JP6136241B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を拡大してスクリーンに投射する画像表示装置に関するものである。
装置前方に設置したスクリーン上に画像を投射するフロント投射型の画像表示装置(以下「プロジェクタ」ともいう)は、企業でのプレゼンテーション用や学校教育用として、また、家庭用としても幅広く用いられるようになっている。プロジェクタには、プロジェクタ内に用いる画像表示素子の違いによって、反射型液晶プロジェクタ、透過型液晶プロジェクタ、DMD(Digital Micromirror Device)プロジェクタなどがある。DMDプロジェクタの例として、DMDと投射光学系との間に絞り部材を設けて不要光をカットする構造を備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1のDMDプロジェクタのように不要光をカットすることで、いわゆる「ゴースト」の発生を防ぐことができ、投射された画像のコントラストを向上させる効果がある。ここで「不要光」とは、投射される画像に寄与しない光をいう。
このような不要光が、投射光学系に入射することを防いだとしても、DMDを照明するための光の一部や、DMDで反射された光の一部も不要光であって、これら不要光が鏡胴を含む投射レンズ系を照明すると、投射光学系の温度が上昇する。投射光学系の温度が上昇すると、投射レンズ系を構成する個々のレンズの曲率半径や、レンズ配置間隔、及び、屈折率等が変化する。このようなレンズ形状などの変化は、解像度劣化などの品質低下をもたらす原因となる。
そこで、不要光による温度上昇を防ぐことができる構成を備えた投射光学系が求められている。この課題に対して、特許文献1のDMDプロジェクタが備える投射光学系では、不要光による温度上昇を防ぐことはできない。
本発明は、投射光学系への不要光の照射を低減させ、投射光学系の温度上昇を抑制し、投射される画像の品質を安定させることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、光源と、複数の微小ミラーを有する反射型画像表示素子と、前記光源から前記反射型画像表示素子までの光路上に配置される複数の光学素子を有する照明光学系と、前記複数の微小ミラーのうちオン状態にある微小ミラーからの反射光を被投射面に投射する投射光学系と、を備えた画像表示装置において、前記光源から出射されて前記反射型画像表示素子に向かう光線の光路上には、レンズ、第1ミラー、第2ミラーの順に光学素子が配置されていて、前記第1ミラーで反射されて前記第2ミラー側に向かう光線の一部を遮光する第1遮光部材を有し、前記第1遮光部材は、前記鏡胴には非接触の状態で保持固定されていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、投射光学系への不要光の照射を低減させ、投射光学系の温度上昇を抑制し、投射される画像の品質を安定させることができる。
本発明に係る画像表示装置が備える光学系の配置構成を斜め方向から見た配置図である。 上記画像表示装置とスクリーンを一定の方向から見た状態を示す図である。 上記画像表示装置とスクリーンを別の方向から見た状態を示す図である。 上記画像表示装置が備える光学系の配置構成をx軸方向から見た配置図である。 上記画像表示装置が備える光学系の配置構成をx軸方向から見た図であって、鏡胴を省略して投射レンズ系を示した透過配置図である 上記画像表示装置が備える防爆ガラスとカラーホイールの配置の例を示す図である。 上記画像表示装置が備える反射型画像表示素子の例であるDMDの構成を示す図である。 上記画像表示装置が備える投射光学系を構成する投射レンズ系の例であって、(a)広角端、(b)望遠端のレンズ配置状態を示す光学配置図である。 上記画像表示装置が備える投射レンズ系が広角端(a)と望遠端(b)の状態にあるときのスクリーン上の照度分布の例を示す図である。 上記画像表示装置における周辺照度比を説明する図である。 本発明に係る画像表示装置の実施例1が備える投射光学系を反射型画像表示素子側から見た斜視図である。 本発明に係る画像表示装置の実施例2が備える投射光学系を反射型画像表示素子側から見た斜視図である。 上記実施例1に係る投射光学系の構成部材の寸法と配置位置の例を示す図である。 上記実施例2に係る投射光学系の構成部材の寸法と配置位置の例を示す図である。 上記実施例1に係る遮光部材の寸法の例を示す図であって、(a)反射型画像表示素子側から見た図、(b)z軸方向から見た図、である。
以下、本発明に係る画像表示装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本実施形態に係る画像表示装置100と、被投射面であるスクリーン101との関係について説明する。図2と図3は、本実施形態に係る画像表示装置100とスクリーン101との配置関係を示す図である。図2は、本実施形態に係る画像表示装置100とスクリーン101を一定の方向から見た状態を示す図である。また、図3は、本実施形態に係る画像表示装置100とスクリーン101を別の方向から見た状態を示す図である。
画像表示装置100は、画像表示素子として反射型画像表示素子7を搭載している。反射型画像表示素子7は、複数の微小ミラーが配置されていて、有効反射面の形状が長方形形状である。以下の説明において、反射型画像表示素子7の有効反射面の短手方向をx軸とし、長手方向をz軸とする。また、x軸にもz軸にも直交し、有効反射面からの垂直方向をy軸とする。また、反射型画像表示素子7の有効反射面の中心を絶対座標原点として、画像表示装置100に搭載される各光学系の配置座標を示す。
図2および図3に示すとおり、反射型画像表示素子7の有効反射面は、xz面と平行になるように配置されている。また、図2および図3に示すとおり、画像表示装置100からスクリーン101にむけて投射される光は、y軸方向に向けて投射される。なお、図2及び図3は、画像表示装置100の筐体を図示せず、画像表示装置100の筐体内部に配置されている光学系のみ図示している。画像表示装置100の詳細な構成は後述する。
次に、画像表示装置100が備える光学系の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る画像表示装置100が備える光学系の配置構成を斜め方向から見た配置図である。また、図4は、画像表示装置100が備える光学系の配置構成をx軸方向から見た配置図である。また、図5は、画像表示装置100が備える光学系の配置構成をx軸方向から見た図であって、鏡胴10を省略して投射レンズ系81を示した透過配置図である。図1、図4、図5は、同じ部材に対して同じ符号を用いている。そこで、本実施形態に係る画像表示装置100の構成を説明するにあたり、主に図1を用いることとする。
画像表示装置100は、光源11と、光源11から放射される光を集光して所定の位置に集光像を形成する集光器と、を有している。集光器は、ランプリフレクタ401の内側に設けられた集光ミラーである。光源11は、超高圧水銀ランプを内部に備えていて、このランプから放射される光線は集光器によって所定の位置に集光される。
ランプリフレクタ401の前端部にはランプカバー(不図示)が取り付けられている。ランプカバーの前面には防爆ガラス13が保持されている。ランプカバーと防爆ガラス13はランプの管球が破損した場合にガラス片が周辺に飛散を防止するためのものである。
また、画像表示装置100は、光ミキシング素子12と、集光器と光ミキシング素子12間に配置されたカラーホイール14と、レンズ3と、第1ミラーである第1照明ミラー4と、第2ミラーである第2照明ミラー5と、を有している。
また、画像表示装置100は、反射型画像表示素子7と、カバーガラス6と、後述する遮光部材と、投射レンズ系81(図5を参照)が鏡胴10により保持されている投射光学系8と、を有している。
光源11から放射された光線は、ランプリフレクタ401により集光されて防爆ガラス13を透過して前方に出射される。この出射された光線は、円周方向に色分割され高速で回転するカラーホイール14を介して集光される。集光点位置近傍には、光ミキシング素子12の入射端が配置されている。なお、光源11と光ミキシング素子12の配置関係は、集光される光線の光ミキシング素子12への入射効率が最大になるように設定される。また、防爆ガラス13とカラーホイール14は、図6に示すようにx軸回りに所定角度(例えば10度)だけ傾けて配置される。
光ミキシング素子12は、矩形の開口を有する周知のライトトンネルである。ライトトンネルとは、4枚の板状のミラーを用いて組み立てられる部材であって、各ミラーの反射面が内側に向き、全体の形状は筒状を成すものである。ライトトンネルの一方の端部近傍に集光器の焦点位置があるので、光源11からの光線は、ライトトンネルに入射する。ライトトンネルに入射した光線は、4枚のミラーの内面で反射を繰り返し、ライトトンネルの他方の端部である出射端から出射される。この出射端で光線は、照度分布が均一化された横断面矩形の照明光になっている。なお、光ミキシング素子12には、上記のようなライトトンネルのほかに、公知のロッドインテグレータや、ライトパイプなどを用いてもよい。
光ミキシング素子12から出射された光線(照度分布が均一化された横断面矩形の照明光)は、レンズ3、第1照明ミラー4、第2照明ミラー5、の順に光路を通る。
第1照明ミラー4は、レンズ3から出射される照明光を斜め後ろ上方に向かって折り曲げるように、x軸方向にもz軸方向にも傾いた斜め上向きの姿勢で設置されている。第2照明ミラー5は、第1照明ミラー4による反射光を、下方に設置されている反射型画像表示素子7に向かって下方に折り曲げるように、x軸方向にもz軸方向にも傾いた姿勢で設置されている。このような各光学素子の配置により、光ミキシング素子12の出射端を反射型画像表示素子7の反射面上に拡大し、結像させている。つまり、光ミキシング素子12の出射端と反射型画像表示素子7の反射面が略共役になっている。ここで、光源11から第2照明ミラー5までの光学系を照明光学系という。
上記のようにして反射型画像表示素子7へと導かれた照明光により、反射型画像表示素子7の有効反射面を構成する微小ミラーが照明される。この微小ミラーにより反射されて画像形成に寄与する光線は、その後、複数枚のレンズによって構成された投射レンズ系81を介してスクリーン101に到達する。
なお、図1、図4、図5において、光ミキシング素子12から出射した照明光束は中心光線201だけを示し、その他の光束については、図示を省略している。
反射型画像表示素子7は、図7に示すように、7−1から7−kまでの2次元的に配置された複数の微小ミラーで構成されていて、長方形状の有効反射面を有している。各微小ミラーは、独立して傾きを変化させることができる。この各微小ミラーに対し所定の向きから所定の角度で入射する照明光に対して、反射角度を変化させることで、オン状態とオフ状態を作る。各微小ミラーの偏向角度はおよそ±12°である。オン状態とは、反射光を後続の投射光学系8に入射させる状態をいい、オフ状態とは反射光を後続の投射光学系には入射しないように別の方向に偏向させた状態をいう。
反射型画像表示素子7は、例えば、長手方向の微小ミラー数Mが1280個、短手方向の微小ミラー数Nが800個であって、合計1024000個の微小ミラーを有している(合計k=M×N)。また反射型画像表示素子7の有効反射面のアスペクト比は、例えば、1280:800(16:10)であって、各微小ミラーの配置間隔(画素ピッチ)は10.8ミクロンである。
ここで、光源11から反射型画像表示素子7に至る照明光学系を構成する各光学素子の仕様を表1に示す。
表1中の「照明レンズ1」および「照明レンズ2」は、レンズ3を構成し、光源11側から、照明レンズ1、照明レンズ2の順に配置されている。
また、光源11から反射型画像表示素子7に至る照明光学系を構成する各光学素子の位置座標を表2に示す。
表2中のα、β、γはそれぞれ各光学素子のx軸、y軸、z軸回りの回転角を示している。照明レンズ1は、入射面が球面で出射面に非球面を有するレンズである。非球面形状は以下の式1で表される。
(式1)
z’’(x’、y’)=(c・r)/[1+{1−(c・r)1/2]+c04・r+c06・r+c08・r+c10・r10+c12・r12+c14・r14、c=1/R、r={(x’)+(y’)1/2
ただし、式1におけるz’’は個々のレンズの面頂点を原点としたローカル座標系x'、y'、z'で表される。すなわち、z’’がレンズ面のサグ量である。レンズ3を構成する2枚のレンズの中心軸(光軸)は、共にz軸に平行に配置されている。なお、照明レンズ2は両面とも球面のレンズである。
第1ミラーである第1照明ミラー4は、反射面が平面のミラーである。第2ミラーである第2照明ミラー5は、反射面が球面形状の凹面ミラーである。第1照明ミラー4および第2照明ミラー5は、いずれも、その反射面の光学的有効範囲において、反射面の面法線がx軸、y軸、z軸のいずれの軸とも平行になることはない。
反射型画像表示素子7を構成する微小ミラーがオン状態にあるとき、第2照明ミラー5からの光線は投射光学系8に向けて反射される。反射型画像表示素子7の反射面は、xz面に平行に設置されたスクリーン101上に、投射光学系8によって拡大投射される。
次に、画像表示装置100が備える投射光学系8を構成する投射レンズ系81について、図8の光学配置図を用いて説明する。図8に示すように、投射レンズ系81は、5群で
14枚構成のズームレンズである。なお、図8(a)は、広角端のレンズ配置状態を示している。また、図8(b)は、望遠端のレンズ配置状態を示している。投射レンズ系81の光軸801は、原点(=反射型画像表示素子7の中心)からx軸方向に4.8mmだけ変位している。
投射レンズ系81は、拡大側から順番に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5と、を有してなる。なお、図8中のCGは、反射型画像表示素子7のカバーガラス6である。
第1レンズ群G1は負群であって、縮小側に凹面の負レンズL11と、拡大側に凹面の負レンズL12と、縮小側に凹面の負レンズL13と、により構成される。
第2レンズ群G2は負群であって、両面凸の正レンズL21と、両面凹の負レンズL22と、縮小側に凸面のレンズL23と、拡大側に凹面の負レンズL24と、により構成される。なお、レンズL23とレンズL24は接合されている。
第3レンズ群G3は正群であって、両面凸の正レンズL31により構成される。
第4レンズ群G4は正群であって、拡大側に凸面の正レンズL41と、拡大側に凸面の正レンズL42と、により構成される。
第5レンズ群G5は弱い負群であって、拡大側に凸面の負レンズL51と、両面凸の正レンズL52と、拡大側に凹面の負レンズL53と、両面凸面の正レンズL5と、により構成される。なお、レンズL51とレンズL52は接合されている。
投射レンズ系81は、広角端から望遠端にズーミングする際には、第2レンズ群G2が縮小側に移動し、第3レンズ群G3から第5レンズ群G5が拡大側に移動する。
投射レンズ系81の光学特性を示す数値を表3に示す。なお、表3中に記載の記号の意味は以下の通りである。
F:光学系全体の焦点距離
Fno:開口数
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
Lens:各レンズの符号
Group:各レンズ群の符号
表3において、最左列の数値は、各レンズの面番号を示している。面番号にアスタリスク(*)が付されているものは、その面形状が以下の式2で定義される非球面であることを表している。各非球面係数の数値を表4に示す。
(式2)
z’’(H)=(H/R)/[1+{1−k(H/R)1/2]+C4H+C6H+C8H+C10H10+・・・
なお、式2におけるz’’は、図8における投射レンズ系81の光軸801との交点をローカル座用系の原点とした各レンズ面の、サグ量である。またHは、図8における投射レンズ系81の光軸801との交点をローカル座用系の原点としたときの、各レンズ面の光軸801からの距離である。
表3において、S6、S13、S15、S20で示す各レンズの面間隔Dは、投射レンズ系81がズーミングした際に、表5に示す通りに変化する。なお、各数値は、投射距離(レンズL11の出射面からスクリーン101までの距離)は1600mmのときのものである。
次に、投射レンズ系81の最適な構成を満たす条件式の数値例を表6に示す。なお、表6中の各記号の意味は、以下の通りである。
F5:第5レンズ群G5の焦点距離
F5n:第5レンズ群G5の最も縮小側の負レンズの焦点距離
F5p:第5レンズ群G5の最も縮小側の正レンズの焦点距離
F3:第3レンズ群G3の焦点距離
F4:第4レンズ群G4の焦点距離
Fw:投射光学系8の全系の広角端の焦点距離
F2:第2レンズ群G2の焦点距離
EPw:広角端における反射型画像表示素子7の反射面から入射瞳までの距離
DMDHT:縮小側に対する光軸から反射型画像表示素子7の最周辺までの距離
BFw:広角端における最も縮小側のレンズの縮小側の面から反射型画像表示素子7の反射面までの距離
図9は、上述した照明光学系と投射光学系8を備える画像表示装置100において、投射レンズ系81が広角端(a)と望遠端(b)の状態にあるときのスクリーン101上の照度分布の例である。図9の照度分布は、光源11に独国フィリップス社製のランプ(型名:UHP 240−190W 0.8 E20.9 FusionStar)を用いた状態を想定したシミュレーションの結果である。なお、このシミュレーションは、米国Synopsys社のLightToolsを用いて実行したものである。
図9に示す照度分布は、スクリーン101の有効投射領域内最大照度を「1」に規格化して表示している。図9に示すように、有効投射領域内での周辺照度比は、広角端が80.2%、望遠端が73.5%である。周辺照度比は55%程度以上であれば目視上はフラットな明るさに見えるため、広角端および望遠端のいずれもムラのない良好な明るさの分布を示している。
ここで、周辺照度比とは、スクリーン101の明るさの均一性を示す指標として用いられるものである。図10は、画像表示装置100における周辺照度比を説明する図である。図10に示すようにスクリーン101の有効投射領域251を9分割し、各分割領域の中心位置(図10における丸付き数字の1から9が配置されている位置)の照度の平均値をLAとする。また、有効投射領域251の対角長を1として、対角線上で四隅から0.05だけ内側に入った位置(図10における4角の黒点の位置)における照度の最小値をLmとする。このときのLmとLAの比率(Lm/LA)が周辺照度比である。
次に、本発明に係る画像表示装置の実施例について説明する。図11は、本実施例に係る画像表示装置100が備える投射光学系8を、反射型画像表示素子7側から見た斜視図である。図1、図4、図5を用いてすでに説明した構成については、詳細な説明を省略する。なお、図11において、光源11からレンズ3までの構成は図示を省略している。
図11に示すように、投射光学系8を構成する鏡胴10は、入射側より順に円筒形状の第1鏡胴部1001と、円筒形状の第2鏡胴部1002、矩形形状の第3鏡胴部1003を有している。ここで、照明光学系の第2照明ミラー5は、投射光学系8の第1鏡胴部1001に近接して配置されるため、鏡胴10側の側面は第1鏡胴部1001の外形状に沿うように円弧状に切り欠かれている。
なお、例えば、第1鏡胴部1001の外径φは23.6mmであって、第2鏡胴部1002の外径φは41.5mmであって、第3鏡胴部1003の外寸は66mm×66mmであって、第2照明ミラー5の切り欠き部の切り欠き径φは27mmである。
また、図11に示すように、画像表示装置100は、第1遮光部材21と、第2遮光部材22と、を具備している。第1遮光部材21は、第2照明ミラー5と第2鏡胴部1002の間に配置される。第1遮光部材21は、第1照明ミラー4で反射され第2照明ミラー5側に向かう照明光のうち、第2照明ミラー5の切り欠きと第1鏡胴部1001との間隙を抜けて第2鏡胴部1002側に向かう光を遮光する。
本実施例において、第1遮光部材21は、第1鏡胴部1001の外径よりも大きな穿通穴(例えば内径φが25mm)を有する円板形状の部材である(例えば外径φが49mm、厚みが0.5mm)。第1遮光部材21は、xz面と平行に配置される。なお、第1遮光部材21は、xz面に対し傾きを有していても良い。また、第1遮光部材21は、形状を円板形状に限るものではない。
第2遮光部材22は、鏡胴10の先端部である第1鏡胴部1001と第2照明ミラー5の切り欠き部の間隙に配置されていて、第1鏡胴部1001の外周を覆う円筒形状の部材である。第2遮光部材22は、例えば外径φが26mm、内径φが25mm、長さが9mmである。
第2遮光部材22は、第1鏡胴部1001とは同軸構造になるように配置されている。第2遮光部材22によって、第2照明ミラー5で反射されて反射型画像表示素子7に向かう照明光のうち、第1鏡胴部1001を照射する光の一部を遮光することができる。第2遮光部材22は、円筒の軸方向がy軸方向と一致している。
本実施例において、第2遮光部材22の形状は、外観が寸胴状である。しかし、第2遮光部材22の形状はこれに限るものではなく、反射型画像表示素子7側と第1遮光部材21側で、内外径が変化するテーパー状のものでもよい。また、軽量化のために遮光性能に影響しない範囲で一部が切り欠かれた形状であっても良い。
第1遮光部材21と第2遮光部材22の地肌面は平滑面でもよいし、拡散性を有する粗面であればなお良い。第1遮光部材21と第2遮光部材22の外表面は、反射防止の為の黒色のコーティングが施されている。
また、第1遮光部材21と第2遮光部材22は、一体物であっても良いし、別体物を接合して一体化したものであっても良い。
次に、本実施例に係る投射光学系8の構成部材の寸法と配置位置の例について説明する。図13は、実施例1に係る投射光学系8の構成部材の寸法と配置位置の例を示す図であって、第1遮光部材21と第2遮光部材22のそれぞれの、寸法、配置位置の例、及び第1鏡胴部1001から第2鏡胴部1002までの寸法と配置位置の例を示している。画像表示装置100が搭載する投射光学系8は、ズーム系であるから、鏡胴10のうち第1鏡胴部1001が、ズーミングに際してy軸方向に移動する。
図13は投射光学系8が広角端にある状態を示しているので、第1鏡胴部1001の先端が反射型画像表示素子7に最も近づく状態である。表3及び表6に示すとおり、投射レンズ系81が広角端のときのBfは、31.9mmであって(Bf=11.8/0+37)、第1鏡胴部1001の先端から反射型画像表示素子7までの距離は、最短の32mmとなる。これによって、反射型画像表示素子7に向かう照明光が、第1鏡胴部1001を照射する割合は最大になる。
図13は、光源11からレンズ3の構成は図示を省略している。図13において、第1遮光部材21と第2遮光部材22は、不図示のハウジングに保持されて固定される。つまり、第1遮光部材21と第2遮光部材22は、ともに投射光学系8の鏡胴10とは接触しておらず、非接触の状態で保持固定されている。
次に、本実施例1に係る画像表示装置100の照明性能と、第1遮光部材21及び第2遮光部材22の関係について説明する。表7は、画像表示装置100に第1遮光部材21と第2遮光部材22を配置した場合と、第1遮光部材21と第2遮光部材22を配置しない場合の違いを説明するものである。表7において、それぞれの照明性能(出力光束と被投射面上の周辺照度比)と、鏡胴10を照射する光のパワーと、をシミュレーションした結果を示す。なお、出力光束と鏡胴照射光パワーは、いずれの遮光部材も無い状態を1(=100%)として規格化した数値である。
表7に示すとおり、第1遮光部材21と第2遮光部材22とを配置した状態でのスクリーン101上の明るさとスクリーン101上の明るさの均一性のそれぞれは、各遮光部材を配置しない状態と等しい。すなわち、本実施例に係る画像表示装置100は、出力光束と周辺照度比が低下することはなく、鏡胴10への照射光をほぼ半減させることができる。なお、本発明において、スクリーン101上の明るさとスクリーン101上の明るさの均一性が等しいとは、完全に一致する場合のほか、ほぼ等しい場合も含むものとする。
なお、鏡胴10の温度上昇の影響を更に抑制するため、第1遮光部材21と第2遮光部材22に、光線吸収による発熱をハウジング外部に逃がす構造を有してもよい。
以上説明した画像表示装置100によれば、スクリーン101に投射される光の明るさと、スクリーン101に投射される光による明るさの均一性を低下させることなく、投射光学系8への不要光の照射を低減することができる。
すなわち、画像表示装置100は、第1遮光部材21と第2遮光部材22により、投射光学系8の温度上昇を抑制することができるので、投射レンズ系81を構成する各レンズの曲率半径、レンズ間距離及び屈折率が、温度上昇により変化することがない。
これによって、画像表示装置100は、反射型画像表示素子7とスクリーン101との共役関係の崩れや、投射画像の解像度の劣化を抑制できるので、投射画像品質の安定化を図ることができる。
次に、本発明に係る画像表示装置の別の実施例について説明する。図12は、本実施例に係る画像表示装置100が備える投射光学系8を、反射型画像表示素子7側から見た斜視図である。図1、図4、図5を用いてすでに説明した構成については、詳細な説明を省略する。なお、図12において、光源11からレンズ3までの構成は図示を省略している。
本実施例に係る画像表示装置100が備える第2遮光部材22は、実施例1に係る第2遮光部材22と形状が異なっている。すなわち、本実施例に係る第2遮光部材22は、投射光学系8の光軸を挟んで第2照明ミラー5の反対側の部分が、反射型画像表示素子7の方向に伸長した形状を有している。また、本実施例に係る第2遮光部材22の底面には、xz面に平行の第3遮光部材23が付加されている。第3遮光部材23は、投射光学系8の光軸を挟んで第2照明ミラー5側が切りか欠かれた形状を有している。
次に、本実施例に係る投射光学系8の構成部材の寸法と配置位置の例について説明する。図14は、実施例2に係る投射光学系8の構成部材の寸法と配置位置の例を示す図であって、第1遮光部材21、第2遮光部材22及び第3遮光部材23のそれぞれの、寸法、配置位置の例を示している。また、図14は、実施例2に係る第1鏡胴部1001から第2鏡胴部1002までの寸法と配置位置の例を示している。画像表示装置100が搭載する投射光学系8は、ズーム系であるから、鏡胴10のうち第1鏡胴部1001が、ズーミングに際してy軸方向に移動する。
図14は投射光学系8が広角端にある状態を示しているので、第1鏡胴部1001の先端が反射型画像表示素子7に最も近づく状態である。表3及び表6に示すとおり、投射レンズ系81が広角端のときのBfは、31.9mmであって(Bf=11.8/0+37)、第1鏡胴部1001の先端から反射型画像表示素子7までの距離も、最短の32mmとなる。これによって、反射型画像表示素子7に向かう照明光が、第1鏡胴部1001を照射する割合は最大になる。
図15は、本実施例に係る第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23の寸法の例を示す図である。図15(a)は、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23を、反射型画像表示素子7側から見た図である。
図15(b)は、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23を、z軸方向から見た図である。
第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23の地肌面は平滑面でもよいし、拡散性を有する粗面であればなお良い。なお、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23の外表面は反射防止用の黒色コーティングが施されていればよい。
また、第1遮光部材21と第2遮光部材22と第3遮光部材23は、一体物であっても良いし、別体物を接合して一体化したものであっても良い。
図14は、光源11からレンズ3の構成は図示を省略している。図14において、第1遮光部材21と第2遮光部材22と第3遮光部材23は、いずれも不図示のハウジングに保持されて固定される。つまり、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及びと第3遮光部材23は、ともに投射光学系8の鏡胴10とは非接触で保持固定されている。
次に、本実施例2に係る画像表示装置100の照明性能と、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23との関係について説明する。表8は、画像表示装置100において、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23を配置した場合と、配置しない場合の違いを説明するものである。表8において、それぞれの照明性能(出力光束と被投射面上の周辺照度比)と、鏡胴10を照射する光のパワーと、をシミュレーションした結果を示す。なお、出力光束と鏡胴照射光パワーは、いずれの遮光部材も無い状態を1(=100%)として規格化した数値である。
表8に示すとおり、第1遮光部材21と第2遮光部材22と第3遮光部材23とを配置した状態でのスクリーン101上の明るさとスクリーン101上の明るさの均一性のそれぞれは、各遮光部材を配置しない状態と等しい。すなわち、本実施例に係る画像表示装置100は、投射光学系8を介してスクリーン101に向かう光線を遮光しない形状の第3遮光部材23を有し、投射光学系8を介してスクリーン101に向かう光線を遮光しない位置に、上記各遮光部材が配置されている。
なお、鏡胴10の温度上昇を更に抑制するために、第1遮光部材21、第2遮光部材22及び第3遮光部材23に、光線吸収による発熱をハウジング外部に逃がす構造を有していてもよい
以上説明した画像表示装置100によれば、スクリーン101に投射される光の明るさと、スクリーン101に投射される光による明るさの均一性を低下させることなく、投射光学系8への不要光の照射を低減させることができる。
すなわち、画像表示装置100は、第1遮光部材21、第2遮光部材22、及び第3遮光部材23により投射光学系8の温度上昇を抑制することができる。これによって、投射レンズ系81を構成する各レンズの曲率半径、レンズ間距離及び屈折率が、温度上昇により変化することがない。
つまり、画像表示装置100は、反射型画像表示素子7とスクリーン101との共役関係の崩れや、投射画像の解像度が劣化を抑制できるので、投射画像品質の安定化を図ることができる。
また、本実施例に係る画像表示装置100は、第3遮光部材23によって、不要な光線が投射光学系8に進入するのを抑制することができる。これによって、スクリーン101上での迷光(ゴースト光)の発生を防止できる。すなわち、本実施例に係る画像表示装置100は、第3遮光部材23によって、投射画像品質の向上と安定化が図ることができる。
なお、第3遮光部材23の形状は、図12及び図15に示したような台形状に切り欠いた形状に限ることはなく、上述した機能を発揮可能な形状であれば、円形状や楕円形状、または、多角形状のいずれでもよい。
以上のように、本発明に係る画像表示装置によれば、投射光学系への不要光の照射を低減させ、投射光学系の温度上昇を抑制して、投射される画像品質を安定させることができる。
3 レンズ
4 第1照明ミラー
5 第2照明ミラー
6 カバーガラス
7 反射型画像表示素子
8 投射光学系
10 鏡胴
11 光源
12 光ミキシング素子
13 防爆ガラス
14 カラーホイール
21 第1遮光部材21
22 第2遮光部材22
23 第3遮光部材23
81 投射レンズ系
特許第3904597号明細書

Claims (10)

  1. 光源と、複数の微小ミラーを有する反射型画像表示素子と、前記光源から前記反射型画像表示素子までの光路上に配置される複数の光学素子を有する照明光学系と、前記複数の微小ミラーのうちオン状態にある微小ミラーからの反射光を被投射面に投射する投射光学系と、を備えた画像表示装置において、
    前記光源から出射されて前記反射型画像表示素子に向かう光線の光路上には、レンズ、第1ミラー、第2ミラーの順に光学素子が配置されていて、
    前記第1ミラーで反射されて前記第2ミラー側に向かう光線の一部を遮光する第1遮光部材を有し、
    前記第1遮光部材は、前記投射光学系の投射レンズを保持する鏡胴には非接触の状態で保持固定されていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 記鏡胴の前記反射型画像表示素子側に位置する第1鏡胴部の側面の一部には、第2遮光部材が設けられている請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記第2遮光部材は、前記鏡胴には非接触の状態で保持固定されていることを特徴とする請求項記載の画像表示装置。
  4. 前記第遮光部材と前記第2遮光部材とを配置した状態での前記被投射面上の明るさと前記被投射面上の明るさの均一性のそれぞれは、前記第1遮光部材と前記第2遮光部材とを配置しない状態での前記被投射面上の明るさと前記被投射面上の明るさの均一性のそれぞれと等しい請求項または3記載の画像表示装置。
  5. 前記第1遮光部材と前記第2遮光部材とは、一体物として形成されているか、または、別体を接合して一体化されている請求項乃至4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記鏡胴の前記反射型画像表示素子側の端部と前記反射型画像表示素子との間に第3遮光部材が設けられていて、
    前記第3遮光部材は、前記投射レンズの光軸を挟んで前記第2ミラー側が切り欠かれた形状をしている請求項乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 前記第遮光部材は、前記反射型画像表示素子で反射されて前記投射光学系を介して前記被投射面に向かう光線を遮光しない位置に配置されている請求項記載の画像表示装置。
  8. 前記第遮光部材は、前記鏡胴には非接触の状態で保持固定されている請求項6または7記載の画像表示装置。
  9. 前記第1遮光部材と前記第2遮光部材と前記第3遮光部材とを配置した状態での前記被投射面上の明るさと前記被投射面上の明るさの均一性のそれぞれは、前記第1遮光部材と前記第2遮光部材と前記第3遮光部材とを配置しない状態での前記被投射面上の明るさと前記被投射面上の明るさの均一性のそれぞれと等しい請求項6乃至8のいずれかに記載の画像表示装置。
  10. 前記第1遮光部材と前記第2遮光部材と前記第3遮光部材とは、一体物として形成されているか、または、別体を接合して一体化されている請求項6乃至9のいずれかに記載の画像表示装置。
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