JP6134904B2 - 携帯用衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、専用容器と市販の飲料水容器を給水容器として使用可能な携帯用衛生洗浄装置に関するものである。
従来、この種の携帯用衛生洗浄装置は、洗浄機能を内蔵した本体1の前端部に洗浄ノズル2を備え、洗浄水を貯溜する給水容器としては、本体1の略全体を収納可能な専用の給水タンク3を本体1の後端部に摺動自在に備え、非使用時には本体1と洗浄ノズル2を給水タンク3内に収納し、使用時は給水タンク3から本体を引出し、給水タンク3に洗浄水を充填して局部洗浄に使用している(例えば、特許文献1参照)。
図14は、特許文献1に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置の断面図を示すものである。図14に示すように、ポンプ、モータ、電池等で構成する洗浄機能を内蔵した略円筒形状の本体1の前端部には矢印Y1示す方向に回動自在な洗浄ノズル2が配置されており、使用時な図に示すように本体の前端に突出させ、非使用時には本体1のノズル収納部1aに収納可能な構成となっている。本体1の後端部には本体1より僅かに大きい外径のカップ状の給水タンク3が設置されており、給水タンク3の後端部には洗浄水を充填する給水口3aおよび給水蓋3b設置されている。本体1と給水タンク3との接続部となる本体1の外周にはパッキン1bが設置されており、本体1と給水タンク3とは矢印Y2の方向に摺動自在で、かつ水密状態が維持される構成となっている。
また、別の携帯用衛生洗浄装置の本体と給水容器との連結構造としては、本体1の後端部に拡径可能な弾性体4を備えた連結部5を設け、連結部を市販のペットボトル6の口栓部6aに挿入して結合することにより、市販のペットボトルを給水容器として使用しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図15は、特許文献2に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置の断面図である。図15に示すように、本体1の後端部には連結部5が形成されており、連結部5の外周には弾性
体4が巻設されている。連結部5をペットボトル6の口栓部6aに挿入し、連結部5を上方に移動させることにより弾性体4が圧縮および拡径することにより、連結部5とペットボトル6が水密状態で結合される構成となっている。
また、別の携帯用衛生洗浄装置の本体と給水容器との連結構造としては、本体1の後端部に設けた連結部5とペットボトル6とをアダプタ部材7を介して結合し、市販のペットボトルを給水容器とし使用しているものもある(例えば、特許文献3参照)。
図16は、特許文献3に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置を示すものである。図16に示すように、本体1の後端部には外周に雄ねじを形成した連結部5が設けられており、連結部5の雄ねじとペットボトル6の口栓部6aの雄ねじにそれぞれ対応する雌ねじが形成されたアダプタ部材7が別途準備されており、本体1とペットボトル6はアダプタ部材7を介して結合可能に構成されている。
特許第2488356号公報 特許第4533914号公報 特許第4604060号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、携帯用衛生洗浄装置を使用する場合には、必ず専用の給水容器に洗浄水を充填して使用することが必須であり、使用時に充填の手間が掛かるとともに、洗浄水が専用の給水容器の容量に限定されるため、洗浄水の量が不十分な場合や、連続して使用することができない等の解決すべき点を有していた。
また、引用文献2に記載された構成では、ペットボトルの水を洗浄水として直接使用する構成であるため、洗浄水としては基本的には冷水を使用することとなり、洗浄に快適な温水を使用することができないため、寒冷地や冬季等は使用しにくい場合があるとともに、ペットボトルには給水口の内径が異なるものもあり、携帯用衛生洗浄装置の給水容器として適合できないものもある。特に、旅行先等で対応可能なペットボトルが入手できないため携帯用衛生洗浄装置が使用できないことが想定されるものである。
また、引用文献3に記載された構成では、引用文献2と同様に、ペットボトルのみを給水容器として使用する構成であり、基本的には冷水のみを洗浄水として使用し、洗浄に快適な温水を使用することができない構成であるとともに、アダプタ部材はペットボトルを結合するためには必須であり、常時携帯することが必須であり、例えばアダプタ部材を紛失した場合には携帯用衛生洗浄装置が使用できない。しかも、アダプタ部材とペットボトルのねじの径が合致しなければ使用することができないため、引用文献2の場合と同様に、対応可能なペットボトルが入手できないため携帯用衛生洗浄装置が使用できないことが想定されるものである。
上記のように、従来の携帯用衛生洗浄装置では、使い勝手という観点からは未だ改善の余地があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、専用の給水容器を使用し、冷水および温水を使用してどのような場所でも快適な洗浄を可能とするとともに、市販のペットボトル等の飲料用ボトルも使用可能な構成とすることにより、温水が入手できない旅先や緊急時に市販の飲料用ボトルを直接結合して使用可能な構成とし、使用範囲の拡大と使い勝手を
向上した携帯用衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の携帯用衛生洗浄装置は、少なくとも洗浄水供給手段を内蔵した本体と、洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、洗浄水を貯溜する給水タンクと、本体と標準飲料用ボトルとを仲介して結合する標準アダプタとを含み、本体は、給水タンクを直接結合可能であるとともに、標準アダプタを介して標準飲料用ボトルが結合可能なことを特徴とするものである。
これにより、専用の給水タンクと市販の標準飲料用ボトルの両方を洗浄水の給水容器として本体に結合して使用することが可能となり、専用の給水容器を使用して洗浄に最適な冷水および温水を使用して快適な洗浄が可能となるとともに、外出先等で容易に入手できる市販の飲料用ボトルを直接結合して使用することにより、給水タンクへの洗浄水の充填の手間を省くことができるとともに、洗浄作業の時間を短縮することが可能となり、使用範囲の拡大と使い勝手の向上を図ることができる。
本発明の携帯用衛生洗浄装置は、使用範囲の拡大と使い勝手を向上することができる。
本発明の実施の形態1における携帯用衛生洗浄装置に給水タンクを取り付けた標準的な使用状態を示す斜視図 同携帯用衛生洗浄装置の本体と洗浄ノズルの外観を示す斜視図 同携帯用衛生洗浄装置の給水タンクを使用する場合を示す分解斜視図 図3に示すA部の詳細斜視図 (a)は標準アダプタの大口径側からの斜視図、(b)は標準アダプタの小口径側からの斜視図 同携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと標準飲料ボトルを使用する場合を示す分解斜視図 同携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと標準飲料ボトルを使用する場合を示す断面図 図7に示すB部の詳細断面図 補助アダプタの斜視図 同携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと補助アダプタと特殊飲料ボトルを使用する場合を示す分解斜視図 同携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと補助アダプタと特殊飲料ボトルを使用する場合を示す断面図 図11に示すC部の詳細断面図 標準アダプタと補助アダプタとの収納状態を示す断面図 特許文献1に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置の断面図 特許文献2に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置の結合部の分解状態を示す斜視図 特許文献3に記載された従来の携帯用衛生洗浄装置の結合部の分解状態を示す断面図
第1の発明は、少なくとも洗浄水供給手段を内蔵した本体と、前記本体の前端部に回動自在に設けられ、洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、前記本体に着脱可能に設けられ、洗浄水を貯溜するカップ状の給水タンクと、前記本体と、標準飲料用ボトルと、を仲介して結合する標準アダプタとを含み、前記本体は、後端部の外周に結合部を備え、前記給水タン
クと、前記標準アダプタと、はいずれも前記結合部に結合可能な構成とし、前記結合部は、前記本体の後端近傍の全周に設けられた溝にOリングが設置され、前記溝の前方には、対向する2箇所に略角柱形の係合突起が形成されており、前記給水タンクの開口部近傍および前記標準アダプタの大径部の内周面には、対向する2箇所に一端が開口端面に開放された略L字形状の係合溝が形成されており、前記給水タンクまたは前記標準アダプタが前記本体に設置された状態において、前記Oリングにより水密状態で結合されるとともに、前記係合突起が前記係合溝の奥に配置させることにより、前記給水タンクまたは前記標準アダプタが前記本体に固定されることを特徴とする携帯用衛生洗浄装置である。
これにより、専用の給水タンクと市販の標準飲料用ボトルの両方を洗浄水の給水容器として本体に結合して使用することが可能となり、専用の給水容器を使用して洗浄に最適な冷水および温水を使用して快適な洗浄が可能となるとともに、外出先等で容易に入手できる市販の飲料用ボトルを直接結合して使用することにより、給水タンクへの洗浄水の充填の手間を省くことができるとともに、洗浄作業の時間を短縮することが可能となり、使用範囲の拡大と使い勝手の向上を図ることができるとともに、給水タンクおよび標準アダプタと本体との水密状態の確保および脱落を防止することができる
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記標準アダプタと、特殊飲料用ボトルと、を仲介して結合する補助アダプタをさらに備え、前記本体は、前記標準アダプタと前記補助アダプタを介して特殊飲料用ボトルが結合可能なことを特徴とするものである。
これにより、特定の国や地域に限定されず広い地域で飲料用ボトルを給水容器として使用することが可能となり、使用範囲をより拡大することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記本体の略全体を前記給水タンク内に収納可能なことを特徴とするものである。
これにより、携帯用衛生洗浄装置は給水タンクの外形に近い寸法で携帯することができるので、携帯時における容積を小さくすることができ、より使い勝手が向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における携帯用衛生洗浄装置に給水タンクを取り付けた標準的な使用状態を示す斜視図であり、図2は同携帯用衛生洗浄装置の本体と洗浄ノズルの外観を示す斜視図であり、図3は携帯用衛生洗浄装置の給水タンクを使用する場合を示す分解斜視図であり、図4は図3に示すA部の詳細を示す斜視図である。
<1>携帯用衛生洗浄装置の構成
図1に示すように、本実施の形態における携帯用衛生洗浄装置の標準的な使用状態における構成は、略円筒形の本体100と、本体100の前端部に取り付けられた洗浄ノズル200と、本体100の後端部に結合可能な給水タンク300とを主構成部材として構成されている。
なお、本実施の形態においては、本体100の洗浄ノズルが取り付けられている側を前方とし、反対側を後方として各構成要素の配置を説明する。
本体100は樹脂材料で成型された略円筒形の本体ケースの内部に、電動の給水ポンプ
(図示せず)を主構成部材とする洗浄水供給手段(図示せず)と、洗浄水供給手段を制御する制御手段(図示せず)と、洗浄水供給手段と制御手段の駆動源となる電池(図示せず)が内蔵されている。
本体100の前端部101には洗浄ノズル200が回動自在に設置されている。洗浄ノズル200は図2に示すように、本体100の前端部101より突出した洗浄位置と、本体100の外周面に形成された収納溝102に収納された収納位置との間を図の矢印Y3で示すように回動自在な構成となっている。
洗浄ノズル200は、元の部分を構成するパイプ部210と、パイプ部210の先端部に着脱自在に取り付けられたノズル部220との2個の部品で構成されている。パイプ部210は樹脂材料で略円筒状に成型されたものであり、内部に洗浄水を送給する流路(図示せず)が形成されており、本体100内の洗浄水供給手段から供給された洗浄水をノズル部220に送給する。
ノズル部220は樹脂材料で成型されたものであり、先端が密閉されており、外周面の先端近傍に複数の噴出口221が開口しており、本体100の洗浄水供給手段からパイプ部210を介して供給された洗浄水を洗浄ノズル200の軸方向に対して略直角方向に噴出する。
なお、図に示すノズル部220は、標準タイプのものであり、5個の噴出口221が形成されているが、本実施の形態の携帯用衛生洗浄装置には標準タイプとは別にソフトタイプのノズル部(図示せず)が付属品として用意されている。ソフトタイプのノズル部は標準タイプより多い7個の噴出口が形成されており、噴出する水流が弱くなるため、ソフトな洗浄が可能となるものである。ノズル部220は使用者の選択により自由に交換することができる。
本体100の外周面には携帯用衛生洗浄装置を操作するスイッチ110が設置されており、スイッチ110は強い水流を噴出する強スイッチ111と弱い水流を噴出する弱スイッチ112の2つのスイッチが設置されている。スイッチ110を押圧することにより洗浄水供給手段が駆動して噴出口221から洗浄水が噴出を開始し、再度押圧することにより停止する。
また、強スイッチ111を押圧して洗浄を開始した場合は、最初の約2秒間は弱い水流が噴出するように設定されており、この間に洗浄位置を調整することができるように配慮されている。
本体100の後端近傍の外周面には、本体100に給水タンク300を結合する結合手段の本体100側の構成である結合部120が形成されている。
結合部120の構成は、本体100の後端近傍の全周に亘り凹陥したパッキン溝121が一体に形成されており、パッキン溝121にはゴム製のOリング122が設置されている。また、パッキン溝121の前方には、対向する2箇所に略角柱形の係合突起123が形成されている。係合突起123は給水タンク300の本体100への取り付けを固定するものである。
本体100の後端面103には、電池(図示せず)を本体100に装着するための電池蓋130が配置されている。電池蓋130は外周に形成されたねじにより本体100に螺合させる構成となっている。
また、本体100の後端面103には、給水タンク300の洗浄水を本体100に給水する給水口104が形成されており、給水口104には洗浄水に含まれるごみ等を排除するストレーナ140が設置されている。
また、本体100の後端面103には、給水タンク300に空気を送給する空気供給口105が設置されている。空気供給口105は本体100の前端部101で吸気した空気を給水タンク300に送給することにより、給水タンク300に貯溜した洗浄水と置換して洗浄水が本体100の洗浄水供給手段に送給されるためのものである。
給水タンク300は樹脂材料で成型されたカップ状の容器である。図4に示すように、開口部301近傍の内周面の対向する2箇所には略L字形状に凹陥した係合溝302が形成されており、係合溝302の一端は開口端面に開放されている。
係合溝302は結合手段の給水タンク300側の構成部材であり、図1に示すように給水タンク300を本体100に結合する場合、係合溝302の開放された端部を本体100の係合突起123に合わせて、給水タンク300を押し込み、給水タンク300を右に回転させることにより、係合突起123が係合溝302の奥に配置され、給水タンク300が容易に脱落しないように固定される。
また、図1に示すように給水タンク300を本体100に結合した状態では、給水タンク300の開口部301近傍の内周面は本体100に設置されたOリング122に圧接した状態となり、給水タンク300を本体100とは水密状態で結合される。
また、本実施の形態の携帯用衛生洗浄装置は、給水タンク300を本体100から取り外し、洗浄ノズル200を収納溝102に収納した状態で、本体100の前端部101側から給水タンク300に挿入することにより、本体100の略全体を給水タンク300内に収納することが可能構成となっており、給水タンク300の外形に近い寸法で携帯することができる。
<2>標準アダプタの構成
図5(a)は標準アダプタの大口径側からの斜視図を示し、(b)は標準アダプタの小口径側からの斜視図を示し、図6は標準アダプタと標準飲料ボトルを使用する場合を示す分解斜視図であり、図7は標準アダプタと標準飲料ボトルを使用する場合を示す断面図であり、図8は図7に示すB部の詳細断面図である。
本実施の形態の携帯用衛生洗浄装置は給水容器として付属の給水タンク300を使用するのに加え、口栓部にねじ径28mmの1条ねじが形成されている市販の標準飲料用ボトル400を給水容器として使用することが可能な構成となっている。
図6および図7に示すように、標準飲料用ボトル400は標準アダプタ500を介して本体100に結合することが可能な構成となっている。
図5(a)および(b)に示すように、標準アダプタ500は、樹脂材料で大径部510と小径部520が一体に形成されている。大径部510の内径は給水タンク300の開口部301の内径と同一寸法であり、大径部510の内周面には給水タンク300の内周面と同様に、対向する2箇所には略L字形状に凹陥した係合溝511が形成されており、係合溝511の一端は大径部510端面に開放されている。
小径部520の内径は市販の標準飲料用ボトル400の蓋の内径と同寸法であり、標準飲料用ボトル400の口栓部に適応するねじ径28mmの1条の雌ねじが形成されている
。また、小径部520の外周面には全周に亘り凹陥したパッキン溝521が一体に形成されており、パッキン溝521にはゴム製のOリング501が設置されている。
また、図5(b)に示すように、パッキン溝521の後方には、対向する2箇所に凹陥した係合溝522が形成されている。係合溝522は、一端が小径部520の開口端に開放され、開口端に対して垂直方向に形成された入口部522aと、入口部522aに連続して形成された傾斜部522bと、傾斜部522bに連続して形成され、開口端と平行な奥部522cで形成されている。係合溝522は標準アダプタ500に後述の補助アダプタ700を係合させるものである。
標準飲料用ボトル400を標準アダプタ500を介して本体100に結合する場合は、給水タンク300を本体に結合する場合と同様に、まず、標準アダプタ500の係合溝511の開放された端部を本体100の係合突起123に合わせて、標準アダプタ500を押し込み、標準アダプタ500を右に回転させることにより、係合突起123が係合溝511の奥に配置され、標準アダプタ500が容易に脱落しないように固定される。
次に、標準アダプタ500の小径部520に標準飲料用ボトル400の口栓部401をねじ込むことにより、本体100と標準アダプタ500と標準飲料用ボトル400とは水密状態で結合される。
<3>補助アダプタの構成
図9は補助アダプタの斜視図を示し、図10は携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと補助アダプタと特殊飲料ボトルを使用する場合を示す分解斜視図であり、図11は同携帯用衛生洗浄装置に標準アダプタと補助アダプタと特殊飲料ボトルを使用する場合を示す断面図であり、図12は図11に示すC部の詳細断面図であり、図13は標準アダプタと補助アダプタの収納状態を示す断面図である。
上記の標準飲料用ボトル400の口栓部401に採用されているねじ径28mmの1条ねじは、ISOおよびJIS等の公的な規格により規定されているものではなく、日本国内の業界標準として採用されているものであり、国内で生産および販売されている多くの飲料用ボトルは適応しているが、特に海外で生産された飲料用ボトルは標準アダプタ500では対応できないものもある。
本実施の形態の携帯用衛生洗浄装置は給水容器として、主に海外で生産された特殊飲料用ボトル600を給水容器として使用することを可能とするために補助アダプタを付属品として準備している。
図10および図11に示すように、特殊飲料用ボトル600を使用する場合は、補助アダプタ700と標準アダプタ500を介して本体100に結合する構成となっている。
補助アダプタ700を使用する場合の標準アダプタ500は前記の構成と全く同じものである。
図9に示すように、補助アダプタ700は、樹脂材料で大径部710と小径部720が一体に形成されている。大径部710の内径は標準アダプタ500の小径部520の外径より僅かに大きい直径となっており、大径部710を標準アダプタ500の小径部520に差し込んだ場合、小径部520の外周面に設けられたパッキン溝521に設置されたOリング501により、標準アダプタ500と補助アダプタ700は水密状態で結合される構成となっている。
大径部710の内周面の対向する2箇所には、略菱形状の係合突起711が形成されている。係合突起711は標準アダプタ500の係合溝522と係合して、補助アダプタ700を標準アダプタ500に固定するものである。
小径部520の内径は特殊飲料用ボトル600の口栓部601に対応するものであり、ねじ径30mmの3条の雌ねじが形成されている。
特殊飲料用ボトル600を本体100に結合する場合は、まず、本体100に標準アダプタ500を結合し、次に、標準アダプタ500の小径部520に補助アダプタ700の大径部710を結合し、最後に、特殊飲料用ボトル600を補助アダプタ700の小径部720にねじ込むことにより、本体100と標準アダプタ500と補助アダプタ700と特殊飲料用ボトル600とは水密状態で結合される。
なお、図13に示すように、補助アダプタ700は標準アダプタ500より外形が小さく、標準アダプタ500の大径部510の内部に補助アダプタ700のほとんどの部分を収納することが可能であり、携帯時の収納スペースを小さくすることができる。
<4>携帯用衛生洗浄装置の動作、作用
給水容器として、給水タンク300、標準飲料用ボトル400、特殊飲料用ボトル600のいずれを使用する場合も、まず、給水容器に洗浄水を充填し上記各構成で説明したように電池を装着した本体100に結合する。この状態で準備作業は完了である。
洗浄ノズル200の噴出口221を局部に向けて配置し、スイッチ110(例えば強スイッチ111)を押すと、最初の約2秒間は弱い水流の洗浄水が噴出する、この状態で洗浄位置の調整を行い、約2秒後には強い水流に切り替わり本格的な洗浄を実施することができる。
スイッチ110を再度押すと洗浄水の噴出は停止する。洗浄後は使用した給水タンク300、標準飲料用ボトル400、標準アダプタ500、特殊飲料用ボトル600、補助アダプタ700等の部材を本体100から取り外し、取り外した状態でスイッチ110を押して本体100内部の残水を排出するとともに、給水タンク300に残った水を捨てて拭き取り、本体100を給水タンク300に収容することにより、一連の洗浄動作が終了する。
上記のように、本実施の形態における携帯用衛生洗浄装置は、専用の給水タンクと、市販の標準飲料用ボトルと、市販の特殊飲料用ボトルの、いずれも洗浄水の給水容器として本体に結合して使用することが可能であり、広い範囲の使用条件および使用環境に対応して使用することが可能である。
特に、標準アダプタと補助アダプタを備え、標準的な口栓形状の飲料用ボトルに加え、特殊な口栓形状の飲料用ボトルの使用を可能としたことにより、特定の国や地域に限定されず広い地域で飲料用ボトルを給水容器として使用することが可能となり、広い範囲の旅行先等で使用することが可能である。
また、専用の給水タンクを使用しないで、市販の飲料用ボトルの水を直接使用可能としたことにより、給水タンクへの水の充填の手間を省くことができ、使い勝手を向上することができる。
一方、専用の給水タンク備えることにより、給水タンクを衛生洗浄に最適な材質および形状に形成することができるため、給水タンクを使用する場合は温水の使用、洗浄水への
消毒剤および芳香剤等の添加が可能となり、より快適な洗浄を提供することができる。
また、給水タンクに本体とノズルを給納可能とし、標準アダプタの中に補助アダプタを収納可能としたことにより、携帯時における容積を小さくすることができ、より使い勝手が向上することができるものである。
なお、本実施の形態においては、標準アダプタの小径部は、ねじ径28mmの1条ねじの飲料用ボトルの口栓部に対応する仕様としたが、これに限るものではなく、携帯用衛生洗浄装置が使用される地域で一番多く使用されている飲料用ボトルの口栓部の仕様に対応する仕様とすればよい。
また、補助アダプタの小径部は、ねじ径30mmの3条ねじの飲料用ボトルの口栓部に対応する仕様としたが、これに限るものではなく、それ以外のねじ径に対応する仕様としてもよい。また、異なるねじ径に対応する複数の補助アダプタを付属品として準備してもよい。
また、本実施の形態においては、標準アダプタが対応する飲料用ボトルの口栓部より、補助アダプタが対応する飲料用ボトルの口栓部のねじ径が大きいものとしたが、これに限るものではなく、補助アダプタが対応する飲料用ボトルの口栓部のねじ径が小さいものでもよい。
以上のように、本発明にかかる携帯用衛生洗浄装置は、複数の種類の給水容器から給水可能となるので、給水器機能を備えた他の携帯用機器等の用途にも適用できる。
100 本体
200 洗浄ノズル
300 給水タンク
400 標準飲料用ボトル
500 標準アダプタ
600 特殊飲料用ボトル
700 補助アダプタ

Claims (3)

  1. 少なくとも洗浄水供給手段を内蔵した本体と、
    前記本体の前端部に回動自在に設けられ、洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、
    前記本体に着脱可能に設けられ、洗浄水を貯溜するカップ状の給水タンクと、
    前記本体と、標準飲料用ボトルと、を仲介して結合する標準アダプタと、を含み、
    前記本体は、後端部の外周に結合部を備え、
    前記給水タンクと、前記標準アダプタと、はいずれも前記結合部に結合可能な構成とし、
    前記結合部は、前記本体の後端近傍の全周に設けられた溝にOリングが設置され、前記溝の前方には、対向する2箇所に略角柱形の係合突起が形成されており、
    前記給水タンクの開口部近傍および前記標準アダプタの大径部の内周面には、対向する2箇所に一端が開口端面に開放された略L字形状の係合溝が形成されており、
    前記給水タンクまたは前記標準アダプタが前記本体に設置された状態において、前記Oリングにより水密状態で結合されるとともに、前記係合突起が前記係合溝の奥に配置させることにより、前記給水タンクまたは前記標準アダプタが前記本体に固定されることを特徴とする、
    携帯用衛生洗浄装置。
  2. 前記標準アダプタと、特殊飲料用ボトルと、を仲介して結合する補助アダプタを、さらに備え、
    前記本体は、前記標準アダプタと前記補助アダプタを介して特殊飲料用ボトルが結合可能なことを特徴とする、
    請求項1に記載の携帯用衛生洗浄装置。
  3. 前記本体の略全体を前記給水タンク内に収納可能なことを特徴とする、
    請求項1または2に記載の携帯用衛生洗浄装置。
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