JP6128741B2 - バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置 - Google Patents

バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6128741B2
JP6128741B2 JP2012073584A JP2012073584A JP6128741B2 JP 6128741 B2 JP6128741 B2 JP 6128741B2 JP 2012073584 A JP2012073584 A JP 2012073584A JP 2012073584 A JP2012073584 A JP 2012073584A JP 6128741 B2 JP6128741 B2 JP 6128741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
synchronization signal
display synchronization
pwm
backlight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012073584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013205574A5 (ja
JP2013205574A (ja
Inventor
誠 大野木
誠 大野木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012073584A priority Critical patent/JP6128741B2/ja
Publication of JP2013205574A publication Critical patent/JP2013205574A/ja
Publication of JP2013205574A5 publication Critical patent/JP2013205574A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6128741B2 publication Critical patent/JP6128741B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置に関する。
近年では、画像表示装置として、液晶パネルを用いた液晶表示装置が主流になってきている。液晶パネルは自発光デバイスではないため、液晶表示装置では、LED等の光源を用いたバックライトが必要になる。また、液晶表示装置において、画像の輝度を変更する方法には、次の2つの方法がある。1つは、液晶パネルの制御(液晶パネルが有する液晶素子の透過率(バックライトからの光が液晶素子を透過する割合)の制御)により画像の輝度を変更する方法である。もう1つは、バックライトの発光輝度を変更することにより画像の輝度を変更する方法である。画面内のコントラスト比を高めるためには、画面上の輝度が所望の輝度となるように、バックライトの発光輝度を変更する方法を用いるのがよい。
バックライトの発光輝度の変更方法(変更方式)として、PWM(パルス幅変調)方式が多く用いられている。この方式は、バックライトを一定周期で点灯させ、点灯期間の長さと消灯期間の長さの比(以下DUTY比)を変更することでバックライトの発光輝度を変更するものである。点灯期間の間隔(即ち消灯期間)が長いとバックライトの点滅が人の目に視認されるため、視聴者がちらつき(フリッカ)を感じることがある。そのため、PWM方式を用いたバックライトの制御では、200Hz以上の高い周波数でバックライトを点灯させるのが一般的である。
ところで、液晶表示装置では、液晶素子の透過率を制御してバックライトからの光(バックライト光)を遮光することで黒を表現することができる。しかし、液晶素子によるバックライト光の遮光は完全ではなく、黒を表現しようとしても、バックライト光がわずかに漏れてしまい(バックライト光がわずかに液晶素子を透過してしまい)、完全な黒を表現することができず、いわゆる「黒浮き」が生じてしまう。そのため、バックライトの発光輝度が画面全体で均一になるようにバックライトを制御すると、黒浮きにより画面内のコントラスト比は制限されてしまう。それを解消するために、ローカルディミングと呼ばれる技術が提案されている。これは、画像の明暗に合わせて、画面内の領域ごとにバックライトの発光輝度を変更する制御を行うことで、黒浮きを防止して、画面内のコントラスト比を高めることを可能にする技術であり、特許文献1等に開示されている。
また、液晶パネルは、ブラウン管ディスプレイやプラズマディスプレイ等の自発光デバイスに比べると応答性で劣るため、動画を表示する際に動画ボケが目立つなどの欠点があった。そのため今日ではこの欠点を解消するための様々な技術が提案されており、その中の一つにバックライトスキャンと呼ばれる技術がある。バックライトスキャンは、液晶パネルの走査(スキャン)、即ち液晶素子の駆動に合わせてバックライトの点灯及び消灯を制御することで、液晶素子の透過率の切り替わりの瞬間を見えなくし、動画ボケの低減を図る技術である。バックライトスキャンについては特許文献2等に開示されている。
ローカルディミングやバックライトスキャンを行う際には、バックライトの点灯開始のタイミングやバックライトの発光輝度の変更のタイミングを画像信号と合わせる(同期させる)必要がある。一般的には、画像信号の垂直同期信号(以下VSYNC)に同期して、バックライトが制御される。
次に、一般的なLEDドライバを用いた場合の、バックライトのPWM制御について説明する。LEDドライバは、バックライトの点灯、消灯、発光輝度などを制御する制御回路である。LEDドライバには、点灯期間の基準となるクロック信号(以下PWM−CLK)が入力される。LEDドライバは、このPWM−CLKをカウントすることで、バックライトをPWM制御する。例えば、LEDドライバに対して「点灯開始:2、点灯期間:5」という設定値が設定されたとすると、LEDドライバは、図8に示すように、PWMカウント値(PWM−CLKのカウント値)が2になった時点でバックライトを点灯させる。そして、LEDドライバは、バックライトを点灯してからPWM−CLK5カウント分の時間後に(PWMカウント値が7になった時点で)バックライトを消灯させる。また、点灯期間の周期の基準の信号(以下PWM−SYNC)が入力されると、PWMカウント値は、次のPWM−CLKのタイミングで0になるようにリセットされる。LEDドライバに対して一定周波数のPWM−CLKと、一定周波数のPWM−SYNCを入力し続けることで、一定周期の点灯期間を設定することが可能になる。
LEDドライバには様々な仕様のものがあり、PWMカウント値が0のときにバックライトの点灯が開始されるものや、PWMカウント値に従って消灯期間を設定するものなどがある。上記消灯期間を設定するLEDドライバは、例えば、「消灯開始:2、消灯期間:5」という設定値が設定された場合に、PWMカウント値が2になった時点でバックライトを消灯させ、PWMカウント値が7になった時点でバックライトを点灯させる。他にはカウンタのリセットをまたいで点灯期間ないし消灯期間を設定出来るものもある。例えば「点灯開始:8、点灯期間:5」と設定したときにはカウンタの最大値が9ならばカウンタが8の時点で点灯を開始してカウンタ0へのリセットを経てカウンタが3になった時点で消灯する。また、PWMカウント値の最大値もLEDドライバによって様々であり、一般的には、DUTY比を細かく調整するために、PWMカウント値の最大値がかなり大きいものが多い。本明細書においては、説明を簡略化するためにあえてPWMカウント値の最大値が小さい場合の例について説明を行う。LEDドライバには、PWMカウント値が最大値を超えた場合に、PWMカウント値が自動的にリセットされるものや、PWMカウント値が最大値を超えた場合に、PWM−SYNCが入力されるまでバックライトの制御を中止するものもある。
次に、画像信号と、バックライトのPWM制御(PWMカウント値に応じたバックライトの点灯及び消灯の制御)との同期方法について説明する。図9に示すように、PWM−SYNCをVSYNCと同期させれば、画像信号と、バックライトの点灯との同期を取ることが可能になる。図9には、VSYNCに同期して4回のPWM制御が行われる場合の例を示している。具体的には、図9には、VSYNCの周波数が60Hzであり、PWM−SYNCの周波数がVSYNCの周波数の4倍の240Hzである場合の例を示している。なお、1つのVSYNCに対するPWM制御の回数は4回に限らない。VSYNCの周波数が60Hzであり、PWM−SYNCの周波数が300Hzである場合には、1つのVSYNCに対してPWM制御が5回行われる。VSYNCの周波数が60Hzであり、PWM−SYNCの周波数が360Hzである場合には、1つのVSYNCに対してPWM制御が6回行われる。また、図9ではVSYNCとPWM−SYNCのタイミングを完全に一致させているが、最適な画質を得るためには図10に示すように、VSYNCとPWM−SYNCのうちの一方を他方に対して遅らせた方が良い場合もある。図10は、PWM−SYNCがVSYNCよりも時間DELAYだけ遅れている場合の例である。この場合においては、時間DELAYを一定に保つことが、VSYNCとPWM−SYNCの同期を取ることになる。本明細書では、説明を簡略化するために、時間DELAYがゼロの場合の例について説明を行う。
また、バックライトの領域毎に、点灯期間の開始タイミング(点灯開始のタイミング)を変えることにより、バックライトスキャンなどを行う際に、液晶パネルのスキャンに合わせたバックライトの点灯を行うことが可能になる。
特開2001−142409号公報 特開平11−202286号公報
しかしながら、画像信号のクロックと画像表示装置側のクロックの周波数のわずかな違い等により、VSYNCの周期(以下VSYNC周期)が変化することがある。そのため、VSYNC周期は必ずしも常に一定ではない。
例えば、図11に示すように、VSYNC周期が短くなり、VSYNCの周波数(以下VSYNC周波数)が60Hzから61.5Hzに変化することがある。このとき、PWM周期(PWMカウント値が0になったタイミングから次に0になるまでの期間)1〜3では、通常通りにPWM−SYNCの周波数を240HzとしてPWM制御を行うことができる。しかしながら、PWM周期4の終了タイミングとVSYNCとの同期を取ると、PWM周期4はPWM周期1〜3よりも短くなり、PWM周期4ではPWM−SYNC周波数が266Hzに変化してしまう。PWM周期4では、PWM周期1〜3と同様に、バックライトは、PWMカウント値が2のタイミングから点灯され、PWMカウント値が7のタイミングで消灯される。そのため、PWM周期4での点灯期間の長さは、PWM−CLK5カウント分であり、PWM周期1〜3での点灯期間の長さと同じとなる。しかしながら、本来ならPWMカウント値が9の時点で入力されるPWM−SYNCが、PWM周期4においてはPWMカウント値が8の時点で入力される。そのため、PWM周期4では、本来より1カウント分早くPWMカウント値がリセットされ、結果的に消灯期間の長さがPWM周期1〜3での消灯期間の長さよりもPWMカウント値1カウント分短くなってしまう。点灯期間の長さが変わらずに消灯期間の長さだけが短くなると、DUTY比が高くなるため、PWM周期4ではPWM周期1〜3よりもバックライトの発光輝度が上昇し、ひいては画面上の輝度が上昇してしまう。
また、図12に示すように、VSYNC周期が長くなり、VSYNC周波数が60Hzから58.5Hzに変化することがある。このとき、図11の場合と同様にPWM周期1〜3では、通常通りにPWM−SYNCの周波数を240HzとしてPWM制御を行うことができる。しかしながら、PWM周期4の終了タイミングとVSYNCとの同期を取ると、PWM周期4はPWM周期1〜3よりも長くなり、PWM周期4ではPWM−SYNC周波数が218Hzに変化してしまう。PWM周期4では、PWM周期1〜3と同様に、バックライトは、PWMカウント値が2のタイミングから点灯され、PWMカウント値が7のタイミングで消灯される。そのため、PWM周期4での点灯期間の長さは、PWM−CLK5カウント分であり、PWM周期1〜3での点灯期間の長さと同じとなる。しかしながら、本来ならPWMカウント値が9の時点で入力されるPWM−SYNCが、PWM周期4においてはPWMカウント値が10の時点で入力される。そのため、PWM周期4では、本来より1カウント分遅くPWMカウント値がリセットされ、結果的に消灯期間の長さがPWM周期1〜3での消灯期間の長さよりもPWMカウント値1カウント分長くなってしまう。点灯期間の長さが変わらずに消灯期間の長さだけが長くなると、DUTY比が低くなるため、PWM周期4ではPWM周期1〜3よりもバックライトの発光輝度が低下し、ひいては画面上の輝度が低下してしまう。LEDドライバの仕様によってはPWMカウント値が9を超えた時点で必ず0になるようにリセットされるものもあるが、その場合においてもPWM−SYNCの入力時に再びPWMカウント値がリセットされるため、同じように消灯期間の長さが長くなってしまう。
このように、従来の方法では、VSYNCとPWM−SYNCの同期を取りながらバックライトをPWM制御しているときに、VSYNCの周波数が変化すると、DUTY比の変化によりバックライトの発光輝度が変化し、ひいては画面上の輝度が変化してしまう。このような画面上の輝度の変化は、フリッカとして視聴者に視認されてしまう。
そこで本発明は、画像信号の垂直同期信号とバックライトの制御との同期を保ちながら、垂直同期信号の周期の変動によるバックライトの発光輝度の変動を抑制することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明のバックライト装置は、
画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトと、
周期的に入力される前記画像信号表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成手段と、
記生成手段から出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御手段と、
を有し、
前記生成手段は、
第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号を生成し、生成した前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力し、
前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間前記所定の周期よりも短い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記所定の周波数よりも大きい周波数で、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を出力する
ことを特徴とする。
また、本発明のバックライト装置は、
画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトと、
周期的に入力される前記画像信号の表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成手段と、
前記生成手段から出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御手段と、
を有し、
前記生成手段は、
第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号を生成し、生成した前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力し、
前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期よりも長い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を前記所定の周波数で出力し、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記第2の表示同期信号の後に入力される第3の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を、前記所定の周波数よりも小さい周波数で、出力する
ことを特徴とする。
本発明のバックライト装置の制御方法は、
画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトを有するバックライト装置の制御方法であって、
周期的に入力される前記画像信号表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成ステップと、
記生成ステップから出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御ステップと、
を有し、
前記生成ステップでは、
第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号が生成され、生成された前記所定数のクロック信号が所定の周波数で周期的に出力され、
前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間前記所定の周期よりも短い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて
生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記所定の周波数よりも大きい周波数で、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が出力される
ことを特徴とする。
また、本発明のバックライト装置の制御方法は、
画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトを有するバックライト装置の制御方法であって、
周期的に入力される前記画像信号の表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成ステップと、
前記生成ステップから出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御ステップと、
を有し、
前記生成ステップでは、
第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号が生成され、生成された前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力され、
前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期よりも長い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が前記所定の周波数で出力され、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記第2の表示同期信号の後に入力される第3の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が、前記所定の周波数よりも小さい周波数で、出力される
ことを特徴とする。
本発明の表示装置は、上記バックライト装置と、前記画像信号に基づいて、前記バックライト装置から照射された光を透過して、画像を画面に表示する前記表示手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像信号の垂直同期信号とバックライトの制御との同期を保ちながら、垂直同期信号の周期の変動によるバックライトの発光輝度の変動を抑制することができる。
実施例1に係る液晶表示装置の構成の一例を示す図 実施例1に係るバックライト装置の動作の一例を示す図 実施例1に係るバックライト装置の動作の一例を示す図 実施例1に係るバックライト装置の動作の一例を示す図 実施例1に係るバックライト制御部の処理の流れの一例を示すフロー図 実施例1に係るバックライト装置の動作の一例を示す図 実施例2に係るバックライト装置の動作の一例を示す図 従来技術におけるバックライトのPWM制御を説明する図 従来技術における画像信号とPWM制御の同期方法を説明する図 従来技術における画像信号とPWM制御の同期方法を説明する図 従来技術における課題を説明する図 従来技術における課題を説明する図
<実施例1>
以下、本発明の実施例1について説明する。
図1は、本実施例に係る液晶表示装置の大まかな構成の一例を示すブロック図である。
液晶表示装置100は、入力部101、画像解析部102、LCD制御部103、LCDパネル104、垂直同期信号生成部105、バックライト装置110、画像表示部109などを有する。バックライト装置110は、バックライト制御部106、LEDドライバ107、バックライト108などを有する。
入力部101は、外部から液晶表示装置100内に画像信号(入力画像信号)を入力する。
画像解析部102は、入力画像信号から表示画像信号を生成し、表示画像信号をLCD制御部103に出力する。例えば、画像解析部102は、ぼかし処理やエッジ強調処理などの画像処理や、IP変換処理やフレームレート変換処理などのフォーマット変換処理を入力画像信号に施して表示画像信号を生成する。なお、画像解析部102は、入力画像信号をそのまま表示画像信号として出力してもよい。
また、画像解析部102は、表示画像信号に基づいてバックライトの発光輝度を決定し、決定した発光輝度を表す制御信号をバックライト制御部106に出力する。
LCD制御部103は、表示画像信号に基づいて、複数の液晶素子を有する液晶パネルであるLCDパネル104を制御する。具体的には、LCD制御部103は、表示画像信号に基づいて、複数の液晶素子の透過率(バックライト108からの光が透過する割合)を制御する。それにより、各液晶素子は、表示画像信号に基づく画像が表示可能な状態に配向する。
垂直同期信号生成部105は、入力画像信号と共に入力された垂直同期信号(入力VSYNC)から、表示画像信号のフレームレートに合わせた表示VSYNC(表示画像信号の垂直同期信号)を生成し、バックライト制御部106に出力する。
バックライト制御部106は、バックライト108のPWM制御において必要となるクロック信号(PWM−CLK)とPWM基準信号(PWM−SYNC)を、それぞれ、設定された周波数で生成し、LEDドライバ107に出力する。
また、バックライト制御部106は、バックライト108の発光輝度が画像解析部102で決定された発光輝度となるように、LEDドライバ107に対して、必要な駆動電流値やDUTY比等を設定する。
LEDドライバ107は、バックライト制御部106から入力されたPWM−CLKの数をカウントする。そして、LEDドライバ107は、PWM−CLKのカウント値(入力カウント値)に基づいて、バックライト108の点灯及び消灯を制御する。具体的には、LEDドライバ107は、設定されたDUTY比に応じて、バックライト108を点灯させる数値範囲(入力カウント値の範囲)や、バックライト108を消灯させる数値範囲
(入力カウント値の範囲)を決定する。そして、LEDドライバ107は、入力カウント値がバックライト108を点灯させる数値範囲内の値であるときに、設定された駆動電流をバックライト108に出力する。本実施例では、LEDドライバ107は、バックライト108が有する複数のLEDに接続された複数のチャンネルを有しており、PWM−CLKの入力カウント値に基づいて、複数のLEDの点灯及び消灯を制御する。また、LEDドライバ107は、PWM−SYNCの入力に応じて、入力カウント値を、次のPWM−CLKのタイミングで0になるようにリセットする。
バックライト108は、光源として複数のLEDを有する。複数のLEDから発せられた光がLCDパネル104を透過することにより、画面(画像表示部109)に表示画像信号に基づく画像が表示される。なお、バックライト108の光源はLEDに限らない。例えば、バックライト108の光源は冷陰極管などであってもよい。
本実施例では、バックライト制御部106は、表示VSYNCの周期が所定周期から変動する場合に、変動した周期に合わせてPWM−CLKの周波数を変更する。
具体的には、バックライト制御部106は、1つの表示VSYNCに対して、所定数のPWM−CLKを生成する。そして、表示VSYNCを基準とするタイミング(基準タイミング)と、該表示VSYNCに対する所定数のPWM−CLKの生成を開始するタイミングとの間のずれが小さくなるように、PWM−CLKの周波数を変更する。本実施例では、所定数のPWM−CLK単位(所定数のクロック信号単位)でPWM−CLKの周波数が変更される。
そのような構成にすることにより、表示VSYNCとバックライト108の制御との同期を保ちながら、表示VSYNCの周期の変動によるバックライト108の発光輝度の変動を抑制することができる。
以下、具体例を挙げて本実施例に係るバックライト装置110の動作について詳しく説明する。
以下では、1つの表示VSYNCに対して4つのPWM−SYNCが生成され、1つのPWM−SYNCに対して10のPWM−CLKが生成される、即ち上記所定数が40であるものとする。また、入力カウント値の取りうる範囲が0〜9であり、入力カウント値が2になったタイミングから、入力カウント値が7になるタイミングまでの期間にバックライト108が点灯されるものとする。また、上記所定周期は1/60secであるものとする。また、上記基準タイミングは、表示VSYNCのタイミングそのものであるものとする。
但し、これらの条件はあくまで一例であり、本発明を限定する趣旨のものではない。上記所定数は、20,30,50,60など、40より多くても少なくてもよい。入力カウント値の取りうる範囲は、1〜10、3〜12などであってもよい。バックライト108の点灯期間は、入力カウント値が1〜8の期間、3〜5の期間、0〜7の期間など、入力カウント値が2〜7の期間より長い期間であっても短い期間であってもよい。また7〜2、8〜3などカウンタのリセットをまたいで点灯する設定であっても良い。上記所定周期は、1/30sec,1/120secなど、1/60secより長くても短くてもよい。上記基準タイミングは、表示VSYNCのタイミングより一定時間早いタイミングや一定時間遅いタイミングであってもよい。バックライト108が、画面を分割して得られる分割領域毎に発光輝度を制御可能な構成の場合には、分割領域毎に、基準タイミングが異なっていてもよい。具体的には、液晶パネルの走査(スキャン)に合わせてバックライト108を点灯及び消灯を制御するバックライトスキャンを行う構成の場合には、分割領域毎に、基準タイミングが異なっていてもよい。例えば、上側の分割領域から順にバックライト108が点灯されるように、ブロック毎に基準タイミングが設定されていてもよい。また基準タイミングは全ての領域で同じにした上で、点灯開始のカウント値をブロックごとに変更することで分割領域ごとの点灯タイミングを変えてもよい。
図2は、表示VSYNCの周波数が60Hzから61.5Hzに変化した場合の、バックライト装置110の動作の一例を示す図である。
表示VSYNC1に対しては、60Hzの表示VSYNCと同期が取れるように設定された240Hzの周波数でPWM−SYNC1〜4が生成される。そして、PWM−SYNCと同期が取れるように設定された2400Hzの周波数でPWM−CLKが生成される。
図2の例では、表示VSYNC2が、表示VSYNC1から1/61.5sec後に入力されている。このような場合、本実施例では、表示VSYNC2との同期を取らずに、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKが生成される。具体的には、図2に示すように、表示VSYNC1に対する40のPWM−CLK(PWM−SYNC4に対する10のPWM−CLK)が生成されるまで、表示VSYNC2に対するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成は開始されない。それにより、PWM周期(PWM−SYNCの周期;入力カウント値が0となってから0となるまでの時間)1〜4は均一(1/240sec)となり、PWM周期1〜4それぞれのDUTY比(点灯期間の長さと消灯期間の長さの比)も均一となる。その結果、PWM周期1〜4それぞれにおけるバックライト108の発光輝度を均一にすることができる。
本実施例では、バックライト制御部106は、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期が所定周期か否かを判定する。
図2の例では、バックライト制御部106は、PWM−SYNC5(表示VSYNC2に対する最初のPWM−SYNC)を生成したときに、表示VSYNC2のタイミングとPWM−SYNC5のタイミングのずれ量を計測する。そして、バックライト制御部106は、計測したずれ量が0でない場合に、表示VSYNC1から表示VSYNC2までの周期(表示VSYNC周期1)が所定周期(1/60sec)でないと判定する。
なお、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期が所定周期か否かの判定方法はこれに限らない。例えば、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの時間を計測し、その計測値から、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期が所定周期か否かが判定されてもよい。
そして、本実施例では、バックライト制御部106は、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期が所定周期と異なる場合に、今回の表示VSYNCから次回の表示VSYNCまでの周期が所定周期に戻ると仮定する。そして、バックライト制御部106は、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期に合わせて、今回の表示VSYNCに対する所定数のPWM−CLKの周波数を変更する。
図2の例では、バックライト制御部106は、表示VSYNC2から表示VSYNC3までの周期(VSYNC周期2)が所定周期(1/60sec)に戻ると仮定する。換言すれば、バックライト制御部106は、表示VSYNC3から表示VSYNCの周波数が60Hzに戻ると仮定する。そして、バックライト制御部106は、表示VSYNC1から表示VSYNC2までの周期(1/61.5sec)に合わせて、表示VSYNC2に対する所定数(40)のPWM−CLKの周波数を変更する。
具体的には、バックライト制御部106は、表示VSYNC2とPWM−SYNC5のずれ量から、表示VSYNC周期1(=PWM−SYNC5から表示VSYNC3までの期間の長さ)、即ち表示VSYNC2の周波数を算出する。そして、バックライト制御部106は、その算出結果から、PWM−SYNC5〜8の周波数を算出する。表示VSYNC周期1=1/61.5sec(表示VSYNC2の周波数=61.5Hz)であるため、PWM−SYNC5〜8の周波数は、61.5Hz×4=246Hzと算出される。そして、バックライト制御部106は、算出したPWM−SYNC5〜8の周波数から、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKの周波数を算出する。PWM−SYN
C5〜8の周波数=246Hzであるため、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKの周波数は、246Hz×10=2460Hzと算出される。
それにより、PWM周期5〜8は均一(1/246sec)となり、PWM周期5〜8それぞれのDUTY比も均一となる。その結果、PWM周期5〜8それぞれにおけるバックライト108の発光輝度を均一にすることができる。更に、PWM−SYNC9(表示VSYNC3(次回の表示VSYNC)に対応する最初のPWM−SYNC)と、表示VSYNC3との同期が取れることが期待できる。即ち、表示VSYNC3と、VSYNC3に対応する4つのPWM−SYNC及び40のPWM−CLKとの同期が取れることが期待できる。またここでは表示VSYNC周期2において元の周期である60Hzに戻ると仮定して制御しているが、実際にVSYNC周期2においても元の周期に戻らない場合はVSYNC3とPWM−SYNC9とのずれ量を基に次の表示VSYNC周期3(非図
示)においてPWM−CLKを変更する制御を行えばよい。
図3は、表示VSYNCの周波数が60Hzから58.5Hzに変化した場合の、バックライト装置110の動作の一例を示す図である。
表示VSYNC1に対しては、60Hzの表示VSYNCと同期が取れるように設定された240Hzの周波数でPWM−SYNC1〜4が生成される。そして、PWM−SYNCと同期が取れるように設定された2400Hzの周波数でPWM−CLKが生成される。
図3の例では、表示VSYNC2が、表示VSYNC1から1/58.5sec後に入力される。即ち、PWM−SYNC4に対する10のPWM−CLKが生成された時点で、表示VSYNC2は入力されていない。このような場合、本実施例では、表示VSYNC2との同期を取らずに、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKが生成される。具体的には、図3に示すように、PWM−SYNC4に対する10のPWM−CLKが生成された時点で、表示VSYNC2に対するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成が開始される。それにより、PWM周期1〜4は均一(1/240sec)となり、PWM周期1〜4それぞれのDUTY比も均一となる。その結果、PWM周期1〜4それぞれにおけるバックライト108の発光輝度を均一にすることができる。
バックライト制御部106は、PWM−SYNC5のタイミングで、表示VSYNC2のタイミングとPWM−SYNC5(表示VSYNC2に対する最初のPWM−SYNC)のタイミングのずれ量を計測する。バックライト制御部106は、計測したずれ量が0でない場合に、表示VSYNC1から表示VSYNC2までの周期(表示VSYNC周期1)が所定周期(1/60sec)でないと判定する。
そして、バックライト制御部106は、バックライト制御部106は、表示VSYNC2から表示VSYNC3までの周期(VSYNC周期2)が所定周期(1/60sec)に戻ると仮定する。換言すれば、バックライト制御部106は、表示VSYNC3から表示VSYNCの周波数が60Hzに戻ると仮定する。そして、バックライト制御部106は、表示VSYNC1から表示VSYNC2までの周期(1/58.5sec)に合わせて、表示VSYNC2に対する所定数(40)のPWM−CLKの周波数を変更する。
具体的には、バックライト制御部106は、表示VSYNC2とPWM−SYNC5のずれ量から、表示VSYNC周期1(=PWM−SYNC5から表示VSYNC3までの期間の長さ)、即ち表示VSYNC2の周波数を算出する。そして、バックライト制御部106は、その算出結果から、PWM−SYNC5〜8の周波数を算出する。表示VSYNC周期1=1/58.5sec(表示VSYNC2の周波数=58.5Hz)であるため、PWM−SYNC5〜8の周波数は、58.5Hz×4=234Hzと算出される。そして、バックライト制御部106は、算出したPWM−SYNC5〜8の周波数から、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKの周波数を算出する。PWM−SYN
C5〜8の周波数=234Hzであるため、表示VSYNC2に対応する40のPWM−CLKの周波数は、234Hz×10=2340Hzと算出される。
それにより、PWM周期5〜8は均一(1/234sec)となり、PWM周期5〜8それぞれのDUTY比も均一となる。その結果、PWM周期5〜8それぞれにおけるバックライト108の発光輝度を均一にすることができる。更に、PWM−SYNC9(表示VSYNC3(次回の表示VSYNC)に対応する最初のPWM−SYNC)と、表示VSYNC3との同期が取れることが期待できる。即ち、表示VSYNC3と、VSYNC3に対応する4つのPWM−SYNC及び40のPWM−CLKとの同期が取れることが期待できる。なお、ここでも仮定に反して表示VSYNC周期2において元の周期に戻らない場合であっても、表示VSYNC3とPWM−SYNC9のずれ量を基に次の表示VSYNC周期3(非図示)においてPWM−CLKの周波数を変える処理を行えばよい。
なお、ここではPWM−SYNC5の生成時に表示VSYNC2とPWM−SYNC5のずれ量がわかっているという前提での動作を説明した。表示VSYNC2が入力されるまでずれ量が計測できない場合には、表示VSYNC2以降の表示VSYNCに対するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成を開始するときに、上記ずれ量に基づいてPWM−CLKとPWM−SYNCの周波数を変更すればよい。
本実施例に係るバックライト制御部106の処理の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、バックライト制御部106の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、バックライト制御部106は、PWM−CLKを生成し、LEDドライバ107に出力するたびに、PWM−CLKの出力回数を表すカウント値(CLK出力カウント値)を1インクリメントする(S501)。
次に、バックライト制御部106は、CLK出力カウント値が10カウント分の値か否かを判定する(S502)。例えば、最初にPWM−CLKを出力したときにCLK出力カウント値を0とする構成の場合には、CLK出力カウント値が9か否かが判定される。
CLK出力カウント値が10カウント分の値より小さい値である場合には(S502:NO)、S501へ処理が戻される。
CLK出力カウント値が10カウント分の値である場合には(S502:YES)、バックライト制御部106は、CLK出力カウント値をリセットする(S503)。例えば、最初にPWM−CLKを出力したときにCLK出力カウント値を0とする構成の場合には、CLK出力カウント値が、次のPWM−CLKを出力するときに0となるようにリセットされる。
S503の次に、バックライト制御部106は、PWM−SYNCを生成し、LEDドライバ107に出力する(S504)。
そして、バックライト制御部106は、PWM−SYNCの出力回数を表すカウント値(SYNC出力カウント値)を1インクリメントする(S505)。
次に、バックライト制御部106は、SYNC出力カウント値が4カウント分の値か否かを判定する(S506)。例えば、最初にPWM−SYNCを出力したときにSYNC出力カウント値を0とする構成の場合には、SYNC出力カウントが3か否かが判定される。
SYNC出力カウント値が4カウント分の値より小さい値である場合には(S506:NO)、S501へ処理が戻される。
SYNC出力カウント値が4カウント分の値である場合には(S506:YES)、バックライト制御部106は、SYNC出力カウント値をリセットする(S507)。例えば、最初にPWM−SYNCを出力したときにSYNC出力カウント値を0とする構成の
場合には、SYNC出力カウント値が、次のPWM−SYNCを出力するときに0となるようにリセットされる。
S507の次に、バックライト制御部106は、表示VSYNCとPWM−SYNCのずれ量を計測する(S508)。
そして、バックライト制御部106は、S508で計測されたずれ量が0か否かを判定する(S509)。
ずれ量が0でない場合には(S509:YES)、バックライト制御部106は、当該ずれ量に基づいてPWM−CLK及びPWM−SYNCの周波数を変更する(S510)。その後、S501へ処理が戻される。
ずれ量が0である場合には(S509:NO)、バックライト制御部106は、PWM−CLK及びPWM−SYNCの周波数として、デフォルト値を設定する(S511)。その後、S501へ処理が戻される。デフォルト値は、所定周期の表示VSYNCと同期を取るための値である。例えば、表示VSYNCの所定周期が1/60sec(所定周波数が60Hz)である場合には、PWM−SYNCの周波数のデフォルト値は240Hz、PWM−CLKの周波数のデフォルト値は2400Hzとなる。
以上の処理を繰り返すことで、PWM周期のDUTY比が変動することなく、表示VSYNCとPWM−SYNC及びPWM−CLKの同期が保たれる。その結果、表示VSYNCの周波数が変動した場合においても、バックライトの発光輝度の変化を起こさずに表示画像信号とバックライトの制御との同期を取ることができる。
以上述べたように、本実施例によれば、画像信号の垂直同期信号の周期が所定周期から変動する場合に、変動した周期に合わせてクロック信号の周波数が変更される。それにより、画像信号の垂直同期信号とバックライトの制御との同期を保ちながら、垂直同期信号の周期の変動によるバックライトの発光輝度の変動を抑制することができる。
なお、表示VSYNCの周期が所定周期からずれるタイミング及びずれた後の周期が予め分かっている場合には、バックライト制御部106は、今回の表示VSYNCから次回の表示VSYNCまでの周期が所定周期と異なるか否かを判定してもよい。そして、バックライト制御部106は、今回の表示VSYNCから次回の表示VSYNCまでの周期が所定周期と異なる場合に、当該周期に合わせて、今回の表示VSYNCに対する所定数のPWM−CLKの周波数を変更してもよい。具体的には、図4に示すように、表示VSYNC1から表示VSYNC2までの周期が所定周期と異なる場合に、表示VSYNC1のタイミングでPWM−CLKとPWM−SYNCの周波数を変更してもよい。それにより、表示VSYNCと、該表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKとの同期を常に保つことができる。
なお、本実施例では、表示VSYNCを基準とするタイミングと、表示VSYNCに対する所定数のPWM−CLKの生成を開始するタイミングとが少しでもずれた場合に、PWM−CLKの周波数を変更する構成としたが、この構成に限らない。例えば、表示VSYNCを基準とするタイミングと、表示VSYNCに対する所定数のPWM−CLKの生成を開始するタイミングとの間のずれ量が所定の許容値以下となる場合に、PWM−CLKを変更しない構成であってもよい。所定の許容値は、例えば、画質を考慮して設定された値である。
なお、本実施例では、PWM−SYNCの周波数からPWM−CLKの周波数を算出する構成としたが、この構成に限らない。
例えば、設定可能なPWM−CLKの周波数に基づいて、変更後のPWM−CLKの周波数が決定されてもよい。通常クロックは基となるクロックの逓倍や分周によって生成さ
れる。例えば、分周比を「1」変えた場合にPWM−CLKの周波数が2400Hzから2340Hzに変更されるのであれば、ずれ量に基づいて分周比を変更することにより、PWM−CLKの周波数が変更されてもよい。分周比は1ずつ変更されてもよいし、一度に2以上変更されてもよい。
また、バックライト制御部が「PWM−CLKを10回生成するごとにPWM−SYNCを出力する」という構成の場合には、PWM−CLKの周波数のみ変更すれば、PWM−SYNCの周波数は自ずと変更される。そのため、そのような場合には、PWM−SYNCの周波数を算出する必要はない。
なお、本実施例では、PWM−SYNCとPWM−CLKが生成される構成について説明したが、この構成に限らない。LEDドライバが「PWM−CLKが10回入力される毎に入力カウント値をリセットする」という構成の場合には、PWM−SYNCは生成されなくてもよい。
なお、本実施例では、ずれ量が0となるようにPWM−CLKの周波数が変更される構成について説明したが、この構成に限らない。例えば、ずれ量が徐々に小さくなるように、PWM−CLKの周波数が複数回変更されてもよい。ずれ量が小さくなるようにPWM−CLKの周波数を変更すれば、上記効果に順じた効果を得ることができる。
なお、本実施例では、1つの表示VSYNCに対して4つのPWM−SYNCが生成され、1つのPWM−SYNCに対して10のPWM−CLKが生成される構成について説明したが、この構成に限らない。1つの表示VSYNCに対するPWM−SYNCの数は、4より多くても少なくてもよい。1つのPWM−SYNCに対するPWM−CLKの数は、10より多くても少なくてもよい。表示VSYNCの所定周波数が60Hzであり、1つの表示VSYNCに対してN個のPWM−SYNCを生成する場合には、所定周期の表示VSYNCと同期を取るためのPWM−SYNCのデフォルト値は、60Hz×Nとなる。1つのPWM−SYNCに対してM個のPWM−CLKを生成する場合には、PWM−CLKのデフォルト値は、PWM−SYNCのデフォルト値×Mとなる。
なお、本実施例では、バックライト制御部106とLEDドライバ107がそれぞれPWM−CLKをカウントする構成としたが、この構成に限らない。例えば、バックライト制御部106とLEDドライバ107の一方がPWM−CLKをカウントし、カウント値を他方に出力する構成であってもよい。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2について説明する。なお、実施例1と同様の機能や構成については説明を省略する。
本実施例では、表示VSYNCの周期が極端に小さくなった場合、即ち表示VSYNCに対してPWM−SYNCが極端に大きく遅れた場合の制御方法について説明する。
バックライトの制御においては、PWM−SYNCとPWM−CLKを生成する以外にも様々な処理を行う必要がある。例えば、バックライト制御部は、ローカルディミングやバックライトスキャンを行うために、LEDドライバの設定値を計算する必要がある。また、バックライト制御部は、計算した設定値をLEDドライバに設定するために、LEDドライバと通信を行う必要がある。これらの処理(以後、制御処理と記載する)は、例えば、PWM周期毎に行われる。本実施例では、入力カウント値が7から9の期間に、上述した全ての制御処理を行うものとする。その場合、入力カウント値が7から9の期間(制御処理を行う期間)の長さは、PWM−CLKの周波数により変化する。そのため、表示VSYNCとの同期を取るためにPWM−CLKの周波数を変更すると、制御処理を行う期間の長さは増減することになる。
図6は、表示VSYNCの周波数が60Hzから120Hzに変化した場合の、実施例1に係るバックライト装置の動作の一例を示す図である。
この場合、表示VSYNC1に対しては、240Hzの周波数でPWM−SYNC1〜4が生成される。即ち、PWM周期1〜4は1/240secとなる。また、表示VSYNC1に対しては、2400Hzの周波数でPWM−CLKが生成される。そして、次のPWM周期5から8まではPWM周波数480Hzで駆動を行うことになる。表示VSYNC2に対しては、120Hz×4=480Hzの周波数でPWM−SYNC5〜8が生成される。即ち、PWM周期5〜8は1/480secとなる。また、表示VSYNC2に対しては、480Hz×10=4800Hzの周波数でPWM−CLKが生成される。そのため、表示VSYNC2に対する1つのPWM−CLKの期間の長さは、表示VSYNC1に対する1つのPWM−CLKの期間の長さの4分の1となる。そして、PWM周期5〜8における制御処理を行う期間(制御5〜8)の長さも、PWM周期1〜4における制御処理を行う期間(制御1〜4)の長さの4分の1となる。制御処理を行う期間の長さが全て制御処理を実行するのに要する時間よりも短くなると、全ての制御処理を実行することができなくなってしまう。全ての制御処理が行われない場合、誤った設定値でバックライトが点灯されるなどの意図せぬ不具合が起きる虞がある。
上述したような制御の破綻を防ぐために、本実施例では、表示VSYNCの周期が所定の下限値よりも短くなる場合に、クロック信号の周波数を低くする。
以下、具体例を挙げて本実施例に係るバックライト装置の動作について詳しく説明する。
図7は、表示VSYNCの周波数が60Hzから120Hzに変化した場合の、本実施例に係るバックライト装置の動作の一例を示す図である。
表示VSYNC2とPWM−SYNC5のずれ量を計測するまでの処理は実施例1と同じである。
本実施例では、バックライト制御部は、前回の表示VSYNCから今回の表示VSYNCまでの周期が所定の下限値より短い場合に、次回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成を省略する。そして、バックライト制御部は、次回及び次々回の表示VSYNCの周波数が所定周波数となると仮定して、今回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数を決定する。具体的には、バックライト制御部は、次々回の表示VSYNCと同期して次々回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKが生成されるように、今回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数を低くする。
図7の例では、PWM−SYNC5のタイミングが表示VSYNC2のタイミングよりも所定の閾値より大きく遅れている場合、即ち表示VSYNC周期1が所定の下限値より短いと判断される。そして、表示VSYNC3に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成が省略され、表示VSYNC4と同期してPWM−SYNC9が生成されるように、表示VSYNC2に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数が算出される。表示VSYNC2に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数を算出する際、表示VSYNC周期2と、表示VSYNC周期3とが所定周期となるものと仮定される。表示VSYNC周期2は、表示VSYNC2から表示VSYNC3までの周期であり、表示VSYNC周期3は、表示VSYNC3から表示VSYNC4までの周期である。ここで、所定周期は1/60secであるため、PWM−SYNC5から表示VSYN4までの期間の長さは、(1/60)+(1/120)=1/40secとなる。そのため、表示VSYNC2に対応するPWM−SYNCの周波数は40×4=160Hzとなり、表示VSYNC2に対応するPWM−CLKの周波数は120×10=1600Hzとなる。その結果、表示VSYNC2に対応するPWM周期5〜8における制御処
理を行う期間(制御5〜8)の長さは、表示VSYNC1に対応するPWM周期1〜4における制御処理を行う期間(制御1〜4)の長さよりも長くなる。そのため、全ての制御処理を問題無く実行することができる。
なお、上記所定の下限値は、例えば、全ての制御処理を実行するために最低限必要な時間に基づいて決定された値であり、制御処理を行う期間の長さが上記最低限必要な時間となる表示VSYNCの周期である。但し、上記所定の下限値はこれに限らない。例えば、上記所定の下限値は、制御処理を行う期間の長さが上記最低限必要な時間以上となる表示VSYNCの周期であればどのような値であってもよい。
なお、図7は、PWM−SYNC5のタイミングでずれ量がわかる場合の例であるが、表示VSYNCの周期が所定周期からずれるタイミング及びずれた後の周期が予め分かっている場合にも、同様に処理を行えばよい。即ち、そのような場合においても、次回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成を省略すればよい。そして、次々回の表示VSYNCと同期して次々回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKが生成されるように、今回の表示VSYNCに対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数を低くすればよい。図7の例では、表示VSYNC3と同期して表示VSYNC3に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKが生成されるように、表示VSYNC1に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの周波数が算出される。そして、表示VSYNC2に対応するPWM−SYNC及びPWM−CLKの生成は省略される。
以上述べたように、本実施例によれば、垂直同期信号の周期が所定の下限値よりも短くなる場合に、クロック信号の周波数が低くされる。それにより、バックライトの制御において必要な制御処理を確実に実行することが可能となり、予期せぬ不具合を防ぐことができる。
なお、本実施例では、次回の表示VSYNCに対応するPWM−CLKの生成を省略し、次々回の表示VSYNCと、次々回の表示VSYNCに対応するPWM−CLKとの同期を取るものとしたが、これに限らない。例えば、制御処理を行う期間の長さが全ての制御処理の実行に要する時間より長くなり、且つ、ずれ量が小さくなるように、今回の表示VSYNCに対応するPWM−CLKの周波数が決定され、次回の表示VSYNCに対してもPWM−CLKが生成されてもよい。
106 バックライト制御部
107 LEDドライバ
108 バックライト
110 バックライト装置

Claims (12)

  1. 画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトと、
    周期的に入力される前記画像信号表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成手段と、
    記生成手段から出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号を生成し、生成した前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力し、
    前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間前記所定の周期よりも短い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記所定の周波数よりも大きい周波数で、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を出力する
    ことを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記制御手段は、前記クロック信号の数をカウントしたカウント値に基づいて、前記バックライトの点灯および消灯を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 記生成手段は、前記第2の表示同期信号の後に入力される第3の表示同期信号のタイミングと、前記第3の表示同期信号に対応するクロック信号の出力の開始タイミングのずれが小さくなるように、前記第2の表示同期信号以降の表示同期信号に対応するクロック信号の周波数を変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 記生成手段は、前記第1の表示同期信号から前記第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期である場合に、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信
    を、前記所定の周波数で周期的に出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  5. 前記第1の表示同期信号から前記第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期よりも長い場合、前記生成手段は、前記第2の表示同期信号以降の表示同期信号のうち1つの表示同期信号に対応する前記クロック信号を前記所定の周波数よりも小さい周波数で出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  6. 記生成手段は、前記第2の表示同期信号を基準とするタイミングと、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号の生成を開始するタイミングとの間のずれ量が所定の許容値以下となる場合に、前記第2の表示同期信号に対応する前記クロック信号の周波数を変更しない
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  7. 記生成手段は、入力された前記表示同期信号に応じて、複数のPWM同期信号を生成して、前記制御手段に出力し、
    前記制御手段は、前記PWM同期信号と前記クロック信号とに基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  8. 前記PWM同期信号の周波数は、前記表示同期信号の周波数の整数倍である
    ことを特徴とする請求項に記載のバックライト装置。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバックライト装置と、
    前記画像信号に基づいて、前記バックライト装置から照射された光を透過して、画像を画面に表示する前記表示手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  10. 画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトを有するバックライト装置の制御方法であって、
    周期的に入力される前記画像信号表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成ステップと、
    記生成ステップから出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップでは、
    第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号が生成され、生成された前記所定数のクロック信号が所定の周波数で周期的に出力され、
    前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間前記所定の周期よりも短い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記所定の周波数よりも大きい周波数で、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が出力される
    ことを特徴とするバックライト装置の制御方法。
  11. 画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトと、
    周期的に入力される前記画像信号の表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生
    成して周期的に出力する生成手段と、
    前記生成手段から出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号を生成し、生成した前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力し、
    前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期よりも長い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を前記所定の周波数で出力し、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記第2の表示同期信号の後に入力される第3の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号を、前記所定の周波数よりも小さい周波数で、出力する
    ことを特徴とするバックライト装置。
  12. 画像信号に基づいて、画像を表示する表示手段に光を照射するバックライトを有するバックライト装置の制御方法であって、
    周期的に入力される前記画像信号の表示同期信号に対応する所定数のクロック信号を生成して周期的に出力する生成ステップと、
    前記生成ステップから出力されたクロック信号に基づいて前記バックライトの点灯及び消灯を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップでは、
    第1の表示同期信号の前に入力された表示同期信号から前記第1の表示同期信号までの期間が所定の周期である場合に、前記第1の表示同期信号に応じて前記所定数のクロック信号が生成され、生成された前記所定数のクロック信号を所定の周波数で周期的に出力され、
    前記第1の表示同期信号から、前記第1の表示同期信号の後に入力された第2の表示同期信号までの期間が前記所定の周期よりも長い場合に、前記第1の表示同期信号に応じて生成された前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が前記所定の周波数で出力され、前記第2の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号の出力が終了したことに応じて、前記第2の表示同期信号の後に入力される第3の表示同期信号に対応する前記所定数のクロック信号が、前記所定の周波数よりも小さい周波数で、出力される
    ことを特徴とするバックライト装置の制御方法。
JP2012073584A 2012-03-28 2012-03-28 バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置 Active JP6128741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012073584A JP6128741B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012073584A JP6128741B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013205574A JP2013205574A (ja) 2013-10-07
JP2013205574A5 JP2013205574A5 (ja) 2015-05-14
JP6128741B2 true JP6128741B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=49524731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012073584A Active JP6128741B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6128741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230222984A1 (en) * 2022-01-13 2023-07-13 Stmicroelectronics S.R.L. System architecture for high density mini/micro led backlight application

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102103183B1 (ko) * 2018-08-07 2020-05-29 주식회사엘디티 Led를 구동하기 위한 회로 및 그 방법
JP2019034169A (ja) * 2018-10-11 2019-03-07 株式会社オリンピア 遊技機
CN112863419B (zh) * 2021-01-27 2022-12-23 重庆惠科金渝光电科技有限公司 显示设备驱动方法、显示设备以及计算机可读存储介质
CN113506545B (zh) 2021-06-28 2022-05-17 惠科股份有限公司 背光驱动方法、装置、计算机设备及存储介质
CN113823230B (zh) * 2021-09-18 2022-12-13 惠州视维新技术有限公司 背光控制方法、装置、存储介质及显示设备
CN116648741A (zh) * 2021-12-24 2023-08-25 京东方科技集团股份有限公司 背光控制芯片、驱动方法及背光控制系统、近眼显示装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3169797B2 (ja) * 1995-06-13 2001-05-28 日本電気ロボットエンジニアリング株式会社 輝度制御装置
JP3298548B2 (ja) * 1999-04-09 2002-07-02 松下電器産業株式会社 液晶表示装置
JP2008139480A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Corp バックライト制御装置、表示装置及び表示装置のバックライト制御方法
US8441429B2 (en) * 2008-10-14 2013-05-14 Sharp Kabushiki Kaisha Clock generation circuit, light source control circuit, and display device
JP5905229B2 (ja) * 2011-10-14 2016-04-20 シャープ株式会社 信号生成回路、バックライト点灯タイミング制御回路、信号生成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230222984A1 (en) * 2022-01-13 2023-07-13 Stmicroelectronics S.R.L. System architecture for high density mini/micro led backlight application
US11978411B2 (en) * 2022-01-13 2024-05-07 Stmicroelectronics S.R.L. System architecture for high density mini/micro LED backlight application

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013205574A (ja) 2013-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6128741B2 (ja) バックライト装置、バックライト装置の制御方法、及び、表示装置
TWI475553B (zh) 背光控制模組及背光控制方法
JP4912597B2 (ja) 液晶表示装置
CN106297713B (zh) 改善影像动态模糊的显示方法及显示装置
US8013830B2 (en) Liquid crystal display and driving method thereof
TWI672686B (zh) 顯示裝置及背光控制方法
JP6419334B2 (ja) バックライトユニット及びその駆動方法と、液晶表示装置
US7667415B2 (en) Backlight control device and display apparatus
JP6207980B2 (ja) 表示装置及び表示方法
TWI441142B (zh) 降低殘影的液晶顯示裝置及其相關的方法
WO2015005465A1 (ja) 表示装置及びバックライトの駆動方法
TWI719795B (zh) 具有動態背光調整機制的顯示器控制裝置及方法
JP5905229B2 (ja) 信号生成回路、バックライト点灯タイミング制御回路、信号生成方法
US11651746B2 (en) Backlight driving device and operating method thereof
TW202301007A (zh) 顯示設備及其操作方法與背光控制裝置
JP2018105979A (ja) 照明装置、その制御方法、プログラムおよび画像表示装置
JP2009198886A (ja) 液晶プロジェクタおよびその投射画像調整方法
KR20150078354A (ko) 액정 디스플레이 장치 및 이의 구동 방법
TWI615036B (zh) 改善影像動態模糊的顯示方法及顯示裝置
KR20170080206A (ko) 백라이트 드라이버 및 그를 갖는 액정표시장치
JP2008065228A (ja) 発光装置および液晶表示装置
US8174484B2 (en) Signal processing circuit and method
JP2010008582A (ja) 表示装置
JP2013156326A (ja) 液晶表示装置のバックライト駆動装置
JP2015219469A (ja) バックライト制御装置、映像表示装置、及びバックライト制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170411

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6128741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151