JP6128489B2 - 通信装置、及び、通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、及び、通信方法に関する。
近年、従来の有線通信に加えて、より利便性の高い無線通信が注目されている。無線通信において、通信エリアの拡大または干渉波の影響の抑制などを目的として、アンテナを複数搭載し複数のアンテナを使用して通信する技術がある(アンテナダイバーシチ技術)。
複数のアンテナのうちの1つを利用して無線信号を受信する受信アンテナダイバーシチ技術において、通信相手ごとに複数のアンテナのうちの良好に受信できるアンテナが異なる場合がある。この場合、複数の通信相手からの無線信号を良好に受信するためには、当該通信相手が無線信号を送信するタイミングに、当該通信相手からの無線信号を良好に受信できるアンテナを使用して受信できる状態となっていなければならない。
通信端末(子局)が通信装置(親局)に対して通信路確立のための初期登録を行う際に、通信装置が受信信号強度(RSSI、Received Signal Strength Indicator)に基づいて初期のアンテナ設定を行い、通信装置と通信端末との間で通信タイミングを共有する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、子局が親局に対して初期登録を行う際に、親局における受信レベルが閾値以下となるアンテナを、受信に用いるアンテナの候補から除外する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2011−147065号公報 特開平9−219674号公報
しかしながら、受信アンテナダイバーシチ技術において、通信相手が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、常に良好に無線信号を受信することができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記問題に鑑みてなされたものであって、受信アンテナダイバーシチ技術において、通信相手が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる通信装置等を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様にかかる通信装置は、複数の通信端末が送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部と、第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択部と、前記選択部が選択した前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定部と、前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを記憶している記憶部とを備え、前記選択部は、前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の一態様にかかる通信装置は、高い確率で無線信号を受信することができる。
図1は、実施の形態に係るシステム構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態に係るシステム構成の他の一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る通信装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 図4Aは、実施の形態に係る通信装置の受信アンテナの対応付けなどの動作を示すフローチャートである。 図4Bは、実施の形態に係る通信装置のカウンタ更新などの動作を示すフローチャートである。 図4Cは、実施の形態に係る通信装置のパケット受信などの動作を示すフローチャートである。 図5Aは、実施の形態に係るアンテナ選択割合集計テーブルの一例を示す図である。 図5Bは、実施の形態に係るアンテナ選択スケジュールの一例を示す図である。 図6は、本発明の課題を説明するための、親局の受信アンテナの選択の一例を示す図である。 図7は、本発明の課題を説明するための、親局の受信アンテナの選択の他の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る親局の受信アンテナの選択の一例を示す図である。 図9は、実施の形態に係る親局の受信アンテナの選択の時間推移を示す図である。 図10は、実施の形態に係る受信アンテナの切り替え周期の説明図である。 図11Aは、本発明の課題を説明するための、受信アンテナの切り替え周期の一例を示す図である。 図11Bは、実施の形態に係る受信アンテナの切り替え周期の一例を示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、受信アンテナダイバーシチ技術に関し、以下の問題が生ずることを見出した。
複数のアンテナのうちの1つを利用して無線信号を受信する受信アンテナダイバーシチ技術において、通信相手ごとに複数のアンテナのうちの良好に受信できるアンテナが異なる場合がある。この場合、複数の通信相手からの無線信号を良好に受信するためには、当該通信相手が無線信号を送信するタイミングに、当該通信相手からの無線信号を良好に受信できるアンテナを使用して受信できる状態となっていなければならない。
複数の通信相手のそれぞれが、任意のタイミングで通信装置への無線信号を送信する場合、通信装置は当該通信相手が送信する無線信号を良好に受信できるアンテナにより受信できる状態になっているとは限らない。良好に受信できるアンテナにより受信できる状態になっていない場合には、当該通信相手が送信する無線信号を良好に受信できるアンテナでないアンテナにより受信することとなる。その場合、無線信号を正常に受信できない可能性がある。
通信端末(子局)が通信装置(親局)に対して通信路確立のための初期登録を行う際に、通信装置が受信信号強度(RSSI、Received Signal Strength Indicator)に基づいて初期のアンテナ設定を行い、通信装置と通信端末との間で通信タイミングを共有する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示される技術によれば、通信端末と通信装置との間で通信タイミングをあらかじめ共有することにより、通信端末が無線信号を送信するタイミングに、当該通信端末が送信する無線信号を良好に受信できるアンテナによって受信できる状態とすることができる。しかし、通信タイミングが通信端末と通信装置との間であらかじめ共有される必要があるため、通信端末が任意のタイミングで無線信号を行う場合には対応できない。
また、通信端末が通信装置に対して初期登録を行う際に、通信装置における受信レベルが閾値以下となるアンテナを、受信に用いるアンテナの候補から除外する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
特許文献2に開示される技術によれば、通信装置における受信アンテナの選択時に良好に受信できるアンテナを選択する可能性が高まるため、無線信号を正常に受信できる確率が向上する。しかし、本技術は、通信装置と複数の通信端末との通信との通信を想定していない。
このような問題を解決するために、本発明の一態様にかかる通信装置は、複数の通信端末が送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部と、第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択部と、前記選択部が選択した前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定部と、前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを記憶している記憶部とを備え、前記選択部は、前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
これによれば、通信装置(親局)は、通信端末(子局)からの通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と等しくなるように、2つの受信アンテナを使用する時間を決定する。それぞれの受信アンテナを使用する時間が、当該受信アンテナにより最適に受信できる端末数の比率と一致しているため、通信データを正常に受信できる確率が向上する。よって、通信端末が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる。
また、例えば、前記通信装置は、さらに、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれが受信した前記無線信号の受信信号強度を検出するRSSI検出部を備え、前記記憶部は、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のうち、受信した前記無線信号について前記RSSI検出部が検出した受信信号強度が高い方を、前記無線信号の送信元端末に対応させる前記対応付けを記憶している。
これによれば、各受信アンテナで受信信号強度が高いアンテナと各通信端末を対応づけることにより、各通信端末からの無線信号を受信信号強度が高いアンテナで受信できる可能性を高めることができる。よって、通信端末が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる。
また、例えば、前記選択部は、周期的に前記第1期間と前記第2期間とを繰り返す。
これによれば、継続的に本通信装置を運用する場合において、2つの受信アンテナを使用する時間を上記の比率に設定した上で、所定の時間ごとに2つの受信アンテナを切り替えて使用することができる。よって、継続的に本発明の効果を発揮することができる。
また、例えば、前記選択部は、前記第1通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数と、前記第2通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数とに基づいて、前記第1期間と前記第2期間との繰り返しの周期を更新する。
これによれば、通信データ量が時間的に大きく変動する通信端末が存在する場合に、当該通信端末の通信データ量の変動に追随して親局の受信アンテナを選択することができる。
また、例えば、前記選択部は、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のいずれか一方が受信した前記無線信号の受信信号強度が所定値未満であるとき、前記無線信号の送信元端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に基づいて、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
これによれば、子局が送信した通信データを親局のいずれか一方の受信アンテナにおいて受信できる場合に、当該子局の通信データ量に基づいて、親局の受信アンテナの選択比率を決定する。つまり、親局の受信アンテナの選択が必要な子局だけを親局の受信アンテナの選択比率の計算に参入することができる。
また、例えば、前記選択部は、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれが受信した前記無線信号の受信信号強度が所定値以上であるとき、前記無線信号の送信元端末が送信できると判定された前記通信データを正常に取得した回数を算入せずに、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
これによれば、子局が送信した通信データを親局の全ての受信アンテナにおいて受信できる場合には、当該子局の通信データ量に無関係に親局の受信アンテナの選択比率を決定する。つまり、親局の受信アンテナの選択が必要な子局だけを親局の受信アンテナの選択比率の計算に参入することができる。
また、例えば、前記記憶部は、前記通信端末と、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のうち、当該通信端末が送信した前記通信データを受信したときの受信信号強度が高い方との対応を、新たな前記対応付けとして記憶する。
これによれば、受信アンテナの切り替え周期ごとに、RSSIが高い方の受信アンテナとすることができる。つまり、子局が移動している場合、または、子局が停止しているが周辺の通信環境の変化がある場合など、RSSIが時間的に変動する場合にも、親局は受信に最適な受信アンテナを選択することができる。
また、例えば、前記選択部は、前記通信端末が前記通信データを再送信するまでの時間である再送待ち時間を、繰り返しの周期として、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
これによれば、子局が通信データを送信したときに親局が当該子局が送信した通信データを受信する最適な受信アンテナを選択しておらず、当該通信データを受信できなかった場合に、親局の受信アンテナ切り替えにより当該通信データの再送を受信できるまでの時間が短縮される。よって、子局の通信データを親局が受信できる確率を向上することができる。
また、例えば、前記選択部は、前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が前記無線信号を受信しているときには、前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部のいずれかの選択を維持する。
これによれば、無線信号を受信中に受信アンテナを切り替えた場合に発生する通信ロスを回避することができる。
また、本発明の一態様にかかる通信方法は、複数の通信端末が送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部とを備える通信装置における通信方法であって、第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定ステップと、前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを行う対応付けステップとを含み、前記選択ステップにおいて、前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する。
これにより、上記の通信装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、上記の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これにより、上記の通信装置と同様の効果を奏する。
以下、本発明の一態様に係る通信装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
本実施の形態において、2本の受信アンテナを搭載し、受信アンテナダイバーシチ技術を用いて受信アンテナを切り替える通信装置において、任意のタイミングで送信される無線信号を受信できる確率を向上する例について説明する。無線通信規格の一例は、IEEE802.15.4である。また、本発明は他の無線通信規格に適用することが可能である。
図1は、本実施の形態に係るシステム構成の一例を示す図である。
図1に示される通信システム100は、親局101と、子局A(111)と、子局B(112)と、子局C(113)と、子局D(114)とを備える。親局101は、子局A(111)、子局B(112)、子局C(113)及び子局D(114)のそれぞれから通信データを受信する。親局101は受信アンテナダイバーシチ技術により受信アンテナを切り替える。子局はアンテナを1つだけ有する構成であってもよいし、アンテナを複数有し、ダイバーシチにより切替える構成であってもよい。親局101は、本発明の一態様にかかる通信装置の一例である。また、子局A〜Dは、通信端末の一例である。
図2は、本実施の形態に係るシステム構成の他の一例を示す図である。
図2に示される通信システム200は、一般家庭に構築される家庭内ネットワーク210であって、親局220と、太陽光発電機230と、蓄電池240と、燃料電池250と、エアコン260と、テレビ270とを備える。太陽光発電機230、蓄電池240、燃料電池250、エアコン260及びテレビ270のそれぞれの家電は、無線通信機能を有する子局の一例である。
図3は、本実施の形態に係る通信装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。
図3に示されるように、本実施の形態に係る通信装置1は、第1アンテナ部2と、第2アンテナ部3と、切替部4と、復調部5と、受信判定部6と、記憶部7と、カウンタ8と、アンテナ制御部9とを備える。
第1アンテナ部2及び第2アンテナ部3は、子局が送信した通信データを含む無線信号を受信する受信アンテナである。
切替部4は、第1アンテナ部2及び第2アンテナ部3のいずれか一方を選択し、選択された受信アンテナが受信した無線信号を復調部5へ出力する。
復調部5は、第1アンテナ部2及び第2アンテナ部3が受信した無線信号のうち、切替部4が出力した方の無線信号を復調することで、通信データを復元する。また、復調部5は、受信した無線信号の受信信号強度(RSSI、Received Signal Strength Indicator)を検出する。なお、復調部5は、RSSI検出部に相当する。
受信判定部6は、復調部5が復元した通信データを正常に取得できるか否かを判定する。具体的には、子局において通信データに付与された誤り検出符号を用いて、子局が送信した通信データが誤りなく受信できたか否かを判定する。誤り検出符号の具体例はCRC(Cyclic Redundancy Check)である。
記憶部7は、子局と、当該子局との間で良好な通信が可能な受信アンテナ(第1アンテナ部または第2アンテナ部)との対応付けを記憶する。また、受信判定部が誤りなく受信した通信データの個数である受信成功回数を記憶する。
カウンタ8は、一定の時間が経過するごとに加算される数値(カウンタ値)を保持する。
アンテナ制御部9は、切替部4が第1アンテナ部2及び第2アンテナ部3のどちらを選択するかを制御する。カウンタ8のカウンタ値に基づいて、アンテナ制御部9が所定の周期で制御を行う。
なお、切替部4及びアンテナ制御部9の機能は、選択部に相当する。
なお、子局から受信した通信データの内容を解釈し情報処理を行う処理部(不図示)を備えてもよい。その場合、受信判定部6が正常に取得できると判定した受信データが、処理部へ出力される。
なお、子局から受信した通信データの内容を解釈し情報処理を行う処理装置(不図示)へ、通信データの内容を出力するようにしてもよい。その場合、受信判定部6が正常に取得できると判定した受信データが、処理装置へ出力される。
以下で、本実施の形態に係る通信装置の動作について説明する。なお、本実施の形態に係る通信装置の動作には、受信アンテナの対応付けなどの動作と、カウンタ更新などの動作と、パケット受信などの動作とが含まれる。これらの動作は平行して実行されてもよい。
図4Aは本実施の形態に係る通信装置の受信アンテナの対応付けなどの動作を示すフローチャートである。本動作は、例えば、子局の起動直後、所定の時刻、または、前回の同一の動作から所定の時間が経過した後などに行われる。また、子局とは、図1の子局A〜Dに対応するものである。
本動作が行われるとき、子局は親局に対して、親局の受信アンテナの対応付けのための通信データを送信する。この通信データは、有意なデータを含まない試験用の通信データであってもよいし、有意なデータを含む通信データであってもよい。
図4Aに示されるように、本実施の形態に係る通信装置の受信アンテナの対応付け動作では、まず、親局は、第1アンテナ部で子局が送信した通信データを受信し、RSSIを検出する(S401)。
次に、親局は、第2アンテナ部で子局が送信した通信データを受信し、RSSIを検出する(S402)。
次に、第1アンテナ部で受信したときのRSSIと、第2アンテナ部で受信したときのRSSIとを比較し、RSSIが高い方の受信アンテナを、当該子局との通信に最適な受信アンテナであると対応付けする(S403)。この対応付けは、アンテナ選択割合集計テーブル(後述)に記述される。
なお、S401及びS402において、子局が送信した複数の通信データを受信し、各受信アンテナで受信した場合のRSSIの平均値を用いてS403の対応付けを行ってもよい。
なお、S401及びS402において検出されたRSSIがともに所定RSSI値以上である子局に対しては、S403における対応付けを行わないようにしてもよい。なぜなら、この場合には、親局がどちらの受信アンテナで受信しても良好に受信できるので、受信アンテナを選択する必要がないからである。また、このような子局を受信アンテナの選択から除外することにより、一方の受信アンテナのみで親局が良好に受信できる子局に対して、最適な受信アンテナで受信できる確率が向上するからである。
なお、S401及びS402において受信した通信データのPER(Packet Error Rate)がともに、所定のPER以上である子局に対しては、上記RSSIの場合と同様に、S403における対応付けを行わないようにしてもよい。その理由は、上記RSSIの場合と同様である。
なお、上記の受信アンテナの対応付けなどの動作を定期的に行うことにより、親局が最適な受信アンテナを選択できる可能性が高まる。なぜなら、親局における通信データの受信状況は、物または人の移動等の電波環境の変化により変動し、それにともなって最適な受信アンテナが変わるからである。
図4Bは、本実施の形態に係る通信装置のカウンタ更新などの動作を示すフローチャートである。本動作は、周期的に行われる。また、通信装置が受信アンテナの選択を切り替える周期Tは、あらかじめ決められているとする。
図4Bに示されるように、本実施の形態に係る通信装置のカウンタ更新動作では、まず、カウンタ値を更新する(S421)。
次に、S421において更新されたカウンタ値が、24時間に相当するカウンタ値を越えたか否かを判定する(S422)。なお、カウンタ値をリセットするまでの時間を24時間としたが、所定の時間としてよい。
S422において、カウンタ値が24時間に相当するカウンタ値を越えたと判定された場合(S422でYES)、カウンタ値をリセットし、アンテナ選択割合集計テーブルを更新する(S423)。さらに、受信アンテナの選択スケジュールを、アンテナ選択割合集計テーブルに基づいて、以下のように決定する。
受信アンテナの選択スケジュールを決定するには、まず、第1アンテナ部に対応付けられた子局の受信成功回数に対する、第2アンテナ部に対応付けられた子局の受信成功回数の比率Sを求める。次に、切替部4が第1アンテナ部を選択している期間(第1期間)の継続時間に対する、第2アンテナ部を選択している期間(第2期間)の継続時間の比率を、比率Sに等しくなるように設定する。次に、第1期間と第2期間との継続時間及び選択スケジュールを決める。選択スケジュールとは、第1期間及び第2期間の開始時刻及び終了時刻を決定するための情報である。最後に当該選択スケジュールに従って、次に選択する受信アンテナを決定する。なお、選択スケジュールの具体例については、後述する。
次に、カウンタ値が周期Tの整数倍となっているか否か、すなわち、(式1)が満たされるか否かを判定する(S424)。
mod(カウンタ値,周期T)=0 (式1)
S424においてカウンタ値が周期Tの整数倍となっていると判定された場合、受信アンテナの選択スケジュールに基づいて、受信アンテナを選択する。なお、周期Tの具体的な値は、上記のカウンタ値をリセットする周期である24時間より少ない時間であればどんな値であってもよい。例えば、周期Tは、1時間、10分または1分などの値をとることができる。さらに、受信アンテナを切り替える際に、周期Tを変更するようにしてもよい。
図4Cは、本実施の形態に係る通信装置のパケット受信など動作を示すフローチャートである。本動作は、周期的に行われる。なお、記憶部7にはあらかじめ通信装置に通信データを送信する子局ごとに、当該子局が送信した通信データのRSSI値が登録されている。
図4Cに示されるように、本実施の形態に係る通信装置のパケット受信など動作では、まず、子局が送信した無線信号(パケット)を受信する(S441)。なお、子局がなんら無線信号を送信しない場合には、無線信号を受信するまで待機する。
次に、受信した無線信号を復調することで、通信データを複製する(S442)。
次に、S422で複製した通信データを正常に取得できるか否かを判定する(S443)。具体的には、子局において通信データに付与された誤り検出符号を用いて、子局が送信した通信データが誤りなく受信できたか否かを判定する。誤り検出符号の具体例はCRCである。S443において、通信データを正常に取得できないと判定された場合には、処理を終了する(S443でNG)。
一方、S443において、通信データを正常に取得できると判定された場合には、通信データの送信元が、登録されている子局であるか否かを判定する(S444)。
S444において、送信元が、登録されている子局であると判定された場合には(S444でYES)、受信アンテナのRSSI値を記録する(S445)。
一方、S444において、送信元が登録されていない子局であると判定された場合には処理を終了する(S444でNO)。なお、記憶部7では子局毎に、各受信アンテナの平均RSSIが記憶される。
次に、記憶部7は、通信データを送信した子局(送信元の家電)から、誤りなく受信した通信データの個数である受信成功回数を加算する(S446)。
図5Aは、本実施の形態に係るアンテナ選択割合集計テーブルT501の一例を示す図である。
図5Aに示されるように、アンテナ選択割合集計テーブルT501には、子局と、子局が送信する無線信号を受信する最適な親局の受信アンテナと、子局が送信した無線信号を受信成功した回数(受信判定部6により正常に取得できると判定された回数)とが記載される。子局が送信する無線信号を受信する最適な親局の受信アンテナは、図4AのS403で対応付けが行われたものである。また、子局が送信した無線信号を受信成功した回数は、図4CのS446で加算されたものである。なお、子局が送信した無線信号を受信成功した回数は、1日(24時間)あたりの数値が示されているが、これは一例であり、他の時間とすることもできる。
図5Aに示される受信成功回数の場合のアンテナ選択について説明する。
図5Aに示される受信成功回数の受信アンテナごとの合計は、アンテナ1(第1アンテナ部)が20、アンテナ2(第2アンテナ部)が9であるので、受信成功回数の比率Sは0.45(=9/20)となる。次に、周期Tの中で、第1期間の継続時間に対する第2期間の継続時間の割合が比率Sに等しくなるように、第1期間と第2期間とに時間を割り振る。例えば、周期Tが1分である場合、第1期間が約41秒、第2期間が19秒となる。なお、上記の計算において、適宜、四捨五入等をしてもよい。例えば、上記の計算において、比率Sを四捨五入により0.5とし、第1期間を40秒、第2期間を20秒としてもよい。
図5Bは、本実施の形態に係るアンテナの選択スケジュールの一例を示す図である。図5Aにおいて、第1期間を40秒、第2期間を20秒と決定された場合、時刻ごとのアンテナ選択は例えば、図5Bの(a)のようになる。図5Bの(a)に示されるように、所定の時刻(12:00:00)から第1期間が開始され、40秒後(12:00:40)に第2期間が開始される。さらに、その20秒後(12:01:00)に第1期間が開始される。以降、同様に第1期間と第2期間とが繰り返される。
この場合に、選択スケジュールは、例えば、以下のいずれかのような情報を含む。
図5Bの(b)の例では、選択スケジュールは、それぞれの期間(第1期間及び第2期間)の開始時刻と終了時刻とを含む情報である。図5Bの(b)のような場合、当該期間が当該開始時刻に開始し、当該終了時刻に終了する。
図5Bの(c)の例では、選択スケジュールは、それぞれの期間の開始時刻と所要時間とを含む情報である。図5Bの(c)のような場合、当該期間が当該開始時刻に開始し、当該所要時間だけ経過した時刻に終了する。
図5Bの(d)の例では、選択スケジュールは、第1期間及び第2期間のそれぞれの継続時間を含む情報である。ただし図5Bの(d)のような情報を用いることができるのは、第1期間が終了し次第、第2期間を開始するという前提がある場合である。図5Bの(d)のような場合、所定の時刻に当該期間が開始し、当該所要時間だけ経過した時刻に終了し、終了すると同時に次の期間が開始する。
以上の動作による受信アンテナの選択によって、親局が受信できる通信データ量が向上することについて、以下で説明する。
図6は、本発明の課題を説明するための、親局の受信アンテナの選択の一例を示す図である。図6は、親局と子局との間で通信タイミングを共有する場合で、子局があらかじめ決められた通信タイミングで通信する場合の例を示す。また、子局A、子局B及び子局Cは、親局の第2アンテナ部に、子局Dは親局の第1アンテナ部にそれぞれ対応付けられている。
図6に示されるように、親局と子局との間で通信タイミングを共有する場合には、伝搬環境の変動がないと仮定する場合、親局が通信データを受信する確率(受信率)は100%である。しかし、あらかじめ決められた通信タイミングでしか通信できないため、子局が任意のタイミングで通信データを送信することはできないという問題がある。
図7は、本発明の課題を説明するための、親局の受信アンテナの選択の他の一例を示す図である。図7は、親局と子局との間で通信タイミングを共有する場合で、子局があらかじめ決められた通信タイミングでない、任意のタイミングで通信する場合の例を示す。
図7に示されるように、子局が任意のタイミングで通信すると、親局が、子局との通信に最適でない受信アンテナを選択しているときに送信された通信データを受信できる確率が低下する。図7の例では、親局の受信率は36%に低下する。
図8は、本実施の形態に係る親局の受信アンテナの選択の一例を示す図である。図8は、図7と同じように、子局が任意のタイミングで通信する場合に、本実施の形態に係る親局の受信アンテナ選択を行う場合の例である。
親局が受信アンテナとして第1アンテナ部または第2アンテナ部を選択する割合と、第1アンテナ部または第2アンテナ部で受信するのが最適な通信データ数の割合とがほぼ一致しているため、図7の場合と比較して、親局が受信できる通信データが多くなる。その結果、親局の受信率は63%に向上する。
なお、図4Bにおいて、カウンタをリセットするまでの時間を24時間としたが、所定の時間とすることも可能である。この時間を短くすることにより、より短い周期で通信データ量が増減する通信に対応することができる。例えば、1時間とすれば、1時間ごとに受信アンテナとして第1アンテナ部と第2アンテナ部とを切り替えることができる。
図9は、本実施の形態に係る親局の受信アンテナの選択の時間推移を示す図である。図9に示されるように、1時間ごとに第1アンテナ部と第2アンテナ部とを切り替えることにより、1時間周期で通信データ量の増減にあわせることができ、親局の受信率をさらに向上することができる。
なお、本実施の形態において、2本の受信アンテナを搭載する通信装置における例を示したが、3本以上の受信アンテナを搭載する通信装置にも適用可能である。その場合、搭載する3本以上の受信アンテナの間で、各受信アンテナに対応付けられた通信端末が送信した通信データ数の比率に基づいて、受信アンテナを切り替えるようになる。
なお、本実施の形態において、受信成功回数の比率Sに基づいて第1アンテナ部を選択する第1期間と第2アンテナ部を選択する第2期間とを決めて、第1期間及び第2期間を交互に繰り返すこととしたが、周期T毎に受信成功回数の比率Sの確率に基づいて第1アンテナ部と第2アンテナ部とを選択しても同様の効果が得られる。
例えば、アンテナ1が最適な子局の受信回数が7であり、アンテナ2が最適な子局の受信回数が3である場合、アンテナ1が選択される確率は70%、アンテナ2が選択される確率は30%となり、周期T毎にアンテナ制御部がこの確率に基づいてアンテナを選択するようにしても、同様の効果が得られる。
なお、親局の受信アンテナの切り替え周期を、無線通信の再送待ち時間としてもよい。
また、受信アンテナの切り替え周期を定める際に、受信アンテナの切り替え周期が所定の範囲内に収まるようにしてもよい。具体的には、受信アンテナの切替周期の比率に対して所定の範囲を設け、本実施の形態によって算出される比率が所定の範囲を外れる場合には、当該比率を所定の範囲内に収めるようにしてもよい。言い換えれば、上限値及び下限値により所定の範囲が定められる場合、本実施の形態によって算出される比率が上限値を超える場合には上限値に一致させ、下限値を下回る場合には下限値に一致させるようにしてもよい。このようにすると、例えば、極端に通信頻度が低い通信装置が存在する場合に、その通信装置にとって通信できないアンテナに親局の受信アンテナが固定されることを防ぐことができる。そして、通信頻度の極端に低い端末が、そうでない端末と同様に通信することが可能になる。なお、比率の上限値又は下限値は、再送回数を用いて定めることができる。例えば、本実施の形態でアンテナ1とアンテナ2の切り替え比率が、1:100と算出されたとすると、再送回数が7である場合に、1:7とすることができる。言い換えれば、再送回数を7とした場合、比率の上限値を0.875(=7/(1+7))とし、比率の下限値を0.125(=1/(1+7))とすることができる。このようにして、通信頻度が極端に低い端末の通信機会が、極端に低下するのを防ぐことができる。なお、所定の範囲は、上限値及び下限値のいずれか一方のみで定められてもよい。
以下で詳細に説明する。
図10は、本実施の形態に係る受信アンテナの切り替え周期の説明図である。図10の(a)は、図8と同様の親局の受信アンテナの選択の一例である。図10の(b)は、子局から親局へ通信データを送信するときに送受信される無線信号(IEEE802.15.4)の一例である。
図10の(b)に示されるように、無線信号を送信しようとする子局は、まず、無線通信チャネルの空きチャネルを探すCCA(Clear Channel Assessment)を行う。CCAにより空きチャネルを発見したら、その無線通信チャネルにおいて、プリアンブルを送信し、続けて、通信データと当該通信データのCRCとを送信する。親局は、この通信データを受信したら、時間Tackだけ待機した後、プリアンブルを送信し、続けて、ACKメッセージを送信する。以上が、子局から親局へ通信データを送信するときに送受信される無線信号の一例である。
ここで、通信ロスなどにより、親局が当該通信データを受信できなかった場合には、送信元である当該子局は、もし親局が当該通信データを受信できていたならばACKメッセージが送信完了される時間、IFS(Inter Frame Space)時間、及び、バックオフ時間が経過するのを待ち、再度、当該通信データを送信(再送信)する。最初に通信データを送信してから、当該通信データを再送信するまでの時間を再送待ち時間Tとする。
本実施の形態に係る受信アンテナの切り替え周期を、再送待ち時間Tと等しくする効果について、図11A及び図11Bを参照して説明する。
図11Aは、本発明の課題を説明するための、受信アンテナの切り替え周期の一例を示す図である。ここで、受信アンテナの切り替え周期Tは、Tより大きい4Tと設定されている。また、子局Fが送信した無線信号を受信する親局の最適な受信アンテナは第2アンテナ部であり、親局の第1アンテナ部では子局Fが送信した無線信号を受信できないとする。
親局が受信アンテナとして第1アンテナ部を選択しているときに、子局Fが通信データF1(0)を送信した場合の例を示す。ここで、括弧内の数値は再送回数を示す。括弧内の数値が0である場合は、当該通信データの(再送でない)最初の送信であることを意味する。
子局FがF1(0)を送信したが親局がF1(0)を受信できないため、子局は、F1(0)を送信してからT経過後に再送F1(1)を行う。親局がF1(1)を受信することもできないため、子局Fは、さらに再送F1(2)〜F1(6)を行う。親局が再送F1(2)〜F1(6)を受信することもできないため、子局Fは、さらに再送F1(7)を行う。ここで親局の受信アンテナが第2アンテナ部に切り替わる。再送F1(7)の時点で、親局の受信アンテナが第2アンテナ部であるため、親局が再送F1(7)を受信できる。この場合、親局が通信データF1を受信するまでに、7回の再送が必要である。
図11Bは、本実施の形態に係る受信アンテナの切り替え周期の一例を示す図である。ここで、受信アンテナの切り替え周期Tは、Tと設定されている。その他の条件は、図11Aの場合と同様である。
子局FがF1(0)を送信したが親局がF1(0)を受信できないため、子局は、F1(0)を送信してからT経過後に再送F1(1)を行う。ここで親局の受信アンテナが第2アンテナ部に切り替わる。再送F1(1)の時点で、親局の受信アンテナが第2アンテナ部であるため、親局が再送F1(1)を受信できる。この場合、親局が通信データF1を受信するまでに必要な再送回数は1回である。
以上のように、親局の受信アンテナの切り替え周期を無線通信の再送待ち時間とすることで、子局との通信に最適でない受信アンテナが選択されているときに送信された通信データを最適な受信アンテナで受信するまでに要する時間を短縮することができる。
なお、通常、再送回数には上限が設けられ、上限を超えた場合にはその通信データは親局に受信されず、通信ロスとなる。親局が最適な受信アンテナで受信するまでに要する時間を短縮することにより、上記の通信ロスを回避することができる。
なお、受信アンテナを切り替える周期Tは、通信端末が送信した通信データを正常に受信した回数に応じて更新するようにしてもよい。例えば、Tを1時間としていたときに、通信端末が送信した通信データの受信率が低下したら、Tを10分に変更するようにしてもよい。こうすることにより、通信データの受信率の低下を抑制できる可能性がある。
なお、受信アンテナを切り替える周期Tを、周期ごとに所定範囲で変動するようにしてもよい。例えば、当該所定範囲をTの10%とし、Tを10分と設定した後の周期において、Tを9分に、または、Tを11分に変更するようにしてもよい。このようにすることで、子局が定期的に通信データを送信する場合に、通信データの受信率の低下を抑制できる可能性がある。
なお、親局の一方の受信アンテナで無線信号を受信しているときに、受信アンテナの切替をしないようにしてもよい。つまり、親局の一方の受信アンテナで無線信号を受信しているときには、選択部4における受信アンテナの選択を維持する(変更しない)ようにしてもよい。このようにすることで、無線信号を受信中に受信アンテナを切り替えた場合に発生する通信ロスを回避することができる。
以上のように、本発明の一態様に係る通信装置によれば、通信装置(親局)は、通信端末(子局)からの通信データを正常に取得した回数の比率と等しくなるように、2つの受信アンテナを使用する時間を決定する。それぞれの受信アンテナを使用する時間が、当該受信アンテナにより最適に受信できる端末数の比率と一致しているため、通信データを正常に受信できる確率が向上する。よって、通信端末が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる。
また、各受信アンテナで受信信号強度が高いアンテナと各通信端末を対応づけることにより、各通信端末からの無線信号を受信信号強度が高いアンテナで受信できる可能性が高まる。よって、通信端末が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる。
また、継続的に本通信装置を運用する場合において、2つの受信アンテナを使用する時間を上記の比率に設定した上で、所定の時間ごとに2つの受信アンテナを切り替えて使用することができる。よって、継続的に本発明の効果を発揮することができる。
また、通信データ量が時間的に大きく変動する通信端末が存在する場合に、当該通信端末の通信データ量の変動に追随して親局の受信アンテナを選択することができる。
また、子局が送信した通信データを親局のいずれか一方の受信アンテナにおいて受信できる場合に、当該子局の通信データ量に基づいて、親局の受信アンテナの選択比率を決定する。つまり、親局の受信アンテナの選択が必要な子局だけを親局の受信アンテナの選択比率の計算に参入することができる。
また、子局が送信した通信データを親局の全ての受信アンテナにおいて受信できる場合には、当該子局の通信データ量に無関係に親局の受信アンテナの選択比率を決定する。つまり、親局の受信アンテナの選択が必要な子局だけを親局の受信アンテナの選択比率の計算に参入することができる。
また、受信アンテナの切り替え周期ごとに、RSSIが高い方の受信アンテナとすることができる。つまり、子局が移動している場合、または、子局が停止しているが周辺の通信環境の変化がある場合など、RSSIが時間的に変動する場合にも、親局は受信に最適な受信アンテナを選択することができる。
また、子局が通信データを送信したときに親局が当該子局が送信した通信データを受信する最適な受信アンテナを選択しておらず、当該通信データを受信できなかった場合に、親局の受信アンテナ切り替えにより当該通信データの再送を受信できるまでの時間が短縮される。よって、子局の通信データを親局が受信できる確率を向上することができる。
また、無線信号を受信中に受信アンテナを切り替えた場合に発生する通信ロスを回避することができる。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記実施の形態の通信装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、複数の通信端末が送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部とを備える通信装置における通信方法であって、第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定ステップと、前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを行う対応付けステップとを含み、前記選択ステップにおいて、前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得した回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得した回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定することを実行させる。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る通信装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、受信アンテナダイバーシチ技術において、通信相手が任意のタイミングで無線信号を送信する場合に、高い確率で無線信号を受信することができる通信装置等を提供することができる。本通信装置は、例えば、家庭内無線ネットワーク、企業内無線ネットワーク、または、携帯電話などの公衆無線ネットワークなどに利用できる。
1 通信装置
2 第1アンテナ部
3 第2アンテナ部
4 切替部
5 復調部
6 受信判定部
7 記憶部
8 カウンタ
9 アンテナ制御部
100、200 通信システム
101、220 親局
111 子局A
112 子局B
113 子局C
114 子局D
210 家庭内ネットワーク
230 太陽光発電機
240 蓄電池
250 燃料電池
260 エアコン
270 テレビ

Claims (11)

  1. 複数の通信端末のそれぞれが送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部と、
    第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定部と、
    前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを記憶している記憶部とを備え、
    前記選択部は、
    前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する
    通信装置。
  2. 前記通信装置は、さらに、
    前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれが受信した前記無線信号の受信信号強度を検出するRSSI検出部を備え、
    前記記憶部は、
    前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のうち、受信した前記無線信号について前記RSSI検出部が検出した受信信号強度が高い方を、前記無線信号の送信元端末に対応させる前記対応付けを記憶している
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記選択部は、
    周期的に前記第1期間と前記第2期間とを繰り返す
    請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記選択部は、
    前記第1アンテナ部に対応付けられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数と、前記第2アンテナ部に対応付けられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数とに基づいて、前記第1期間と前記第2期間との繰り返しの周期を更新する
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記選択部は、
    前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のいずれか一方が受信した前記無線信号の受信信号強度が所定値未満であるとき、前記無線信号の送信元端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に基づいて、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記選択部は、
    前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれが受信した前記無線信号の受信信号強度が所定値以上であるとき、前記無線信号の送信元端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数を算入せずに、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記記憶部は、
    前記通信端末と、前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のうち、当該通信端末が送信した前記通信データを受信したときの受信信号強度が高い方との対応を、新たな前記対応付けとして記憶する
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記選択部は、
    前記通信端末が前記通信データを再送信するまでの時間である再送待ち時間を、繰り返しの周期として、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する
    請求項3または請求項4に記載の通信装置。
  9. 前記選択部は、
    前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が前記無線信号を受信しているときには、前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部のいずれかの選択を維持する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 複数の通信端末が送信する通信データを含む無線信号を受信する第1アンテナ部及び第2アンテナ部とを備える通信装置における通信方法であって、
    第1期間に前記第1アンテナ部を選択し、前記第1期間と異なる第2期間に前記第2アンテナ部を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された前記第1アンテナ部又は前記第2アンテナ部が受信した前記無線信号に含まれる前記通信データを正常に取得できるか否かを判定する受信判定ステップと、
    前記複数の通信端末のそれぞれと前記第1アンテナ部及び前記第2アンテナ部のそれぞれとの対応付けを行う対応付けステップとを含み、
    前記選択ステップにおいて、
    前記対応付けを参照することで、前記第1アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数に対する、前記第2アンテナ部に対応づけられた前記通信端末が送信した前記通信データを正常に取得できると判定された回数の比率と、前記第1期間の長さに対する前記第2期間の長さの比率とが等しくなるように、前記第1期間と前記第2期間との長さを設定する
    通信方法。
  11. 請求項10に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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