JP6134531B2 - 定量吐出システム - Google Patents
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Description
(定量吐出システム1の構成)
図1は、本発明の参考例2に係る定量吐出システム1の構成を模式的に示す説明図である。
本形態の定量吐出システム1においては、まず、バルブ16を閉にした状態でチャンバー11の内部に物品Wを配置する。その際、バルブ190は開状態であり、バルブ180は閉状態にあるため、チャンバー11内の圧力は大気圧である。
以上説明したように、本形態の定量吐出システム1では、チャンバー11内が減圧された後、バルブ16を開状態とするとともに、供給部12に配置したピストン122で供給部12の液状物Lを一定量、吐出路13に押すと、吐出口130から物品Wに所定量の液状物Lが吐出される。ここで、吐出路13は、バルブ16より吐出口130側にオリフィス135を備えており、かかるオリフィス135では、チャンバー11内が圧力値P1まで減圧された状態でバルブ16が開状態になったときでも、液状物Lの表面張力が液状物Lに対してオリフィス135内に止まろうとする力として作用する。このため、吐出口130から液状物Lが不用意に流出することを阻止することができる。それ故、減圧雰囲気に配置された物品Wに一定量の液状物Lを吐出することができる。
上記参考例2では、吐出口130に1つのオリフィス135を設けたが、吐出口130に複数のオリフィス135を並列に設けてもよい。オリフィス135の内径が小さい程、液状物Lが不用意に流出することを阻止することができるので、吐出口130に複数のオリフィス135を並列に設ければ、液状物Lの吐出速度を低下させずに、液状物Lが不用意に流出することを防止することができる。
(定量吐出システム2の構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る定量吐出システム2の構成を模式的に示す説明図である。
本形態の定量吐出システム1においては、まず、第1バルブ25および第2バルブ26を閉にした状態でチャンバー11の内部に物品Wを配置する。その際、バルブ290は開状態であり、バルブ280は閉状態にあるため、チャンバー11内の圧力は圧力値P2(大気圧)である。また、貯液室200には、液面L20が吐出口230と同一の高さに位置するように液状物Lが貯留されている。
以上説明したように、本形態の定量吐出システム2では、吐出口230がチャンバー21内で開口する吐出路23と、液状物Lを定量供給する供給部22との間に貯液室200が設けられている。このため、チャンバー21内の圧力が圧力値P1より高い圧力値P2(大気圧)のとき、第1バルブ25を開状態とし、第2バルブ26を閉状態とした状態で、供給部22が貯液室200に液状物Lを定量供給する。その際、貯液室200の内部の圧力は圧力値P1より高い圧力値P2(大気圧)になっている。このため、給液路27や供給部22の液状物Lが不用意に流出することを防止することができ、供給部22は、貯液室200に液状物Lを定量吐出することができる。
上記実施の形態では、供給部22から貯液室200に液状物Lを供給する際、チャンバー21内および貯液室200内の圧力値P2を大気圧としたが、圧力値P2については、圧力値P1より高ければ、給液路27や供給部22の液状物Lが不用意に流出することを抑制することができるため、圧力値P2については、圧力値P1と大気圧との間の圧力値、あるいは大気圧以上の圧力値に設定してもよい。
上記実施の形態では、液状物Lが供給される物品Wとして、電解コンデンサ用の素子、電気二重層コンデンサ用の素子、リチウムイオン電池用の素子等の電気化学素子を例示したが、電気化学素子以外の物品Wに液状物Lを吐出する場合に本発明を適用してもよい。
10、20 吐出装置
11、21 チャンバー
12、22 供給部
13、23 吐出路
16 バルブ
24 連通路
25 第1バルブ
26 第2バルブ
130、230 吐出口
200 貯液室
Claims (4)
- 物品が配置されるチャンバーと、
該チャンバーが圧力値P1まで減圧された状態で前記チャンバー内の物品に液状物を定量吐出する吐出装置と、
を有し、
前記吐出装置は、吐出口が前記チャンバー内で開口する吐出路と、該吐出路の基端側に接続する貯液室と、該貯液室内の上側空間に接続する給液路と、該給液路の基端側に接続して当該給液路を介して前記貯液室に前記液状物を定量供給する供給部と、前記チャンバー内と前記貯液室内の上側空間とを連通させる連通路と、前記給液路に設けられた第1バルブと、前記吐出路に設けられた第2バルブと、を備え、
前記チャンバー内の圧力が圧力値P1より高い圧力値P2のとき、前記第1バルブを開状態とし、前記第2バルブを閉状態とした状態で、前記供給部が前記貯液室に前記液状物を定量供給し、
前記第1バルブおよび前記第2バルブを閉状態とした状態で前記チャンバー内の圧力を前記圧力値P1にしたときには、前記第2バルブを開状態にして、前記貯液室の液面位置が前記吐出口の高さ位置と同一となるまで前記吐出口から前記物品に前記液状物が供給されることを特徴とする定量吐出システム。 - 前記圧力値P2は大気圧であることを特徴とする請求項1に記載の定量吐出システム。
- 1つの前記チャンバーに対して、前記吐出装置が複数、設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の定量吐出システム。
- 前記物品は、電解コンデンサ用、電気二重層コンデンサ用、または電池用の電気化学素子であり、前記液状物は、前記電気化学素子の間隙に含浸される電解液であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の定量吐出システム。
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JP2013032589A JP6134531B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 定量吐出システム |
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JP2013032589A JP6134531B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 定量吐出システム |
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JP2014165220A JP2014165220A (ja) | 2014-09-08 |
JP6134531B2 true JP6134531B2 (ja) | 2017-05-24 |
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JP2013032589A Active JP6134531B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 定量吐出システム |
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-
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- 2013-02-21 JP JP2013032589A patent/JP6134531B2/ja active Active
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