JP6134748B2 - 情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパッドを備えた情報処理装置に関する。
従来、表示部内のオブジェクトに物体を接触して行うタッチ操作を受け付ける情報処理装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の電子機器は、映像コンテンツを再生している間、表示部内にシークバーを表示する。ユーザは、シークバー中のスライダ(オブジェクト)を指でドラッグすることによって、映像コンテンツの再生時間を調整することができる。
特開2012−114819号公報(2012年6月14日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の上記電子機器では、スライダにタッチするユーザの指が、スライダの表示を覆う場合がある。この場合、ユーザは、スライダ(オブジェクト)がどこに表示されているのかを確認することできないので、映像コンテンツの再生位置をうまく調整することが困難であるという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示部内のオブジェクトへのタッチ操作を受け付ける情報処理装置において、ユーザが対象オブジェクトへの操作をより簡単に行うことができる情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を有する物体検出部と、上記物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部とを備えた情報処理装置であって、上記表示部の表示領域に表示されている1または複数のオブジェクトから1つの対象オブジェクトを選択する対象選択部をさらに備え、上記位置情報から上記物体の移動を指示するユーザ操作が複数回検出されたとき、各ユーザ操作に応じたアクションを、同一の上記対象オブジェクトに対して順次実行する。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を有する物体検出部と、上記物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部とを備えた情報処理装置の制御方法であって、上記表示部の表示領域に表示されている1または複数のオブジェクトから1つの対象オブジェクトを選択する対象選択ステップと、上記位置情報から上記物体の移動を指示するユーザ操作が複数回検出されたとき、各ユーザ操作に応じたアクションを、同一の上記対象オブジェクトに対して順次実行する動作制御ステップと、を含んでいる。
本発明の一態様によれば、ユーザが対象オブジェクトへの操作をより簡単に行うことができるという効果を奏する。
実施形態1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る情報処理装置の外観図である。 実施形態1に係る情報処理装置によって実行される画像制御の一例を説明する図である。 実施形態1に係る情報処理装置によって実行される画像制御内容決定処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態1に係る情報処理装置が備えたタッチパッド上におけるタッチの位置およびその変化を示すグラフである。 実施形態2に係る情報処理装置によって実行される画像制御の例を示す説明図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
(携帯端末装置1の概要)
図2を用いて、本実施形態に係る携帯端末装置1の概要を説明する。図2は、携帯端末装置1の外観図である。
図2に示すように、携帯端末装置1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機である。携帯端末装置1では、第1筐体1Aおよび第2筐体1Bがヒンジ3を介して接続されており、ヒンジ3の軸を中心に回動可能である。第1筐体1Aおよび第2筐体1Bは、例えば、略平板状である。第1筐体1Aの一方の面にディスプレイ20(表示部)が配置されている。第2筐体1Bの一方の面にハードキー31が配置され、ハードキー31の下方(第2筐体1Bの内部)に、ハードキー31に重畳してタッチパッド30(物体検出部)のためのセンサが配置されている。
携帯端末装置1は、第1筐体1Aおよび第2筐体1Bを開いている開状態(図2に示す形態)と、第1筐体1Aのディスプレイ20が配置されている面(表示面)と、第2筐体1Bのハードキー31が配置されている面(操作面)とが対向している閉状態(不図示)とに変形可能である。
ディスプレイ20は、画像表示領域pc内に画像など(図3参照)を表示するものである。ディスプレイ20は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイなどを適用することが可能である。
ハードキー31は、ユーザが携帯端末装置1を操作するためのものである。ハードキー31は、ユーザが押下したキーに対応する信号を出力する物理的なキーである。例えば、ハードキー31は、メニューキー、テンキー、十字キー、センターキー、オンフックキー、オフフックキー等である。
タッチパッド30は、携帯端末装置1を操作するためのものである。タッチパッド30は、上記センサを備えており、タッチパッド30に近接または接触する物体(ユーザの指、スタイラス等)を所定時間毎に検出し、検出した位置(例えば、タッチパッド30上の2次元座標)を示す位置情報を出力する。タッチパッド30が物体を検出する検出領域は、第2筐体1Bのハードキー31が配置されている面(操作面)の全体である。すなわち、第2筐体1Bの操作面がタッチパッド30の検出面である。そのため、ハードキー31のキートップ面は前記検出面の一部であり、検出領域に含まれる。タッチパッド30が備えるセンサは、静電容量センサ等である。
本実施形態では、タッチパッド30は、第2筐体1Bの操作面上にユーザの指(操作物)が接触しているか否かを検出する。図2に示すように、第2筐体1Bの操作面(タッチパッド30の検出領域)は、ディスプレイ20の表示面(表示領域)と異なる位置にある。
なお、図2には折り畳み式の携帯端末装置1が示されているが、これに限るものではなく、ストレート式、スライド式、2軸ヒンジ式等の携帯端末装置であってもよい。また、本実施形態では、情報処理装置を備えた携帯端末装置を例示しているが、これに限るものではない。本発明は、表示部と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を前記表示部の表示領域とは異なる位置に有する物体検出部と、を備える任意の情報処理装置に適用可能である。本発明は、例えば、ノートPC、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯音楽プレイヤー等に適用可能である。
(携帯端末装置1の操作体系)
上述のように携帯端末装置1は、ハードキー31およびタッチパッド30の2つの操作部(入力部)を有する。ユーザのタッチパッド30による操作を容易にするため(誤操作を防止するため)、携帯端末装置1の主制御部10(情報処理装置)(図1参照)は、「キー操作モード」、「ポインタモード」、「スクロールモード」の3つのモードを有する。
キー操作モードは、ハードキー31のみで操作可能なモードである。すなわち、キー操作モードでは、タッチパッド30による操作が無効である。キー操作モードでは、例えば、十字キーを操作してフォーカスを移動(リストの項目を選択)したり、センターキーを押下して決定したり、テンキーを操作して数字または文字を入力したり、オンフックキーを押下して通話を開始したり、オフフックキーを押下して通話またはアプリケーションを終了したりすることができる。
キー操作モードにおいて、オフフックキーを長押しすることにより、ポインタモードへ移行する。また、キー操作モードにおいて、特定のアプリケーションを起動することにより、ポインタモードへ移行する。なお、携帯端末装置1の起動時は、主制御部10はキー操作モードとなる。
ポインタモードは、画面上に矢印マークのカーソルを表示し、タッチパッド30によるカーソル移動操作および決定操作を可能にするモードである。ポインタモードには、カーソル非表示状態とカーソル表示状態とがある。カーソル非表示状態では、ユーザがタッチパッド30(第2筐体1Bの操作面)にタッチして少しスワイプすることにより、カーソルが表示される。すなわち、カーソル表示状態に遷移する。また、キー操作モードと同様にハードキー31による操作が可能である。カーソル表示状態では、ユーザは、タッチパッド30をスワイプまたはフリックすることにより、カーソルを移動させたり、カーソルが移動してから所定時間(例えば1.5秒)以内にタッチパッド30をシングルタップすることにより、カーソルがある位置で決定を入力したり、タッチパッド30をダブルタップすることにより、カーソルがある位置で決定を入力したりすることができる。また、カーソル表示状態において、ハードキー31を押下すると、カーソルが消去される。すなわち、カーソル非表示状態に遷移する。また、カーソル表示状態において、タッチパッド30を操作することなく所定時間経過した場合も、カーソル非表示状態に遷移する。
ポインタモードにおいて、オフフックキーを長押しすることにより、キー操作モードに移行する。また、前記特定のアプリケーションを終了することにより、キー操作モードへ移行する。ポインタモードにおいて、タッチパッド30をロングタップすることにより、スクロールモードへ移行する。なお、ポインタモードに移行した場合、カーソル表示状態となる。
スクロールモードは、タッチパッド30による画面のスクロールを可能にするモードである。スクロールモードでは、タッチパッド30をスワイプまたはフリックすることにより、画面をスクロールしたり、タッチパッド30をロングタップすることにより、起動中のアプリケーションに応じた所定の処理を実行したりすることができる。スクロールモードにおいて、タッチパッド30をシングルタップすることにより、ポインタモードへ移行する。また、スクロールモードにおいて、タッチパッド30を操作することなく所定時間経過した場合も、ポインタモードに移行する。また、スクロールモードにおいて、前記特定のアプリケーションが終了した場合、キー操作モードに移行する。
図2に示すように、主制御部10は、スクロールモードである場合、短タップの操作を受け付けることによって、ポインタモードに遷移する。また、主制御部10は、ポインタモードである場合、長タップの操作を受け付けることによって、スクロールモードに遷移する。
(携帯端末装置1の構成)
図1を用いて、携帯端末装置1の構成を説明する。図1は、携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末装置1は、主制御部10(情報処理装置)、ディスプレイ20、タッチパッド30、記憶部40、およびワークメモリ50を備えている。
主制御部10は、タッチパッド制御部11、タッチイベント判定部12(位置情報取得部)、および表示制御部13を含んでいる。タッチパッド制御部11は、タッチパッド30へのタッチ操作に伴って発生する検知信号をタッチパッド30から取得し、取得した検知信号をタッチイベント判定部12に出力する。
タッチイベント判定部12は、タッチパッド制御部11から上記検知信号を入力された場合、後述する画像制御内容決定処理を実行することによって、上記タッチ操作の種類を判定し、その判定結果を表示制御部13に出力する。
表示制御部13は、タッチイベント判定部12による上記判定結果に基づいて、ディスプレイ20の画像表示領域pc内に表示されるオブジェクト(画像(対象オブジェクト)およびポインタpt(標識)など)に対する画像制御の内容(例えば、表示のスクロール、ポインタptの表示)を実行する。
記憶部40には、タッチイベント判定部12の長押し判定部123(後述)が長押し操作の有無を判定するための基準時間を示す長押し閾値時間データが記憶されている。また、記憶部40には、タッチイベント判定部12のタッチ判定部121(後述)が判定したタッチの位置を示すタッチ位置データも記憶されている。さらに、記憶部40には、ディスプレイ20に表示される画像、カーソルcr、およびポインタpt等の各データも記憶されている。
(タッチイベント判定部12の詳細)
図1を用いて、前述したタッチイベント判定部12の詳細を説明する。図1に示すように、タッチイベント判定部12は、タッチ判定部121、ムーブ判定部122、および長押し判定部123(対象選択部)を含んでいる。
タッチ判定部121は、タッチパッド30へのタッチ操作に伴って発生した検知信号をタッチパッド制御部11から取得する。タッチ判定部121は、取得した検知信号に基づいて、タッチダウンの操作(ユーザが指をタッチパッド30に接触させるタッチ操作)およびタッチアップの操作(ユーザが指をタッチパッド30から離すタッチ操作)を検知(検出)する。
ムーブ判定部122も、タッチパッド30へのタッチ操作に伴って発生した検知信号を、タッチパッド制御部11から取得する。ムーブ判定部122は、取得した検知信号に基づいて、ムーブの操作(ユーザが指をタッチパッド30から離さずに移動させるタッチ操作。スワイプ)を検知する。
長押し判定部123は、タッチパッド30へのタッチ操作に伴って発生した検知信号をタッチパッド制御部11から取得する。長押し判定部123は、取得した検知信号に基づいて、長押しの操作(ユーザが指をタッチパッド30に閾値時間を超えて接触させるタッチ操作)を検知(検出)する。
(画像制御の例;その1)
図3を用いて、タッチイベント判定部12による画像制御の一例を説明する。図3は、タッチイベント判定部12および表示制御部13によって実行される画像制御の一例を説明する図である。最初、主制御部10は、ポインタモードであるとする。また、ディスプレイ20には、2つの画像表示領域区画pc1、pc2が設定されているとする。
図3に示すように、タッチパッド30において、タッチダウン1が検知(ステップA)された場合、タッチ判定部121は、該タッチダウン1に伴って発生した検知信号をタッチパッド制御部11から取得する。そして、タッチ判定部121は、取得した検知信号に基づいて、タッチパッド30上においてタッチダウン1が検知された位置を判定する。
主制御部10がポインタモードである場合、長押し判定部123は、タッチ操作が長押し操作であるか否か、より具体的には、タッチの継続時間が記憶部40の長押し閾値時間よりも長いか否か、を判定する。ここで、タッチの継続時間とは、タッチダウンが検知されてから、タッチアップまたはムーブが検知されるまでの時間のことである。
タッチの継続時間が長押し閾値時間よりも長い場合(ステップB)、主制御部10は、ポインタモードからスクロールモードに遷移する。これに伴って、表示制御部13は、ディスプレイ20上のカーソルcrを消去する。また、タッチ判定部121は、タッチダウンが検知された位置を表示制御部13に通知し、表示制御部13は、タッチダウンが検知された位置に対応するディスプレイ20上の位置(以下では、対応位置と呼ぶ)にポインタptを表示・付与(ステップB)する。ここで、タッチパッド30上の位置と、ディスプレイ20上の位置とは、予め一対一で対応付けられている。図3では、画像表示領域区画pc2内に、ポインタptが表示されている。
ディスプレイ20にポインタptが表示された後(すなわち、主制御部10がスクロールモードに遷移した後)、ムーブ判定部122は、タッチパッド30に対するムーブの操作(ステップC)を検知する。
ムーブ判定部122は、単位時間ごとに、タッチの位置(図3に×印で示す位置)の情報を、タッチパッド制御部11から取得する。そして、ムーブ判定部122は、タッチダウン1が検知された時点から、単位時間が経過するまでの期間におけるタッチの位置の変化を、1回目のムーブの操作として検知する。また、ムーブ判定部122は、1回目のムーブの操作が開始された時点におけるタッチの位置(以下では、ムーブ始点と呼ぶ)から、1回目のムーブの操作が終了した時点におけるタッチの位置(以下では、ムーブ終点と呼ぶ)へ向かうムーブベクトルを計算する。
1回目のムーブの操作が検知された後、ムーブ判定部122は、1回目のムーブの操作が終了した時点から、単位時間が経過するまでの期間におけるタッチの位置の変化を、2回目のムーブの操作として検知する。また、ムーブ判定部122は、2回目のムーブのムーブ始点から、2回目のムーブのムーブ終点へ向かうムーブベクトルを計算する。以後、ムーブ判定部122は、同様にして、3回目以降のムーブのムーブベクトルを計算する。なお、ユーザ操作としての1回のスワイプは、タッチダウン1が検知された時点から、タッチアップが検知される時点までの期間に含まれる全てのムーブの操作に相当する。
ムーブ判定部122は、上記ムーブベクトルの情報(または、ムーブ始点およびムーブ終点の情報)を、表示制御部13に通知する。上記ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルが、ディスプレイ20内の座標系における下方向のベクトルである場合、表示制御部13は、画像表示領域区画pc2内の画像を、画像表示領域区画pc1内の画像上に重ねるように、下方向にスクロール(ステップC)させる。ここで、ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルは、タッチパッド30内の座標系で検知された上記ムーブベクトルが、ディスプレイ20内の座標系に変換されることによって得られる。なお、表示制御部13は、ディスプレイ20上のポインタptを移動させることはない。
図3に示すように、タッチパッド30において、タッチアップが検知(ステップC)された後、タッチダウン2が再び検知(ステップD)された場合、ムーブ判定部122は、単位時間ごとに、タッチの位置(図3に×印で示す位置)の情報を、タッチパッド制御部11から取得する。そして、ムーブ判定部122は、タッチダウン2が検知された時点から、単位時間が経過するまでの期間におけるタッチの位置の変化を、1回目のムーブの操作として検知する。また、ムーブ判定部122は、1回目のムーブのムーブベクトルを計算する。1回目のムーブの操作が検知された後、ムーブ判定部122は、同様にして、2回目以降のムーブのムーブベクトルを計算する。
ムーブ判定部122は、上記ムーブベクトルの情報(または、ムーブ始点およびムーブ終点の情報)を、表示制御部13に通知する。上記ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルが、ディスプレイ20内の座標系における下方向のベクトルである場合、表示制御部13は、画像表示領域区画pc2内の画像を、画像表示領域区画pc1内の画像上に重ねるように、下方向にスクロール(ステップC)させる。
(画像制御内容決定処理の流れ)
図4および図5を用いて、タッチイベント判定部12によって実行される画像制御内容決定処理の流れを説明する。図4は、画像制御内容決定処理の流れを示すフローチャートである。図5は、タッチパッド30上におけるタッチの位置およびその変化を示すグラフである。最初、主制御部10は、ディスプレイ20上にカーソルcr(図3および図4参照)が表示されるポインタモードであるとする。
図4に示すように、画像制御内容決定処理では、まず、タッチ判定部121は、タッチパッド30上においてタッチダウン1が検知(図4のステップA参照)された場合、タッチダウン1が検知された位置(DX1、DY1)(図5参照)を判定する(S1、位置情報取得ステップ)。
次に、長押し判定部123は、長押し操作を検知(図3のステップB参照)する(S2、対象選択ステップ)。換言すれば、長押し判定部123は、タッチダウン1が長押し操作であると判定する。その後、タッチ判定部121は、タッチダウン1が検知された位置(DX1、DY1)を示す情報を記憶部40に記録する(S3)。
続いて、タッチ判定部121は、タッチパッド30上においてタッチダウン1が検知された位置を、表示制御部13に通知する。表示制御部13は、タッチダウン1が検知された位置に対応するディスプレイ20上の対応位置に、ポインタptを表示(図3のステップB参照)する(S4)。
その後、タッチ判定部121は、タッチアップが検知されたか否かを判定する(S5)。タッチアップ1が検知されていない場合(S5でNo)、画像制御内容決定処理はS8に進む。一方、タッチアップが検知(図3のステップC参照)された場合(S5でYes)、タッチパッド30上において新たなタッチダウン2が検知(図3のステップD参照)されたとき、タッチ判定部121は、タッチダウン2の位置(DX2、DY2)(図5参照)を判定する(S6、位置情報取得ステップ)。そして、タッチ判定部121は、タッチダウン1が検知された位置(DX1、DY1)とタッチダウン2が検知された位置(DX2、DY2)との差分(ΔX=DX2−DX1、ΔY=DY2−DY1)(図5参照)を算出する(S7)。
次に、ムーブ判定部122は、タッチダウン2が検知された位置(DX2、DY2)から、単位時間後のタッチの位置(MX1、MY1)(図5参照)へ向かうムーブを検知する(S8)(図3のステップC参照)。以下では、位置(DX2、DY2)をムーブ1の始点と呼び、位置(MX1、MY1)をムーブ1の終点と呼ぶ。なお、位置(MX1、MY1)において、タッチアップが検知されている必要はない。
その後、ムーブ判定部122は、ムーブ1の補正終点(MX1´=MX1−ΔX、MY1´=MY1−ΔY)(図5参照)を計算する(S9)。なお、タッチアップ1が検知されていない場合(S5でNo)、ムーブ1の補正終点(MX1´、MY1´)は、ムーブ1の終点(MX1、MY1)に等しくなる。
ムーブ判定部122は、タッチダウン1が検知された位置(DX1、DY1)を、ムーブ1の補正始点として、表示制御部13(アプリケーション)に通知する(S10、表示制御ステップ)。また、ムーブ判定部122は、ムーブ1の補正終点(MX1´、MY1´)も、表示制御部13(アプリケーション)に通知する(S11、表示制御ステップ)。表示制御部13は、ムーブ1の補正始点(DX1、DY1)から補正終点(MX1´、MY1´)へ向かうムーブベクトル(MX1´−DX1、MY1´−DY1)をディスプレイ20内の座標系におけるベクトルに変換し、変換されたベクトルに沿って、画像表示領域pc内の画像をスクロールさせる(表示制御ステップ)。
あるいは、S10およびS11の代わりに、ムーブ判定部122は、ムーブ1の始点(DX2、DY2)と、ムーブ1の終点(MX1、MY1)とを、表示制御部13に通知してもよい。図5に示すように、ムーブ1の補正始点(DX1、DY1)から、ムーブ1の補正終点(MX1´、MY1´)へ向かうムーブベクトル(MX1´−DX1、MY1´−DY1)は、ムーブ1の始点(DX2、DY2)から、ムーブ1の終点(MX1、MY1)へ向かうベクトル(MX1−DX2、MY1−DY2)に等しい。そのため、上記ベクトル(MX1−DX2、MY1−DY2)からディスプレイ20内の座標系へ変換されたベクトルは、上記ムーブベクトル(MX1´−DX1、MY1´−DY1)からディスプレイ20内の座標系へ変換されたベクトルに等しくなる。
以後のS12〜17では、新たなムーブn(nは2以上の整数)の検知と、そのムーブnの通知とが実行される。
S13において、タッチアップが検知されず(S13でNo)、n回目のムーブnが検知された場合、画像制御内容決定処理のS12〜S17において、ムーブ判定部122は、ムーブnの補正始点およびムーブnの補正終点(MXn´=MXn−ΔX、MYn´=MYn−ΔY)を表示制御部13(アプリケーション)に通知する。ここで、ムーブnの補正始点は、n−1回目のムーブn−1の補正終点(MXn−1´=MX(n−1)−ΔX、MYn−1´=MY(n−1)−ΔY)である。
表示制御部13は、n回目のムーブnの補正始点(MXn−1´、DYn−1´)から、n回目のムーブnの補正終点(MXn´、MYn´)へ向かうムーブベクトル(MXn´−MXn−1´、MYn´−MYn−1´)を、ディスプレイ20内の座標系におけるベクトルに変換し、変換したベクトルに沿って、画像表示領域pc内の画像をスクロールさせる(表示制御ステップ、動作制御ステップ)。
なお、ムーブnの補正始点およびムーブnの補正終点の情報は、表示制御部13だけでなく、携帯端末装置1に実装されたアプリケーションにも通知され、該アプリケーションは、通知されたムーブnの操作に応じて、画像表示領域pc内の画像に対するアクションを実行してもよい(動作制御ステップ)。
図5では、1回目のムーブ1のムーブベクトルおよび2回目のムーブ2のムーブベクトルは、どちらも、タッチパッド30内の座標系(xy座標系)において、斜め方向のムーブベクトルである。しかしながら、本発明では、n(≧2)回のムーブ1〜nが検知された場合、1回目のムーブ1からn回目のムーブnのうち、少なくとも1回のムーブm(1≦m≦n)のムーブベクトルが、タッチパッド30上の座標系において、斜め方向のベクトルであればよい。
n回目のムーブnが検知された後、タッチアップが検知された場合(S13でYes)、画像制御内容決定処理は終了する。
(変形例)
図3には、2回のタッチダウン1、2が検知された場合における画像制御の流れを示している。また、画像制御内容決定処理の流れの説明でも、2回のタッチダウン1、2が行われた場合を想定した。本変形例では、図5を用いて、3回目のタッチダウンが検知された場合の画像制御の流れを説明する。
図5に示すように、2回目のムーブ2の後に、(2回目のタッチアップが検出された後)3回目のタッチダウンが検知された場合、タッチ判定部121は、3回目のタッチダウンが検知された位置(DX3、DY3)と2回目のムーブ2の終点(MX2、MY2)との差分(ΔM=DX3−MX2、ΔN=DY3−MY2)を算出する。
次に、ムーブ判定部122は、3回目のタッチダウンが検知された位置(DX3、DY3)から、単位時間後のタッチの位置(MX3、MY3)へ向かうムーブを検知する。その後、ムーブ判定部122は、上記ムーブの補正始点(DX3−ΔX−ΔM、DY3−ΔY−ΔN)、および、上記ムーブの補正終点(MX3´=MX3−ΔX−ΔM、MY3´=MY3−ΔY−ΔN)を計算する。
そして、ムーブ判定部122は、上記ムーブの補正始点(DX3−ΔX−ΔM、DY3−ΔY−ΔN)および補正終点(MX3´、MY3´)を表示制御部13に通知する。
表示制御部13は、上記ムーブの補正始点(DX3−ΔX−ΔM、DY3−ΔY−ΔN)から補正終点(MX3´、MY3´)へ向かうムーブベクトルを、ディスプレイ20内の座標系におけるベクトルに変換し、変換されたベクトルに沿って、画像表示領域pc内の画像をスクロールさせる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施形態1では、ポインタptを表示された画像表示領域区画pc2内の表示がスクロールされる構成を説明した(図3参照)。
本実施形態では、ポインタptを表示されたシークバーse内のスライダsrがスライドされる構成を説明する。なお、本実施形態では、記憶部40(図1参照)に、前記実施形態1で説明したデータに加えて、シークバーseおよびスライダsrの各データも記憶されている。また、本実施形態に係る携帯端末装置1が備えたディスプレイ20B(図6参照)の表面上には、タッチパネルが配置されており、携帯端末装置1は、ディスプレイ20Bおよびタッチパッド30に対するタッチ操作を検知可能であるとする。
(画像制御の例;その2)
図6は、本実施形態に係るタッチイベント判定部12および表示制御部13によって実行される画像制御の例を示す説明図である。図6に示すように、ディスプレイ20には、画像表示領域pcの他に、シークバーseおよびスライダsrも表示されている。
図6に示すように、本実施形態では、携帯端末装置1の主制御部10がポインタモードである場合において、タッチダウンが検知され、さらに長押しが検知(ステップA)された場合、主制御部10は、ポインタモードからスクロールモードに遷移する。このとき、本実施形態に係るタッチ判定部121は、ディスプレイ20上のカーソルcrを消去する。また、タッチ判定部121は、タッチダウンが検知された位置を表示制御部13に通知し、表示制御部13は、タッチダウンおよび長押しが検知された位置に対応するディスプレイ20上の対応位置にポインタptを表示(ステップB)する。ここで、タッチパッド30上の位置と、ディスプレイ20上の位置とは、予め一対一で対応付けられている。図6では、シークバーse内に、ポインタptが表示されている。
ディスプレイ20にポインタptが表示された後(すなわち、主制御部10がスクロールモードに遷移した後)、ムーブ判定部122は、タッチパッド30に対するムーブの操作(ステップC)を検知する。
ムーブ判定部122は、単位時間ごとに、タッチの位置(図6に×印で示す位置)の情報を、タッチパッド制御部11から取得する。そして、ムーブ判定部122は、前記実施形態1で説明したように、各ムーブの操作におけるタッチの位置の変化を、ムーブの操作として検出する。また、ムーブの始点から終点に至るムーブベクトルを計算する。
ムーブ判定部122は、上記ムーブベクトルの情報(または、ムーブ始点およびムーブ終点の情報)を、表示制御部13に通知する。上記ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルが、ディスプレイ20内の座標系における横方向のベクトルである場合、または、横方向の成分を含むベクトルである場合、表示制御部13は、シークバーse内のスライダsrを、横方向にスライド(ステップC)させる。ここで、ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルは、タッチパッド30内の座標系で検知された上記ムーブベクトルが、ディスプレイ20内の座標系に変換されることによって得られる。なお、表示制御部13は、ディスプレイ20上のポインタptを移動させることはない。
図6に示すように、タッチパッド30において、タッチアップが検知(ステップC)された後、タッチダウン2が再び検知(ステップD)された場合、ムーブ判定部122は、単位時間ごとに、タッチの位置(図6に×印で示す位置)の情報を、タッチパッド制御部11から取得する。そして、ムーブ判定部122は、前記実施形態1で説明したように、各ムーブの操作におけるタッチの位置の変化を、ムーブの操作として検出する。また、ムーブの始点から終点に至るムーブベクトルを計算する。
ムーブ判定部122は、上記ムーブベクトルの情報(または、ムーブ始点およびムーブ終点の情報)を、表示制御部13に通知する。上記ムーブベクトルに対応するディスプレイ20上のベクトルが、ディスプレイ20内の座標系における横方向のベクトルである場合、または、横方向の成分を含むベクトルである場合、表示制御部13は、シークバーse内のスライダsrを、横方向にスライド(ステップC)させる。
なお、図6では、長押しの操作はディスプレイ20上で行われている(ステップA)一方、ムーブの操作はタッチパッド上で行われている(ステップC、ステップD)。しかしながら、ムーブの操作もディスプレイ20上で行われてもよい。この場合、ユーザは、ムーブの操作を、シークバーseが表示されていない領域で行う。これにより、タッチ操作を行う指がシークバーseを覆うことがないので、ユーザは、シークバーse内におけるスライダsrの位置を確認することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
携帯端末装置1の制御ブロック(特に主制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯端末装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(主制御部10)は、表示部(ディスプレイ20)と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を有する物体検出部(タッチパッド30)と、上記物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部(タッチイベント判定部12)とを備えた情報処理装置であって、上記表示部の表示領域に表示されている1または複数のオブジェクトから1つの対象オブジェクトを選択する対象選択部(長押し判定部123)をさらに備え、上記位置情報から上記物体の移動を指示するユーザ操作が複数回検出されたとき、各ユーザ操作に応じたアクションを、同一の上記対象オブジェクトに対して順次実行する。
上記の構成によれば、対象オブジェクトが選択された後、複数回の操作が検出された場合、それらの操作に応じたアクションが、同一の対象オブジェクトに対して実行される。そのため、ユーザは、検出領域上の任意の位置で、対象オブジェクトに対する複数回のユーザ操作を行うことができる。例えば、ユーザは、操作に用いる指(物体)で対象オブジェクトが覆われないように、対象オブジェクトが表示されている位置とは異なる位置で、複数回のユーザ操作を行うことができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記対象オブジェクトに所定の標識を付与して表示する表示制御部(13)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、対象オブジェクトが、所定の標識によって示される。そのため、ユーザは、標識を確認することによって、複数回の操作が、どのオブジェクトに対する操作として情報処理装置に認識されるのかを知ることができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1または2において、1回目の上記ユーザ操作によって指示された上記物体の移動の始点の位置にあったオブジェクトを上記対象オブジェクトとしてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、1回目の操作を開始するとともに、対象オブジェクトを指定することができる。
本発明の態様4に係る制御方法は、表示部(ディスプレイ20)と、近接または接触する物体を検出する平面状の検出領域を有する物体検出部(タッチパッド30)と、上記物体検出部が上記物体を検出した位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部(タッチイベント判定部12)とを備えた情報処理装置の制御方法であって、上記表示部の表示領域に表示されている1または複数のオブジェクトから1つの対象オブジェクトを選択する対象選択ステップと、上記位置情報から上記物体の移動を指示するユーザ操作が複数回検出されたとき、各ユーザ操作に応じたアクションを、同一の上記対象オブジェクトに対して順次実行する動作制御ステップと、を含んでいる。
上記の構成によれば、上記態様1に係る情報処理装置と同じ効果を奏することができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置の制御方法は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータに上記制御方法の各ステップを実行させることにより上記制御方法をコンピュータにて実現させる制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、タッチパッドを備えた情報処理装置に利用することができる。
10 主制御部(情報処理装置)
20 ディスプレイ(表示部)
20B ディスプレイ(表示部、物体検出部)
30 タッチパッド(物体検出部)
12 タッチイベント判定部(位置情報取得部)
13 表示制御部
123 長押し判定部(対象選択部)
pt ポインタ(標識)

Claims (8)

  1. 表示部と、
    上記表示部の表示領域とは異なる位置に配置された操作面と、
    物体が上記操作面に近接または接触する位置を検出する物体検出部と、
    上記物体検出部の検出結果に基づいて上記操作面に対するタッチ操作を検知する制御部とを備え、
    上記制御部は、
    上記タッチ操作に基づいて上記表示領域上の位置を特定する第1のモード、および、上記タッチ操作に応じて、上記表示領域に表示された画面をスクロールさせる第2のモードを有し、
    上記第2のモードでは、上記表示領域に表示されている複数のオブジェクトのうち、上記第1のモードにおいて特定した位置に対応する対象オブジェクトがある場合は、上記タッチ操作に応じて当該対象オブジェクトの制御を実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記対象オブジェクトの制御は、上記対象オブジェクトのスクロールであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記対象オブジェクトは、スライダであり、
    上記対象オブジェクトの制御は、上記スライダのスライドであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記制御部は、上記第1のモードから上記第2のモードに遷移したとき、上記表示領域上に標識を表示させ、
    当該標識の表示位置は、上記対象オブジェクト上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 上記制御部は、上記第2のモード中、上記標識の表示位置を移動させないことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 上記制御部は、上記第1のモードにおいて、上記物体検出部に対してタッチダウンおよび長押しがなされたとき、上記第2のモードに遷移し、当該第2のモードでは、上記タッチ操作に応じて、上記表示領域に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、上記タッチダウンに対応する上記表示領域上の位置に対応する上記対象オブジェクトの制御を実行することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 上記制御部は、上記第2のモードにおいて、上記物体検出部に対してシングルタップがなされたとき、上記第1のモードに遷移することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置の制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
    上記情報処理装置は、表示部と、上記表示部の表示領域とは異なる位置に配置された操作面と、物体が上記操作面に近接または接触する位置を検出する物体検出部と、を備え、
    上記コンピュータを、上記物体検出部の検出結果に基づいて上記操作面に対するタッチ操作を検知する上記制御部であって、上記タッチ操作に基づいて上記表示領域上の位置を特定する第1のモードおよび、上記タッチ操作に応じて、上記表示領域に表示された画面をスクロールさせる第2のモードを有し、上記第2のモードでは、上記表示領域に表示されている複数のオブジェクトのうち、上記第1のモードにおいて特定した位置に対応する対象オブジェクトがある場合は、上記タッチ操作に応じて当該対象オブジェクトの制御を実行する上記制御部として機能させることを特徴とする制御プログラム。
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