JP6132709B2 - シート剥離装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は、電子写真方式を用いた画像形成装置の構成を示す概略構成図であり、画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタの概略構成を示している。なお、本実施例のレーザビームプリンタは、単色(例えば白黒)のプリンタとして説明する。図1(a)に示す感光ドラム101は、レーザ光の照射によって電気的特性が変化する光半導体層により形成されており、画像形成動作中は定速回転で駆動される。
次に、図1(b)を用いて、定着装置106について説明する。図1(b)は、定着装置106の構成を示す概略構成図である。図1(b)の定着装置106は、熱源であるヒータ201によって加熱され、トナー像を加熱する加熱回転体である加熱ローラ202と、加熱ローラ202に圧接して、加熱ローラ202に加圧しつつ回転させる加圧回転体である加圧ローラ203から構成される。ヒータ201の温度制御を行うために、加熱ローラ202の表面近傍に加熱ローラ202の温度検知を行うサーミスタ208が設けられている。不図示の制御装置は、サーミスタ208の温度検知結果に基づいて、ヒータ201のオン・オフを制御する。表面に未定着トナー像Tが転写された用紙Sは、矢印A方向(用紙搬送方向)に搬送パス206上を搬送され、加熱ローラ202、加圧ローラ203が当接して形成された定着ニップ部Nにおいて加熱、加圧され、未定着トナーは融着し、用紙Sに定着される。
(従来のシート剥離装置の構成)
図2は、本実施例との比較のためのシート剥離装置の従来例を示し、図2(a)は、シート剥離装置に関係する制御機能を示す制御ブロック図であり、図2(b)は、シート剥離装置の構成を示す模式図である。
図3は、本実施例のシート剥離装置を示し、図3(a)は、シート剥離装置に関係する制御機能を示す制御ブロック図であり、図3(b)は、シート剥離装置の構成を示す模式図である。図3(a)、(b)において、図2(a)、(b)と同じ構成には、同じ符号を付している。
次に、本実施例の画像形成装置の画像形成時の動作について、フローチャートを用いて説明する。図4は、本実施例の画像形成装置に、印刷ジョブが入力されたときの制御シーケンスを示すフローチャートである。なお、図4に示す制御シーケンスは、剛性の弱い薄紙のような、加熱ローラ202から剥離しにくい用紙に対し、画像形成を行う場合の制御シーケンスを示している。一方、剛性の強い厚紙のような、加熱ローラ202から容易に剥離する用紙に対しては、用紙を剥離させるために圧縮空気を噴射させなくてもよい。そのため、圧縮空気を生成するエアーポンプ301は駆動されないので、連結配管320中の圧縮空気の排出を行う必要がない。
図5は、画像形成装置の印刷ジョブ実行時における、エアーポンプ301、電磁弁304の状態、加熱ローラ202の温度状態を示したタイムチャートである。図5において、(a)に示すグラフは、印刷ジョブ終了後の圧縮空気の排出を1回で行う場合のタイムチャートであり、(b)に示すグラフは、印刷ジョブ終了後の圧縮空気の排出を複数回に分けて行う本実施例のタイムチャートである。なお、図5(a)、(b)の場合の圧縮空気の排出は、電磁弁304の開放により行われる。図5(a)、(b)におけるグラフは、縦軸方向の上から順に、加熱ローラ202の設定された目標温度である定着温度を、エアーポンプ301の駆動(ON)、停止(OFF)状態を、電磁弁304の開放(開)/閉塞(閉)状態を示している。更に、実際の定着温度は、サーミスタ208により検知される加熱ローラ202の温度を示す。また、横軸方向は時間を示す。
本実施例の画像形成装置の画像形成時の動作について、フローチャートを用いて説明する。図6は、本実施例の画像形成装置に、印刷ジョブが入力されたときの制御シーケンスを示すフローチャートである。なお、図6に示す制御シーケンスは、実施例1と同様に、剛性の弱い薄紙のような、加熱ローラ202から剥離しにくい用紙に対し、画像形成を行う場合の制御シーケンスを示している。一方、剛性の強い厚紙のような、加熱ローラ202から容易に剥離する用紙に対しては、用紙を剥離させるために圧縮空気を噴射させる必要がない。そのため、圧縮空気を生成するエアーポンプ301は駆動されず、連結配管320中の圧縮空気を排出する必要がない。
図7は、画像形成装置の印刷ジョブ実行時における、エアーポンプ301、電磁弁304の状態、加熱ローラ202の温度状態を示したタイムチャートである。図7において、(a)に示すグラフは、実施例1の図5(a)と同様に、印刷ジョブ終了後の圧縮空気の排出を1回で行う場合のタイムチャートである。一方、図7(b)に示すグラフは、印刷ジョブ終了後の圧縮空気の空気圧を下げて排出を行う本実施例のタイムチャートである。なお、図7(a)、(b)の場合の圧縮空気の排出は、電磁弁304の開放により行われる。図7(a)、(b)において、表示されているグラフは縦軸方向の上から順に、加熱ローラ202の設定された目標温度である定着温度を、エアーポンプ301の駆動(ON)、停止(OFF)状態を、レギュレータ302における圧縮空気圧の制御状態を示している。更に、図7のグラフは、電磁弁304の開放(開)/閉塞(閉)状態、サーミスタ208により検知される加熱ローラ202の温度である実際の定着温度を示している。また、横軸方向は時間を示す。
301 エアーポンプ
302 レギュレータ
304 電磁弁
305 エアーノズル
320 ダクト
Claims (9)
- 熱源を含む加熱回転体、及び前記加熱回転体に圧接する加圧回転体により形成されるニップ部にて、搬送されるシートを加熱、加圧してシートに形成されたトナー像を定着させる際、前記加熱回転体からシートを剥離するシート剥離装置であって、
圧縮空気を生成する生成手段と、
前記圧縮空気の空気圧を調整する調整手段と、
内部に有する弁を開閉することにより、前記調整手段からダクトを介して圧送された前記圧縮空気を噴射する噴射手段と、
前記噴射手段により噴射された前記圧縮空気を前記加熱回転体に排出する排気口と、
前記圧縮空気を排出するために前記生成手段、前記調整手段、及び前記噴射手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記生成手段による圧縮空気の生成を停止した後、前記噴射手段により、画像形成時の空気圧と同じ空気圧を有する前記ダクト内の圧縮空気の所定の時間の排出を複数回、行い、前記ダクト内の空気圧を下げることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記制御手段は、次の印刷ジョブがすぐに実行されない場合には、画像形成時の空気圧と同じ空気圧を有する圧縮空気の排出を一度に行うことを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 熱源を含む加熱回転体、及び前記加熱回転体に圧接する加圧回転体により形成されるニップ部にて、搬送されるシートを加熱、加圧してシートに形成されたトナー像を定着させる際、前記加熱回転体からシートを剥離するシート剥離装置であって、
圧縮空気を生成する生成手段と、
前記圧縮空気の空気圧を調整する調整手段と、
内部に有する弁を開閉することにより、前記調整手段からダクトを介して圧送された前記圧縮空気を噴射する噴射手段と、
前記噴射手段により噴射された前記圧縮空気を前記加熱回転体に排出する排気口と、
前記圧縮空気を排出するために前記生成手段、前記調整手段、及び前記噴射手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記生成手段による圧縮空気の生成を停止した後、前記調整手段により前記ダクト内の圧縮空気の空気圧を画像形成時の空気圧よりも低い空気圧に調整し、前記噴射手段により前記ダクト内の圧縮空気の排出を一度に行い、前記ダクト内の空気圧を下げることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記制御手段は、次の印刷ジョブがすぐに実行されない場合には、前記調整手段により前記ダクト内の圧縮空気の空気圧の調整を行わず、画像形成時の空気圧と同じ空気圧を有する圧縮空気の排出を一度に行うことを特徴とする請求項3に記載のシート剥離装置。
- 前記シートは、前記加熱回転体から剥離しにくい紙種であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート剥離装置。
- 前記生成手段は、エアーポンプであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート剥離装置。
- 前記調整手段は、レギュレータであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート剥離装置。
- 前記噴射手段は、電磁弁であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート剥離装置。
- シートに画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成装置であって、
定着装置から搬送されるシートを剥離する請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート剥離装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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