JP6134508B2 - タービンエンジン及びタービンエンジンにおいて空気を流す方法 - Google Patents

タービンエンジン及びタービンエンジンにおいて空気を流す方法 Download PDF

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Description

本明細書で開示される主題はガスタービンに関する。より詳細には、本主題は、ガスタービンステータ構成要素の組立体に関する。
ガスタービンエンジンにおいて、燃焼器は、燃料又は空気燃料混合気の化学エネルギーを熱エネルギーに変換する。熱エネルギーは、流体(多くの場合、圧縮機からの空気)によってタービンに運ばれ、こで熱エネルギー機械エネルギーに変換される。低負荷状態又はターンダウン状態の間、タービンエンジンへの燃料流を低減し消費量を低減することが望ましい。しかしながら、場合によっては、燃焼器に供給される燃料の量一定流量の酸素によって制限されることがあるが、燃焼器内で清浄な燃焼を可能にするためには特定の量の燃料が必要とされる。
米国特許第5197290号明細書
本発明の1つの態様によれば、ガスタービンエンジンは、燃焼器と、燃焼器の端部に配置された燃料ノズルと、圧縮機吐出ケーシングから空気流を受け入れるよう構成された通路とを含み、通路空気流をノズルの下流側のチャンバに導くが、チャンバの圧力は、圧縮機吐出ケーシングの圧力よりも低い。ガスタービンエンジンはまた、圧縮機吐出ケーシングから通路への空気流を制御するよう構成された流量制御装置を含む。
本発明の別の態様によれば、タービンエンジン内で空気を流す方法は、圧縮機吐出ケーシングから通路内に空気を受け入れるステップと、通路からの空気を燃焼室の燃焼領域の下流側に導くステップとを含む。本方法はまた、タービンエンジンの作動状態に基づいて燃焼室への空気の流れを制御するステップを含む。
これら及び他の利点並びに特徴は、図面を参照しながら以下の説明から明らかになるであろう。
本発明とみなされる主題は、本明細書と共に提出した特許請求の範囲に具体的に指摘し且つ明確に特許請求している。本発明の上記及び他の特徴並びに利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明から明らかである。
ガスタービンシステムの一実施形態の概略図。 別の例示的なガスタービンエンジンの一部の概略図。 例示的な燃焼器の詳細な側断面図。 別の例示的な燃焼器の詳細な側断面図。
この詳細な説明は、例証として図面を参照しながら、本発明の利点及び特徴と共に例示的な実施形態を説明している。
図1は、ガスタービンシステム100の一実施形態の概略図である。システム100は、圧縮機102、燃焼器104、タービン106、シャフト108、及び燃料ノズル110を含む。一実施形態では、システム100は、複数の圧縮機102、燃焼器104、タービン106、シャフト108び燃料ノズル110を含むことができる。圧縮機102及びタービン106は、シャフト108により結合される。シャフト108は、単一のシャフトであってもよいし、或いは複数のシャフトセグメントを結合てシャフト108としたものであってもよい
1つの態様において、燃焼器104は、天然ガス又は水素リッチ合成ガスなどの液体及び/又はガス燃料を使用してエンジンを稼働する。例えば、燃料ノズル110は、空気供給部及び燃料供給部112と流体連通している。燃料ノズル110は、空気燃料混合気を生成し、該空気燃料混合気を燃焼器104に吐出し、これにより燃焼を引き起こして加圧ガスを加熱する。燃焼器104は、高温の排出ガスをトランジションピースに通ってタービンノズル(又は「第1段ノズル」)に、次いで、タービンバケットに導き、タービン106の回転を生じさせる。タービン106の回転により、シャフト108が回転し、これにより空気が圧縮機102に流入するときに該空気を加圧する。
一実施形態では、燃料ノズル110が受け入れる空気は、圧縮機102から加圧空気の一部である。オフピーク需要の間のようなターンダウン状態の間、燃料供給部112からの燃料流を低減することが望ましいことがある。種々のエミッション及び効率目標に適合するために、燃料ノズル110に供給される空気の量は、タービン作動条件に基づいて調整される。図2〜4に関して以下で説明する構成は、ノズルに供給される空気の可変流量をもたらし、これによりターンダウン状態中の燃料流量低減させることができる
本明細書で使用される「下流」及び「上流」とは、タービンを通る作動流体の流れにする方向を示す用語である。従って、「下流側」という用語は、一般的に作動流体の流れの方向に対応する方向を意味し、「上流側」又は「前方」という用語は一般的に、作動流体の流れの方向とは反対方向を意味する。「半径方向」という用語は、軸線又は中心線に対して垂直方向の運動又は位置を意味する。これは、軸線に対して異なる半径方向位置にある部品を説明するのに有用である。このような場合、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線に対して接して存在する場合には、本明細書では、第1の構成要素は第2の構成要素の「半径方向内」にあるということができる。これに対して、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線からくに存在する場合には、本明細書では、第1の構成要素は第2の構成要素の「半径方向外」又は「外側寄り」にあるということができる。用語「軸方向」とは、軸線に平行な運動又は位置を示す。最後に「円周方向に」は、軸線の周りの運動又は位置を示す。以下の説明は、主としてガスタービンに集中しているが、本発明の概念は、ガスタービンに限定されるものではなく、蒸気タービンを含む他の回転機械にも適用できる。
図2は、例示的なガスタービンエンジン200の一部の概略図である。圧縮機202は、空気206などの流体を加圧し、該流体は、下流側の圧縮機吐出ケーシング208に流れる。空気220の流れ(すなわち、加圧空気)は、圧縮機吐出ケーシング208で受け取られ、受け取られた空気220の一部(空気222として図示される)は、1以上のノズル223に導かれ、燃料と混合されて燃焼室内で燃焼する。燃焼により、加圧された高温ガスがタービン210に流入し、タービンノズル又はブレードを通過する高温ガス流がタービン210の回転を生じさせる。図ように、管路又は導管212は、2次空気224の流れを受け入れるが、こ2次空気流224、受け取られた空気流220の一部である。導管212は、導管216を介して複数の空気バイパス通路又はインジェクタ(図3〜4に示す)と流体連通していてもよい。2次空気224の流れを増大させることによって、燃焼のための燃料ノズル223に導かれる空気222の量を低減させることができる。バルブなどの流量制御装置218は、導管212を通して2次空気224選択的に流すことができるようにしもって燃焼のため燃料ノズル223で受け取られる空気222の量を調整するよう構成される。空気222の量の低減は、導管216に流れる2次空気224(燃料ノズル223には流れない空気)を増大させることによって起こる。流量制御装置218の位置は、タービンエンジン200の作動状態(例えば、低負荷、高負荷)に基づいて選択的に調整することができる。流量制御装置218は、開放位置にあるときには、導管216を介して1以上の燃焼器204に2次空気224を導くリングマニホルド214又は導管に対して次空気224の実質的に制限のない流れを供給する。導管216は、燃焼器204における主燃焼領域の下流側(燃焼器204における空気/燃料の流れに対して)に2次空気224を導くよう構成される。2次空気224の増大し且つ実質的に制限のない空気流によって、ノズル223に供給される空気が減少し、これによりターンダウン時の効率が改善される。燃料ノズル223への空気の供給を低減することにより、副生成物低減た効率的な燃焼を可能にしつつ料の供給量も低減することができる。更に、圧縮機202の空気流は、図示の構成により維持され、タービン効率が向上する。以下で説明するように、一実施形態では、導管216は、2次空気224の調整可能な量を燃焼室に導き気は燃料ノズル223の下流側で焼室に流入する。
図3は、例示的な燃焼室204の詳細な側断面図である。燃焼器204は、流れスリーブ302内に配置されたライナ300を含み、空気303ライナ300に沿って燃料ノズル304に流れる。空気303は、燃料ノズルで受け取られ、燃料305の流れと混合される。燃料ノズル304に供給される空気303の量は、2次空気306の流れの量により調整され、2次空気306は、導管216からチャンバ308内に入る。次いで、2次空気306は、流れスリーブ302内の通路310を通って導かれる。一実施形態では、通路310は、流れスリーブ302を構成する2つの壁の間に形成された環状通路である。環状通路310は、燃焼器204において実質的に軸方向の空気流を可能にする。他の実施形態では、通路310は、流れスリーブ302の壁の一部に形成された孔又は管路である。2次空気306は、通路310からインジェクタ312を通って燃焼室314に導かれる。2次空気306は、燃料ノズル304に近接した燃焼領域316の下流側の燃焼室314内で受けられ、2次空気306は、燃焼又は燃焼副生成物に実質的に影響を及ぼさない。
図示の実施形態は、通路310及びインジェクタ312を通って流れる2次空気306の量を変えることによって、燃料ノズル304に供給される空気303の調整可能となる。圧縮機吐出ケーシング208から燃焼室314への2次空気306の流れは、領域間の圧力差によって引き起こされる。具体的には、圧縮機吐出ケーシング208の圧力(P1で示される)は、燃焼室314の圧力P2よりも高い。流量制御装置218は、導管216を介して圧縮機吐出ケーシング208から供給される2次空気306の量を制御する。例えば、高需要又は高負荷状態の間は、料ノズル304に供給される空気303の量が増加され焼室314に流れる2次空気306の量が減少される。更に、低負荷又はターンダウン状態の間は、料ノズル304に供給される空気303の量が減少され
焼室314に流れる2次空気306の量が増加される。詳細には、低負荷状態の間、料ノズル304に供給される空気303の量を減少させることにより、燃焼に悪影響を及ぼすことなく、ズルに供給される燃料305の量を減少させることができる。具体的には、燃料305とさせるための空気303の量が低減され、れにより燃焼副生成物としての酸化炭素が低減る。更に、ターンダウン中の燃焼を含む種々のタービン条件に対する柔軟性の向上は、燃焼室314に燃料なしで2次空気306を導くことにより達成される。加えて、高負荷状態の間、流量制御装置218は、燃焼室314への2次空気306の流れを低減又は遮断するよう制限され、これにより燃料305とさせるための空気303の供給を増大させることができる。従って、調整可能又は変更可能な空気流構成は、作動条件及び効率の改善に対する柔軟性を可能にする。
図4は、燃焼器400の別の実施形態の詳細な側断面図である。燃焼器400は、流れスリーブ402内に配置されたライナ401を含み、空気403ライナ401に沿って燃料ノズル404に流れる。空気403は、燃料ノズル404で受け取られ、燃料405の流れと混合される。燃料ノズル404に供給される空気403の量は、2次空気406の流れの量により調整され、2次空気406は、流れスリーブ402と後方ケーシング412(すなわち、一体式又は非一体式の後方ケーシング)との間のプレナム又はチャンバ410からる。2次空気406は、タービンの圧縮機吐出ケーシング(例えば、図2の208)から流れ、縮機吐出ケーシングはまた、空気403を燃料ノズル404に供給する。2次空気406は、燃焼器400のフランジ422内の入口420を通って流れる。回転式バルブのような流量制御装置407は、チャンバ408とそれに続く通路409への2次空気406の流れを制御する。2次空気406は、通路409からインジェクタ414を通って燃焼室416に流れる。例示的なインジェクタ444及び312(図3)は、それぞれ、通路409及び燃焼室416、並びに通路310及び燃焼室314としか流体連通していない。従って、インジェクタを通導かれる空気流406、306は、それぞれ通路409及び310から送られるものだけであり、燃料を含まない。更に、空気流406、306は燃焼領域418、316の下流側で燃焼室に導かれるので、空気は燃焼しない。
ように、通路409は、流れスリーブ402を構成する2つの壁の間に形成された環状通路である。環状通路409は、燃焼器400において実質的に軸方向の空気流を可能にする。流量制御装置407が開放されると、該流量制御装置407は、燃焼室P4内の圧力P4よりも高い圧力P3で空気406を受け取り、ャンバ410からの空気流が通路409を通って燃焼領域418の下流側の燃焼室416に流入する。従って、ターンダウン状態の間など、流量制御装置407が開放されたときには、ノズル404に流れる空気403の量が減少する。ターンダウン(低負荷)状態の間、燃料405とさせるための空気403の量が減少することにより、燃焼副生成物としての一酸化炭素の生成が減少する。更に、ターンダウン中の燃焼を含む種々のタービン条件に対する柔軟性の向上は、燃焼室416に燃料なしで2次空気406を導くことにより達成される。加えて、高負荷状態の間、流量制御装置407は、燃焼室416への2次空気406の流れを低減又は遮断するよう制限され、これにより燃料405とさせるための空気403の供給を増大させることができる。一実施形態では、流量制御装置407の位置は、チャンバ410からの流れを可能にし、チャンバ410から流れる空気406、燃焼器400の下流側のトランジションピース(図示せず)への空気流の量低減さる。空気403の流れは、トランジションピースからの空気によって供給され、従って、流量制御装置407を通る空気406の量の増大又は減少に伴って、空気403の流れがそれぞれ減少又は増大する。
限られた数の実施形態のみに関して本発明を詳細に説明してきたが、本発明はこのような開示された実施形態に限定されないことは理解されたい。むしろ、本発明は、上記で説明されていない多くの変形、改造、置換又は均等な構成を組み込むように修正することができるが、これらは、本発明の技術的思想及び範囲に相応する。加えて、本発明の種々の実施形態について説明してきたが、本発明の態様は記載された実施形態の一部のみを含むことができる点を理解されたい。従って、本発明は、上述の説明によって限定されるとみなすべきではなく、添付の請求項の範囲によってのみ限定される。
100 ガスタービンシステム
102 圧縮機
104 燃焼器
106 タービン
108 シャフト
110 燃料ノズル
112 燃料供給部

Claims (15)

  1. ガスタービンエンジンであって、
    流れスリーブ(302,402)内に配置されたライナ(300,401)を備える燃焼器(204)と、
    前記燃焼器(204)の端部に配置された燃料ノズル(304,404)であって、前記流れスリーブ(302,402)と前記ライナ(300,401)によって画成される環状空間を通る空気(303,403)流れ込む燃料ノズル(304,404)と、
    前記流れスリーブ(302,402)の内部に形成され、圧縮機吐出ケーシングから空気流を受け入れるよう構成された通路(310,409)であって、前記燃料ノズル(304,404)軸方向に実質的に同じ位置にある第1のチャンバ(308,408)からの空気流(306,406)を、前記圧縮機吐出ケーシングの圧力よりも低い圧力の燃焼室(316,418)内の燃焼領域(316,418)の下流側導く通路(310,409)と、
    前記圧縮機吐出ケーシングから前記通路(310,409)への空気流を制御するよう構成された流量制御装置(218,407)と
    を備える、ガスタービンエンジン。
  2. 前記流量制御装置(218,407)が、前記ガスタービンエンジンのターンダウン状態前記燃焼室(316,418)に空気流を実質的に制限のない状態で供給して前記燃料ノズル(304,404)に供給される空気の量を低減し、これにより前記ターンダウン状態のガスタービンからの一酸化炭素の生成を低減する開放位置を有する、請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  3. 前記流量制御装置(218,407)が、全負荷状態空気流を実質的に制限する閉鎖位置を有し、記流量制御装置(218,407)が前記閉鎖位置にあるときに前記燃料ノズル(304,404)に供給される空気の量が増大る、請求項2に記載のガスタービンエンジン。
  4. ガスタービンエンジンであって、
    圧縮機(202)と、
    流れスリーブ(302,402)内に配置されたライナ(300,401)を備える燃焼器(204)と、
    タービン(210)と、
    燃焼器(204)の端部に配置された燃料ノズル(304,404)であって、前記流れスリーブ(302,402)と前記ライナ(300,401)によって画成される環状空間を通る空気(303,403)が流れ込む燃料ノズル(304,404)と、
    第1の圧力を有する圧縮機吐出ケーシングと流体連通した燃焼室(316,418)であって、前記燃焼室(316,418)が第2の圧力を有していて、前記第1の圧力と第2の圧力の圧力差によって前記燃料ノズル(304,404)と軸方向に実質的に同じ位置にある第1のチャンバ(308,408)から、前記流れスリーブ(302,402)の内部に形成された通路(310,409)を介して燃焼領域(316,418)の下流側の燃焼室(316,418)内に空気流(306,406)が導かれる、燃焼室(316,418)と、
    前記圧縮機吐出ケーシングから前記燃焼室(316,418)への前記空気流を制御するよう構成された流量制御装置(218,407)であって前記流量制御装置(218,407)が、ターンダウン状態前記燃焼室(316,418)に空気流を実質的に制限のない状態で供給する開放位置と、全負荷状態空気流を実質的に制限する閉鎖位置とを有する流量制御装置(218,407)と
    を備える、ガスタービンエンジン。
  5. 前記通路(310,409)が、実質的に軸方向空気流を流す環状通路を含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のガスタービンエンジン。
  6. 前記通路(310,409)が、前記燃焼器(204)の外部の導管(216)を介して前記圧縮機吐出ケーシングから前記空気流を受け入れるよう構成される、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガスタービンエンジン。
  7. 前記通路(310,409)が、流れスリーブ(402)とケーシング(412)との間のプレナム(410)を介して前記圧縮機吐出ケーシングから前記空気流を受け入れるよう構成される、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガスタービンエンジン。
  8. 前記空気流が、燃料なしで前記通路(310,409)を通って前記燃焼室(316,418)導かれ、該空気流は前記燃焼室(316,418)導かれたときに燃焼しない、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のガスタービンエンジン。
  9. 流れスリーブ(302,402)内に配置されたライナ(300,401)を有する燃焼器(204)と、前記燃焼器(204)の端部に配置された燃料ノズル(304,404)とを備えるタービンエンジン内で空気を流す方法であって、
    前記流れスリーブ(302,402)と前記ライナ(300,401)によって画成される環状空間に空気(303,403)すステップと、
    圧縮機吐出ケーシングから前記流れスリーブ(302,402)(302,402)の内部に形成され通路(310,409)内に空気を受け入れるステップと、
    前記通路(310,409)に沿って、前記燃料ノズル(304,404)軸方向に実質的に同じ位置にある第1のチャンバ(308,408)からの空気(306,406)を、燃焼室(316,418)内の燃焼領域(316,418)の下流側に導くステップと、
    前記タービンエンジンの作動状態に基づいて前記燃焼室(316,418)への空気の流れを制御するステップと、
    を含む、方法。
  10. 前記空気を導くステップが、前記圧縮機吐出ケーシングの高い圧力から前記燃焼室(316,418)内の相対的に低い圧力に前記空気を導くステップを含む、請求項記載の方法。
  11. 前記通路(310,409)内に空気を受け入れるステップが、燃焼器(204)の外部の導管(216)から前記通路(310,409)内に空気を受け入れるステップを含む、請求項9又は請求項10に記載の方法。
  12. 前記圧縮機吐出ケーシングから前記通路(310,409)内に空気を受け入れるステップが、流れスリーブ(402)とケーシング(412)との間のプレナム(410)から前記空気を受け入れるステップを含む、請求項9又は請求項10に記載の方法。
  13. 前記空気の流れを制御するステップが、ターンダウン状態前記燃焼室(316,418)に空気流を実質的に制限のない状態で供給する開放位置に流量制御装置(218,407)を位置付けるステップを含む、請求項乃至請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記流量制御装置(218,407)が開放位置にあるときに燃料ノズル(304,404)に供給される空気の量が低減され、これにより前記ターンダウン状態の間前記ガスタービンからの一酸化炭素の生成が減少する、請求項13記載の方法。
  15. 前記空気の流れを制御するステップが、ターンダウン状態の間前記空気の流れを増大させ、全負荷状態の間前記空気の流れを減少させるステップを含む、請求項乃至請求項14のいずれかに記載の方法。
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