JP6129644B2 - 壁の据付システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は例えば航空機の内部側壁等の壁の据え付けシステムに関するものである。さらに具体的には、本発明は迅速で安全、最小限のツールを要し、壁構造への損傷を最小限に抑えながら壁区分を後で取り外すことも容易である、壁パネルの据付システム及び方法に関するものである。
この節の記載は単に、本発明に関する基礎情報を提供するものであり、従来技術を構成するものではない。
現代の民間航空機は通常、一連の湾曲した横断リブと縦通材を有する胴体を備える。リブ及び縦通材の外側は、アルミニウム、炭素繊維複合物又は他の好適な材料の外板で覆われている。航空機の内装は、通常ネジ又は他のファスナーでリブの内側に取り付けられた一連の湾曲した側壁パネルを含む。壁パネルは通常ポリマー材料からできており、完成した航空機の一部を形成する窓枠及び他の構造体を備えうる。配線、絶縁材、及び他の内部側壁のコンポーネントがリブと外板の内部の間に据付けられたら、内装壁パネルが、見栄えを良くするための耐久性カバーリングとともに、絶縁材と他の内部壁のコンポーネント、例えば環境コンポーネントを覆うように取り付けられる。
通常の航空機の側壁パネルの据付けには、特殊なネジ、ワッシャ、スクリュードライバー、パネルの据付け担持補助具、シム等の据付け用の特殊なツーリング及びハードウェアが必要である。ある一般的な配置構成では、側壁の据付けにおいて、各フレーム装着ブラケットに取り付けられる8つのファスナーが使われる。ある側壁システムは、隣接するパネル間で共有される装着ハードウェア(例:ネジ)を備える。他の側壁システムは、ネジ及びファスナーを避けてキー溝、溝付きブラケット等を使用する。
通常の側壁据付けの要素をすべて考慮すると、側壁を適切に回転上、垂直に、及び水平に位置合わせし、その後すべてのファスナーを据え付けることは難しい。例えば、側壁から窓の中央までの適切な位置合わせを精確に調節することが望ましく、これには複数の枠ブラケットのそれぞれを個別に調節し、各装着ネジを最終的に固定する前に側壁パネルのセンタリングを行って窓に合わせて位置合わせすることが含まれる。キーホール及びブラケットを含むシステムでさえも、据付けの際に複数のブラケットを個別に調節することを伴いうる。この結果、通常の側壁の据付けには、2人以上の熟練の作業者が関わり、適切に側壁を調節し、すべてのファスナーを据え付けるためにかなりの時間を費やすことになる。手でいくつものパーツを調節し締め付けするのには時間がかかるものである。この作業は、望ましくない人間工学及び人間工学的環境をもたらす。さらに、この据付けが終わった後にも、据付け工程中に引き起こされた内部応力によるパネルの隙間、皺、及び縮み、及び他の凹凸の問題がある。
通常の側壁据付け法では、パネルを取り外すことが所望される場合にも問題が起きる。特定の航空機の整備及び保守作業には、壁内部の電気コンポーネント、機械コンポーネント及び他のコンポーネントにアクセスを可能にするために、航空機の一又は複数の側壁パネルを取り外すことが含まれる場合がある。通常のファスナーが取り付けられた壁パネルでは、既存のパネルの取り外しによりパネルに予測するよりも高い確率で(おそらく交換費用が高くつく)損傷が起きる可能性があり、パネルを交換する時に予測するよりも高い確率でずれ又は他の不具合が起きる可能性がある。隣接するパネル間に共有ファスナーを有するパネルシステムには、他の潜在的な問題がある。
本発明は、上述した問題のうちの一又は複数を対象とするものである。
本発明の一態様によれば、壁パネル、及びロックストリップを備える、壁パネルを取り付ける方法が提供される。壁パネルは背面と、背面から延在するタブを有する。ロックストリップは壁枠部材に可動に取り付けられており、三位置ロックスロットを有し、三位置ロックスロットは、タブを受け入れるように構成された受容部分、枠部材に対してタブをロックするように構成されたロック部分、及びタブを取り外すように構成された取り外し部分を備える。壁パネルは、タブを受容部分に差し込み、ロックストリップを直線的に動かしてタブをロック部分にロックすることによって、枠部材に取り外し可能に取り付けることができる。
システムはさらに、枠部材に固定して取り付けられ、チャネルを有するスプラインを備え、ロックストリップはチャネル内に可動に配置されているため、有利である。システムがさらに、タブをロックスロットの中に入れられるように、ロックスロットの位置に対応してスプラインに配置される差込スロットを備えることが好ましい。タブは、ロックスロットの受容部分と摩擦嵌合するように係合する球状の遠位端を有する実質的に剛性の直立部材を備えるため、有利である。ロック部分は、スロットのタブを二次元でロックするように配向されたウェッジ面を含むため、有利である。壁パネルは航空機の内装パネルであり、枠部材は航空機の胴体のリブであるため、有利である。システムはさらに、壁パネルの背面から延在するウェッジと、パネルを枠に最初に取り付ける際にウェッジを介してパネルを取り外し可能に受容し支持するように構成された、枠部材に取り付けられるインデックスリテーナを備えるため、有利である。インデックスリテーナは、ロック位置にある時にロックストリップの機械的な止め具となることが好ましい。壁パネルは、ロックストリップを直線的に動かして取り外し部分をタブに合わせて位置調整することによって枠から取り外し可能であるため、有利である。三位置ロックスロットのうちで取り外し部分のサイズが最も大きく、ロック部分のサイズが最も小さいことが好ましい。
本発明の別の態様によれば、複数の実質的に平行する枠部材と、枠部材に固定して取り付けられたスプラインと、内装壁パネルと、スプラインに直線的に可動に配置されたロックストリップを有する機体の胴体を有する航空機が提供される。壁パネルは背面を有し、背面からは複数のタブが延在している。ロックストリップは、複数の三位置ロックスロットを有する。各ロックスロットは、タブを受け入れる受容部分と、タブを枠部材に対して位置固定するロック部分と、タブをスロットから取り外すことができる取り外し部分を備える。
壁パネルは、ロックストリップを直線的に動かして取り外し部分をタブに合わせて位置調整することによって枠に取り外し可能に取り付けることができるため、有利である。タブは、ロックスロットの受容部分と摩擦嵌合するように係合する球状の遠位端を有する実質的に剛性の直立部材を備えるため、有利である。受容部分、ロック部分、及び取り外し部分は実質的に直線的に位置調整され、三位置ロックスロットのうちで取り外し部分のサイズが最も大きく、ロック部分のサイズが最も小さいため、有利である。ロック部分は、タブをスロットに二次元でロックするように配向されたウェッジ面を含むことが好ましい。
本発明のさらに別の態様によれば、航空機の胴体の内装に壁パネルを据付けする方法が提供される。本方法は、壁パネルの背面から延在する複数のタブを、胴体の少なくとも2つの枠部材に付随する三位置の可動のロックストリップの受容部分に差し込み、ロックストリップを直線的に引いて、ロックストリップのロックスロットのロック部分をタブに合わせて位置調整することにより、壁パネルの位置を枠部材に対して固定することを含む。
本方法はさらに、ロックストリップを直線的に引いて壁パネルを固定位置にロックする前に、壁パネルの位置を調節することを含むため、有利である。ロックストリップを直線的に引くステップは、ロックストリップを壁パネルと枠部材に対して下方に引くことを含むため、有利である。本方法はさらに、ロックストリップを直線的に引いてロックストリップの取り外し部分をタブに合わせて位置調整し、壁パネルを枠部材から取り外すために、パネルを枠部材から引き離しながらタブを取り外し部分から引き抜くことを含むため、有利である。ロックストリップを直線的に引くステップは、壁パネルと枠部材に対してロックストリップを下方に引くことを含むことが好ましい。上述の機構、機能及び利点は、様々な実施形態において独立に実現することが可能であるか、さらに別の実施形態において組み合わせることが可能である。これらの実施形態について、以下の説明及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
本明細書に記載された図面は単に例示的な性質を有するものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
本明細書で説明した壁据付システムで使用される側壁パネルの一実施形態の背面側の斜視図である。 航空機の内装枠近辺に位置づけされた図1Aの側壁パネルを示す壁据付システムの一実施形態の斜視図である。 壁据付スプラインが取り付けられた図1の航空機の内装枠部材の拡大斜視図である。 本明細書で説明した壁据付システムの一実施形態の分解斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態による壁パネル取り付け用の上方配置タブの斜視図である。 本明細書で説明した壁据付システム用の取り付けスプラインの別の実施形態の端部の斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態による下方インデックスリテーナアセンブリと壁パネルの一実施形態の部分断面斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態による、下方インデックスリテーナアセンブリの別の実施形態の斜視図である。 図7Aの下方インデックスリテーナアセンブリの部分断面斜視図である。 スナップ式ウェッジの一実施形態の拡大図である。 ロックストリップのスロット枠のバンパーの一実施形態の拡大斜視図である。 スプラインのロックストリップチャネルの上部に位置づけされた再設置止め具の一実施形態の斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態によるスプライントラック、ロックストリップ、及び壁パネルのタブの分解組立図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態のロックストリップのロック部分内にロックされた壁パネルのタブの拡大斜視図及び部分断面図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態のロックストリップの受容部分に差し込まれたタブの後部斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態のロックストリップのロック部分にロックされたタブの後部斜視図である。 本明細書で開示される壁据付システムの一実施形態のロックストリップの取り外し部分に差し込まれたタブの後部斜視図である。 本発明による航空機の側壁の据付方法のフロー図である。 航空機のブロック図である。
壁据付システムで用いられる可能性のある実施形態を下に記載する。明確にするために、本明細書には実際の実装形態の全ての機構が記載されているわけではない。あらゆる実際の実施形態の開発においては、システム関連及びビジネス関連の制約の遵守等、開発者の特定の目的を達成するために、多数の実装時判断を下す必要があるが、これは実装ごとに異なる。さらに、上記開発のための労力は複雑であり、時間がかかるものであるが、本発明の利点を有する当業者にとって通常の作業である。
様々な実施形態のさらなる態様及び利点は、下記の説明及び図面を検討することによって明らかになる。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するために十分詳細に記載されており、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、開示された各種実施形態に対し様々な変更を加えることができ、他の実施形態が利用可能であることを理解すべきである。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に理解すべきではない。
図1A及び1Bは、航空機の内装に据付け準備ができている航空機の側壁パネル10である。航空機の側壁パネルはしばしばハニカムコア又はクラッシュコアのポリマー壁パネルであるが、例えばアルミニウム等の他の材料を使用することができ、本明細書に開示されるシステムはこれらの材料に限定されない。図1Aを見ると、この側壁パネルの実施形態は背面14を備えており、そこには窓枠16が取り付けられ、窓枠16が航空機の外板の外部構造窓18と位置調整される。側壁パネル10は、上端部20、下端部22、右端部24、及び左端部26(これらの端部は図1Aの後部図面で反対に記載されている)を有する。隣接する側壁パネル28も図1Bに示す。壁パネルの下端部22と、隣接する壁パネルの下端部30は、いわゆる航空機の水位線(Water Line)と呼ばれるものと平行であり得る線32に沿っておおむね位置調整される。
図1Bに示す実施形態では、水位線32の下部は一連の換気壁パネル34であり、水位線から航空機の客室階36まで延在し、航空機の換気システムの一部である。これらの下方の壁パネルはしばしば減圧空気グリルと呼ばれ、一実施形態では床の上約15インチに延在する。これらは、これらの上にある各側壁パネルが据え付けられた後で据え付けることができ、これについては後ほどさらに詳しく説明する。
側壁パネル10の背面14から延在するのは複数のタブ38である。これらのタブは、本明細書で説明する壁据付けシステム8の一部として枠12に取り付けられるスプライン構造40と互いに連結するよう構成される。
図1Bに示すのは、側壁据付けシステム8の一実施形態の斜視図である。この図面は、複数の平行枠部材12を有する航空機の内装枠近辺に位置付けされた航空機の内装の側壁パネル10を示す。この実施形態では、枠部材12は航空機の胴体のおおむね直立した湾曲リブであり、枠部材の少なくとも幾つかに壁据付けスプライン40が取り付けられている。本明細書に開示される壁据付けシステム8及び方法は、湾曲した又はまっすぐな枠部材、及び垂直、水平、又はその他何らかの角度をなした枠部材とともに使用することができる。枠部材12が湾曲している場合、壁パネル10の曲率はおおむね枠部材の曲率と一致していてよいが、本明細書に開示されるシステム及び方法を湾曲していない壁パネルに応用することができる。航空機への応用では、枠部材12はアルミニウム又は複合材料(例:強化炭素繊維)である場合が多い。しかしながら、本明細書に開示される壁据付けシステム8は、例えば金属、ポリマー又は複合物、木材等のその他多数の材料の枠部材でも有用である。
図2では、いくつかのタブ38がさらに詳細に示されている。タブは、例えばUltem(登録商標)(ポリエーテルイミド)又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の頑丈な弾性ポリマー材料からできていてよい。他の材料を使用することもできる。図1B及び2に示すのは、枠部材12に取り付けられた壁据付けスプライン40である。スプライン40は、壁パネル10のタブ38を受け入れるための複数の差込スロット48と、スプライン、したがって枠12にタブをロックするためのプルタブ98を備える。下方インデックスリテーナ70も、枠12のスプライン40の下端部の下に取り付けられており、下にさらに詳しく述べる。
壁据付けシステム8のこの実施形態の分解斜視図を図3に示す。図3の図は、チャネル56及びスプライン40の上端部45から下方向を見たものである。図2及び3に示す実施形態では、スプライン40はウェブ42とフランジ44を有する「T」断面の構造部材である。スプラインのウェブは例えば、スプライン40の上端部45と下端部(図5及び6において47)近辺に位置しているプロダクションショックマウント(図示せず)等を介して、枠部材12に固定して取付けて、ブリッジ等の構造スプラインを支持することができる。ショックマウントは航空機産業においては周知であり、当業者は航空機の枠部材12にスプライン40を取り付けるのに適したショックマウントを選択し使用することができる。他の実施形態では、スプライン40は2つを超える接続場所において枠12に取り付けることができる。異なる数のコネクタを使用することも可能である。コネクタを2つだけ使用することにより、振動を伝送可能な機械的な接続ポイントが減るため、スプラインに伝送される機械騒音エネルギーと振動を減らすことができ、(コネクタも少なくなるため)重量が軽くなり、据付け時間、及び据付けパーツ点数も削減される。あるいは、より多くのコネクタを使うことにより、接続の強度を上げることができる。タブ38と同様に、スプライン40は、Ultem(登録商標)又はPEEK等のポリマー材料からできていてよく、又は例えばアルミニウム等の金属でできていてもよい。
図3に示すように、スプライン40のフランジ44の内装面46は、2つの隣接する壁パネル10のタブ38の位置に対応した、対向するフランジ44に2組の差込スロット48を備えており、これにより下に説明するように各タブ38が各ロックスロットを通り抜けることが可能になる。これにより、2つの隣接する壁パネルを単一のスプラインに取り付けることが可能になる。タブ38は、実質的に剛性の直立部材であり、下に説明するように、ロックスロットの受容部分と摩擦嵌合又はスナップ嵌合するように係合する球状遠位端54を有する。以下に説明するように、通常、タブ38は壁パネル10に取り付けられる(例えば、接着又は他の取付方法を通して)基部50と、基部50からおおむね垂直に延在する直立ステム52と、各差込スロット48を通ってロックストリップのロックスロットに入る球状遠位部分54とを備える。タブ38の様々な構成が検討され試験されてきた。本明細書に開示された壁据付けシステム8は図面に示す構成に限定されない。例えば、差し込み時にバネと同様に機能する隙間又はスロット(図示せず)を備えた球状の上部54を有するタブが試験された。他の構成を使用することもできる。
スプライン40のフランジ44の背面(すなわち、図16の航空機202の内装から離れた側)には、チャネル部材56が配置されている。図10及び11から最も良くわかるように、チャネル部材56は、直線的な中央チャネルフロア59周囲を包み込む側壁57を備える。チャネル56は、下にさらに詳しく説明するように、壁パネル10のタブ38をロックおよびロック解除するためにチャネル56内部のフロア59上を直線的に滑動することができるロックストリップ58を保持する。チャネル56は、金属(例:アルミニウム)、複合材料、又は例えばUltem(登録商標)又はPEEK等のポリマー材料でできていてよい。図3は分解図であり、スプライン40から分離したチャネル56と、チャネル56の外側のロックストリップ58を示すが、実際の使用においてこれらの要素は互いに接続され、連携して稼働する。
チャネル56は、図3に示すスプライン40に固定して取り付けられた個別の部材であってよい。あるいは、チャネル56はスプライン40の一部として一体的に形成することができる。一体的に形成されたチャネル156を有するスプライン140の実施形態を図5に示す。上述した他のスプラインの実施形態に示すように、スプライン140はウェブ142と、一対のフランジ144a、bを有する「T」断面の構造部材である。スプラインのウェブ142は、上述のようにプロダクションショックマウント等で航空機の枠部材12に固定して取り付けられるように設計される。各フランジ144の背面は、上述したように、ロックストリップを運ぶ一体型チャネル156を備える。チャネル156の中央フロア159は、さらに詳しく下に示すように側壁157を有し、側壁157は、ロックストリップ58の端部周囲を包み込み保持することによって、ロックストリップ58がチャネル156内を直線的に滑動して、壁パネル10のタブ38をロックおよびロック解除することができるように構成されている。スプライン140の各フランジ144の内側面146は、下に記すように、各チャネル156のロックストリップ58のロックスロットの位置に対応する一連の差込スロット148を備え、これによりロックされるタブ38を2つの隣接する壁パネル10から各スロットに差し込んでロックすることが可能になる。上述した他の実施形態と同様に、一体型チャネル156を有するスプライン140はポリマー、金属、又は他の好適な材料でできていてよい。
図3のロックストリップ58は、複数の三位置ロックスロット60を有する。各ロックスロット60は、上述したように、スプラインの差込スロット48のうちの一つとおおむね合うように位置づけされる。ロックスロット60は、幅の違う3つの異なる区分又は部分を有し、側壁パネルの背面に装着されるタブ38を受容するように構成されている。一実施形態においては、ロックストリップ58は、頑丈で弾力的な4〜6プライのグラスファイバー・フェノール樹脂材料からできており、ポリマー製タブ38とのかみ合わせがよい。他の材料を使用することもできる。
チャネル56とロックストリップ58の様々な図を、図10〜14に示す。ロックストリップ58は、図6、7B、9及び12〜14の両向き矢印で示すように、チャネル56内を直線的に移動可能である。各ロックスロット60は、ロックスロット60の最下部である受容部分62と、中央のロック部分64と、ロックスロットの上端部の取り外し部分66を備える。ロック部分64は一番幅が狭く、取り外し部分66は一番幅が広く、受容部分62の幅はそれら2つの間である。
受容部分62は、摩擦嵌合又は「スナップ式」嵌合でタブ38を受容する。タブ38及びロックストリップ58はいずれも、若干柔軟性及び可撓性のある弾性ポリマー材料でできていてよい。他の材料を使用することもできる。受容部分62の幅は、タブ38の球状遠位端54よりも少し狭くなっている。これにより、球状遠位端54が受容部分62の中に押し込まれて圧入嵌合し、壁パネル10が適所にロックされる前におおまかな位置に保持することができる。これにより、壁パネル10が壁枠部材12に最初に取り付けられた後で、壁パネル10の位置を少し調節することができる。チャネル56の幅はロックストリップ58よりも少し(例えば約0.125インチだけ)広くしてもよく、これによりロックストリップがチャネル56を上下に滑動するばかりでなく、チャネルの中央フロア59の中で左右にわずかに動くことも可能になる。必要に応じて、チャネルの側壁57とロックストリップ58の間で可能な横方向の動き幅を調節して、ロックストリップの位置の調節力を高めることができる。この結果、タブ38を受容部分62に差し込んだ後でのタブ38(したがって、壁パネル10)の位置のわずかな上下前後調節が可能である。これにより、完全に制約することなく、側壁10をスナップで取り付けて適所に保持することが可能になり、側壁10を隣接する構造(例:図1Bの窓構造18、図1Bの隣接する側壁パネル28等)と位置が合うように調節することができる。後に説明するように、側壁の位置調整が終わったら、次にロックストリップ58をロック位置(図6、7A〜B及び13に示す)まで引き下げる。
タブ38と受容部分62の圧入嵌合構成により、壁パネル、タブ又はスプライン40にダメージを与えずに、例えば壁パネルの再位置づけ等の必要に応じて、任意のタブ38を各受容部分62から引き戻すことができる。しかしながら、図14および以下の説明からわかるように、ロックストリップ58を取り外し部分まで引けば、タブはさらに簡単に外れる。受容部分62に対するタブ38及び球状部54のサイズ及び構成は、差し込みやすく、引き抜きにくくなるように選択される。これにより、タブ38を最初に差し込んだ後で、壁パネル10が枠12からはがれ落ちることが防止される。この特徴はロックストリップ58とチャネル56の構成によって部分的に提供されるものである。タブ38が受容部分62に差し込まれると、(ロックストリップが柔軟であるために)タブを押す力でロックストリップ58がチャネルから離れるように一時的に変形し、これにより、タブ38の球状部54の丸い遠位面で受容部分62が変形し、タブが入ることが可能になる。しかしながら、タブが受容部分62に入り、ロックストリップ58が変形していない構成にスナップ式に戻ると、球状部54の背面(球状部の遠位端ほど丸くない)はそれほど変形することができず、受容部分62を介して押し返すことができない。さらに、ロックストリップは、チャネルのフロア59によって、またスプライン40によって反対方向の力で直接支持される。これにより、ロックストリップ58の柔軟度が下がり、受容部分62からタブ38を取り外すのはタブを最初に差し込んだ時よりも難しくなる。
壁パネル10を枠部材12に取り付ける際に、タブ38を受容部分62にスナップ式に取り付ける前に、壁パネルの上端部20を最初に構造体に差し込んで壁パネル10の上端部20の位置調整をすることができる。図4に示すのは、壁パネル10の上端部20を受容する上方位置調整デバイス68の一実施形態の斜視図である。上方位置調整デバイス68は、枠12に取り付けられた別のチャネルデバイスであってよい、又は同じ機能を発揮する細長いスロット69を備えることができる例えば頭上の荷物棚67のストロングバックであってもよい。ある上方位置調整デバイス68は、2以上の隣接する側壁パネル10の上端部20を受容するために共有することができる。実際に、実質的に連続的な上方位置調整デバイス68が、航空機の頭上の荷物棚67の列と隣接する側枠構造12との間の長い間隔を延在し、これにより一連の隣接した壁パネル10の位置調整基準を得ることができる。
ロックストリップ58の受容部分62のスナップ式保持機構は単にスナップ式の取り付け及び取り外しの機能を持つだけではない。スナップ式の取り付け及び取り外し用デバイスは、使用が限定されていても壊れる又はダメージを受けやすく、ダメージに対する弱さは嵌合の強度によって増し加わる。航空機の側壁への応用に関しては、スナップ式の取り付け及び取り外し用デバイスが従来のネジファスナーと同程度の強度を有することが望ましい。ダメージに対する許容範囲が広い構成を生み出さない限り、これは難しいことである。
本明細書で開示したスナップ式取り付けシステムにより、壁パネル10は嵌合パーツであるロックスロット60に簡単に係合される。ロックストリップ58が直線的に滑動可能であるために、ロックスロット60は固定されず、ロックストリップ58が引き下げられた(あるいは下記のように押し上げられた)時に、矢印61で示すように動く。作業員が壁パネル10の据付けを始める際に、作業員はまず上部の2つのタブ(例:壁パネル10の上方左のタブと上方右のタブ)を各受容部分62にスナップ式にはめ込むことができる。これは、据付けにおける主要な基礎となる。この最初の係合により側壁パネルがスプライン40、したがって枠部材12にゆるく取り付けられる(すなわち適所にぶら下がる)。このあとは残りのタブ38を見ないでも支障なく、対応する受容部分62に押し込むことができる。このやり方では、ロックする前に、所定の壁パネル10の全てのタブ38を各ロックスロット60にスナップ式に取り付けて、最初に適所に維持することができる。一実施形態では、一つの側壁パネル10に対し8個のスナップ式取り付けタブ38があるが、その他の数のタブを使用することができる。ロックしていない状態では、側壁パネル10は窓の位置調整のためにある程度の調節が可能である。全ての取り付けが完了すると、窓の位置調整又は壁パネルのその他の位置調整の態様の調節が大幅に簡略化される。
作業員が据付中に、側壁パネル10の上端部20を上方位置調整デバイス68に滑り込ませると、壁パネルの上端部20はさらに進む、又は上に移動しないように適所に押さえられる。これにより、次のステップの前に、据付作業員が側壁10を適切な位置に配置することができるようになる。この時点で側壁10は、上述したように、上方左右のタブ38をそれらの受容部分62にスナップ式に取り付けられるように、必要に応じて移動させる又は調節することができる。係合すると、上方位置調整デバイス68はリテーナとなり、側壁の上端部20が機内に又は機外に移動しないように保持する。
壁パネル10の最初の取り付け及び位置調整は、壁パネル10の下方端部に付随する下方インデックスリテーナアセンブリ(図2、6の70、図7A、Bの80)によって促進される。下方インデックスリテーナアセンブリは基本的に、壁パネルを最初に配置しやすくするために壁パネル10の下方左右の側面にピン接続を提供する。下方インデックスリテーナアセンブリ70の一実施形態の斜視図/断面図を図6に示し、下方インデックスリテーナアセンブリ80の別の実施形態の2つの図を図7及び8に示す。下方インデックスリテーナは、最初の壁の配置中に側壁10の下端部22を指定の水位線のレベル(図1B及び6の32)に設置して、壁パネル10をおおまかな正しい高さと位置に置いて、ロックストリップ58をロックする前に最初に壁を取り付けられるようにする。
図6に示す第1種類の下方インデックスリテーナ70は、プロダクションショックマウント等を介して機体12に取り付けられるリテーナクリップ72を備える。スナップ式ウェッジ76は壁パネル10に取り付けられる。図1Aに示すように、個別の壁パネル10は、下端部22近辺に取り付けられる2つのスナップ式ウェッジを有することができる。壁取り付けシステム8のロックストリップ58、チャネル56及びスプライン40もまた図6に示す。下方インデックスリテーナアセンブリ70は、受動的な単一のリテーナデバイスであり、側壁パネル10の下方領域からスナップ式ウェッジ76を取り込むように構成されている。このアセンブリでは、ロックストリップ58は、スナップ式ウェッジ76がロックストリップを通ってリテーナクリップ72に到達できるようにする垂直スロット78を備える。スナップ式ウェッジ76の一実施形態の拡大図を図8Aに示す。スナップ式ウェッジ76は一般に、尖った遠位端77、下端部79、及び上方スロット74を備える。図6から分かるように、リテーナクリップ72は、ウェッジがクリップの中に差し込まれた時に、ウェッジ76の上方スロット74にスナップ式に取り付けられる弾性の上方クリップ部材73を備える。クリップ72はまた、ウェッジ76の下端部79を支持することにより、ウェッジが差し込まれた時に壁パネル10を支持する下方支持シェルフ75も備える。
ウェッジ76がクリップ72に差し込まれた時は、壁パネルの垂直、前後、及び他の調節はまだ可能であるが、壁パネル10は水位線のレベル32に実質的に支持される。タブ38と同様に、上述したように、ウェッジ76がリテーナクリップ72にまず係合しているが、ロックストリップ58を引いてシステムをロックする前は、側壁10は完全には制約されていない。側壁10は内部で少し動かして、窓の位置調整を行うことが可能である。この種の下方インデックスリテーナ70では、リテーナクリップ72からウェッジ76を取り外すには、上述したようにロックストリップ58を取外した後に、壁パネル10の底部22を引いてウェッジ76をクリップ72から取り外すだけである。
第2種類の下方インデックスリテーナアセンブリ80を図7A及び7Bに示す。図6又は図7A〜Bの下方インデックスリテーナの構成はいずれも、本明細書で示し説明した壁パネル取り付けシステム8で使用可能である。他の構成を使用することもできる。図7A及びBに示す実施形態は、図6に示し上述したように、下方インデックスリテーナの実施形態72と同様の位置及び向きで、機体12のスプライン(図6の40)の下端部の下に取り付けられるように設計されたインデックスリテーナ本体82を備える。インデックスリテーナ本体82は、スナップ式ウェッジ76を受容する前方スロット、上述した方法でウェッジ76と相互に連結する上方クリップ部材83、及びスナップ式ウェッジ76の下に配置されるバネ搭載滑動ブロック84を備える。上述したように図6に示す構成と同様に、図7A及び7Bの実施形態において、ロックストリップ58はウェッジ76を通すことができるスロット78を備え、またスロット枠85から外向きに延在するスロット端部バンパー86を有するスロット枠85も備える。これらバンパーの拡大図を図7Bに示す。バンパー86はスロット78の中央の空間に平行して位置づけされ、ロックストリップ58がロック位置にある時に、滑動ブロック84の上面と接触するように設計されている。これにより、ロックストリップ58がさらに下に移動することができなくなり、その位置を越えることなく完全にロック位置に維持される。
スナップ式ウェッジ76とスロット端部のバンパー86はまた、壁パネルを適所に保持する追加の連結構造ともなりうる。図7Aに示すように、スナップ式ウェッジ76の本体は垂直リッジ81を備えることができる。図7Aにはスナップ式ウェッジ76の片側のみを示したが、同様のリッジを反対側にも配設することができる。これらのリッジ81は、図7Bに示すように、ロックストリップのスロット端部の枠バンパー86の内装面に配設される同様の垂直リッジ83と連結させることができる。図7Aに示すように、ロックストリップ58がロック位置に引き下げられた時に、バンパー86の内側のリッジ83はスナップ式ウェッジ76の外側のリッジ81と相互にかみ合って、さらにロックする力を加えて壁パネル10を適所に保持する。リッジ81及び83を有するスナップ式ウェッジ76及びバンパー86はこのため、連結タブ38及びこれらに付随するロック構造の少し異なったより大きい型とみなすことができる。これらの要素は、壁パネル10の下方部分のスプライン40への、したがって枠12への固定を完了させる構造体となる。
滑動ブロック84はまた、後部先端に下方に延在する取り外しタブ87と、前方端部の裏面に傾斜面88も備える。後に説明する方法において、取り外しタブ87を使用して滑動ブロックをロックストリップ58から離れるように押し戻すことにより、滑動ブロックの前方部分がバンパー86との接触から離れ、ロックストリップ58が下方に引っ張られて壁パネル10が取り外される。滑動ブロック84の下方延在位置を、図7Bの89に点線で示す。滑動ブロックの前方ロック位置への付勢は、金属、ポリマー又は他の好適な材料であってよいバネ要素90で行うことができ、様々な方法で行うことができる。滑動ブロック84の傾斜した底面88はウェッジ面となり、ドアを閉めた時に、角度をなした及び/又は湾曲した掛け金面が受け座と接触したときにドアの掛け金が自然に横にずれるのと同様に、ロックストリップ58が上方に押されたときに、バンパー86が(滑動ブロックのバイアス力に対抗して)滑動ブロックを横に押してずらすことが可能になる。
図7Bに示すように、スロット78の長さにより、スナップ式ウェッジ76が最初に差し込まれたときに、ロックストリップ58が92の点線で示す上方位置にあることが可能になる。この位置は、タブ38を最初に差し込むために、受容部分62がスプラインの差込スロット48と位置調整される位置に対応する(図12参照)。ロックストリップ58は、ロックストリップが下方のロック位置に引かれた時に図7Bに示す位置にあり、これは、壁パネル10を適所にロックするために(図13参照)ロックストリップ58のロック部分64がタブ38に合わせて位置調整されていることに対応しうる。
滑動ブロック84が引き込まれた後で、図7Bの93に示すように、最後に、ロックストリップ58を取り外し位置に完全に引き下げて、取り外し部分66をスプライン差込スロット48に合わせて位置調整することができ、これによりタブ38と壁パネル10(図14参照)の取り外しが可能になる。スロット78の上部内側面とスナップ式ウェッジ76の上端部との接触により、ロックストリップの下方への最大移動範囲を画定することができる。このように、スロット枠85及びバンパー86を有する下方インデックスリテーナ80とロックストリップ58は、バンパー86と滑動ブロック84との接触を通してロックストリップのロック位置に対し機械的な止め具となり、スロット78の範囲とスナップ式ウェッジ76の位置によりロックストリップの取り外し位置が画定される。
図7A及び7Bには、スナップ式ウェッジ76が下方ロックストリップスロット78に差し込まれ下方インデックスリテーナ80に受容されていない時は、そのスロットの(図7Bの92に示す)上方位置を抑制する又は制限する構造はないことが明らかである。チャネル56の上端部45を示す図9に示すように、この上方位置はロックストリップチャネル56の上部に位置づけされる再設置用止め具94によって抑制することができる。この実施形態の再設置用止め具94は、端壁95と、チャネル56のフロア59と接触する又はほぼ接触する(例えば0.03インチ上である)ように下方に偏向される停止タブ96を備える。停止タブ96は、この上方位置に押された時に、ロックストリップ58の上端部のボス又はリッジ99と接触し受容するように位置づけされたタブ面97を備える。ロックストリップ58が取り外し位置まで引き下げられ、壁パネル10が取り外された後で、ロックストリップ58を、ロックストリップ58の上端部が面95にぶつかって止まる再設置位置まで完全に上方に押すことができる。この上方への移動中に、ロックストリップ58のリッジ99は、図9に示すように、タブ面97と接触し、停止タブ96を上方に押すことにより、リッジ99がタブの下を通ってタブの向こう側まで到達し、バイアス位置まで跳ね返ってタブ96によって適所に保持される。この位置では、ロックストリップ58の受容位置62は再びスプライン40の差込スロット48に合わせて位置調整され、タブ38を差し込む準備ができる。
ロックストリップ58の受容部分62がスプライン差込スロット48に合わせて位置調整された時に、側壁10の最初の係合が行われ、上部タブ38が各受容部分62にスナップ式に取り付けられる。この位置において、上部タブ38は試験的接続の役割を果たす。残りのタブ38は次に自己整合し、各差込スロット48に押し込まれてスナップ式に取り付けられる。薄型のスナップ式ウェッジ76を次に関連の下方インデックスリテーナ70、80の中にスナップ式に取り付けることができる。この時点で、側壁パネル10はおおむねタブ38及びスナップ式ウェッジ76によって適所に保持される。下方インデックスリテーナは、指定の水位線32において側壁パネル10を維持し、取り付けられた側壁パネル10が機内に動かないように制限する。上述したようにロックストリップ58はチャネル56よりも幅が少し狭いため、また、下方インデックスリテーナ(図6〜8の70、80)の挿入開口部はスナップ式ウェッジ76よりも幅が少し広いため、横方向に少し動くことはまだ可能である。下方インデックスリテーナ70、80と、タブ38はこのように相互に稼働して、側壁据付けの「ブラインドタッチ作業」が可能になる。
この時点で、側壁パネル10はおおむね適所に維持されるが、終了位置には固定してロックされない。側壁パネル10は、必要に応じて窓の位置調整のために少し移動させる、又はロックストリップ58を最後まで引き下げることによって、枠12から取り外すことができる。受容部分62のタブ38と同様に、下方インデックスリテーナ70、80により、窓の位置調整のために側壁をある程度前後左右に動かすことが可能になる。
図10〜14を参照する。タブ38が各受容部分62に差し込まれ、壁パネル10の位置が必要に応じて調節された(すなわち窓の位置調整が完了した)後で、ロックストリップ58をチャネル56内部で引き下げながら壁パネル10が適所に保持されることにより、ロックスロット60のロック部分64がタブ38周囲で引き下げられてタブ(したがって、壁パネル10)が枠部材12に対してロックされる。図7A及び7Bの下方インデックスリテーナ80の使用では、ロックストリップ58をロック位置に引き下げることで、スロット枠バンパー86の下端部が滑動ブロック84の上部と接触し、さらなる動きを機械的に阻止する。これは作業員に対し、ロックストリップ58が完全にロック位置まで移動したことを確かに知らせるものとなる。ロックストリップ58をロック位置まで引いたら、ロックされた側壁パネル10は、力づくによって外し、おそらく取付具又は側壁パネル10にダメージを与える以外には取外すことはできない。
壁パネル10がおおよその位置にあり、ロックストリップ58がスプライン40の背面に配置されることで、ロックストリップは実質的に視界から隠される又はアクセスできない。しかしながら、ロックストリップ58はそれ自体の下方先端部にプルタブ98を備え、プルタブ98は壁パネル10の下端部22の下に延在する。ユーザはこのプルタブ98(図2、3及び6で見ることができる)を手であるいはツールを使って掴むことができ、下方に引くことでロックストリップ58がチャネル56内を下方に滑動する。これにより、ロックストリップの各受容部分62が下方に引っ張られ、各タブ38はロックストリップの隣接するロック部分64の中に滑り込む。図面に示す航空機の実装形態で示すように、壁パネル10の下端部22の下の領域は、壁パネル10の据付後に、ロックストリップ58のプルタブ98を覆う、取り外し可能な換気壁パネル34によってカバーするようにすることもできる。
タブ38に対して受容部分62からロック位置64まで移動するロックスロット60の行程は図12及び13を見ることによって明らかとなる。ロックストリップ58のロック部分64は、タブ38を二次元でロック位置64にロックするウェッジ面を備える。具体的には、図11〜14で示すように、ロック部分64は、タブ38の軸部分52の反対側に当接するために、一対のウェッジのように互いに横方向に引き合う側壁100を備える。これにより、タブの位置を枠部材12に対して横方向(タブ38の向きに対して横方向、航空機に対して前後)にロックしやすくなる。ロック部分64はまた、ロックスロット60の反対側に一対の起立リム102を備え、この起立リム102は球状部の球状遠位端54の下側に当接することにより、タブ38に軸力をかけてタブ38をさらに深く差込スロット48に引き込むことにより、壁パネル10をスプライン40にぴったり当接し、タブ38と壁パネル10の位置をスプライン40に、したがって枠部材12に摩擦固定でロックするウェッジ作用を提供する。これにより、壁パネルが枠部材12に固定される。
壁パネル10を枠12及びスプライン40から取り外したい場合、図7A、Bの下方インデックスリテーナ80のロックが使用されているときは、作業員は壁パネルの下端部22の下に手を伸ばして、下方インデックスリテーナ80の取り外しタブ87を押してバンパー86の下から滑動ブロック84を引き込んで、その後ロックストリップ58をスプライン40のチャネル56内部でさらに引き下げることにより、取り外し部分66がタブ38周囲を引き下げることができる。図10〜14から分かるように、リム102は取り外し部分66が始まる手前で終わるため、ロックストリップ58が引き下げられた時にタブ38の軸力が解放される。図6の下方インデックスリテーナ70が使用された場合、下方インデックスリテーナは取り外しタブを有さないので、作業員はロックストリップ58を単に引き下げるだけで、取り外し工程を開始することができる。
ロックストリップの取り外し部分66は受容部分62よりも幅広く、球状部54を圧入嵌合又は摩擦嵌合で保持しない。その代わり、取り外し部分66のサイズのために、タブ38は取り外し部分に単にゆるくのっかっているだけであり、ロックストリップがこの位置にある時は、壁パネル10を簡単に枠部材12から取り外すことができる。それと同時に、取り外し部分66内部のタブ38はゆるいが、壁パネルを垂直に支持しており、壁パネルが枠から単純に外れることを防止している。このロックスロット60の構成により、タブ38を取外し部分66から自由に取り外すことができ、作業員が制御された安全な方法で壁パネルを枠から簡単に取り外すことが可能になる。壁パネル10の上端部20も、上方位置調整デバイス68で保持されており、ロックストリップ58を取り外し位置へ引いた時にも、壁パネルが枠12から外れることが防止される。
ロックストリップ58が取り外し位置まで引き下げられると、スナップ式ウェッジ76のリッジ81と、枠バンパー83(図8A及び8Bに示す)内部の対応するリッジ83もまた係合解除され、これにより、スナップ式ウェッジ76を下方インデックスリテーナ70、80からスナップ式に外すことができる。この時点では、スナップ式ウェッジ76はまだ、上方クリップ部材73、83によって下方インデックスリテーナ70、80に保持されている。最終的に壁パネル10を枠部材12から取り外すためには、各ウェッジ要素76を各下方インデックスリテーナ70、80から取り外す。これには、壁パネル10をスプライン40及び枠部材12から引き離して、ウェッジ要素の上方スロット74が、各リテーナクリップの上方クリップ部材73、83からスナップ式に外れるようにする。このように下方インデックスリテーナ70、80により、全てのタブ38が取り外された後で、壁パネル10を適所に水平に、また垂直に支持しやすくなるため、タブが取り外された時に壁枠12から壁パネルが単純に外れることを防止しながら、一人の作業員が簡単に壁パネル10全体を取り外すことが可能になる。壁パネル10が取り外された後で、壁パネル10又は他の構造にダメージを与えることなく、また接続強度を弱めることなく、上述した方法で壁パネル10を簡単に再取り付けすることができる。
ロックストリップ58を適切な位置に再設置して、壁パネル10を取外した後に再取り付けするには、図9に関して上述したように、作業員はロックストリップ58を(例:下部から)上方に再設置止め具94に当接して停止するまで押し上げることができる。ロックストリップ58は比較的柔軟であり、軸圧縮下では通常通り機能しないが、スプライン40のチャネル56内部において横方向に制約されているため、押すことができる。図7Bを見ると、この作業中にバンパー86が上方に移動し下方インデックスリテーナ80を通過する際に、バンパー86は上に移動している間にバネ搭載滑動ブロック84の傾斜した下部面88と接触し、滑動ブロック84を脇に押しのける。バンパー86が滑動ブロック84を通過すると、滑動ブロック84は上方位置まで素早く戻り、可聴のクリック音が生じる。このクリック音は、再設置止め具94による機械的停止及び保持と組み合わさり、作業員が再設置を確認することができる。この位置において、ロックスロット60の受容位置62はスプライン40の差込スロット48に合わせて位置調整され、これにより、上で説明した方法で壁パネル10のスナップ式の再差込、及び取り付けるための位置に収まる。
本発明の実施形態は、図15に示す航空機の側壁据付方法200、及び図16に示す航空機202に照らし説明することができる。航空機202の生産、整備又は改修中において、例示の方法200は、ロックストリップを受容(又は完全に上の)位置204まで移動させて、壁パネルを受け入れる準備をした後で、上部タブ206を差し込むことを含む。図10及び12〜14を参照すると、本明細書で使用する用語「受容位置」とは、ロックスロット60の受容部分62がスプライン40の差込スロット48に合わせて位置調整されており、タブ38の受け入れ準備ができているロックストリップ58の位置を示すものである。図15を再び参照すると、残りのタブを適所208に押し込むことができ、その後で、スナップ式ウェッジを各下方インデックスリテーナ210に差し込むことができる。
ステップ206〜210はまとめて、壁パネルの背面から延在する複数のタブを三位置可動ロックストリップの受容部分に差し込む全ステップを構成する。この時点では、作業員は例えば、窓構造の中心揃え等、壁パネル212の位置を調節し、その後ロックストリップをロック位置214まで引くことができる。図10及び12〜14を参照する。これには、ロックストリップ58を直線的に引いて、ロックストリップのロック部分64をタブ38に合わせて位置調整することにより、壁パネルの位置を航空機の枠部材に対して固定することが含まれる。本明細書で使用する用語「ロック位置」は、ロックスロット60のロック部分64がタブ38に合わせて位置調整されるロックストリップ58の位置を示すものである。この時点で、壁パネルは適所にロックされる。
図15に示す例示の方法200は、壁パネルを取り外すステップも示す。作業員はまず、下方インデックスリテーナ216を解除し、その後ロックストリップを取り外し位置218まで完全に引き下げる。図10及び12〜14を再び参照する。本明細書で使用する用語「取り外し位置」は、ロックスロット60の取り外し位置66がタブ38に合わせて位置調整されるロックストリップ58の位置を示すものである。この時点で、作業員は構造体から壁パネル220を取り外すことができる。今後の壁パネルの再取り付けの準備のために、作業員は次に最初のステップに戻り、ロックストリップを受容位置204に調節することができる。
方法200の各工程は、システムインテグレータ、サードパーティ、及び/またはオペレーター(例えば顧客)によって実行または実施されてよい。本明細書では、システムインテグレータは任意の数の航空機製造者、及び主要システムの下請業者を制約なく含むことができ、サードパーティは任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を制約なく含むことができ、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってもよい。
図16に示すように、例示的方法200によって生産された航空機202は、胴体、複数のシステム224及び内装226を有する機体222を含む。高レベルのシステム224の例には、推進システム228、電気システム230、油圧システム232、及び環境システム234のうちの一または複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業にも適用しうる。
航空機の内装226内の壁パネル据付システムは、胴体枠に取り付けられる多数のスプライン236を備えており、胴体枠にはロックストリップ238がスプライン236に滑動可能に取り付けられている。上述したように、各ロックストリップ238は三位置ロックスロット240を備え、三位置ロックスロット240は、受容部分242、ロック部分244、及び取り外し部分246を備える。内装226にさらに含まれているのは、タブ250を備える壁パネル248であり、これらのタブはロックスロット240の受容部分242に差し込まれ、上述したようにロックストリップ238の動きによって適所にロックされるように構成されている。
本明細書に具現化された装置と方法は、側壁据付方法200の一又は複数の任意の段階で採用することができる。例えば、方法200に対応する構成部品又はサブアセンブリは、航空機202が運航中に製造される構成部品又はサブアセンブリに類似の方法で加工又は製造される。また、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせは、例えば、航空機202のアセンブルを実質的に効率化するか、又は航空機202のコストを削減することにより、製造段階の間に利用することができる。同様に、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせを、航空機202の運航中に、例えば限定しないが、整備及び保守に利用することができる。
本明細書で開示されるシステム及び方法は、据付中にネジ又はツーリングを伴わないスナップ式取り付け方法を使用して、航空機の側壁の据付及び位置づけの問題に対処するものである。この壁パネル据付システム8は、単純なスナップ式設計を提供し、これにより側壁パネル10を押し込んでスナップ式に取り付けて、最初にロックしないまま側壁パネルを適所に維持することが可能になる。最終的に側壁パネルをロックする前に、作業員は窓の位置調整等の適切な調節を行うことができる。壁パネルを適所にロックするために、作業員はロックストリップ58を引き下げて、追加のハードウェア又はツーリングを必要とせずに、単一のロックストリップに付随する全ての取り付けデバイスを一度にロックする。壁パネルが適所にロックされると、ネジ、ワッシャ、他のファスナーを必要とせずに、これらの位置はしっかりと固定される。
これらの壁パネル10の据付け及び取り外しは、追加のパーツ、ファスナー又はツーリングを必要とせずに、一人の作業員によって完了させることができるため、有利である。据付け及び取り外し工程も非常に迅速である。この設計による側壁の据付け又は取り外しは、通常30秒以下で完了させることができる。より具体的には、側壁パネルの据付けは、重大な危険性又はシステムの変形又は隙間を予想することなく、一人の作業員によって約20秒以下で完了させることができることがわかっている。壁パネルを取り付ける又は取り外すステップはそれぞれ、このシステムを使用して約10秒以下でできることがわかっている。壁パネルを取り付ける時の、隣接する壁パネルに合わせた位置調整と、構造窓に合わせた側壁の位置調整及びセンタリングにより、工程にさらに10秒が加わり得る。
このシステム及び方法はしたがって、単純で確実な側壁の据付けを提供する。一実施形態において、このシステム及び方法は、機体への構造的取付け具の数が8から3に削減され、ショックマウントブラケット及び関連のスペーサの使用が削減される。このシステム及び方法は、側壁の据付けをスピードアップし、製造中の航空機の生産率を改善する。このシステム及び方法により、飛行機の定型必須チェック、に費やす時間と労力を削減し、側壁の取り外しを伴う整備手順を削減することで、航空機ユーザの時間と出費を節約し、取り外し及び再取り付け時にしばしば起こる壁パネルの損傷及び摩耗が低減される。
本明細書に開示された壁パネル据付システム8は航空機の使用に限定されない。例えば、本明細書に開示された壁パネル据付システム及び方法は、取り外し可能な壁パネルが所望される間仕切りに使用可能である。また、このシステム及び方法は壁パネルの背部に機器を隠すことが所望されるが、必要に応じて壁パネルを整備のために取り外し可能にしたいニーズがある、自動車の内装及び高級家具等に使用可能である。当業者は他の用途も可能であることを認識するであろう。
本明細書に開示した壁据付システム及び方法は、特定の具体的な実施形態の観点から記載されているが、本明細書に記載のすべての機能をもたらさない実施形態を含め、当業者に自明な他の実施形態も本発明の範囲に含まれる。当業者は、本明細書に記載の教示内容を、特許請求の範囲内において様々な修正を加え実施できることを認識するだろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲とその均等のもののみを基準に画定される。
8 側壁据付けシステム
10 側壁パネル
12 枠部材
14 側壁パネルの背面
16 窓枠
18 外部構造窓
20 側壁パネルの上端部
22 側壁パネルの下端部
24 側壁パネルの右端部
26 側壁パネルの左端部
28 隣接する側壁パネル
30 隣接する側壁パネルの下端部
32 水位線と平行の線
34 換気壁パネル
38 タブ
40 スプライン構造
42 ウェブ
44 フランジ
45 スプラインの上端部
46 スプラインのフランジの内装面
47 スプラインの下端部
48 差込スロット
50 基部
52 直立ステム
54 球状遠位部分
56 チャネル部材
57 チャネル部材の側壁
58 ロックストリップ
59 中央チャネルフロア
60 ロックスロット
61 移動方向
62 ロックスロットの受容部分
64 ロックスロット中央のロック部分
66 ロックスロット上端部の取り外し部分
67 荷物棚
68 上方位置調整デバイス
69 スロット
70 インデックスリテーナ
72 リテーナクリップ
73 上方クリップ部材
74 スナップ式ウェッジの上方スロット
75 下方指示シェルフ
76 スナップ式ウェッジ
77 スナップ式ウェッジの遠位端
78 垂直スロット
79 スナップ式ウェッジの下端部
80 下方インデックスリテーナアセンブリ
81 スナップ式ウェッジのリッジ
82 リテーナ本体
83 上方クリップ部材
84 ばね搭載滑動ブロック
85 スロット枠
86 スロット端部バンパー
87 取り外しタブ
88 バネ搭載滑動ブロックの下部面
89 滑動ブロックの下方延在位置
90 バネ要素
92 ロックストリップの上方位置
93 ロックストリップの取り外し位置
94 再設置用止め具
95 再設置用止め具の端壁
96 再設置用止め具の停止タブ
97 タブ面
98 プルタブ
99 ボス又はリッジ
100 ロック部分の側壁
102 起立リム
140 スプライン
142 ウェブ
144 フランジ
146 スプラインのフランジの内側面
148 差込スロット
156 一体型チャネル
157 チャネルの側壁
159 チャネルの中央フロア

Claims (20)

  1. 壁パネルを取り付けるシステムであって、
    背面と、前記背面から延在するタブを有する壁パネルと、
    三位置ロックスロットを有する壁枠部材に可動に取り付けられたロックストリップを備え、
    前記ロックストリップが、
    前記タブを受け入れるように構成された受容部分と、
    前記枠部材に対して前記タブをロックするように構成されたロック部分と、
    前記タブを取り外すように構成された取り外し部分であって、前記ロック部分は、前記受容部分と前記取り外し部分との間に配置され、前記受容部分と、ロック部分と、前記取り外し部分と、が実質的に直線的に一列に並べられている、取り外し部分と、を含み、
    前記壁パネルは、前記タブを前記受容部分に差込み、前記ロックストリップをロック位置まで直線的に動かして前記タブを前記ロック部分にロックすることによって、前記枠部材に取り外し可能に取り付けることができる、システム。
  2. チャネルを有し、前記枠部材に固定して取り付けられたスプラインであって、前記ロックストリップが前記チャネルに可動に配置されている、スプラインをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記タブの前記ロックスロットへの移動を可能にするために、前記ロックスロットの位置に対応して前記スプラインに配置された差込スロットをさらに備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記タブは、前記ロックスロットの前記受容部分と摩擦嵌合で係合するように構成された球状遠位端を有する、実質的に剛性の直立部材を備える、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ロック部分は、前記タブを二次元で前記スロットにロックするように配向されたウェッジ面を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記壁パネルは、航空機の内装パネルであり、前記枠部材は航空機の胴体のリブである、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記壁パネルの前記背面から延在するウェッジと、
    前記枠部材に取り付けられ、前記壁パネルを前記枠部材に最初に取り付ける際に、前記ウェッジを介して前記壁パネルを取り外し可能に受け入れて支持するように構成されたインデックスリテーナをさらに備える、請求項に記載のシステム。
  8. 前記インデックスリテーナは、前記ロック位置にある時に、前記ロックストリップの機械的止めを提供する、請求項に記載のシステム。
  9. 前記壁パネルは、前記ロックストリップを直線的に動かして前記取り外し部分を前記タブに合わせて位置調整することによって前記枠部材から取り外す可能である、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記三位置ロックスロットのうちで前記取り外し部分のサイズが最も大きく、前記ロック部分のサイズが最も小さい、請求項9に記載のシステム。
  11. 複数の実質的に平行する枠部材を有する航空機の胴体と、
    前記枠部材に固定して取り付けられたスプラインと、
    背面と、前記背面から延在する複数のタブを有する内部壁パネルと、
    直線的に動けるように前記スプラインに配置されており、複数の三位置ロックスロットを有するロックストリップであって、各ロックスロットは、前記ロックストリップの厚さを通って延びている、ロックストリップと、を備え、
    前記ロックストリップは、
    前記複数のタブの一つを受け入れるように構成された受容部分と、
    前記枠部材に対して前記複数のタブの一つを位置的にロックするように構成された前記スロットのロック部分を有するロック位置と、
    前記複数のタブの一つを前記スロットから取り外すことができるように構成された取り外し部分であって、前記ロック部分は、前記受容部分と前記取り外し部分との間に配置され、前記受容部分と、ロック部分と、前記取り外し部分と、が実質的に直線的に一列に並べられている、取り外し部分と、を含む、航空機。
  12. 前記内部壁パネルは、前記ロックストリップを直線的に動かして前記取り外し部分を前記複数のタブの一つに合わせて位置調整することによって前記枠部材から取り外し可能である、請求項11に記載の航空機。
  13. 前記複数のタブの一つは、前記ロックスロットの前記受容部分と摩擦嵌合で係合するように構成された球状遠位端を有する、実質的に剛性の直立部材を備える、請求項11に記載の航空機。
  14. 前記三位置ロックスロットのうちで前記取り外し部分のサイズが最も大きく、前記ロック部分のサイズが最も小さい、請求項11に記載の航空機。
  15. 前記ロック部分は、前記複数のタブの一つを二次元で前記スロットにロックするように配向されたウェッジ面を含む、請求項11に記載の航空機。
  16. 航空機の胴体の内装に壁パネルを据え付ける方法であって、前記方法は、
    壁パネルの背面から延在する複数のタブを、前記胴体の少なくとも2つの枠部材にそれぞれ付随する三位置可動ロックストリップの受容部分に差し込むことであって、前記三位置可動ロックストリップは、前記受容部分と実質的に直線的に一列に並べられたロック部分と取り外し部分をさらに含み、前記ロック部分は、前記受容部分と前記取り外し部分との間に配置されている、差し込むことと、
    前記壁パネル及び前記それぞれの枠部材に対して前記ロックストリップを直線的に引いて、前記ロックストリップの前記ロック部分を前記タブに合わせて位置調整し、それにより、前記壁パネルの前記枠部材に対する固定された位置を確立すること、を含む方法。
  17. 前記ロックストリップを直線的に引いて、前記壁パネルを前記固定された位置にロックする前に、前記壁パネルの位置を調節することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ロックストリップを直線的に引くことは、前記ロックストリップを前記壁パネルと前記枠部材に対して下方に引くことを含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記ロックストリップを直線的に引いて、前記ロックストリップの前記取り外し部分を前記タブに合わせて位置調整することと、
    前記枠部材から前記壁パネルを引き離し、前記枠部材から前記壁パネルを取り外す間、前記取り外し部分から前記タブを引き出すこと、をさらに備える請求項16に記載の方法。
  20. 前記ロックストリップを直線的に引くことは、前記ロックストリップを前記壁パネルと前記枠部材に対して下方に引くことを含む、請求項19に記載の方法。
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