたインサートナット。
  6. 上端部にアンカー用径大頭部を有する金属製のナット本体に、天井吊りボルト用のネジ孔を形成すると共に、前記径大頭部の下方に本体軸部を形成し、本体軸部には、横長帯板材を筒状に丸めて形成した筒状部の一端部から複数の取付片を夫々直角で放射状に突設してなるナット取付部材の前記筒状部を、この筒状部が取付片の上側に位置するように嵌合して溶接し、コンクリート型枠又はデッキプレートには、本体軸部の外径より大きい内径のインサートナット取付孔を設け、この取付孔に本体軸部を挿通し、前記取付片をコンクリート型枠又はデッキプレートの上面に載置して釘等又はタッピングビスで固定するようにしたインサートナット。
  7. 前記ナット取付部材を形成する横長帯板材と複数の取付片は、1枚の矩形状金属板材に切り抜き部と切り込み部を設けることによって形成するようにした請求項5又は6に記載のインサートナット。
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