JP6136757B2 - 船外機のエンジンの制御装置および制御方法 - Google Patents

船外機のエンジンの制御装置および制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、船外機のエンジンの制御装置および制御方法に関する。特には、船外機のエンジンの始動時において、燃料の噴射量を制御する制御装置および制御方法に関する。
船外機のエンジン(内燃機関)が冷機状態から始動する際には、噴射された燃料の一部が気化しないことがある。そこで、このような場合には、エンジンの制御装置は、気化しない分量を見込んで燃料噴射量を増量する補正を行う。この補正量は、エンジンの温度に応じて設定される。そして、エンジンの温度が上昇するにしたがって、補正量を減少させていく。
エンジンが冷機状態から始動して暖機途中で停止し、その直後に再始動する場合には、燃料の補正量が多くなりすぎて混合気がオーバーリッチになることがある。これは、次のような理由による。暖機途中においては、エンジンの燃焼室の温度は、エンジンの温度を検出するためのセンサーなどが設置される個所の温度に比較して早く上昇する。このため、検出されるエンジンの温度は、燃焼室の実際の温度より低い。そして、制御装置は、実際の燃焼室の温度よりも低い温度に応じて燃料噴射量の補正量を設定することになる。したがって、気化しない燃料の量に比較して補正量が多くなる。
なお、燃焼室の実際の温度と、検出されるエンジンの温度の差は、暖機が進行するにしたがって小さくなる。これに対して、吸気温度は外気温度とほぼ同じである。
ところで、たとえば、前回の始動時において、エンジンが完冷機状態から始動し完暖機状態に至るよりも前に停止した場合には、吸気ポートの内部などに燃料が残っている。このため、再始動時における燃料噴射量の補正量は少なくてよい。これに対して、前回の始動時に完暖機状態に至り、エンジン停止後に完冷機状態に至った場合には、吸気ポートの内部などに燃料が残っていない。このため、再始動時における燃料噴射量の補正量を多くする必要がある。このように、エンジンの再始動時における燃料噴射量の補正量は、再始動に至るまでのエンジンの状態の経過(たとえば、前回の停止時におけるエンジンの状態や、前回のエンジンの停止からの経過時間)によっても変化する。
特許文献1には、制御装置がエンジンの停止からの経過時間を測定し、前回のエンジンの停止からの経過時間に応じて燃料噴射量を決定する構成が開示されている。このような構成によれば、前回のエンジンの停止からの経過時間に応じて、再始動時における燃料噴射量の補正量を決定できる。
特開2010−101287号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、エンジン停止後にも制御装置を通電状態に維持する必要がある。このため、バッテリーレスの船外機には、特許文献1に記載の構成を適用できない。また、バッテリーを有する船外機であっても、エンジンの停止中においてバッテリーの電力を消費することになる。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、エンジン停止後に制御装置に通電することなく、前回の始動時のエンジンの状態に応じて再始動時の燃料噴射量を補正することである。
本発明の船外機のエンジンの制御装置は、駆動力源としてのエンジンと、前記エンジンの再始動時における燃料噴射量を決定するマップと、を有する船外機のエンジンの制御装置であって、始動時の吸気温度とエンジン温度との温度差に基づいてエンジン停止直後の再始動であることを判定する再始動判定部と、前回エンジン運転時のエンジン温度に基づいてエンジン停止時のエンジン暖機状態を判別する暖機状態判別部とを備え、前記マップには、少なくとも、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達している場合に使用する半冷機用の補正マップと、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達することなく停止した場合に使用する半暖機用の補正マップと、が含まれることを特徴とする。
前記エンジンの前回の運転時における温度が閾値以上になった場合には、再始動時において前記半冷機用の補正マップを選択し、前記エンジンの前回の運転時における温度が閾値以上にならなかった場合には、再始動時において前記半暖機用の補正マップを選択する構成であることが好ましい。
本発明は、駆動力源としてのエンジンを有し、マップを用いて前記エンジンの再始動時における燃料噴射量を決定する船外機のエンジンの制御方法であって、前記マップには、少なくとも、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達している場合に使用する半冷機用の補正マップと、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達することなく停止した場合に使用する半暖機用の補正マップと、が含まれ、始動時のエンジン温度が吸気温度に対して高くエンジン停止直後の再始動であると判断され、前記エンジンの前回の運転時におけるエンジン温度が閾値以上になった場合には、前記半冷機用の補正マップを選択し、前記エンジンの前回の運転時におけるエンジン温度が閾値以上にならなかった場合には、前記半暖機用の補正マップを選択することを特徴とする。
本発明によれば、前回の停止時におけるエンジンの状態に応じて、再始動時における燃料噴射量の補正量を決定できる。このため、燃料の補正量の決定のために、エンジンの停止後に制御装置に通電しておかなくてもよい。したがって、バッテリーレスの船外機であっても、前回の停止時におけるエンジンの状態に応じて、再始動時における燃料噴射量の補正量を決定できる。また、バッテリーを有する船外機においては、エンジンの停止後においてバッテリーの電力を使用しなくてもよいから、電力の節約になる。
図1は、本発明の実施形態にかかる船外機が船舶に設置された状態を模式的に示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態にかかる船外機の構成を模式的に示す側面図である。 図3は、船外機のシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、エンジンの吸気系の要部を示す模式図である。 図5は、船外機のシステムのうち、エンジンの始動と電力の供給に関する部分を抜き出して示すブロック図である。 図6は、燃焼室温度とエンジン温度と吸気温度の推移の例を模式的に示すグラフである。 図7は、半暖機用の補正マップと半冷機用の補正マップの概念図である。 図8は、エンジンが完暖機状態になったか否かを判定する処理の内容を示すフローチャートである。 図9は、再始動時において燃料噴射量を制御する処理の内容を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の実施形態にかかる船外機1が適用される船舶7の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、船外機1は、船尾(たとえば、船舶7のトランサムボード71)に、ブラケット装置140を介して取り付けられて使用される。
船舶7の略中央部には、操舵室72が設けられる。操舵室72には、使用者(操船者)が着座する操舵席721と、使用者が操作する操作パネル722とが設けられる。
操作パネル722には、タコメーターや速度計などの計器類635や、モニターなどの表示装置636や、警告ブザーなどの報知装置637や、操舵ハンドル73などが設けられる。
操舵席721の側方には、船外機1を操作するためのリモコンボックス74が設けられる。リモコンボックス74には、スロットルレバー742と、シフトレバー741と、ストップスイッチ621(エマージェンシースイッチ)とが設けられる。スロットルレバー742は、スロットルボディー633を操作してスロットル開度を調整するための操作部材である。シフトレバー741は、船舶7の前進/後進/中立を切替えるための操作部材である。ストップスイッチ621は、船外機1を緊急停止させるためのスイッチである。
次に、船外機1の全体的な構成について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、船外機1は、駆動力源としてのエンジン11(内燃機関)を有する。エンジン11には、たとえばバーティカル型(縦型)の水冷四気筒エンジンが適用される。この場合には、エンジン11は、シリンダヘッド111、シリンダブロック112、クランクケース113などとの組み合わせにより構成される。そして、最も前側にクランクケース113が配置され、クランクケース113の後側にシリンダブロック112が配置され、さらにシリンダブロック112の後側にシリンダヘッド111が配置される。
エンジン11は、エンジンホルダ104の上側に配置される。エンジンホルダ104の下側には、オイルパン103が配置される。そして、エンジンホルダ104とエンジン11とオイルパン103とは、エンジンカバー101によって覆われる。
オイルパン103の下側には、ドライブシャフトハウジング102が設けられ、さらに、ドライブシャフトハウジング102の下側にはギアケース121が設けられる。
ドライブシャフトハウジング102の内部には、ドライブシャフト120が回転可能に収容される。ドライブシャフト120は、軸線が略垂直方向を向くように配置されており、その上端部はエンジン11のクランクシャフト114に連結され、下端部はギアケース121内に達する。
ギアケース121内には、ドライブシャフト120の下端部と、プロペラシャフト123と、シフト装置122(逆転器)とが収容される。シフト装置122は、ドライブシャフト120からプロペラシャフト123への回転動力の断続と回転方向の正逆の切換を行う。ドライブシャフト120の後端部には、推進プロペラ126が設けられる。このように、エンジン11の回転動力は、ドライブシャフト120とシフト装置122とプロペラシャフト123を通じて、推進プロペラ126に伝達される。
なお、シフト装置122は、シフトロッド125によって、エンジンカバー101内に設けられるアクチュエーター124と連結されている。アクチュエーター124は、リモコンボックス74に設けられるシフトレバー741によって遠隔操作される。使用者は、リモコンボックス74のシフトレバー741を操作することにより、船舶7の前進/後進/中立の切替えを行うことができる。
ブラケット装置140は、スイベルブラケット141とトランサムブラケット142をと有する。
スイベルブラケット141は、上下方向に延伸するパイロットシャフト143を介して、船外機1の本体の前側に水平方向に回転可能(左右方向に揺動可能)に連結される。すなわち、スイベルブラケット141はパイロットシャフト143を回転可能に支持する。パイロットシャフト143の上端と下端は、それぞれ、アッパーマウントブラケット144とロアーマウントブラケット145を介して船外機1の本体の前側に固定される。アッパーマウントブラケット144には、ステアリングブラケット146が設けられる。ステアリングブラケット146は、図略のケーブルなどによって、操舵ハンドル73に連結される。使用者は、操舵ハンドル73の操作によって、船外機1の本体を、パイロットシャフト143を中心としてブラケット装置140に対して左右方向に操舵することができる。
トランサムブラケット142とスイベルブラケット141とは、左右方向に延伸するティルト軸147を介して、相対的に上下方向(ピッチング方向)に回転可能(揺動可能)に連結される。具体的には、ティルト軸147は左右方向に延伸するようにスイベルブラケット141に支持される。そして、トランサムブラケット142は、ティルト軸147を回転可能に支持する。
使用者は、ティルト軸147を中心として、船外機1の本体を上下方向にティルト操作およびトリム操作を行うことができる。なお、船外機1のティルトとトリムは、トリムアップ制御装置630とトリムダウン制御装置631(いずれも図2においては省略。図3参照)とが、使用者の操作にしたがって油圧により行う。
なお、エンジンホルダ104の前部には、左右一対のアッパーマウントユニット149が設けられる。そして、エンジンホルダ104とアッパーマウントブラケット144とは、左右一対のアッパーマウントユニット149を介して結合される。また、ドライブシャフトハウジング102の両側部には、一対のロアーマウントユニット150が設けられる。ドライブシャフトハウジング102とロアーマウントブラケット145とは、一対のロアーマウントユニット150を介して連結される。
このほか、船外機1は、発電機131と、バッテリー132と、エンジンスターター133(図2では省略)とを有する。ただし、船外機1は、バッテリー132を有さないバッテリーレスのシステムであってもよい。
次に、船外機1のシステムの構成について、図3を参照して説明する。図3は、船外機1のシステムの構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、船外機1のシステムは、エンジン制御装置5を有する。エンジン制御装置5は、入力回路53と、出力回路54と、演算部51と、メモリー52と、通信I/F58とを含む。入力回路53には、所定の検出器や所定の操作部材が接続される。出力回路54には、所定の装置類が接続される。通信I/F58は、通信装置55に接続される。
入力回路53に接続される検出器や操作部材とそれらの機能は、次のとおりである。
船体速度検出器600は、船舶7の航行速度を検出する。カム軸信号検出器601は、エンジン11のカム軸(図略)の位相を検出する。クランク角信号検出器602(回転数検出器)は、エンジン11のクランクシャフト114の位相(以下、「クランク角」と記す)と回転数を検出する。スロットル開度検出器603(スロットルポジションセンサー)は、スロットル開度(エンジン11の吸気系4(後述)に含まれるスロットルボディー633の開度)を検出する。吸気圧力検出器604は、スロットルボディー633の下流側において、吸気系4の吸気圧力(吸気経路の内部圧力)を検出する。吸気温度検出器605は、吸気温度を検出する。冷却水温度検出器606は、冷却水の温度を検出する。排気温度検出器607は、エンジン11の排気温度を検出する。エンジン傾斜角度検出器608は、エンジン11の傾斜角(トリム角)を検出する。スロットル操作検出器609は、スロットルレバー742の操作量を検出する。マニホールド温度検出器610は、吸気系4のインテークマニホールド44の温度を検出する。シリンダー温度検出器611は、エンジン11の燃焼室の壁面の温度を検出する。シフト検出器622は、シフトレバー741のポジション(前進/後進/中立)を検出する。そして、これらの検出器による検出結果は、入力回路53に入力される。
なお、図3においては、船外機1のシステムが通信装置55を有し、船体速度検出器600による航行速度の検出結果はこの通信装置55を介してエンジン制御装置5に入力される構成を示す。ただし、他の検出器と同様に、船体速度検出器600による航行速度の検出結果は、入力回路53に入力される構成であってもよい。
メインスイッチ620は、船外機の始動と停止の操作を行うためのスイッチである。ストップスイッチ621(エマージェンシースイッチ)は、船外機1を緊急停止させるためのスイッチである。
スタートスイッチ626は、エンジン11を始動させるためのスイッチである。
設定スイッチ623は、船外機1の各種設定を行うためのスイッチである。
PTTスイッチ(UP)624は、船外機1をトリムアップさせるためのスイッチである。PTTスイッチ(DOWN)625は、船外機1をトリムダウンさせるためのスイッチである。
これらの各操作部材(スイッチ)が操作されると、操作に応じた制御信号がエンジン制御装置5の入力回路53に入力される。
出力回路54に接続される装置類とそれらの機能は、次のとおりである。
トリムアップ制御装置630は、船外機1のトリムアップを行う。トリムダウン制御装置631は、船外機1のトリムダウンを行う。インジェクター632は、燃料を噴射して燃焼用の空気に燃料を混合する。スロットルボディー633は、燃焼用の空気の供給量を制御する。ISCバルブ634は、エンジン11のアイドリング回転数を制御する。計器類635、表示装置636、報知装置637は、船外機1や船舶7に関する情報を使用者に提示する。ヒューエルポンプ638は、燃料タンク(図略)からエンジン11に燃料を供給する。イグニッションコイル639は、エンジン11のスパークプラグ45(図4参照)で放電するための高電圧を作り出す。
エンジンスターター133は、スタートスイッチ626が操作されると、エンジン11のクランクシャフト114を回転させて(クランキングして)エンジン11を始動させる。
前記各検出器および操作部材からの検出結果や制御信号は、入力回路53または通信装置55を介して、エンジン制御装置5の演算部51に入力される。演算部51は、これらの検出結果や制御信号に基づいて、所定の演算を行う。そして、演算部51は、演算結果に応じて船外機1の各部を制御や駆動するための信号を、出力回路54を介して船外機1の前記の装置類に出力する。これにより、船外機1の装置類が制御される。
例えば、演算部51は、燃料の供給量情報に応じた制御信号をヒューエルポンプ638に出力する。燃料の噴射情報に応じた制御信号をインジェクター632に出力する。吸気量に応じた制御信号をスロットルボディー633に出力する。トリムアップ量とトリムダウン量に応じた制御信号をトリムアップ制御装置630やトリムダウン制御装置631に出力する。また、演算部51は、エンジン11の回転数信号や、各機器の異常を報知する信号を、操作パネル722の計器類635(たとえばタコメーター)や表示装置636(たとえばモニター)や報知装置(たとえばブザー)に出力する。さらに演算部51は、点火装置56(電源回路57が接続される)からの点火信号を、イグニッションコイル639に出力する。
演算部51は、たとえば、CPUとRAMとROMとを有するコンピューターが適用される。コンピューターのROMには、船外機1を制御するためのコンピュータープログラムや各種設定が格納される。コンピューターのCPUは、ROMに格納されるコンピュータープログラムを読み出し、RAMに展開して実行する。これにより、船外機1の制御が実現する。なお、この制御には、後述する燃料噴射量を補正する処理が含まれる。さらに、エンジン制御装置5は、EEPROMなどのメモリー52を有する。なお、メモリー52には、電力の供給がなくても記憶内容を保持できる不揮発性のメモリーが適用される。そして、メモリー52には、船外機1を制御するための各種設定が、コンピューター読取り可能に格納される。なお、船外機1を制御するためのコンピュータープログラムは、このメモリー52にコンピューター読取り可能に格納されていてもよい。
次に、エンジン11の吸気系4の構成について、図4を参照して説明する。図4は、エンジン11の吸気系4の要部の構成を模式的に示す断面図である。
エンジン11の吸気系4は、エアーインテークサイレンサー41と、空気量調整手段としてのスロットルボディー633と、空気付加手段としてのISCバルブ634(アイドルスピードコントロールバルブ)と、インテークマニホールド44とを有する。そして、これらが、吸気経路(燃焼用の空気の供給経路)を構成する。
エアーインテークサイレンサー41は、吸気音を低減する。エアーインテークサイレンサー41の下流側には、吸気温度を検出する吸気温度検出器605が設けられる。吸気温度検出器605により検出された吸気温度は、エンジン制御装置5の入力回路53に入力される。
スロットルボディー633は、エンジン11に供給する燃焼用の空気の流量を調整する。スロットルボディー633には、スロットル開度を検出するスロットル開度検出器603(スロットルポジションセンサー)が設けられる。エンジン制御装置5は、スロットル操作検出器609によるスロットルレバー742の操作量と、スロットル開度検出器603による開度の検出結果とに応じて、スロットル開度を制御する。
ISCバルブ634は、スロットル開度が全閉時(エンジン11のアイドリング回転時)において、燃焼用の空気を供給することにより、アイドリング回転時のエンジン11の回転数を制御する。また、スロットル開度が急激に全閉になった場合に、エンジン11の回転が停止することを防止または抑制する。
スロットルボディー633の下流側には、吸気圧力検出器604とインテークマニホールド44とが設けられる。吸気圧力検出器604は、スロットルボディー633の下流側において吸気圧力を検出する。インテークマニホールド44は、燃焼用の空気を各燃焼室(シリンダー)に分配する。
インテークマニホールド44の下流側には、各燃焼室の吸気ポート115が接続される。インテークマニホールド44または吸気ポート115には、燃料を噴射するインジェクター632が設けられる。
このほか、エンジン11には、燃焼室の壁面の温度を検出するシリンダー温度検出器611が設けられる。
次に、船外機1のシステムのうち、エンジン11の始動と電力の供給に関する部分について説明する。図5は、船外機1のシステムのうち、エンジン11の始動と電力の供給に関する部分を抜き出して示すブロック図である。
図5に示すように、船外機1は、エンジン11と、発電機131と、バッテリー132と、エンジンスターター133(セルモーター)と、リコイル134とを有する。
発電機131は、エンジン11のクランクシャフト114に連結されており、クランクシャフト114の回転が伝達されて発電する。バッテリー132は、発電機131により充電される。発電機131により発電された電力は、直接的に、またはいったんバッテリー132に充電されて、船外機1の各部に供給される。エンジンスターター133は、エンジン11を始動させるためのモーターである。エンジンスターター133は、スタートスイッチ626が操作されると、バッテリー132に充電される電力によって回転してエンジン11を始動させる。リコイル134は、使用者の操作によってエンジン11を始動させる。なお、発電機131と、バッテリー132と、エンジンスターター133と、リコイル134とは、従来公知の構成が適用できる。したがって、詳細な説明は省略する。
また、図5では、船外機1のシステムがバッテリー132を有する構成の例を示すが、船外機1のシステムはバッテリーレスであってもよい。この場合には、船外機1は、バッテリー132と、バッテリー132の電力によってエンジン11を始動させるエンジンスターター133とを有さない。このため、使用者等は、リコイル134の操作によってエンジンを始動させる。そして、船外機1の各部は、エンジン11が始動して発電機131が発電を行っている間に動作し、エンジン11が停止して発電機131が発電を行っていない間は動作しない。したがって、使用者によるリコイル134のクランキングによって発電機131が発電を開始するとエンジン制御装置5が起動し、エンジン11が停止するとエンジン制御装置5も停止する。
図6は、燃焼室温度とエンジン温度と吸気温度の推移の例を模式的に示すグラフである。この推移の例は、完冷機状態(外気温とほぼ同等のエンジン温度状態)から始動し、エンジン温度が閾値を超えて完暖機状態の温度に達した後、エンジン11を停止して完冷機状態に戻る状態を示している。この例で、エンジン温度が閾値に達するまでの状態を半暖機状態といい、エンジン温度が閾値に達した後にエンジン11が停止してエンジン温度が低下する状態を半冷機状態という。
なお、本実施形態では、シリンダー温度検出器611により検出される燃焼室の壁面の温度を、エンジン温度として扱う。エンジン11が始動すると、燃焼室温度は急激に上昇する。エンジン温度は、燃焼室温度に比較して、上昇の速度が遅い。このため、燃焼室温度とエンジン温度との差は、エンジンの始動直後は大きくなり、ある程度の時間が経過すると小さくなっていく。そして、エンジン11が停止すると、燃焼室温度とエンジン温度は徐々に低下していく。
なお、吸気温度は、燃焼室温度やエンジン温度に比較して変化が小さく、ほぼ一定で推移する。
エンジン11が完冷機状態から始動する場合には、インジェクター632から噴射された燃料の一部が気化せずに、吸気ポート115の内部などに残留することがある。そこで、エンジン制御装置5は、エンジン11の始動時において、燃料の気化しない分量を見込んで、燃料噴射量を増量する補正を行う。
そして、エンジン11の停止後に完冷機状態になる前に再始動する場合には、前回の運転時におけるエンジン11の状態に応じて、好ましい燃料噴射量が変化する。具体的には、次のとおりである。
エンジン11が完冷機状態から始動し、完暖機状態に達することなく停止した場合(半暖機状態)には、吸気ポート115などの温度が高温になっていない。このため、吸気ポート115の内部などに燃料が気化せずに残留していることがある。そして、この状態のエンジン11の停止直後(完冷機状態になる前)に再始動する場合には、完冷機状態から始動する場合に比較すると、吸気ポート115などの温度が高い。このため、インジェクター632から噴射された燃料の気化が促進されるとともに、前回の運転時の既に残留している燃料が気化し、燃焼室がオーバーリッチになりやすい。したがって、この場合には、再始動時における燃料噴射量の増量を完冷機状態からの始動に対して少なくすることが好ましい。
これに対して、エンジン11が完暖機状態に達してから停止した場合(半冷機状態)には、吸気ポート115などの内部も高温になっているため、インジェクター632から噴射された燃料の気化が促進されるが前回の運転時の燃料が残留していない。このため、この状態のエンジン11の停止直後(完冷機状態になる前)に再始動する場合には、残留燃料に起因するオーバーリッチは生じない。したがって、この場合には、再始動時における燃料噴射量の増量を半暖機状態での再始動の時ほど少なくしなくてもよい。つまり、半冷機状態の再始動時では、燃料噴射量の増量を完冷機状態から始動時と半暖機状態での再始動時の中間の増量とする。
そこで、エンジン制御装置5は、エンジン11の停止直後(完冷機状態になる前)に再始動する時、前回の運転時においてエンジン11が完暖機状態に至っている場合と、完暖機状態に至らなかった場合とで、再始動時の燃料噴射量を異ならせる。具体的には、エンジン制御装置5は、半暖機用の補正マップと半冷機用の補正マップとを有している。図7は、半暖機用の補正マップと半冷機用の補正マップの概念図である。半暖機用の補正マップは、前回の運転時においてエンジンが完暖機状態に至らなかった場合での再始動時における燃料噴射量を決定するマップである。半冷機用の補正マップは、前回の運転時においてエンジンが完暖機状態に至っている場合での再始動時における燃料噴射量を決定するマップである。
それぞれの補正マップには、エンジン温度と吸気温度とに応じて、燃料噴射量が決定されている。エンジン温度と吸気温度にて燃料噴射量が決定されるので、外気温(吸気温)に対してエンジン温度が高い場合はエンジン11の停止直後(完冷機状態になる前)であることが容易に判断できるとともに、それに応じた燃料噴射量を設定することができる。なお、図7は概念図であるため、数値は省略してあるが、実際には、これらの補正マップの各マスには、燃料噴射量が決定されている。なお、半暖機用の補正マップと半冷機用の補正マップとは、同じ構成を有するが、規定される数値は異なる。
半暖機用の補正マップに決定される燃料噴射量のうち、エンジン温度が吸気温度よりも高い領域のマス(ハッチングが施されないマス)に決定される値は、半冷機用の補正マップの対応するマスに決定される値に比較して小さい。つまり、前回の運転時においてエンジン11が完暖機状態に至らなかった場合(半暖機状態)には、吸気ポート115などに燃料が残留しており、残留している燃料が再始動時において気化する。そこで、半暖機用の補正マップに決定される燃料噴射量は、半冷機用の補正マップの対応するマスに決定される燃料噴射量に比較して、小さい値に設定される。これにより、燃焼室がオーバーリッチになることを防止する。
また、エンジン温度が吸気温度以下の領域のマス(ハッチングが施されるマス)に決定される燃料噴射量は、半暖機用の補正マップと半冷機用の補正マップとで同じである。この領域では、エンジン11は完冷機状態にある。このため、この領域では、吸気ポート115などに燃料が残留していても、再始動時に気化せずに残留する。そこで、この領域では、前回の運転時のエンジンの状態(すなわち、燃料の残留の有無)にかかわらず、再始動時における燃料噴射量を同じにする。これにより、完冷機状態の補正マップを削減することができる。
なお、各マスの燃料噴射量の具体的な値は、エンジン11の仕様などに応じて適宜設定されるものであり、特に限定されない。
そして、これらの補正マップは、あらかじめ、エンジン制御装置5のメモリー52に、コンピューター読取可能に格納されている。
エンジン制御装置5は、前回の運転時においてエンジン11が完暖機状態に至ったか否かに応じて、これらの補正マップの一方を選択する。そして、選択した補正マップに決定される燃料噴射量となるように、インジェクター632を制御して燃料を噴射する。
次に、エンジン11が完暖機状態になったか否かを判定・記憶する処理について説明する。図8は、エンジン11が完暖機状態になったか否かを判定する処理の内容を示すフローチャートである。この処理における判定結果が、次回の再始動時における燃料噴射量の補正の処理に用いられる。
ステップS101において、エンジン制御装置5が起動すると、この処理を開始する。なお、エンジン制御装置5は、エンジン11のクランク軸が回転により発電機131が発電を開始すると起動し、エンジン11が停止するとそれに伴って動作終了する。
ステップS102では、エンジン制御装置5は、シリンダー温度検出器611から現在の燃焼室の壁面の温度を取得する。本実施形態では、燃焼室の壁面の温度を、エンジン温度とする。
ステップS103では、エンジン制御装置5は、取得したエンジン温度(燃焼室の壁面の温度)が閾値以上であるか否かを判定する。この閾値は、エンジン11が完暖機状態になったか否かの判定の基準となる値である。この閾値の具体的な値は特に限定されない。この閾値は、エンジン11の仕様などに応じて適宜設定されるものである。エンジン温度が閾値以上であると判定された場合には、ステップS104に進む。エンジン温度が閾値未満であると判定された場合には、ステップS106に進む。
ステップS104では、エンジン制御装置5は、エンジン11が完暖機状態に達したと判断する。そして、エンジン制御装置5は、「完暖機フラグ」の値を「True」に設定する。
ステップS105では、エンジン制御装置5は、完暖機フラグの値が「True」であることをメモリー52に記憶する。そして、この処理を終了する。
一方、ステップS106では、エンジン制御装置5は、エンジン11が完暖機状態に達していないと判定する(半暖機状態であると判定する)。そして、エンジン制御装置5は、「完暖機フラグ」の値を「False」に設定する。
ステップS107では、エンジン制御装置5は、完暖機フラグの値が「False」であることを記憶する。そして、ステップS102に戻る。
このように、エンジン制御装置5は、エンジン11が完暖機状態になった場合には、完暖機フラグの値が「True」であることを記憶してこの処理を終わる。一方、エンジン11が完暖機状態にならない場合には、完暖機フラグの値が「False」であることを記憶する。そして、この場合には、エンジン制御装置5は、エンジン温度の取得と、取得した温度を用いた判定と、完暖機フラグの値の記憶を繰り返す。
このような構成であると、エンジン11が運転中に完暖機状態に達すると、エンジン11が停止した時点において、メモリー52には、完暖機フラグの値が「True」であると記憶されていることになる。一方、エンジン11が始動してから完暖機状態に達することなく停止した場合には、エンジン11が停止した時点において、メモリー52には、完暖機フラグの値が「False」であると記憶されていることになる。
次に、再始動時において燃料噴射量を補正する処理について説明する。エンジン制御装置5は、前回の運転時にエンジン11が完暖機状態になったか否かに応じて、再始動時の燃料噴射量を決定する。図9は、再始動時において燃料噴射量を制御する処理の内容を示すフローチャートである。
ステップS201では、エンジン制御装置5は、発電機131の発電によって起動すると、この処理を実行する。
ステップS202では、エンジン制御装置5は、エンジン11の前回の運転時に記憶した完暖機フラグの値が「True」であるか「Flase」であるかを判定する。「True」である場合には、ステップS203に進む。一方、「False」である場合には、ステップS204に進む。
ステップS203に進んだ場合には、前回の運転時にエンジン11が完暖機状態に達したことを示している。そこでこの場合には、エンジン制御装置5は、半冷機用の補正マップを選択する。
一方、スッテプS204に進んだ場合には、前回の運転時にエンジン11が完暖機状態に至らなかったことを示している。そこでこの場合には、エンジン制御装置5は、半暖機用の補正マップを選択する。
ステップS205では、エンジン制御装置5は、シリンダー温度検出器611から現在の燃焼室の壁面の温度(エンジン温度)を取得し、吸気温度検出器605から現在の吸気温度を取得する。
ステップS206では、エンジン制御装置5は、ステップS205で取得したエンジン温度と吸気温度とに応じて、ステップS203またはS204で選択した補正マップに決定される燃料噴射量になるように、インジェクター632を制御して燃料を噴射する。
なお、エンジン制御装置5は、図9のステップS201〜S206の終了後、引き続いて図8のステップS102〜S107を実行すればよい。このような構成によれば、エンジンの始動時において、前回の運転時に記憶した完暖機フラグの内容に応じて燃料噴射量を補正することができる。
本実施形態によれば、エンジン11が前回の運転時に完暖機状態に達したか否かに応じて、再始動時における燃料噴射量を補正できる。このため、再始動時における燃料噴射量の補正のために、エンジン11の停止後にエンジン制御装置5に通電しなくてもよい。したがって、船外機1がバッテリーレスであっても、エンジン11の前回の運転時における状態に応じて、再始動時の燃料噴射量を補正できる。また、船外機1がバッテリー132を有している場合には、エンジン11の停止後においてバッテリーの電力を使用しなくてもよいから、電力の節約になる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明したが、前記実施形態は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、補正マップには再始動時における燃料噴射量が決定される構成を示したが、この構成に限定されない。たとえば、補正マップには、再始動時における燃料噴射量の補正量が決定される構成であってもよい。この場合は、あらかじめ基本となる燃料噴射量が決定されており、制御装置は、基本となる燃料噴射量に補正量を付加することにより燃料噴射量を決定する構成でよい。
また、本実施形態では、船外機がリコイルとエンジンスターター(セルモーター)の両方を有する構成を示した。ただし、本発明は、このような構成に限定されない。たとえば、船外機がバッテリーレスであり、バッテリーとエンジンスターターとを有さない構成であってもよい。
本発明は、駆動力源としてエンジン(内燃機関)を有する船外機に有効な技術である。そして、本発明によれば、エンジン停止後に制御装置に通電することなく、前回の運転時のエンジンの状態に応じて再始動時の燃料噴射量を補正することができる。
1:船外機、11:エンジン、5:制御装置、51:演算部、52:メモリー、604:吸気圧力検出器、131:発電機、132:バッテリー、133:エンジンスターター、134:リコイル

Claims (3)

  1. 駆動力源としてのエンジンと、前記エンジンの再始動時における燃料噴射量を決定するマップと、を有する船外機のエンジンの制御装置であって、
    始動時の吸気温度とエンジン温度との温度差に基づいてエンジン停止直後の再始動であることを判定する再始動判定部と、前回エンジン運転時のエンジン温度に基づいてエンジン停止時のエンジン暖機状態を判別する暖機状態判別部とを備え、
    前記マップには、少なくとも、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達している場合に使用する半冷機用の補正マップと、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達することなく停止した場合に使用する半暖機用の補正マップと、が含まれることを特徴とする船外機のエンジンの制御装置。
  2. 前記エンジンの前回の運転時における温度が閾値以上になった場合には、再始動時において前記半冷機用の補正マップを選択し、
    前記エンジンの前回の運転時における温度が閾値以上にならなかった場合には、再始動時において前記半暖機用の補正マップを選択することを特徴とする請求項1に記載の船外機のエンジンの制御装置。
  3. 駆動力源としてのエンジンを有し、マップを用いて前記エンジンの再始動時における燃料噴射量を決定する船外機のエンジンの制御方法であって、
    前記マップには、少なくとも、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達している場合に使用する半冷機用の補正マップと、前記エンジンが前回の始動において完暖機状態に達することなく停止した場合に使用する半暖機用の補正マップと、が含まれ、
    始動時のエンジン温度が吸気温度に対して高くエンジン停止直後の再始動であると判断され、
    前記エンジンの前回の運転時におけるエンジン温度が閾値以上になった場合には、前記半冷機用の補正マップを選択し、
    前記エンジンの前回の運転時におけるエンジン温度が閾値以上にならなかった場合には、前記半暖機用の補正マップを選択することを特徴とする船外機のエンジンの制御方法。
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