JP6138405B1 - 挿入装置 - Google Patents

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Abstract

挿入装置は、細長形状の挿入部(10)と、回転駆動されて挿入部(10)を進退させる回転体(14)と、回転体(14)に駆動力を供給する駆動力供給源(18)と、挿入部(10)に設けられ、挿入部(10)の硬度を変化させる硬度可変部(22)と、硬度可変部(22)によって変化した挿入部の硬度を検出する硬度検出部(28)と、硬度検出部(28)によって検出された挿入部(10)の硬度に応じて駆動力供給源(18)を制御する制御部とを備える。

Description

本発明は、自走式の挿入装置に関する。
一般に、内視鏡等の挿入装置は、管腔内に挿入される。この種の挿入装置のうち、例えば挿入部に挿入補助具としての回転体が設けられた自走式の挿入装置が知られている。この種の自走式の挿入装置では、回転体を回転させることによる推進力によって挿入部を進退させることによって、操作者による挿入部の挿入操作が補助される。この種の挿入補助具を備えた挿入装置に関する提案は、例えば日本国特開2014−004268号公報においてなされている。
また、大腸のように複雑な屈曲をもつ場所に挿入部を挿入する場合、挿入部が深部に挿入されるほどに挿入部がたわんでしまい、手元からの挿入に対して先端側に力が加わらなくなる。このため、例えば日本国特開2004−188217号公報においては、挿入部の硬度を硬くする機構によって挿入部のたわみを補正することにより、挿入部の挿入を補助し易くしている。
日本国特開2014−004268号公報のような自走式の挿入装置の場合でも、挿入部がたわむと内部に配置されたドライブシャフトもたわんでしまうため効率のよい挿入部の挿入は困難になる。したがって、自走式の挿入装置に対しても日本国特開2004−188217号公報のような硬度可変の機構を採用することは有用である。ここで、硬度可変によってドライブシャフトのたわみが補正されるとそれに応じて回転体の制御を行うことが望ましい。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、硬度可変の機構を備えた挿入装置において、硬度可変量を考慮して回転体の制御を行うことが可能な挿入装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様の挿入装置は、細長形状の挿入部と、回転駆動されて前記挿入部を進退させる回転体と、前記回転体に駆動力を供給する駆動力供給源と、前記挿入部に設けられ、前記挿入部の硬度を変化させる硬度可変部と、前記硬度可変部によって変化した前記挿入部の硬度を検出する硬度検出部と、前記硬度検出部によって検出された前記挿入部の硬度に応じて前記駆動力供給源を制御する制御部とを具備する。
本発明によれば、硬度可変の機構を備えた挿入装置において、硬度可変量を考慮して回転体の制御を行うことが可能な挿入装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る挿入装置の一例としての内視鏡システムの構成を示す図である。 図2は、硬度可変部の第1の例の構成を示す図である。 図3Aは、硬度可変の例を示す図である。 図3Bは、硬度可変の例を示す図である。 図4は、硬度リングの回転量とポテンショメータの出力値との関係を示すグラフである。 図5は、硬度可変部の第2の例の構成を示す図である。 図6は、硬度リングの回転量とホールセンサの出力値との関係を示すグラフである。 図7は、コントローラの電気回路構成を示すブロック図である。 図8は、スパイラルチューブを含む駆動部のトルク特性を示すグラフの第1の例である。 図9は、スパイラルチューブを含む駆動部のトルク特性を示すグラフの第2の例である。 図10は、大腸の深部まで挿入部が挿入される際の硬度可変の使われ方を示す図である。 図11は、図10で示した各挿入ポイントでの硬度可変の有無と挿入に必要なトルクを得るためのモータ電流との関係を示す図である。 図12は、硬度可変量(ポテンショメータの出力)と、指標電流と、補正電流との対応関係の一例を示す図である。 図13は、トルクリミット機能の処理について示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る挿入装置の一例としての内視鏡システムの構成を示す図である。内視鏡システムは、内視鏡1を有している。内視鏡1は、挿入部10と、操作部11とを有している。挿入部10は、細長形状であり、生体内に挿入されるように構成されている。操作部11は、挿入部10の基端部に設けられている。この操作部11は、ユニバーサルコード12より光源装置29を介してコントローラ13に接続されている。以下において、挿入部10の先端の側を先端側とし、挿入部10の操作部11が設けられている側を基端側とする。
挿入部10は、先端部と湾曲部とを有する。先端部は、挿入部10の最先端に形成されており、湾曲しないような構成を有している。先端部は、その内部に撮像素子を有している。撮像素子は、例えば挿入部10の先端側の被写体像に基づく映像信号を生成する。撮像素子で生成された映像信号は、挿入部10及びユニバーサルコード12を通る図示しない信号線を介して光源装置29に接続され、コントローラ13に伝送される。湾曲部は、先端部の基端側に形成されている部分であり、操作部11に設けられたUDノブ11a又はRLノブ11bの操作に応じて能動的に湾曲する部分を含む。
挿入部10にはスパイラルチューブ14が装着される。スパイラルチューブ14は、例えばゴムのような軟性材料により筒形状に形成された回転体である。このスパイラルチューブ14の外周面には、長手軸に沿って螺旋形状のフィンが設けられている。また、スパイラルチューブ14は、挿入部10の内部に設けられた駆動部15に挿入部10の被覆を介して接している。駆動部15は、ドライブシャフト16の一端に取り付けられている。このドライブシャフト16の他端にはギア17a、17bを介して駆動力供給源としてのモータ18が接続されている。なお、モータ18の近傍には、エンコーダが設けられている。このエンコーダは、モータ18の回転量を回転信号としてユニバーサルコード12より光源装置29を介してコントローラ13に出力する。
また、挿入部10の内部のスパイラルチューブ14の付近には、ドライブシャフト16が挿通される開口が形成された前口金19が設けられている。前口金19にはワイヤ20が取り付けられている。ワイヤ20の長手方向には、図示しない複数のコイルパイプが設けられている。そして、このようなワイヤ20は、ドライブシャフト16及びワイヤ20が挿通されるための開口が形成された後口金21を介して硬度可変部22に取り付けられている。硬度可変部22の詳細について後で説明する。
コントローラ13は、例えばASICによって構成された制御部である。例えば、コントローラ13は、操作部11の前進スイッチ11c又はフットスイッチ130のペダル130aの操作を受けて挿入部10を前進させるようにモータ18の駆動電力を制御し、操作部11の後退スイッチ11d又はフットスイッチ130のペダル130bの操作を受けて挿入部10を後退させるようにモータ18の駆動電力を制御する。ここで、挿入部10の前進とは、挿入部10の先端方向への移動である。また、挿入部10の後退とは、挿入部10の基端方向への移動である。また、コントローラ13は、例えばモータ18の近傍に配置されたエンコーダからの回転信号を受け取り、この回転信号に基づいてモータ18が予め設定された回転量で回転するようにモータ18の駆動電力を制御する。また、コントローラ13は、モータ18のトルクが予め設定されたトルクリミット値以上となったときにモータ18への駆動電力の供給を停止する。挿入部10からの映像信号に基づく種々の映像は、ユニバーサルコード12に接続された光源装置29を介してビデオプロセッサ30に入力され、図示しないモニタに表示される。
コントローラ13には、フットスイッチ130が接続されている。フットスイッチ130は、操作者によって踏み込まれるペダルを有し、ペダルの踏み込み量に応じた指令信号をコントローラ13に対して発する。例えば、右足用のペダル130aが踏み込まれた場合には、フットスイッチ130は、スパイラルチューブ14を前進させるための指令信号を発する。また、左足用のペダル130bが踏み込まれた場合には、フットスイッチ130は、スパイラルチューブ14を後退させるための指令信号を発する。
図2は、硬度可変部22の第1の例の構成を示す図である。図2において、ワイヤ20は、移動リング23に取り付けられている。移動リング23には、ピン24が取り付けられている。カムリング25には、図示しないなだらかなカム溝が形成されている。このカムリング25は、硬度リング26に取り付けられている。ピン24は、挿入部10の長手方向と直交する方向に延びており、カムリング25のカム溝に取り付けられている。硬度リング26は、操作者によって回転操作可能に構成された操作部である。すなわち、移動リング23は、硬度リング26の回転操作に伴ってカムリング25が回転することによるピン24のカムリング25のカム形状に沿った移動に伴って上下に移動する。
また、カムリング25には内歯が形成されており、この内歯にはカムリング25の回転に伴って挿入部10の長手軸周りに回転可能なギア27が噛み合っている。ギア27には、硬度検出部としてのポテンショメータ28が組みつけられている。
図2に示すような構成において、操作者が硬度リング26を回転させると、この硬度リング26の回転に伴ってピン24は硬度リング26に取り付けられたカムリング25に形成されたカム溝に沿って移動する。このとき、移動リング23は、ピン24の移動に伴って上下する。移動リング23が上下すると、ワイヤ20が押し引きされることによってワイヤ20に取り付けられたコイルパイプが伸縮する。例えば、ワイヤ20が押される方向に硬度リング26が回転された場合にはコイルパイプは伸びた状態となり、図3Aに示すように、挿入部10及びその内部のドライブシャフト16は容易に屈曲する状態になる。一方、ワイヤ20が引っ張られる方向に硬度リング26が回転された場合にはコイルパイプは縮んだ状態となり、図3Bに示すように、挿入部10及びその内部のドライブシャフト16は容易には屈曲しない状態になる。以下では、図3Aの状態を挿入部10の硬度可変がかけられている状態であり、図3Bの状態を挿入部10の硬度可変がかけられていない状態であるとする。
硬度リング26が回転すると、硬度リング26と噛み合っているカムリング25も回転する。カムリング25の回転はギア27を介してポテンショメータ28に伝達される。ポテンショメータ28は、回転式のポテンショメータであり、ギア27の回転によって回転することによって抵抗値を変化させるように構成されている。例えば、硬度リング26が最も回転していない状態のポテンショメータ28の抵抗値が最小値を示すとすると、図4に示すように、硬度リング26の回転量とポテンショメータ28の抵抗値とはほぼ比例する。したがって、硬度リング26の回転量と挿入部10の硬度可変の量とを予め対応付けしておくことにより、ポテンショメータ28の出力から硬度可変の量を検出することが可能である。
ここで、硬度可変部22の構成は、種々に変更可能である。例えば、図5は、硬度検出部の構成が変更された硬度可変部22の構成を示す図である。図5において、図2と同様の構成については、図2と同様の参照符号を付している。図5のカムリング25の側面には、マグネット31が取り付けられている。このマグネット31で発生した磁束を検出可能なようにホールセンサ32が配置されている。
硬度リング26が回転すると、マグネット31とホールセンサ32との距離が変化し、これに伴ってホールセンサ32で検出される磁束の大きさも変化する。例えば、硬度リング26が最も回転していない状態でマグネット31とホールセンサ32との距離が最も近い状態であるとすると、このときにホールセンサ32の出力値は最大値を示し、マグネット31とホールセンサ32との距離が長くなるのに従ってホールセンサ32の出力は小さくなっていく。このため、硬度リング26の回転量とホールセンサ32の出力との関係は図6に示すようになる。したがって、硬度リング26の回転量と挿入部10の硬度可変の量とを予め対応付けしておくことにより、ホールセンサ32の出力から硬度可変の量を検出することが可能である。
図7は、コントローラ13の電気回路構成を示すブロック図である。なお、図7において、硬度検出部は、ポテンショメータ28であるとしている。硬度検出部は、マグネット31とホールセンサ32との組み合わせであってもよい。この他、硬度検出部は、硬度リング26の回転量を検出するエンコーダ等であってもよい。
図7に示すように、コントローラ13は、電源回路41と、モータ制御回路42と、リミット設定回路43と、補正回路44と、指標電流設定回路45と、補正電流設定回路46とを有している。
電源回路41は、コントローラ13の各ブロックを駆動するための電力を生成し、生成した電力をコントローラ13の各ブロックに供給する。
モータ制御回路42は、モータ18に供給する駆動電力の大きさを制御(例えば電流の大きさを制御)することによってモータ18の駆動を制御する。モータ制御回路42は、スパイラルチューブ14の回転数が設定回転数(例えば30rpm)となるようにモータ18に供給するモータ電流の大きさを制御する。例えば、モータ制御回路42は、モータ18に設けられたエンコーダの回転信号を受け取り、この回転信号が設定回転数を示すようにモータ18に供給する電流の大きさを設定する。このような制御により、スパイラルチューブ14が体腔内で回転することによってスパイラルチューブ14のトルクが変動しても、スパイラルチューブ14の回転数は一定の回転数に維持される。
また、モータ制御回路42は、スパイラルチューブ14(実際にはモータ18)のトルクリミット状態を判定したときにモータ18への電力供給を停止する。トルクリミット状態とは、スパイラルチューブ14のトルクが所定の上限値に達した状態である。すなわち、モータ制御回路42は、モータ18に設けられたエンコーダからの回転信号(トルクに対応する)から求められるモータ電流をリミット設定回路43によって設定されている閾値であるトルクリミット値と比較する。そして、モータ制御回路42は、モータ電流の値がトルクリミット値となったときには、モータ18への電力供給を停止する。
リミット設定回路43は、トルクリミット値を設定する。トルクリミット値は、予め設定されている基準のトルクリミット値に補正値を加算することによって設定される。
補正回路44は、ポテンショメータ28で検出される硬度可変量(硬度リング26の回転量)と対応する指標電流を指標電流設定回路45から読み出し、読み出した指標電流とモータ18に設けられたエンコーダからの回転信号から求められるモータ電流とを比較し、この比較結果に基づいて補正電流設定回路46から補正電流を選択する。
指標電流設定回路45は、指標電流を設定する。指標電流は、硬度可変に応じたトルクリミット値の補正を行うか否かを判定するための閾値である。
補正電流設定回路46は、補正電流を設定する。補正電流は、硬度可変量に対応付けられたトルクリミット値を補正するための補正電流の値である。
以下、本実施形態における挿入装置の動作としてのトルクリミット値の補正動作について説明する。図8及び図9は、スパイラルチューブ14を含む駆動部15のトルク特性を示すグラフである。ここで、図8は、硬度可変がかけられていない状態を基準にしてトルクリミット値を設定したときのグラフを示し、図9は、硬度可変がかけられた状態を基準にしてトルクリミット値を設定したときのグラフを示す。また、図8及び図9の破線のグラフは硬度可変がかけられていない状態のグラフを示し、図8及び図9の実線のグラフは硬度可変がかけられている状態のグラフを示す。
まず、図8から説明する。ここで、図8のTL1を硬度可変がかけられていない場合にスパイラルチューブ14にかけることが可能なトルクの値であるとする。このとき、スパイラルチューブ14のトルクがTL1を超えてしまわないようにモータ18の制御がされる。トルクTL1のときのモータ電流をトルクリミット値ILとすると、コントローラ13は、モータ電流の値がトルクリミット値ILを超えないような制御をする。
ここで、硬度可変がかけられた場合には、硬度可変がかけられていない場合に比べてトルクの変化量に対するモータ電流の変化量が減少する。したがって、硬度可変がかけられているときに硬度可変がかけられていないときと同じトルクリミット値ILでモータ18の制御をしてしまうと、スパイラルチューブ14のトルクがTL2となったときにモータ18が停止することになる。この場合、体腔内にスパイラルチューブ14による過剰なトルクがかかっている可能性がある。
また、図9のTL2を硬度可変がかけられた場合にスパイラルチューブ14にかけることが可能なトルクの値であるとする。このとき、スパイラルチューブ14のトルクがTL2を超えてしまわないようにモータ18の制御がされる。トルクTL2のときのモータ電流をトルクリミット値ILとすると、コントローラ13は、モータ電流の値がトルクリミット値ILを超えないような制御をする。
前述と同様に、硬度可変がかけられた場合には、硬度可変がかけられていない場合に比べてトルクの変化量に対するモータ電流の変化量が減少する。したがって、硬度可変がかけられていないときに硬度可変がかけられたときと同じトルクリミット値ILでモータ18の制御をしてしまうと、スパイラルチューブ14のトルクがTL1となる前にモータ18が停止することになる。この場合、挿入部10の挿入に有効なトルクが発生していないことになる。
このように硬度可変の有無によってトルクリミット値とすべきモータ電流の値を変えることが好ましい。例えば、硬度可変がかけられている状態と硬度可変がかけられていない状態とで同じトルクでトルクリミット状態であると判定されるためには、硬度可変がかけられていない場合にスパイラルチューブ14にかけることが可能なトルクの値TL1に対応したモータ電流IL1と硬度可変がかけられた場合にスパイラルチューブ14にかけることが可能なトルクの値TL2に対応したモータ電流IL2との差Δiを基準のトルクリミット値に加算すればよい。
以下に具体的な補正方法を説明する。まず、トルクリミット値の基準値を設定しておく。トルクリミット値の基準値は、例えば挿入部10に全くたわみないがなく、かつ、硬度可変もかけられていない場合においてスパイラルチューブ14にかけることが可能なトルクの値に相当するモータ電流の値であるとする。以下ではこの基準のトルクリミット値をトルクリミット値ILfとする。
ここで、モータ18に同じ大きさのモータ電流を供給したとしても、挿入部10のたわみの状態によってはスパイラルチューブ14にかかるトルクは変動する。また、硬度可変量のかけ方によってもスパイラルチューブ14にかかるトルクは変動する。したがって、本実施形態では、代表的な挿入部10の状態に対応した指標電流及び補正電流を硬度可変量に応じて読み出して使用できるようにする。これにより、硬度可変量だけでなく、挿入部10のたわみの状態をも考慮してトルクリミット値を補正することが可能である。
図10は、スパイラルチューブ14が用いられる典型例としての、大腸の深部まで挿入部10が挿入される際の硬度可変の使われ方を示す図である。図10のIは、脾湾までの挿入部10の挿入の形態を示している。図10のIでは、S字結腸部は折り畳まれた状態で挿入部10が挿入される状態が想定されている。また、図10のA、B、Cは硬度可変が利用されずに大腸内への各挿入ポイントに挿入部が挿入されていく状態を示し、図10のa、b、cは硬度可変が利用されて大腸内への各挿入ポイントに挿入部が挿入されていく状態を示す。図10のA及びaは、挿入部10が脾湾部を超えるときの状態を示している。図10のB及びbは、挿入部10が横行結腸の下垂部を超えるときの状態を示している。図10のC及びcは、挿入部10が肝湾曲を超えるときの状態を示している。
大腸内へ挿入部10が挿入される際、図10のIで示すように、挿入部10は、折り畳まれた状態のS字結腸を通過して脾湾部に到達する。
ここで、硬度可変を利用せずに挿入部10に脾湾部を超えさせる場合には、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作をする。このとき、図10のAで示すように、挿入部10は脾湾部を超えるものの、折り畳まれたS字結腸部は伸ばされる。一方、硬度可変を利用して挿入部10に脾湾部を超えさせる場合に、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作をしつつ、挿入部10にある程度の硬度が得られるように硬度リング26を回す(このときの硬度リング26の回転量を回転量1とする)。このとき、挿入部10のたわみが少なくなるので、図10のaで示すように、S字結腸部は崩されることなく、挿入部10は脾湾部を超える。
続いて、硬度可変を利用せずに挿入部10に横行結腸の下垂部を超えさせる場合には、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作を継続する。横行結腸の下垂部では挿入長が長くなるため、挿入部10の先端までのトルクの伝達性が悪くなる。したがって、図10のBで示すように、横行結腸の挿入部10はたわみ、さらにS字結腸部の挿入部10もS字結腸部を突き上げるようにたわむ。一方、硬度可変を利用して挿入部10に脾湾部を超えさせる場合に、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作をしつつ、挿入部10にさらなる硬度が得られるように硬度リング26をさらに回す(このときの硬度リング26の回転量を回転量2とする。回転量2は、回転量1よりも多い回転量である)。このとき、挿入部10のたわみがさらに少なくなるので、挿入部10は、図10のbで示すように、S字結腸を崩さずに挿入される。
続いて、硬度可変を利用せずに挿入部10に肝湾曲を超えさせる場合には、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作を継続する。肝湾曲では挿入長がさらに長くなるため、挿入部10の先端までのトルクの伝達性がさらに悪くなる。したがって、図10のCで示すように、下行結腸の部分の挿入部10のたわみが大きくなる。一方、硬度可変を利用して挿入部10に肝湾曲を超えさせる場合に、操作者は、スパイラルチューブ14を回転させる操作をしつつ、挿入部10にさらなる硬度が得られるように硬度リング26をさらに回す(このときの硬度リング26の回転量を回転量3とする。回転量3は、回転量2よりも多い回転量である)。このとき、挿入部10のたわみがさらに少なくなるので、挿入部10は、図10のcで示すように、肝湾曲を超える。
このように、大腸の深部までの挿入部10の挿入では、通常、3段階の硬度可変が利用される。したがって、本実施形態では、この3段階の硬度可変に応じた補正電流を選択可能にする。図11は、図10で示した各挿入ポイントでの硬度可変の有無と挿入に必要なトルクを得るためのモータ電流との関係を示す図である。ここで、図11において、横軸は、挿入ポイントを示している。また、縦軸は、モータ電流の値を示している。なお、縦軸におけるIAは、挿入ポイントが脾湾部であるときであって、硬度可変がかかっていないときのモータ電流の値を示している。また、Iaは、挿入ポイントが脾湾部であるときであって、硬度可変がかかっているときのモータ電流の値を示している。また、IBは、挿入ポイントが横行結腸の下垂部であるときであって、硬度可変がかかっていないときのモータ電流の値を示している。また、Ibは、挿入ポイントが横行結腸の下垂部であるときであって、硬度可変がかかっているときのモータ電流の値を示している。また、ICは、挿入ポイントが肝湾曲であるときであって、硬度可変がかかっていないときのモータ電流の値を示している。また、ICは、挿入ポイントが肝湾曲であるときであって、硬度可変がかかっているときのモータ電流の値を示している。さらに、Δiaは、IAとIaの差、すなわち挿入ポイントが脾湾部であるときの補正電流を示す。Δibは、IBとIbの差、すなわち挿入ポイントが横行結腸の下垂部であるときの補正電流を示す。Δicは、ICとIcの差、すなわち挿入ポイントが肝湾曲であるときの補正電流を示す。
図11に示すように、大腸の深部となるほどに、すなわち挿入長が長くなるほどに挿入に必要なモータ電流の大きさは増加し、また、硬度可変が無い場合には挿入に必要なモータ電流の大きさは増加する。さらに、硬度可変の大きさが増加するほどに挿入に必要なモータ電流の大きさは減少する。このような図11の関係から、指標電流及び補正電流を数値化する。
図12は、硬度可変量(ポテンショメータ28の出力)と、指標電流と、補正電流との対応関係の一例を示す。指標電流設定回路45は、図12に示す値のうち、ポテンショメータ28の出力値と指標電流の値とを対応付けて記憶している。指標電流としては、モータ電流IA、IB、ICの値が用いられる。これらの指標電流をエンコーダからの回転信号に基づいて算出されるモータ電流と比較することにより、挿入部10の状態が実際に図10のa、b、cの何れかの状態であるか否かを判定することができる。また、補正電流設定回路46は、図12に示す値のうち、ポテンショメータ28の出力値と補正電流の値とを対応付けて記憶している。補正電流の値は、Δia、Δib、Δicの値が用いられる。これらの補正電流の値を基準のトルクリミット値ILfに加算することによってトルクリミット値が補正される。
図13は、トルクリミットの処理について示すフローチャートである。図13の処理は、例えばコントローラ13の電源がオンされ、その後に前進スイッチ11c、後退スイッチ11d、ペダル130a、ペダル130bの何れかの操作があった場合に開始される。また、説明を簡単にするために、以下においては硬度リング26の回転量は、回転量1(ポテンショメータ28の出力値がRa)、回転量2(ポテンショメータ28の出力値がRb)、回転量3(ポテンショメータ28の出力値がRc)の何れかの状態しかとらないものとする。なお、Rc>Rb>Raである。
ステップS1において、コントローラ13のモータ制御回路42は、前進スイッチ11c、後退スイッチ11d、ペダル130a、ペダル130bの操作に応じてモータ18を回転させるようにモータ18への電力の供給を開始する。モータ18の回転に伴ってスパイラルチューブ14も回転する。
ステップS2において、コントローラ13の補正回路44は、硬度可変がされたか否かを判定する。ステップS2においては、ポテンショメータ28からの信号が入力された場合に、硬度可変がされたと判定される。ステップS2において、硬度可変がされたと判定された場合には、処理はステップS3に移行する。ステップS2において、硬度可変がされていないと判定された場合には、処理はステップS10に移行する。
ステップS3において、補正回路44は、ポテンショメータ28の値を判定する。ポテンショメータ28の値がRaであれば、処理はステップS4に移行する。ポテンショメータ28の値がRbであれば、処理はステップS6に移行する。ポテンショメータ28の値がRcであれば、処理はステップS8に移行する。
ステップS4において、補正回路44は、エンコーダからの回転信号に基づいて算出されるモータ電流Imの値が指標電流IA以上であるか否かを判定する。ステップS4において、モータ電流Imの値が指標電流IA以上であると判定された場合には、処理はステップS5に移行する。ステップS4において、モータ電流Imの値が指標電流IA未満であると判定された場合には、処理はステップS11に移行する。
ポテンショメータ28の値がRaであり、かつ、モータ電流Imの値が指標電流IA以上である場合は、図10のaの状態であると想定される。この場合にはトルクリミット値の補正の必要があるとして、ステップS5において、補正回路44は、補正電流設定回路46から補正電流Δiaを読み出し、読み出した補正電流Δiaをリミット設定回路43に出力する。リミット設定回路43は、補正電流Δiaをトルクリミット値の基準値ILfに加算することによってトルクリミット値ILを補正する。その後、処理はステップS11に移行する。
ステップS6において、補正回路44は、エンコーダからの回転信号に基づいて算出されるモータ電流Imの値が指標電流IB以上であるか否かを判定する。ステップS6において、モータ電流Imの値が指標電流IB以上であると判定された場合には、処理はステップS7に移行する。ステップS6において、モータ電流Imの値が指標電流IB未満であると判定された場合には、処理はステップS4に移行する。これは、例えば図10のaの状態において余分に硬度可変がかけられている場合である。
ポテンショメータ28の値がRbであり、かつ、モータ電流Imの値が指標電流IB以上である場合は、図10のbの状態であると想定される。この場合にはトルクリミット値の補正の必要があるとして、ステップS7において、補正回路44は、補正電流設定回路46から補正電流Δibを読み出し、読み出した補正電流Δibをリミット設定回路43に出力する。リミット設定回路43は、補正電流Δibをトルクリミット値の基準値ILfに加算することによってトルクリミット値ILを補正する。その後、処理はステップS11に移行する。
ステップS8において、補正回路44は、エンコーダからの回転信号に基づいて算出されるモータ電流Imの値が指標電流IC以上であるか否かを判定する。ステップS8において、モータ電流Imの値が指標電流IC以上であると判定された場合には、処理はステップS9に移行する。ステップS8において、モータ電流Imの値が指標電流IC未満であると判定された場合には、処理はステップS6に移行する。これは、例えば図10のa又はbの状態において余分に硬度可変がかけられている場合である。
ポテンショメータ28の値がRcであり、かつ、モータ電流Imの値が指標電流IC以上である場合は、図10のcの状態であると想定される。この場合にはトルクリミット値の補正の必要があるとして、ステップS9において、補正回路44は、補正電流設定回路46から補正電流Δicを読み出し、読み出した補正電流Δicをリミット設定回路43に出力する。リミット設定回路43は、補正電流Δicをトルクリミット値の基準値ILfに加算することによってトルクリミット値ILを補正する。その後、処理はステップS11に移行する。
ステップS10において、補正回路44は、トルクリミット値ILを基準値ILfに設定する。硬度可変がされていないので、トルクリミット値ILは、基準値ILfに戻される。その後、処理は、ステップS11に移行する。
ステップS11において、モータ制御回路42は、エンコーダからの回転信号に基づいて算出されるモータ電流Imの値がリミット設定回路43に設定されているトルクリミット値IL以上であるか否かを判定する。ステップS11において、モータ電流Imの値がリミット設定回路43に設定されているトルクリミット値IL以上であると判定された場合には、処理はステップS12に移行する。ステップS11において、モータ電流Imの値がリミット設定回路43に設定されているトルクリミット値IL以上でないと判定された場合には、処理はステップS13に移行する。
ステップS12において、モータ制御回路42は、モータ18への電力の供給を停止する。これにより、スパイラルチューブ14に過剰なトルクが発生することが抑制される。なお、トルクリミット機能が動作した後は、前進スイッチ11c、後退スイッチ11d、ペダル130a、ペダル130bの何れかの操作があった場合にモータ18の回転が再開される。その後、処理は、ステップS13に移行する。
ステップS13において、モータ制御回路42は、コントローラ13の電源がオフされたか否かを判定する。ステップS13においてコントローラ13の電源がオフされていないと判定されたとき、処理はステップS2に戻る。ステップS13においてコントローラ13の電源がオフされたと判定されたとき、図13の処理は終了される。
以上説明したように本実施形態によれば、硬度可変部22を備えた内視鏡において、硬度可変部22の硬度可変量に応じてモータ18の駆動を制御している。これにより、トルクリミット機能を適切に動作させつつ、硬度可変量に応じた最適なモータ電流でモータ18を制御することが可能である。このことは、フットスイッチ等だけでなく硬度リング26の回転操作によってもスパイラルチューブ14のトルクを可変させることができるということも意味している。
ここで、前述の実施形態では、挿入装置としての内視鏡1の挿入部10を進退させる回転体は、スパイラルチューブ14である。これに対し、本実施形態の技術は、回転体によって挿入部10を進退させる各種の挿入装置に適用可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。また、前述の各動作フローチャートの説明の順で動作を実施することは必須ではない。
また、前述した実施形態による各処理は、コンピュータとしてのCPU等に実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。この他、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、CPU等は、この外部記憶装置の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行することができる。

Claims (4)

  1. 細長形状の挿入部と、
    回転駆動されて前記挿入部を進退させる回転体と、
    前記回転体に駆動力を供給する駆動力供給源と、
    前記挿入部に設けられ、前記挿入部の硬度を変化させる硬度可変部と、
    前記硬度可変部によって変化した前記挿入部の硬度を検出する硬度検出部と、
    前記硬度検出部によって検出された前記挿入部の硬度に応じて前記駆動力供給源を制御する制御部と、
    を具備する挿入装置。
  2. 前記制御部は、前記硬度検出部によって検出された前記挿入部の硬度に応じて前記回転体のトルクの上限値に対応したトルクリミット値を補正する請求項1に記載の挿入装置。
  3. 前記制御部は、前記硬度検出部によって検出された前記挿入部の硬度が硬くなるほど、前記トルクリミット値を大きくするように補正する請求項2に記載の挿入装置。
  4. 前記硬度可変部によって前記挿入部の硬度を変化させるための操作を受け付ける操作部をさらに具備し、
    前記硬度可変部は、前記操作部の操作量に応じて前記挿入部の硬度を変化させる請求項1に記載の挿入装置。
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