JP6138604B2 - 補助バッテリを備えるバッテリ - Google Patents

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Description

本発明は、主として車両に電装用バッテリとして搭載される補助バッテリを備えるバッテリに関し、とくにニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池などの補助バッテリを鉛バッテリのケース内に収納して一体構造としてなる補助バッテリを備えるバッテリに関する。
車両に搭載される鉛バッテリは、車両を走行させる状態で充放電が繰り返されることから寿命が数年と相当に短く、短期間で新しく交換する必要がある。とくに、アイドリングストップの車両に搭載される鉛バッテリは、さらに寿命が短くなる。それは、アイドリングストップする車両は、車両を減速するときに発電機を駆動して回生制動するが、このときの発電電力で鉛バッテリを大電流で充電し、また、信号待ちなどで停止したエンジンをスターターモータで始動するときに大電流で放電するからである。すなわち、アイドリングストップする毎に、鉛バッテリを大電流で充電し、また放電することが鉛バッテリの寿命を著しく短くする。さらに、鉛バッテリは、回生制動するときの発電電力を効率よく充電できない欠点もある。このような弊害を解消するために、鉛バッテリと並列に、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池等の補助バッテリを接続する補助バッテリを備えるバッテリが開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開2004−190626号公報 特開2009−166769号公報
鉛バッテリと並列に、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池等の補助バッテリを接続している補助バッテリを備えるバッテリは、鉛バッテリとは別に補助バッテリを配置して、これを並列に接続することから、車両などの種々の用途において、設置に手間がかかり、また収納スペースも大きくなる欠点がある。
本発明の第1の目的は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、補助バッテリを鉛バッテリと一体構造として、種々の用途において簡単かつ容易にしかも便利に設置でき、しかも全体をコンパクトにできる補助バッテリを備えるバッテリを提供することにある。
鉛バッテリに、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池などの補助バッテリを接続して、鉛バッテリの欠点を解消する補助バッテリを備えるバッテリは、鉛電池ケース内を区画して補助バッテリ収納室を設けて、ここに補助バッテリを収納する構造として、全体をコンパクトにできる。ただ、この構造の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリを定位置に固定する状態で収納することが大切である。それは、補助バッテリが補助バッテリ収納室の内部で位置ずれし、あるいは振動すると、補助バッテリを鉛バッテリと接続するバスバーなどに損傷を与え、また補助バッテリにも振動による傷害を与えるからである。
本発明の第2の目的は、さらに以上の欠点を解消することを目的として開発されたもので、本発明の大切な目的は、簡単かつ容易に組み立てして補助バッテリを補助バッテリ収納室に収納しながら、補助バッテリを定位置に位置ずれしない状態で配置できる補助バッテリを備えるバッテリを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、箱形に成形している外周壁12の内側を複数の区画壁13で区画して、複数のセル室15と補助バッテリ収納室16とを長手方向に並べて配置してなる鉛電池ケース10と、この鉛電池ケース10に固定されて、鉛電池ケース10の少なくともセル室15の上方開口部を閉塞してなる鉛電池蓋17と、セル室15の内部に配置してなる正負の電極板41と、セル室の内部に充填してなる電解液42と、補助バッテリ収納室16に収納してなる電池組立20とを備えている。電池組立20は、鉛バッテリ1に接続してなる補助バッテリ2と、この補助バッテリ2を補助バッテリ収納室16の定位置に配置しているインナーケース21とを備えている。補助バッテリ収納室16内は、外周壁12の対向する内面である対向面12Xを、上方開口部に向かって内幅を広くするテーパー状に成形している。インナーケース21は、外周壁12に圧接される固定リブ23を側縁に設けている。バッテリは、インナーケース21が補助バッテリ収納室16に挿入される状態で、固定リブ23を補助バッテリ収納室16の外周壁12に圧接させて、電池組立20を補助バッテリ収納室16の定位置に配置している。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリを鉛バッテリと一体構造として、種々の用途において簡単かつ容易にしかも便利に設置でき、しかも全体をコンパクトにできる特徴がある。それは、以上の補助バッテリを備えるバッテリが鉛電池ケースに補助バッテリ収納室を設けて、ここに補助バッテリを収納しているからである。
さらに、以上の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリを備える電池組立をスムーズに補助バッテリ収納室に収納しながら、この電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に位置ずれせず、かつ振動しない状態で配置できる特徴がある。それは、以上の補助バッテリを備えるバッテリが、鉛電池ケースに設けている補助バッテリ収納室の対向する外周壁の内面を、上方開口部に向かって内幅を広くするテーパー状に成形し、さらに補助バッテリを備える電池組立のインナーケースの側縁に、外周壁に圧接される固定リブを設けて、インナーケースを補助バッテリ収納室に挿入する状態では、補助バッテリ収納室の外周壁に固定リブを圧接して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置するからである。さらに、以上の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケースと鉛電池ケースを高い精度で製作することなく、すなわち高い寸法精度で製作することなく、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置できる特徴も実現する。それは、電池組立がインナーケースに設けている固定リブを外周壁に圧接することで、インナーケースを局部的に補助バッテリ収納室の内面に圧接させて、電池組立を定位置に配置するからである。局部的に圧接される固定リブは、寸法誤差を吸収するように変形して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置する。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケース21の両側縁に固定リブ23を設けることができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケースの両側縁の固定リブを介して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置するので、電池組立をよりスムーズに補助バッテリ収納室に挿入しながら、電池組立を定位置により位置ずれしないように配置できる特徴がある。それは、両側縁に設けた固定リブを介して、インナーケースを外周壁の内面に圧接状態で配置できるからである。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケース21が、対向面12Xと対向する両側縁に複数の固定リブ23を平行に設けることができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、複数の固定リブを補助バッテリ収納室の外周壁に圧接するので、電池組立をより確実に位置ずれせず、かつ振動しない状態で補助バッテリ収納室に配置できる特徴がある。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケース21の下部に設けてなる固定リブ23が、補助バッテリ収納室16の底部で外周壁12に圧接されて電池組立20を補助バッテリ収納室16の定位置に配置することができる。
この補助バッテリを備えるバッテリは、電池組立を補助バッテリ収納室に配置する状態で、電池組立底部の位置ずれや振動を確実に阻止して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置できる。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、インナーケース21の下部と上部に設けてなる固定リブ23が、補助バッテリ収納室16の底部と上部とで外周壁12に圧接されて電池組立20を補助バッテリ収納室16の定位置に配置することができる。
この補助バッテリを備えるバッテリは、電池組立を補助バッテリ収納室に配置する状態で、電池組立の位置ずれや振動をより確実に阻止して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に安定して配置できる。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリ収納室16の外周壁12の内面に、前記固定リブ23を案内するガイド溝24を設けて、電池組立20が補助バッテリ収納室16に挿入される状態で、固定リブ23をガイド溝24に案内して、電池組立20を補助バッテリ収納室16の定位置に配置することができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、電池組立を補助バッテリ収納室に収納する状態で、電池組立が、鉛電池ケースの長手方向に位置ずれしたり、振動するのを確実に阻止して、電池組立を定位置に配置できる。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、ガイド溝24の溝壁24Aの内面に、補助バッテリ収納室16に挿入された電池組立20の固定リブ23を圧接する圧接凸部26を設けて、固定リブ23が溝壁24Aを介して補助バッテリ収納室16の外周壁12に圧接させることができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置して、固定リブの両面に直交する方向の位置ずれや振動をより確実に防止できる特徴がある。それは、固定リブの表面が溝壁内面の圧接凸部に圧接して、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に配置するからである。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、鉛電池ケース10とインナーケース21がプラスチック製で、インナーケース21が固定リブ23を一体的に成形して設けており、電池組立20が補助バッテリ収納室16に挿入される状態で、固定リブ23が、補助バッテリ収納室16の外周壁12に圧接する部分で変形して、押圧状態に圧接されてなる
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、電池組立を補助バッテリ収納室にスムーズに挿入しながら、電池組立を補助バッテリ収納室の定位置に位置ずれしない状態で配置できる特徴がある。それは、電池組立を補助バッテリ収納室に挿入するときに、プラスチック製の固定リブが変形し、変形した部分がブバッテリ収納室の外周壁を圧接するからである。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリ2をニッケル水素電池とリチウムイオン二次電池の何れかとすることができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリでもって、充放電できる全体の容量を相当に大きくでき、しかも鉛バッテリ単独の特性を相当に向上できる特徴がある。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、鉛電池ケース10の平面形状が長方形で、長方形の長手方向の一端部に補助バッテリ収納室16を設けることができる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリは、全体の外形を鉛バッテリの規格寸法としながら、補助バッテリを設けることができる。
本発明の一実施の形態にかかる補助バッテリを備えるバッテリのブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかる補助バッテリを備えるバッテリの斜視図である。 図2に示す補助バッテリを備えるバッテリのIII−III線断面図である。 図2に示す補助バッテリを備えるバッテリの一部拡大分解斜視図である。 鉛電池ケースに電池組立を挿入する状態を示す分解断面図である。 図3に示す補助バッテリを備えるバッテリの要部拡大分解断面図である。 鉛電池ケースの他の一例を示す要部拡大断面図である。 図4に示す電池組立の分解斜視図である。 鉛電池ケースに電池組立を挿入した状態を示す一部拡大水平断面図であって、図2のIX−IX線断面に相当する図である。 鉛電池ケースの他の一例を示す水平断面図である。 ガイド溝に設ける圧接凸部の一例を示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための補助バッテリを備えるバッテリを例示するものであって、本発明は補助バッテリを備えるバッテリを以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1のブロック図に示す補助バッテリを備えるバッテリ100は、鉛バッテリ1と補助バッテリ2とを並列に接続している。補助バッテリ2は、鉛バッテリ1と異なる密閉型のバッテリであって、鉛バッテリ1と並列に接続されて、鉛バッテリ1の特性を改善する二次電池が使用される。密閉型のバッテリは、金属ケースに電極と電解液を充填しているニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池、あるいは外装ケースをフィルム製とするリチウムポリマー電池などである。
定格電圧を12Vとする車両用のバッテリ100の補助バッテリ2は、ニッケル水素電池が適している。このバッテリ100は、定格電圧を12Vとする鉛バッテリ1と並列に補助バッテリ2を並列に接続する。鉛バッテリ1は6セル(各セルのセル電圧は2V)を直列に接続して定格電圧を12Vとし、補助バッテリ2のニッケル水素電池は、10個を直列に接続して定格電圧を12Vとして並列に接続できる。このバッテリ100は、鉛バッテリ1と補助バッテリ2の定格電圧を等しくして、DC/DCコンバータなどの電圧を調整する回路を介することなく、直接に並列接続できる。ただ、本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリの定格電圧を必ずしも鉛バッテリの定格電圧に等しくする必要はない。定格電圧が鉛バッテリと異なる補助バッテリは、DC/DCコンバータ(図示せず)を介して並列に接続できるからである。
鉛バッテリ1と並列に補助バッテリ2としてニッケル水素電池を接続するバッテリ100は、全体の容積と重量に対する充放電容量を大きくできる。また、補助バッテリ2によって、回生発電電力を効率よく蓄電して燃費を改善できる。さらにまた、並列に接続しているニッケル水素電池でもって鉛バッテリ1の劣化を防止して鉛バッテリ1の寿命を長くできる。
本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、その用途を車両用のバッテリに特定するものでなく、全ての用途に使用される。また、補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリをニッケル水素電池のみでなく、たとえばリチウムイオン二次電池など他の充電できる全ての電池であって、鉛バッテリと異なる特性、すなわち異なる種類のバッテリであって、鉛バッテリの特性を改善できる全てのバッテリとすることができる。
図1の補助バッテリを備えるバッテリ100は、鉛バッテリ1と補助バッテリ2をスイッチング素子8を介して並列に接続している。スイッチング素子8は制御回路9でオンオフに制御される。スイッチング素子8のオン状態で補助バッテリ2は鉛バッテリ1と並列に接続され、スイッチング素子8のオフ状態で補助バッテリ2は鉛バッテリ1に接続されない。制御回路9は、充放電の電流を検出してスイッチング素子8をオンオフに切り換える。
たとえば、車両に電装用バッテリとして搭載されるバッテリ100は、スターターモータに電力を供給する状態では制御回路9でスイッチング素子8をオフ状態に切り換える。この状態において、補助バッテリ2はスターターモータに電力を供給せず、鉛バッテリ1がスターターモータに電力を供給する。この補助バッテリを備えるバッテリ100は、補助バッテリ2の大電流放電による劣化を防止できる。車両の回生制動においては、制御回路9はスイッチング素子8をオン状態として、回生発電電力で補助バッテリ2と鉛バッテリ1の両方を充電する。このバッテリ100は、回生発電電力で鉛バッテリ1と補助バッテリ2の両方を充電するので、回生発電電力をより効率よくバッテリ100に蓄電できる。
さらに、制御回路9は、車両に搭載されるバッテリのみでなく、他の用途に使用される状態においても、補助バッテリ2の過充電と過放電を防止するために、補助バッテリ2や鉛バッテリ1の電圧を検出し、あるいは補助バッテリ2の残容量を検出して、過充電と過放電を防止するようにスイッチング素子8を制御する。すなわち、バッテリ100が充電される状態で、補助バッテリ2が過充電され、あるいは過充電に近い状態になるとスイッチング素子8をオフに切り換えて過充電を防止し、またバッテリ100が放電される状態で、補助バッテリ2が過放電され、あるいは過放電に近い状態になるとスイッチング素子8をオフに切り換えて過放電を防止する。
図2ないし図4に示す補助バッテリを備えるバッテリ100は、鉛電池ケース10の上方開口部を鉛電池蓋17で閉塞している。鉛電池ケース10は、熱可塑性樹脂を長方形の箱形に成形している外周壁12の内部に複数の区画壁13を設けて、この区画壁13で外周壁12の内部を複数のセル室15と補助バッテリ収納室16とに区画している。
区画壁13は垂直姿勢で互いに平行に配置されて、鉛電池ケース10の内部を区画して複数のセル室15を長方形の長手方向に並べて配置している。各々のセル室15には、正負の電極板41が配置され、さらに電解液42を充電している。鉛バッテリ1の1セルの電圧は2Vである。したがって、定格電圧を12Vとする鉛バッテリ1は6セルを直列に接続している。鉛電池ケース10は、外周壁12と区画壁13と底板11を熱可塑性樹脂で一体的に成形している。外周壁12は、図4の一部拡大図に示すように、区画壁13よりも厚く成形される。また、外周壁は、その上端縁を区画壁の上端縁よりも高く成形することができる。この鉛電池ケース10は、外周壁12を区画壁13よりも強固に、しかも確実に鉛電池蓋17に熱溶着できる。
鉛電池ケース10は、図5の概略部断面図に示すように、補助バッテリ収納室16の対向する外周壁12の内面である対向面12Xを、上方開口部に向かって広くするテーパー状に成形している。この鉛電池ケース10は、外周壁12の全体を上方開口部に向かって開口面積を大きくするテーパー状に成形して、補助バッテリ収納室16の外周壁12の内面をテーパー状に成形している。
鉛電池蓋17は熱可塑性樹脂で成形されて、鉛電池ケース10の外周壁12と区画壁13の上縁に熱溶着されて、各セル室15の上方開口部を閉塞している。図2と図4に示す鉛バッテリ100は、各セル室15に補充液の蒸留水を充填する点検開口19を鉛電池蓋17に設けて、点検開口19を気密に密閉しない開閉蓋(図示せず)で閉塞している。また、密閉構造の鉛バッテリは、鉛電池蓋でもって、各セル室の上方開口部を密閉構造に、すなわち気密又は水密に密閉している。
図3と図4の鉛電池蓋17は、外周縁に沿って下方に突出する周壁18を設けている。周壁18は、その内側に鉛電池ケース10の外周壁12を挿入できるように、内形を外周壁12の外形にほぼ等しく、正確には外周壁12を隙間なくスムーズに挿入できるように、外周壁12の外形よりもわずかに小さく成形している。この鉛電池蓋17は、周壁18の内側に外周壁12を挿入して熱溶着するので、鉛電池蓋17の周壁18で鉛電池ケース10の外周壁12の上縁部を補強して確実に液漏れしないように熱溶着できる。
さらに、図3の鉛電池ケース10は、箱形の外周壁12の内側に、補助バッテリ2を備える電池組立20を収納する補助バッテリ収納室16を設けている。補助バッテリ収納室16を設けるために、鉛電池ケース10は、長方形である外周壁12の内側で長手方向の一端部に設けた区画壁13を電池間の区画壁13Aとして、電池間の区画壁13Aと外周壁12との間に補助バッテリ収納室16を設けている。この鉛電池ケース10は、長方形のケースの長手方向に、複数のセル室15と補助バッテリ収納室16とを並べて配置する。図3の鉛電池ケース10は、セル室15と補助バッテリ収納室16の内幅を同じ幅としている。ただし、補助バッテリ収納室は、必ずしもセル室と同じ内幅とする必要はなく、補助バッテリを収納できる内幅に成形される。
電池間の区画壁13Aは、セル室15と補助バッテリ収納室16との間にあって、鉛バッテリ1のセル室15と補助バッテリ収納室16とを区画している。セル室15は、鉛バッテリ1の電解液42である希硫酸を充填している。電解液42の希硫酸が補助バッテリ収納室16に液漏れすると、補助バッテリ2に悪影響を与える。電池間の区画壁13Aは、鉛電池ケース10と一体的に成形できるので、両側縁は外周壁12に、底縁は底板11に液漏れしない状態で連結される。電池間の区画壁13Aの上縁は鉛電池蓋17と一体的に成形されない。補助バッテリ収納室16に上方開口部から補助バッテリ2を備える電池組立20を収納するからである。したがって、電池間の区画壁13Aの上縁は、補助バッテリ2の電池組立20を収納した後、鉛電池蓋17に熱溶着して連結される。
電池間の区画壁13Aは、図4の一部拡大断面図と図6の拡大分解断面図に示すように、上縁を区画壁13の上縁よりも高く突出する形状に成形し、あるいは、図7に示すように、鉛電池蓋17の内面に熱溶着される上縁の厚さを、セル室15間に設けた区画壁13の上縁よりも厚く成形して、鉛電池蓋17の内面に熱溶着している。区画壁13より高く突出する電池間の区画壁13Aは、区画壁13よりも鉛電池蓋17に強く押圧されて、確実に液漏れしない状態で鉛電池蓋17の内面に熱溶着される。また、上縁を区画壁13よりも厚く成形している電池間の区画壁13Aは、鉛電池蓋17に溶着される溶着面積が区画壁13よりも広く、確実に液漏れしない状態で鉛電池蓋17に溶着される。さらに、図示しないがが、電池間の区画壁は、鉛電池蓋の内面に熱溶着される上縁の厚さを区画壁の上縁よりも厚く成形すると共に、その上縁を区画壁の上縁よりも高く突出する形状に成形して、鉛電池蓋の内面に熱溶着することができる。この電池間の区画壁は、鉛電池蓋に溶着される溶着面積が区画壁よりも広く、また、区画壁よりも鉛電池蓋に強く押圧されて、より確実に液漏れしない状態で鉛電池蓋の内面に熱溶着される。
図3と図4の鉛電池蓋17は、鉛電池ケース10の上方開口部、すなわちセル室15と補助バッテリ収納室16の上方開口部を閉塞する。ただ、バッテリは、補助バッテリ収納室に収納する電池組立を密閉ケースに入れる構造とし、あるいは補助バッテリ収納室の上方開口部を別の蓋で閉塞することで、鉛電池蓋がセル室のみの上方開口部を閉塞する形状とすることもできる。
補助バッテリ収納室16には、補助バッテリ2を備える電池組立20が挿入されている。電池組立20は、図3と図8に示すように、複数の補助バッテリ2をインナーケース21の定位置に配置している。インナーケース21は、プラスチック製で、電池組立20を補助バッテリ収納室16に収納する状態で、外周壁12に圧接される固定リブ23を側縁に設けている。インナーケース21は、絶縁材のプラスチックを成形して製作されて、複数の補助バッテリ2を絶縁状態で定位置に配置する。プラスチック製のインナーケース21は、固定リブ23を一体的に成形して設けている。
図8の分解斜視図に示す電池組立20のインナーケース21は、一対の対向プレート22を連結して、対向プレート22の間に補助バッテリ2を配置している。一対の対向プレート22は、プレート部22Aの周囲に周壁22Bを設けて、周壁22Bを熱溶着、ネジ止め、接着などの方法で互いに連結して、内部に補助バッテリ2を配置している。プレート部22Aは、円筒形電池2Aを定位置に配置する山形の凸条22Cを一体的に成形して設けている。この対向プレート22は、凸条22Cを円筒形電池2Aの間に配置して、補助バッテリ2の円筒形電池2Aを定位置に配置する。円筒形電池2Aは2個を直列に接続して電池モジュールとし、この電池モジュールを水平姿勢で上下に多段に配置している。電池組立20は、電池モジュールを直列に接続する個数で定格電圧を調整できる。補助バッテリ2をニッケル水素電池とする電池組立20は、2個の円筒形電池2Aを直列に接続する電池モジュールを5段に配置し、電池モジュールを直列に接続して定格電圧を12Vにできる。
図の電池組立20は、補助バッテリ2をニッケル水素電池とするので、10個の電池を直列に接続して、定格電圧を12Vとする。ただし、本発明の補助バッテリを備えるバッテリは、補助バッテリをニッケル水素電池には特定しない。補助バッテリをリチウムイオン二次電池とする電池組立は、3個又は4個の電池を直列に接続して、定格電圧を11V〜15Vとして、定格電圧を12Vとする鉛バッテリに接続することができる。
図4と図8の電池組立20は、対向プレート22から外側に突出するように固定リブ23を設けて、インナーケース21の側縁から固定リブ23を突出させている。さらに、図4と図8の電池組立20は、インナーケース21の両側縁の底部に、各々2列の固定リブ23を設けている。2列の固定リブ23は、各対向プレート22のプレート部22Aから外側に突出して設けている。この図の電池組立20は、インナーケース21の両側の底部の4カ所に固定リブ23を設けているので、補助バッテリ収納室16に挿入される電池組立20を理想的な状態で、位置ずれせず、かつ振動しない状態で定位置に配置できる。さらに、図4と図8の電池組立20は、両側縁の底部に加えて、両側の上部にも各々1列の固定リブ23を設けている。インナーケース21の上部の固定リブ23は、対向プレート22のプレート部22Aから外側に突出して設けられ、または周壁22Bから外側に突出して設けられている。図に示すインナーケース21は、鉛電池ケース10の端面と対向する側の対向プレート22の両側の上部に、対向面12X側に突出する固定リブ23を設けている。この図の電池組立20は、インナーケース21の底部の両側の2カ所と上部の両側の1カ所にそれぞれ固定リブ23を設けているので、補助バッテリ収納室16に挿入される電池組立20は、底部の四隅部と上部の両側を固定リブ23で外周壁12の内面に圧接して、より理想的な状態で、位置ずれせず、かつ振動しない状態で定位置に配置できる。
以上の電池組立20は、インナーケース21の底部の両側にそれぞれ2列の固定リブ23を設けて、上部の両側にそれぞれ1列の固定リブ23を設けているが、固定リブは、インナーケースの片側にのみ設けることもできる。また、インナーケースは、底部と上部の両側に2列ずつの固定リブを設け、あるいはまた底部と上部の両側に1列ずつの固定リブを設けて、これらの固定リブを外周壁に圧接して、電池組立を定位置に配置することもできる。
さらに、バッテリ100は、図9に示すように、補助バッテリ収納室16の外周壁12の内面に、固定リブ23を案内するガイド溝24を設けている。この構造は、電池組立20を補助バッテリ収納室16に挿入する状態で、固定リブ23をガイド溝24に案内して、電池組立20を補助バッテリ収納室16の定位置に配置する。ガイド溝24に案内された固定リブ23は、ガイド溝24の横方向の位置ずれ、すなわち、固定リブ23の厚さ方向の位置ずれが阻止される。ガイド溝24は、固定リブ23を挿入できるように、上下方向に延びる形状で外周壁12の内面に設けられる。また、電池組立20を補助バッテリ収納室16に挿入する状態で、固定リブ23が挿入できるように、インナーケース21のプレート部22Aから突出する形状の固定リブ23、すなわち、プレート部22Aと同一平面に配置している固定リブ23を案内できる形状に成形される。ガイド溝24を設けるために、プラスチック製の鉛電池ケース10は、端部の外周壁12と平行にガイド凸条25を一体的に成形して設けて、ガイド凸条25と端部の外周壁12との間にガイド溝24を設けている。
さらに、図4と図9に示す鉛電池ケース10は、一方(図4においては右後方)の対向面12Xの内面に、2列のガイド凸条25を一体的に成形して設けて、これ等のガイド凸条25の間にもガイド溝24を設けている。このガイド溝24は、インナーケース21の片側(図4においては右後方)の上部に設けた固定リブ23であって、インナーケース21の周壁22Bから突出する固定リブ23を案内する。
さらに、図10の断面図に示す鉛電池ケース10は、インナーケース21の2列の固定リブ23を案内するために、電池間の区画壁13A側の内側に、電池間の区画壁13Aと平行にガイド凸条25を一体的に成形して設けて、ガイド凸条25と電池間の区画壁13Aとの間にもガイド溝24を設けている。この構造は、インナーケース21から突出する2列の固定リブ23をそれぞれガイド溝24に案内するので、電池組立20の位置ずれや振動をより確実に阻止できる。
さらに、ガイド溝24は、図11の拡大断面斜視図に示すように、溝壁24Aの内面に、補助バッテリ収納室16に挿入された電池組立20の固定リブ23を圧接する圧接凸部26を設けて、ここに挿入される固定リブ23を圧接凸部26に圧接することができる。この構造のバッテリは、電池組立20の固定リブ23を圧接凸部26に圧接することで、ガイド溝24の溝壁24Aを介して補助バッテリ収納室16の外周壁12に圧接できる。この構造は、固定リブ23をガイド溝24に挿入する状態で、固定リブ23を圧接凸部26に圧接させて、固定リブ23の横方向の位置ずれを阻止できる。このため、固定リブ23をガイド溝24に挿入することで、電池組立20の位置ずれや振動をより確実に阻止できる。図11に示す鉛電池ケース10は、ガイド溝24の下端において、固定リブ23の挿入方向に延びる凸条を設けて圧接凸部26としている。図に示す鉛電池ケース10は、ガイド凸条25の内面側の溝壁24Aに圧接凸部26を設けているが、圧接凸部は、外周壁の内面側の溝壁に設けることもできる。
以上の補助バッテリを備えるバッテリ100は、以下の工程で組み立てられる。
[成形工程]
ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂で鉛電池ケース10を成形する。この鉛電池ケース10は、外周壁12と区画壁13と電池間の区画壁13Aと底板11とを一体的に成形している。さらに、熱可塑性樹脂で鉛電池蓋17を成形する。
[セル室15と補助バッテリ収納室16の充填工程]
成形された鉛電池ケース10のセル室15に、鉛バッテリ1の正負の電極板41を収納し、鉛バッテリ1の電極板41を直列に接続する。鉛バッテリ1の電極板41は、区画壁13を貫通する接続部(図示せず)を介して直列に接続される。補助バッテリ収納室16に電池組立20を挿入する。電池組立20は、インナーケース21から突出する固定リブ23がガイド溝24に案内されながら挿入される。この状態で、電池組立20の固定リブ23は外周壁12を圧接して、電池組立20は補助バッテリ収納室16の定位置に配置される。
[鉛電池ケース10に鉛電池蓋17を溶着する工程]
鉛電池ケース10に鉛電池蓋17を溶着して、鉛電池ケース10の上方開口部を閉塞する。この工程は、鉛電池蓋17の上面に超音波ホーンを押し付け、鉛電池蓋17に超音波振動を与えて、鉛電池蓋17の内面に、鉛電池ケース10の上縁を溶着する。ただ、加熱している熱板を鉛電池蓋17の上面に押し付けて、鉛電池蓋17を鉛電池ケース10に熱溶着することもできる。鉛電池ケース10に熱溶着される鉛電池蓋17は、鉛バッテリ1の電極に接続している出力端子3を貫通させて、上面に突出させている。鉛電池蓋17を鉛電池ケース10に熱溶着した後、鉛電池蓋17に電解液42を充填する。ただし、鉛バッテリを密閉型とするバッテリは、鉛電池蓋を鉛電池ケースに熱溶着する前に、セル室に電解液を充填する。
[配線工程]
補助バッテリ2の接続端子31を鉛バッテリ1の出力端子3に直接に、あるいはスイッチング素子8を介して並列に接続する。
100…バッテリ
1…鉛バッテリ
2…補助バッテリ
2A…円筒形電池
3…出力端子
8…スイッチング素子
9…制御回路
10…鉛電池ケース
11…底板
12…外周壁
12X…対向面
13…区画壁
13A…電池間の区画壁
15…セル室
16…補助バッテリ収納室
17…鉛電池蓋
18…周壁
19…点検開口
20…電池組立
21…インナーケース
22…対向プレート
22A…プレート部
22B…周壁
22C…凸条
23…固定リブ
24…ガイド溝
24A…溝壁
25…ガイド凸条
26…圧接凸部
31…接続端子
41…電極板
42…電解液

Claims (10)

  1. 箱形に成形している外周壁の内側を複数の区画壁で区画して、複数のセル室と補助バッテリ収納室とを長手方向に並べて配置してなる鉛電池ケースと、
    前記鉛電池ケースに固定されて前記鉛電池ケースの少なくとも前記セル室の上方開口部を閉塞してなる鉛電池蓋と、
    前記セル室の内部に配置してなる正負の電極板と、
    前記セル室の内部に充填してなる電解液と、
    前記補助バッテリ収納室に収納してなる電池組立とを備える補助バッテリを備えるバッテリであって、
    前記電池組立が、鉛バッテリに接続してなる補助バッテリと、この補助バッテリを前記補助バッテリ収納室の定位置に配置しているインナーケースとを備え、
    前記補助バッテリ収納室内は、前記外周壁の対向する内面である対向面を、上方開口部に向かって内幅を広くするテーパー状に成形しており、
    前記インナーケースが、前記外周壁に圧接される固定リブを側縁に設けており、
    前記インナーケースが前記補助バッテリ収納室に挿入される状態で、前記固定リブを前記補助バッテリ収納室の外周壁に圧接して、前記電池組立を前記補助バッテリ収納室の定位置に配置してなる補助バッテリを備えるバッテリ。
  2. 前記インナーケースの両側縁に前記固定リブを設けてなる請求項1に記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  3. 前記インナーケースが、前記対向面と対向する両側縁に複数の固定リブを平行に設けてなる請求項2に記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  4. 前記インナーケースの下部に設けてなる固定リブが前記補助バッテリ収納室の底部で前記外周壁に圧接されて前記電池組立を前記補助バッテリ収納室の定位置に配置してなる請求項1ないし3のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  5. 前記インナーケースの下部と上部に設けてなる固定リブが前記補助バッテリ収納室の底部と上部とで前記外周壁に圧接されて前記電池組立を前記補助バッテリ収納室の定位置に配置してなる請求項1ないし4のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  6. 前記補助バッテリ収納室の外周壁内面に、前記固定リブを案内するガイド溝を設けており、前記電池組立が前記補助バッテリ収納室に挿入される状態で、前記固定リブが前記ガイド溝に案内されて、前記電池組立を前記補助バッテリ収納室の定位置に配置してなる請求項1ないし5のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  7. 前記ガイド溝の溝壁内面に、前記補助バッテリ収納室に挿入された前記電池組立の前記固定リブを圧接する圧接凸部を設けており、前記固定リブが前記溝壁を介して前記補助バッテリ収納室の外周壁に圧接してなる請求項6に記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  8. 前記鉛電池ケースと前記インナーケースがプラスチック製で、前記インナーケースが前記固定リブを一体的に成形して設けており、前記電池組立が前記補助バッテリ収納室に挿入される状態で、前記固定リブが、前記補助バッテリ収納室の外周壁に圧接する部分で変形して、押圧状態に圧接されてなる請求項1ないし7のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  9. 前記補助バッテリがニッケル水素電池とリチウムイオン二次電池の何れかである請求項1ないし8のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
  10. 前記鉛電池ケースの平面形状が長方形で、長方形の長手方向の一端部に補助バッテリ収納室を設けてなる請求項1ないし9のいずれかに記載される補助バッテリを備えるバッテリ。
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