JP6131876B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に関し、詳しくは、スラットコンベアを用いた搬送装置に関する。
従来、例えば自動車の組立設備や物流設備において、一対のチェーンの間に複数枚のスラット(搬送板)を掛け渡した、いわゆるスラットコンベアを用いた搬送装置が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。上記搬送装置においては、スラットの上側にワークを載置した状態でチェーンを周回させることによりワークを搬送したり、スラットの上側に作業者が起立した状態でチェーンを周回させることにより作業者を移動させたりするのである。
特許文献1に記載のスラットは、搬送方向下流側にチェーンの連結ピンが取り付けられる。特許文献1に記載の搬送装置は、スラットを搬送部から逆送部へ折り返すときに、スラットの搬送方向上流側を逆送部に落下させた後で、スプロケットの形状に沿ってスラットの搬送方向下流側を逆送部に移動させる。
特許文献1に記載の搬送装置は、逆送部の搬送方向両端部の高さ位置をチェーンよりもある程度低くすることで、逆送部の搬送方向両端部に位置するスラットの上下面を搬送方向に対して傾斜させている。
これにより、特許文献1に記載の搬送装置は、逆送部の搬送方向両端部において隣接するスラット間に隙間を形成し、スラットの上面に載った部品を前記隙間から搬送装置の外側に排出している。
特許文献1に記載の搬送装置は、スラットを搬送部から逆送部へ折り返すときに、スラットを搬送装置の内側に向けて落下させる構造となっている。
つまり、特許文献1に記載の搬送装置は、スラットに載った部品を搬送装置の内側に積極的に落下させる構造となっている。
従って、特許文献1に記載の搬送装置は、逆送部において搬送方向に隣接するスラット間に形成する隙間より、部品を排出する機会が多くなってしまう。このため、特許文献1に記載の搬送装置は、前記隙間より部品を排出しきれずに、逆送部においてスラット間に部品が噛み込んでしまう可能性がある。
搬送部(より詳細には、搬送部を形成するための搬送フレーム)には、作業者等が持ち込んだ水滴等が付着することで錆が発生する。
特許文献1に記載の搬送装置は、部品だけでなく、このような錆も搬送装置の内側に積極的に落下させてしまう。
特許文献1に記載の搬送装置において、スラット間に噛み込んだ部品を取り除くため等にスプロケットを逆回転させる場合には、逆送部から搬送部へ折り返すときに、スラットの搬送方向上流側を搬送部まで持ち上げる必要がある。
特許文献1に記載の搬送装置は、このようなスラットを搬送部まで持ち上げるための機構について具体的に開示されていない。
特開2013−151350号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、スラットの破損を防止できるとともに、メンテナンス性を向上できる搬送装置を提供するものである。
本発明に係る搬送装置は、搬送部の搬送方向における下流側端部で、複数枚のスラットの上下面を反転させることなく前記スラットを一枚ずつ前記搬送部から逆送部へ折り返すとともに、前記逆送部の前記搬送方向における下流側端部で、前記スラットの上下面を反転させることなく、前記スラットを一枚ずつ前記逆送部から前記搬送部へ折り返す搬送装置であって、前記逆送部の前記搬送方向における下流側端部に配置され、前記逆送部に位置する前記スラットを上方向に押圧することで、前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を押し上げるポップアップユニットと、前記逆送部の前記搬送方向における下流側端部に配置され、回転することで前記ポップアップユニットによって押し上げられる前記スラットの下面に係合し、前記係合したスラットを前記搬送部まで持ち上げるアームと、を具備し、前記搬送部に位置する前記スラットの前記搬送方向における下流側端部を前記逆送部に移動させた後で、前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を前記逆送部に移動させることで、前記スラットを前記搬送部から前記逆送部へ折り返し、前記逆送部に位置する前記スラットの前記搬送方向における下流側端部を前記搬送部に移動させるときに、前記ポップアップユニットおよび前記アームによって前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を前記搬送部まで持ち上げることで、前記スラットを前記逆送部から前記搬送部へ折り返し、前記スラットを前記逆送部から前記搬送部へ折り返すときには、前記アームの角速度を遅くすることで、前記ポップアップユニットによって押し上げられる前記スラットを前記アームから追い抜かせ、前記アームの角速度を速くすることで、追い抜かせた前記スラットに前記アームを追いつかせて前記スラットの下面に係合させる、ものである。
本発明に係る搬送装置は、前記搬送方向における両端部に配置される回転軸と、前記各回転軸に回転可能に支持されるスプロケットと、前記搬送方向と直交する方向に伸び、前記スラットに取り付けられる連結ピンと、前記スプロケットに取り付けられるとともに前記連結ピンを支持し、前記連結ピンを介して前記スラットに動力を付与するチェーンと、をさらに具備し、前記アームは、前記スラットの下面と係合する係合部材と、前記係合部材を回転可能に支持する支持軸と、を有し、前記搬送装置は、前記アーム側に配置される前記回転軸と前記アームの支持軸とを、異形歯車を介して連結する、ものである。
本発明に係る搬送装置は、前記異形歯車は、楕円歯車である、ものである。
本発明に係る搬送装置は、前記連結ピンは、前記スラットの前記搬送方向における上流側に取り付けられる、ものである。
本発明は、スラットの破損を防止できるとともに、メンテナンス性を向上できる、という効果を奏する。
搬送装置を模式的に示す右側面図。 ガイド機構およびアームの説明図。(a)平面図。(b)平歯車および楕円歯車を示す右側面図。 従動軸からポップアップユニットおよびアームまでの動力の流れを示す説明図。 ポップアップユニットの説明図。(a)右側面図。(b)背面図。 搬送部から逆送部へ折り返す前の状態を示す説明図。 スラットに載った部品を落下させる様子を示す説明図。(a)スラットの前端部を逆送部に向けて落下させる状態を示す図。(b)スラットの後端部を駆動軸と同程度の高さ位置まで移動させる状態を示す図。 搬送部から逆送部への折り返しが完了する様子を示す図。(a)スラットの後端部を駆動スプロケットの底部まで移動させる状態を示す図。(b)高搬送面を移動させる状態を示す図。 逆送部から搬送部へ折り返す前の状態を示す説明図。(a)スラットの状態を示す図。(b)楕円歯車の状態を示す図。 スラット間に隙間を形成する様子を示す説明図。(a)スラットを押し上げた状態を示す図。(b)図9(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)係合部材を待機させる状態を示す図。(d)図9(c)における楕円歯車の状態を示す図。 係合部材がスラットを追いかける様子を示す説明図。(a)速い角速度で係合部材が回転する状態を示す図。(b)図10(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)隙間に係合部材の先端部を進入させる状態を示す図。(d)図10(c)における楕円歯車の状態を示す図。 アームがスラットを持ち上げる様子を示す説明図。(a)係合部材がスラットに追いついた状態を示す図。(b)図11(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)係合部材がスラットを持ち上げる状態を示す図。(d)図11(c)における楕円歯車の状態を示す図。 スラットの後端部を搬送部から離間させる様子を示す説明図。(a)離間させた直後の状態を示す図。(b)図12(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)スラットの後端部を従動軸よりもやや低い位置まで移動させる状態を示す図。(d)図12(c)における楕円歯車の状態を示す図。 スラットの後端部を従動軸よりも高い位置まで移動させる様子を示す説明図。(a)移動前の状態を示す図。(b)図13(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)移動時の状態を示す図。(d)図13(c)における楕円歯車の状態を示す図。 搬送方向上流側のスラットとの干渉を回避する様子を示す説明図。(a)搬送方向上流側のスラットとの位置関係を示す図。(b)図14(a)における楕円歯車の状態を示す図。(c)搬送方向上流側のスラットと引き続き離間している状態を示す図。(d)図14(c)における楕円歯車の状態を示す図。 駆動スプロケットを逆回転させた場合における、逆送部から搬送部への折り返しを開始する様子を示す説明図。(a)スラットの後端部が駆動スプロケットの底部に位置している状態を示す図。(b)スラットの後端部を駆動軸と同程度の高さ位置まで移動させる状態を示す図。 駆動スプロケットを逆回転させた場合における、逆送部から搬送部への折り返しが完了する様子を示す説明図。(a)スラットの後端部を駆動スプロケットの頂部まで移動させる状態を示す図。(b)連結ピンを中心としてスラットを回転させる状態を示す図。 駆動スプロケットを逆回転させた場合における、搬送部から逆送部への折り返しを開始する様子を示す説明図。(a)スラットが搬送部に位置している状態を示す図。(b)係合部材がスラットを持ち上げる状態を示す図。 駆動スプロケットを逆回転させた場合における、搬送部から逆送部への折り返しの最中の様子を示す説明図。(a)スラットの後端部を駆動軸と同程度の高さ位置まで移動させる状態を示す図。(b)スラットの後端部を従動スプロケットの底部まで移動させる状態を示す図。 駆動スプロケットを逆回転させた場合における、搬送部から逆送部への折り返しが完了する様子を示す説明図。(a)係合部材とスラットの前端部との干渉を回避する状態を示す図。(b)スラットの上下面が前後方向に対して平行な姿勢となる状態を示す図。 異形歯車の変形例を示す図。
以下では、本実施形態の搬送装置1について説明する。
搬送装置1は、図1に示すように、被搬送物が載置される複数枚のスラット30を、無端状に駆動させて被搬送物(例えば、人や製品や車両等)を搬送する、いわゆるスラットコンベアである。
搬送装置1は、ベースプレート10、搬送フレーム20、複数枚のスラット30、駆動機構40、およびガイド機構50等を具備する。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示す矢印F方向を前方向として「搬送装置1の前後方向」を規定する。また、図1に示す矢印U方向を上方向として「搬送装置1の上下方向」を規定する。そして、図2(a)に示す矢印L方向を左方向として「搬送装置1の左右方向」を規定する。
ベースプレート10は、スラット30を支持するものである。ベースプレート10の上面には、高搬送面11および低搬送面12が形成される。
高搬送面11は、ベースプレート10の後端部から前後中途部に形成される、前後方向に沿った水平面である。高搬送面11の高さ位置は、低搬送面12の高さ位置よりも高い。
低搬送面12は、ベースプレート10の前端部に形成される。低搬送面12の後端部は、高搬送面11の前端部に向かう傾斜面として形成される。低搬送面12の前後中途部から前端部までは、前方向に沿って伸びる平面として形成される。
図1に示すように、搬送フレーム20は、ベースプレート10の上方に配置され、搬送装置1の上側を移動するスラット30を支持するものである。ベースプレート10の各搬送面11・12と搬送フレーム20との間には、スラット30の厚み(スラット30の上下方向の長さ寸法)よりも大きな隙間が形成され、前記隙間をベースプレート10の各搬送面11・12に位置するスラット30が通過する。
搬送フレーム20は、前後方向の長さ寸法が長く、かつ、左右方向の長さ寸法が短い略板状の金属部材によって構成される。搬送フレーム20は、搬送装置1の左右両端部に左右方向に間隔をあけて配置される。
本実施形態の搬送装置1では、搬送フレーム20の上面が搬送部2として形成される。また、ベースプレート10の上面(各搬送面11・12)が、逆送部3として形成される。
搬送部2と逆送部3とは、スラット30が円滑に移動できるように、摩擦係数の低い滑らかな平面に構成されている。
スラット30は、プラスチック、鉄、およびアルミニウム等からなる略板状部材であり、前後方向に隣接した状態で、搬送部2および逆送部3に配設される。
スラット30は、左右両端部が左右両側の搬送フレーム20より左右方向に突出している。スラット30の下面には、ブロック31が取り付けられる。
ブロック31は、前後方向を長手方向とする略直方体状に形成される。ブロック31の後端部には、左右方向における外側面に略円状の穴部が形成される。ブロック31は、スラット30の左右両端部、より詳細には、左右両側の搬送フレーム20の左右外側方に一つずつ配置される。
ブロック31は、前後方向中心部がスラット30の前後方向中心部よりも後側に配置されるように、スラット30の下面に取り付けられる。
スラット30は、ブロック31の穴部に後述する駆動機構40の連結ピン46が嵌め込まれることで、駆動機構40のチェーン45に回転可能に支持される。
スラット30の前端面は、スラット30の回転軌跡に対応する形状に形成される。より詳細には、スラット30の前端面は、上下両端部がスラット30の回転軌跡上に位置する直線状に形成される。
なお、スラットの前端面の形状は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、スラットの回転軌跡に沿った曲線状であっても構わない。
スラット30の後端面は、スラット30の前端面と略同一の形状に形成される。つまり、スラット30は、側面視において略平行四辺形状に形成される。
搬送部2において、スラット30には、被搬送物が載せられる。駆動機構40は、このような搬送部2に位置するスラット30を前方向に移動させるとともに、逆送部3に位置するスラット30を後方向に移動させる。
つまり、本実施形態において搬送方向は、搬送部2に位置するスラット30を移動させる前方向であり、搬送方向と反対の方向は、逆送部3に位置するスラット30を移動させる後方向である(図1に示す矢印参照)。
駆動機構40は、駆動軸41、駆動スプロケット42、従動軸43、従動スプロケット44、チェーン45、および連結ピン46等を備える。
駆動軸41は、左右方向を軸方向として搬送部2の前方に配置される。駆動軸41は、搬送装置1の右端部から左端部まで左右方向に長く伸びている。駆動軸41は、所定のスプロケットおよびチェーン等を介してモータの回転軸と連結される。
各スプロケット42・44、従動軸43、チェーン45、および連結ピン46は、搬送装置1の左右両側にそれぞれ配置される。各スプロケット42・44、従動軸43、チェーン45、および連結ピン46は、搬送装置1の左右中心部を基準として、左右対称に配置される。
このため、以下では、各スプロケット42・44、従動軸43、チェーン45、および連結ピン46については、右側に配置される各スプロケット42・44、従動軸43、チェーン45、および連結ピン46についてのみ説明を行う。
駆動スプロケット42は、駆動軸41の右側に取り付けられる。駆動スプロケット42は、スラット30の右方に配置される。駆動スプロケット42は、ベースプレート10の低搬送面12の上方に配置される。駆動スプロケット42の外径(最も径方向外側までの長さ寸法)は、スラット30の前後方向の長さ寸法よりも短い。
駆動スプロケット42は、駆動軸41の回転に伴って回転する。
従動軸43は、左右方向を軸方向として搬送部2の後方に配置される。従動軸43の左端部(左右方向における内側の端部)は、スラット30の右方に配置される。
つまり、本実施形態の駆動軸41および従動軸43は、前後両端部(搬送方向における両端部)に配置される回転軸である。
従動スプロケット44は、従動軸43の左端部に取り付けられる(図4(a)参照)。従動スプロケット44は、スラット30の右方に配置される。従動スプロケット44は、駆動スプロケット42と同一の形状に形成される。
つまり、本実施形態の各スプロケット42・44は、駆動軸41および従動軸43に回転可能に支持されるスプロケットである。
チェーン45は、各スプロケット42・44に掛け渡されて取り付けられる無端状のチェーンである。チェーン45の周回軌跡は、側面視において各スプロケット42・44の捲回部分を直線的に繋いだトラック形状に形成される。
このように、駆動スプロケット42、従動軸43、従動スプロケット44、およびチェーン45は、スラット30とは干渉しない位置、すなわち、スラット30の左右外側方に配置される(図4(b)参照)。
従動スプロケット44は、チェーン45を介して駆動スプロケット42の動力が伝達され、駆動スプロケット42の回転に伴って回転する。
連結ピン46は、チェーン45に支持されて、チェーン45のプレートより左方向(左右方向内側、すなわち、搬送方向と直交する方向)に伸びる。連結ピン46は、スラット30の前後方向に沿った長さ寸法と同じ距離だけ離れた状態でチェーン45に複数配置される。
連結ピン46は、ブロック31の穴部と略同一形状に形成される。連結ピン46は、スラット30の穴部に嵌め込まれることで、スラット30に取り付けられる(図4(b)参照)。
これにより駆動機構40は、ブロック31を介してスラット30の後端部30bを回転可能、すなわち、スラット30の前端部30aを揺動可能に支持する。
チェーン45は、各スプロケット42・44の回転に伴って周回し、連結ピン46を介してスラット30に動力を付与する。
逆送部3の高搬送面11は、逆送部3に位置するスラット30を支持する連結ピン46よりもやや高い位置に形成される。高搬送面11に配置されるスラット30は、前後方向に対して平行な姿勢となる。
低搬送面12は、逆送部3に位置するスラット30を支持する連結ピン46よりも低い位置に形成される。従って、低搬送面12に配置されるスラット30は、前後方向に対して傾斜する姿勢となる。
ガイド機構50は、スラット30を逆送部3から搬送部2へ持ち上げるためのものである。
図1および図2に示すように、ガイド機構50は、動力伝達部60、ポップアップユニット70、およびアーム80を備える。
動力伝達部60は、ポップアップユニット70およびアーム80に動力を伝達するものである。動力伝達部60は、搬送部2の後方、すなわち、逆送部3の後端部に配置される。
動力伝達部60は、搬送装置1の左右両側にそれぞれ配置される。左右両側の動力伝達部60は、搬送装置1の左右中心部を基準として、左右対称に配置される。
このため、以下では、右側に配置される動力伝達部60についてのみ説明を行う。
動力伝達部60は、平歯車61・62および動力伝達軸63を有する。
平歯車61は、従動軸43の右端部に取り付けられる。平歯車62は、動力伝達軸63の左端部に取り付けられる。各平歯車61・62は、互いに噛み合う。
動力伝達軸63は、後述するポップアップユニット70のポップアップカム74およびアーム80の支持軸83に動力を伝達するものである。
動力伝達軸63は、左右方向を軸方向として従動軸43の前方に配置される。動力伝達軸63の左端部(左右方向における内側の端部)は、チェーン45の右方に配置される。動力伝達軸63の右端部は、従動軸43の右方に配置される。
つまり、動力伝達軸63は、スラット30とは干渉しない位置に配置される。
図2および図3に示すように、動力伝達部60は、各平歯車61・62を介して従動軸43の回転を動力伝達軸63に伝達し、動力伝達軸63を従動軸43とは反対方向に回転させる。
図1および図4に示すように、ポップアップユニット70は、逆送部3に位置するスラット30を押し上げるものである。ポップアップユニット70は、逆送部3の後端部(逆送部3の搬送方向における下流側端部)に配置される。
ポップアップユニット70は、昇降フレーム71、バネ72、第一ローラ73、ポップアップカム74、および第二ローラ75を有する。
昇降フレーム71は、左右方向を長手方向とする略板状の部材である。昇降フレーム71の左右両端部は、左右両側の動力伝達軸63の下方に配置される。
昇降フレーム71の左右両端部の下側には、前後方向を長手方向とするとともに、前後両端部が昇降フレーム71より前後方向に突出する板状部材71aが取り付けられる。
板状部材71aは、前後方向に間隔をあけて配置され、上下方向に沿って伸びる支柱71bに取り付けられる。支柱71bは、例えば、搬送フレーム20を支持するフレーム等に固定される。
これにより、昇降フレーム71は、板状部材71aを介して上下方向に移動可能、すなわち、昇降可能に、支柱71bに取り付けられる。
バネ72、第一ローラ73、ポップアップカム74、および第二ローラ75は、搬送装置1の左右両側にそれぞれ配置される。左右両側のバネ72、第一ローラ73、ポップアップカム74、および第二ローラ75は、搬送装置1の左右中心部を基準として、左右対称に配置される。
このため、以下では、バネ72、第一ローラ73、ポップアップカム74、および第二ローラ75については、右側に配置されるバネ72、第一ローラ73、ポップアップカム74、および第二ローラ75についてのみ説明を行う。
バネ72は、前後両側の支柱71bにそれぞれ取り付けられる。バネ72の両端部は、板状部材71aおよび受け部材72aと接触する。受け部材72aは、板状部材71aの下方に配置され、前後両側の支柱71bにそれぞれ固定される略板状の部材である。
バネ72は、板状部材71a、すなわち、昇降フレーム71を上側に付勢する。
第一ローラ73は、連結部材73aを介して昇降フレーム71の右端部に取り付けられる。第一ローラ73は、各スプロケット42・44と同一方向または反対方向に回転可能に構成され、動力伝達軸63の下方に配置される。
ポップアップカム74は、円板の一部を切り欠いたような形状に形成される。ポップアップカム74は、動力伝達軸63の右端部に取り付けられる。
ポップアップカム74は、下端部が第一ローラ73と接触する。
第二ローラ75は、連結部材75aを介して昇降フレーム71の左右中途部に取り付けられる。第二ローラ75は、各スプロケット42・44と同一方向または反対方向に回転可能に構成され、逆送部3の高搬送面11に位置するスラット30(図4(b)に示すスラット30参照)の下面と接触する。
図3および図4に示すように、このように構成されるポップアップユニット70は、動力伝達部60の動力伝達軸63の回転によってポップアップカム74を回転させる。つまり、搬送装置1は、従動軸43とポップアップカム74とを各平歯車61・62によって同期させる。
このとき、ポップアップユニット70は、ポップアップカム74の切り欠かれていない部分を第一ローラ73に接触させることで、第一ローラ73を下方向に押圧する。
これにより、ポップアップユニット70は、昇降フレーム71を下降させるとともに第二ローラ75を下降させ、第二ローラ75の頂部(上端部)を高搬送面11と同じ高さ位置に移動させる。
また、ポップアップユニット70は、ポップアップカム74を回転させてポップアップカム74の切り欠かれている部分を第一ローラ73に接触させることで、第一ローラ73に対する下方向への押圧を解除する。
これにより、ポップアップユニット70は、バネ72の付勢力によって昇降フレーム71を上昇させるとともに第二ローラ75を上昇させ、第二ローラ75の頂部を高搬送面11よりも高い位置に移動させる。
ポップアップユニット70は、第二ローラ75の上昇動作によって、逆送部3に位置するスラット30の前端部30bを押し上げる(図9参照)。
このように、ポップアップユニット70は、ポップアップカム74を回転させることによって、ポップアップカム74の形状に応じて昇降フレーム71および第二ローラ75等を昇降させる。
図1および図2に示すように、アーム80は、ポップアップユニット70によって押し上げられたスラット30の前端部30aを持ち上げるものである。
アーム80は、逆送部3の後端部(逆送部3の搬送方向における下流側端部)、より詳細には、ポップアップユニット70の前方に配置される。アーム80は、楕円歯車81・82、支持軸83、および係合部材84・85を有する。
各楕円歯車81・82および係合部材84・85は、搬送装置1の左右両側にそれぞれ配置される。左右両側の各楕円歯車81・82および係合部材84・85は、搬送装置1の左右中心部を基準として、左右対称に配置される。
このため、以下では、各楕円歯車81・82および係合部材84・85については、右側に配置される各楕円歯車81・82および係合部材84・85についてのみ説明を行う。
楕円歯車81は、動力伝達軸63の左右中途部に取り付けられる。楕円歯車82は、支持軸83の右端部に取り付けられる。各楕円歯車81・82は、互いに噛み合う。
支持軸83は、左右方向を軸方向として動力伝達軸63の前方、かつ、動力伝達軸63と同じ高さ位置に配置される。支持軸83は、搬送装置1の右端部から左端部まで左右方向に長く伸びている。
図1および図2に示すように、各係合部材84・85は、板状の部材の両端部を垂直に折り曲げたような略U字状に形成される。各係合部材84・85は、支持軸83の中心を基準として等間隔に位相をずらした状態で、支持軸83の左右中途部に回転可能に支持される。各係合部材84・85は、垂直に折り曲げた部分の一方が支持軸83の外周面に接続されている。
各係合部材84・85は、先端部が逆送部3に最も接近したときに、逆送部3と接触しないような形状に形成される。
各係合部材84・85の先端部は、支持軸83の回転によって支持軸83の下方まで移動したときに、ポップアップユニット70によって押し上げられるスラット30の下方に配置される(図10(c)参照)。
また、各係合部材84・85の先端部は、支持軸83の回転によって支持軸83の上方まで移動したときに、搬送部2と同程度の高さ位置に配置される。
図2および図3に示すように、このように構成されるアーム80は、動力伝達部60の動力伝達軸63の回転によって動力伝達軸63側の楕円歯車81を回転させる。
そして、アーム80は、楕円歯車81の回転によって支持軸83側の楕円歯車82を回転させ、支持軸83を回転させる。
これにより、アーム80は、動力伝達部60から動力が伝達されて各係合部材84・85を回転させる。
このとき、各係合部材84・85は、ポップアップカム74を動作させる動力伝達軸63より動力が伝達されるため、ポップアップカム74と同時進行で動作する。
つまり、搬送装置1は、従動軸43(すなわち、スラット30)と、ポップアップカム74と、各係合部材84・85とを動力伝達部60によって同期させている。
次に、搬送装置1の動作について説明する。
図1に示すように、搬送装置1は、モータからの動力を駆動軸41に伝達して駆動軸41を図1における時計回り方向に回転させ、駆動スプロケット42を回転させる。搬送装置1は、チェーン45を介して従動スプロケット44を回転させ、チェーン45を前後方向に沿って周回させる。
これにより、駆動機構40は、スラット30に駆動力を付与してスラット30を移動させる(図1に示す矢印参照)。
このとき、駆動機構40は、搬送部2に位置するスラット30を前方向に移動させ、搬送部2の前方でスラット30を搬送部2から逆送部3へ折り返す。
また、駆動機構40は、逆送部3に位置するスラット30を後方向に移動させ、ガイド機構50の動作によって逆送部3の後端部でスラット30を逆送部3から搬送部2へ折り返す。
このように、搬送装置1は、スラット30を、搬送部2に沿って前方向に連続的に移動させるとともに、逆送部3に沿って後方向に連続的に移動させる。
以下では、スラット30を搬送部2から逆送部3へ折り返すときの動作について詳細に説明する。
以下では、説明の便宜上、図5に示すスラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返すときの動作について説明する。
図5から図7においては、図面を見やすくするために、スラット30Cの搬送方向下流側を移動するスラット30A・30B、および搬送方向上流側を移動するスラット30Dのみを記載している。
図5に示す状態において、スラット30Cは、前端部30aが搬送部2より前方向に突出した状態となっている。スラット30Cは、上下面が搬送方向に対して平行な姿勢となっている。
図6(a)に示すように、駆動スプロケット42が回転してスラット30Cの後端部30bが駆動スプロケット42の頂部まで搬送されるとき、スラット30Cの前端部30aは、スラット30Cの自重によって逆送部3に向けて落下する。
つまり、スラット30Cは、連結ピン46を回転中心として図6(a)における時計回り方向に回転する。そして、スラット30Cの前端部30aは、スラット30Bの上面と接触する。
これにより、搬送装置1は、スラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返すときに、スラット30Cの上下面をチェーン45の外側に向けて傾斜させる。
これによれば、搬送装置1は、スラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返すときに、搬送部2の移動中にスラット30Cの上面に載った部品(例えば、作業者等が誤って落としてしまった部品)等を、チェーン45の外側に積極的に排出できる(図6(a)に黒塗りで示す矢印参照)。
ここで、搬送部2(より詳細には、搬送部2を形成するための搬送フレーム20)には、作業者等が持ち込んだ水滴等が付着することで錆が発生する。
本実施形態の搬送装置1は、スラット30Cを逆送部3へ折り返すときに、スラット30Cの上下面をチェーン45の外側に向けて傾斜させることで、このような錆をチェーン45の外側に掃き出すことができる。
つまり、本実施形態の搬送装置1は、部品だけでなく、搬送フレーム20にて発生する錆もチェーン45の外側に積極的に排出できる。
図6(b)に示すように、駆動スプロケット42がさらに回転してスラット30Cの後端部30bが駆動軸41と同程度の高さ位置まで移動するとき、スラット30Cの前端部30aは、スラット30Bの上面を滑って前方向に移動する。そして、スラット30Cの前端部30aは、スラット30Bの上面から落下し、逆送部3と接触する。
このとき、スラット30Cの後端部30bは、駆動スプロケット42の形状に沿って移動する。
図7(a)に示すように、駆動スプロケット42がさらに回転してスラット30Cの後端部30bが駆動スプロケット42の底部まで移動することで、スラット30Cの後端部30bは、駆動スプロケット42の形状に沿って移動して、逆送部3に配置される。
このように、搬送装置1は、搬送部2に位置するスラット30Cの前端部30a(搬送方向における下流側端部)を逆送部3に移動させた後で、スラット30Cの後端部30b(搬送方向における上流側端部)を逆送部3に移動させることで、スラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返す。
これによれば、搬送装置1は、逆送部3への折り返し動作時に、前記部品および前記錆等をチェーン45の外側に積極的に排出できる(図6に示す矢印参照)。
従って、搬送装置1は、スラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返すときに、チェーン45の内側に浸入する部品の数を減らすことができる。
このため、搬送装置1は、逆送部3においてスラット30間に部品が噛み込んでしまうことを防止できる。
これにより、搬送装置1は、スラット30の間に部品が噛み込むことでスラット30の姿勢が変化してしまい、その結果、搬送部2への折り返し動作等においてスラット30同士が干渉してしまうことを抑制できる。
つまり、搬送装置1は、スラット30の破損を防止できる。
また、搬送装置1は、逆送部3への折り返し動作時に、逆送部3に位置するスラット30の上面に錆が付着する頻度を減らすことができる。
従って、搬送装置1は、スラット30の上面等を錆等で汚れにくくすることができる。
これによれば、搬送装置1は、長期間清掃することなく継続して使用できる。つまり、搬送装置1は、メンテナンス性を向上できる。
本実施形態において、逆送部3へ折り返した直後のスラット30Cは、逆送部3の低搬送面12に配置される。
従って、スラット30Cの上下面は、前端部30aが後端部30bよりも低くなるように、前後方向に対して傾斜する姿勢となる。これは、搬送方向上流側のスラット30Bにおいても同様である。
これにより、搬送装置1は、逆送部3へ折り返したスラット30Bの前端部30aとスラット30Cの後端部30bとの間に隙間を形成している。
これによれば、搬送装置1は、搬送部2より部品が落下した場合でも、スラット30B・30Cの隙間より部品を外側に排出できる。
つまり、本実施形態の搬送装置1は、逆送部3の前端部(逆送部3の搬送方向における上流側端部)に低搬送面12を形成することで、より確実に部品を外側に排出できる。
従って、搬送装置1は、スラット30の破損を効果的に防止できる。
図7(b)に示すように、駆動スプロケット42がさらに回転するとき、スラット30Cは、上下面が傾斜する姿勢のままで逆送部3の低搬送面12を移動し、その後、高搬送面11を移動する。
これにより、スラット30Cは、上下面が前後方向に対して平行な姿勢となり、逆送部3を移動する。
搬送装置1は、このような動作を繰り返し行うことにより、搬送部2の前端部(搬送方向における下流側端部)で、複数枚のスラット30の上下面を反転させることなくスラット30を一枚ずつ搬送部2から逆送部3へ折り返す。
以下では、スラット30を逆送部3から搬送部2へ折り返すときの動作について詳細に説明する。
以下では、説明の便宜上、図8に示すスラット30Eを逆送部3から搬送部2へ折り返すときの動作について説明する。
図8から図14においては、図面を見やすくするために、スラット30Eおよびスラット30Eの前側(搬送方向上流側)に位置するスラット30Fのみを記載している。
図8に示す状態において、スラット30Eの後端部30bは、逆送部3の後端部、より詳細には、従動軸43と支持軸83との間に配置される。スラット30Eの前端部30aは、各係合部材84・85の前方に配置される。
本実施形態の連結ピン46は、部品等をチェーン45の外側に積極的に排出するために、スラット30Eの後側に取り付けられている。
このため、スラット30Eは、前述した搬送部2から逆送部3への折り返し動作と同じように従動スプロケット44を回転させるだけでは、前端部30aが逆送部3またはスラット30Fの上面等に接触したままの状態となってしまう。
つまり、スラット30Eは、従動スプロケット44を回転させるだけでは逆送部3から搬送部2へ折り返すことができない。
そこで、搬送装置1は、ガイド機構50によってスラット30Eの前端部30aを持ち上げて、スラット30Eの逆送部3から搬送部2への折り返し動作を成立させている。
図8に示す状態において、ポップアップユニット70の第一ローラ73は、ポップアップカム74によって下方向に押圧されている(図4参照)。つまり、第二ローラ75は、頂部が高搬送面11と同じ高さ位置に配置された状態で、スラット30Eの後側と接触している。
支持軸83側の楕円歯車82は、小径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の大径部側と噛み合っている。
各係合部材84・85の先端部は、支持軸83の前方および後方に配置される。
図4および図9に示すように、従動スプロケット44が回転してスラット30Eの前端部30aが第二ローラ75の後方まで移動するとき、ポップアップユニット70のポップアップカム74は、従動軸43の回転に伴って回転する。
第一ローラ73は、ポップアップカム74の回転によって、ポップアップカム74による押圧がある程度解除される。従って、第二ローラ75は、スラット30Eの前端部30aを押し上げる。
これにより、スラット30Eは、連結ピン46を回転中心として図9における反時計回り方向に回転する。スラット30Eの前端部30aとスラット30Fの後端部30bとの間には、隙間Cが形成される。
このとき、アーム80の各係合部材84・85は、従動軸43の回転に伴って回転し、従動スプロケット44と同じ方向、すなわち、図9における時計回り方向に回転する(図3参照)。
この時点において、支持軸83側の楕円歯車82は、動力伝達軸63側の小径部側が楕円歯車81の大径部側と噛み合った状態で従動軸43の回転に伴って回転した後、中径部側が楕円歯車81の中径部側と噛み合う。このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも遅い角速度で回転する。
これにより、搬送装置1は、係合部材84の回転量を一時的に減少させ、スラット30Eの前端部30aが係合部材84の先端部よりも後方に移動するまで、すなわち、係合部材84がスラット30Eに追い抜かれるまで係合部材84を待機させる。
このように、搬送装置1は、スラット30Eを逆送部3から搬送部2へ折り返すときには、アーム80の各係合部材84・85の角速度を遅くすることで、ポップアップユニット70によって押し上げられるスラット30Eをアーム80の係合部材84から追い抜かせる。
図4および図10に示すように、従動スプロケット44がさらに回転してスラット30Eが係合部材84を追い抜いたとき、従動軸43の回転に伴うポップアップカム74の回転によって、第一ローラ73は、ポップアップカム74による押圧が解除される。
このため、第二ローラ75は、引き続きスラット30Eを押し上げ、スラット30E・30F間に隙間Cを形成する。
この時点において、支持軸83側の楕円歯車82は、大径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の小径部側と噛み合った状態で、従動軸43の回転に伴って回転する。このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも速い角速度で回転する。
つまり、係合部材84は、追い抜かれたスラット30Eを速やかに追いかける。
これにより、搬送装置1は、係合部材84の先端部を隙間Cに進入させる。
図11(a)および図11(b)に示すように、従動スプロケット44がさらに回転するとき、支持軸83側の楕円歯車82は、大径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の小径部側と噛み合った状態で、引き続き従動軸43の回転に伴って回転する。
このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも速い角速度で引き続き回転する。
これにより、搬送装置1は、係合部材84の回転量を一時的に増大させ、回転に伴う係合部材84の後方向への移動量を、スラット30Eの後方向への移動量よりも多くしているのである。
これによれば、搬送装置1は、係合部材84をスラット30Eに追いつかせる、すなわち、係合部材84の先端部をスラット30Eの下面に係合させることができる。
図4、図11(c)、および図11(d)に示すように、係合部材84がスラット30Eに追いついた後で、従動軸43の回転に伴うポップアップカム74の回転によって、第一ローラ73は、下方向に押圧される。このため、第二ローラ75の頂部は、高搬送面11と同じ高さ位置に配置される。つまり、第二ローラ75は、スラット30Eより離間する。
これにより、スラット30Eの前端部30aは、係合部材84によって持ち上げられることとなる。
このとき、支持軸83側の楕円歯車82は、中径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の中径部側と噛み合った状態で、従動軸43の回転に伴って回転する。
このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44と同程度の角速度で回転する。
この時点において、スラット30Eの後端部30bは、従動スプロケット44の形状に沿って回転する。
つまり、スラット30Eは、従動スプロケット44とアーム80とによって、逆送部3と接触することなく持ち上げられる。
第一ローラ73は、次のスラット30Fを押し上げるタイミングになるまで、ポップアップカム74によって下方向に押圧される。
このため、第二ローラ75の頂部は、次のスラット30Fを押し上げるタイミングになるまで、高搬送面11と同じ高さ位置に配置される。
このように、搬送装置1は、スラット30Eを逆送部3から搬送部2へ折り返すときに、アーム80の各係合部材84・85の角速度を速くすることで、追い抜かせたスラット30Eにアーム80の係合部材84を追いつかせてスラット30Eの下面に係合させる。
また、ポップアップユニット70は、逆送部3に位置するスラット30Eを上方向に押圧することで、スラット30Eの前端部30a(搬送方向における上流端部)を押し上げる。
図12(a)および図12(b)に示すように、従動スプロケット44が回転してスラット30Eが従動スプロケット44の形状に沿って移動するとき、支持軸83側の楕円歯車82は、小径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の大径部側と噛み合った状態で、従動軸43の回転に伴って回転する。
このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも遅い角速度で回転する。
図12(c)および図12(d)に示すように、スラット30Eの後端部30bが従動スプロケット44の形状に沿ってある程度の位置まで(例えば、底部から45°程度)移動するとき、スラット30Eは、後方向への移動量よりも上方向への移動量の方が多くなる。
この時点においても、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも遅い角速度で回転する。
これにより、搬送装置1は、係合部材84の回転量を一時的に減少させ、回転に伴う係合部材84の後方向への移動量を、スラット30Eの後方向への移動量に合わせているのである。
これによれば、搬送装置1は、スラット30Eの前端部30aと係合部材84の先端部とが干渉することを防止できる。
図13に示すように、従動スプロケット44がさらに回転してスラット30Eの後端部30bが従動軸43と同程度の高さ位置まで移動するとき、支持軸83側の楕円歯車82は、小径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の大径部側と噛み合った状態で、従動軸43の回転に伴って回転する。
このため、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも遅い角速度で回転する。
図14に示すように、従動スプロケット44がさらに回転してスラット30Eの後端部30bが従動軸43よりも高い位置まで移動するときも、各係合部材84・85は、従動スプロケット44よりも遅い角速度で引き続き回転する。
これにより、搬送装置1は、係合部材84によってスラット30Eの前端部30aを緩やかに搬送部2に向けて持ち上げつつ係合部材85の回転量を減らし、スラット30Fに係合部材85が追い抜かれるまで係合部材85を待機させる。
つまり、搬送装置1は、アーム80の各係合部材84・85の角速度を変化させることにより、各係合部材84・85を等速で回転させた場合において困難な、スラット30Eの追い抜き動作とスラット30Eへの追いつき動作との両立を実現しているのである。
ここで、スラット30Eを持ち上げた後で、係合部材84が従動スプロケット44と同程度または速い角速度で回転した場合、スラット30Eの前端部30aは、早い段階(例えば、図14(a)に示す段階)で搬送部2と同程度の高さ位置まで持ち上げられてしまう可能性がある。
この場合、スラット30Eの前端部30aは、直前に搬送部2へ折り返したスラット30(図14に二点鎖線で示すスラット30参照)と干渉してしまう。
そこで、搬送装置1は、スラット30Eを持ち上げた後で、各係合部材84・85を遅い角速度で回転させることにより、スラット30Eが直前に折り返したスラット30と干渉することを防止している。
搬送装置1は、従動スプロケット44をさらに回転させることで、スラット30Eの後端部30bを従動スプロケット44の形状に沿って移動させるとともに、スラット30Eの前端部30aを係合部材84によって搬送部2と同じ高さ位置まで持ち上げる。
その後、搬送装置1は、従動スプロケット44をさらに回転させることでスラット30Eを前方向に移動させ、スラット30Eの前端部30aを搬送部2に載せる。
このように、搬送装置1は、逆送部3に位置するスラット30Eの後端部30b(搬送方向における下流側端部)を搬送部2に移動させるときに、ポップアップユニット70およびアーム80によってスラット30Eの前端部30a(搬送方向における上流側端部)を搬送部2まで持ち上げる。
これにより、搬送装置1は、逆送部3に位置するスラット30Eを逆送部3から搬送部2へ折り返す。
本実施形態の搬送装置1は、動力伝達部60によって、従動軸43(従動スプロケット44)の回転動作にポップアップユニット70およびアーム80の動作を同期させている(図3参照)。
これによれば、搬送装置1は、スラット30の動作に合わせてタイミングよくポップアップユニット70およびアーム80を動作させることができる。
搬送装置1は、このような動作を繰り返し行うことにより、逆送部3の後端部(搬送方向における下流側端部)で、スラット30の上下面を反転させることなく、スラット30を一枚ずつ逆送部3から搬送部2へ折り返す。
また、アーム80は、回転することでポップアップユニット70によって押し上げられるスラット30を搬送部2まで持ち上げる。
以下では、駆動スプロケット42を逆回転させた場合における、逆送部3から搬送部2への折り返し動作について説明する。
以下では、説明の便宜上、図15に示すスラット30Cを搬送部2から逆送部3へ折り返すときの動作について説明する。
図15および図16においては、図面を見やすくするために、スラット30Cと、スラット30Cと隣接するスラット30B・30Dのみを記載している。
駆動スプロケット42を逆回転させた場合、搬送装置1は、駆動スプロケット42側でスラット30Cを逆送部3から搬送部2へ折り返すこととなる。
図15(a)に示す状態において、スラット30Cの後端部30bは、駆動スプロケット42の底部に配置される。
逆送部3から搬送部2へ折り返すとき、図15(b)および図16(a)に示すように、スラット30Cの後端部30bは、駆動スプロケット42の形状に沿って移動して、駆動スプロケット42の頂部に配置される。
図16(b)に示すように、スラット30Cの前端部30aは、スラット30Cの後端部30bが搬送部2まで移動するときに、スラット30Cの下面と搬送部2との接触部分を支点として上側に回転する(図16(b)のスラット30Cの下方に示す矢印参照)。
このように、搬送装置1は、駆動スプロケット42を逆回転させるだけで、すなわち、逆回転を成立させるための機構を別途設けることなく、駆動スプロケット42側でスラット30を逆送部3から搬送部2へ折り返すことができる。
次に、駆動スプロケット42、すなわち、従動スプロケット44を逆回転させた場合における、搬送部2から逆送部3への折り返し動作について説明する。
以下では、説明の便宜上、図17に示すスラット30Eを搬送部2から逆送部3へ折り返すときの動作について説明する。
図17から図19においては、図面を見やすくするために、スラット30Eと、スラット30Eと隣接するスラット30Fのみを記載している。
スラット30Fは、駆動スプロケット42を逆回転させた場合における、スラット30Eの搬送方向上流側、すなわち、後側に配置されるスラットである。
駆動スプロケット42を逆回転させた場合、搬送装置1は、従動スプロケット44側でスラット30Eを搬送部2から逆送部3へ折り返すこととなる。
図17(a)に示す状態において、スラット30Eの後端部30bは、搬送部2より後方向に突出した状態となっている。スラット30Eの前端部30aは搬送部2の後端部に配置される。
ここで、従動軸43は、各平歯車61・62を介して動力伝達軸63と連結されるとともに、各楕円歯車81・82等を介して支持軸83と連結されている(図2参照)。
従って、ポップアップユニット70のポップアップカム74およびアーム80の各係合部材84・85は、従動軸43の逆回転に伴って逆回転する。
このため、ポップアップカム74および各係合部材84・85は、搬送部2から逆送部3へ折り返したときとは反対の動作を行うこととなる。また、各係合部材84・85は、角速度を変化させながら回転することとなる。
図17(b)に示すように、スラット30Eは、従動スプロケット44が逆回転して前端部30aが搬送部2の後方まで移動したときに、アーム80の係合部材84の先端部に支持される。
このため、図18(a)に示すように、スラット30Eの前端部30aは、後端部30bが従動スプロケット44の形状に沿って移動するときに、従動スプロケット44およびアーム80の係合部材84に持ち上げられた状態で逆送部3に接近する。
つまり、スラット30Eは、従動スプロケット44を逆回転させるときに、前端部30aが搬送部2より落下することなく、逆送部3に向けて移動する。
図18(b)に示すように、従動スプロケット44がさらに逆回転して、スラット30Eの後端部30bが逆送部3まで移動するとき、ポップアップカム74は、従動軸43の逆回転に伴って逆回転し、第一ローラ73に対する下方向への押圧を解除する。
このため、スラット30Eの前端部30aは、第二ローラ75に押し上げられる。これにより、スラット30Eは、係合部材84より離間する。
図19に示すように、従動スプロケット44がさらに逆回転して、スラット30Eの前端部30aが係合部材84の下方まで移動するとき、第二ローラ75は、引き続きスラット30Eを押し上げている。
そして、図19(b)に示すように、従動スプロケット44がさらに逆回転して、スラット30Eの前端部30aが係合部材84を追い抜いたとき、スラット30Eは、第二ローラ75による押し上げが解除され、上下面が前後方向に対して平行な姿勢となる。
図10(c)、図10(d)、および図18(b)に示すように、スラット30Eが係合部材84を追い抜くとき、支持軸83側の楕円歯車82は、大径部側が動力伝達軸63側の楕円歯車81の小径部側と噛み合っている。
このため、各係合部材84・85は、スラット30Eに追い抜かれるときに、速い角速度で回転する。
これにより、搬送装置1は、スラット30Eが係合部材84を追い抜くときに、スラット30Eの前端部30aに係合部材84が干渉してしまうことを防止している。
つまり、搬送装置1は、係合部材84の角速度を速くすることで、従動スプロケット44の逆回転時にスラット30Eから係合部材84を逃がしている。
このように、搬送装置1は、ガイド機構50を具備することで正逆回転可能な構造となっている。
これによれば、搬送装置1は、スラット30の間に部品が噛み込んだ場合でも、容易に駆動スプロケット42(従動スプロケット44)を逆回転させて前記部品を取り除くことができる。
以上のように、搬送装置1は、メカトラブルが発生した場合でも、速やかに、かつ、簡単に駆動スプロケット42を逆回転させることができる。従って、搬送装置1は、容易にメカトラブルから復帰できる。
つまり、搬送装置1は、メンテナンス性を向上できる。
なお、アームの各係合部材の角速度を変化させるための手段は、本実施形態に限定されるものでない。搬送装置は、例えば、支持軸にサーボモータの回転軸を連結することで各係合部材の角速度を変化させても構わない。
本実施形態の搬送装置1は、各平歯車61・62によって従動軸43とポップアップユニット70とを同期させ、スラット30の動きに合わせてタイミングよく第二ローラ75でスラット30の前端部30aを押し上げている。
また、本実施形態の搬送装置1は、各楕円歯車81・82等によって従動軸43とポップアップユニット70とアーム80とを同期させ、スラット30の動きに合わせてタイミングよく各係合部材84・85でスラット30を持ち上げている。
これによれば、搬送装置1は、別途動力を要することなく、ポップアップユニット70およびアーム80を動作させることができる。
従って、搬送装置1は、駆動スプロケット42を逆回転させるだけで、すなわち、複数の動力源を制御することなく、スラット30を反対方向に移動させることができるため、メンテナンス性をより向上できる。また、搬送装置1は、コストを低減できる。
図20に示すように、搬送装置は、例えば、異形歯車181・182を用いてアーム80の各係合部材84・85の角速度を変化させても構わない。
また、搬送装置は、動力伝達軸163および支持軸183の高さ位置をずらしても構わない。
このように、搬送装置1は、従動軸43(アーム80側に配置される回転軸)とアーム80の支持軸83・183とを異形歯車81・82・181・182を介して連結する。
搬送装置1は、本実施形態のように、異形歯車として各楕円歯車81・82を採用することで、市販されている楕円歯車を用いてアーム80の角速度を変化させることができる。
つまり、搬送装置1は、各楕円歯車81・82を採用することでコストを低減できる。
連結ピンの取付位置は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、スラットの前後中央部に取り付けられても構わない。
この場合には、ウエイト等によってスラットの重量バランスを調整して、搬送部から逆送部へ折り返すときに、スラットの前端部をチェーンの外側に落下させればよい。
搬送装置1は、本実施形態のように、連結ピン46をスラット30の後端部30bに取り付けることで、搬送部2から逆送部3へ折り返すときに、スラット30の前後方向の重量バランスを調整することなく、チェーン45の外側に落下させることができる。
このため、搬送装置1は、既に製造されているスラット30および工場等に設置されている搬送装置のスラット等を無駄にすることなく、スラット30の破損を防止できるとともにメンテナンス性を向上できる。
このように、連結ピン46は、スラット30の後端部30b(搬送方向における上流側)に取り付けられる。
ポップアップユニットの構成は、本実施形態に限定されるものでない。ポップアップユニットは、例えば、本実施形態にあるような第二ローラ、および第二ローラを上方向に押圧するバネだけを有する構成であっても構わない。
また、駆動軸と従動軸との配置位置は、本実施形態に限定されるものでない。つまり、搬送装置は、駆動軸と従動軸との配置位置を入れ替えても構わない。
本実施形態の搬送装置は、従動軸側にガイド機構を配置することで、搬送方向の左右両端部まで長く伸びる駆動軸に、アーム等が干渉することを確実に防止している。
つまり、本実施形態の搬送装置は、ガイド機構の構造を簡素化している。
チェーンの構成は、本実施形態に限定されるものでない。チェーンは、例えば、上下方向に突出する突出部が形成されるプレートを有し、スラットに取り付けられる連結ピンをプレートの突出部に係合させることで、スラットに連結されていても構わない。
この場合、搬送装置は、逆送部の前端部に配置される前後のスプロケットにこのようなチェーンを掛け渡すとともに、逆送部の後端部に配置される前後のスプロケットにもチェーンを掛け渡し、スラットを押し出すことでスラットに動力を付与しても構わない。
1 搬送装置
2 搬送部
3 逆送部
30 スラット
70 ポップアップユニット
80 アーム

Claims (4)

  1. 搬送部の搬送方向における下流側端部で、複数枚のスラットの上下面を反転させることなく前記スラットを一枚ずつ前記搬送部から逆送部へ折り返すとともに、前記逆送部の搬送方向における下流側端部で、前記スラットの上下面を反転させることなく、前記スラットを一枚ずつ前記逆送部から前記搬送部へ折り返す搬送装置であって、
    前記逆送部の前記搬送方向における下流側端部に配置され、前記逆送部に位置する前記スラットを上方向に押圧することで、前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を押し上げるポップアップユニットと、
    前記逆送部の前記搬送方向における下流側端部に配置され、回転することで前記ポップアップユニットによって押し上げられる前記スラットの下面に係合し、前記係合したスラットを前記搬送部まで持ち上げるアームと、
    を具備し、
    前記搬送部に位置する前記スラットの前記搬送方向における下流側端部を前記逆送部に移動させた後で、前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を前記逆送部に移動させることで、前記スラットを前記搬送部から前記逆送部へ折り返し、
    前記逆送部に位置する前記スラットの前記搬送方向における下流側端部を前記搬送部に移動させるときに、前記ポップアップユニットおよび前記アームによって前記スラットの前記搬送方向における上流側端部を前記搬送部まで持ち上げることで、前記スラットを前記逆送部から前記搬送部へ折り返し、
    前記スラットを前記逆送部から前記搬送部へ折り返すときには、
    前記アームの角速度を遅くすることで、前記ポップアップユニットによって押し上げられる前記スラットを前記アームから追い抜かせ、前記アームの角速度を速くすることで、追い抜かせた前記スラットに前記アームを追いつかせて前記スラットの下面に係合させる、
    搬送装置。
  2. 前記搬送方向における両端部に配置される回転軸と、
    前記各回転軸に回転可能に支持されるスプロケットと、
    前記搬送方向と直交する方向に伸び、前記スラットに取り付けられる連結ピンと、
    前記スプロケットに取り付けられるとともに前記連結ピンを支持し、前記連結ピンを介して前記スラットに動力を付与するチェーンと、
    をさらに具備し、
    前記アームは、
    前記スラットの下面と係合する係合部材と、
    前記係合部材を回転可能に支持する支持軸と、
    を有し、
    前記搬送装置は、
    前記アーム側に配置される前記回転軸と前記アームの支持軸とを、異形歯車を介して連結する、
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記異形歯車は、
    楕円歯車である、
    請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記連結ピンは、前記スラットの前記搬送部の搬送方向における上流側に取り付けられる、
    請求項2または請求項3に記載の搬送装置。
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