JP6132174B1 - 害虫捕獲具 - Google Patents

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Abstract

【課題】害虫類を全く手に触れさせることなく、遠隔的に捕獲することができる上、留置した害虫類を一切逃避させることもなく、効率的に廃棄、処理することを可能とする新たな害虫捕獲具を提供する。【解決手段】蓋22を有する大径捕獲口23とその下方位にある小径口20とを壁状面で繋いだ漏斗状捕獲器2の小径口20に対し、遠隔パイプ杆3の一端30が接続され、遠隔パイプ杆3の他端31には、内ネジ33を有するボトルキャップ32が、その開放状の接続端を外向き姿勢とするよう、ボトルキャップ32天面板35中央が、遠隔パイプ杆3の他端31に貫通された状態に一体化され、ボトルキャップ32に対して、ボトルキャップ32の内ネジ33に螺合可能な外ネジ71を有する先端口70が、捕獲対象害虫類の入り口としてなる留置ボトル7が、留置ボトル7の先端口70を介して着脱自在に接続されてなる害虫捕獲具1である。【選択図】図1

Description

この発明は、害虫類の捕獲技術に関連するものであり、特に、カメムシ、アリ、クモ、ムカデ、その他の害虫類を捕獲する捕獲器を製造、提供する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
カメムシは、年に1ないし3回程度発生し、果実や豆類などの農作物に被害を与える害虫であり、特に農村部や山間部に位置する家々では、秋になって越冬場所を探して頻繁に室内に飛び込んでくるそれら成虫に悩まされることとなり、排除しようとして触れると特有の悪臭を放つため、できれば静かに捕獲して密閉したまま室外に運び出し、焼却ゴミなどとして適切に処分してしまいたいところではあるものの、捕獲に際して昆虫採集用の網などを用いて捕獲しようとしても、それが刺激となって例の如くの悪臭を発散されてしまうことから、迂闊に手も出せず、人夫々が様々な態様、例えば樹脂袋などを被せて掴むように捕獲するなどの工夫を凝らして対処せざるを得ないという現状に置かれているだけではなく、室内壁面の高所に留まるカメムシに対しては、さらに捕獲することが困難となり、室内での使用に躊躇する人でも止むを得ず殺虫剤を用いざるを得ないこととなってしまうが、それが頻繁になると金銭的な問題だけではなく、室内環境の点で影響が心配されてしまい、特に、このカメムシは、大量発生するケースが多いだけに、その処理に困り果てている。
(従来の技術)
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、壁面に留まっている害虫に対し、捕獲可能な異形漏斗形状とした害虫捕獲具の基部をペットボトルの口に装着可能なものとし、それら害虫に直接手で触れることなく、当該害虫捕獲具を介してペットボトル内に捕獲可能にしてなるものや、同特許文献1(2)に見られるような、市販のペットボトルを胴部上方適所で切断し、切断した該ペットボトルの一方の有底胴部がカメムシを溜める容器となるようにし、切断した該ペットボトルの他方の漏斗形状となる口がわが、カメムシを逃がさないための漏斗状容器となし、当該カメムシを溜める容器の上部切断端開口部に対し、上下反転させた当該漏斗状容器が嵌合状に一体化されてなるカメムシを捕獲する本体部分を設け、カメムシを捕獲する該本体部分の適所に、伸縮ポールの先端が着脱可能に接続されたものとし、高所に留まるカメムシを捕獲可能としてなるものなどが散見される。
しかし、前者特許文献1(1)に示されているような害虫捕獲具などは、捕獲具本体の形状によって壁面やアルミサッシのレールなど、狭い隙間などに留まっている害虫を容易に捕獲できるものとなってはいるものの、捕獲具本体の基端に直接的にペットボトルの口が接続されたものであって、特に高所の壁面などに留まっている害虫を捕獲するときなどには、踏み台や脚立などが必要となり、高所作業が困難な高齢者などには安全に利用するのが難しいという欠点を残すものであり、また、特許文献1(2)のカメムシ捕獲器に示されたものなどは、高所に留まっているカメムシを捕獲可能とする伸縮ポールを有してはいるが、カメムシを溜める容器と、カメムシを逃がさないための漏斗状容器とを組み合わせてなるカメムシを捕獲する本体部分が、捕獲したカメムシを処分する際には、分解して捕獲したカメムシを別の廃棄用容器に移すか、または捕獲したカメムシを留置してある本体部分諸共廃棄処分してしまうかの何れかの方法を採らなければならず、分解して取り出す場合には、カメムシの悪臭が発生したり、逃避されてしまったりする虞があり、また、本体部分諸共廃棄処分するようにした場合には、新たに本体部分を準備する必要があるなどと、使用上で不都合な点を残すものであった。
(1)特開2013−94143号公報 (2)実用新案登録第3141292号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種害虫捕獲具類は、高所に留まるカメムシなどの害虫を捕獲するのが難しかったり、または、捕獲後のカメムシなどの害虫の処分作業が繁雑となるだけではなく、捕獲後の害虫に悪臭を発生させてしまったり、簡単に逃避されてしまう虞があるなどといった、何れかの問題点を残したままとなっているものであり、本願出願人は、こうした従来型の害虫捕獲器具類の欠点を悉く解消し、毎年発生するカメムシに代表される様々の害虫対策として、その発見と同時に円滑且つ速やかに捕獲、収集し、何の弊害を被ることなく廃棄、処理してしまうことができる新規な害虫捕獲技術の必要性を痛感するに至ったものである。
(発明の目的)
そこで、この発明は、害虫類に手を触れることなく、遠隔的に捕獲することができる上、留置した害虫類を全く逃避させることなく、効率的に廃棄、処理することを可能とする新たな害虫捕獲技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の害虫捕獲具を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の害虫捕獲具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きい内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、該ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を捕獲対象害虫類の入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなるものとした構成を要旨とする害虫捕獲具である。
この基本的な構成からなる害虫捕獲具は、その表現を変えて示すならば、既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、同ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を捕獲対象害虫類の入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなり、漏斗状捕獲器、遠隔パイプ杆および留置ボトルの何れか適所を利用者が握持し、漏斗状捕獲器の大径捕獲口を捕獲対象害虫類に接近して漏斗状捕獲器中に落下させ、遠隔パイプ杆中を通じて留置ボトル内に落下、留置可能にされてなるものとした構成からなる害虫捕獲具となる。
より具体的には、既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、同ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を唯一の出入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなるものとした構成からなる害虫捕獲具と言うことができる。
以上のとおり、この発明の害虫捕獲具によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、害虫類に手を触れることなく、遠隔的に捕獲することができる上、留置した害虫類を全く逃避させることなく、効率的に廃棄、処理することを可能とし、漏斗状捕獲器と留置ボトルとの間に遠隔パイプ杆を設けてあるから、壁面高所などに留まっているカメムシなどの害虫類を、漏斗状捕獲器の大径捕獲口から同漏斗状捕獲器内に捕らえ、小径口および遠隔パイプ杆を通じて落下状に移動させるようにして留置ボトル中に留置することができるから、全く害虫類に触れることなく、複数の害虫類を連続的に留置ボトル中に捕獲することが可能となり、留置した害虫類を留置ボトルから樹脂袋や密閉容器などに移して廃棄処理することが可能である外、留置ボトル諸共遠隔パイプ杆から取り外し、キャップの装着やシート類の被着、その他の適宜封止手段によって封止した該留置ボトルをそのまま廃棄処理することが可能となり、大量の害虫類を衛生的且つ円滑に処分することができるという秀でた特徴が得られるものである。
加えて、留置ボトルの胴部や底部などに開閉口などを設けず、留置ボトルの先端口が、同留置ボトルの唯一の出入り口とされてなるものは、捕獲した害虫類を廃棄処理する場合に、遠隔パイプ杆から取り外した留置ボトルの先端口にキャップなどを装着して速やかに封鎖し、捕獲した害虫類を留置ボトル諸共廃棄処理することができ、捕獲後の害虫類の逃避を確実に防止し得るものとなし、格段に効率的な廃棄処分を実現化することができるものとなる。
そして、漏斗状捕獲器およびそれに用いる蓋の双方が、1本のペットボトルから加工した部品からなるものとされたものは、専用の成型部品などを製造するものとした場合に比較して遙かに経済的に製造することができる上、胴部平断面形概略四角形および胴部平断面形概略八角形の何れか一方とした既製品のペットボトルから加工されたものは、大径捕獲口開口縁に幅広い直線状の部分を有するから、壁面などに対して隙間無く沿わせることが可能となり、遠隔パイプ杆による遠隔操作性の向上と相俟って、建築物壁面の高所に留まるカメムシなどの害虫類を、より一層効率的に捕獲することができるものになる。
留置ボトルが、胴部平断面形概略円形および胴部平断面形概略十角形以上の何れか一方とした既製品のペットボトル(未使用、使用済みは問わず、勿論専用に形成したものでも差し支えはない。以下、同様。)からなるものとすることにより、留置ボトルの握持性を高めて、当該害虫捕獲具の遠隔操作性を一段と向上することができ、しかも既製品のペットボトルと交換容易であるから、留置した害虫類は、留置ボトル(先の既成品のペットボトル)諸共、まとめて廃棄処分することができ、その後は、新しい留置ボトル(先の既成品のペットボトル)に低コストにて交換可能となり、それら留置ボトルの措置さえすれば格段に経済的に当該害虫捕獲具を反復利用することができると共に、衛生的に維持し易いという利点が得られる。
遠隔パイプ杆に伸縮仮固定機構が組み込まれてなるものは、遠隔パイプ杆の長さを自由に調節して、留置ボトルと漏斗状捕獲器との間の距離を適宜変更することができるから、利用者の身長や、害虫類までの距離などに応じて最適な長さに随時設定可能となり、誰にでも使い易い害虫捕獲具として提供することが可能となり、また、漏斗状捕獲器が、その周壁適所の1箇所または複数箇所の何れか一方に、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅よりも充分に小さな直径に設定され、保管時吊り下げ保持用となる吊り孔が穿設されてなるものは、収納や保管場所に困らず、必要なときに素早く取り出して利用できるものとなり、捕獲した害虫類も逃避させることなく、留置したまま一時的に吊り下げて保管することも可能となり、より利便性に優れたものとし、一段と付加価値を高めたものとすることができる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
漏斗状捕獲器は、壁面などに留まっているカメムシなどの害虫類を、手に直接触れること無く簡単に捕獲可能とする機能を担うものであり、漏斗状の外観形状を呈し、捕獲した害虫類をそれらの自重によって遠隔パイプ杆がわへ滑落状に落とし込むことができる形状のものとしなければならず、より具体的には、開閉自在な蓋を有する大径捕獲口と小径口とを壁状面で繋いでなり、該小径口に対し、遠隔パイプ杆の一端が接続されたものとすべきであり、大径捕獲口の輪郭形状を平断面形概略四角形および平断面形概略八角形の何れか一方とし、壁面に直線状の縁を接するようにして害虫類を捕獲可能なものとするのが望ましく、合成樹脂成形品とすることが可能であり、例えば、後述する実施例にも示すように、既製品のペットボトル(未使用、使用済みは問わず、勿論専用に形成したものでも差し支えはない。以下、同様。)の口を小径口とし、該ペットボトルの胴部適所を、軸心に直交する方向に切断して大径捕獲口とし、該大径捕獲口には、該ペットボトルの切断除去した有底胴部の天地を反転してなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着されたものとする。
一方、遠隔パイプ杆の一端に対し、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢とするよう、該遠隔パイプ杆の一端が同ボトルキャップ天面板中央に貫通した状態に一体化されたものとした上、該ボトルキャップに対して、該ボトルキャップの内ネジに当該小径口の外ネジが螺合し、該遠隔パイプ杆の一端に対して当該小径口が一体化されてなるものとすることが可能であり、さらに具体的には、胴部平断面形概略四角形および胴部平断面形概略八角形の何れか一方とした既製品のペットボトルを、前述のように加工されてなるものとすることができ、また、その周壁適所の1箇所または複数箇所の何れか一方に、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅よりも充分に小さな直径に設定されていて、保管時吊り下げ保持用とするようにした吊り孔が穿設されてなるものとすることも可能である。
漏斗状捕獲器の蓋は、漏斗状捕獲器内に捕獲した害虫類が逃げ出さないよう開閉自在に密閉状とする機能を担い、漏斗状捕獲器大径捕獲口の周縁適所にヒンジ機構などを介して連結されたものとすることが可能である外、嵌合状に脱着可能なものとすることができ、後述する実施例にも示しているが、漏斗状捕獲器が、ペットボトルの胴部適所を、軸心に直交する方向に切断し、該ペットボトルの口がわに一体に残された胴部切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルの切断除去した有底胴部の天地を反転してなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着されてなるものとすることが可能である。
漏斗状捕獲器の吊り孔は、この発明の害虫捕獲具を保管する場合に、該害虫捕獲具の天地を維持するよう、壁面フックなどに吊り下げて保管可能とする機能を担うものであり、漏斗状捕獲器の周壁適所の1箇所または複数箇所の何れか一方に、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅よりも充分に小さな直径に設定され、保管時吊り下げ保持用として穿設されたものとすべきであるが、吊り金具、吊り環、カラビナ、吊り鈎などの何れかに置き換えたものとすることが可能である。
遠隔パイプ杆は、漏斗状捕獲器と留置ボトルとを、相互間の距離を適宜寸法に維持可能とし、留置ボトルがわとなる適所を把持し、漏斗状捕獲器を高所などの遠隔箇所まで到達するよう操作可能とすると共に、大径捕獲口より捕獲した害虫類を、漏斗状捕獲器の小径口を通じ、留置ボトルの先端口まで誘導可能とする機能を担うものであり、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定したものとしなければならず、後述する実施例にも示すように、その一端が該漏斗状捕獲器の小径口に対して接続され、その他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢とするよう、同ボトルキャップ天面板中央が、該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化され、該ボトルキャップに対して、留置ボトルの該ボトルキャップの内ネジに螺合可能な外ネジを有する先端口が、着脱自在に螺着されたものとする。
そして、この遠隔パイプ杆は、その全長の長さの異なるものの組み合わせによるものとし、使用場所、特に高さの異なる場所での使用に合わせて選択使用することができるようになるものとしたり、また、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定された小径パイプ杆、および、所定長であって、内径が該小径パイプ杆の外径よりも大きく、外径が留置ボトル用ボトルキャップ天面板よりも小径に設定された大径パイプ杆を有し、該大径パイプ杆の一端に対し、該小径パイプ杆の他端が進退自在に装着され、該大径パイプ杆の一端、および、該小径パイプ杆の該大径パイプ杆の一端に対応する中途適所に、伸縮仮固定機構が設けられたものとすることができる。
伸縮仮固定機構は、互いに伸縮自在となるよう望遠鏡状に接続された小径パイプ杆および大径パイプ杆の互いの進退位置を任意に仮固定可能とし、伸縮操作する際には、仮固定状態を容易に解除して小径パイプ杆および大径パイプ杆を伸縮操作可能とする機能を担っており、大径パイプ杆の一端寄りとなる中途適所に、求心方向に貫通するネジ孔が穿設され、該ネジ孔に対して外側から蝶ネジが螺着され、該蝶ネジ先端が、小径パイプ杆の外周壁に対して充分な摩擦力を確保するよう接合されて小径パイプ杆および大径パイプ杆の伸縮状態を無段階的に調節・仮固定可能としてなるものや、小径パイプ杆の外周壁に、軸長方向に沿って適宜間隔置き毎に、該蝶ネジ先端が、嵌合可能な直径の嵌合孔を穿設し、小径パイプ杆および大径パイプ杆を伸縮操作した場合に、最寄りの嵌合孔に、該蝶ネジ先端が嵌合されたものとし、伸縮状態を段階的に調節し仮固定可能なものとすることができる外、後述する実施例にも示しているとおり、大径パイプ杆の一端に装着された被螺着部、小径パイプ杆の他端がわ中途適所にあって、小径パイプ杆の外周壁に向けて縮径可能な環状緊締駒、および、小径パイプ杆の他端がわ中途適所にあって、該被螺着部に螺合され、該被螺着部への螺合度合いに応じて該環状緊締駒を縮径方向に圧縮可能な環状螺着部とからなるものとすることが可能である。
留置ボトルは、漏斗状捕獲器が捕獲し、遠隔パイプ杆を通じて落下してくる害虫類を、充分な容積をもって逃避しないよう留置可能とし、遠隔パイプ杆のボトルキャップから取り外して留置した害虫類を廃棄処理可能とする機能を担うものであり、遠隔パイプ杆の他端に一体化されたボトルキャップに対して、先端口を介して着脱自在に接続されてなるものであって、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能な外ネジを有する先端口が、捕獲対象害虫類の入り口としてなるものとしなければならず、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能な外ネジを有する先端口が唯一の出入り口としてなるものとすることが可能である外、該留置ボトルの胴部適所か、または底部寄り適所かの何れか適所に、着脱可能、または開閉可能な施蓋体などを設けたものとすることが可能であり、後述する実施例にも示しているように、握持性および操作性を考慮して胴部平断面形概略円形および胴部平断面形概略十角形以上の何れか一方とした既製品のペットボトル(上述のとおり、未使用、使用済みは問わず、勿論専用に形成したものでも差し支えはないことは言うまでもない。)からなるものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図面は、この発明の害虫捕獲具の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
害虫捕獲具を一部断面化して示す正面図である。 遠隔パイプ杆を一部断面化して示す正面図である。 漏斗状捕獲器を示す平面図である。 留置ボトルを示す下面図である。 伸縮仮固定機構を一部断面化して示す正面図である。 害虫類を捕獲する害虫捕獲具を示す側面図である。 害虫類を留置した害虫捕獲具を示す正面図である。
図1ないし図4に示す事例は、蓋22を有する大径捕獲口23と小径口20とを壁状面で繋いだ漏斗状捕獲器2が設けられ、該漏斗状捕獲器2の小径口20に対し、捕獲対象害虫類8の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定した遠隔パイプ杆3の一端30が接続され、該遠隔パイプ杆3の他端31には、内ネジ33を有するボトルキャップ3が、その開放状の接続端34を外向き姿勢とするよう、同ボトルキャップ32天面板35中央が、該遠隔パイプ杆3の他端31に貫通された状態に一体化され、該ボトルキャップ32に対して、該ボトルキャップ32の内ネジ33に螺合可能な外ネジ71を有する先端口70が、捕獲対象害虫類8の入り口としてなる留置ボトル7が、該留置ボトル7の先端口70を介して着脱自在に接続されてなるものとした、この発明の害虫捕獲具における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の害虫捕獲具1は、漏斗状捕獲器2が、胴部平断面形概略四角形(四隅の面取り部分を含めると、胴部平断面形概略八角形ということができる)の既製品の容量500ミリリットル飲料用ペットボトル2の口20を小径口20とし、該ペットボトル2の胴部適所が、軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口23となり、該大径捕獲口23には、該ペットボトル2の切断除去された有底胴部22の天地が反転されてなる蓋22が、該有底胴部22の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着されたものとしてあり、該蓋22は、その有底胴部22の底面が、漏斗状捕獲器2の大径捕獲口23を封鎖可能とするものであり、該漏斗状捕獲器2の大径捕獲口23と小径口20との間に有って、胴部を一周するペットボトル2由来の外壁凹条環(内壁凸条環)25が、該蓋22の没入規制部25となり、該蓋22の適正な嵌合深さを規制可能とすると共に、該蓋22の漏斗状捕獲器2中への必要以上の没入を防止するものとなる。
蓋22の周壁には、既成品であったペットボトル2胴部の補強用に設けられていた凹凸形状部分26が残されており、漏斗状捕獲器2の周壁にも同様の補強用に設けられていた凹凸形状部分27が有り、該蓋22が、漏斗状捕獲器2の大径捕獲口23より嵌合装着された場合に、それら凹凸形状部分26,27が互いに、嵌合し合って相互周壁間の隙間を塞ぐように装着可能となると共に、不用意に離脱しないよう、仮固定可能なものとしてあり、また、漏斗状捕獲器2は、胴部平断面形概略四角形をなした胴部周囲の主要な4つの側壁夫々の、当該没入規制部25よりも小径口20寄りとなる略中央付近に、捕獲対象害虫類8の平均的体長および体幅よりも充分に小さな直径に設定され、保管時吊り下げ保持用となる各1箇の吊り孔24,24,……が穿設されたものとなっている。
図1および図2に示すように、遠隔パイプ杆3は、内径17mm、外径19mm、長さLが50ないし180cmのアルミニウムなどの軽量金属、略同等寸法の塩化ビニル、ABSなどの合成樹脂、および、ガラス繊維強化樹脂、炭素繊維強化樹脂などの複合素材など、充分な強度を確保可能な何れかの素材からなり、該遠隔パイプ杆3の一端30に対し、内ネジ33を有するボトルキャップ32が、その開放状の接続端34を外向き姿勢とするよう、該遠隔パイプ杆3の一端30が同ボトルキャップ32天面板35中央を貫通した状態に、接着剤や熔着などによって強固に一体化され、該ボトルキャップ32に対して、該ボトルキャップ32の内ネジ33に当該小径口20の外ネジ21が螺合し、該遠隔パイプ杆3の一端30に対して当該小径口20が一体化されてなるものとしてある。
該遠隔パイプ杆3の他端31には、内ネジ33を有するボトルキャップ32が、その開放状の接続端34を外向き姿勢とするよう、同ボトルキャップ32天面板35中央に、該遠隔パイプ杆3の他端31に貫通された状態に、接着剤や熔着などによって強固に一体化され、該ボトルキャップ32に対して、該ボトルキャップ32の内ネジ33に螺合可能な外ネジ71を有する先端口70が唯一の出入り口としてなる、胴部平断面形概略円形の既製品の容量500ミリリットル飲料用ペットボトル7からなる留置ボトル7が、該留置ボトル7の先端口70を介して着脱自在に接続されてなるものとしてある。
図5に示すように、遠隔パイプ杆3は、所定長であって、捕獲対象害虫類8の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定された小径パイプ杆4、および、所定長であって、内径が該小径パイプ杆4の外径よりも大きく、外径が留置ボトル7用ボトルキャップ32天面板35よりも小径に設定された大径パイプ杆5を有し、該大径パイプ杆5の一端50に対し、該小径パイプ杆4の他端40が進退自在な望遠鏡状に装着され、該大径パイプ杆5の一端50、および、該小径パイプ杆4の該大径パイプ杆5の一端50に対応する中途適所に、伸縮仮固定機構6が設けられたものとすることが可能である。
伸縮仮固定機構6は、大径パイプ杆5の一端50に外装固着された被螺着部60、小径パイプ杆4の他端40がわ中途適所に対して、該小径パイプ杆4の長さ方向に摺動自在に緩装され、弾性的に縮径可能な形状および素材製のものとし、外力を受けて該小径パイプ杆4の外周壁に向けて摩擦力を増加する如く縮径し、外力の解除によって該小径パイプ杆4の外周壁との摩擦力を減少可能なものとしてなる環状緊締駒61、および、該小径パイプ杆4の他端40がわ中途適所にあって、該被螺着部60に螺合され、該被螺着部60への螺合度合いに応じて該環状緊締駒61を縮径方向に圧縮可能な前記外力を発生可能な形状とされた環状螺着部62の組み合わせからなるものとすることができる。
(実施例1の作用・効果)
以上のとおりの構成からなるこの発明の害虫捕獲具1は、図6および図7に示すように、建築物壁面9などの高所に留まっているカメムシ8を捕獲しようとする利用者は、留置ボトル7や遠隔パイプ杆3の下端寄り適所などの適所を把持し、漏斗状捕獲器2大径捕獲口23の一辺縁を、カメムシ8の直下付近の建築物壁面9に接合させ、上方に向けて擦り上げるようにして、カメムシ8を漏斗状捕獲器2内に落下させた後、速やかに蓋22を、没入規制部25に達するまで装着すると共に、互いの凹凸形状部分26,27同士を嵌合し、蓋22の外周壁と漏斗状捕獲器2の内周壁との隙間を無くすよう嵌着し、確りと施蓋すると共に、相互間の隙間からカメムシ8が脱出してしまうのを、より確実に阻止するものとした上、必要に応じて当該害虫捕獲具1に軽く振動を加えるなどしながら、漏斗状捕獲器2の内壁形状に沿ってカメムシ8が自重により滑落するよう遠隔パイプ杆3中を通過し、留置ボトル7中に落下するよう誘導し、複数のカメムシ8を連続捕獲する場合には、蓋22を外して、複数のカメムシ8を漏斗状捕獲器2内に捕獲して蓋22を速やかに装着し、漏斗状捕獲器2内の全てのカメムシ8を留置ボトル7中に落下させてから、再度、捕獲を開始するよう操作するのが望ましく、このようにして留置ボトル7中に捕獲したカメムシ8は、該留置ボトル7をボトルキャップ32から取り外し、速やかに同型の既成ペットボトル用のボトルキャップを先端口70に装着して密閉した上、一般ゴミと同様に廃棄処理することが可能であり、当該害虫捕獲具1には、新たな留置ボトル7を装着することによって再び利用することが可能なものとなる。
図5に示した、遠隔パイプ杆3の伸縮仮固定機構6は、被螺着部60に対する環状螺着部62の螺合を緩めて環状緊締駒61を弛緩させると、大径パイプ杆5に対して小径パイプ杆4が進退自在に解放されて伸縮自在となり、同遠隔パイプ杆3全長を所望する長さに調節した上、再び、被螺着部60に対する環状螺着部62の螺合を進めると、環状緊締駒61が縮径変形され、大径パイプ杆5に対する小径パイプ杆4の進退位置が固定されたものとなり、同遠隔パイプ杆3が調節した長さに仮固定されるものとなる。
そして、当該害虫捕獲具1を保管する場合には、図1に示すように、漏斗状捕獲器2の周壁に複数個穿設された吊り孔24の中の適宜選択した1個を、壁面に設けられたフックなどに係合し、漏斗状捕獲器2の蓋22を嵌着した大径捕獲口23を上向きに、留置ボトル7底面を鉛直下方に向ける姿勢に維持するよう垂下保管することが可能である。
(結 び)
叙述の如く、この発明の害虫捕獲具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの害虫捕獲技術に比較して大幅に利便性を高め、高所に留まる害虫類の捕獲操作性を高めると共に、既成のペットボトルを組み込み可能とすることにより、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、捕獲した害虫類に一切手を触れずに処分できるよう廃棄作業性を大幅に改善し得るものとしたから、従前までは、高所に留まる害虫類を捕獲するのが困難であったり、廃棄作業中に捕獲した害虫類を逃がしてしまうのを防止するのが難しいという課題を抱えていた害虫類捕獲用品業界、および、害虫類捕獲用品類を取り扱うホームセンターやドラッグストアー、農機具業界などはもとより、年間を通じて度々発生を繰り返すカメムシなどの害虫類に悩まされてきた一般家庭においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
1 害虫捕獲具
2 漏斗状捕獲器(既製品ペットボトルの上部がわ)
20 同 ペットボトルの口(小径口)
21 同 外ネジ
22 同 蓋(既製品ペットボトルの底部がわ)
23 同 大径捕獲口
24 同 吊り孔
25 同 外壁凹条環(内壁凸条環、没入規制部)
26 同 凹凸形状部分
27 同 凹凸形状部分
3 遠隔パイプ杆
30 同 一端
31 同 他端
32 同 ボトルキャップ
33 同 内ネジ
34 同 接続端
35 同 天面板
L 遠隔パイプ杆の長さ
4 小径パイプ杆
40 同 他端
5 大径パイプ杆
50 同 一端
6 伸縮仮固定機構
60 同 被螺着部
61 同 環状緊締駒
62 同 環状螺着部
7 留置ボトル(既製品ペットボトル)
70 同 先端口
71 同 外ネジ
8 捕獲対象害虫類
9 建築物壁面

Claims (7)

  1. 既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きい内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、該ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を捕獲対象害虫類の入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなるものとしたことを特徴とする害虫捕獲具。
  2. 既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、同ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を捕獲対象害虫類の入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなり、漏斗状捕獲器、遠隔パイプ杆および留置ボトルの何れか適所を利用者が握持し、漏斗状捕獲器の大径捕獲口を捕獲対象害虫類に接近して漏斗状捕獲器中に落下させ、遠隔パイプ杆中を通じて留置ボトル内に落下、留置可能にされてなるものとしたことを特徴とする害虫捕獲具。
  3. 既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着された漏斗状捕獲器を設け、該漏斗状捕獲器の当該小径口に対し、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定した遠隔パイプ杆の一端が、内ネジを有したボトルキャップであって、その開放状の接続端を外向き姿勢とされ、当該遠隔パイプ杆の一端に該ボトルキャップ天面板中央を貫通した状態に一体化された、当該遠隔パイプ杆の一端の該ボトルキャップを介して螺合接続され、該遠隔パイプ杆の他端には、内ネジを有するボトルキャップが、その開放状の接続端を外向き姿勢として、同ボトルキャップ天面板中央が該遠隔パイプ杆の他端に貫通された状態に一体化されたものとなし、当該ボトルキャップに対しては、該ボトルキャップの内ネジに螺合可能とする外ネジに形成された先端口を唯一の出入り口としてなる留置ボトルが、該留置ボトルの先端口を介して着脱自在に接続されてなるものとしたことを特徴とする害虫捕獲具。
  4. 漏斗状捕獲器が、胴部平断面形概略四角形および胴部平断面形概略八角形の何れか一方とした既製品のペットボトルの口が小径口とされ、該ペットボトルの胴部適所が軸心に直交する方向に切断され、その切断端が大径捕獲口となり、該大径捕獲口には、該ペットボトルから切断除去された有底胴部の天地を反転されてなる蓋が、該有底胴部の弾性によって周壁密着状となるよう脱着・開閉自在に嵌着されてなるものとした、請求項1ないし3何れか一記載の害虫捕獲具。
  5. 留置ボトルが、胴部平断面形概略円形および胴部平断面形概略十角形以上の何れか一方とした既製品のペットボトルからなるものとした、請求項1ないし何れか一記載の害虫捕獲具。
  6. 遠隔パイプ杆が、所定長であって、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅の少なくとも何れか一方よりも大きな内径に設定された小径パイプ杆、および、所定長であって、内径が該小径パイプ杆の外径よりも大きく、外径が留置ボトル用ボトルキャップ天面板よりも小径に設定された大径パイプ杆を有し、該大径パイプ杆の一端に対し、該小径パイプ杆の他端が進退自在に装着され、該大径パイプ杆の一端、および、該小径パイプ杆の該大径パイプ杆の一端に対応する中途適所に伸縮仮固定機構が設けられてなるものとした、請求項1ないし何れか一記載の害虫捕獲具。
  7. 漏斗状捕獲器が、その周壁適所の1箇所または複数箇所の何れか一方に、捕獲対象害虫類の平均的体長および体幅よりも充分に小さな直径に設定され、保管時吊り下げ保持用となる、吊り孔が穿設されてなるものとした、請求項1ないし何れか一記載の害虫捕獲具。
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