JP6128881B2 - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6128881B2 JP6128881B2 JP2013029955A JP2013029955A JP6128881B2 JP 6128881 B2 JP6128881 B2 JP 6128881B2 JP 2013029955 A JP2013029955 A JP 2013029955A JP 2013029955 A JP2013029955 A JP 2013029955A JP 6128881 B2 JP6128881 B2 JP 6128881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- diameter hole
- axis
- end side
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 86
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 48
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 48
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 17
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013305 flexible fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
また、挿入部の挿入性を高めるために、挿入部の外径は小さいことが好ましい。
画像データを取得するために、挿入部の先端部にCCDなどの撮像素子を設けている。撮像素子が取得する画像データの画素の数を増加させるためには、より大きな撮像素子を用いることが好ましい。
挿入部の外径を小さくしつつ比較的大きな撮像素子を用いると、撮像素子とライトガイドファイバとの配置位置が干渉する場合がある。この干渉を避けるために、挿入部の様々な構成が検討されている。
一方で、対物レンズ群の基端側に設けられる撮像素子は、第一の支持部材の基端側に設けられる第二の支持部材に取付けられる。比較的大きな撮像素子を確実に取付けるために、第二の支持部材には、径方向外側に突出した素子支持部が設けられる。
また、対物レンズ群の焦点を調節する前に固定部材にライトガイドファイバを固定すると、焦点を調節する作業中にライトガイドファイバに作業者などが接触した場合に対物レンズ群の焦点がずれてしまうという問題がある。焦点を調節するときに両支持部材などを支持する治具などを用いる場合には、固定部材にライトガイドファイバが固定されていると作業性が悪くなる。
そこで、対物レンズ群の焦点を調節し、第一の支持部材と第二の支持部材とを固定した後で固定部材にライトガイドファイバを取付けることが望まれる。この場合、素子支持部の突出量が大きく、挿入部の長手方向に見て固定部材におけるライトガイドファイバを取付ける孔(固定孔)に素子支持部が重なっている場合には、固定部材の基端側からライトガイドファイバを取付けようとしても素子支持部が障害となる。
本発明の内視鏡装置は、照明光を先端側に導くライトガイドファイバと、被検体からの反射光を撮像素子上に結像させるための対物レンズ群と、筒状に形成されて筒孔内に前記対物レンズ群の一部を構成する第一のレンズが取付けられた第一の本体、および前記第一の本体の外周面に設けられ、前記第一の本体の軸線方向に延びて前記ライトガイドファイバが挿通可能とされた固定孔が形成された固定部材、を有する第一の支持部材と、を有する挿入部を備え、前記固定孔は、先端側に設けられ前記ライトガイドファイバが係合する小径孔と、前記小径孔の基端側に設けられ前記小径孔と連通する大径孔と、を有し、前記大径孔の前記第一の本体の軸線側の内面は、前記小径孔の前記第一の本体の軸線側の内面よりも前記第一の本体の軸線に近づくように形成され、前記小径孔と前記大径孔との接続部における前記第一の本体の軸線側の内面には、基端側にむかうにしたがって前記第一の本体の軸線に近づくように傾斜した第二の案内面が形成されていることを特徴としている。
また、前記ライトガイドファイバの先端部には、前記小径孔と係合する硬性部が形成されており、前記第一の本体の軸線方向における前記大径孔の先端と前記素子支持部における前記固定部材の基端側の面に対向する対向面との距離は、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線方向の長さ以上であることがより好ましい。
また、上記の内視鏡装置において、前記大径孔の基端部における前記第一の本体の軸線とは反対側の内面に形成され、基端側にむかうにしたがって前記第一の本体の軸線から離間するように傾斜した第一の案内面を有することがより好ましい。
また、上記の内視鏡装置において、前記第一の本体の軸線および前記固定孔の軸線を含む平面による断面において、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線方向の長さL1、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線に直交する方向の最大の長さL2、前記大径孔の内径L3、および前記第二の案内面の先端と前記素子支持部の前記対向面との前記第一の本体の軸線方向の距離L4、前記第一の案内面と前記第一の本体の軸線とが基端側になす角度θが、(1)式を満足する範囲に設定されていることがより好ましい。
L1sinθ+L2cosθ≦L3+L4tanθ ・・(1)
また、上記の内視鏡装置において、前記挿入部の先端部に着脱可能とされたアダプタを備え、前記アダプタは、アダプタ本体と、筒状に形成されて前記アダプタ本体に連結されるとともに前記挿入部に取付けられたときに、前記第二の支持部材における前記素子支持部よりも先端側に、前記第二の支持部材の外面を囲うように配される接続部材と、を有することがより好ましい。
以下、本発明に係る内視鏡装置の第1実施形態を、図1から図11を参照しながら説明する。
図1に示すように、本内視鏡装置1は、長尺に形成され、先端部に直視型アダプタ(アダプタ)100が着脱可能とされた挿入部10と、挿入部10の基端部に接続され挿入部10などを操作する操作部60と、操作部60に接続された内視鏡本体70と、挿入部10で後述するように取得された画像などを表示する表示部80とを備えている。
なお、図1では、挿入部10から直視型アダプタ100を取外した状態を示している。また、内視鏡装置1は、直視型アダプタ100と交換して挿入部10に着脱可能とされた側視型アダプタ(アダプタ)140も備えている。
先端硬質部11は、対物レンズ群16の一部を構成する3枚の第一のレンズ17a〜17cが取付けられた先端側レンズ枠(第一の支持部材)18と、対物レンズ群16の残部を構成する2枚の第二のレンズ19a、19bが取付けられた基端側レンズ枠(第二の支持部材)20とを備えている。
小径孔23aの軸線と大径孔23bの軸線とは、ほぼ一致している。すなわち、大径孔23bの軸線C1側の内面は、小径孔23aの軸線C1側の内面よりも軸線C1に近づくように形成されている。
図3に示すように、小径孔23aの軸線C1に直交する平面による断面は、小径孔23aから軸線C1に向かう方向の長さよりも、その方向に直交する方向の長さの方が長くなるように、扁平した形状に形成されている。大径孔23bの軸線C1に直交する平面による断面は、小径孔23aと同様に扁平した形状に形成されている。
小径孔23aと大径孔23bとの接続部における軸線C1側の内面には、基端側にむかうにしたがって軸線C1に近づくように傾斜した第二の案内面23dが形成されている。小径孔23aと大径孔23bとの接続部における軸線C1とは反対側の内面には、段部が形成されている。
小径孔23aの先端部には、図2に示すように、小径孔23aよりも拡径された拡径部23eが形成されている。拡径部23eにはカバーガラス28が固定されている。
基端側本体31の外径は、先端側レンズ枠18の大径部22cの内径よりもわずかに小さい。素子支持部32の固定部材24側における突出方向の先端部は、基端側に延びている。基端側レンズ枠20は、先端側レンズ枠18と同一の材料で形成することができる。
素子支持部32には、第二のレンズ19a、19bの基端側で、CCDなどの撮像素子35が支持ガラス36を介して支持されている。支持ガラス36の基端側には、不図示の受光面を有する撮像素子35の素子本体35aが取付けられている。素子本体35aの端部には、撮像素子35内の基板である一対のタブ35bが接続されている。各タブ35bは、素子本体35aとの間に接続された不図示の配線を折曲げることで、軸線C1方向に延びるように配されている。
素子本体35aは、受光面に結像した被検体の画像のデータを取得し、タブ35bはこのデータに対して初期段階の処理を行う。処理した画像データの信号は後述する基板37、38に出力される。
距離を調節した後で、両レンズ枠18、20は、大径部22cと基端側本体31との間に設けられた不図示の接着剤により位置決め、固定される。
図2および図3に示すように、軸線C1方向に見たときに、大径孔23bの軸線C1側の一部に素子支持部32が重なっている。
各リード線39は被覆チューブ40に覆われ、第二の端部は、挿入部10などを通して内視鏡本体70まで延びている。
図2および図5に示すように、封止樹脂43における固定部材24側の側面には、遮光テープ44が貼付けられている。遮光テープ44の先端部は、素子支持部32に貼付けられている。
硬性部46における長手方向に直交する断面形状は、固定孔23の小径孔23aと同一である。小径孔23aに硬性部46を押込むことで、固定部材24に対してライトガイドファイバ45を位置決めすることができる。
ライトガイドファイバ45は、図2および図6に示すように、固定孔23に挿通可能となるともに、基端側レンズ枠20の素子支持部32に沿うように折曲げられている。すなわち、ライトガイドファイバ45には、硬性部46と軟性部48との接続部分に折曲げ部48aが、軟性部48の先端部の2カ所に折曲げ部48b、48cがそれぞれ形成されている。
ライトガイドファイバ45の硬性部46の軸線C1方向の長さをL1、ライトガイドファイバ45の硬性部46の軸線C1に直交する直交方向Dの最大の長さをL2とする。大径孔23bの内径をL3、第一の案内面23cの先端と素子支持部32における固定部材24の基端面に対向する対向面32aとの軸線C1方向の距離をL4とする。なお、対向面32aは、軸線C1に直交する面である。軸線C1方向における、大径孔23bの先端と素子支持部32の対向面32aとの距離をL5とする。長さL1、長さL2は、固定孔23にライトガイドファイバ45を取付けたときの長さである。
このとき、距離L5は硬性部46の長さL1以上である。
さらに、前述の硬性部46の長さL1、長さL2、大径孔23bの内径L3および距離L4が、(2)式を満足する範囲に設定されている。
L1sinθ+L2cosθ≦L3+L4tanθ ・・(2)
一方で、(2)式の右辺である「L3+L4tanθ」の式で得られる値は、素子支持部32の対向面32aの延長線と第一の案内面23cの延長線との交点P1から、大径孔23bの軸線C1側の内面までの距離L12である。
このとき、大径孔23bに硬性部46を挿入するときに硬性部46が最も寝ている角度θ2(軸線C1に対して傾いている角度)は、(3)式または(4)式から求めることができる。
tanθ2=L21/L4 ・・(3)
θ2=tan−1(L21/L4) ・・(4)
外套管51内には、前述の封止樹脂43を覆うように取付けられている。
アダプタ本体110は、円柱状に形成されるとともに、軸線C1方向に延びる第一の貫通孔111および第二の貫通孔112が形成されている。アダプタ本体110の外周面には、全周にわたり溝部113が形成されている。
アダプタ本体110における溝部113よりも先端側の外径は、外套管51の外径に等しい。
第一の貫通孔111には、対物レンズ116a〜116cが固定されている。
第二の貫通孔112には、先端側にカバーガラス117、基端側に光学ロッドレンズ118がそれぞれ固定されている。
アダプタ本体110の溝部113に接続部材130のフランジ部131が係合した状態で、アダプタ本体110に対して接続部材130を回転させることができる。
この場合、先端側レンズ枠18の先端面における第一のレンズ17aを囲う部分と、アダプタ本体110の基端面における対物レンズ116cを囲う部分とが当接する。このため、先端側レンズ枠18の先端面におけるカバーガラス28を囲う部分と、アダプタ本体110の基端面における光学ロッドレンズ118を囲う部分との間に、製造誤差などにより隙間が形成される場合がある。
挿入部10から直視型アダプタ100を取外すときには、上記と逆の手順を行う。
操作部60内に設けられている不図示の複数のモータには、前述の操作ワイヤの基端部がそれぞれ接続されている。湾曲操作ボタン61を操作することで所望のモータを駆動させて、湾曲部12を所望の向きに湾曲させることができる。
制御部は、複数のリード線39うちの一部の第二の端部、および表示部80に接続されている。制御部は、撮像素子35が取得し、基板37、38から出力された画像データを適宜処理し、表示部80に出力する。
光源部は図示しない発光ダイオードを備えている。この発光ダイオードが発した照明光は、ライトガイドファイバ45を介して先端側に導かれる。
電源部は、撮像素子35、内視鏡本体70の制御部や光源部、表示部80などに必要な電力を供給する。
表示部80は、内視鏡本体70の光源部から電力を供給されるとともに、制御部から出力された画像データを表示する。
図8に示すように、先端側レンズ枠18に第一のレンズ17a〜17c、Oリング25、カバーガラス28などを取付けておく。なお、この時点では、先端側レンズ枠18にライトガイドファイバ45は取付けない。
基端側レンズ枠20に、第二のレンズ19a、19b、撮像素子35、基板37、38、リード線39などを取付けておく。
位置を調節したレンズ枠18、20を炉に一定時間入れて接着剤を固化させ、先端側レンズ枠18に基端側レンズ枠20を固定する。先端側レンズ枠18にライトガイドファイバ45が取付けられていないため、作業者などが誤ってライトガイドファイバ45に接触して調節した焦点がずれてしまうことが抑制される。
図4に示すように距離L5は硬性部46の長さL1以上であるため、素子支持部32が障害になるのを抑えて、軸線C1方向において大径孔23b内に硬性部46が確実に収容される。
固定孔23に第二の案内面23dが形成されているため、図10に示すように、硬性部46の点P2が第二の案内面23dに導かれて大径孔23bから小径孔23aに容易に移動することができる。
なお、軟性部48は硬性部46よりも曲げやすいため、必要に応じて適宜軟性部48を変形させて、固定孔23に硬性部46を挿入していく。
この後で、外套管51内に一体に構成したレンズ枠18、20およびライトガイドファイバ45を挿入するなどして、挿入部10を形成する。この挿入部10を、操作部60に接続し、直視型アダプタ100を取付けて内視鏡装置1が完成する。
まず、使用者は、操作部60の主操作ボタン62を操作して、電源部から撮像素子35、内視鏡本体70の制御部や光源部、表示部80などに必要な電力を供給する。
光源部の発光ダイオードが発した照明光は、ライトガイドファイバ45を介して先端側に導かれる。照明光は、ライトガイドファイバ45からカバーガラス28、光学ロッドレンズ118、カバーガラス117を透過して、直視型アダプタ100の前方に照射される。
不図示の被検体で反射された反射光は、対物レンズ群16に入射して撮像素子35の受光面に結像する。撮像素子35は画像データを取得し、基板37、38で画像データを適宜処理して、画像データの信号を内視鏡本体70に出力する。内視鏡本体70に出力された信号は、制御部で処理され、表示部80に表示される。
基板37、38で発生した熱の一部は、基端側レンズ枠20および先端側レンズ枠18を通して挿入部10の先端側や径方向外側に伝導され、外部に放熱される。基板37、38で発生した熱の他の一部は、リード線39の芯材やシールドにより基端側に伝導され、外部に放熱される。
先端側レンズ枠18の大径孔23bには第一の案内面23cが形成されているため、大径孔23b内に硬性部46を挿入するときに、硬性部46が素子支持部32を避けやすくすることができる。
硬性部46の長さL1および長さL2、大径孔23bの内径L3、および距離L4が前述の(2)式を満足する範囲に設定されている。このため、軸線C1に対して硬性部46を斜めに挿入したときに、大径孔23bの軸線C1側の内面に硬性部46の先端面が強く当たり、大径孔23bに硬性部46が挿入しにくくなるのを抑制することができる。
挿入部10に直視型アダプタ100を取付けたときに、直視型アダプタ100の接続部材130は、基端側レンズ枠20における素子支持部32よりも先端側に、基端側レンズ枠20の外面を囲うように配される。素子支持部32は基端側レンズ枠20において径方向外側に突出した部分なので、この素子支持部32の外面を囲うように接続部材130が配されると、直視型アダプタ100の外径が大きくなってしまう。本実施形態の内視鏡装置1では、軸線C1方向における素子支持部32の位置を避けて直視型アダプタ100が挿入部10に取付けられるため、直視型アダプタ100の外径が大きくなるのを抑制することができる。
この場合、硬性部46に折曲げ部46a、46bが形成されることになる。この例では、硬性部46において、先端から折曲げ部46aまでが第一の硬性部46cとなり、折曲げ部46aから基端までが第二の硬性部46dとなる。
次に、本発明の第2実施形態について図12および図13を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図12に示すように、本実施形態の内視鏡装置2は、第1実施形態の内視鏡装置1の各構成に加えて、挿入部10のカバーガラス28と直視型アダプタ100の光学ロッドレンズ118との間に、透明な液体150が設けられている。液体150としては、気泡を含まない無色透明なオイルなどを好適に用いることができる。
このように構成することで、液体150が光ファイバのように導光部材の役割を果たす。直視型アダプタ100の入口となる光学ロッドレンズ118の基端面でケラレていた光も、液体150の内壁にて全反射を繰返して光学ロッドレンズ118に入射させ、照明光の光量を増加させることができる。
この変形例では、アダプタ本体110の基端面における第二の貫通孔112を囲う部分に基端側に突出する突部120を設けている。この突部120が固定孔23の拡径部23eの内面に係合することで、導光部材155の溜まりとなる空間が形成される。これにより、照明光をカバーガラス28から光学ロッドレンズ118に伝達させやすくすることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図14および図15を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図14および図15に示すように、本実施形態の内視鏡装置4は、第1実施形態の内視鏡装置1の基端側レンズ枠20に代えて、基端側レンズ枠160を備えている。
基端側レンズ枠160は、基端側レンズ枠20の素子支持部32に代えて、一対の素子支持部161を有している。各素子支持部161の基端は、軸線C1方向において撮像素子35、基板37、38を超えて基端側まで延びている。なお、素子支持部161の内側の面には、絶縁用のフィルム162が貼付けられている。
このように構成することで、撮像素子35や基板37、38で発生した熱を先端側や基端側に効率良く拡散することができる。これにより、撮像素子35や基板37、38などのデバイスへの熱によるダメージを軽減させることができる。
例えば、前記第1実施形態から第3実施形態では、軸線C1方向に見たときに、固定孔23の大径孔23bの一部に素子支持部が重なっているとした。しかし、大径孔23bの全体を塞ぐように素子支持部が配されるように構成してもよい。
L1sinθ1+L2cosθ≦L3+L4’tanθ1 ・・(5)
大径孔23bの軸線C1側の内面は、小径孔23aの軸線C1側の内面よりも軸線C1に近づくように形成されていた。しかし、大径孔23bの軸線C1側の内面と小径孔23aの軸線C1側の内面とが面一になるように構成してもよい。この場合、固定孔23に第二の案内面23dが形成されなくなり、固定孔23に対する硬性部46の挿入性をさらに高めることができる。
前述の硬性部46の長さL1、長さL2、大径孔23bの内径L3および距離L4が(2)式を満足する範囲に設定されていなくてもよい。
内視鏡装置は、挿入部10に着脱可能なアダプタを備えないタイプのものでもよい。
10 挿入部
16 対物レンズ群
17a、17b、17c 第一のレンズ
18 先端側レンズ枠(第一の支持部材)
19a、19b 第二のレンズ
20、160 基端側レンズ枠(第二の支持部材)
22 先端側本体(第一の本体)
22a、31a 筒孔
23 固定孔
23a 小径孔
23b 大径孔
23c 第一の案内面
23d 第二の案内面
24 固定部材
31 基端側本体(第二の本体)
32、161 素子支持部
35 撮像素子
45 ライトガイドファイバ
45a ファイバ素線
45b 接着剤
46 硬性部
100 直視型アダプタ(アダプタ)
110 アダプタ本体
130 接続部材
140 側視型アダプタ(アダプタ)
C1 軸線
L1、L2 長さ
L3 内径
L4、L5 距離
Claims (7)
- 照明光を先端側に導くライトガイドファイバと、
被検体からの反射光を撮像素子上に結像させるための対物レンズ群と、
筒状に形成されて筒孔内に前記対物レンズ群の一部を構成する第一のレンズが取付けられた第一の本体、および前記第一の本体の外周面に設けられ、前記第一の本体の軸線方向に延びて前記ライトガイドファイバが挿通可能とされた固定孔が形成された固定部材、を有する第一の支持部材と、
を有する挿入部を備え、
前記固定孔は、
先端側に設けられ前記ライトガイドファイバが係合する小径孔と、
前記小径孔の基端側に設けられ前記小径孔と連通する大径孔と、を有し、
前記大径孔の前記第一の本体の軸線側の内面は、前記小径孔の前記第一の本体の軸線側の内面よりも前記第一の本体の軸線に近づくように形成され、
前記小径孔と前記大径孔との接続部における前記第一の本体の軸線側の内面には、基端側にむかうにしたがって前記第一の本体の軸線に近づくように傾斜した第二の案内面が形成されていることを特徴とする内視鏡装置。 - 前記挿入部は、
筒状に形成されて筒孔内に前記対物レンズ群の残部を構成する第二のレンズが取付けられ、前記第一のレンズの基端側に前記第二のレンズが配されるとともに前記第一のレンズと前記第二のレンズとの距離を調節した状態で前記第一の本体に位置決め可能な第二の本体、および前記第二の本体の基端側に前記第二の本体の径方向外側に突出するように設けられ前記第二のレンズの基端側で前記撮像素子を支持する素子支持部、を有する第二の支持部材をさらに有し、
前記第一の本体の軸線方向に見たときに、前記素子支持部が前記大径孔の少なくとも一部に重なっていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。 - 前記ライトガイドファイバの先端部には、前記小径孔と係合する硬性部が形成されており、
前記第一の本体の軸線方向における前記大径孔の先端と前記素子支持部における前記固定部材の基端側の面に対向する対向面との距離は、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線方向の長さ以上であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。 - 前記大径孔の基端部における前記第一の本体の軸線とは反対側の内面に形成され、基端側にむかうにしたがって前記第一の本体の軸線から離間するように傾斜した第一の案内面を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡装置。
- 前記第一の本体の軸線および前記固定孔の軸線を含む平面による断面において、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線方向の長さL1、前記ライトガイドファイバの前記硬性部の前記第一の本体の軸線に直交する方向の最大の長さL2、前記大径孔の内径L3、および前記第二の案内面の先端と前記素子支持部の前記対向面との前記第一の本体の軸線方向の距離L4、前記第一の案内面と前記第一の本体の軸線とが基端側になす角度θが、(1)式を満足する範囲に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
L1sinθ+L2cosθ≦L3+L4tanθ ・・(1) - 前記ライトガイドファイバは、複数のファイバ素線を並べた状態で有し、
前記ライトガイドファイバの先端部には、前記小径孔と係合する硬性部が形成されており、
それぞれの前記ファイバ素線を接着剤により固めることで、前記硬性部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。 - 前記挿入部の先端部に着脱可能とされたアダプタを備え、
前記アダプタは、
アダプタ本体と、
筒状に形成されて前記アダプタ本体に連結されるとともに前記挿入部に取付けられたときに、前記第二の支持部材における前記素子支持部よりも先端側に、前記第二の支持部材の外面を囲うように配される接続部材と、を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029955A JP6128881B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029955A JP6128881B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014158534A JP2014158534A (ja) | 2014-09-04 |
JP6128881B2 true JP6128881B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=51610791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013029955A Active JP6128881B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6128881B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3686110B2 (ja) * | 1994-11-10 | 2005-08-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
JP2000305027A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Olympus Optical Co Ltd | 先端光学アダプタ |
JP4928984B2 (ja) * | 2007-03-02 | 2012-05-09 | Hoya株式会社 | 極細径内視鏡の先端部 |
JP5180704B2 (ja) * | 2008-06-30 | 2013-04-10 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡用ライトガイド |
-
2013
- 2013-02-19 JP JP2013029955A patent/JP6128881B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014158534A (ja) | 2014-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5042481B2 (ja) | 電子内視鏡 | |
JP5384808B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP5054230B2 (ja) | 撮像ユニット | |
WO2013031276A1 (ja) | 内視鏡用撮像ユニット | |
JP6461816B2 (ja) | 撮像装置および内視鏡装置 | |
JP5945633B2 (ja) | 挿入機器 | |
US9770160B2 (en) | Bending tube for endoscope, endoscope and method for manufacturing bending tube for endoscope | |
JP2005177025A (ja) | 内視鏡 | |
JP3001035B2 (ja) | 内視鏡用光学アダプタ | |
JP2008206624A (ja) | 極細径電子内視鏡の先端部 | |
JP6087036B1 (ja) | 細長部材の信号線架設構造 | |
JP6128881B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
EP3225148A1 (en) | Imaging unit and endoscope | |
JP5185572B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP6713544B2 (ja) | 内視鏡 | |
WO2018155066A1 (ja) | 内視鏡 | |
JP5185699B2 (ja) | 内視鏡用側視アダプタ、内視鏡装置 | |
JP2006020804A (ja) | 内視鏡 | |
JP6617206B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP5242221B2 (ja) | 撮像装置、電子内視鏡および撮像装置の組立方法 | |
WO2021172002A1 (ja) | 内視鏡撮像装置 | |
JP6259583B2 (ja) | 内視鏡の放熱構造 | |
JP2009089925A (ja) | 内視鏡 | |
JPH03275028A (ja) | 内視鏡 | |
JP2022166635A (ja) | 内視鏡カメラヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170411 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6128881 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |