JP6136500B2 - 電子機器及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及び画像処理装置に関する。
従来から、本体から引出し可能な各ユニットを含んで構成される画像処理装置が知られている。このような画像処理装置では、ユニットと画像処理装置本体とを電気的に接続する方法として、パラレル通信可能な束線やシリアル通信可能な束線で直接接続する方法が採用されている。
しかしながら、従来の接続方法では、パラレル通信可能な束線を用いた場合、束線の芯線数が多く、束線の占有面積が大きくなり、本体内のスペースを無駄に使ってしまうという問題がある。また、例えば特許文献1に開示されるようにシリアル通信可能な束線を用いる場合には、束線の芯線数が少なく、束線の占有面積が小さくなるが、ユニットと画像処理装置の本体との間の制御処理で求められる即応性に対応できないという問題がある。このように、従来の接続方法は、束線による占有面積の減少と、制御処理の即応性への対応とを両立させるものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本体内のスペースを確保し、ユニットと本体との間の制御処理で求められる即応性にも対応できる電子機器及び画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、当該電子機器の本体から引出し可能なユニットが備える検知部と前記本体が備える第1制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されると接続が切り離されるパラレル通信可能な第1通信経路と、前記検知部と前記ユニットが備える第2制御部とを接続する第2通信経路と、前記第1制御部と前記第2制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されても接続が切り離されないシリアル通信可能な第3通信経路と、を備える。
本発明によれば、本体内のスペースを確保し、ユニットと本体との間の制御処理で求められる即応性にも対応できるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器の構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るエラー検知の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るエラー通知の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る引出しユニットと本体との接続構成例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る電子機器の機能構成例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る制御処理手順例を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、電子機器及び画像処理装置の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<構成>
《電子機器の構成》
図1は、本実施形態に係る電子機器100の構成例を示す図である。図1には、電子写真方式の画像形成機能を有する画像処理装置が電子機器100の一例として示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る電子機器(画像処理装置)100は、本体20から引出し可能なユニット(以下便宜上「引出しユニット」という)10を備える。本実施形態に係る引出しユニット10は、例えば電子写真プロセスにおける転写・定着を行う転写・定着装置1や、用紙を搬送する搬送路を保持するキャリア2などの画像形成機能の一部を実現する部品を備える。キャリア2は、カバー4を備える。また、転写・定着装置1とキャリア2は、本体20に備えられたレール3により、本体20に対して前後方向(図中の矢印FRの方向)に可動可能に支持されている。また、カバー4は、取っ手5を備える。これにより、本実施形態に係る電子機器100では、取っ手5を握って、カバー4を本体20に対して前方向(図中の矢印Fの方向)に可動することで、引出しユニット10を本体20から引き出すことができる。なお、図中の矢印Fの方向とは、主にユーザが対峙する電子機器100の手前側の方向に相当し、逆に矢印Rの方向とは、電子機器100の奥側の方向に相当する。
また、本実施形態に係る電子機器100が備える引出しユニット10は、上記部品を備えるものに限らない。例えば、用紙を給紙するためのモータや、給紙時のエラーを検知するためのセンサを備える給紙トレイなどであってもよい。
《エラー検知構成》
図2は、本実施形態に係るエラー検知の構成例を示す図である。図2には、紙詰り検知がエラー検知の一例として示されている。
本実施形態に係る引出しユニット10が備える搬送路Bは、主搬送路B1、反転搬送路B2、及び排紙路B3などを含む。例えば用紙の両面に画像を形成する場合(両面印刷する場合)には、次のように用紙が搬送される。用紙は、主搬送路B1を経て、反転搬送路B2で表裏が反転され、再度、主搬送路B1に送られて両面印刷され、排紙路B3を経て排紙される。
また、本実施形態に係る搬送路Bには、搬送経路に沿って、紙詰りを検知する複数のセンサ(検知装置)S1〜S15(以下総称する場合「センサS」という)が備えられている。本実施形態に係るセンサSには、例えば排紙センサ、排紙中継センサ、排紙反転センサ、反転入口センサ、反転出口センサ、両面搬送センサ、両面反転センサ、両面入口センサ、両面出口センサ、本体中継センサ、レジストセンサ、搬送タンク用紙検知センサがある。センサSは、それぞれで予め決められた時間内(所定の時間内)に、用紙が検知領域(センシング領域)を経過しなかったときに、紙詰り(ジャム)が発生したと判定する(エラーを検知する)。これにより、本実施形態に係る電子機器100では、紙詰りなどを含む本体内で発生した各種エラーを検知できる。なお、センサSの数や配置位置、また、搬送路Bの種別数や配置位置などは、適宜設定される。
《エラー通知構成》
図3は、本実施形態に係るエラー通知の構成例を示す図である。図3には、紙詰り通知がエラー通知の一例として示されている。
本実施形態に係る引出しユニット10は、カバー4の周辺に、紙詰りの発生箇所をユーザに通知する複数のLED(Light Emitting Diode;通知装置)6a〜6d(以下総称する場合「LED6」という)を備える。本実施形態に係るLED6には、例えば水平搬送ガイド板LED6a、排紙上ガイド板LED6b、排紙左ガイド板LED6c、本体引出しLED6dなどがある。LED6は、センサSが紙詰りを検知した際に、発生した紙詰りをユーザが取り除くための手順(発生したエラーを解決するための手順)に合わせて、順次点灯する。これにより、本実施形態に係る電子機器100では、紙詰りなどを含む本体内のエラー発生箇所をユーザに通知できる。なお、LED6の数や配置位置などは、適宜設定される。
《引出しユニット10と本体20との接続構成》
図4は、本実施形態に係る引出しユニット10と本体20との接続構成例を示す図である。図4(A)には、引出しユニット10が本体20に収納されている状態の模式図、図4(B)には、引出しユニット10が本体20から引き出され、本体20に収納されていない状態の模式図が示されている。
図4(A)に示すように、引出しユニット10が本体20から引き出されていない状態では、引出しユニット10と本体20とは、ドロワコネクタ90で接続される。このとき引出しユニット10と本体20とは、ドロワコネクタ90を介してパラレル通信可能である。一方、図4(B)に示すように、引出しユニット10が本体20から引き出された状態では、ドロワコネクタ90による接続が切り離され(切断され)、引出しユニット10と本体20とは、束線80で接続される。このとき引出しユニット10と本体20とは、シリアル通信可能である。
このように、本実施形態に係る電子機器100では、例えばエラー発生時に、引出しユニット10が本体20から引き出された場合でも、引出しユニット10と本体20との電気的な接続が維持される構成となっている。
また、本実施形態に係る引出しユニット10は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの制御装置を備えた引出しユニット側制御基板11を備える。本実施形態に係る引出しユニット側制御基板11は、束線(シリアル通信束線)80を介して、本体20が備えるコネクタCと接続される。また、引出しユニット側制御基板11は、引出しユニット10が本体20から引出された状態時に、エラーを検知するセンサSやエラー発生箇所を通知するLED6などを制御する。
これにより、本実施形態に係る電子機器100では、例えばエラー発生時に、引出しユニット10が本体20から引き出された状態であっても、束線80を介して、センサSの検知情報(検知結果)を本体20の制御装置(CPU)に送信することができる。また、本実施形態に係る電子機器100では、引出しユニット10のエラー発生箇所をLED6の点灯により通知することができる。
<機能>
本実施形態に係る電子機器100が有する制御機能について説明する。本実施形態に係る電子機器100は、3つの通信経路を備える。具体的には、引出しユニット10が備えるセンサSと電子機器100の本体が備える制御装置とを接続し、引出しユニット10が本体20から引き出されると接続が切り離される(切断される)パラレル通信可能なドロワコネクタ90による第1通信経路である。また、引出しユニット10が備えるセンサSと引出しユニット10が備える制御装置とを接続する通信可能な第2通信経路である。また、電子機器100の本体が備える制御装置と引出しユニット10が備える制御装置とを接続し、引出しユニット10が本体20から引き出されても接続が切り離されない(切断されない)シリアル通信可能な束線80による第3通信経路である。本実施形態に係る電子機器100は、このような通信経路により、次のような制御を行う。引出しユニット10が本体20に収納されている状態では、第1通信経路により、引出しユニット10と本体20との間でパラレル通信を行い、センサSの監視(センサ制御)を、電子機器100が備える制御装置が行う。一方、引出しユニット10が本体20から引き出され、本体20に収納されていない状態では、第2通信経路により、引出しユニット10とセンサSとの間で通信を行う。また、第3通信経路により、引出しユニット10と本体20との間でシリアル通信を行い、センサSの監視を、引出しユニット10が備える制御装置が行う。本実施形態に係る電子機器100は、このような制御機能を有している。
従来の接続方法は、引出しユニット10と本体20とを接続する束線80の本体内における占有面積の減少と、引出しユニット10と本体20との間で行うエラー検知や通知などの制御処理の即応性への対応とを両立させるものではなかった。
そこで、本実施形態に係る電子機器100では、引出しユニット10が本体20に収納されている状態の場合、パラレル通信により本体側でセンサ制御を行う仕組みとした。一方、本実施形態に係る電子機器100では、引出しユニット10が本体20に収納されていない状態の場合、シリアル通信により引出しユニット側でセンサ制御を行う仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る電子機器100は、電子機器100でエラーを検知すると、第1通信経路によるセンサ制御から第2通信経路によるセンサ制御へ切り替わる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る電子機器100は、芯線数が少ない束線80によるシリアル通信をセンサ制御の通信に用いることで、本体内のスペースを確保することができる。また、本実施形態に係る電子機器100は、ドロワコネクタ90によるパラレル通信をセンサ制御の通信に用いることで、引出しユニット10と本体20との間の制御処理で求められる即応性にも対応できる。
以下に、本実施形態に係る電子機器100が有する制御機能を実現する構成とその動作について説明する。図5は、本実施形態に係る電子機器100が有する制御機能を実現する構成例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る電子機器100は、電子機器100の本体20で実現される機能と、引出しユニット10で実現される機能とを有する。
《電子機器100の本体20が有する機能》
本実施形態に係る電子機器100の本体20は、本体側CPU(第1制御部)211を備える本体側制御基板21などを備える。本体側CPU211は、電子機器100が備える制御装置に相当する。
本実施形態に係る本体側制御基板21は、パラレル通信可能な第1通信経路(第1通信手段)N1を介して、引出しユニット10が備えるセンサSと接続される。本実施形態に係る第1通信経路N1は、引出しユニット10が本体20から引き出されると接続が切り離される(切断される)ドロワコネクタ(接続部)90による通信経路である。本実施形態に係る本体側CPU211は、引出しユニット10が本体20に収納されている状態のときに、第1通信経路N1を介して、引出しユニット10が備えるセンサSから送信されたエラーの検知情報などを受信する。つまり、引出しユニット10が本体20に収納されている状態では、エラーの検知情報や解除情報などの処理を含むエラー検知や通知などのセンサ制御(センサSの監視)を、本体側CPU211が行う。
また、本実施形態に係る本体側制御基板21は、シリアル通信可能な第3通信経路(第3通信手段)N3を介して、引出しユニット側制御基板11と接続される。本実施形態に係る第3通信経路N3は、引出しユニット10が本体20から引き出されても接続が切り離されない(切断されない)束線80による通信経路である。本実施形態に係る本体側CPU211は、引出しユニット10が本体20から引き出され、本体20に収納されていない状態のときに、第3通信経路N3を介して、引出しユニット側制御基板11から送信されたエラーの解除情報などを受信する。
《引出しユニット10が有する機能》
本実施形態に係る引出しユニット10は、引出しユニット側CPU(第2制御部)111とシリアル通信装置(通信部)112を備える引出しユニット側制御基板11、LED(通知部)6、及びセンサ(検知部)Sなどを備える。本実施形態に係る引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が備える制御装置に相当する。また、シリアル通信装置112は、引出しユニット側CPU111と本体側CPU211との間でシリアル通信を行うための通信装置に相当する。また、本実施形態に係るLED6は、紙詰りなどのエラー発生箇所をユーザに通知する通知装置に相当し、本実施形態に係るセンサSは、エラーを検知する検知装置に相当する。
本実施形態に係る引出しユニット側制御基板11は、第2通信経路(第2通信手段)N2を介して、LED6及びセンサSと接続される。本実施形態に係る第2通信経路N2は、束線による通信経路である。なお、第2通信経路N2は、パラレル通信又はシリアル通信のいずれかの方式を用いて通信可能な通信経路である。また、本実施形態では、第2通信経路N2を束線により実現する例を示しているが、この限りでない。第2通信経路N2は、束線でなくてもよい。本実施形態に係る引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20から引出された状態のときに、センサSやLED6などを制御する。つまり、引出しユニット10が本体20から引き出され、本体20に収納されていない状態では、エラーの検知情報や解除情報などの処理を含むエラー検知や通知などの制御(センサSの監視)を、引出しユニット側CPU111が行う。このとき引出しユニット側CPU111は、エラーの検知情報や解除情報を処理し、処理した情報をシリアル通信装置112に転送する。その結果、本実施形態に係るシリアル通信装置112は、第3通信経路N3を介して、処理した情報を本体側CPU211に送信する。また、引出しユニット側CPU111は、エラーの検知情報や解除情報に基づき、エラー発生箇所に該当するLED6の点灯/消灯を制御する。
《電子機器100の制御動作》
以下に、本実施形態に係る電子機器100が有する制御機能の動作(各機能部の連携動作)について、フローチャートを用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る制御処理手順例を示すフローチャートである。図6(A)には、本体側CPU211で実行される制御処理例が示されている。また、図6(B)には、引出しユニット側CPU111で実行される制御処理例が示されている。図6に示すように、本実施形態に係る電子機器100では、本体側CPU211と引出しユニット側CPU111との間で、通信経路を介したセンサ制御の同期処理が実行される。
まず、本体側CPU211が制御を開始する(ステップS1)。このときの引出しユニット10の収納状態は、本体20に収納されている状態である。
次に本体側CPU211は、両面搬送センサに該当するセンサSの検知結果を監視する(ステップS2)。このとき本体側CPU211は、ドロワコネクタ90によるパラレル通信可能な第1通信経路N1を介して、センサSの検知結果を監視する。
次に本体側CPU211は、検知結果に基づき、紙詰りが検知されたか否かを判定する(ステップS3)。このとき本体側CPU211は、紙詰りが検知されない間(ステップS3:NO)、ステップS2の処理に戻り、検知結果の監視を継続する。
その結果、本体側CPU211は、紙詰りが検知された場合(ステップS3:YES)、制御処理を引出しユニット側CPU111に移行する。このとき本体側CPU211は、第3通信経路N3を介して、引出しユニット10のシリアル通信装置112へ制御開始命令(センサSの監視の開始指示命令)を送信する。これにより、引出しユニット側CPU111には、シリアル通信装置112から制御開始命令が転送され、センサSの監視の開始指示を受け付ける。
これにより、本実施形態に係る電子機器100は、紙詰りが検知されると、紙詰りを解消するために、引出しユニット10が本体20から引き出されることから、本体側CPU211から引出しユニット側CPU111に移行される。
これを受けて引出しユニット側CPU111は、制御を開始する(ステップS4)。
次に引出しユニット側CPU111は、両面搬送センサに該当するセンサSの検知結果を監視する(ステップS5)。このとき引出しユニット側CPU111は、第2通信経路N2を介して、センサSの検知結果を監視する。このように、本実施形態に係る電子機器100では、紙詰りが検知されると、第1通信経路N1によるセンサSの監視から第2通信経路N2によるセンサSの監視へ切り替わる。
次に引出しユニット側CPU111は、本体引出しLED6dを点灯する(ステップS6)。このとき引出しユニット側CPU111は、第2通信経路N2を介して、本体引出しLED6dへ点灯命令を送信する。このように、電子機器100では、該当するLED6を点灯させることで、紙詰りの発生をユーザに通知する。
次に引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20から引き出されたか否かを判定する(ステップS7)。このとき引出しユニット側CPU111は、引出しユニット側と本体側とのドロワコネクタ90の接続が切り離されたか(切断されたか)否かの判定結果に基づき、引出しユニット10が本体20から引き出されたか否かを判定する。引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20から引き出されていない間(引出しユニット10が本体20に収納されている間;ステップS7:NO)、ステップS7の処理を繰り返し、引出しユニット10の収納状態変化の監視を継続する。
その結果、引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20から引き出された場合(ステップS7:YES)、本体引出しLED6dを消灯し(ステップS8)、水平搬送ガイド板LED6aを点灯する(ステップS9)。このとき引出しユニット側CPU111は、第2通信経路N2を介して、本体引出しLED6dへ消灯命令を送信し、水平搬送ガイド板LED6aへ点灯命令を送信する。このように、電子機器100では、紙詰りを解消するための手順に従って、該当するLED6を点灯させることで、紙詰り発生箇所をユーザに通知する。
次に引出しユニット側CPU111は、発生した紙詰りが解消されたか否かを判定する(ステップS10)。このとき引出しユニット側CPU111は、第2通信経路N2を介して、センサSから受信した検知結果に基づき、発生した紙詰りが解消されたか否かを判定する。引出しユニット側CPU111は、発生した紙詰りが解消されていない間(ステップS10:NO)、ステップS10の処理を繰り返し、紙詰りの解消状態変化の監視を継続する。
その結果、引出しユニット側CPU111は、発生した紙詰りが解消された場合(ステップS10:YES)、水平搬送ガイド板LED6aを消灯する(ステップS11)。このとき引出しユニット側CPU111は、第2通信経路N2を介して、水平搬送ガイド板LED6aへ消灯命令を送信する。このように、電子機器100では、紙詰り発生箇所に該当するLED6を消灯させることで、発生した紙詰りが解消された旨をユーザに通知する。
なお、このとき引出しユニット側CPU111は、紙詰りの解除情報を処理し、シリアル通信装置112に転送する。これにより、本体側CPU211には、第3通信経路N3を介して、シリアル通信装置112から処理した情報が送信され、紙詰りが解消された旨の通知を受け付ける。このときの受信データは、例えば電子機器100が備える表示装置(非図示)の表示内容に反映される。
次に引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20に収納されたか否かを判定する(ステップS12)。このとき引出しユニット側CPU111は、引出しユニット側と本体側とのドロワコネクタ90が接続されたか否かの判定結果に基づき、引出しユニット10が本体20に収納されたか否かを判定する。引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20に収納されていない間(引出しユニット10が本体20から引き出された状態の間;ステップS12:NO)、ステップS12の処理を繰り返し、引出しユニット10の収納状態変化の監視を継続する。
その結果、引出しユニット側CPU111は、引出しユニット10が本体20に収納された場合(ステップS12:YES)、要求された画像処理が実行可能か否かを判定する(ステップS13)。このとき引出しユニット側CPU111は、発生した他のエラーの有無などに基づき、要求された画像処理が実行可能か否かを判定する。引出しユニット側CPU111は、要求された画像処理が実行可能でない間(ステップS13:NO)、ステップS13の処理を繰り返し、画像処理の実行可能状態変化の監視を継続する。
その結果、引出しユニット側CPU111は、要求された画像処理が実行可能な場合(ステップS13:YES)、制御処理を本体側CPU211に移行する。このとき引出しユニット側CPU111は、第3通信経路N3を介して、シリアル通信装置112へ制御再開命令(センサSの監視の開始指示命令)を送信する。これにより、本体側CPU211には、引出しユニット10のシリアル通信装置112から制御再開命令が転送され、センサSの監視の開始指示を受け付ける。
これにより、本実施形態に係る電子機器100は、発生した紙詰りが解消されると、引出しユニット10が本体20に収納されることから、引出しユニット側CPU111から本体側CPU211に移行される。
これを受けて本体側CPU211は、再び制御を開始し(ステップS14)、両面搬送センサに該当するセンサSの検知結果を監視する(ステップS15)。このように、本実施形態に係る電子機器100では、発生した紙詰りが解消されると、第2通信経路N2によるセンサSの監視から第1通信経路N1によるセンサSの監視へ切り替わる。
このように、本実施形態に係る電子機器100では、引出しユニット10が本体20に収納されている状態の場合、パラレル通信により本体側でセンサ制御を行う。一方、本実施形態に係る電子機器100では、引出しユニット10が本体20に収納されていない状態の場合、シリアル通信により引出しユニット側でセンサ制御を行う。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る電子機器100によれば、3つの通信経路を備える。具体的には、引出しユニット10のセンサSと電子機器100の本体側CPU211とを接続し、引出しユニット10が本体20から引き出されると接続が切り離される(切断される)パラレル通信可能なドロワコネクタ90による第1通信経路N1である。また、引出しユニット10のセンサSと引出しユニット側CPU111とを接続する通信可能な束線による第2通信経路N2である。また、電子機器100の本体側CPU211と引出しユニット10の引出しユニット側CPU111とを接続し、引出しユニット10が本体20から引き出されても接続が切り離されない(切断されない)シリアル通信可能な束線80による第3通信経路N3である。本実施形態に係る電子機器100は、このような通信経路により、次のような制御を行う。引出しユニット10が本体20に収納されている状態では、第1通信経路N1により、引出しユニット10と本体20との間でパラレル通信を行い、エラー検知や通知などの制御を、電子機器100の本体側CPU211が行う。一方、引出しユニット10が本体20から引き出され、本体20に収納されていない状態では、第2通信経路N2により、引出しユニット10とセンサSとの間で通信を行う。また、第3通信経路N3により、引出しユニット10と本体20との間でシリアル通信を行い、エラー検知や通知などの制御を、引出しユニット10の引出しユニット側CPU111が行う。
これによって、本実施形態に係る電子機器100は、電子機器100に対する引出しユニット10の収納状態の変化に応じて、パラレル通信によるセンサ制御とシリアル通信によるセンサ制御とが切り替わる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る電子機器100は、芯線数が少ない束線80によるシリアル通信をセンサ制御の通信に用いることで、本体内のスペースを確保することができる。また、本実施形態に係る電子機器100は、ドロワコネクタ90によるパラレル通信をセンサ制御の通信に用いることで、引出しユニット10と本体20との間の制御処理で求められる即応性にも対応できる。
なお、上記実施形態では、引出しユニット10と本体20との間のパラレル通信可能な接続部に、ドロワコネクタ90を用いる例を示したが、この限りでない。本実施形態に係る接続部は、引出しユニット10のセンサSと電子機器100の本体側CPU211とを接続し、引出しユニット10が本体20から引き出されると接続が切り離されるパラレル通信可能な接続部品であればよい。
また、本実施形態では、電子機器100の制御機能を、ハードウェアの実装により実現する方法について説明を行ったが、この限りでない。本実施形態に係る制御機能の一部をソフトウェアの実装により実現してもよい。具体的には、CPUなどの制御装置において、プログラムが実行され、該当する機能部が他の機能部(ハードウェアの実装により実現された機能)と連携動作することで実現される。
プログラムは、実行環境である制御装置が読み取り可能な記憶媒体に、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記憶され提供される。プログラムは、実現する機能部を含むモジュール構成となっており、制御装置が記憶媒体からプログラムを読み出し実行することで、主記憶装置のRAM(Random Access Memory)上に機能部が生成される。なお、プログラムの提供方法は、この限りでない。例えばプログラムを、インターネットなどに接続された機器に格納し、通信IF(interface)を介してネットワーク経由でダウンロードする方法であってもよい。また、プログラムの提供方法は、主記憶装置のROM(Read Only Memory)や補助記憶装置のHDD(Hard Disk Drive)などに予め組み込んで提供する方法であってもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 引出しユニット
11 引出しユニット側制御基板
20 本体
21 本体側制御基板
90 ドロワコネクタ
80 束線
100 電子機器
111 引出しユニット側CPU
112 シリアル通信装置
211 本体側CPU
特開2001−38982号公報

Claims (9)

  1. 電子機器の本体から引出し可能なユニットが備える検知部と前記本体が備える第1制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されると接続が切り離されるパラレル通信可能な第1通信経路と、
    前記検知部と前記ユニットが備える第2制御部とを接続する第2通信経路と、
    前記第1制御部と前記第2制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されても接続が切り離されないシリアル通信可能な第3通信経路と、を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記検知部は、
    紙詰りを検知することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記検知部が前記紙詰りを検知すると、
    前記第1通信経路を介した前記第1制御部による前記検知部の監視から、前記第2通信経路を介した前記第2制御部による前記検知部の監視に切り替わることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記検知部が前記紙詰りを検知すると、
    前記第1制御部は、
    前記第3通信経路を介して、前記第2制御部に対し、前記第2通信経路を介した前記検知部の監視の開始を指示することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記検知部が検知した前記紙詰りが解消され、前記ユニットが前記本体に収納され、かつ所定の画像処理が実行可能である場合に、
    前記第2通信経路を介した前記第2制御部による前記検知部の監視から、前記第1通信経路を介した前記第1制御部による前記検知部の監視に切り替わることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記検知部が検知した前記紙詰りが解消され、前記ユニットが前記本体に収納され、かつ所定の画像処理が実行可能である場合に、
    前記第2制御部は、
    前記第3通信経路を介して、前記第1制御部に対し、前記第1通信経路を介した前記検知部の監視の開始を指示することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  7. 前記第1通信経路は、
    パラレル通信可能なドロワコネクタにより、前記検知部と前記第1制御部とが接続された通信経路であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記第3通信経路は、
    シリアル通信可能な束線により、前記第1制御部と前記第2制御部が接続された通信経路であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 電子機器の本体から引出し可能なユニットが備える検知部と前記本体が備える第1制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されると接続が切り離されるパラレル通信可能な第1通信経路と、
    前記検知部と前記ユニットが備える第2制御部とを接続する第2通信経路と、
    前記第1制御部と前記第2制御部とを接続し、前記ユニットが前記本体から引き出されても接続が切り離されないシリアル通信可能な第3通信経路と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
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