JP6137879B2 - 像振れ補正装置、レンズ鏡筒、光学機器、および撮像装置 - Google Patents
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Description
図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡筒について説明する。
図1は、レンズ鏡筒100の構成部品を示す分解斜視図である。レンズ鏡筒100は、直進筒101、カム筒102、固定レンズ群103、可動レンズ群104、像振れ補正装置110を備える。図2は、組み立て後のレンズ鏡筒100を、その光軸と平行な面で切断した場合の断面図である。図2(A)はカム筒102が第1の角度位置にある状態を示す。図2(B)はカム筒102が第2の角度位置にある状態を示す。以下では、光軸方向被写体側を前側とし、光軸方向撮像素子側を後側とし、光軸に直交する方向であって光軸に近づく側(レンズ鏡筒の径方向内側)を内側と定義して各部の位置関係を説明する。
直進筒101は略円筒形状の部材であり、直進筒101の内周部に固定レンズ群103および像振れ補正装置110を保持する。また直進筒101は、直進筒101の外周部でカム筒102を回転可能に軸支する。直進筒101は、軸方向に延在する複数の直進溝1011を有する。3本の直進溝1011は、可動レンズ群104が有する3本のカムフォロワ1043とそれぞれ嵌合する。この嵌合により、直進筒101は可動レンズ群104を光軸方向にて移動可能に支持する。
可動レンズ群104は、第2レンズ群1041、第2レンズ枠1042、複数のカムフォロワ1043を備える。第2レンズ枠1042は第1レンズ群1041を保持する。カムフォロワ1043は、第2レンズ枠1042の外周部に3個所取り付けられており、直進溝1011および鏡筒カム溝1021とそれぞれ嵌合する。複数のカムフォロワ1043は直進溝1011と鏡筒カム溝1021の交点に案内される。このため、カム筒102の回転とともに、可動レンズ群104は直進溝1011の方向に沿って光軸方向に進退可能である。
このように本実施形態では、直進筒101、カム筒102、可動レンズ群104によってレンズ移動機構が構成される。
第1レンズ群1031、第2レンズ群1041、第3レンズ群1051は、レンズ鏡筒100の撮像光学系を構成する。レンズ鏡筒100を通過した被写体からの光は、撮像素子の受光面や写真フィルムの感光面などに結像する。レンズ鏡筒100は、被写体像の倍率変化や焦点調節、撮像光学系の収差調節などのために、カム筒102を操作してレンズ群同士の光軸方向の間隔を調節する。カム筒102が図2(A)に示すように第1の角度位置にある場合には、例えば撮像光学系を望遠側に設定した状態である。また、カム筒102が図2(B)に示すように第2の角度位置にある場合には、例えば撮像光学系を広角側に設定した状態である。
まず、像振れ補正装置110の構成部品を説明する。図3は、像振れ補正装置110を前側から見た場合の分解斜視図である。図4は、像振れ補正装置110を後ろ側から見た場合の分解斜視図である。像振れ補正装置110は、補正レンズ111を保持する可動部112を備える。可動部112と固定地板113との間に、複数の転動ボール114、リテーナ115が配置される。像振れ補正装置110はさらに、複数の付勢ばね116、第1の駆動部117、第2の駆動部118、蓋119を備える。第1の駆動部117は、第1の磁石1171と第1のコイル1172によって構成される。第2の駆動部118は、第2の磁石1181と第2のコイル1182によって構成される。第1の駆動部117と第2の駆動部118は、不図示の駆動制御部からの駆動信号によって第1のコイル1172、第2のコイル1182がそれぞれ通電されることでローレンツ力を発生させる。
固定地板113は略円盤状に形成され、他のレンズ群(例えば、結像光学系を構成するレンズ群)を固定するレンズ鏡筒に固定される。固定地板113は中央に開口部を備え、該開口部に可動部112が配置されることで、可動部112の移動範囲を制限する。固定地板113は光軸回り方向の3箇所に、固定側ボール支持平面部1131、固定側ボール支持球面部1132を有する。固定側ボール支持平面部(以下、固定側平面部という)1131および固定側ボール支持球面部(以下、固定側球面部という)1132は、転動ボール114が接触する固定側接触領域を構成する。固定側接触領域は、平面形状の第1領域と、球面の一部をなす形状をした第2領域を有する。
固定地板113は中央の開口部の周囲にリテーナ支持部1133を有し、リテーナ115を回転可能に軸支する。固定地板113は底面部に固定側ばねかけ部1134(図4参照)を有する。付勢ばね116の一端を取り付けるための固定側ばねかけ部1134は、光軸回り方向の3個所に等分配置される。固定地板113は側面部に回転規制部1135を有する。回転規制部1135は、固定地板113の外周部に設けられた切欠部であり、リテーナ115の可動範囲を規制する。
リテーナ115は略円盤状に形成され、リテーナ支持部1133により支持されることで、固定地板113に対し、後述の第1の位置と第2の位置の間で回転可能に軸支される。リテーナ115は、光軸回り方向にて3個所にカム溝部1151を有する。カム溝部1151の中心軸は、いわゆるアルキメデスの螺旋状に形成され、リテーナ115の回転に対して一定の割合で回転中心からの距離が変化する。カム溝部1151の幅は転動ボール114の直径に可動部112の移動可能量の半分を加えた長さよりも大きい。つまり、カム溝部1151の内部に転動ボール114を収納することができる。
蓋119は中心穴をもつ円盤状に構成され、固定地板113に固定される固定部材である。固定地板113とともに形成される空間内に可動部112やリテーナ115等が収納される。これにより、像振れ補正装置110に衝撃力が加わった場合や、姿勢差が変化した場合でも、内部の部品の脱落を防止できる。蓋119は、第1のコイル1172および第2のコイル1182を保持する(図5、図7参照)。
リテーナ115が第1の位置にある場合、図6に示すように、転動ボール114は、カム溝部1151および固定側平面部1131に囲まれた空間内に配置される。このとき、カム溝部1151に案内されることによって、転動ボール114は固定側球面部1132への転動を阻止されている。また、転動ボール114は可動部112に対して可動側平面部1121と接している。可動部112は、付勢ばね116による付勢力によって固定地板113との間に転動ボール114を挟持しているので、可動部112の、固定地板113に対する光軸方向の位置が安定して決まる。この状態で、可動部112は光軸に直交する平面内を移動可能に支持されている。第1の駆動部117および第2の駆動部118の各コイルに所定の電流を流すことにより、可動部112を平面内の目標位置に移動させることができる。この平面とは、可動側平面部1121および固定側平面部1131に対して平行な面である。可動部112の移動により、手振れなどの振動に対して撮像光学系の結ぶ像が補正されて安定化される。なお、可動部112の回転方向の位置は、3本の付勢ばね116の付勢力によって決まる安定点の位置となる。以下では、可動部112が転動ボール114によって移動可能に支持される面を、「移動可能面」と呼ぶ。リテーナ115が第1の位置にある状態で、移動可能面は平面となっている。
次に、第1実施形態の変形例を説明する。
(1)転動ボールの支持面を、曲率半径の異なる複数の曲面の組み合わせで構成する変形形態。
第1実施形態では可動側平面部1121および固定側平面部1131をそれぞれ平面形状に構成した。これらの平面部を球面部とし、その曲率半径を、可動側球面部1122および固定側球面部1132と曲率半径とは異なる構成にしてもよい。これにより、可動部112の移動可能面を、曲率半径の異なる複数の球面から選択することができる。なお、平面は曲率半径が無限大の球面と捉えることできる。よって可動側接触領域である可動側球面部1122と可動側平面部1121は、曲率半径の異なる球面で形成されていると言える。同様に、固定側接触領域である固定側球面部1132と固定側平面部1131は、曲率半径の異なる球面で形成されていると言える。
第1実施形態において、可動側平面部1121、可動側球面部1122は、それぞれ固定側平面部1131、固定側球面部1132を、転動ボール114の直径の大きさだけオフセットさせた面であった。すなわち、可動側平面部1121は、固定側平面部1131と同心の球面である(この場合、平面は球心が無限遠にあるとみなす)。また、可動側球面部1122は、固定側球面部1132と同心の球面である。これにより、リテーナ115が第1の位置、第2の位置のそれぞれにあるときに、転動ボール114の位置に依存せずに、それぞれの回転中心点から補正レンズ111までの距離を変えずに可動部112を移動することができる。
これに対して、可動側の転動ボール支持面と固定側ボール支持面のどちらか一方のみが、曲率半径の異なる面で形成される構成が挙げられる。例えば、可動部にはボール支持平面とボール支持球面が形成され、それぞれに対向する固定地板側のボール支持面が両面とも平面の場合である。この構成では、転動ボール114の位置などによって、補正レンズ111の光軸方向の位置が変化し得る。この変動量を見込んだ設計が可能であれば、対向し合う面の一方の面のみが曲率半径の異なる面で形成される場合でも、リテーナ115の回動により、可動部112の移動可能面を切り替えることができる。これにより、他方の面の形状が簡易化するので製造が容易となり、像振れ補正装置の生産性の向上に寄与する。
第1実施形態では、撮像光学系の光軸方向の位置変化に応じてカム筒102がリテーナ115を回転させることで、補正レンズを回動させた際の光学性能の最良化が実現される。しかし、光学性能の最良化を実現するための、補正レンズから回転中心点Oまでの距離は、光学系の光軸方向の位置関係のみによって変化するとは限らない。例えば、撮影光学系にエクステンダやコンバーションレンズといった別の光学系を取り付けた場合に、前記の距離は変わり得る。このような別の光学系を取り付ける位置は、レンズ鏡筒の先端でもあっても、後端であっても、中間であってもよい。この場合、別の光学系の取り付け位置を検出する検出部を設け、位置検出情報に応じてリテーナ115を駆動する駆動制御部を備えた構成となる。すなわち、光学系を構成する部品数の変化に応じて、回転中心点Oから補正光学系までの距離を設定し、または変更する制御が行われる。像振れ補正用の補正レンズが移動する球面の曲率半径を可変設定することにより、光学系の光軸方向の移動や構成する部品数の変化に応じて、補正レンズを回動させた際の光学性能を最良化することができる。
次に本発明の第2実施形態に係るレンズ鏡筒200について、図9ないし図11を参照して説明する。なお、第2実施形態にて前記第1実施形態の場合と同様の機能を有する部材には既に使用した符号を付すことで、それらの詳細な説明を省略する。このような省略の仕方は後述の実施形態でも同様である。
まず、本実施形態のレンズ鏡筒を構成する部材について説明する。図9は、レンズ鏡筒200の構成例を示す分解斜視図である。レンズ鏡筒200は、直進筒101、カム筒202、固定レンズ群103、可動レンズ群104、像振れ補正装置210を備える。
カム筒202は、複数のカム溝部2021、曲率操作溝部2022、弾性変形部2023を有する。曲率操作溝部2022と弾性変形部2023はカム筒202の後端寄りに形成されている。曲率操作溝部2022は、像振れ補正装置210に設けられたリテーナ215の突起部2152と嵌合する。曲率操作溝部2022とカム筒202の円筒部は弾性変形部2023で連結されている。
固定地板213は、回転規制部2135の両端がN極およびS極にそれぞれ着磁されており、その他について第1実施形態で説明した固定地板113と同様である。またリテーナ215は、突起部2152が鉄などの強磁性体で形成されている点で突起部1152と相違する。
図11(A)は、カム筒202とリテーナ215の機構を説明する模式図である。カム筒202の回転角度をXで表わし、リテーナ215の回転角度をYで表す。曲線2153は、リテーナ215の持つポテンシャルエネルギーを表している。図11(A)の下に行くほどポテンシャルエネルギーが低くなって、リテーナ215は安定する。また、領域Zは、転動ボール114が可動側平面部1121と可動側球面部1122との境界や、固定側平面部1131と固定側球面部1132との境界を移動できる領域を示す。
図11(A)の状態にて、カム筒202を正方向(右方向)に微小量だけ移動させたとしても、突起部2152と回転規制部2135の間に働く磁気吸引力により、リテーナ215は移動しない。カム筒202をさらに移動し、弾性変形部2023に蓄えられる弾性エネルギーが、リテーナ215が第1の位置にあるときのポテンシャルエネルギーを超えると、リテーナ215は第2の位置まで急激に移動する。このとき、リテーナ215は第1の位置と第2の位置との間にある領域Zを越える。これは、リテーナ215のポテンシャルエネルギーの分布と、弾性変形部2023の特性を適切な関係に設計しておくことで実現できる。
第2実施形態では、カム筒202がどの回転位置にあっても、転動ボール114が平面部と球面部の境界を乗り越える状態となって不安定化することを回避できる。その結果、可動部112の動作が安定する。
次に、本発明の第3実施形態に係るレンズ鏡筒について、図12を参照して説明する。第3実施形態に係るレンズ鏡筒が第1実施形態の場合と相違する点は、像振れ補正装置310の構成である。像振れ補正装置310は、補正レンズ111、可動部312、固定地板313、転動ボール114、リテーナ115、付勢ばね116、第1の駆動部117、第2の駆動部118、蓋119を備える。
可動部312は、可動側ボール支持面部3121を有する。可動側ボール支持面部3121の径方向の断面形状(固定地板313との対向面側)は、例えば双曲線や放物線などの曲率半径が連続的に変化する曲線によって形成される。本実施形態では、径方向の距離が大きくなるほど、曲率半径が小さくなる曲線を用いており、この曲線を光軸回りに回転させた回転面により可動側ボール支持面部3121が形成される。
リテーナ115の角度位置を変更することにより、転動ボール114と可動側ボール支持面部3121および固定側ボール支持面部3131との接触点を選択することができる。接触点を外周側に移動した場合、可動部312の移動可能面の曲率半径を小さくすることができる。逆に接触点を内周側に移動した場合には、可動部312の移動可能面の曲率半径を大きくすることができる。一方、可動部312の移動可能領域を大きくすると、移動可能範囲の中心付近と境界付近とでは、可動部312が移動する際の曲率半径が変化する。その曲率半径の変化量を無視できる場合や、該変化量を見越した設計ができる場合には、リテーナ115の位置を連続的に変えることで、移動可能面の曲率半径を連続的に変化させることができる。
なお、第3実施形態では、可動支持部材である転動ボール114によって可動部312を転動支持する構成を例示した。これにより、可動部312に発生する摺動摩擦を小さくすることができるので、高精度な位置決めを実現できる。変形例として、転動ボール114をカム溝部1151および固定側の支持面部に嵌合させる構成を採用してもよい。その場合、可動部312は転動支持ではなく摺動支持される。摺動摩擦が発生するものの、リテーナ115の位置を決めると、転動ボール114の位置が一意に決まる。これにより、転動ボール114の位置に起因する、移動可能面の曲率半径のばらつきを小さくすることができる。
次に本発明の第4実施形態に係るレンズ鏡筒を説明する。図13は像振れ補正装置410の要部を示す図である。以下、前記実施形態と相違する像振れ補正装置410の構成例を詳述する。
本実施形態においては、位置センサ405によって、直進筒101に対するカム筒102の回転位置を検出して電気信号に変換する。検出信号は駆動制御部406に送られる。なお、エクステンダやコンバージョンレンズの装着の有無に応じて、移動可能面の曲率半径を変更する場合には、位置センサ405がカム筒102の回転位置ではなく、光学系を構成する光学部品の変更や部品数の変化を検出する。
可動部412は、補正レンズ111を保持し、接触部4121を介して固定地板413に対して移動可能に支持される。固定地板413は、変形接触面部4131と、接触面アクチュエータ4132を備える。変形接触面部4131は、接触部4121と接触するため、適度な表面硬度と強度を有する。接触面アクチュエータ4132は、駆動制御部406からの指令値に基づいて、変形接触面部4131を変形させる。変形接触面部4131は適切な厚さと物性値を有しており、接触面アクチュエータ4132によって、所定の曲率半径を持つ球面に弾性変形する。接触面アクチュエータ4132としては、例えば圧電素子やリードスクリューを用いたステッピングモータなどを使用できる。また、圧電素子を用いたバイモルフ型アクチュエータや、人工筋肉型アクチュエータを利用することで変形接触面部と接触面アクチュエータを一体化させた構成を用いてもよい。
カム筒102の回転により撮像光学系の光軸方向の位置を変化させると、位置センサ405は、直進筒101に対するカム筒102の回転位置を検出する。駆動制御部406は、検出位置に応じて、所定の量だけ接触面アクチュエータ4132を駆動する。その結果、変形接触面部4131は適切な曲率半径となるように変形する。可動部412は、変形接触面部4131の形状にしたがって移動可能に支持される。その結果、補正レンズ111の移動可能面の曲率半径を所定の値に設定することができる。
図13(A)は、例えば撮像光学系を広角側に設定したときの状態を示し、移動可能面の曲率半径がR1に設定される。また図13(B)は、例えば撮像光学系を望遠側に設定したときの状態を示し、移動可能面の曲率半径がR2に設定される。R1およびR2の値を適切な値と設定することで、補正レンズ111を移動させた際の光学性能を最良化できる。
第4実施形態においては、位置センサ405、駆動制御部406、および接触面アクチュエータ4132によって、曲率半径設定手段が構成される。接触面アクチュエータ4132を用いて変形接触面部4131を、任意の曲率半径の形状に設定できる。この他、光学系の光軸方向の位置関係に応じて、変形接触面部4131を所定の曲率半径に変形させる機構部(カムやギヤ等を利用した伝達機構)を用いてもよい。この場合、伝達機構が曲率半径設定手段を構成する。
本発明は、前記の各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
104 可動レンズ群
110 像振れ補正装置
111 補正レンズ
112 可動部
1121,1122 可動側接触領域
113 固定地板
1131,1132 固定側接触領域
114 転動ボール(可動支持部材)
115 リテーナ(案内部材)
Claims (15)
- 光学素子を保持する可動部を、光軸と直交する方向に移動させることにより像振れを補正する像振れ補正装置であって、
前記可動部を移動させる駆動手段と、
前記駆動手段により前記可動部が移動する面の曲率半径を変更する曲率半径設定手段を備えることを特徴とする像振れ補正装置。 - 光軸上の点を回転中心点として回動可能であって、前記曲率半径設定手段を構成する案内部材と、
前記可動部が有する可動側接触領域と対向する固定側接触領域を有し、前記案内部材を支持する固定部材と、
前記可動部の可動側接触領域および前記固定部材の固定側接触領域に接触して前記可動部を移動し得る状態で支持する可動支持部材と、
前記可動部と前記固定部材との間に前記可動支持部材を保持する付勢力を発生させる付勢手段を備え、
前記案内部材は軸を中心に回動し、前記可動支持部材が前記可動側接触領域および前記固定側接触領域と接触する位置を変更して前記曲率半径を設定することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動側接触領域および前記固定側接触領域は、曲率半径の異なる球面の一部をなす形状をした複数の領域をそれぞれ有しており、
前記案内部材は光軸回りに回動し、前記可動支持部材が接触する領域を前記複数の領域から選択することを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動側接触領域および前記固定側接触領域は、平面形状の第1領域および球面の一部をなす形状をした第2領域をそれぞれ有しており、
前記案内部材は光軸回りに回動し、前記可動支持部材が接触する前記第1領域または第2領域を選択することを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動側接触領域または前記固定側接触領域は、曲率半径が連続的に変化する曲面の領域を有することを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
- 前記曲率半径設定手段は、前記可動部に接触する変形接触面部と、該変形接触面部の曲率半径を設定するアクチュエータまたは機構部を備えることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
- 前記駆動手段はコイルおよび磁石を備え、
前記可動部に前記コイルまたは磁石が固定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の像振れ補正装置と、
レンズを光軸方向に移動可能に支持するレンズ移動機構を備えたレンズ鏡筒であって、
前記レンズが光軸方向に移動する際に、前記像振れ補正装置の曲率半径設定手段が前記曲率半径を設定することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項2から5のいずれか1項に記載の像振れ補正装置と、
レンズを光軸方向に移動可能に支持するレンズ移動機構を備えたレンズ鏡筒であって、
前記レンズ移動機構は、前記レンズを光軸方向に移動させるとともに、前記案内部材を回動させるカム筒を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 光学系を構成する光学部品の変更を検出する検出手段を備え、
前記曲率半径設定手段は前記検出手段が検出した前記光学部品に従って前記曲率半径を設定することを特徴とする請求項8または9に記載のレンズ鏡筒。 - 前記レンズの光軸方向の位置と前記案内部材の位置との関係にヒステリシス性をもたせる制御手段を備えることを特徴とする請求項9に記載のレンズ鏡筒。
- 前記可動支持部材が接触する前記可動側接触領域および前記固定側接触領域は、曲率半径の異なる複数の領域をそれぞれ有しており、
前記制御手段は、前記可動支持部材が前記複数の領域の境界を通過できる場合の前記案内部材のポテンシャルエネルギーを、前記可動支持部材が前記複数の領域の境界を通過できない場合のポテンシャルエネルギーよりも高く設定することを特徴とする請求項11に記載のレンズ鏡筒。 - 請求項6に記載の像振れ補正装置と、
レンズを光軸方向に移動可能に支持するレンズ移動機構を備えたレンズ鏡筒であって、
前記レンズが光軸方向に移動する際に、前記像振れ補正装置の曲率半径設定手段は、前記レンズの位置または光学系を構成する部品数を検出して前記アクチュエータまたは機構部を駆動することにより前記曲率半径を設定することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項8から13のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
- 請求項8から13のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
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