JP6132331B2 - マッピング装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明はデジタル変調に関し、特にマッピングに関する。
一般に、デジタル変調を行なう際には、入力されたビット列を、その変調方式に対応する信号空間ダイヤグラム上のいずれかのシンボルを示す値として出力する処理、即ちマッピング処理を行なう。このようなマッピング処理を行なう装置をマッピング装置と呼ぶものとする。
例えば、直角位相振幅変調方式である16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)で変調を行なう際には、I(in−phase)軸及びQ(Quadrature)軸からなる2次元の複素平面上に16個のシンボルが配置される。16QAMのためのマッピング装置の一例では、入力されたビット列から16QAMの一シンボルに相当する所定のビット長(4ビット)のビット列を切り出してメモリに格納し、そのビット列と、予めメモリに格納した、ビット列とシンボルのI軸の値V、Q軸の値Vの組(V、V)との対応関係を示すテーブル(以下シンボル座標テーブルと記す)とを比較して、そのビット列に該当する組(V、V)を出力する。
デジタル送信機には、非特許文献1に記載のソフトウェア無線により、複数の通信方式を切り替えて使用する装置が存在する。このようなデジタル送信機におけるマッピング装置を図14に示す。このような装置では、対応する通信方式によってビット列をI/Q平面上の信号点にマッピングする方法が異なる場合、対応する通信方式毎にマッピング装置を設けることになる。これは、対応する通信方式毎に、シンボル座標テーブルを格納するためのメモリ容量が増加することを意味する。
この種のデジタル送信機で必要なメモリ容量の増加は、対応する複数の通信方式の変調方式が互いに異なり、信号空間ダイヤグラムが異なる場合はもちろんのこと、対応する通信方式の変調方式がすべて同じ場合であっても起きる。具体的には、16QAMのマッピングを行なう2つの通信方式の一方では、ビット列0000を、16QAMの信号空間ダイヤグラムの左下隅のシンボルにマッピングするシンボル座標テーブルを用い、他方では、同じビット列0000を、16QAM信号空間ダイヤグラムの右上隅にマッピングするシンボル座標テーブルを用いるものがある。この場合でも、シンボル座標テーブルが互いに異なるので、必要なメモリ容量が増加する。
このように、非特許文献1に記載のソフトウェア無線を用いたデジタル送信機では、対応する通信方式を増やす毎に搭載メモリを増加する必要がある。
本発明に関連する技術が特許文献1に記載されている。同文献要約書によれば、「変調部22にて前記第2の通信方式でHighを示す信号を、前記多レベルの振幅のうち大きなレベルに変調されるように、第二ビット生成部24で生成されたビットを変換する」ビット変換部25を備える送信装置1が記載されている。
特開2011−217181号公報
日本電信電話株式会社 NEWS RELEASE、"PHSから無線LANまで異なる無線方式に対応できるソフトウェア無線機を開発"、[online ]、平成13年11月26日、[平成14年10月29日検索]、インターネット<URL :http://www.ntt.co.jp/news/news01/0111/011126.html>
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、複数の通信方式に対応可能であって搭載メモリ量が少ないマッピング装置を提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は、その一態様として、1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを格納する記憶手段、入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加するビット追加手段、前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段を備えることを特徴とするマッピング装置を提供する。
また、本発明は、他の一態様として、1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する段階、入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加する段階、前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作段階、及び、前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換段階を含むことを特徴とするマッピング方法を提供する。
また、本発明は、他の一態様として、1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する手段、入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加する手段、前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、一の通信方式のためのシンボル座標テーブルを参照して、他の通信方式の入力ビット列に対応するシンボル座標を取得するので、通信方式毎にシンボル座標テーブルを格納する記憶領域を用意する必要がない。
変調方式を16QAMとしたときのビット列とシンボルとの対応関係の一例について説明し、同例における第4ビットの値とシンボルの位置関係について説明するための図である。 変調方式を16QAMとしたときのビット列とシンボルとの対応関係の一例について説明し、同例における第1ビットの値とシンボルの位置関係について説明するための図である。 本発明の実施例1のマッピング装置1が対応する第1の通信方式を説明するための図であり、16QAMの信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルとビット列の対応関係を説明するための図である。 第1の通信方式に従って動作するマッピング装置1の入出力関係を説明する図であり、4ビットの入力と、信号空間ダイヤグラム上のシンボルの座標に振幅基準値を乗算した値との対応関係を説明する図である。 マッピング装置1が対応する第2の通信方式を説明するための図であり、16QAMの信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルとビット列の対応関係を説明するための図である。 第2の通信方式に従って動作するマッピング装置1の入出力関係を説明する図であり、4ビットの入力と、信号空間ダイヤグラム上のシンボルの座標に振幅基準値を乗算した値との対応関係を説明する図である。 マッピング装置1の機能ブロック図である。 マッピング装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2であるマッピング装置10の機能ブロック図である。 マッピング装置10が対応する64QAMの信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルとビット列の対応関係を説明するための図である。 マッピング装置10が対応するBPSK(Binary Phase Shift Keying)の信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルとビット列の対応関係を説明するための図である。 マッピング装置10が対応するQPSK(Quaternary Phase Shift Keying)の信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルとビット列の対応関係を説明するための図である。 マッピング装置10の動作を説明するためのフローチャートである。 複数の通信方式に対応した従来のマッピング装置の構成について説明するためのブロック図である。
本発明の一実施の形態であるマッピング装置について説明する。マッピング装置は、ビット列を入力とし、そのビット列に対応する信号空間ダイヤグラムの複素平面上のいずれかのシンボルの座標を出力する装置である。一般に、複素平面は横軸であるI軸(in−phase軸、実軸、同相軸)と、縦軸であるQ軸(quadrature軸、虚軸、直角位相軸)からなり、以下複素平面をI/Q平面と呼ぶこともある。
I/Q平面にマッピングしたビット列の各ビットは、そのビット列に対応するシンボルが、I/Q平面のある領域を二分割したときにどちらの領域に属するのかを示すことがある。
このようなマッピング手法について図1を参照して説明する。同図は、変調方式を16QAMとしたときのビット列とシンボルとの対応関係の一例を示す信号空間ダイヤグラムである。複素平面上に合計16個のシンボルが配置され、シンボルに対応する4桁のビット列がそのシンボルの下に記載されている。最下位桁のビットを第0ビットと呼び、最下位ビットの左横のビットを第1ビットと呼び、以下同様に第2ビット、第3ビットと呼ぶものとする。第3ビットは最上位ビットとなる。
I/Q平面全体を二分割する場合を考える。ここで、Q軸より右側の領域(I>0である領域)を象限1と呼び、Q軸より左側の領域(I<0である領域)を象限2と呼ぶものとすると、象限1のシンボルの第3ビットはすべて1であり、象限2のシンボルの第3ビットはすべて0である。
また、I/Q平面のうち、I<0かつQ<0である領域を二分割する場合を考える。ここで、図2に示すように、I<0かつ−2<Q<0なる領域を象限1と呼び、I<0かつQ>−2なる領域を象限2と呼ぶものとすると、象限1のシンボルの第0ビットはすべて1であり、象限2のシンボルの第0ビットはすべて0である。
このような性質に着目して、本発明のマッピング装置では、ひとつのシンボルに対応するビット列の内部において、ビット並び順の入れ替えや、ビット値の反転を行うことにより、変調方式が同じであって、ビット列とシンボルとの対応関係が異なる複数の通信方式の両方に対応する。また、この発想を拡張して、変調方式、ビット列とシンボルとの対応関係の両方が異なるような複数の通信方式に対応する。
本発明の一実施例であるマッピング装置1について説明する。マッピング装置1は2つの通信方式に対応するマッピング装置である。説明の便宜上、本実施例では、一方の通信方式を第1の通信方式と呼び、他方の通信方式を第2の通信方式と呼ぶものとする。
第1の通信方式は、変調方式を16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)とし、4ビットのビット列が入力されたとき、図3のような対応関係に従ってシンボルに変換して、変換したシンボルのI座標、Q座標にそれぞれ振幅基準値として1/√10を乗算した値として出力するものである。マッピング装置1が第1の通信方式に従って動作するとき入力と出力の関係は図4のようになる。
第2の通信方式は、変調方式を16QAMとする点では第1の通信方式と同じであるが、ビット列とシンボルとの対応関係が異なり、図5のような対応関係となっている。変換したシンボルのI座標、Q座標に乗算する振幅基準値は第1の通信方式と同じく1/√10である。マッピング装置1が第2の通信方式に従って動作するとき入力と出力の関係は図6のようになる。
図7を参照してマッピング装置1の構成について説明する。マッピング装置1は、入力バッファ部2、ビット入替部3、ビット反転部4、振幅変換メモリ部5、乗算器6を備える。
入力バッファ部2は、I/Q平面にマッピングするためのデータを不図示の外部のメモリから取り出し、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット長を有するビット列として出力する。
ビット入替部3は、不図示の上位制御装置からの制御信号に基づいて、入力バッファ部2から受け取った1シンボル相当のビット列に対し、ビットの並び順を入れ替える操作を行なって出力する。制御信号は第1及び第2の通信方式のいずれかを示す信号である。制御信号が第1の通信方式を示す場合、ビット入替部3は、入力されたビット列に対して入れ替え操作を行なうことなくそのまま出力する。一方、制御信号が第2の通信方式を示す場合、ビット入替部3は、入力されたビット列に対して後述する並び順の入れ替え操作を行なって出力する。
ビット反転部4は、不図示の上位制御装置からの制御信号に基づいて、ビット入替部3から受け取ったビット列に対し、そのビット列の一部乃至全部のビットの反転操作を行なって出力する。制御信号は第1及び第2の通信方式のいずれかを示す信号である。制御信号が第1の通信方式を示す場合、ビット反転部4は、入力されたビット列に対して反転操作を行なうことなくそのまま出力する。一方、制御信号が第2の通信方式を示す場合、ビット反転部4は、入力されたビット列に対して後述する反転操作を行なって出力する。
振幅変換メモリ部5は、シンボル座標テーブル7を格納するメモリを備える。シンボル座標テーブル7は、マッピング装置1が対応するデジタル変調方式の信号空間ダイヤグラムの各シンボルの複素平面上における座標と、各シンボルに対応するビット列との対応関係を格納したテーブルである。シンボル座標テーブル7は次の表1のようなテーブルである。
Figure 0006132331
シンボル座標テーブル7は、図3に示した第1の通信方式の入出力関係に対応する内容となっている。図4では乗算後の値が出力として格納されているため、シンボルの座標値にそれぞれ振幅基準値1/√10を乗算した後の値が格納されているが、振幅基準値の乗算は振幅変換メモリ部5の後段に配置した乗算器6にて行なうため、シンボル座標テーブル7には振幅基準値が反映されていない値が格納されている。
ここで、振幅変換メモリ部5には、図5に示した第2の通信方式の入出力関係に対応する内容は格納されていない点に注意されたい。本実施例では、第2の通信方式のためのマッピングを第1の通信方式のシンボル座標テーブルを参照して行なうため、第2の通信方式のためのシンボル座標テーブルを振幅変換メモリ部5に格納する必要がない。
振幅変換メモリ部5は、更に、ビット反転部4から受け取ったビット列を、シンボル座標テーブル7の各ビット列と比較して、一致するもののシンボル座標を出力する変換部8を備える。
乗算器6は、変換部8が出力したシンボル座標に対し、予め定められた振幅基準値を乗算する。本例では振幅基準値を1/√10とする。
次に、マッピング装置1の動作について図8を参照して説明する。
不図示の外部装置からビット列を受け取る(ステップS1)と、入力バッファ部2は、入力されたビット列を4ビット毎に切り出して、ビット入替部3に出力する(ステップS2)。
第1の通信方式のためのマッピングを行なう場合、不図示の上位制御装置は通信方式が第1の通信方式であることを示す制御信号をビット入替部3、ビット反転部4に送信する(ステップS3)。この制御信号を受けて、ビット入替部3、ビット反転部4はそれぞれビット列をスルーして振幅変換メモリ部5に渡す。振幅変換メモリ部5において、変換部8は、シンボル座標テーブル7を参照して、入力されたビット列に対応するシンボルの座標を判定(ステップS4)し、乗算器6は、そのI座標、Q座標に対して、所定の振幅基準値として本例では1/√10を乗算(ステップS5)し、マッピング装置1の外部にIQマッピング結果として出力する(ステップS6)。
他方、第2の通信方式のためのマッピングを行なう場合、不図示の上位制御装置は通信方式が第2の通信方式であることを示す制御信号をビット入替部3、ビット反転部4に送信する(ステップS3)。この制御信号に応答して、ビット入替部3は、4ビットのビット列の所定のビットの並び順を互いに入れ替える操作(ステップS7)を行う。また、この制御信号に応答して、ビット反転部4は、ビット入替部3にて順序を入れ替えた後のビット列の所定のビットの値を反転する操作(ステップS8)を行なう。こうして並び順の入れ替えと反転を行なった後のビット列に対し、振幅変換メモリ部5及び乗算器6により、前述のステップS4−S6を行ない、マッピング装置1の外部にIQマッピング結果を出力する。
第2の通信方式に従って動作するときのビット入替部3及びビット反転部4の動作について更に詳しく説明する。
図3に示した第1の通信方式でのビット列とシンボルとの対応関係において、4ビットのビット列の最上位ビットをa1とし、2番目に上位のビットをa2とし、3番目に上位のビットをa3とし、最下位ビットをa4と呼ぶものとする。このとき、ビットa1はI座標の正負を示し、ビットa2はI座標の絶対値(1または3)を示し、ビットa3はQ座標の正負を示し、ビットa4はQ座標の絶対値(1または3)を示す。
同様に、図5に示した第2の通信方式でのビット列とシンボルとの対応関係において、4ビットのビット列の最上位ビットをb1とし、2番目に上位のビットをb2とし、3番目に上位のビットをb3とし、最下位ビットをb4と呼ぶものとする。このとき、ビットb1はI座標の正負を示し、ビットb2はQ座標の正負を示し、ビットb3はI座標の絶対値(1または3)を示し、ビットb4はQ座標の絶対値(1または3)を示す。
このように、第1の通信方式と第2の通信方式のビット列は、どちらも、I座標及びQ座標の正負、I座標及びQ座標の絶対値の4つの項目をそれぞれ2進法で表現した4桁のビット列であるが、互いに並び順が異なる。このことに着目して、第2の通信方式によるビット列を、b1b2b3b4の並び順、即ち、I座標の正負、Q座標の正負、I座標の絶対値、Q座標の絶対値の並び順から、b1b3b2b4の並び順、即ち、I座標の正負、I座標の絶対値、Q座標の正負、Q座標の絶対値の並び順に入れ替えることにより、第1の通信方式による並び順と一致させることができる。
第2の通信方式によるビット列に対してこのような入れ替えを行なうのがビット入替部3である。ビット入替部3は、第2の通信方式を示す制御信号が入力されると、入力バッファ部2から入力される4ビットのビット列に対して、b1b2b3b4の並び順からb1b3b2b4の並び順に入れ替える操作を行なう。言い換えると、最下位ビット、即ち右端のビットを第0ビットと呼び、第0ビットの左の桁を順に第1ビット、第2ビット、第3ビット、・・・と呼ぶとき、ビット入替部3は、第2の通信方式を示す制御信号が入力されると、入力バッファ部3から入力される4ビットのビット列に対して、第1ビット(b3)と第2ビット(b2)を入れ替える操作を行なう。
更に、第1の通信方式と第2の通信方式とでは、同じ項目に対応する桁同士であっても、その桁の値が示す意味が異なる場合がある。
第1の通信方式では、ビットa1が1ならばI座標の符号は正を示し、0ならば負である事を示す。ビットa2が1ならばI座標の絶対値は1であることを示し、0ならば3である事を示す。ビットa3、a4については対象がQ座標である事以外はビットa1、a2と同様である。
他方、第2の通信方式では、ビットb1が1ならばI座標の符号は負である事を示し、0ならば正である事を示す。ビットb3が1ならばI座標の絶対値は1である事を示し、0ならば3である事を示す。ビットb2、b4については対象がQ座標である事以外はビットb1、b3と同様である。
第1及び第2の通信方式のビット列の間で、同じ項目に対応する桁同士で値とその意味を比較すると、I座標、Q座標のどちらの場合でも、2進法の0/1と、座標の正負との対応関係が逆転していることが分かる。このことに着目して、第2の通信方式のビット列が入力されるとき、ビット反転部4では、ビット入替部3にて並び順を入れ替えた後のビット列b1b3b2b4のうち、ビットb1、b2のビットを反転する。言い換えると、ビット反転部4は、第2の通信方式を示す制御信号が入力されると、ビット入替部3から入力される4ビットのビット列に対して、第1ビット(b2)と第3ビット(b1)の値を反転する操作を行なう。
このように、第2の通信方式のビット列に対して、ビット入替部3にて第1ビットと第2ビットとの入れ替えを行い、更にビット反転部4にて第1ビットと第3ビットの反転を行なうことにより、第1の通信方式のビット列と同じビット値特性を有するようになるので、第1の通信方式のシンボル座標テーブル7に基づいて、第2の通信方式のビット列に対応するシンボル座標を取得することができる。ここでnを自然数、S1、S2、S3、・・・、Snをそれぞれ1ビットのビット値、1シンボルに対応するnビットのビット列をS1S2…Snとするとき、ビット値特性とは、各桁のビットS1、S2、…、SnがそれぞれIQ平面上で何を示すかをいうものとする。
本実施例のマッピング装置1によれば、第1及び第2の通信方式の両方のシンボル座標テーブルを格納するメモリをマッピング装置に設けるのではなく、第1の通信方式のシンボル座標テーブルのみを格納するメモリと、ビット入替部3及びビット反転部4をマッピング装置に設ける。格納するシンボル座標テーブルが1つで済むので必要なメモリ容量が小さくなり、また、ビット入替部3、ビット反転部4は比較的小さい規模の回路で実現できるので、マッピング装置1全体の規模も小さくすることができる。
本実施例では2つの通信方式に対応するマッピング装置について説明したが、ビット値特性が互いに異なる3種類以上の通信方式にマッピング装置を対応させる場合であっても、通信方式毎にビット入替部3及びビット反転部4の動作を切り替えるだけでよいことは容易に理解されるだろう。
マッピング装置1は、ソフトウェアとしてもハードウェアとしても実現することができるが、特に、ハードウェアとして実現した場合、対応する複数の通信方式のうち、どの通信方式のためのマッピングを行なう場合であっても振幅変換メモリ部5は常に動作して有効なハードウェア回路として機能する。他方、対応する複数の通信方式毎に振幅変換メモリ部を設ける従来のマッピング装置によれば、ある通信方式のためのマッピングを行なっているとき、その通信方式のための振幅変換メモリ部のみが機能し、他の通信方式のための振幅変換メモリ部は機能しない。このため、ソフトウェア無線機にハードウェアとして本実施例のマッピング装置1を搭載すれば、ハードウェア化によるマッピング処理の高速化と、無駄の少ないハードウェア構成とを両立することができる。
実施例1のマッピング装置1は対応する2つの通信方式の変調方式はどちらも16QAMである。このため、1シンボルに対応するビット列のビット長はどちらも4ビットであり、また、振幅基準値は同じ(1/√10)である。これに対して、実施例2のマッピング装置10は、2個(nは自然数)のシンボルからなる信号空間ダイヤグラムにより表される複数のデジタル変調方式に対応し、本実施例では、16QAM、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quaternary Phase Shift Keying)、64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)の4つの変調方式に特に対応する。
図9を参照して本実施例のマッピング装置10の構成について説明する。マッピング装置10は、入力バッファ部11、ビット追加部12、ビット反転部13、振幅変換メモリ部14、乗算器15、セレクタ部16を備える。振幅変換メモリ部14はシンボル座標テーブル17を格納するメモリと、変換部18を備える。
入力バッファ部11は、外部から入力されたビット列を、不図示の上位制御装置からの制御信号に応じた所定の長さのビット長のビット列に切り分けて出力する。制御信号はビット列をマッピングする際の変調方式を示し、本実施例ではBPSK、QPSK、16QAM、64QAMのいずれかを示す。制御信号がBPSK、QPSK、16QAM、64QAMを示すとき、入力バッファ部11はそれぞれ順に、1ビット、2ビット、4ビット、6ビットのビット列に切り分けて出力する。
ビット追加部12は、不図示の上位制御装置からの制御信号に基づいて、入力バッファ部11から受け取った1シンボル相当のビット列内の所定の位置にビットを追加する操作を行なって出力する。制御信号はビット列をマッピングする際の変調方式を示し、本実施例ではBPSK、QPSK、16QAM、64QAMのいずれかを示す。制御信号が64QAMを示す場合、ビット追加部12は、入力されたビット列に対して追加操作を行なうことなくそのまま出力する。一方、制御信号がBPSK、QPSK、16QAMのいずれかを示す場合、ビット追加部12は、入力されたビット列に対して後述するビットの追加操作を行なって出力する。
ビット反転部13は、不図示の上位制御装置からの制御信号に基づいて、ビット追加部12から受け取ったビット列に対し、そのビット列の一部乃至全部のビットの反転操作を行なって出力する。制御信号はビット列をマッピングする際の変調方式を示し、本実施例ではBPSK、QPSK、16QAM、64QAMのいずれかを示す。制御信号が64QAMを示す場合、ビット反転部13は、入力されたビット列に対して反転操作を行なうことなくそのまま出力する。一方、制御信号がBPSK、QPSK、16QAMのいずれかを示す場合、ビット反転部13は、入力されたビット列に対して後述する反転操作を行なって出力する。
振幅変換メモリ部14は、シンボル座標テーブル17を格納するメモリを備える。シンボル座標テーブル17は、マッピング装置10が対応する複数のデジタル変調方式の信号空間ダイヤグラムのうち、シンボル数2が最大であるものの信号空間ダイヤグラムにおけるシンボルの座標と、各シンボルに対応するビット列との対応関係を格納したテーブルである。シンボル座標テーブル17は次の表2のようなテーブルである。シンボル座標テーブル17は、図10に示した64QAMのビット列−シンボル座標の関係に対応する内容となっている。
Figure 0006132331
振幅変換メモリ部14には、対応する他の通信方式、具体的には図11に示すBPSKを変調方式とするもの、図12に示すQPSKを変調方式とするもの、図3に示す16QAMを変調方式とするもののシンボル座標テーブルは格納されていない。本実施例では、64QAMのシンボル座標テーブルを参照して、他の通信方式のマッピングをも行なうため、BPSK、QPSK、16QAMのシンボル座標テーブルを振幅変換メモリ部14に格納する必要がない。
振幅変換メモリ部14は、更に、ビット反転部13から受け取ったビット列を、シンボル座標テーブル17の各ビット列と比較して、一致するもののシンボル座標を出力する変換部18を備える。
セレクタ部16は、不図示の上位制御装置からの制御信号に基づいて、変調方式毎に定められた振幅基準値を選択して、乗算器15に出力する。本実施例では、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMのそれぞれについて振幅基準値を予め定めておき、制御信号が示す変調方式に該当する振幅基準値を出力する。例えば、地上デジタル放送、IEEE802.11によると、I値の振幅基準値をA、Q値の振幅基準値をAとするとき、BPSKの振幅基準値はA=1、A=0、QPSKの振幅基準値はA=1√2、A=1√2、16QAMの振幅基準値はA=1√10、A=1√10、64QAMの振幅基準値はA=1√42、A=1√42と定められている。
乗算器15は、変換部18が出力したシンボル座標に対し、セレクタ部16から受け取った振幅基準値を乗算する。
次に、マッピング装置10の動作の概略について説明する。
マッピング装置10は、図3、10、11、12にそれぞれ示す16QAM、64QAM、BPSK、QPSKのシンボル−ビット列対応関係に基づくマッピングのいずれかを行なう。16QAM、64QAM、BPSK、QPSKの信号空間ダイヤグラムによれば、いずれの場合も、IQ座標上に2個(nは自然数)のシンボルが配置されている。図3には16QAMの2=16個のシンボルが配置され、図10には64QAMの2=64個のシンボルが配置され、図11にはBPSKの2=2個のシンボルが配置され、図12にはQPSKの2=4個のシンボルが配置される。
ここでIQ座標空間内におけるシンボルの位置関係のみに着目してこれらの図を互いに比較すると、16QAM、QPSKの信号空間ダイヤグラムにおいてシンボルが構成する正方格子は、どちらも、4つの信号空間ダイヤグラムの中でシンボル数が最大である64QAMの信号空間ダイヤグラムにおいてシンボルが構成する正方格子の部分集合とみなすことができる。即ち、図10において−3≦I≦3、−3≦Q≦3の領域に配置された16個のシンボルを、16QAMのシンボルとみなすことができる。同様に、図10において−1≦I≦1、−1≦Q≦1の領域に配置された4個のシンボルをQPSKのシンボルとみなすことができる。更に、シンボルのQ軸の値を無視すれば、−1≦I≦1、Q=1(またはQ=−1)の領域に配置された2個のシンボルをBPSKのシンボルとみなすことができる。つまり、64QAMの信号空間ダイヤグラムは、16QAM、QPSK、BPSKの信号空間ダイヤグラムを包含しているとみなすことができる。
また、図3、10、11、12においてシンボル−ビット列対応関係を比較すると、64QAMの6ビットの入力ビット列c1c2c3c4c5c6(c1、c2、…、c6はそれぞれ一桁のビット値を表す)と、16QAMの4ビットの入力ビット列a1a2a3a4(a1、a2、…、a4はそれぞれ一桁のビット値を表す)、QPSKの2ビットの入力ビット列d1d2(d1、d2はそれぞれ一桁のビット値を表す)、BPSKの1ビットの入力ビットe1(e1は一桁のビット値を表す)の各桁が表す内容には次のような関係があることが分かる。
(1)c1とc4はそれぞれI座標とQ座標の正負を決めるビットであり、a1とa3、d1とd2に対応する。
(2)c1はI座標の正負を決めるビットであり、e1と対応する。
(3)c3とc6はI座標とQ座標の絶対値1または3を決めるビットであり、a2とa4に対応する。
(4)c2とc5は64QAMにおけるI/Q平面上では意味を持つが、16QAMにおいては意味を持たず常に1を示す。
(5)c2とc3とc5とc6は64QAMにおけるI/Q平面上では意味を持つが、QPSKにおいては意味を持たず常に”10”を示す。
(6)c2〜c6は64QAMにおけるI/Q平面上では意味を持つが、BPSKにおいては意味を持たず常に”10110”を示す。
以上のことから、16QAM、BPSK、QPSKの入力ビット列に対して、次に説明するようなビット追加操作及びビット反転操作を行なうことにより、図10の信号空間ダイヤグラムの一部を16QAM、BPSK、QPSKの各信号空間ダイヤグラムとみなしたとき、16QAM、BPSK、QPSKの入力ビット列が本来の信号空間ダイヤグラムにて示すシンボルに対応する64QAMの入力ビット列に変換することができる。
(ビット追加操作)
ビット追加操作では、入力ビット列の桁数を64QAMの入力ビット列のビット長である6ビットに揃えるため、16QAM、BPSK、QPSKの入力ビット列にビットを追加する操作を行なう。入力ビット列の各桁は、例えば信号空間ダイヤグラムのある領域を二分割したときにどちらの領域に属するかを示すが、各桁に対応する領域が、ビット追加の前後で同じになるように追加する。
(ビット反転操作)
上述したように、入力ビット列の各桁は、例えば信号空間ダイヤグラムのある領域を二分割したときにどちらの領域に属するかを示すが、ある変調方式の入力ビット列のある桁と、別の変調方式の入力ビット列のある桁とが同じ領域に対応する場合であっても、その領域を二分割した領域それぞれと、ビット値0/1との対応関係が異なる場合がある。
図3に示す16QAMの入力ビット列a1a2a3a4と、図10に示す64QAMの入力ビット列c1c2c3c4c5c6とを比較すると、ビットa2とビットc3はどちらもIの絶対値|I|が1であるか3であるかを示すビットである点で共通するが、a2=0のとき|I|=3を示し、a2=1のとき|I|=1を示すのに対して、c3=0のとき|I|=1を示し、c3=1のとき|I|=3を示しており、ビット値の0、1と、|I|の値1、3との対応関係が逆になっている。
同様に、ビットa4とビットc6はどちらもQの絶対値|Q|が1であるか3であるかを示すビットである点で共通するが、a4=0のとき|Q|=3を示し、a4=1のとき|Q|=1を示すのに対して、c6=0のとき|Q|=1を示し、c6=1のとき|Q|=3を示しており、やはりビット値の0、1と|Q|の値1、3との対応関係が逆になっている。
これらの対応関係の逆転を整合させるため、本実施例では16QAMの入力ビット列a1a2a3a4のうち、ビットa2、a4の値を反転する処理を行なう。
次に、図13を参照してマッピング装置10の具体的な動作について説明する。
マッピング装置10は外部から入力されたビット列を入力バッファ部11にて受け取る(ステップS11)。入力バッファ部11は、不図示の上位制御装置からの制御信号に応じたビット長を切り出して出力する(ステップS12)。
変調方式が64QAMであると制御信号が通知した場合、入力バッファ部11は6ビットのビット列c1c2c3c4c5c6を出力(ステップS13)し、ビット追加部12、ビット反転部13はそのビット列をそのまま振幅変換メモリ部14に渡す。振幅変換メモリ部14は、シンボル座標テーブル17、即ち、表2に記載した64QAMのビット列−シンボル座標対応に基づいて、受け取ったビット列c1c2c3c4c5c6に対応するシンボルのI座標、Q座標を出力する(ステップS14)。一方で、変調方式が64QAMであると通知されたセレクタ部16は、64QAMの振幅基準値を乗算器15に予め通知しており、乗算器15は、振幅変換メモリ部14から受け取ったシンボル座標にセレクタ部16から受け取った振幅基準値を乗算(ステップS15)し、マッピング装置10の外部に出力する(ステップS16)。
ステップS12にて変調方式が16QAMであると通知された場合、入力バッファ部11は4ビットのビット列a1a2a3a4を出力する(ステップS17)。制御信号にて予め変調方式が16QAMと通知されているビット追加部12は、このビット列を受けて、ビットa1とビットa2の間にビット値1を追加し、ビットa3とビットa4の間にビット値1を追加して、6ビットのビット列a1(1)a2a3(1)a4として出力する(ステップS18)。ここで丸括弧()内の数字は追加されるビット値を示す。ビット反転部13は、ビット列a1(1)a2a3(1)a4の最上位ビットから数えて3番目に大きいビットa2(第3ビット)と、最下位ビットa4(第0ビット)の値を反転する(ステップS19)。これにより、ビットa3、a4の値とその値が示す内容が、図10のシンボル−ビット列対応関係と整合することになる。以下、セレクタ部16が16QAMの振幅基準値を出力し、乗算器15がシンボル座標値に16QAMの振幅基準値を乗算して出力すること以外の動作については、上述の変調方式が64QAMの場合と同様である。
ステップS12にて変調方式がQPSKであると通知された場合、入力バッファ部11は2ビットのビット列d1d2を出力する(ステップS22)。制御信号にて予め変調方式がQPSKと通知されているビット追加部12は、このビット列を受けて、ビットd1とビットd2の間にビット値10を追加し、ビットd0の後にビット値10を追加して、6ビットのビット列d1(10)d0(10)として出力する(ステップS23)。ビット列d1(10)d0(10)の各桁は図10のシンボル−ビット列対応関係と整合しているので、ビット反転部13は入力されたビット列d1(10)d0(10)をそのまま出力する。以下、セレクタ部16がQPSKの振幅基準値を出力し、乗算器15がシンボル座標値にQPSKの振幅基準値を乗算して出力すること以外の動作については、上述の変調方式が64QAMの場合と同様である。
ステップS12にて変調方式がBPSKであると通知された場合、入力バッファ部11は1ビットのビット列e1を出力する(ステップS20)。制御信号にて予め変調方式がBPSKと通知されているビット追加部12は、このビット列を受けて、ビットe1の後にビット値10110を追加して、6ビットのビット列e1(10110)として出力する(ステップS23)。ビット列e1(10110)の各桁は図10のシンボル−ビット列対応関係と整合しているので、ビット反転部13は入力されたビット列e1(10110)をそのまま出力する。以下、セレクタ部16がBPSKの振幅基準値を出力し、乗算器15がシンボル座標値のI値にBPSKの振幅基準値を乗算し、Q値にゼロを乗算して出力すること以外の動作については、上述の変調方式が64QAMの場合と同様である。
このように、本実施例では、信号空間ダイヤグラムのシンボル数が最大である64QAMの信号空間ダイヤグラム及びシンボル−ビット列対応関係を参照して、64QAMのマッピングはもちろんのこと、BPSK、QPSK、16QAMのマッピングをも行なう。そのために、BPSK、QPSK、16QAMにおいて1シンボルに対応する1ビット、2ビット、4ビットのビット列に対し、それぞれ5ビット、4ビット、2ビットのビット値を追加するビット追加操作を行い、更に、必要であればビット値を反転するビット反転操作を行なう。これにより、図3、11、12のシンボル−ビット列対応関係に示すビット値特性は、図10のシンボル−ビット列対応関係に示すビット値特性と完全に一致する。
本実施例によれば、シンボル数が最大の信号空間ダイヤグラムに基づくシンボル−ビット列対応関係のみを格納するメモリを備え、複数の変調方式に対応するマッピング装置を提供することができる。
以上、本発明を実施例に即して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1は変調方式が同じであって、シンボル−ビット列対応関係が異なる複数の通信方式に対応するマッピング装置であり、実施例2は変調方式が互いに異なる複数の通信方式に対応するマッピング装置であるが、実施例2のマッピング装置に実施例1のビット入替部を更に設けることとすれば、両実施例のマッピング装置の効果を奏するマッピング装置を提供することができる。
また、変調方式としてBPSK、QPSK、16QAM、64QAMを用いることとして説明したが、他の変調方式、例えば32QAM、256QAM等の直交位相変調方式一般に本発明を適用可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載されうるが、これらに限定されるものではない。
(付記1)
予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを格納する記憶手段、
前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、
前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段
を備えることを特徴とするマッピング装置。
(付記2)
前記ビット操作手段は、
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる複数のビットを互いに入れ替えるビット入替手段、及び
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる一乃至複数のビットの値を反転するビット反転手段
を備えることを特徴とする付記1に記載のマッピング装置。
(付記3)
入力されたビット列を、前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められるビット長に切り分けて出力するバッファを更に備えることを特徴とする付記1及び付記2のいずれかに記載のマッピング装置。
(付記4)
前記変換手段の出力に対し、予め定められた振幅基準値を乗算する乗算器を備えることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載のマッピング装置。
(付記5)
前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められる振幅基準値を、前記予め定められた振幅基準値として前記乗算器に対して指定する選択手段を更に備えることを特徴とする付記4に記載のマッピング装置。
(付記6)
予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する段階、
前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作段階、及び、
前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換段階
を含むことを特徴とするマッピング方法。
(付記7)
前記ビット操作段階は、
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる複数のビットを互いに入れ替えるビット入替段階、及び
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる一乃至複数のビットの値を反転するビット反転段階
を含むことを特徴とする付記6に記載のマッピング方法。
(付記8)
入力されたビット列を、前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められるビット長に切り分けて出力する段階を更に含むことを特徴とする付記6及び付記7のいずれかに記載のマッピング方法。
(付記9)
前記変換段階の出力に対し、予め定められた振幅基準値を乗算する乗算段階を含むことを特徴とする付記6乃至付記8のいずれかに記載のマッピング方法。
(付記10)
前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められる振幅基準値を、前記予め定められた振幅基準値として指定する選択段階を更に含むことを特徴とする付記9に記載のマッピング方法。
(付記11)
予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する手段、
前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、
前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
(付記12)
前記ビット操作手段は、
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる複数のビットを互いに入れ替えるビット入替手段、及び
入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる一乃至複数のビットの値を反転するビット反転手段
を備えることを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)
入力されたビット列を、前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められるビット長に切り分けてバッファに出力させることを特徴とする付記11及び付記12のいずれかに記載のプログラム。
(付記14)
前記変換手段の出力に対し、予め定められた振幅基準値を乗算することを特徴とする付記11乃至付記13のいずれかに記載のプログラム。
(付記15)
前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められる振幅基準値を、前記予め定められた振幅基準値として指定することを特徴とする付記14に記載のプログラム。
1、10 マッピング装置
2、11 入力バッファ部
3 ビット入替部
4、13 ビット反転部
5、14 振幅変換メモリ部
6、15 乗算器
7、17 シンボル変換テーブル
8、18 変換部
12 ビット追加部
16 セレクタ部

Claims (8)

  1. 1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを格納する記憶手段、
    入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加するビット追加手段、
    前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、
    前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段
    を備えることを特徴とするマッピング装置。
  2. 前記シンボル座標テーブルは、前記複数のデジタル変調方式の信号空間ダイヤグラムのうち、シンボル数が最大であるものの信号空間ダイヤグラムに対応する、請求項1に記載のマッピング装置。
  3. 前記ビット操作手段は、
    入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる複数のビットを互いに入れ替えるビット入替手段、及び
    入力されたビット列の中から、前記選択された通信方式に応じて定められる一乃至複数のビットの値を反転するビット反転手段
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッピング装置。
  4. 入力されたビット列を、前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められるビット長に切り分けて出力するバッファを更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマッピング装置。
  5. 前記変換手段の出力に対し、予め定められた振幅基準値を乗算する乗算器を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のマッピング装置。
  6. 前記複数の通信方式の中から選択された通信方式に応じて定められる振幅基準値を、前記予め定められた振幅基準値として前記乗算器に対して指定する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のマッピング装置。
  7. 1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する段階、
    入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加する段階、
    前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作段階、及び、
    前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換段階
    を含むことを特徴とするマッピング方法。
  8. 1シンボルに対応するビット列のビット長が互いに異なる変調方式によって変調を行う予め定められた複数の通信方式のいずれかの変調方式の信号空間ダイヤグラムのシンボルとビット列との間の一組の対応関係を示すシンボル座標テーブルを記憶装置に格納する手段、
    入力ビット列が所定のビット長となるまで必要なビットを追加する手段、
    前記複数の通信方式のうち、前記シンボル座標テーブルに対応する通信方式以外の通信方式のためのマッピングを行なう際、当該通信方式に基づいて入力された、信号空間ダイヤグラムの1シンボルに対応するビット列のビット値特性が、前記シンボル座標テーブルにて1シンボルに対応するビット列のビット値特性と一致するようにビット操作を行なうビット操作手段、及び、
    前記シンボル座標テーブルに基づいて、前記ビット操作後のビット列に対応するシンボルの座標を出力する変換手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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