JP6132696B2 - チャックテーブル - Google Patents

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Description

本発明は、切削装置のチャックテーブルに関する。
半導体デバイスの製造工程では、シリコンやガリウムヒ素等の半導体材料からなるウェーハの表面に、格子状の分割予定ラインが設定され、この分割予定ラインで囲まれた多数の矩形状領域に、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等の電子回路を有するデバイスが形成される。表面にデバイスが形成されたウェーハは、裏面が研削されて薄化された後、表面に設定された分割予定ラインに沿って切断され、多数のチップに分割されることにより、半導体デバイスとなる。このようにして得られた半導体デバイスは、樹脂やセラミックでパッケージングされ、各種電子機器に実装される。
近年では、電子機器の小型化・軽量化に伴い、半導体デバイスの小型化・軽量化が要求されることから、半導体デバイスの製造工程において、ウェーハの厚さを例えば100μm以下といったようにきわめて薄く加工する場合がある。この種のウェーハは、外周縁、すなわちウェーハのエッジの強度向上のため、ウェーハのエッジを含む円弧状の面取り部が形成されている。このため、この種のウェーハは、裏面が研削されて薄化されると、面取り部が鋭利に尖ってしまい、チッピングやウェーハの割れを生じやすい。
そこで、半導体デバイスの製造工程においては、ウェーハの裏面研削に先立って、切削液を供給しつつ、ウェーハの面取り部を切削ブレードで切削して除去する、いわゆるエッジトリミングが行われている(例えば、特許文献1参照)。このようなエッジトリミングにおいては、円形に形成されたウェーハを円盤状に形成されたチャックテーブルに保持させ、このチャックテーブルを回転させつつ、ウェーハの面取り部を切削ブレードで切削しているが、ウェーハをチャックテーブルに保持させた際に、ウェーハの中心とチャックテーブルの回転中心とがずれていることがある。
そこで、ウェーハの面取り部切削に先立って、円形に形成されたウェーハのエッジ位置を複数箇所で検出し、そこからウェーハの中心を求め、求めたウェーハの中心を基準として、チャックテーブルの回転に合わせて切削ブレードの位置を、ウェーハの中心と切削ブレードとの距離が一定となるように微調整する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、エッジトリミングにおいて、ウェーハの面取り部切削に先立って、チャックテーブルの保持面の外径よりも小さい外径の円形に形成されたウェーハを保持面に保持させた状態で、ウェーハの面取り部周辺を撮像手段によって複数箇所で撮像し、ウェーハのエッジ位置を複数箇所で検出し、そこからウェーハの中心を求める技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。なお、ウェーハの外径サイズを小さくするために、ウェーハのエッジを切削ブレードで切削して除去する、いわゆるフルカットを行う場合にも、ウェーハの外周縁位置を複数箇所で検出し、そこからウェーハの中心を求めることも行われる。
ウェーハの面取り部周辺を撮像手段により撮像してエッジ位置を検出する場合、チャックテーブルの保持面は、面取り部周辺を撮像する際に照射される光源からの照明光に対して直交しているので、照明光に対して平行に正反射光を反射する。一方、面取り部は、照明光に対して傾斜しているので、照明光に対して斜めに正反射光を反射する。すなわち、面取り部では、照明光が撮像手段に向かって正反射しないので、撮像手段には、面取り部がチャックテーブルの保持面よりも暗く写り、保持面が面取り部よりも明るく映る。このため、撮像手段は、ウェーハの面取り部とチャックテーブルの保持面との明暗差が大きくなるので、ウェーハのエッジ位置を検出しやすい。
特開2003−273053号公報 特開2006−93333号公報 特開2011−249572号公報
ウェーハの面取り部周辺を撮像手段により撮像してエッジ位置を検出する場合、撮像手段が撮像する面取り部周辺の保持面上に、切削液が残っていたり、切削液に混入した切削屑が付着していたりすると、光源からの照明光が切削液や切削屑により拡散反射や吸収され、照明光の正反射光が少なくなるので、保持面が撮像手段に暗く映る。このような場合、ウェーハの面取り部とチャックテーブルの保持面との明暗差が小さくなり、エッジ位置の検出、すなわちウェーハのエッジ認識が容易ではなくなるという虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、面取り部が形成されたウェーハの外周縁を容易に認識することができるチャックテーブルを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のチャックテーブルは、外周縁に表面から裏面にかけて円弧状の面取り部が形成されたウェーハの外周縁を切削液を供給しながら除去する切削装置のウェーハを保持するチャックテーブルであって、保持面を上端に有する円柱状の本体部と、円柱状の本体部の外周面に配設され保持面と平行な上面を有し、保持したウェーハの上方から照射される照明光を上面で正反射する保持面の直径より大きい直径を有する環状のフランジ部と、を有し、保持面には、保持面の直径より大きく、フランジ部の直径より小さいウェーハが保持され、本体部とフランジ部との間には排水用の隙間が形成されており、保持面で保持したウェーハのフランジ部の上方で保持面から突出した外周縁を、照明光を用いて撮像する際に、フランジ部の上面で照明光の正反射を妨げる切削液が隙間から流出して滞留が防がれていることを特徴とする。
また、上記チャックテーブルにおいて、フランジ部は本体部に着脱可能に固定されていることが好ましい。
本発明のチャックテーブルによれば、本体部とフランジ部との間には排水用の隙間が形成されており、フランジ部の上面で照明光の正反射を妨げる切削液が隙間から流出して滞留が抑制されている。このため、本発明のチャックテーブルによれば、フランジ部の上面に切削液が残ることが抑制される。さらに、本発明のチャックテーブルによれば、フランジ部の上面に切削液が残ることが抑制されるため、切削液に混入した切削屑がフランジ部の上面に付着することが抑制される。すなわち、本発明のチャックテーブルによれば、フランジ部の上面に残る切削液や上面に付着する切削屑により照明光の正反射が弱まることを抑制することができるので、面取り部が形成されたウェーハの外周縁を容易に認識することができる。
図1は、実施形態に係る切削装置の概略構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係るチャックテーブルの概略構成例を示す図である。 図3は、図2に示すチャックテーブルのA−A断面図である。 図4は、実施形態に係るチャックテーブルにおいて本体部からフランジ部を外した状態を示す図である。 図5は、実施形態に係るチャックテーブルに保持されたウェーハの面取り部周辺を撮像手段により撮像している状態を示す図である。 図6は、撮像手段により撮像される面取り部周辺の画像の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るチャックテーブルに保持されたウェーハの面取り部を切削ブレードにより切削している状態を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る切削装置の概略構成例を示す図である。実施形態に係る切削装置1は、図1に示すように、面取り部Wcが形成されたウェーハWの外周縁、すなわちウェーハWのエッジEを、切削液CF(図7参照)を供給しながら除去するものであり、ウェーハWの表面Waに設定された分割予定ラインを、切削液CFを供給しながら切削して個々の半導体デバイスに分割するものである。切削装置1は、チャックテーブル10と、切削手段20と、撮像手段30と、洗浄・乾燥手段40と、搬出手段50と、搬送手段60と、カセット70と、カセットエレベータ80と、制御手段90と、を含んで構成されている。
ここで、ウェーハWは、特に限定されないが、例えば、半導体ウェーハや光デバイスウェーハ、無機材料基板や延性材料等であり、板状に形成された公知の各種加工材料である。本実施形態において、ウェーハWは、その表面Waに、格子状に設定された分割予定ラインで囲まれた矩形状領域にIC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等のデバイスDが形成されている。さらに、ウェーハWは、その外周に、ウェーハWの表面Waから裏面Wbにかけて円弧状に形成された面取り部Wc(図5参照)を有している。これにより、ウェーハWは、エッジEの強度向上が図られる。また、ウェーハWは、表面Waに設定された分割予定ラインに沿って切削されて個々の半導体デバイスに分割される前に、小型化・軽量化を目的として、図示しない公知の研削装置等により裏面Wbが研削されて薄化される。なお、本実施形態においては、ウェーハWは、薄化に先立って、切削装置1により面取り部Wcが切削されて除去される。
チャックテーブル10は、水平に形成された保持面111でウェーハWを吸引保持するものである。チャックテーブル10は、図示しないX軸移動手段により、装置本体2に対してX軸方向(加工送り方向に相当)に相対移動する。X軸移動手段は、例えば、装置本体2に対するチャックテーブル10のX軸相対位置を検出し、このX軸相対位置に対応するX軸相対位置信号を制御手段90へ出力する。本実施形態において、X軸方向は、切削手段20の切削ブレード21の回転軸線と直交する方向であり、鉛直方向とも直交する方向である。なお、チャックテーブル10の詳しい構成については、後述する。
切削手段20は、チャックテーブル10に保持されたウェーハWに切削液CF(図7参照)を供給しつつ、ウェーハWの面取り部Wcの除去やウェーハWの分割等の切削加工をするものである。切削手段20は、切削ブレード21と、スピンドル22と、切削液供給ノズル23と、Y軸移動手段24と、Z軸移動手段25と、を備えている。切削ブレード21は、環状に形成された極薄の切削砥石である。切削ブレード21は、スピンドル22に着脱可能に装着される。切削液供給ノズル23は、切削ブレード21によるウェーハWの切削加工中、ウェーハWの加工点へ切削液CFを供給する。Y軸移動手段24は、装置本体2に対してY軸方向(割り出し送り方向に相当)に切削ブレード21を相対移動させる。Y軸移動手段24は、例えば、装置本体2に対する切削手段20および撮像手段30のY軸相対位置を検出し、このY軸相対位置に対応するY軸相対位置信号を制御手段90へ出力する。Z軸移動手段25は、装置本体2に対してZ軸方向(切り込み送り方向に相当)に切削ブレード21を相対移動させる。Z軸移動手段25は、例えば、装置本体2に対する切削手段20および撮像手段30のZ軸相対位置を検出し、このZ軸相対位置に対応するZ軸相対位置信号を制御手段90へ出力する。本実施形態において、Y軸方向は、切削ブレード21の回転軸線の方向である。Z軸方向は、鉛直方向である。
撮像手段30は、ウェーハWを撮像するカメラ等である。撮像手段30は、切削手段20に配設されており、装置本体2に対してY軸方向およびZ軸方向のそれぞれに、切削手段20と一体で相対移動する。さらに、撮像手段30は、図5に示すように、光源部31と、撮像部32と、本体部33と、を備えている。光源部31は、例えば、白色光を発光する光源と、光源から照射される照明光ILを平行光にするコンデンサレンズ等の公知の平行光形成手段と、を有している。撮像部32は、ウェーハWの面取り部Wc周辺や分割予定ライン等を撮像するための撮像素子を有している。撮像部32は、撮像により生成される画像信号を制御手段90へ出力する。本体部33は、光源部31からの照明光ILをチャックテーブル10の保持面111に向けて落射させ、落射した照明光ILの正反射光(拡散反射光等の反射光も含む)を撮像部32へ向けて透過させるハーフミラー等の公知のビームスプリッタ手段を有する。さらに、本体部33は、照明光ILを鉛直方向(Z軸方向)に落射させることで、保持面111に対して照明光ILを直交させる。
洗浄・乾燥手段40は、切削加工後のウェーハWを洗浄し、乾燥させるものである。洗浄・乾燥手段40は、図1に示すように、スピンナテーブル41と、図示しない洗浄液噴射ノズルと、図示しない気体噴射ノズルと、を有している。洗浄・乾燥手段40は、スピンナテーブル41に載置されたウェーハWを保持し、スピンナテーブル41とともにウェーハWを回転させつつ、洗浄液噴射ノズルからウェーハWに向けて洗浄液を噴射してウェーハWを洗浄し、洗浄後のウェーハWに気体噴射ノズルから気体を噴射してウェーハWを乾燥させる。
搬出手段50は、カセット70に収容された切削加工前のウェーハWを搬出するものである。搬出手段50は、例えば、薄板材によってフォーク形状に形成されている。搬出手段50は、図示しない支持部材を介して装置本体2に支持されている。さらに、搬出手段50の表面には、ウェーハWを吸引保持するための吸引保持孔50aがあけられている。
搬送手段60は、切削加工前後のウェーハWを搬送するものである。搬送手段60は、下部搬送手段61と、上部搬送手段62と、を有している。各搬送手段61、62は、ウェーハWの表面Waと対向した状態で、ウェーハWの表面Waとの間に圧縮空気を流すことにより、非接触状態でウェーハWを保持する、いわゆるベルヌーイチャックである。下部搬送手段61は、搬出手段50によりカセット70から搬出された切削加工前のウェーハWをチャックテーブル10へ搬送し、洗浄・乾燥手段40のスピンナテーブル41に載置された洗浄・乾燥後のウェーハWをカセット70へ搬送する。上部搬送手段62は、チャックテーブル10に載置された切削加工後のウェーハWを洗浄・乾燥手段40のスピンナテーブル41へ搬送する。
カセット70は、複数のウェーハWを収容するものである。カセット70の内部には、ウェーハWを載置するための複数の図示しないラック棚が上下方向(Z軸方向)に配設されている。
カセットエレベータ80は、カセット70が載置されるカセット載置台81を有している。カセットエレベータ80は、装置本体2に形成された内部空間のZ軸方向においてカセット載置台81を昇降させる。カセットエレベータ80は、カセット70のラック棚に載置された切削加工前のウェーハWの搬出、および、切削加工後のウェーハWの搬入を行うための搬出入位置に、カセット70を昇降させて位置付ける。
制御手段90は、切削装置1による加工動作を制御するものである。制御手段90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の記憶装置を備えたコンピュータである。制御手段90は、チャックテーブル10、切削手段20、撮像手段30、洗浄・乾燥手段40、搬出手段50、搬送手段60、カセットエレベータ80などに接続されている。制御手段90は、撮像手段30から出力される画像信号をADC(Analog-to-digital converter)等でデジタル信号に変換した画像データを、記憶装置に記憶させる。制御手段90は、撮像手段30による撮像時、X軸移動手段から出力されるX軸相対位置信号、および、Y軸移動手段から出力されるY軸相対位置信号のそれぞれをADC等で変換したX軸相対位置データおよびY軸相対位置データを、記憶装置に記憶させる。
さらに、制御手段90は、ウェーハWが載置されたチャックテーブル10を回転させつつ面取り部Wcを切削ブレード21で切削する際には、記憶装置に記憶させた面取り部Wc周辺の画像データを用いて、例えば、二値化等の公知のエッジ認識画像処理を行い、ウェーハWのエッジ位置EP(図6参照)を検出、すなわちエッジ認識する。制御手段90は、記憶装置に記憶させたX軸相対位置データおよびY軸相対位置データを用いて、装置本体2に対するエッジ位置EPの相対位置を求め、求めたエッジ位置EPの相対位置を記憶装置に記憶させる。同様に、制御手段90は、撮像手段30によって撮像された複数箇所のウェーハWの面取り部Wc周辺のエッジ認識を行い、装置本体2に対する複数箇所のウェーハWのエッジ位置EPの相対位置を求め、求めた複数箇所のウェーハWのエッジ位置EPの相対位置を記憶装置に記憶させる。制御手段90は、例えば、複数箇所のエッジ位置EPの相対位置のうち、少なくとも三箇所のエッジ位置EPの相対位置を頂点とする三角形の外接円を求め、この外接円の中心を求めることで、装置本体2に対するウェーハWの中心位置の相対位置を求める。制御手段90は、求めたウェーハWの中心位置の相対位置と、装置本体2に対するチャックテーブル10の回転中心の相対位置とを比較して、ウェーハWの中心位置とチャックテーブル10の回転中心とのずれを求め、求めたずれを記憶装置に記憶させる。制御手段90は、求めたずれに基づいて、ウェーハWの中心位置と切削ブレード21との距離が一定となるように、Y軸移動手段24の動作を制御する。
また、制御手段90は、ウェーハWの表面Waに設定された分割予定ラインを切削ブレード21で切削する際には、記憶装置に記憶させたウェーハWの表面Waの画像データに基づいて、ウェーハWと切削ブレード21とのアライメントを調整した後、分割予定ラインに沿って切削加工するように、X軸移動手段、Y軸移動手段24、Z軸移動手段25の動作を制御する。
次に、図2から図4を参照して、実施形態に係るチャックテーブル10について詳細に説明する。図2は、実施形態に係るチャックテーブルの概略構成例を示す図である。図3は、図2に示すチャックテーブルのA−A断面図である。図4は、実施形態に係るチャックテーブルにおいて本体部からフランジ部を外した状態を示す図である。
本実施形態に係るチャックテーブル10は、表面Waから裏面Wbにかけて円弧状の面取り部Wcが形成されたウェーハW(図1参照)の面取り部Wcを、切削液CF(図7参照)を供給しながら切削ブレード21で除去する切削装置1のウェーハWを保持する。チャックテーブル10は、図2に示すように、本体部11と、フランジ部12と、を備えている。
本体部11は、上端に保持面111を有する円柱状に形成されている。保持面111は、Z軸方向と直交する水平面となっている。保持面111は、円形状に形成されている。保持面111は、ポーラス部112と、周縁部113と、を有している。ポーラス部112と周縁部113とは、その表面(ウェーハWが保持面111に載置される際、ウェーハWの裏面Wbと対向する面)が同一平面上に配置され、面一となっている。
ポーラス部112は、ポーラスセラミック等で円盤状に形成されている。ポーラス部112は、周縁部113に着脱可能に装着される。
周縁部113は、ポーラス部112の直径と本体部11の外周面114の直径との間の領域に対応する円環状に形成されている。周縁部113は、図3に示すように、その内周面(周縁部113にポーラス部112が装着される際、ポーラス部112の外周と対向する周面)に、チャックテーブル10の回転中心に向けて突出する円環状に形成された支持部113aを有する。支持部113aは、ポーラス部112の裏面(周縁部113にポーラス部112が装着される際、本体部11側となる面)の周縁を支持する。支持部113aで囲まれる円形状領域は、ポーラス部112の裏面と対向する底部115となっている。底部115は、周縁部113にポーラス部112が装着された時、ポーラス部112の裏面と非接触となる。底部115は、チャックテーブル10の回転軸線上に連通穴116があけられている。連通穴116は、真空吸引経路101を介して真空吸引源100と連通する。
外周面114には、フランジ部12を固定するための固定部117が配設されている。固定部117は、外周面114から保持面111の径方向に突出する矩形の角柱形状に形成されている。固定部117は、本実施形態においては、外周面114の周方向に少なくとも3つ配設されている。固定部117は、図3および図4に示すように、保持面111の径方向において、その先端に、フランジ部12を固定部117に固定させるための固定手段SCが取り付けられる取付穴117aを有する。
フランジ部12は、図2に示すように、固定部117を介して、円柱状に形成された本体部11の外周面114に配設されている。フランジ部12は、図4に示すように、チャックテーブル10の保持面111よりも大きい直径の開口APを有する環状に形成されている。フランジ部12は、上下方向(Z軸方向)において、本体部11の高さの半分程度の高さである。フランジ部12の上端は、図3に示すように、チャックテーブル10の保持面111と平行な上面121である。上面121は、鏡面処理され、鏡面状に形成されている。鏡面処理は、例えば、バフ研磨等の公知の表面処理である。上面121は、チャックテーブル10の保持面111で保持したウェーハWの上方(ウェーハWの表面Wa側の上方)から照射される照明光IL(図5参照)を正反射する。本実施形態において、照明光ILを正反射するとは、鏡面処理された上面121が、照明光ILを鏡面反射するということである。
開口APは、図4に示すように、本体部11の外周面114の外径、すなわち保持面111の直径よりも大きい直径で円形状に形成されている。本実施形態において、開口APは、フランジ部12の下面122側の直径よりも上面121側の直径のほうが小さい。上面121側の開口APの直径は、図3に示すように、フランジ部12が本体部11に装着された際に、本体部11とフランジ部12との間に隙間Gが形成される直径である。さらに、上面121側の開口APの直径は、フランジ部12の上面121から隙間Gを介して切削液CF(図7参照)が流出して、上面121に切削液CFが滞留することを抑制するように設定されている。下面122側の開口APの直径は、図3に示すように、本体部11の固定部117の先端に対応する直径である。本実施形態において、隙間Gは、保持面111の径方向において、フランジ部12と外周面114との間隔が数mm、例えば1mm程度となる。
さらに、フランジ部12には、図3に示すように、フランジ部12が本体部11に装着された際、固定部117の取付穴117a(図4参照)に対応する位置に、固定手段SCを挿通させるための挿通穴123(図4参照)があけられている。フランジ部12は、フランジ部12の下面122側の開口APの直径よりも上面121側の開口APの直径のほうが小さく、下面122側の開口APが固定部117の先端に対応する直径であることから、フランジ部12が本体部11に装着された際、固定部117に支持され、本体部11の保持面111に対して上面121が平行に配置される。なお、本実施形態において、固定手段SCは、例えば、ねじ等の締結手段である。
次に、図5から図7を参照して、チャックテーブル10の保持面111に保持されたウェーハWの面取り部Wcを除去する切削装置1の動作について説明する。図5は、実施形態に係るチャックテーブルに保持されたウェーハの面取り部周辺を撮像手段により撮像している状態を示す図である。図6は、撮像手段により撮像される面取り部周辺の画像の一例を示す図である。図7は、実施形態に係るチャックテーブルに保持されたウェーハの面取り部を切削ブレードにより切削している状態を示す図である。
まず、切削装置1の制御手段90は、作業員等のオペレータによるウェーハWの面取り部Wcを除去させる指示入力にしたがって、搬出手段50によりカセット70から切削加工前のウェーハWを搬出させる。ここで、ウェーハWの直径は、保持面111の直径よりも大きく、フランジ部12の直径よりも小さい。より詳しくは、ウェーハWの直径は、フランジ部12の開口APの直径よりも大きく、フランジ部12の外径よりも小さい。なお、本実施形態においては、ウェーハWは、いわゆるフルカットにより面取り部Wcが完全に除去、あるいはフルカットにより面取り部Wcの一部が除去されるものであるため、チャックテーブル10の保持面111から面取り部Wcがはみ出る。なお、フルカットにより面取り部Wcが完全に除去されるとは、ウェーハWの外周において円弧状に形成されている部分を切削して除去することであり、エッジEを平面状とすることである。また、フルカットにより面取り部Wcの一部が除去されるとは、面取り部WcのエッジE側を切削して除去することであり、面取り部Wcのうち表面Wa側および裏面Wb側の円弧状に形成されている部分を残して除去することである。
次に、制御手段90は、下部搬送手段61によりウェーハWをチャックテーブル10の保持面111に載置させ、真空吸引源100によりウェーハWを保持面111で吸引保持させる。次に、制御手段90は、図示しないX軸移動手段によりチャックテーブル10を初期位置(面取り部Wcを切削ブレード21で切削加工する際の原点とするための位置)に位置付けさせ、Y軸移動手段24およびZ軸移動手段25により撮像手段30を初期位置(面取り部Wc周辺を撮像する際の原点とするための位置)に位置付けさせる。
次に、制御手段90は、X軸移動手段およびY軸移動手段24によりチャックテーブル10および撮像手段30のそれぞれを移動させ、撮像手段30によりウェーハWの複数箇所(少なくとも三箇所)の面取り部Wc周辺を撮像させる。また、制御手段90は、撮像手段30から出力される画像信号をデジタル信号に変換した画像データと、X軸移動手段から出力されるX軸相対位置信号をデジタル信号に変換したX軸相対位置データと、Y軸移動手段24から出力されるY軸相対位置信号をデジタル信号に変換したY軸相対位置データとを、図示しない記憶装置に記憶させる。
次に、制御手段90は、X軸移動手段によりチャックテーブル10を上記初期位置に位置付けさせ、Y軸移動手段24により切削手段20を初期位置(面取り部Wcを切削ブレード21で切削加工する際の原点とするための位置)に位置付けさせる。
次に、制御手段90は、記憶装置に記憶させた複数箇所の面取り部Wc周辺の画像データに対してエッジ認識画像処理を行い、図6に示すように、ウェーハWの複数箇所のそれぞれについてエッジ位置EPを検出、すなわちエッジ認識する。次に、制御手段90は、ウェーハWの複数箇所の面取り部Wc周辺の撮像時の相対位置に基づいて、装置本体2に対するウェーハWの複数箇所でのエッジ位置EPのそれぞれの相対位置を求める。
次に、制御手段90は、求めた複数のエッジ位置EPのうち少なくとも三箇所の相対位置を頂点とする三角形の外接円を求め、この外接円の中心を、ウェーハWの中心位置に設定する。次に、制御手段90は、チャックテーブル10の回転中心(装置本体2に対するチャックテーブル10の回転中心の相対位置)とウェーハWの中心位置(装置本体2に対するウェーハWの中心位置の相対位置)とを比較し、チャックテーブル10の回転中心とウェーハWの中心位置とのずれを求める。次に、制御手段90は、チャックテーブル10を回転させ、切削液供給ノズル23から切削液CFを切削ブレード21に向けて供給させ、切削ブレード21を高速で回転させつつ、上記ずれに基づいて、チャックテーブル10の回転に合わせて、ウェーハWの中心位置と切削ブレード21との距離が一定となるように、Y軸移動手段24の動作を制御する。ここで、切削液供給ノズル23から供給される切削液CF、切削液CFに混入する図示しない切削屑は、図7に示すように、チャックテーブル10のフランジ部12の外周側と、フランジ部12の内周側、すなわち本体部11とフランジ部12との間に形成される隙間Gとから排出され、フランジ部12の上面121への滞留が抑制される。
次に、制御手段90は、予め設定された切削量、あるいはオペレータにより設定された切削量に基づいて、図7に示すように、面取り部Wcを切削することにより、面取り部Wcを除去する。ここで、切削量は、ウェーハWの径方向において、切削ブレード21がウェーハWの面取り部Wcを切削する切削幅であり、例えば、1〜3mm程度である。
次に、制御手段90は、Y軸移動手段24およびZ軸移動手段25により切削手段20を上記初期位置に位置付けさせ、切削液CFの供給および真空吸引源100による吸引を停止させる。次に、制御手段90は、上部搬送手段62によりウェーハWをチャックテーブル10からスピンナテーブル41へ搬送させ、洗浄・乾燥手段40によりウェーハWを洗浄および乾燥させる。次に、制御手段90は、下部搬送手段61によりウェーハWをスピンナテーブル41からカセット70へ搬送および収納させ、ウェーハWの面取り部Wcを除去する動作を終了する。
なお、切削装置1においては、上記動作が繰り返して実行されることにより、カセット70に収容された切削加工前の複数枚(例えば数十枚)のウェーハWに対して、面取り部Wcを切削ブレード21で切削して除去する、いわゆるエッジトリミングが実施される。ここで、エッジトリミングが実施される際、切削手段20により供給され、フランジ部12の上面121に流れ落ちる切削液CFは、フランジ部12の外周側と、フランジ部12の内周側、すなわち隙間G側から排出される。また、エッジトリミング後にフランジ部12の上面121に切削液CFが残る場合であっても、その切削液CFは、上記動作を繰り返して実行する際にチャックテーブル10が装置本体2に対してX軸方向に相対移動することから、その相対移動時の慣性によりフランジ部12の外周側や隙間G側へ移動し、フランジ部12の外周側や隙間Gから外部へ排出される。
以上のように、実施形態に係るチャックテーブル10によれば、本体部11とフランジ部12との間には、フランジ部12の上面121で照明光ILの正反射を妨げる切削液CFを流出させる隙間Gが形成されているので、上面121に切削液CFが滞留することを抑制することができる。このため、チャックテーブル10によれば、切削液CFに混入する切削屑が上面121に付着することも抑制される。すなわち、チャックテーブル10によれば、フランジ部12の上面121に切削液CFが滞留したり切削屑が付着したりすることを抑制することができる。
また、保持面111の直径よりも小さい直径のウェーハWが保持面111に保持された状態で面取り部Wc周辺を撮像してエッジ認識する従来技術では、切削液CFが保持面111上に拡がってしまうため、切削液CFが保持面111上に残りやすく、切削液CFに混入した切削屑が保持面111上に付着しやすい。また、保持面111から一段下がり、保持面111と水平となる鏡面部を外周面114に突出形成したチャックテーブルでは、外周面114と鏡面部との隅に、表面張力で切削液CFが残りやすく、切削液CFに混入した切削屑が鏡面部上に付着しやすい。一方、実施形態にかかるチャックテーブル10によれば、本体部11とフランジ部12との間に隙間Gを形成することで、エッジトリミングを繰り返しても、ウェーハWの面取り部Wc周辺を撮像手段30で撮像する前には、チャックテーブル10の移動に伴ってフランジ部12の上面121から切削液CFを排出することができることから、撮像手段30の照明光ILの正反射を妨げる切削液CFや切削屑が上面121に滞留したり付着したりすることを抑制することができる。
したがって、チャックテーブル10によれば、エッジトリミングを繰り返しても、面取り部Wcと上面121との明暗差が大きくなる状態(鏡面状態)に維持することができる。このため、チャックテーブル10によれば、ウェーハWのエッジ位置EPを容易に検出、すなわちエッジ認識を容易にすることができる。
また、実施形態に係るチャックテーブル10によれば、フランジ部12は本体部11に着脱可能に固定されているので、フランジ部12の上面121が汚れてしまったとしても、フランジ部12を本体部11から取り外して清掃することができる。つまり、チャックテーブル10によれば、フランジ部12を本体部11から取り外して清掃することができるので、その清掃を容易に行うことができる。
なお、上記の実施形態において、チャックテーブル10のフランジ部12は、上面121が固定部117に支持されるものであり、固定部117の上端が上面121よりも下方に配置されるものであったが、固定部117とフランジ部12とを突き合わせ、固定部117の上端が上面121と面一であってもよい。この場合、固定部117の近傍のフランジ部12の上面121の領域を撮像手段30による撮像対象から外すように制御することで、本体部11とフランジ部12との間に隙間Gが形成されている領域、すなわち切削液CFが流出して滞留が抑制されている領域を撮像対象とすることができる。
また、上記の実施形態において、切削装置1は、切削ブレード21によりウェーハWの面取り部Wcを切削して除去するものとして説明したが、図示しない研削装置により裏面Wbが研削されて薄化されたウェーハWに対して、切削ブレード21により表面Waに設定された分割予定ラインを切削して半導体チップに分割することもできる。
1 切削装置
10 チャックテーブル
11 本体部
111 保持面
114 外周面
12 フランジ部
121 上面
CF 切削液
G 隙間
E エッジ(外周縁)
W ウェーハ
Wa 表面
Wb 裏面
Wc 面取り部
IL 照明光

Claims (2)

  1. 外周縁に表面から裏面にかけて円弧状の面取り部が形成されたウェーハの前記外周縁を切削液を供給しながら除去する切削装置の前記ウェーハを保持するチャックテーブルであって、
    保持面を上端に有する円柱状の本体部と、
    円柱状の前記本体部の外周面に配設され前記保持面と平行な上面を有し、保持した前記ウェーハの上方から照射される照明光を前記上面で正反射する前記保持面の直径より大きい直径を有する環状のフランジ部と、を有し、
    前記保持面には、前記保持面の直径より大きく、前記フランジ部の直径より小さいウェーハが保持され、
    前記本体部と前記フランジ部との間には排水用の隙間が形成されており、
    前記保持面で保持した前記ウェーハの前記フランジ部の上方で前記保持面から突出した前記外周縁を、前記照明光を用いて撮像する際に、前記フランジ部の前記上面で前記照明光の正反射を妨げる前記切削液が前記隙間から流出して滞留が防がれていることを特徴とするチャックテーブル。
  2. 前記フランジ部は前記本体部に着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1記載のチャックテーブル。
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