JP6134135B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態における画像形成装置の画像形成部の構成図である。なお、参照符号の末尾の英文字a、b、c及びdは、それぞれ、当該部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の現像剤像を形成するためのものであることを示している。また、色を区別する必要が無い場合には、末尾の英文字a、b、c及びdを除いた参照符号を使用する。感光体22は、像担持体であり回転駆動される。帯電ローラ23は、対応する色の感光体22の表面を一様な電位に帯電させる。一例として、帯電ローラ23が出力する帯電バイアスは−1200Vであり、これにより、感光体22の表面は−700V(暗電位)の電位に帯電される。スキャナユニット20は、形成する画像の画像データに応じたレーザ光で感光体22の表面を走査して露光することで、感光体22に静電潜像を形成する。一例として、レーザ光での露光により、静電潜像が形成されている箇所の電位は−100V(明電位)となる。現像器25は、それぞれ、対応する色の現像剤を有し、現像スリーブ24により、感光体22の静電潜像に現像剤を供給することで、感光体22の静電潜像を現像する。一例として、現像スリーブ24が出力する現像バイアスは−350Vであり、この電位により現像器25は現像剤を静電潜像に付着させる。1次転写ローラ26は、感光体22に形成された現像剤像を、像担持体であり、ローラ31、32及び33により周回駆動される中間転写ベルト30に転写する。一例として、1次転写ローラ26が出力する転写バイアスは+1000Vであり、この電位により1次転写ローラ26は現像剤を中間転写ベルト30に転写する。なお、このとき、各感光体22の現像剤像を重ね合わせて中間転写ベルト30に転写することでカラー画像が形成される。
δesM=v×{(tsf2−tsf1)+(tsr2−tsr1)}/2−dsM
で表される。
δemfM=v×(tmf2−tsf2)−v×(tmf1−tsf1)
で表される。右側のマゼンタの色ずれ量δemrMについても同様である。なお、δemfM及びδemrMの正負は、主走査方向におけるずれの方向を表している。エンジン制御部54は、δemfMからマゼンタの色の書き出し位置を補正し、δemrM−δemfMから主走査方向の幅、つまり、主走査倍率を補正する。なお、主走査倍率に誤差がある場合、書き出し位置はδemfMのみでなく、主走査倍率を補正することに伴い変化した画像周波数(画像クロック)の変化量を加味して算出する。エンジン制御部54は、演算した色ずれ量を解消するように、例えば、スキャナユニット20によるレーザ光の出射タイミングを変更する。例えば、副走査方向の色ずれ量が4ライン分であれば、エンジン制御部54は、マゼンタの静電潜像を形成するレーザ光の出射タイミングを4ライン分調整する。この様に、ステップS1の処理により、後続する基準値の取得処理を、色ずれ量を小さくした状態で行うことができる。
Tms=tn(k)+2Tpr-Tpd-Tpw/2 (1)
ここで、Tpdは感光体22のスキャナユニット20により露光された位置が、感光体22の回転により帯電ローラ23の位置に到達するまでの時間であり、Tpwは1つの潜像マークの副走査方向の幅だけ感光体22の表面が移動する時間である。また、tn(k)は、S26で判定した2つの検出時刻の内の遅い方である。なお、本実施形態においては、Tpr<Tpd<2Tprであることを前提としている。
以下、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。まず、基準値の取得処理の流れは図4と同様である。但し、本実施形態においては、図6に示すS28において、時刻Tmsを以下の式により求める。
Tms=tn(k)+2Tpr−Tpd−(Tpp+Tpw)/2 (2)
ここで、Tppは、潜像マーク80の形成周期である。つまり、本実施形態においては、潜像マーク80の形成タイミングを、第一実施形態より、さらに、潜像マーク80の形成周期Tppの半分だけずらすものである。したがって、ノイズは、連続する2つの潜像マーク80の間の時刻において検出されることになる。図11は、本実施形態において形成した潜像マーク80と、ノイズ検出タイミングとの関係を示す図である。なお、使用している略号や表示方法は図7と同様である。
以下、第三実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態における基準値の取得処理を、図12を用いて説明する。まず、S61及びS62の処理は、図4のS1及びS2の処理と同様であり、その説明を省略する。S63において、エンジン制御部54は、ノイズ検出タイミング取得処理を行う。以下、図13を用いてノイズ検出タイミング取得処理について説明を行う。図3のS71からS76の処理は、図6のS21からS26の処理と同様であり、その説明を省略する。S77において、エンジン制御部54は、S76で規定する関係を満たすtn(k)の値を総て、ノイズ時刻Tnd(k)として保存する。
Tpl=Tcur+Tpd−Tnd(k)
Tpt=Tcur+Tpp+Tpd−Tnd(k)
ここで、Tplは、現在時刻で潜像マーク80を形成すると、当該潜像マーク80の先端が帯電ローラ23の位置に到達する時刻と、ノイズ時刻Tnd(k)との差である。同様に、Tptは、形成する潜像マーク80の後端が帯電ローラ23の位置に到達する時刻と、ノイズ時刻Tnd(k)との差である。図14は、本実施形態において形成した潜像マーク80と、ノイズ発生タイミングと、各時刻の関係を示す図である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (15)
- 感光体と、
前記感光体に作用するプロセス手段と、
光照射を行い前記感光体上に静電潜像を形成する光照射手段と、
前記光照射手段が光照射を行うことによって、前記感光体上に形成された色ずれ補正用の静電潜像が前記プロセス手段に対向する位置を通過する際の、前記プロセス手段を介して生じる出力を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づき、色ずれ補正制御を行う制御手段と、
を備えており、
前記制御手段は、前記検出手段が規則的に検出するノイズの検出タイミングに基づき、前記色ずれ補正用の静電潜像の形成タイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記検出手段が前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた出力を検出するタイミングから所定の時間内に、前記ノイズを検出しない様に前記色ずれ補正用の静電潜像の形成タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段が前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた出力を検出している間に前記ノイズを検出する様に前記色ずれ補正用の静電潜像の形成タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段が前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた出力を検出していない間に前記ノイズを検出する様に前記色ずれ補正用の静電潜像の形成タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、複数の色ずれ補正用の静電潜像を周期的な形成タイミングで形成させた場合に、当該形成させた色ずれ補正用の静電潜像に応じた出力を前記検出手段が検出するタイミングから所定の時間内に前記検出手段が前記ノイズを検出するか否かを判定し、ノイズを検出する場合には当該形成タイミングで潜像マークの形成を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記感光体に静電潜像を形成しない状態で前記検出手段により前記プロセス手段を介して生じる出力を検出させて、前記検出手段が規則的に検出するノイズを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記プロセス手段が少なくとも2回転する間に前記検出手段により前記プロセス手段を介して生じる出力を検出させて、前記検出手段が規則的に検出するノイズを判定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段が規則的に検出するノイズは所定の周期で生じるノイズであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段が規則的に検出するノイズは、前記プロセス手段の回転周期で生じるノイズであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記プロセス手段は、前記感光体を帯電する帯電手段であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段が色ずれ補正用の静電潜像を検出するタイミングを基準値と比較することで色ずれ量を算出することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記感光体は、画像形成に使用する色に対応して設けられており、
前記制御手段は、基準とする色とは異なる色の感光体に形成された色ずれ補正用の静電潜像を検出するタイミングと、前記基準とする色に対応する感光体に形成された色ずれ補正用の静電潜像を検出するタイミングとの差を基準値と比較することで色ずれ量を算出することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 感光体と、
前記感光体に作用するプロセス手段と、
光照射を行い前記感光体上に静電潜像を形成する光照射手段と、
前記光照射手段が光照射を行うことによって、前記感光体上に形成された色ずれ補正用の静電潜像が前記プロセス手段に対向する位置を通過する際の、前記プロセス手段を介して生じる出力を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づき、色ずれ補正制御を行う制御手段と、
を備えており、
前記制御手段は、前記検出手段により検出結果が検出されるまでの時間に基づき、検出した検出結果が前記色ずれ補正用の静電潜像に応じたものかノイズに応じたものかを判断し、前記判断した前記検出手段による前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた検出結果に基づき、前記色ずれ補正制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、複数の検出結果のうち、前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた検出結果を選択し、前記色ずれ補正制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 感光体と、
前記感光体に作用するプロセス手段と、
光照射を行い前記感光体上に静電潜像を形成する光照射手段と、
前記光照射手段が光照射を行うことによって、前記感光体上に形成された色ずれ補正用の静電潜像が前記プロセス手段に対向する位置を通過する際の、前記プロセス手段を介して生じる出力を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づき、色ずれ補正制御を行う制御手段と、
を備えており、
前記制御手段は、前記検出手段による前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた検出結果と、前記検出手段によるノイズに応じた検出結果とを含む複数の検出結果のうち、前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた検出結果を選択し、選択した前記色ずれ補正用の静電潜像に応じた検出結果に基づき、前記色ずれ補正制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
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