JP3089783U - カメムシ補集器 - Google Patents

カメムシ補集器

Info

Publication number
JP3089783U
JP3089783U JP2002002619U JP2002002619U JP3089783U JP 3089783 U JP3089783 U JP 3089783U JP 2002002619 U JP2002002619 U JP 2002002619U JP 2002002619 U JP2002002619 U JP 2002002619U JP 3089783 U JP3089783 U JP 3089783U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stink bug
stink
mouth
cylindrical body
cylinders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002002619U
Other languages
English (en)
Inventor
正義 酒井
Original Assignee
正義 酒井
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正義 酒井 filed Critical 正義 酒井
Priority to JP2002002619U priority Critical patent/JP3089783U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3089783U publication Critical patent/JP3089783U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内へ侵入して来たカメムシを、簡便に補集
することを可能とした器具の提供。 【解決手段】 口体径を凡そ2cm〜4cm、本体径を
凡そ5cm〜8cm、筒体長を凡そ15cm〜25cm
となした合成樹脂製円筒体の2個を口体箇所で対合させ
ると共に、該箇所で接続管を介し脱着自在に一体化さ
せ、且つ片方の円筒体の底面を開放してカメムシの補集
口となし、該補集口から補集されるカメムシを中央の口
体部を通過させて他方の円筒体内へ収容する構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカメムシ補集器に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメムシには水生、半水生、陸生など多種類あるが腹部に臭線がり、特に陸生 の種類には臭いが強くてクサガメ、ヘクサムシ、ヘコキムシなどの方言の如く嫌 悪されている。ところで、これを捕獲するには専ら手指によるか、或はピンセッ トなどの器具で掴むことが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
山缶造成地などの新興住宅では上記カメムシが建物内へ侵入してくる問題が多 大ある。今日ゴキブリや白蟻などを対象にした殺虫剤は市販に供されているが、 カメムシを対象とした殺虫剤は市販に供されてなく、又器具としてもピンセット 以外のものはなく、これで掴むにしても掴み具合が悪いと異臭を放出されること から、人によってはノイローゼになる問題が多発している。 本考案は上記問題点を解消する簡便な補集器を市販に供せんとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は口体径を凡そ2cm〜4cm、本体径を凡そ5cm〜8cm、筒体長 を凡そ15cm〜25cmとなした合成樹脂製円筒体の2個を口体箇所で対合さ せると共に、該箇所で接続管を介し脱着自在に一体化させ、且つ片方の円筒体の 底面を開放してカメムシの補集口となし、該補集口から補集されるカメムシを中 央の口体部を通過させて他方の円筒体内へ収容する構成とする。
【0005】 このさい、合成樹脂製円筒体はペットボトルをリサイクル品とする使用を可能 にして簡便に作成することができる。 一方、接続管を適宜必要な長さ寸法、即ち凡そ12cm〜120cm程度の長 さのものを使用し、対合する口体部を一体化させることにより壁面或は天井面な ど高い箇所に止ったり這っているカメムシの補集を極めて容易に行うことができ るものとなる。なお、本考案では手持ち側の円筒体内へカメムシを中央で狭窄さ れている口体部を経て収容させるのであるが、手持ち側の円筒体内には石鹸水な どの殺虫液を適量入れておくようにする。この量は器具が横に倒れても外部へ漏 出したりすることのない、その容積の凡そ1/6程度入れたものとすると良い。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は本考案器具の部品図である。1はポリエチレンなど合成樹脂製の円筒管 であって、口体部1aの外径は凡そ2cm〜4cm、本体部1bの外径は凡そ5 cm〜8cm程度となし、且つその筒長さ寸法は15cm〜25cm程度となさ れる。 1’は上記同様のポリエチレン樹脂製の円筒管であるが、底面部は開放 されたものとなしてある。 2は上記口体部1aの外径の雄ねじと螺合する雌ねじを備えてなる同様合成樹 脂製の接続管である。
【0007】 図2は上記各部品を組立てた一部破断正面図である。本図から明らかな通り、 組立てに際しては各円筒1,1’の口体部1a,1a’を対合させると共に、両 対合部間を接続管2を螺合させて一体化させるのであり、該箇所で各円筒管1, 1’は夫々れ時計或は反時計方向へ回動させることにより取外せる如くなされる のである。
【0008】 図3は他の例を示すものであって、接続管2に比較的長いものを使用して作成 してある。これは、後述する壁面や天井面にいるカメムシを補集する際に便利な ものである。
【0009】 図4A,Bは本考案品の使用例を示すものであって、Aは床面や畳面に於ける もので本考案器具を右手或は左手で横持ちし、他方の指手にヘラ3を持ち、該ヘ ラ3でカメムシ4を円筒管1’の開放口Pへ掃き入れるようになすのであり、あ と円筒管1を立設させることによりカメムシ4を接続管2箇所の口体部を通過さ せて円筒管1内へ収集することができる。
【0010】 上記は床面や畳面に於ける使用であるが、Bは壁面に止っている或は這ってい るカメムシ4の補集を示すものであり、円筒管1を立設状で手に持ち、上端の開 放された円筒管1’の上縁pをカメムシ4の下方へ位置させ、上方へ向けて軽く 滑らせるようにすることにより容易に円筒管1’内へ取込むことができるのであ り、カメムシ4は前記同様に接続管2を通って手元の円筒管1内へ補集すること ができる。
【0011】 上記は壁面に対する使用であるが、天井面に対してはカメムシ4が円筒1’の 開放口Pに入るようにしたあと、少し横方向へ滑らせるようにすることにより同 様に容易な補集が可能となり、補集後石鹸水など殺虫液5を適量注入して殺生さ せてもよい。前記に於いて円筒管1容積の凡そ1/6程度に石鹸水を入れること は、その使用で円筒管1が横置されるような場合に於いて、該円筒管1内の石鹸 水が溢出されないようにするためのものであり、この目的のためには当該数値に 限定されるものではない。
【0012】 而して、上記により円筒管1内で死滅したカメムシ4は最早や異臭を発生した りすることはないのであり、接続管2の箇所で取外し、一般廃棄物として或は土 中などへ埋設処分可能である。 上記は円筒管1内で死滅させる例であるが、殺虫液を使用したりすることなく 、円筒管1内に補集したカメムシを適宜に接続管2の箇所で取外し、別途用意し た紙袋内へ移し変えて焼却したり、埋設したりすることも自由である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、カメムシが止っている状態のまま 、或は這っている状態のままで円筒管1’内へ入れることができるため、カメム シが掴まえられてもがくことにより復部から発生する異臭を一切生じさせること のないのであり、床面や畳面などの平面は勿論のこと、壁面や天井面などの立面 や高所面に対しても適宜接続管2を取換えて簡便な使用を可能にすることができ るものとなる。 なお、本考案品の製作に当っては市販のペットボトルがそのまま使用できるの であり、即ち市販の飲用ペットボトルでその使用済み品のキャップを取外して口 体部を対合状態となすと共に、該部に対し上下端縁内部で左右方向を異ならしめ た雌ネジを設けた接合管2を使用するだけで簡単に作成可能となり、ペットボト ルのリサイクル使用としても優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案器具の部品図である。
【図2】上記の組立図である。
【図3】他の例を示すものである。
【図4】A,Bは本考案品の使用状態図である。
【符号の説明】
1,1’ 合成樹脂製の円筒管 1a,1a’ 口体部 1b,1b’ 本体部 2 接続管 3 ヘラ 4 カメムシ 5 殺虫液

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口体径を凡そ2cm〜4cm、本体径を
    凡そ5cm〜8cm、筒体長を凡そ15cm〜25cm
    となした合成樹脂製円筒体の2個を口体箇所で対合させ
    ると共に、該箇所で接続管を介し脱着自在に一体化さ
    せ、且つ片方の円筒体の底面を開放してカメムシの補集
    口となし、該補集口から補集されるカメムシを中央の口
    体部を通過させて他方の円筒体内へ収容する構成となし
    たことを特徴とするカメムシ補集器。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製円筒体はペットボトルを使用
    したことを特徴とする請求項1記載のカメムシ補集器。
  3. 【請求項3】 接続管を凡そ12cm〜120cmと長
    さのものとなしたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のカメムシ補集器。
  4. 【請求項4】 カメムシを収容する円筒体底面部へ凡そ
    1/6容積割合で殺虫液を入れたものとなしたことを特
    徴とする請求項1,2又は3記載のカメムシ補集器。
JP2002002619U 2002-05-08 2002-05-08 カメムシ補集器 Expired - Fee Related JP3089783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002619U JP3089783U (ja) 2002-05-08 2002-05-08 カメムシ補集器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002619U JP3089783U (ja) 2002-05-08 2002-05-08 カメムシ補集器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3089783U true JP3089783U (ja) 2002-11-08

Family

ID=43241032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002619U Expired - Fee Related JP3089783U (ja) 2002-05-08 2002-05-08 カメムシ補集器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3089783U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132174B1 (ja) * 2016-09-21 2017-05-24 鈴木 長男 害虫捕獲具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132174B1 (ja) * 2016-09-21 2017-05-24 鈴木 長男 害虫捕獲具
JP2018046777A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 鈴木 長男 害虫捕獲具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201379015Y (zh) 吸捕害虫器
CN209611977U (zh) 一种用于咽喉表面麻醉的喷雾装置
WO2018102897A1 (pt) Disposição aplicada em banheiro para cachorro com descarga ligado ao esgoto
JP3089783U (ja) カメムシ補集器
KR20150101145A (ko) 손잡이가 구비된 유해생물 방제트랩
CN113243351A (zh) 一种环保型农业林业害虫诱捕器
JP3092480U (ja) カメムシ捕集器
JP2013094143A (ja) 害虫捕獲具
CN207639371U (zh) 一种集清洗和除臭于一体的畜牧围舍
AU2018231674A1 (en) Disposable system of dog and pet excrement collection
CN209630291U (zh) 一种多功能胃液吸引收集装置
CN206533894U (zh) 一种解剖练习用的生物饲养箱
JP3211672U (ja) 害虫捕集具
CN217888557U (zh) 一种园林病虫害防治用喷涂装置
CN2888879Y (zh) 捕鼠装置
CN203575433U (zh) 诱捕器嘴
CN201550521U (zh) 一种捕蟑器的诱捕装置
CN106351164B (zh) 拾便器
JP3212047U (ja) 害虫捕集具
CN2607757Y (zh) 宠物用集便袋
CN201182152Y (zh) 一种粘鼠屋
AU2015201125B2 (en) A Wheelie Bin with a Cleaning & Disinfecting System
CN201667932U (zh) 捕鼠器
JPH03727U (ja)
US20230247966A1 (en) Hygiene device for animals

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees