JP6136401B2 - パッチアンテナの実装方法 - Google Patents
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ところで、近年、携帯端末の小型化及び低価格化の実現のために、携帯端末部品のSMD(Surface MountDevice)化及び自動マウント化(自動実装化)が進んでいる。しかしながら、給電ピンのアンテナ本体から下方に突出する部分を実装基板の孔に貫通させて給電ピンを給電パッドに電気的に接続する構造のパッチアンテナでは、SMD化及び自動実装化が難しかった。
そこで、パッチアンテナとして、上下方向に貫通する貫通孔を有する誘電体の上面に放射電極が形成される一方、誘電体の下面に接地電極が形成され、前記貫通孔に挿入され且つ放射電極の上方に突出した給電ピンの上端部が半田を介して放射電極に電気的に接続され、給電ピンの下端部が接地電極の下面とほぼ面一又は当該下面よりも上方となるように仮止めされたパッチアンテナが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
このパッチアンテナを実装するにあたっては、パッチアンテナを実装基板の上に載置し、給電ピンの上端部と放射電極とを電気的に接続していた半田を加熱により溶融させることによって、給電ピンを貫通孔内で落下させ、給電ピンの上端部と放射電極との半田による電気的な接続を維持させつつ当該給電ピンの下端部を給電パッドに電気的に接続する(例えば、特許文献1参照)。
一方で、実装後における給電ピンの放射電極の上方からの突出量が大き過ぎると、アンテナの機能としては無駄なスペースが増え、突出した給電ピンがアンテナ実装製品の他の部品の設置の妨げとなったりする虞がある。
そこで、上記特許文献1の技術の場合、給電ピンの落下量を考慮し、実装後に必要な接合強度が確保でき且つ給電ピンの放射電極の上方からの突出量が大き過ぎないように、給電ピンの長さを予め適切な値に設定しておく必要があった。
しかしながら、パッチアンテナを実装する実装基板の平面度や給電パッドに付着させる半田の量の違いにより、実装後における給電ピンの放射電極の上方からの突出量が変動する。そのため、実際上、給電ピンの突出量をコントロールすることは難しかった。
上下方向に貫く貫通孔を有する誘電体、前記誘電体の上面に形成された放射電極、前記誘電体の下面に形成された接地電極、及び、前記貫通孔に挿入された給電ピンを備えるパッチアンテナを、前記給電ピンの下端部を実装基板の上面に形成された給電パッドに電気的に接続させて、前記実装基板に実装する方法において、
前記パッチアンテナとして、前記貫通孔の内部に、前記放射電極に電気的に接続され且つ前記給電ピンを挿入させるための挿入孔と該挿入孔の内壁から内側に突出する突出部とが形成された導体が配設されたものを用意し、
前記給電ピンとして、その外周に前記突出部に接触する形状に半田を付着させたものを用意し、
前記半田を付着させた前記給電ピンを前記挿入孔に挿入して、前記給電ピンに付着している前記半田の部分と前記挿入孔内の前記突出部とが嵌合することによって前記給電ピンの下端が前記接地電極の下面より上方に位置するように前記給電ピンを仮止めする工程と、
前記パッチアンテナを前記実装基板の上に載置する工程と、
前記半田を加熱により溶融させることによって前記給電ピンを前記挿入孔内で自重で落下させ、当該給電ピンの下端部を前記給電パッドに電気的に接続すると共に、前記半田によって前記給電ピンの外周を前記導体に電気的に接続する工程と、
を備えることを特徴とするパッチアンテナの実装方法である。
一方で、貫通孔内に形成した挿入孔内で給電ピンの外周と導体ひいては放射電極とが電気的に接続されることから、電気的な接続のために給電ピンを放射電極の上方から大きく突出させる必要がないことから、実装後における給電ピンの放射電極の上方からの突出量を低減させることが容易である。
図1(A)は、第1の実施形態に係るパッチアンテナ1を示している。
このパッチアンテナ1は、放射電極10、誘電体11、接地電極12及び給電ピン13を備えている。なお、完成品のパッチアンテナ1から給電ピン13を除いた部分を「アンテナ本体1A」とする(図2(B)参照)。
誘電体11は、例えば、チタン酸バリウムや、チタン酸マグネシウム等の高誘電率を有するセラミックス材料から形成されている。高誘電率の材料としたのはパッチアンテナ1を小型化するためである。この誘電体11には、上下方向に貫通する円形の貫通孔14が形成されている。そして、この貫通孔14には、給電ピン13を支持するための導電性のピンサポート15の円筒部15aが配置されている。この円筒部15aは導体を構成している。なお、この誘電体11は、セラミックス材料に限らずガラス又はプラスチックその他の材質で形成されていてもよい。
このピンサポート15が装着された状態では、ピンサポート15の円筒部15aの下端は誘電体11の下面よりも上方に位置している。なお、ピンサポート15の円筒部15aの下端は誘電体11の下面と同一の高さ位置にあってもよい。
また、給電ピン13における半田層13aの形成範囲は、この実施形態のように給電ピン13の全表面であってもよいが、実装後に十分な接合強度が得られるのであれば、給電ピン13の表面の一部だけに形成してもよい。
この製造方法においては、図2(A)に示すように、貫通孔14が形成された誘電体11の上面に放射電極10を、当該誘電体11の下面に接地電極12をそれぞれ備えたアンテナ本体部品1Bを準備する。このアンテナ本体部品1Bの製造は一般に行われている方法で容易に行うことができる。なお、ここで、「アンテナ本体部品1B」とは、アンテナ本体1Aまでには至らない状態のアンテナ本体1Aの構成部品である。
そして、ピンサポート15の円筒部15aをアンテナ本体部品1Bの貫通孔14に上方から挿入する。この円筒部15aの貫通孔14への挿入は、ピンサポート15のフランジ15bの下面がアンテナ本体部品1Bの放射電極10の上面に当接するまで行う。
次に、図2(B)に示すように、ピンサポート15のフランジ15bの外周縁と放射電極10とを高融点の半田(第2の半田)16によって電気的に接続する。この電気的接続はピンサポート15のフランジ15bの全周に亘って行う。これにより、パッチアンテナ1のアンテナ本体1Aが製造される。
ここで、基台20について説明すれば、基台20の上面には突起21が形成されている。この突起21は、アンテナ本体1Aの接地電極12の欠損部分12aに対応して形成されており、基台20の上面から僅かに突出している。この突出量は、ここでは接地電極12の厚さと同じなっている。基台20の上面のその他の部分は平面となっている。また、突起21の上面も平面となっている。なお、ここでは基台20に、接地電極12と同じ厚さの突起21を形成しているが、接地電極12の厚さは小さいので、その代わりに、貫通孔14の下部に挿入可能な程度の大きさ、形状及び突出量を持つ突起を設けてもよい。この場合には、パッチアンテナ1の給電ピン13の仮止め高さ位置がより上方となる。
その後、治具などを使用し、給電ピン13をその下端が基台20の突起21に当接するまでピンサポート15の挿入孔15cに押し込む。
以上によって、図2(E)に示すパッチアンテナ1が製造される。
また、この製造方法によれば、上面に突起21を形成した基台20を使用しているが、上面に突起21を設けずに、基台20の上面を平面としてもよい。この場合には、挿入孔15cに挿入した給電ピン13の下端を基台20の上面に当接させれば、給電ピン13の下端は接地電極12の下面と同一の高さ位置となる。
また、この製造方法によれば、ピンサポート15をアンテナ本体部品1Bに装着した後に給電ピン13をピンサポート15の挿入孔15cに挿入したが、ピンサポート15をアンテナ本体部品1Bに装着する前に、ピンサポート15の挿入孔15cに給電ピン13を挿入しておき、その後にピンサポート15をアンテナ本体部品1Bに装着してもよい。ただし、この場合には、ピンサポート15のフランジ15bと放射電極10とを半田16で電気的接続する際に給電ピン13の半田層13aが溶融しないように配慮すること、給電ピン13の下端を接地電極12の下面よりも突出させないことが必要となる。
この実装では、図1(A)に示すパッチアンテナ1と、図1(B)中の下側の図に示すような実装基板25とが使用される。この実装基板25は、給電ピン13に電気的に接続すべき給電パッド26と、接地電極12に電気的に接続すべき接地電極パッド27とを上面に備えている。
そして、パッチアンテナ1を実装するにあたっては、図1(B)に示すように、この実装基板25の給電パッド26及び接地電極パッド27の上にクリーム半田28を塗布する。
次に、給電ピン13の下端と実装基板25の給電パッド26とが対向するように平面的な位置決めして、実装基板25の上にパッチアンテナ1を載置する。この時点では、給電ピン13の下端はクリーム半田28に当接されていなくてもよい。
半田層13aは溶融すると、給電ピン13の支持力を失う。その結果、給電ピン13は挿入孔15c内を自重によって落下し、接地電極12の下面から突出する。
また、パッチアンテナ1の接地電極12もクリーム半田28を介して実装基板25の接地電極パッド27に電気的に接続される。
すなわち、給電ピン13がその外周の広い範囲で第1の半田を介してピンサポート15に電気的に接続されるので、半田による接合面積を大きく確保することができることから、半田による接続強度が十分に確保できる。
一方で、貫通孔14内に形成した挿入孔15c内で給電ピン13の外周とピンサポート15ひいては放射電極10とを電気的に接続する際に給電ピン13を放射電極10の上方から突出させないので、アンテナ実装製品の他の部品の設置が妨げられることがなくなる。
図3(A)は、第2の実施形態に係るパッチアンテナ2の断面図である。
このパッチアンテナ2は、上記パッチアンテナ1と構造が似通っているので、同一部材については同一の符号を用い、その説明については適宜省略する。
このパッチアンテナ2は、誘電体11の下面に貫通孔14よりも径の大きい円形の凹部11aを備えると共に、給電ピン13の下端部に導電性で円板状の座部13bを備えている。
なお、この実施形態では、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端がアンテナ本体1Aつまりピンサポート15の上面から突出しない構成としたが、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端がピンサポート15の上面から突出し、パッチアンテナ2の実装後には給電ピン13の上端がピンサポート15の上面と同一の高さ位置か或いは当該上面よりも下方に位置するように構成してもよい。
すなわち、パッチアンテナ2を使用することにより、座部13bを有しない給電ピン13に比べて、座部13bがある分、広い範囲で実装基板の給電パッド26と電気的に接続されるので、接続状態を良好なものとすることができると共に、給電ピン13は座部13bがある分だけ重量が嵩むので、給電ピン13の落下が円滑となる。
図4(A)は、第3の実施形態に係るパッチアンテナ3の断面図である。
このパッチアンテナ3は、上記パッチアンテナ1と構造が似通っているので、同一部材については同一の符号を用い、その説明については適宜省略する。
このパッチアンテナ3では、第1の実施形態のパッチアンテナ1のピンサポート15に代えて、貫通孔14の壁面に放射電極10に連なる導体30が配置され、この導体30によって挿入孔30aが形成されている。この導体30は、例えばメッキ法その他によって放射電極10と一緒に形成されている。勿論、導体30は、放射電極10とは別の材質で且つ同一の方法又は異なる方法で形成されていてもよい。例えば、放射電極10は銀ペーストの印刷で形成され、導体30は金メッキ等で形成されていてもよい。
なお、この実施形態では、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端が放射電極10の上面から突出しない構成としたが、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端が放射電極10の上面から突出し、パッチアンテナ3の実装後には給電ピン13の上端が放射電極10の上面と同一の高さ位置か或いは当該上面よりも下方に位置するように構成してもよい。
すなわち、上記第1の実施形態では、パッチアンテナ1がアンテナ本体部品1Bとは別体のピンサポート15を備え、ピンサポート15をアンテナ本体部品1Bに取り付ける手間が掛かる分、パッチアンテナ1自体の単価も嵩むことになるが、この第3の実施形態では、貫通孔14内の導体30はメッキ法その他によって簡単に形成できるため、パッチアンテナ3自体の単価を抑制することができる。
図5は、第4の実施形態に係るパッチアンテナ4の断面図である。
このパッチアンテナ4は、上記パッチアンテナ1及びパッチアンテナ2と構造が似通っているので、同一部材については同一の符号を用い、その説明については適宜省略する。
このパッチアンテナ4は、誘電体11の下面に貫通孔14よりも径の大きい円形の凹部11aを備えると共に、給電ピン13の下端部に導電性で円板状の座部13bを備えている。
なお、この実施形態では、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端が放射電極10の上面から突出しない構成としたが、給電ピン13がアンテナ本体1Aに仮止めされた状態で、給電ピン13の上端が放射電極10の上面から突出し、パッチアンテナ4の実装後には給電ピン13の上端が放射電極10の上面と同一の高さ位置か或いは当該上面よりも下方に位置するように構成してもよい。
すなわち、パッチアンテナ4を使用することにより、座部13bを有しない給電ピン13に比べて、座部13bがある分、広い範囲で実装基板の給電パッド26と電気的に接続されるので、接続状態を良好なものとすることができると共に、給電ピン13は座部13bがある分だけ重量が嵩むので、給電ピン13の落下が円滑となる。
図6は、第5の実施形態に係るパッチアンテナ5を説明するための図である。
このパッチアンテナ5は、基本的に、上記パッチアンテナ1と同様の構造を有している。したがって、同一部材については同一の符号を用い、その説明については適宜省略する。
このパッチアンテナ5はピンサポート15を備えている。ただし、このピンサポート15の内壁には、例えば4つのガイドリブ15dが円周方向に等間隔に上下方向に延在して設けられている。このガイドリブ15dは、挿入孔15cの内壁からの突出量が下方に向かって徐々に増加するような形状となっている。一方、給電ピン13には上下方向の一部に低融点の半田13cが塊となって付設され、給電ピン13を挿入孔15cに上方から挿入することにより、この半田13cにガイドリブ15dが食い込む形で嵌合され、給電ピン13が支持されている。このような食い込みを容易にするため、図7に示すように、ガイドリブ15dの傾斜部は三角状の尖った形となっている。
すなわち、上記パッチアンテナ1〜4では、給電ピン13の外側に半田層13aを形成し、挿入孔15c又は30aに嵌合するものであったので、給電ピン13の径、半田層13aの厚さ、及び挿入孔15c又は30aの径をある程度厳格に管理する必要があるが、このパッチアンテナ5では、給電ピン13に塊の半田13cを付着させるものであり、当該半田13cがガイドリブ15dに食い込めば足りるので、給電ピン13の径、半田13cの厚さ及び挿入孔15cの径の厳格な管理が不要となる。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
上下方向に貫く貫通孔を有する誘電体、前記誘電体の上面に形成された放射電極、前記誘電体の下面に形成された接地電極、及び、前記貫通孔に挿入された給電ピンを備えるパッチアンテナを、前記給電ピンの下端部を実装基板の上面に形成された給電パッドに電気的に接続させて、前記実装基板に実装する方法において、
前記パッチアンテナとして、前記貫通孔の内部に、前記放射電極に電気的に接続され且つ前記給電ピンを挿入させるための挿入孔を形成する導体を配設する工程と、
前記給電ピンの外周又は前記挿入孔の内壁の少なくとも一方に半田を付着させる工程と、
この半田の付着部分で前記給電ピンと前記挿入孔とが嵌合することによって前記給電ピンの下端が前記接地電極の下面より上方に位置するように前記給電ピンを仮止めする工程と、
前記パッチアンテナを前記実装基板の上に載置する工程と、
前記半田を加熱により溶融させることによって前記給電ピンを前記挿入孔内で自重で落下させ、当該給電ピンの下端部を前記給電パッドに電気的に接続すると共に、前記半田によって前記給電ピンの外周を前記導体に電気的に接続する工程と、
を備えることを特徴とするパッチアンテナの実装方法。
<請求項2>
前記パッチアンテナは、前記挿入孔を有するピンサポートによって前記導体が構成され、このピンサポートが半田によって前記放射電極に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナの実装方法。
<請求項3>
前記誘電体に、下面に開口し前記貫通孔の直径よりも大きい内周を有し当該貫通孔と連通された凹部を形成しておくとともに、前記給電ピンの下端に、当該給電ピンの全周囲に張り出した導電性の座部を形成しておき、前記仮止めの際に前記座部を前記凹部に位置させ当該座部の下端を前記接地電極の下面より上方に位置させておくことを特徴とする請求項1又は請求項2のパッチアンテナの実装方法。
1A アンテナ本体
1B アンテナ本体部品
10 放射電極
11 誘電体
12 接地電極
13 給電ピン
13a 半田層(第1の半田)
14 貫通孔
15 ピンサポート
15c 挿入孔
16 第2の半田
25 実装基板
26 給電パッド
30 導体
30a 挿入孔
Claims (3)
- 上下方向に貫く貫通孔を有する誘電体、前記誘電体の上面に形成された放射電極、前記誘電体の下面に形成された接地電極、及び、前記貫通孔に挿入された給電ピンを備えるパッチアンテナを、前記給電ピンの下端部を実装基板の上面に形成された給電パッドに電気的に接続させて、前記実装基板に実装する方法において、
前記パッチアンテナとして、前記貫通孔の内部に、前記放射電極に電気的に接続され且つ前記給電ピンを挿入させるための挿入孔と該挿入孔の内壁から内側に突出する突出部とが形成された導体が配設されたものを用意し、
前記給電ピンとして、その外周に前記突出部に接触する形状に半田を付着させたものを用意し、
前記半田を付着させた前記給電ピンを前記挿入孔に挿入して、前記給電ピンに付着している前記半田の部分と前記挿入孔内の前記突出部とが嵌合することによって前記給電ピンの下端が前記接地電極の下面より上方に位置するように前記給電ピンを仮止めする工程と、
前記パッチアンテナを前記実装基板の上に載置する工程と、
前記半田を加熱により溶融させることによって前記給電ピンを前記挿入孔内で自重で落下させ、当該給電ピンの下端部を前記給電パッドに電気的に接続すると共に、前記半田によって前記給電ピンの外周を前記導体に電気的に接続する工程と、
を備えることを特徴とするパッチアンテナの実装方法。 - 前記パッチアンテナは、前記挿入孔及び前記突出部を有するピンサポートによって前記導体が構成され、このピンサポートが半田によって前記放射電極に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナの実装方法。
- 前記誘電体に、下面に開口し前記貫通孔の直径よりも大きい内周を有し当該貫通孔と連通された凹部を形成しておくとともに、前記給電ピンの下端に、当該給電ピンの全周囲に張り出した導電性の座部を形成しておき、前記仮止めの際に前記座部を前記凹部に位置させ当該座部の下端を前記接地電極の下面より上方に位置させておくことを特徴とする請求項1又は請求項2のパッチアンテナの実装方法。
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